皇室御一行様★part1885

>>756
よい記事のご紹介ありがとう。
せっかくなので該当部分保存。(記事はいずれ削除されてしまうかもしれないので)

【物來順応】前警視総監・米村敏朗　「慣れ」と「狎れ」　2010.8.21 02:53
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100821/acd1008210254000-n1.htm
(一部引用)
＞　平成２年５月１３日、天皇、皇后両陛下は初めて両国国技館に行幸啓し、大相撲５月場所をご覧になった。
＞いわゆる天覧相撲であるが、両陛下が観戦を済ませ、車で皇居にお戻りになる途中、
＞先導役の白バイと警察車両がともに、ある交差点を左折すべきところ直進し、
＞そのため大渋滞に巻き込まれるという事態が起こった。
＞
＞　幸い、迂回（うかい）路を通ってもともと予定されていた道路に戻り、両陛下は無事皇居にお着きになったが、
＞警視庁の長い歴史の中でも前代未聞の出来事であった。また、ちょうどその日は江戸三大祭りの一つ、
＞神田明神の祭礼の日で、町内御輿（みこし）の担ぎ手たちが大勢いる前を、思いもかけず
＞両陛下がお通りになる結果となったが、それとこれとは話が別だ。
＞
＞　当時、私は警視庁の警備第１課長を務め、責任者の一人だった。直ちに担当者に
＞「なぜ道を間違ったのか」と聞いたが、ただただ悄然（しょうぜん）として首をうなだれるばかりであった。
＞報告を受けた当時の大堀太千男警視総監は、さっそく皇居を訪れ深くおわび申し上げたところ、その後、
＞天皇陛下からは「くれぐれも関係者に対しおしかりのないように」とのお言葉を賜り、
＞一同ははなはだ恐縮し、また大いに反省した次第である。