大阪市鶴見区の障害者支援施設「つるみの郷」で、職員が知的障害者に虐待や隔離をしていたとして、
大阪市が31日に改善指導した。1月に通報があり、2月以降、職員への聞き取り調査をしていた。
市は「利用者の権利擁護の基本原則に立ち、人権意識の向上を図るべきだ」としている。
市によると、昨年5月、階段の踊り場で暴れて横になっていた入所者を職員が上の階へ引きずり上げた結果、
脚にあざができたほか、平成20年7月、頭を殴ってきた入所者を床に押しつけるなど、
計3件の虐待があったとしている。
ほかにも、20年4月〜22年3月、本人や家族の同意がないまま、
暴れる恐れがある利用者を部屋に隔離するケースが計79件あったという。
障害者施設で虐待や隔離 大阪市が改善指導
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100831/crm1008311739021-n1.htm