わずかの受動喫煙でも遺伝子レベルで危険な変化が起きる!
http://www.rda.co.jp/topics/topics4963.html タバコを吸わない人も周囲の喫煙による受動喫煙によって、
気道の細胞の遺伝子に変化が生じることを、新しい研究は明らかにしたのです。
この変化は、肺がんや肺気腫や慢性気管支炎を含む
慢性閉塞性肺疾患(COPD)のような肺病のリスクを増やします。
同様に、たまにしか喫煙しないから、または週に数本しか吸わないから
「大したことない」と考えるなら、それも間違いだと示しています。
これまでの疫学研究が、低レベルのタバコの煙にさらされた人々でも、
肺の機能低下と肺病のリスクが高くなると示しています。
この研究は、最低の検出レベルの露出であっても、
肺の気道の細胞内の遺伝子の機能に影響を与えることを確認しました。
米国のコーネル大学医学大学院のロナルド・クリスタル(Ronald Crystal)氏らの研究が、
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine誌電子版に掲載されました。