:::読書好きの奥様　41冊目::::

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです。
次スレは>>980が立ててください。

※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう
ここは大人同士の読書スレであり、うちの子語りやわが子に勧める本の質問など
自分の子に関する話題は荒れる元なので、ご遠慮ください

また、コミック（漫画）エッセイについては漫画スレにてお願いします

前スレ
:::読書好きの奥様　40冊目::::
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1271419443/

関連スレは>>2

子どもの本に関する質問や話題についてはこのスレでどうぞ

絵本・本を語りましょう
ttp://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/baby/1275352596


うちの子が、家族が、子どもがという単語が出てくると、
それが本の話であろうと一切認めないと言う人は、こちらでどうぞ。

【家族話】読書好きな既女【厳禁】
ttp://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1275352119/l50

角田光代や恩田陸・・人気作家らしいけど
本屋に積んであったので、何冊か、読んだ。
はぁ〜？ってな感じよ
特に恩田の
夜のピクニックなんか、婆にはよくわからんかった・・
永井路子や宮尾登美子のがよっぽどおもしろいわ・・

小説を読む方が多いですね。

「葬式は、いらない」　島田裕己
実父が亡くなったときの寺関係でちょっとした騒動があったので読んでみた。
墓を作ったところで次に入る人がいないこともあり、いろいろ考えさせられた。
この人の新宗教のも面白かった（これも売れたね）。

頑迷で思い込みの激しい婆には
新しい情報なんて要らないんだから
回線を切れ

ゴサインタン、明確な説明はないけど、主人公から富や俗という殻を剥いでいくための
必要不可欠なプロセスなのかと思った。
ああでもしなけりゃあの主人公は自分の立場に疑問も持たないだろうし。
そこに至るまでの手段が宗教は行き過ぎってのは同意だけど、男女がお互い丸裸になるための話なんだろうね。

そうそう。
途上国妻にムカついた読者もラストで一緒に彼女の笑顔が愛しくなっているという。

篠田さんって「弥勒」でも、宗教を小説の道具にしている？というか、
ある意味否定しているんだけど、
結局作品そのものが冷徹な信仰と信念の話になっているんだよね。
小手先の神だの人情だのなんだの綺麗ごとをすべて排除していくからこそ描き出せるというか。
うーん全然うまく言えねえや。
多分アメリカとかでは全く受けないんだろうな。

前スレで無痛の感想書いたら嵐さんも読んでたみたいでなんか嬉しかったｗ

アン・ブロンテの作品がもっと簡単に入手出来ないものか。
他のブロンテたちのは一部だけど日本でも出てるのに。
解説なんかでブロンテ姉妹のことを書いてあるのはいいけど、
そしてアンのこともさんざん紹介してるのもいいけど、
作品読ませてくれよ。
気になってしゃーない。

アン・ブロンテってなにを書いたんだっけか

嵐が丘もジェーン・エアも好きだけどアンが何したか思い出せないｽﾏｿ

>>7
ゴサインタン、最後まで嫁が愛しく思えなかったよ。
単にお騒がせしてひっかきまわして何なの？って。
神がかりっぽいとこなんて「演技？」って思っちゃったりして。
自分は現世の汚れにまみれてるからそう感じるのかな。

てか、嫁側の気持ちはどうなんだろうと思った。
何もかも捨てて惚れた女のところに行く男はそれでいいのかも知れないけど、
あの嫁は旦那にちょっとでも愛情があったの？っていう。

もともと日本に嫁ぐ気すらなく、業者に騙されてわけもわからず来て
名前も奪われて好きでもない男に「母に孫を見せてやりたい」だけの動機で
愛もなく毎日犯されて…と思うと普通に気の毒だった＞嫁

神がかりなのか発狂したのか知らんけど
狂っても無理ない環境だと思う。

どっちの目線で読むかだよね。

どっちにしても「これでいいの？」とは思ったｗ

>>9
全集に入ってて、一冊ずつでも買えるみたいだけど、高価だわー。
ttp://www.msz.co.jp/book/writings/list_23.html

日本の警察小説でおすすめってありますか？
とりあえず、「笑う警官」を読んでみようと思ってます。

できれば、長編よりもオムニバスのような短編集希望です。
よろしくお願いいたします。

>>11
アグネス・グレイ
ワイルドフェル・ホールの住人

という作品を書いたそうですよ。
どっかの出版社でブロンテ全集出してるみたいだけど、
高すぎてちょっと手が出ない。
お姉さんたちのジェーン・エアと嵐が丘以外の作品も
面白そうなのがあるので、読みたいんだけど。
図書館に行くかあ…

>>17
横山秀夫の「第三の時効」おすすめ。

>>17 横山秀夫「第三の時効」はどうでしょうか？

ｹｺｰﾝ!ｗ

そんな究極本を先に読んじゃったら
あとが大変だと思う。

新潮文庫の「決断」とかのアンソロジー。
色んなタイプが載ってるから好みの作者を見つけられると思う。

筒井康隆の「富豪刑事」はお勧めしても大丈夫かしら……大好きなんだけど

高村薫「地を這う虫」とか

>>24
自分も大好きだけど、この場合ちょっとどうかとｗ

>>24
私も好きだ。
数ある警察小説の中に一つくらいこういうのが入っててもいいかもｗ

池井戸潤の民王読んだ。
前作の鉄の骨と同様に、がっかり。

もう銀行屋さんは融資関係のことだけ書いてたらいいよ。
無茶するからこういうことになるんだ・・・。

空飛ぶタイヤが傑作過ぎたからね〜
でも池井戸作品って、どれもソコソコ面白いけど
すっごい面白かったのはタイヤだけだわ
「第三の時効」すごいかぶってるねｗ
読んでみたくなった

警察小説を何冊か続けて読むと、お腹一杯な気分になる私ですが、
「第三の時効」はズバ抜けて面白かったよ。

おすすめ、ありがとうございます！
「第三の時効」、傑作なんですね。読みます！
新潮文庫のアンソロジー、高村薫の「地を這う虫」もチェックします。
「富豪刑事」は、昔、深キョン主演でドラマになってませんでしたか。
広告文は読んだことがあって、面白そうだと思っていたので、見つけ次第、トライしてみます。
たくさんご紹介いただいて、ありがとうございましたー。

>>8
久坂部羊さんの医療もの、私も読んでみたひとりですが・・・
濃くて、深くて、専門的で、面白いことは面白いんですけど、
精神的に疲れませんか？
ぐろくて、ぐえっorz、となってしまいます。
一冊読んだら、次を読むのは当分先でいいと感じてしまう。
廃用身と無痛だけ読みました。

「感動して涙が止まらなかった本」
「繰り返し読み返す本」
などなど、ネットで見かけると必ずチェックしてしまいますが、
お勧めしてる人は、年齢、せめて年代も書いてほし〜い・・・
二十歳前後の子のお勧め本ならスルーするけど、
３０代以降の人のお勧め本なら記憶するわ。

頭の中でなぜか富豪刑事と亜愛一郎がセットになっている

>「感動して涙が止まらなかった本」

このフレーズ見ただけで、年齢に関わらずスルーだわ・・・

>>31
確かに疲れるかも・・・。でもそれぐらい濃い方が好み。
無痛しか読んでないので廃用身も読んでみます。

本で泣いた事はないけど、「ルーツ」は感動しました。
感動とか涙とか以前に読まないといけない本だと思います。
何かの雑誌で窪塚ｗもそんな感じでお勧めしてたｗ

前スレのスー・ハリソンの感想書いてた方、
ジーン・アウルのエイラシリーズおすすめです。
私もこの系統好きなので他にもいいもの知りたいです。

重松清「十字架」
テーマに興味があって「疾走」以来、2度目の重松。
まず、あっ、そっちが主役なのかと思ったが、
それなりに最後まで読む事は出来た。
だが、以下ネタバレ改行。







ヒロイン、あの事実は言っちゃいけないだろ。
何が「十字架」なのか、あれバラしちゃったせいで、
あの子の「十字架」は無くなっちゃったよね。

>>32
>>34
東野の「流星の絆」に、「涙が止まらないラスト！」と書いてあったのは
ﾌｰﾝ（ＡＡ略）だった

「狂気」「鬱」「異常」「死」
これらと無関係な小説は、つまんないです。
これらが激しければ激しいほど、面白いです。
でも、救いのない結末よりも、救いのある結末が好きです。
作者の人間愛を感じられるような。

あと、全体の文章レベルよりも、魅力的な人物がいる小説が好きです。
もちろん、普通以下の文章レベルだったら問題外ですが・・・
「友達にこんな人がいたらいいのに！」と思うような人物が動いてる小説です。
そういう人物がいない小説は、いくら文章や構成が上手くても記憶に残らない。
あっという間に忘れてしまいます。

>>22
同意。
今野敏の「安積班」や、乃南アサの「音道」シリーズ
あたりが初級向けだと思う。
第三は、まさに究極。
もう何年も経つけど、あれを超える作品には出会えず。

私、ここの奥様達を信じて第三　買いに行くわ
ここの奥様たちが、そんなに言うなら間違いないはず
楽しみ〜

実際にあった事件を題材にした小説を教えて下さい。
砂漠の薔薇、森に眠る魚、心にナイフをしのばせて、グロテスク、柔らかな頬、八日目の蝉、以外でお願いします。

第三の時効より同じ作家の他の作品の方が好きな私もいますので
宜しく。

>>43
空飛ぶタイヤ

横山作品は基本的に男向けだと思う
登場する女性象が現実味無いご都合女ばかりでヘドが出る

横山本人は女知らないんだろうなと思った

>>43
貫井徳郎「愚行録」　世田谷一家4人殺人事件
岩井志麻子「五月の独房にて」　福岡美容師バラバラ

ちょっとだけ実際の事件と関係しているもの
真梨幸子「女友達」グロテストの主人公を宝塚にはまってお金が必要に変えた

あまり関係ないかな？
辻原登「闇の奥」ボルネオの小人族を探（して行方不明になった人をまた探す）冒険小説
全員和歌山出身者で実は和歌山にも…って話になって、
ボルネオで行方不明者を探しに行った一人がヒ素カレーの被害者で、意外な展開
スペンスとかミステリーではありません

第三の時候の中の第三の時候に出てくる女なんて失笑者の極致（笑）
横山評価する奥様は本当に女なのか疑わしい

第三は、一つ一つの内容より
人間の深い部分の葛藤を描いているところが凄いんだよ。
要となるあの部分を見逃している、若しくは理解出来なかった
人にとっては、大して面白くないかもね。

>>46
同じ事を東野、貴志、池井戸で思ってる
皆好きな作家で夢中で読むけど、女性描写だけは「ん？」っと感じます
女性をちゃんと描ける男性作家って誰だろ…

野沢尚は女、高村薫は男、だと思っていた時期はあった。性別描写限定じゃなく。

鹿男、ドラマ見て面白そうだから
文庫になるのを待って買ったんだけど、
何故かスラスラと読み進まない。

高村薫はあの腐女子っぽささえなければ
男かと思うよね

前スレで名前が挙がった｢和宮御留｣が面白かった
｢芝桜｣と吉原の花魁の話のも面白かった
昔の女の話ってやっぱり瀬戸内寂聴とか有吉佐和子がメジャーなんでしょうか？

北村薫は女性っぽいかも

昔の女ww

歴史がらみとか人情ものとか、作家でも得意分野があると思うけど。
とりあえずｶﾞﾝｶﾞﾝ読んでみればいいよ。

>>54
田辺聖子もいますよ

>>43
桐野夏生「東京島」

>>56 そうですよね。いろいろな作家を読んでみます
>>57 田辺聖子か
あまり読んだ事なかったので探してみます
>>56>>57 ありがとうございます

宮部みゆき「孤宿の人」読みました。

田辺聖子の小説の関西弁がねちょねちょしてて気持ち悪い…
テレビでタレントが関西弁しゃべってても平気なんだけど。

>>59
そう言えば、永井路子、吉屋信子なども。
吉屋さんはメルヘン少女小説出身ですが、
大奥の女性のことなどを書いておられます。

探せばまだ色々ありそうですね。

>>61
確かに。
私も田辺聖子の現代小説はあまり好きじゃない。
歴史ものはいいのに。
隼別王子の叛乱は骨太な感じで好き。
新源氏物語も、円地文子さんのとかより分かりやすい。

>>62 永井路子、吉屋信子ですね
ありがとうございます

やっぱりここに書き込んで良かった
いろいろ作家の名前が聞けました

>>43
ここでよく挙がる吉村昭の「羆嵐」とか

田辺聖子の歴史物はおもしろいね・・
永井路子の・・北条政子　なんか今まで自分が持っていたイメージが変わってしまった・

関西弁といえば、西加奈子はバリバリだなぁ。
「さくら」が良かったから何冊か読んでみたけど、
「さくら」以上の作品に出会えない。
あれが最高作だったのか・・・
もう止めようかな。

>>45>>47>>58>>65 ありがとうございます。けっこうあるんですね。

吉本ばななってどうなの……？

最近疲れ気味なので何か軽い本を、と思い
有川浩の「植物図鑑」を読んでいる。
まだ途中だけれど
自分には合わない感じ。
一昔前の少女漫画みたいだ。

>>69
左翼がひりだした糞だと思ってます。

>>69
ヲチ対象

>>62
吉屋信子が書いた「徳川の夫人たち」「続徳川の夫人たち」が売れて、
それで舞台化やドラマ化されて、
それが今も続く「大奥ドラマ」人気のはじめのようなもの。

もちろん吉屋さんの大奥ものは丁寧で時代考証も綿密。
最近の大奥モノなんかとは比較にならないほど品があると思う。
(フジ大奥の浅野脚本は、結構吉屋さんの作品からパクってるけど)

>>73
すんごい昔だけどｗ子供の頃テレ東だかで昼やってたな、大奥ドラマ。
生田えつこが上様に見初められてアレーー！みたいなシーンを
ドキドキしながら見た小学生の頃ｗ
最後に原作「徳川の夫人たち」吉屋信子って出てて
こっそり買って読んだ覚えがｗ

>>74
生田悦子、綺麗だったね。深夜番組なのに毎週観ていたのを覚えてる。
彼女はその後「絵島生島」にも出ていて凛とした女性を演じていたよ。

市原悦子と勘違いして想像してた

>>73
吉屋信子、文章が上手だからなのか
他の大奥作品より史実に読めてしまうｗ
フィクション入ってるように思えないというか。

>>50
五木寛之

このスレってババァが多そうだ。

加齢臭が、ぷ〜〜〜ん。。。

自己紹介乙

宮部や東野なんか読んでると非常におもしろくて、アットいう間に読み終えてしまうけど
軽い・・
今読んでる　高村薫の照柿　おもしろくない・・orz

>>82
森博嗣は読んだことある？
世界観共有で20冊以上
推理小説好き&知的理系キャラ好きな人には特にお勧め

森博嗣のＳＭシリーズ、萌絵がすごい評判悪いけど
別にどうとも思わんかったので、何がそんなに嫌なんだろう？と不思議だ。

喪男の神経を逆なでする何かがあるらしいｗ

良くも悪くもリアルな理系の女の子（ただし美人）という感じだよね。

萌絵が評判悪いんじゃなくて
森博嗣の登場人物は全員もれなく評判悪いと思っている。（自分調べ）

柴田よしきを読んでも、ホモが多いとか気にもしなかったくらいスルーしちゃうんだけど、
森博嗣の登場人物は全部ダメだ。
他の作品では嫌な奴以外嫌いだとか思わないんだけどな。
なんだろ？自分でも説明つかない。

>>87
京極夏彦や西尾維新は？

森博嗣のキャラクターは皆スーパー頭いいし顔もいいし家柄もいいし
キャラクターが超人っぽくて、そりゃ創作の中の人だから当然なんだけど
自分のコンプレックスがびしばし反応してしまった・・・
ので数冊しか読めなかった。もっと読みたかったけどどうしても読めないので
自分が読むのは諦めた。貸してくれた人には悪い事をした。

87さんではないけど、京極のキャラ萌えというか内輪受け（ほとんどのキャラに元ネタの知人がいる）
っぽいキャラ造形がすごい鼻につく。
狂骨あたりから気になり始めて、宴の支度で見るに堪えず、話もつまらなくて始末で脱落した……

森博嗣は87さんと同じ理由でスルーしてたのに、トーマの心臓のパロディ小説書くもんだから
手にとって十数年ぶりに読んでみて、やっぱり読み進められずギブした。

文章はとても好きなのに話が合わなくて、読み終わるたび「…で？」となってしまうのが東野圭吾だ。

あり得ない設定をm9(＾Д＾)ﾌﾟｷﾞｬｰできないと楽しめないね＞森さん
私は犀川先生萌えだけど

森博嗣キャラのスペックはあり得ないけど、作り込みが凄いからどこで動かしても無理がないよね。
これは、想像しながら読む人には嬉しい。
京極夏彦キャラは狂人？というのか、心理まで想像するのが難しい。世界観も含めて。
西尾維新キャラは心理描写主体で場の動きが少ないから、想像するまでもないから、やはり読むのが楽。

森博嗣のS&Mシリーズは、四季シリーズを先に読むかどうかで、大分評価が変わるんじゃないかな。
キーマンの説明に4冊も裂かないといけないくらいなんだから。

西尾維新読んでみたいのですが、何がおススメですか？

京極夏彦は好き。
森博嗣はVシリーズまで許容範囲で四季で嫌になりました。
四季ageに付いていけなくなった。

>>94
物語シリーズの化物語 上がお勧め。
アニメ化されたから、書店でも手に入りやすいよ。高めだけど。
同じくアニメ化された刀語りはいまいち。

>>95
ありがとう。読んでみます。

西尾維新も好き嫌いありそうですよね。
若い子向けなイメージですが楽しめるといいな〜。

>>96
属性分けがハッキリしてて多彩。フェチ系の描写が多く、主に男性向けの属性だからそこで嫌悪する人がいるかも。
それよりも、絶え間ないギャグに嫌悪する人の方が多いのかな。
だけど、全員（ごく一部除く？）基本的に生真面目・真面目系なので、そこが要なのかな。

更年期少女、読了
こりゃ、アイタタタタだったww
少女漫画ではないけど、ある漫画のファンサイトにハマっていた
ちょっと前の自分を思い出して、欝になったww

>>88
その2人はまだ未読。
手を出そうと思うんだけど、その度にここや他のスレで良くない話を見ちゃってｗ
来週あたり、図書館で借りてみます。

森博嗣のは、もともとスペック高くない私には僻みの対象にもならないくらいなんだけど、
魅力的に思えないんだよね。
ＳＭ、四季、Ｖあたりまでは惰性で読んでたけど（友達が大ファンで貸してくれた）。
女装趣味の男の子とか、探偵の男は割りと好きだった。

>>99
魅力的に思えないのは、
キャラクタ単体で取り出したときに、例えば、読者が作品世界に入って2人で対面したときに、表面上はかなり普通の人になってしまうからじゃないかな。
あと、知的でも金持ちでも、幸せ一杯で勧善懲悪ってわけでもないから、憧れは感じない。
また、仮に自分が乗り移ったとして、思考をエミュレートできない。知的すぎて。
魅力的なのは、キャラクタじゃなくてキャラクタの思考なのかな。

萌絵は理系女子ってよりスイーツ臭がしてイライラ。
紅子は超然としてて結構好き。
四季はおなかいっぱいでもう結構。
な感じ。

『スカイクロラ』のシリーズはどうですか？

>>101
萌絵の壮大な　成　長　物　語　（&四季の成長物語）として、保護者視点で楽しむと面白いよ。
イライラの元は、ハイスペックと未熟さのギャップかな。
スカイクロラは映画は観ました。声が良かった。本は持っていますが読んでいません。かなり淡泊な印象。

ちなみに、私は喜多助教授が一番好き。
コスプレ事故の対応にはかなり萌えました。

私のイライラの元は、キャラ設定に拘っている作家にコンプレックスを感じるからだ。
知性的なるものに対して憧れている？w名古屋で？w金持ち描写もショボイ

しかし全作読んでいる。なぜか読まずにいられないw

このスレだったか何かの雑誌だったか忘れたが、
昔筒井康隆を好んで読んでいた層と同じような人達が、
今は西尾を読んでいるって書いていたのを読んだ。

私は、筒井をもう一度読み直したい。

>>105
なんだってー！
西尾読んでみる。

若い頃はどんな本でも丁寧に読んでたのに、最近はすごい雑な読み方
ばかりしてる。
飛ばし読みもいいところ。
これじゃどんないい本も台無しだな・・・と我ながら思うものの、以前のように
読めない。なんか悲しい。

>>107
それあるなー。
１０代の頃は年間１００冊読みしつつも、好きな小説の一節を暗唱できるほど読み込んでた。
同じ本読みの友人に「あれ、どんなのだったっけ？」と聞かれても
どの作者のどの時代の作品であらすじと作中出演者名はかなりの脇役まで言えた。

今３０代後半だけど、シリーズ物なんか読み返さないと誰が誰だかわかんないし、
図書館で同じ作品を借りたりしてしまう。
小梨専業であの頃より時間はあるというのになぁ。

本に対してちょっと申し訳ない気持ちになるのは私が活字信者だからか？

>>105
えーそうなの？筒井さんの大ファンだけどなんで西尾なのか不思議
スラップスティックなところかな？

日本のサブカルシーンが好きだけどちょっと斜に構えてる活字好きの若者ってイメージで
なんとなくかぶるかもしれない、筒井と西尾のファン
筒井が現代文学への目配りでファンに自負心を与えてたところを
西尾はアニメとかで補完してる感じかな

>>52
わかる！
自分もドラマが気になって、同じ作者の｢鴨川ホルモー｣を買ったがダメだったよ。
読んでも読んでも進まない。話が頭に入らない感じ。で、ギブｗ
なんというか｢…で？｣って感じ。

西條なんとかって人の｢金春屋ゴメス｣シリーズもそうだった。

森奈津子の『西城秀樹のおかげです』で、耽美系に興味持った人いる？

西城秀樹って耽美なん？
ジュリーならまだわかるが…

>>113
実は、彼女の作品はそれしか読んでないんです。
醜女+耽美の組み合わせが強烈な印象。
『耽美なわしら』っていうズバリな作品もありますね。

耽美な男が「わーいえむ、しーえーっ」と明朗に歌いながら
躍っちゃ駄目だと思うんだ…

久しぶりに「素敵なあなたへ」（暮らしの手帖）を読んだ。

今の「商業的な胡散臭いほっこり」が流行る前の「ほっこり」感というか、
きちんと生活する感じが良かったです。
それと、若いころは読み飛ばしていたような部分が面白くなっていたなー。

「スパゲチ」と「バタ」って言う表現も好きだ。

初夏には

カルピス

乃南アサ「自白」
やっぱりこの人の刑事ものは面白い。
短編集だったけど、音道みたくシリーズ化するのかな？

みたく

「みたく」の何が変なのかわからん

みたく　をみんなが使っていて普通の地方もあるし
違和感があると感じる人が多い地方もある。

おおざっぱにいうと前者は北の地方。

あ、方言だったのか
ピンクレディーの歌詞にもあったから
昔から普通にある言葉なのかと思ってた

>>116
「バタつきパン」っておいしそうだよね

「みたく」私も小学校高学年のころコバルト文庫か何かで初めて見て違和感あった
自分のまわりでは使ってる人がいなかった。

「とまれ、」もわからなかった。
「ともあれ、」の訛りだと知ったのはかなり大人になってから。

>>125
「とまれ」がともあれの訛りって、今初めて知った。
というか、そういう言葉遣いを観たことなかった。

「もうせんから」、「せんから」っていう言葉は何か好き。

「とまれ」or「ともあれ」は方言じゃないよ
辞書にも載ってる

後生ですからっ！って、日常生活で使ったことないなあ
昔は、あなたより若いんですからっ！って意味だと思ってました

私も「とまれ」って言葉使いみたの初めて
「みたく」は話し言葉かと思ったけど

「とまれ」は昔の小説読んでるとちらほら出てくるよ。
最近の作家は使わない。
栗本薫がよく使ってたがあのへんの世代にしても古臭かった。

とまれかくまれｗ

よく宮部みゆきの登場人物、それも若い人なのに
「おっつかっつ」って使うのに違和感感じてた。

>>116
以前読みかえしたら出てくる作家の顔ぶれが豪華でびっくりした。
今のほっこり奥様ブログがまねしたらﾈｶﾏにしか見えない口調だけどね。

ちなみにタイトルは全部ひらがな。

エプロンメモもいいよ。実践するには微妙なものも多いですが。

>>133
おっつかっつ最近他のでも見た。冷血だったかな？
あれは方言ではなくて古い言葉なの？

方言でないことは確かだが、古い言葉かどうかも疑問

つかなんでも方言にすんなｱﾎ

日本語まともにﾜｶﾘﾏｾｰﾝ自慢はもういいよ

ようやく、ようやく模倣犯読了
実は何も知らないで先に続編？の楽園を図書館で借りて読んでしまったｗ
今回はなかなか進まない内容が途中でつらくなってしまって2週間くらいかかった
下巻の最後半分は、一気に読めた
子供が拾った携帯電話とか、伏線回収しないまま終わってしまってるので
なんか理由があってのことなのかと思わずググってしまったｗ
宮部みゆきっていろんなジャンルを書ける人だけど、時代物が一番好きだなと改めて思った

平安時代が背景の本で
ほんわかした感じの本のお勧めはないでしょうか？
ライトノベルに分類されるのかもしれませんが、
氷室さんの本は全部よみました。

>>139
田辺聖子の『むかし・あけぼの（枕草子）』・『新源氏物語』
ほのぼの系現代語訳
静かに楽しんで静かに悲しむ、静か系
いい人死にまくりで号泣必至

>>140
書こうと思ってたとこ、ありがとうw

永井路子「この世をば」もついでにお薦めです。
平安ものもハマると長く楽しめる。

>>134
116です。あらら、持っているのに思い込みで
書いてた。スマソです。

以前、読者の投稿欄（家庭の学校だったか？）があって
それが面白かった記憶がある。
単行本で出ていたら読みたいなーとおもいつつ
調べてはいないけど。

平安時代で思い出したけど、
桝田省治（天外魔境・俺の屍を越えてゆけの人）の『鬼切り夜鳥子』
平安・転生・現代・オカルト・アクション・学園・恋愛（叶わぬ恋・三角関係）物
激しいアクションパートとしっとり初々しい恋愛パート
心理描写は繊細系
弥生時代物だけど、
同著の『ハルカ 天空の邪馬台国』
テーマは基本的に同じ
もお勧め
キャラが真面目系なので、筋肉馬鹿嫌いでも楽しめます

宮部みゆきの推理物はなんとなく犯人が途中から振ってわくイメージがある
（模倣犯と何かもうひとつ、犯人がそういう感じだったので）
時代物がすき、という情報が自分の中でこんがらがって
『宮部みゆきで一番面白いと評判の【火車】は時代物』
と思ってました。
時代物はあまり好きではないので敬遠していたけど誤解が解けたので
読んでみました。
『火車』は名作だと思いました。

同じく、田辺聖子の「舞え舞えかたつむり」は？
要は「落窪物語」なんだけど、たしか、タイトルが変わったはずたけど。
文庫は絶版も多いからなあ。

>>139
柴田よしき「小袖日記」

紫式部に仕える小袖という名前の女房が
謎を追うみたいな話で軽く読めます。

>>139
平安好きってことは、宮廷生活物も好きなのかな？
それなら、
ゆるゆるちっこいお姫様がほのぼの宮廷生活しながらイケメン家臣とシリアスに統一戦争する話。高野和の『七姫物語』
真面目寡黙系女子が、中華風異世界で、ごたごた宮廷生活の中で猛烈に葛藤しながら政治する話。小野不由美の『十二国記』もお勧め。

平安時代のお勧め本について質問した139です。
みなさん、ありがとうございます。
たくさん聞けて嬉しいです。
とりあえず>>140さんの本から順番に読んで行こうとおもいます。
ありがとうございました。

>>144
まあ人それぞれだけど
どうも『火車』は過大評価されてる気がするんだよね。
つまらないわけではないんだけど
一時の異常なageage書評はなんなんだろうっていうくらい。

>>149
火車は面倒になって途中で挫折した
模倣犯、龍は眠る、蒲生邸事件はまあまあ面白く読めたんだけど
取りあえずひとつの作品が気に入ると作家読みする方なんだけど
宮部みゆきはなぜかそそられない
相性が悪いんだろうな

出版されたばかりの頃は、すごくよかったでアリだと思う「火車」
タイムラグあると、マイナスの感想が出るのは仕方がない。

読んだ当初は凄い！とは思ったんだけど2度読みたいとは思わなかった。
本当に好きなものは手元に置いておくタイプなんだが、
面白かったから読んでみてと、従妹にあげた。

そして、その従妹は面倒になって途中で挫折しました。

火車うちにもあるけど一度しか読んでないｗ
今読み直してもあのネタはきっと古く感じちゃうだろうな
よく思うんだけどこの人の書く物ってあんまり女くさくないよね
そこが好きだったんだけど最近やたら前置きが長いの何とかならんものかｗ

火車は私も出た当時はすごい！と思って読んだ
でもそれっきりだし実は何の印象も残ってない…
「モーツァルトは子守唄を歌わない」なんかは薄い話なのに
何度も読み返しちゃうんだけどな〜

石持浅海の「まっすぐ進め」を読んだけど
主人公の謎解きがただのおせっかいにしか思えなかった。

林真理子の当時の花嫁姿がTVで流れてたけど
どうして、この人が美人論のような物を書いているか改めて疑問に思った
そして、その本をお金を払って読んでいた昔の私を叩いてやりたい

宮部みゆきはリアルタイムだと凄かった。
ミステリーというとチマチマしてるのばかりで
あんな風に物語を構築できる体力のある人あまりいなかったもん。
今では色褪せたかもしれないけど当時は本当に鮮やかな印象だったよ。
特に私はキングとかの海外小説が好きで日本人にはムリだよなぁと思ってたから余計に。

今更ながら熊谷達也にはまった。
漂泊の牙、邂逅の森。
あまり馴染みのない分野なのに、読みやすい。

ついでに久しぶりに読んだ、井上靖の氷壁もいいね。

林真理子と群ようこはなんで売れてるのかわからん。

林真理子、横山秀夫が直木賞落ちた時に
なんかえらく失礼なこと言ってて、お前が言うなと思った

少数派かもしれないけど林真理子は結構好きだなｗ
品はないけど、たまに読むエッセイは女同士のことが良く描写できててわかるわかる・・・と思う
あと白蓮れんれんおもしろかった

個人的に江國香織とか唯川恵とかあの辺はなんで売れてるのかわからん
好きな人ゴメン

いや、好きだけどふいんき（なぜか略）小説だなーと思うよ。
たまにもうお腹いっぱいになるんだけど、しばらくすると読みたくなる。
お菓子みたいな感じだなー＞えくに　ゆいかわ

>>160
俗物に徹してるところがあれはあれで天晴れとは思うな＞林真理子
へんな「ほんわか系」とか「ナチュラル系」とか売りにしてる昨今流行りのエッセイとは
一味違う毒っぽさは面白い

>>158
邂逅の森は私も好き

私も熊谷達也の「邂逅の森」好きです。
「七夕しぐれ」もオススメですよ。

林真理子、最近の作品はわからないけど
女のというか、女同士のいやーな所を書くのは上手かったよね。
ただこの人の嫌いなところは、些細な事なんだけど
作中、携帯電話のことを「ケータイ」って書くところ。
会話の「　」の中ならまだいいんだけど、文章が上手くても
ケータイと書かれると、なんだかいい歳して・・・と興ざめしてしまう。

>>159
半落ちが候補になったとき

講評で
こんな本を読んでる人がいるなんて信じられないって言って
横山は直木賞さらば宣言の時に
自分のファンを否定したって怒った。

あられもない祈り・島本理生
読み終わった時、へー、でって感想しか出なかった。
こういう恋愛話を読むのには歳とりすぎたなｗ

ナラタージュも話題になった時の感想も
わざわざ過去形にする必要があった話かあ？と思ったけどさｗ

真理子もズンイチと一緒で
ミステリーが候補に挙がると講評が厳しい、を追加ｗ

確かに半落ちは酷い作品だった
横山はあれで直木賞取ってたら一生笑い者にされたと思う

私も何で半落ちが映画とかになるのか分からない
引っ張りまくった肝心のオチが最悪だった

林真理子の小説は時々面白いので嫌いにはなれない。
あのブログだけやめてくれれば…（みっともないから）。

林は審査員やめた方がいいんじゃない？
「バトルロワイヤル」を否定してミステリー大賞かなんか
落としたよね。でもあの殺人シーンより真理子が描く
男女のエロシーンのほうがよほどグロテスクって思う人も
いるだろうなって思った。

>>170
自分も。
なぜ「全落ち」しないのか？！とさんざん引っ張って
あの理由は無いと思った。
そんな事をずっと黙秘なくても。
しかも全然泣けるエピソードじゃないし。

「半落ち　林真理子」で検索しようと「半落ち」のあとスペース入れたら「半落ち　林真理子」が
出てきてﾜﾛﾀ

あの理由はないけど
真理子もわざわざ突っ込むほどの事かと思った

>166
携帯のことをケータイと書くのは年配に多いｗ
林真理子はメールも結構長い間「メイル」だったな。

しかし子どもﾈﾀを書かずに成金ﾈﾀ満載でエッセイ書くのはあっぱれと思う。

ナラタージュ、壁本だったな。
あちこちですごいほめられてたけどさ。
誰にも何にもどこにも共感できない。
気持ち悪くって。
姫野カオルコのツイラクのほうが突き抜けててよっぽど好き。

宮部は火車よりレベル7のがおもしろかったような・・
ところで、原作を読んでしまった後に　映画化やドラマ化され
ガックリきたのは？
当方　模倣犯　蝉しぐれ　容疑者x　等すべて　はぁ〜？
イメージ　ストーリーが違うやん・・・
先に原作は読むものではないなぁ・・orz

映画化といえば図書館の「告白」待ちが
また一気に増えてた
ここまでずーっと人気が続く作品も珍しい

告白は画像の方が話題になってるよね。
ハリウッドでリメイクされるかもしれないし。

塔山郁の毒殺魔の教室の方が好みだったんだけど。
湊さんは、一気に告白で駆け上ったなあ。

>>177
原作を勝るドラマや映画に出会えたことは今までに一度もないｗ
小説だけじゃなく、漫画でもそうだな
主役はこの人がいいな、なんて考えながら読むタイプだから
余計にギャップに苦しむｗ

湊かなえ、読もう読もうと思ってるうちに映画化されちゃった
今買ったらいかにもミーハーだろうか

>>177
洋画だけどブリジットジョーンズの日記は原作より面白かったかも

古いけど、ケイゾクのドラマ＆映画化はよかったなあ！
ベストキャスティングだったよね

告白もそんなにもてはやされるほどの作品じゃないと思う

>>182
真山のしゃべり方が好きだー
いいキャスティングだったね、本当。

あんまりにもあんまりでビックリはした＞告白

私は告白そこそこ楽しめた。
加害児親のお手紙はいらなかったけど、全体の構成としては、
「（作家として）若いな。」という程度で、読みごたえはないものの印象に残る作品だったと思う。
最後をもう少し丁寧に頭捻って書いてくれてたらよかった。
映画のほうで、寝ている人間からどうやって気付かれずに採血するのか、
牛乳に血液を注入＆回収＆再注入するシーンをどう扱うのかで、また印象が変わるだろうけど。

これ以上のネタバレ禁止

湊かなえ、文章がヘタクソでなあ・・・

>>188
うん。文章は下手だと思う。
駆け上がっちゃったけど、実際の実力は？？？

人でなしな話が読みたい気分だ。
島崎藤村の「新生」でも読んでみるかな。

文章 は 下手といえば、売れっ子の、竜騎士07（ひぐらしのなく頃に）・奈須きのこ（空の境界）が有名ですね

>>189
新作出すたびに話そのものも劣化しているから、
この先不安材料たっぷりだと思う。

192補足。
告白自体も、個人的にはあのﾗｽﾄはありえないと思ってる。
第1章だけでやめておけばよかったものを。

これがピークだろうね＞湊かなえ
これ以上の話題作がかける人だとは思えない
有名監督で映画化され映像面が評価され、
海外からのオファーもあってハリウッドリメイクの可能性もあって
松たかこの「どっかーん」CMがインパクトあってそこそこ集客あるらしいし
色々と運に恵まれた作品だと思う

今まさに「告白」を読んでいる最中だ。
一気に読ませる勢いは確かにあるなと思う。
でも、この勢いは処女作ならではのものと感じさせる粗も感じる。

「インディゴの夜」の夜が気になるのですが「池袋ウエストゲートパーク」ぽいですか。

原作読んでないから知らんが、ラストコーションは絶対に映画の方が素晴らしい。

映画「告白」は「下妻物語」や「嫌われ松子」の中島監督だから
原作「告白」をうまい具合にある意味ネタ扱いしてエンタメとして昇華してると思う。だから映画の評判は結構いい。
でも原作の方って、作者本人や本屋大賞とかで推してる人とかは大まじめに
社会に一石を投じる衝撃作と思ってるよね。宮部みゆき的な。

>>195
池袋のほうを読んでないので比較は出来ないけど、
ドラマとは別物と思って読んだほうがいい。
あまり重苦しくないのでさっさと読めるかな。

>>175
しかし「携帯」とだけ書かれてるのは、それはそれで違和感が…。

成金とダイエットネタのエッセイ、最近はもう同工異曲も極まれりって感じだなー。

湊かなえのこの盛り上がり方は、
「リング」のときに似ている。
もっとも、リングの人は、下積みが長くて売れない作家期間があったけど、
湊たんは、主婦から一気にベストセラー作家に。
山田悠介と同じ運のよさを感じる

『告白』で思い出したが『バトルロワイアル』の作者の人はどうしたのだろう？

私、「リング」の時は2chに居なかったし、
本のみで満足したけど、
「告白」と同程度だったとは、ちょっとショック。
「告白」って最初からメディアミックスイメージして、
色々な業界も絡んできた感じがしていた。
「リング」はとにかく本だけでも怖かった。

そういえば、バトルロワイヤルの人どうしたんだろうね。
今はマンガ家とかだと「この作品だけ描ければいい」って人もいるって話だけど。
湊はそのあと乱発し過ぎ。

バトロワはまさにアイディア一発勝負の話だからなー
一発屋になってもしょうがないかも

>でも原作の方って、作者本人や本屋大賞とかで推してる人とかは大まじめに
>社会に一石を投じる衝撃作と思ってるよね。

だね。
「子供を殺す子供」とかそういうのが現代の病理どうのこうのみたいな。
別に目新しくないと思うんだけど。

>>200
ジャンルは違うけど、自分はセカチュー現象に似てるかも、と思ってる。
作品はたいしたことないのに時流に乗ったというか、
メディアミックスで上手く売ったというか。

私は告白、面白かったけどなぁ
後書きにも書いてあったけど、皆が順番に告白して行ってるけど
「全員が本当の事を言ってるとは限らない」とあって
矛盾部分を考えて、誰が嘘言ってるのか？と想像したりするのも楽しい
何回か読み直してみると、色々再発見出来て楽しいから買って後悔してない。
買ったのは文庫になってからだけどｗ

あの爆弾には失笑したわ
誰か編集で止める人いなかったんかいｗ

「新世界より」やっと読み終えた。
「今よりその後出来事のほうが悲惨だった」
「その後後悔するのだった」というような文章が（特に上巻）頻繁にでてきてイラっとした。

「怨み返し」読了
なんだ・・このオフビート感は！
この人の作品はまた読みたい。

オフビート感って何？

私も「告白」は楽しめてスルスル読めた。
本屋大賞だから、まず手にとってもらって本を読むおもしろさに目覚めてもらって
次の本を読んで欲しいって意図なのかなと思った。
これが大江健三郎の本だったら、やっぱ読書はむいてないやーってなりそう。

誰かが嘘を言っているのか･･･後書き読んでなかった。
もう一度読んでみようっと。

>>207
確かにね。私はその他の生徒が可哀相すぎるなと思った。

旦那が何か本読みたいって言うので「砂の器」を渡した。
裏表紙のあらすじ読んで、扼殺の意味がわからないと言い出した。
仕方ないのでマルティン・ベックシリーズの「笑う警官」を出した。
今度は一行読んで、「ストックホルムってイギリス？」ときたもんだ。
こりゃだめだ…orz

旦那と本の趣味が一緒だったら、書籍代を私のお小遣いじゃなく
家計費から出せるのに。

中学生の子にすすめられて「告白」読んだよ。
ふだん本読まない自分だけどすごく面白かった。
映画も行ってくる！けど中学生はこれ見れないんだね〜
一緒に見たかったのに残念。なんでダメなんだろ。
特にエロやグロなシーン無かったけど映像だとすごいのかな。

ああ禁句が…
激怒する人が降臨しませんように

>>212
赤川次郎とか星新一あたりを貸してはどうか？

>>212
同じジャンルが好きだったとすると、細かい好みの違いで揉めたりしそうなので
ぜんぜん関係ないほうがいいやと思ったりする。

定期的に「ご主人はどんな本読む？　本の趣味は同じ？」みたいな質問出るよね。

図書館で借りればいいじゃん

四十九日のレシピ 、読んだ奥います？
密林が私に薦めてきたｗｗ

サイモン・シンの「代替療法のトリック」読んでびっくりした。
ホメオパシーに興味が出てきたところだったけど、インチキってハッキリかかれてた。

鍼もカイロプラクティック、ハーブとかもほぼ否定。
科学的に証明されてなくても効果があるなら良いじゃんて思ってたけど、
効果がないのかよ･･･

「エコー・パーク」マイクル・コナリー
ハリー・ボッシュシリーズ久々の新作も期待を裏切らずおもしろかった。
最近海外ミステリはあまり売れないのでこんな人気シリーズでも
売り上げによっては次が翻訳・出版されないこともあり得ると訳者が嘆いてた。
是非まわりにおすすめして下さいとお願いしてたのでおすすめしてみるｗ

>>180
原作を越える映画といえば
ショーシャンクの空には原作の穴埋めが上手くてよかった

>>221
おお！それがあったね。
自分は映画を観て、原作を読んだんだけど
原作のほうは割とアッサリしてたね。
でもどっちも好きだな。

キングは原作がコッテリしてるから二時間でおさまらないんだよね。
短編を映画化するとちょうどいい感じになる。
スタンドバイミーもそうだ。

告白も小説より映像化した方が良さそうだよね。
もともとドラマ向けに書かれた作品で、脚本ぽいし。

>>209
福田康夫さんが飛ばされています！
で盛大にﾌｲﾀが最後に出てきてびっくりしたｗ

なんだこの流れ。宣伝？

>>215
どこかに「ぼっこちゃん」があったはず。あれならいけるかな。
赤川次郎は持ってないや。
とりあえず「どくとるマンボウ航海記」読ませてます。

>>216
確かにそうなんだけど、好きな作家がひとっつもかぶってないのは
ちと寂しいかも。感想とか話し合ったりもしたい。

この間見た貴志祐介の「青い炎」の映画が良かった…。
基本的に貴志さんの文章がすごく好きだし、小説の映画化はがっかりすることが多いのに。
しかもアイドルとジャニで。
自分でも映画の方が良いなんてびっくりだ。
多分ラストシーンに重なるモノローグが良かったんだろうな。
なんとなく「振り返れば奴がいる」みたいに終わると思ってたので。

青い炎の映画、私も好きだ。
松浦あややが良い。

>>226
平易な言葉を使う作家ならいけるのであれば
それこそ宮部みゆきはどうでしょう？

今の宮部は冗長だけど「鳩笛草」や「火車」なら読書慣れしてない人でも読みやすいと思う

読書慣れしてない人って疑問点があると、それ以上読み進めないみたいだ
読んでいく過程で解ることもあるんだから、とりあえずＧＯ！
と言っても躓いて放置なのさ、ごめん亭主語りで

貴志祐介は、『クリムゾンの迷宮』もすばらしかったなあ。
懐かし要素があるのがいいよね。

小池真理子『墓地を見おろす家』
読んだ方います？
マンションが舞台なんですけど、普通のキャラと普通のホラー手法でここまで怖くできるのが素晴らしい

>>230
登場人物自身も最後の方まで分かってないんだから、気にしなければいいのにね。真犯人とか。

>>231
墓地を見おろす家は日本ホラーで五指に入る傑作だと思う。
小池さんは不倫ものより
ホラーやサスペンスを書くべき。

小池真理子のサスペンス、ホラーはいいよね。
嫌いって言う人もいるだろうけど
個人的にはホラーの短編集が好きだ。
耽美的でどこか哀しい。
ほんとつまらん不倫小説はもう・・・

宮部みゆき「小暮写真館」
今日から読み始めたけど、私にはダメだ、何が言いたいの？って感じで。
700ページ以上あるのに、もうザーッと読み終えよう。

ブクオフで見つけた「プリズン・トリック」
もう105円になってたｗ

早速読もう。

>>198
インディゴのドラマは見てなくて裏表紙の粗筋で惹かれてたんだ。
群像劇とか好きなのでどうかな、と思って。
ありがとう。読んでみます。

乃南アサ、嫌いじゃないんだけど
短編は苦手だ
漠然とラストが分かるというか
「はいはい、アンハッピー、ﾜﾛｽﾜﾛｽ」みたいなｗ
長編は面白いけどね

萌えというか、あらあらウフフｗとなれるような小説が読みたい
できればミステリがいいです
それ系では宮部、加納みき、近藤史恵はほとんど読んでます
たまには男性作家がいいけど、ないかな？
オススメあったら教えてくだされ

意味がわからない
萌えの捉え方が違わないか？

ごめん
カップル（恋愛？）萌えでお願いします

>>240
有川浩の植物図鑑とか……
あら、ウフフってなるよ

>>240
なんかデジャブなので
http://www.unkar.org/read/hideyoshi.2ch.net/ms/1249835586#l871
の>>871に関するレスあたり

>>238
加納朋子とかはどう？

カップルじゃないし、ミステリーでもないけど
「愛しの座敷わらし」萩原浩（だっけ？）は、
すごく優しい穏やかな気持ちになれた。
あらあらｳﾌﾌ、は間違いない。

>>218
読んだよ。
ほのぼのしていいなとは思ったけど
なごむ部分とイライラする部分が極端だったｗ

メキシコの殺人事件のニュース見ていて
ドン・ウィンズロウの「犬の力」そのまんまだなと思った。

入院してる人へのお見舞いで本を頼まれたんだけど
何かおすすめありますか？
病気とか死ぬ描写がなくて軽い読後感のものがいいんですが。

>>247
その人が普段どんな本を読むかわからないとお勧めするのは難しいかと。

>>240
あらあらウフフ恋愛の定番、北村薫の覆面作家シリーズと
我孫子武丸の腹話術人形シリーズはどうでしょう。
ただし、お前らもう一生やってろｗｗ的やさぐれ感に襲われる可能性ありｗ

その人がどんなジャンルや作家を好むのか、
最低そのくらいは解らないとオススメは出来ないよ。

入院してる友人はほっこり好きのスイーツさんという感じです。
ハードな作風のものや生々しい恋愛物は好きじゃないと思います。

>>251
だからー。
見た目と読書傾向って一致しないケースが多いんだよ。
ほっこりスイーツさんで阿鼻叫喚ホラー好きもいる。
バリバリのキャリアでロマンス小説しか読まない人もいる。
他人に聞かないで本人に直接「どんな本がいいの？」と聞けよ。

>>219
ハーブやアロマが好きなので気になります
サイモン・シンにインチキっていわれたら落ち込みそうｗ
でもおもしろそうですね

>>251
このスレの範囲外ではあるが、「エッセイマンガ」は？
かるく読めるし、小説よりも何回も読み返して楽しみやすい。

小説の類は、元気なときでさえ
趣味と合わなかったり文章が苦手だったりするものを読むのは疲れる。
世間や他人に評判のいい本が自分にとって面白い本とは限らないし、
自分で選んだ本でさえ年齢や体調などそのときおかれている状況によっては
スルスル読めるとは限らない。

危うく「西の魔女が死んだ」と書きそうになった

>>255
ちょｗｗｗｗ

梨木香歩だと私は「りかさん」も好きだ。

>>255
私もｗ
ほのぼの系だし軽くていいなと思ったけど
思いっきりタイトルが・・・

>>251　リクエストしてくれてるんだから、
本人に「好きな作家とかジャンル教えて」って聞いてみたら？
コージィミステリとかも軽く読めてよさそう。

コージィといえばティーサロン経営のヒロインが出てくるのを最近読んだ。
シリーズ物だから面白ければ続きがいっぱい出てるから当分楽しめるな、
と期待したんだけど…翻訳がダメすぎて続編読む気なくしたorz
コージィみたいに「気軽にサラサラ読みたい」ってものは
翻訳がダメだと本当にダメだな、と痛感。

以前、親友が入院した時に、自分が選ばなさそうな
本を持ってきてと言われたことある。
ヘルニアの手術と盲腸の時で、
重い病じゃなかったからっていうのもあると思うけど
大奥（有吉、吉屋、その他諸々）、新撰組関係にしたｗ
どっちも好きな世界だったからか、どっぷりハマってくれたけど
他の友達だったら選ばなかったと思う。
あと、森茉莉（エッセイ）も好評だった。

本人の見た目ではなく読書傾向がほっこりスイーツです。
梨木さんの西の魔女と家守は前回の入院で持って行きました。
言われてみればタイトルからして死んでますね。
でも映画を見て好きだと言っていたので喜んでました。
梨木さんの他の本を買ってみます。
エッセイマンガは笑えるのが多そうで、笑うと傷が痛いらしく
逆にちょっと危険かもしれないです。
なので良くなってきてからの候補にしておきます。

持って行ったんだ…

加納朋子「ななつのこ」なんかどうでしょう？
ミステリーですが読後感はほっこりな感じ。
恩田陸「チョコレートコスモス」も軽く読めて入院中にはいいかも。

加納朋子なら「ささらさや」と書こうとしてorz

メールでリクエスト聞いてるんですが、たぶん昨日今日は
検査と麻酔でうとうとしてて返事が期待できない感じです

以前SAYURIを超面白いと言ってたので、大奥物も喜ぶかもしれないです。
有吉さんとかかな。

>>260
> 病気とか死ぬ描写
があっても
> 軽い読後感
ならいいのか？

梨木香歩「りかさん」
小川洋子「ミーナの行進」「博士の愛した数式」
佐藤多佳子「ごきげんな裏階段」
森茉莉「贅沢貧乏」「私の美の世界」「記憶の絵」

幸田文「雀の手帖」は？
新聞に連載してた随筆だからそれぞれの文章は短くて読みやすい。

ほっこり系なら庄野潤三の「夕べの雲」「インド綿の服」と老夫婦ものも好きそう。

あと吉田健一に「饗宴」て作品があって、入院でぜんぜん食べられないので
あの店であれ食べてこの店でこの料理を食べてって妄想するのがあるんだけど、
今本屋で売ってる文庫に入ってるか分からない。
ちょっと変わった文体だけど、森茉莉読めるなら大丈夫でしょう。

>>262>>263>>265
挙げてもらったのどれもよさそうですね
その中から選んでみます

病気や死の苦しみが書かれてたり家族が悲しむ描写があると
本人がちょっとつらいかなあと思ってそういうのは避けたいんですが、
さらっとしてネガティブな感じがないなら気にしなくて大丈夫かと。

>>251
軽い読後感とか、暇つぶしなら星新一とか？
短編だから疲れる前にｷﾘの良いところが来るし。
ぜんぜんほっこりはしていないけど。

>タイトルからして死んでますね
笑ったじゃないか。

赤毛のアンシリーズとか、やかまし村の春夏秋冬とかはもう読んでるのかな。
ほっこりさんなら、そちら系はどうでしょうか。
スイーツではないけど。

「夏の庭」とかもどうかな。
映画済みでもいいなら、それこそ「かもめ食堂」とか。

夏の庭なんて「あの年寄り死にそうだから観察しようぜ！」がキッカケだよ
そしてラストあたりで息できなくなるぐらい泣いたよ
さらっと読むのにおススメ！だなんてとてもじゃないけど言えない＞＜

うん、普段子供向けの本って好きじゃないし読まないんだけどこれは泣いた。
そして間違いなく病人向きではない。

>>251
犬がお嫌いでなかったら「ダーシェンカ」なんてどうでしょう。
山田詠美の「ぼくは勉強ができない」も、すらすら読めて可愛かった。

>251
前にこのスレで話題になってた吉田篤弘は？
「それからスープの〜」あたりは軽くて暇つぶしによさげだけど

このスレでよく出てくる作家を私が図書館で借りて、
面白ければ彼女にもまわすことが多いんですが
今までに貸した→梨木果歩、幸田文、有吉佐和子、かもめ食堂、ジョゼ
貸さなかった→森茉莉、庄野潤三
という感じです。
星真一は読んだことないですがシュールなショートショートは
けっこういいかもと思います
赤毛のアンは、シリーズ物に取り掛かる元気があるかどうかというとこですかね

長嶋有の本があっさりしてて、ちょっと面白くて好きだなぁ
「猛スピードで母は」を初めて読んでこの人の文章好きだなと思って
「ジャージの二人」も読んだけど面白かった。
ファミ通の「ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ」のブルボン小林と知った時はものすごくびっくりしたｗ

>>268
「大人になって感想が変わる」か「薀蓄」スレでみて
赤毛のアンが気になって仕方なくなった。
実家にあるんだけど、文庫じゃないんだよね。
シリーズ全作揃ってるし一気読みしたい。

>>269
そういえばそうでしたね。
闘病とかじゃないからあまり関係ないかなとか思ったけど
やっぱり入院中には厳しいですね。
単純に西の魔女〜ってところから、思い出して加えてしまった。
映画化もしてるつながりで。
ラストは特に泣かなかったな。

>>231
貴志祐介、新作「新世界」もいいですよ
ﾊﾘｰﾎﾟｯﾀｰっぽいほのぼのから一転
後半すごいです

自分が入院中は、三浦しをんの「風が強く吹いている」と
エッセイ（ちょっとオタク感あるけど非ヲタの私も面白かった）で
乗り切った。ついでにすれ違いでマンガだけど「聖おにいさん」と
「ガラスの仮面」とかで。

「ホテルジューシー」と「シンデレラ・ティース」のライトミステリー
（姉妹編になってる）も割といいかも。「引きこもり探偵シリーズ」は
イライラするけど。

あとは、作家が亡くなってるけど、北森さんの「香菜里家シリーズ」。
飲食店で飲み食いしつつ日常の謎を解く系。

あと、ほっこり系っていえば、
高山なおみの「日々ごはん」とか、銀色夏生とかの日記系は
どうだろう。自分は、高山なおみの夫が「日々ごはん」を読むたびに
嫌いになってくがw

大奥ものが好きなら、このスレで人気の田辺聖子の源氏とか
歴史ものもいいかもね。

ほぼ日で新宿鮫の連載やるっていうので
シリーズ1作目を試しに読んでみたら色々むずがゆかった
スキャンティって何ですか状態
斜め読みのせいか、主人公以外の人物描写が甘くて
途中誰が誰だかわからなくなったしオチもなんだか弱いし・・・
独特の世界観や主人公のキャラで人気なのかな？

>>280
20年前の作品だからねぇ。。。
ハードボイルドっぽい刑事ものってところがウケたのかな？
私が忘れられない単語は「ロケットおっぱい」ｗ

>>280
その時代に読むとすごくおもしろかったし
シリーズ全部おもしろいと思うけど、
今から一巻から読むとなると　
うーん　微妙

そうそう、ロケットおっぱいｗｗ
目いっぱい格好つけてるのにロケットおっぱいってｗと当時ですら苦笑した。
はみだし刑事がバンドやってるナウ（笑）な女の子と付き合うとか

ロケットおっぱいは高橋葉介の漫画でその存在を知ったけど、
この人の造語じゃなかったんだ。
でも、ロケットおっぱいというと胸の大きさより、
胸からロケット発射という想像をしてしまう。
色気もなにもあったもんじゃない。

>>268
星新一って結構ブラックな読後感の話が多いと思うけど。

高橋葉介ってすっげー懐かしいんですけどｗ

そう？現役バリバリの漫画家だよ

>>286
ああそうなんだ。
マンガ少年（デビューした雑誌）でしか読んでなかった、すまん。

マンガ少年の方がマイナーすぐるｗｗ
チャンピオンでも連載してたよね＞高橋葉介
ラブクラフトファンだからこの人の漫画も好き

>>238でございます
レスありがとうございました
皆様のオススメを片っ端から読んで
萌え転がろうと思いますｗ

>>284
アフロダイAだな?
ここで聞いた本、どれも面白そうで読んでみたいのが沢山になったよ。ｱﾘｶﾞﾄﾝ

>>280
新宿鮫これから読むところｗ

東野圭吾の「片想い」やっと読み終わった。
性同一性障害に興味がないせいか、すごく時間がかかったし入り込めなかったわ。

東野圭吾、白夜行は面白かったけどそれ以外はあんまり…
なんで世間であんなに評価が高いんだろう

>>292
好きだけど、単に読みやすいからかな。
期待を裏切らない読みやすさっていうか。
でも、秘密だけは読もうとすら思わない。
ファンタジーは勘弁。
宮部みゆきも同じくファンタジーは無理。
評価高いのは多分、映像化しやすく面倒なこと言わずで
好かれてるからな気がする。

東野はブレイクする前の作品が好きだった。
あの路線はもう書かないんだろうな。出版社の意向で、だと思う。残念だ。

秘密は気持ち悪いのと、娘がかわいそうで駄目だった。
自分が娘の立場で、母に勝手に体使われて父に「セックスしていいよ」とか
想像しただけで生理的に無理だ

東野は、推理作家が税金対策のために
家族旅行や買った物のお金を取材費で落とそうと
執筆中の小説の中にどんどん取り込んでおかしくなっていってしまう話が好きだ。
お笑いを狙いすぎたやつはつまらんが、あれは面白かった。

あんまり東野を評価してなかった私だが、「新参者」は良かった。
こんなの書けるんだ、東野、すまん、と正直思ったよ。

東野はどこがいいのか分かりません。
大昔、人に勧められて「手紙」を読んだ時、ちっとも泣けなかった。
悪くはないけど、騒がれるほどの良さもない。
本当に、あれぐらいで大勢の人が大泣きしたのか。
不思議です。
それ以来、読んでません。

東野圭吾は小説を読むより
ドラマとか映画化されたものを見るほうがおもしろい印象

>>294
同感。
殺人の門でもう読む気なくした。以降ほとんど読んでない。

NHKの極左売国捏造路線何とかなりませんか？19
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1273991231/

東野圭吾って泣く作品枠だったのか。

サクサク量を読む、娯楽系の推理物と思って読んでた。

泣くのはつまんないと思う>東野
普通のミステリーと笑い系が好きだ。
でも、感動系苦手ってのもあるけど。

昔のちょっと底意地の悪さを感じさせる本格ミステリものは好きだった＞東野
「秘密」が当たって以降？の「泣かせるミステリ」意識した作品群は
量産型作家になったなー内容薄いなーという感想しかない
昔でいうキオスク作家（駅で買って電車内で読んで、
読み終わったらそのまま捨てる時間潰しのためだけの本）化したなと
例えるなら西村京太郎とか山村美紗とか（好きな人いたらごめん）

>>296
なんていう本？

自分もブレーク前の低湿度の東野が好きだった
ストーリーとトリックの絡み具合のバランスが良かったし
登場人物を客観的に描けていた気がする
最近のは、ちょっとあざといかな〜
とりあえず、楽しませてくれるから迷ったら買っちゃう
カッパノベルズが似合う感じ

>>291ちょうど「片想い」借りてきたんだけど、
いつもなら東野さんのはササっと読んでサクっと返却しに行けるんだけど、
なかなか進まないので他の本も同時に読み始めてる。
そうか私も性同一障碍に興味ないからかな。

>>305
面白そうなので私も読んでみたくてググってみた
超・殺人事件―推理作家の苦悩

東野の最後犯人がはっきりしない話にはムカついた
「誰が彼女を殺した」だったかな
「秘密」も気持ち悪くて無理
ここでは評判が良く無かった記憶のある「容疑者X」が一番好きかも
久しぶりに馳星周の不夜城読んだらサクサク進んで面白い
たまにこういうドロドロしたのが読みたくなる
最近の作家さんでこういう作風の人がいたら教えて下さい

新刊が出るとなんとなく読む程度のライト東野ヲタですが
「時生」だけは嫌い。
過去に行って自分の父がＤＱＮだったら最悪だと思う。
でもあの作品が嫌いな人に会ったことがないから
好評で人気あるんだと思う。

ここでは人気かもだけど
＞泣かせるミステリ意識した作品

↑これ、私にとっては横道作品だ
第三の時効も、なんかあざとかった

秘密を読んだけど、最後はっきりさせない所がモヤモヤした
他の作家だと、はっきりさせなくてもちょっとヒントを残してくれたりする気がする
あと他の方と同じく母が娘に乗り移ってからの一連のことが気持ち悪かった
文章読みやすいし、いい作家さんだと思うけどね

>>309
藤原伊織の「テロリストのパラソル」あたりどうかしら

>>311
横道世之介のことかとオモタｗ

私も横山は苦手だ。
タイトル忘れたけど2つめに出た短編集読んで
好きな人には申し訳ない表現だけど、なんか安手の二時間サスペンス調が気になって。
その後ずいぶん話題になるので、もう一度他のを…とも思ったけど
ミス板で聞いてみたら、そこが気になるならもう合わないのでは、と言われたので諦めた。

>>309
若竹七海「火天風神」などどうでしょう。

>>315　
私は台詞回しがＶシネ風というか、「だとゥ（＝何だと）みたいなのが微妙に気になる。
あと無理して変な言葉を選んでいるような気もする。

本筋には関係ないのかもしれないけれど、そういうところが気になる。
私の場合は大体の作品は読んで、あとは「震度ゼロ」ぐらいか、
という段階ですが、読む気が起きないでいます。

宮部みゆきの『小暮写真館』
時代物じゃない久しぶりの現代物に(しかもかなりの分厚さ)
ワクワクしてたけど半分以上流し読みで読了‥。
とにかく一つ一つの説明描写が長すぎて嫌になった。
宮部みゆきは好きなんだけどこれは別に読まなくてもよかったな‥。

ここのアンチ横山とアンチ浅田は同じ人たちかな？
言ってる内容がいつも同じだから思ったんだけど。

>>311ですが、横山の間違いです。ﾊｽﾞｶｼー
私は、ここで浅田の事を書いた事は無いですが
横山を読んで浅田と同じ感想を持ったのは確かです
泣かそうとしてる気満々で、逆にしらけ感じ。
桐野みたいに潔く人間の汚い部分を書いてる作家が好きなので
単に趣味が合わないのかも。
でも、ホッコリしたい時には、たまに読みます〜

宮部みゆき、今でも決して嫌いじゃないが
長くしようとしすぎ。
もっと簡潔にしてくれたらいいのに。

小暮写眞館は、無駄に長いよね。
１話だけでお腹いっぱいになった。

なんで長く長くしようとしてしまうんだろうか。
描写してもしてもしたりない、って事なのかな。
話の転がりは大した事ないタイプの本で長くなると飽きる。
物語のサイズと長さが合ってないと思った＞小暮
でかい話はでかく書いて欲しいが夜ピクサイズの話は３�pまでで纏めて欲しい。

「模倣犯」長かったわー。
あれ、半分でいいよね？
最初に読んだ「火車」がすごく面白かったので何冊か読んでみたけど、「火車」を超えるものはなかった。
「誰か」に至っては真剣につまらなかったよ。

長いと「超大作！」って帯にしやすいのと
単純に印税の単価がかせげる＆連載の間がもつからじゃない？

宮部みゆきは「スナーク狩り」までは大好きだった。

>>323
同意。火車が最高傑作だ。

本人はキングを目指して描写を長くしてるのかもしれないけど
タイプが違うと思う。

長くしたら、グインサーガみたいになるよ

宮部みゆきさんはやや集めの文庫本一冊分ぐらいの作品が面白い気がする。
「模倣犯」とかあそこまで長くなってしまったのは、本人の意思ではないと思う。
少年漫画みたいに編集が超大作の名前で売ることを目的に
引き伸ばしたんじゃないかな。

「ICO」のノベライズは不満を持つ人も多いだろうけど
ゲームの大ファンである私も結構面白く読めた。
なるほど、あのゲームを宮部みゆきという人はこう解釈するのかって感じで

あくまで個人的好みだと宮部みゆきは
時代物＞ファンタジー＞現代物（推理系？火車とか模倣犯とか）だなｗ
一人でこんだけのジャンルをカバーできるって、よく考えたらそれだけでかなり評価できるよね
偉そうですみません

>>313
既読ですがそれすごく好き
渇いた文体で切なかった
同じ流れで原寮の「私が殺した少女」の探偵シリーズが好きだったのも思い出しました
読み返してみようかな
>>315
読んだ事のない作家さんの作品ですがググッてみたらすごく面白そう
読んでみます！

横山と浅田は、読後に上手に構築された物語を味わえたという満足感があって流石だな
と思う事が多い
第三の時効は傑作だと思ってるけど、本の好みは本当に人其々だよね

329ですが言葉足らずでした
レスくれた方ありがとうございました

宮部みゆきのファンタジーってなんだっけ
ドリームバスターとか？

>>318
315だけど、私のことかな？
横山アンチではないつもりだけど、浅田次郎は読んだことないです。

>>329
私も「テロリストのパラソル」好き。
自分にとって、自然に受け入れることのできた唯一のハードボイルド（？）系。
「不夜城」は生理的に合わなかったし、北方健三とかは笑いをこらえきれなくてもうダメｗ

模倣犯はピースの過去部分がごっそり要らない。

真梨幸子「女ともだち」
かなりなドロドロ話ときいて、図書館で見かけて速攻借りたけど、う〜ん…。

なんというか、あまり要らない部分の細やかな描写が多いわりに、
ストーリーの核心となる部分の描き方が雑だと感じた。
登場人物のキャラも、説明調な表現が多くていまいち立ってなかった。

後半〜最後すごい勢いで「隠された事実」を出してきて圧巻だったけど、
そこに至るまでの伏線回収がされているわけでもないからあまりのめり込めず。
読み進めるのも嫌になるような駄作でもないけど、
かなりなドロドロ感を期待して読んだから結構肩すかしだった。

東電OL事件もある程度下敷きにしてるみたいだけど、同じ東電OLなら
桐野の「グロテスク」が圧巻だしなぁ。

「殺人鬼フジコの衝動」も借りてるから、とりあえずこっちに期待。
豚義理長文ｽﾏｿ

藤原伊織さんはテロリストのパラソルとあと次に出たもう１冊読んだ。
どちらもさくさくと読めるよ。
早く亡くなっちゃって残念。

>>335

女ともだちは、真梨幸子の作品の中ではそれほどドロドロしてないと思う。
ルポルタージュが中心だし、佐野真一ルポのパロディ的な作品。
ドロドロなら、最新作が結構笑えるドロドロ。

>>335　「女ともだち」読んだのなら
「深く深く、砂に埋めて」も読むのもいいと思います。
私の中では「女ともだち」でモヤっと残っていた物が（ささいな事ですが）
「深く…」でちょっと解消されました。

藤原伊織の新作がもう読めないのは残念
「てのひらの闇」「名残り火 てのひらの闇II」とかも好きだったのに

藤原伊織の小説が好きな奥様は、垣根涼介はどうでしょう
「ワイルド・ソウル」とか

若竹七海はメモりました　おもしろそう！
他にもハードボイルド系でお勧めがあれば教えてください

>>339
クサい言いまわしが楽しめるなら原りょう（「僚」の右側だけの字）、
ちょいと寓話的でもおｋなら稲見一良、
古い・暗い・湿っぽいと三拍子揃ってても良ければ高城高、
海外ならロス・マクドナルド
と、個人的に好きなのを挙げてみましたが、ハードボイルドって他よりも顕著に
肌に合う・合わないが分かれる気がするので、合わなかったらごめんなさい。

あと、若竹七海は葉村晶という女探偵のハードボイルドシリーズもあるよ〜
というか若竹作品の主人公は、必ず何がしかハードボイルドな人生を生きてる感じがするｗ

>>340
沢山のお勧めありがとうざいます！

どれも未読の作家さんなので楽しみです〜。

羽根田治氏の遭難ものを読もうと思うんですがお勧めありますか？
一応ドキュメント道迷いを読もうかなと思っているのですが

オムニバス｢最後の恋」の「春太の毎日」わろた。
ほのぼのして良かったわ。
それにしてもアマゾンとかでネタバレするやつって何なの？

真梨幸子かぁ
初めて知った。ドロドロ大好物だから「深く深く」読んでみよーっと。
女友達とのドロドロ、他にもあったら教えて下さい
ちなみに私の中のﾄﾞﾛﾄﾞﾛ最高傑作は、やっぱりｸﾞﾛﾃｽｸかなぁ
あれを越すﾄﾞﾛﾄﾞﾛにまだ出会えてません

>>344
乃南アサの「微笑みがえし」と「水の中のふたつの月」を読んで
女友達ってこえーと思ったよ

林真理子の『女ともだち』も相当なドロドロだった
最近のエッセイや小説はどうしようもないけどこれみたいな昔の作品は好き

『国富消尽　対米隷従の果てに』ＰＨＰ吉川元忠・関岡英之
『なぜ日本経済は殺されたか』講談社　リチャード・ヴェルナー・吉川元忠
は、「日本人全員が読まなくてはならない名著である
去年なぜ自民党が」負けたのか（民主党が勝ったのではない）か、その理由も
見えて来る

先日見たドラマが酷かったので、原作をたしかめてみようと
堂場瞬一の雪虫を読んだんだけど、やっぱり酷かった。
動機が２サスよりひどい。続き読むべきか迷う。

>>346
もしかして「年下の女ともだち」じゃなかったっけ？

ここ見てると読んでみたい本が多くて困るよ。
大体飲みながら見てるので、酔った勢いでeブコフ利用しまくりです。
次に読む本に困らない状態って安心する。

ジョナサン・キャロル好きの奥様いらっしゃる？

堂場瞬一はスポーツ小説は好きだな。
出来すぎ展開なのにハマってしまうｗ

ここで知った妖怪アパートの優雅な日常を読み終わった。
泣いたり笑ったりと一気に読んで楽しかった。終わって寂しい。
るり子さんの料理が食べたいわ〜。

ここを見なかったら手に取って読む事もなかった本が多い。
皆ありがと〜ﾉｼ

「殺人鬼フジコの衝動」はとにかく子供の虐待場面が読んでいてしんどすぎてつらかった
暴力描写より放置っぷりがリアルできつい。
佐藤ユーヤ「子供たち怒る怒る怒る」みたいな絵空事だと残酷描写も読み流せるんだけど…
小学生女子のヒエラルキー描写部分は胃が痛くなる

>>351
わかるｗ

>>350
キャロルはとりあえず２〜３年前くらいまでの分は読んでる。
全部読んでる奥様もいらしたはず。

キャロルは文庫本の表紙のイラストも秀逸だったよね。
特に「月の骨」の子供の絵。
と、思って尼を見たが表紙の絵変わってる。
あの子供の絵は「月の骨」で間違ってないですよね？

>>350
翻訳された分は全部読んでる。
初期のもの（死者の書・月の骨・炎の眠りあたり）が一番好きだけど。

浅羽 莢子さんの訳文好きだったなぁ。
キャロルも浅羽さんの訳だったのが読んだきっかけだった。
セイヤーズをもっと訳して欲しかったのに、残念です。

>>356
最近版のは絵が違うんだよね

たけくらべ、松浦理英子の現代語訳って、川上未映子の乳と卵の元ネタというだけで、いまいちかもー。これなら原文に訳注でいいやー。だれの訳がいいのかな？

昨日、テレビで小池真理子のトークをはじめて見た。
写真では見たことあったけど、美人なおばさんだなあと思った。
ずっと恋愛をしていきたいから子供は作らないという方針で結婚したって
言ってたよ。
でもこれからは恋愛よりも家族に興味が動いてるそうなので、小説も
変わってくるかなー。
ほんと最近の不倫とか恋愛のドロドロ系はまったく読む気しない。
以前のようなサスペンスホラーを書いてほしいな。

家族に興味が向いてるのはいいことだｗ
中年の不倫ものはひど過ぎる。
以前散々報道された「主婦の心の闇」とやらを、
丁寧に且つおどろおどろしく書いて欲しい作家だわ。

小池真理子は若い頃からほんと美人だよね。
あの人の本領は短編のホラーっぽいサスペンスだと思う

小池真理子は長編のホラーサスペンスが好きだ。
蠍のいる森・夜ごと闇の奥底で・ナルキッソスの鏡とか。
（墓地を見おろす家はガッカリ感が強かったので好きではないが）

私も小池真理子のサスペンスホラーが好きだ。
短編も長編も面白い。
本当にもう不倫ものはやめて・・・

>>348
勧めない。
このシリーズには「本屋のPOPに騙された大賞」をあげてもいいと思う。

私は小説でガッカリしたがドラマなら・・・・とドラマを観て
２度騙されたクチです・・・orz

えー、私不倫ドロドロもの好きよ。

こんな人もいるんだ！みたいなかんじで。

そんなにひどい動機ってちょっと興味あるわｗ

最近、北条民雄という作家を知り興味をもった
全集買おうかなー

今売りのVERYに桐野夏生の新連載が別冊でついてた。
子持ち若ﾏﾏ同士のドロドロ人間関係がテーマで、ｱﾝﾊｯﾋﾟｰに展開するらしい。
桐野の陰惨ものはツボなので続きが早く読みたいわ。

小池真理子は昔から「雰囲気美人」だと思ってた。美人認定してる人が多くてびっくり。
自分をいい女だと信じている自信満々な態度や成功者の貫録や
経済的精神的肉体的に満たされてるわよwみたいな余裕がきれいに見せてるのかな。
実際、美容や化粧やファッションには一般人とはケタ違いにお金かけてるだろうし。
昔、林真理子がこの人をかなり嫌って中傷してたのを覚えてる。

林は最初すごく嫌ってたけど
ちょっと前から対談なんかもして、態度変わったんだよね。

えーっ桐野の新連載楽しみ過ぎる
でもVERYは買いたくないからなぁ
本、いつ出るかなぁ。楽しみ〜

小池真理子の「恋」、みんな自分勝手で面白かった。

小池真理子の恋愛ものってクドくていただけないけど
「冬の伽藍」だけは美しいなと素直に酔えました。

>>371
同意。いい年の取り方をしてるなあ、とも思うけど。
旦那さんが、なんか昔の国語の先生みたいな感じだ。

ここのところ時間がなくて全然本が読めなかったけど、やっと暇になって
こうして２ちゃんもできるようになった。いっぱい読むぞ！

>>375
「冬の伽藍」、良かった。
読み終わったあと、しばし放心してしまった。
恋愛小説ってあまり好きじゃないし読まないんだけれど
あの物語だけは別。切ないけれど美しかった。
軽井沢にも行ってみたくなったな。

>>376
作家の藤田宜永だっけ？＞小池旦那

「愛さずにはいられない」を読んだけど、結構面白かった。

貫井の「明日の空」帯にだまされる。
なにこれ・・・・・・。壁に投げつけたくなる本。

この人の本は、最初の「慟哭」がずば抜けて面白いけど
あとは、ﾀﾞﾒﾀﾞﾒだな。
さよなら〜貫井さん。

>>371
同意。的確な表現で笑った。
小池真理子はイメージで美化されてる面があると思う。ずっと愛読してる好きな
作家だけど美人かというと微妙。いい女やってますと全身で言ってる感じなので、
見る人もその自信に圧倒されて綺麗なんだろうなと。男性受けはすると思う。

小池真理子ここ１カ月位前の新潮に、軽井沢で車の紙上広告にでていたけれど

お直ししたのか、顔も若返って（チコさんというモデル似）、
スタイルはもうピンっと張って綺麗だったよ
昔はソバージュの良い女風というイメージだけど
今はショートカットでジーンズはいて女性受けするかっこよい感じ

新津きよみ　図書館で借りた文庫本「かけら」

高校時代に男性アイドルのファンだった３人が主役
アラフォーになり、無名タレントのおっかけや自分が雑誌の読モになって
追っかけがつくような立場になり。。サスペンス。
真梨幸子ならアクの強い変な小説にしそうだけど
新津きよみは大きく広げてもあっさり終わって中途半端な感じ

>>379
自分も先週「明日の空」を壁にぶつけたくなった…

でも懲りずに「空白の叫び」を読み始めた。

真梨幸子、以前ここで話題になってたときに何冊か読んだ。
忘れてた作家だったんだけど、ここでまた思い出して
「殺人鬼フジコの衝動」を借りてきた。
嫌いじゃないんだけど、なんか惜しいよね、この人って感じ。
で、本スレ見てたらブログが面白そうなので見てきたんだけど
生活苦なんだね・・。
結構本出しててもこんなに苦しいのかと。
どのくらいの人から普通に生活に余裕が出るんだろう。

小池真理子、1年位前に関空のレストランで目撃したけど、
一人でアンニュイそうにタバコふかしてた。
夕食時で混雑してたけど、おかまいなしに4人席でのんびりしてたのを見て、
ちょっと幻滅・・・。
美人だったし、素敵な服着てたから、『あー有名人見たー』という気にはなったが。

この人の書く不倫ものは、ストーリーよりはディテールに凝っているから、
不倫じゃない恋愛を書けば綺麗なのに、といつも思う。

昔読んだ小池真理子の恋人がゲイだった話はドキドキしたな
繊細な文章だった記憶

>>381
新津きよみ「ママの友達」ってのも同じような話。
学生時代仲良しだった女の子たちが大人になって…っていう。
尻すぼみに終わるところまで同じ。

>>371
林真理子、小池真理子をどんな風に中傷してたの？
林真理子の女への中傷って、意地悪目線且つ「ごもっとも」だから、聞いてみたい。

>>383

連載持たないと、結構名前が売れている作家でも生活できないと思う。
旦那の会社が出版社と取引しているんだけど、
今は、エンタメでも初版5000部〜8000部ぐらいなんだとか。
で、ほとんどが初版止まり。
出版社は、作家の生活を維持するために赤字でも文芸誌を発行して連載させているんだけど、
そんな慈善事業もいつまで続くやら…という感じみたいだ。
その話聞いて、贔屓にしている作家は、図書館じゃなくて本を買うようにしている。
好きな作家がいつのまにか消えたらいやだもん

>>388
海外文庫だけは絶版になりやすいし、シリーズ物も好きだから
発売後すぐに買う。
でも、最近手元に置きたい、図書館で順番待つの我慢できないってほど
好きな作家（日本人）に出会えてない。
大金持ちだったら子供の頃のように全部買うんだけどなぁ。

専業作家なんてかなり売れっ子にでもならないと難しいみたいだね。
別に本業を持つ作家も多いみたいで。

翻訳モノもかなり大変なようで、２ちゃんねるの翻訳者関連のスレをみると、
文芸翻訳だけじゃ報酬が安すぎて、それだけじゃ食べていけない模様。
だから、大学教授のような本業を持つ人が片手間で翻訳を
やってるような事態らしい。

そのうち、翻訳される本も減ってしまうんだろうか。

「チッチと子」にもその辺の詳しいこと書いてあるね。
主人公が年に2冊くらい出してなんとか親子で食べていけるくらいの小説家だから
初版の部数とか印税のパーセンテージとか担当との付き合いとかがけっこうリアル。

小中学生だった頃に繰り返し読んだのは「ドリトル先生」「床下の小人たち」シリーズだ。
ジブリで映画化されてるようなエンタメニュースを見たんだけど↑信じたくない。

>>392
残念ながら・・・

>>367
同意。人様の生活を覗いてるような感覚で面白い。
サスペンスよりも実際にありそうな話だしね。

そこで、皆さん何冊かお勧めして下さると幸いです。

>>390
印税って10％だっけ？外国はどうなのか知らないけど少ないよなーって感じる。
出版社の取り分が大きいんだよね。

大学の講師したり、カルチャーセンターの講師したり、だよね?＞兼業作家

>>396
さっき書いた真梨幸子に関して言えば、
バイトをやたら探してたよ。
で、求人が減ってる、若い子しか選ばれない求人ばかりになってきた・・
って書いてたから主婦のパートと変わらないバイトを探してるみたい。

カルチャー講師とかのバイトがある人はまだいいんだろうね。
大学の講師だってそこそこの金額もらえるだろうし。
中島京子とか中島たい子とか好きなんだけど、食えてないんだろうなぁ・・と
余計なお世話だろうが心配になった。

>>383
真梨幸子のブログ読みました。
子どもの頃の作文の書き方が、そのまんま今の小説。
なにもかも詰め込み過ぎ。でもそういうところは好き。

どうせ売れないなら、宮部みゆきや村上春樹のように
上下巻とか　第一部、第二部と、分けるのはどうかな？
図書館は上下巻でも購入してくれるし
お金を出して買うコアなファンも買ってくれそう。

真梨幸子には、「どこから見つけてきたんだ、こんなテーマを」という題材を
これでもか、これでもかっていう位書き込んで欲しい。

>>396
そんなことできる人、名の売れてる一握りの人だけだよ

真梨幸子は売れっ子になるには文章力とか取材力が
欠けてる気がする。ここ以外で絶賛されてないし

いや、ここでも絶賛はされてないだろｗ

>>397
そうなのか！作家一本で食べるのって本当に厳しいんだな。教えてくれてありがとう。
そこそこ売れっ子になれないとカルチャーセンターの講師になれないんだね。

>>398
二分冊になってると文庫でも買うのためらうなあ。
ageageされてる春樹でもためらってるし…。

小池真理子の「康平の背中」が最後の最後でﾋｴｴｴｴｴｴとなった。
彼女のホラーの中ではあれが一番怖かったかも。

>>398
文庫本の分冊化はすでに起きてるけど、あわせると跳ね上がるから
余計買う人が減りそう。

図書館だって予算が厳しいところが多いから、結局は
出版社の首を絞めることになる悪寒。

ここでだけ有名な真梨幸子。どうも読む気になれない。

真梨幸子はメフィスト以外でデビューしてた方がよかったんじゃないかなと思う。
トンデモなラノベっぽさが足りない。
そこがいいんだけど。

豊崎由美とかだらしな日記の人とかが絶賛している、真梨幸子。
新刊の更年期少女は各所で書評が出ていたから、
もしかすると、そろそろブレイクするかもよ

>>397
>中島京子とか中島たい子とか

中島京子の新刊は、かなり高評価だから、直木賞にノミネートされるかも

>>403
私は「命日」が今でも一番怖い。
怖いだけじゃなくて思い出し泣きできるぐらいラストが悲しくもある。

>>408
評価高いんだ。
直木賞とってほしいとか思ったことなかったけど
ノミネートされるだけでも話題になるし売れるかもしれないもんね。
そっか、ちょっと安心した。

>>407
豊崎さんの文章って下品すぎて、いいことかいててもうげって
思う。だらしなの人とは本の趣味が合わないけどなんか好き。

東京島読んだ。
某ドラマのせいで清子が渡辺えりで再生されたｗ
メンタル面の攻勢がさすが桐野って感じのドロドロ具合で凄く良かったけど、
映画でこの面白さを再現できなさそう。

Ｗ杯が始まってテレビに釘付けなんだけど
このスレ読んでると読みたい本が目白押しで図書館通いがやめられない。

>>395
今は７％、８％、人によっては６％とかも珍しくない。
大手の新人賞取っても、働いてる人は会社辞めるなって言われるらしいよ。
作家として食べていける人はごくごく一部だから。
赤川次郎も東野圭吾も伊坂幸太郎も最初の数年は兼業（サラリーマン）だったよね。

なんかスレ間違いかと思うほどの状況なんだけど
『生物と無生物のあいだ』やっと読んでる。
さらっと読むつもりがやはり専門的なところになるとそうもいかなくて
結構時間がかかる。

>>414　
今日、読む予定。
古本、250円也。子供用に買ったけど、自分で先に読む予定。

>>413
東野圭吾は賞をとったあと、年に何作書けば食えるかを計算して
会社やめて東京にでた。編集者は辞めたことについてはゲッと思ったものの、
その計画を知ってそれなら、と思ったらしい。

売れてても浮き沈みの激しい業界だから大変だろうな。
既出だと思うけど森雅裕「高砂コンビニ奮闘記」読んだ。
あの乱歩賞作家でもこのありさま、中高年（57歳）はバイトでもなかなか雇ってもらえないし
専業作家で食っていくのはハードルが高いね。
もっとも、森氏の場合は才能よりも性格が邪魔をしているらしいのだけれど…


床下の小人たち、好きだったなぁ。
子供の頃なぜか小人もの？が好きで、コロボックルシリーズとか「木かげの家の小人たち」とか読んでた。

ジブリの映画のポスターはなんであんなイラストなんだろうな。
床下の小人たちを描くなら、もっと生活小物との対比がわかる絵面にしてほしかった。
頭の洗濯ばさみと腰の待ち針もわかりにくすぎる。
それとも映画のは「野に出た小人たち」がメインストーリーなのか？

>411
豊崎由美は好みが偏りすぎててうんざりする。
海外小説偏愛者には面白いのかもね

>>417
ミステリー板にある森スレを読むと、森に性格に問題があると思えてくる。
その高砂コンビニ奮闘記も読み進むうちにもやもやさせられた。

森も受賞後にもっとうまく立ち回れば、同時受賞した東野並みとは言わなくても
そこそこいけたと思うんだけど、今更そんなことを言ってもだわな。

森雅裕は、岡本太郎の秘書さんみたいな
なんでも雑務をやってくれる信奉者でもいればよかったんだろうけどね

>>415
大学低学年〜高校生くらいの子が読んでおくと良さそうだよね。

図書館で借りたのだけど、時間の読みが甘くて
延長することになって自分的にちょっとカコワルかった。
でも体裁よりちゃんと最後まで読みたかったからいいんだ。

「ジェネラル・ルージュの伝説」文庫になったので、
買って読んだら後半、作者の生い立ちと自書の解説で
半分位しか読むとこなくてすごい損した気分。
生い立ちなんて興味ないんだから、本編だけで薄くてもいいのに
なんか腹立った。

作家の収入といえば、自分の好きな作家が「年収150万の節約生活作家」として
ﾜｲﾄﾞｼｮｰで特集されててわが目を疑った。
上手くやりくりしてるから150万でも大丈夫…らしいけど。
作家って予想以上に儲からないんだね。

うん。
なんか自分の好きな作家で、しかもデビューして
まだ2作目〜とかでもないのに
こんなに収入少ないと大丈夫？ってなるよね。
取材したりするだろうし、書くのだって時間かかるわけだし
その間もバイトなんてしてたら若くないと体壊しそうだ。
ＯＬとかサラリーマンとかで、休みの日に〜ならいいけど、
常にバイトを探す不安とかまでくるとさ・・・。
この人くらいからは専業で余裕ってラインが知りたいわ〜。

東野でも初め数年の間は300万くらいって話だったっけ

>>423
もしかして、円城さん？
ＳＦ作家は売上げ少なそうだから、余計収入が少ないかも。
でも、私もＳＦ大好きなので、好きな作家はなるべく買うようにしている。

殊能ﾀﾝはどのぐらいで生活しているんだろう

>>426
いや、北野勇作です。
でもSF作家って予想は大正解。奥様素晴らしいｶﾝですわ。

神林長平クラスだと年収どれくらいなんだろう？

>>424

>取材したりするだろうし、

売れない作家のブログだったかエッセイだったかに、
「自分はまだまだ出版社には貢献していない売れない作家だから、取材費は自分持ち」
という文を見て、驚いた記憶がある。
一方、「今日は編集と取材でどこそこに行って、話題のホテルに泊まって…」
みたいな売れっ子作家のブログもあったりして、
当たり前なんだけど、この格差はかなりすごいな…と。
漫画家も、売れないうちは取材も資料も全部自分持ち、みたいな話聞いたことある。
アシスタントの人件費もかかるだろうし、作家より資金繰りが大変そう

>>428
北野勇作って、そんな著作数無いから仕方ない気もする
好きな作家さんだけど、年何冊出てるっけ？レベルだし

林真理子なんて億稼いでるくせにブックオフの存在を罵倒してたわ。
どこまで強欲なんだか。
自分の作品にはその価値がある、という絶対の自信があるんだね。

￥1000円の本として印税10％で一冊￥100
せいぜい一万部も刷ればいい方だから一冊につき100万円

一年に二冊出して200万
底辺作家で印税6％で5000冊となると一冊30万

こんなもんだろうね

北野さんなんかは、年に一冊出てたっけ？って感じだし
出てる本もそんな売れてる感じもしないし
（好きな作家だからこそ言うけどｗ）
雑誌に書いてるのとか他の仕事入れても、んな感じだろうなとは思う

>>429
群ようこなんか、書くものの質がかなり劣化して
以前たまたま読んだ「ちくま」のエッセイはただの愚痴か
チラシの裏程度のもんなのに、出版社からは優遇されてそうだもんな〜

私はとあるノンフィクション作家のブログ見てるんだけど、生活が厳しい
というわけではないみたいだし、副業もしてないけど、そう楽ではないようだ。
賞も貰ってるからそのジャンルの中では売れてるほうだと思うんだけど。

「食えないから」って理由で才能ある人たちが
どんどん退いていくのは残念だよね…

最初の１年にデビュー作ともう１冊単行本の書き下ろしを出して
（８千部×1500円×10％×２冊−源泉徴収10％）216万。
それがそこそこ注目されてデビューした版元以外からも連載の依頼など来る
ようになり、ひと月に50枚ぐらい掲載してもらえれば（50枚×5千円−源泉10％）
で月収22万５千円。
　それを隔月２社でこなしつつ、書き下ろしを年に１冊は出し、
３年目に無事初年度の単行本が文庫にしてもらえて、連載も途切れず、書き下ろしも
続けて、ようやく一息吐けるぐらいだと思う。
　でもそんなに上手くいく作家は稀だ。
　まず連載の壁があって、文庫化されるか否かの壁があって、コンスタントに
書き下ろしを出せるかどうかの壁があって、書評家や書店員に注目され、編集や営業
にどれだけ力を入れて貰える＝売り出して貰えるかの壁がある。

>>435
私は他にフリーライターとか本関係の自由業の人のブログも見てるんだけど、
「好きな仕事だから貧乏でも頑張れる」というような考えの人が多いみたい。

たまにブログを見てるライターさんは奥さんが出版社で働いてて専業主夫を
やりつつ文筆業をやってる。

結局、売れなくても辛抱強くそれなりのレベルの話を書き続けられるかどうかが大問題で、
それができれば今は出版社は出版点数も欲しいし、雑誌で人気作家の隙間を埋める
埋め草要員も欲しいから、食べるに困らないぐらいの収入は稼げるんだよね。

そのうち推してくれる編集者が見つかれば、売り出して貰える可能性も出てくる。
私が好きな作家は、売れっ子作家を看板にしたアンソロジーに短編１本入れて
もらえたことが大きかったとブログで言ってた。
７人で割っても、自分の単独著書の６倍ぐらい印税あったらしいｗ

年配の人に人気の時代劇作家、佐伯泰英（名前違うかも）は
もともと書いてたジャンルでは食べて行けなくて、エロか時代小説か迫られて
時代小説選んだよね。

職人作家を自認してるくらいだから「食べていけること」を重視してたんだと思うけど
時代小説だって誰でも書けるものじゃないから、佐伯さんには才能があったんだと思う。
今は売れっ子だから好きなものも書けるかもしれないが。

伊豆にある岩波の別荘を買い取ったとテレビでやってたから、印税すごいんだろなあ。

ただ元手はあんまりかからないだろうね＠小説家

漫画家は売れだしたらアシスタントを必ず雇わなきゃ〆切に
おっつかないだろうし。
詩人は食べるのが大変ってよく聞く。
片や作詞家は、カラオケなんかの著作権で、まだ喰いつなげるとか?

今、津村の「遍路みち」泣けて泣けてヤバ過ぎる
昨日の読売文芸欄にも津村女史が出ていたが、82歳との事。
今やｶﾞﾝｶﾞﾚは禁句の一途だが、とにかくｶﾞﾝｶﾞﾚ 長生きしろ　ずっと応援してるからな

金銭という元手がかからない代わりに
才能という元手がいるわけだから、後者の方が大変だと思うな…
まあどっちにしろ私には無理だ

森雅裕スレ読んできた。びっくりした。
こんなトンデモな人だったのか…そしてそんな窮状だとは…
乱歩賞受賞時は東野より評価が高かった記憶がある
（放課後は執拗に反対してた審査員がいたと思う）
とりあえず図書館で借りようと思ってたコンビニ顛末記を買うことにするわ。

>>440
漫画家の場合、雑誌連載時の原稿料はアシスタント代や
トーン買ったりする必要経費で、単行本の印税が初めて自分の
稼ぎになるっていう人が多いらしい。なので、お金持ちになるには
やはりアニメ化とかドラマ化とかグッズが大きいらしい。

なので、東野圭吾が、どんなに最低な映像化（「流星の絆」なんて
宮藤にレイプさせたようなものだ）でも受け入れるのは、割と
割り切ってるんだと思う。本買ってもらえれば自分の作品読んで
貰えるわけだしね、最低のドラマがきっかけでも。

>>440
それは書いてるジャンルにもよるのでは。

知り合いの歴史物(しかも外国物)書きによれば、
基本の史書だけでも相当な冊数になるって。
しかも、図版の資料なんかも、日本では手に入らないものが多いし
イラストを頼む時に必要だからと、かなり集めてるよ。
出版社が、他の人の仕事のための参考資料がないかと訊いてくるらしいw

司馬遼太郎は、古本屋にトラックで買い付けに行ってたって言うもんね。
今みたいにネットである程度調べられる時代はまだマシだと思う。
深く突き詰める物は勿論、資料も膨大に必要だろうけど
現代物でちょっと知りたいな・・ってことならネットでも済むこと多いだろうし。

>>440
>>434のノンフィクション作家さんも、古書の購入費がかなりあるそうで、
資料代を差し引いたらぜんぜん元取れないって。
何について書いてるかでその辺の経費のかかりようは違うんじゃないかと思う。

たとえば石田千みたいなエッセイストだと、自分が書くものに
ついては取材費とかかからなさそうだ。

618 名前：日出づる処の名無し ：2010/06/14(月) 15:27:39 ID:imgrivrT
アッチの掲示板に書かれてた
誰か民主党を止めてくれ　えらいこっちゃ！
KBSニュースを見ましたか?
科学技術院の朴報道官は14日午前の定例会見で述べました。
日本の惑星探査機の帰還は偉業であり、賛辞を惜しまない。
我が国は日本が計画している次期計画に参加する。
記者からロケットが失敗したこの時期での発言の真意を質問されました。
朴報道官は話します。
日本も過去にたくさん失敗している。
我が国のロケット製作技術は完成されている。
技術格差はなくて、問題はない。
以後、我が国の宇宙開発は日本との対等な協力関係で進行する。
お互いが優れた技術を隠すことなくて協力して行く。
すでに外交通商部を通じて交渉していて、日本の与党議会関係者から協力を受けている。
時期は未定だが、次回の首脳会談で合意する。

#盗む気まんまんw

うわ、ごめん、誤爆

信望者がいるのって大切だよね。
中井英夫だって晩年は大変だったみたいだけど、
そういう人たちに支えられてたそうだし。
気難しい人だったようだが「虚無への供物」効果が凄かったんだね。

片桐はいり「わたしのマトカ」小林聡美「ワタシは最高にツイている」
セットで読んでみた。
片桐はいり、前にもここで絶賛していた人がいたけど、いい文章を書くんだね。

谷川俊太郎「ひとり暮らし」共感することが多くてページを折ってしまう箇所多数。
谷川氏からしたら、共感なんかされたくないかもしれないが。
ソフトバンク文庫なんて初めて知ったけど、「天使がわかる」「堕天使がわかる」
漫画の聖おにいさんを読むときや、アメドラのすぱなちゅを見るときの参考になる。
雑誌のPenでも増刊号出てたけど、キリスト教がブーム（といっては叱られるかも）なのだろうか。

アメリカではiBookやキンドルみたいな電子書籍は印税最高70%貰えるなんて話しを聞いたけど、日本もそうなるといいね。
才能ある人の面白い本がたくさん出るのは大歓迎！
そして紙にしない分、早く安く購読者が読めるから期待してる。

告白読んだ。スラスラ一気に読めて面白かった。鬱本だけど、苛つかなかった。
嫌われ松子の一生は主人公に苛つくし、殺人の門は本を投げつけたかったけどね。

あとゲド戦記を今更ながら読んだけど、1〜3は王道ファンタジー。4以降はイマイチだな。作者の主義主張が見え隠れして純粋に楽しめない。最終巻は良かったけど。

紙にしない分、絶版という事態がなくなることを期待してる＞電子書籍

コピーしやすいという問題点さえ解決できればなあ＞電子書籍

>449　片桐さん、「グアマテラの弟」も面白いですよ。

視力悪化が甚だしい私には縁がないな、電子書籍。
紙魚の住処を奪わないでｗ

>>454
2chするのはいいのか？ｗ

ガイアの夜明けでは緑内障のおばあさんが、
大好きな本を読むためにはルーペが必要で大変だったけど
電子書籍にしてからは明るいから読みやすいって言ってた。
なるほどなーと思ったわ。
字も大きく出来るしね。
そんな私はベッドに持ち込むのでやっぱり紙がいいんだけど。

単純に「あとこれくらい」って厚みを確認できないのがさみしい。

>>453
｢グアマテラの弟｣ではなくて
｢グアテマラの弟｣だと思うわ、奥様〜

電子書籍は光度調整しても白すぎて読みにくいわ
いまのとこ、文庫本のうっすらクリーム色のザラ紙背景が自分は一番読みやすい
今後目が衰えると変わってくるのだろうか…

>450
殺人の門は、主人公があんまりバカなんでいらいらした。
なんだっけ、さだまさしの歌で「騙されて騙されて、もう二度と騙されないと誓った直後にまた騙される」
みたいな歌詞を思い出した
告白はシリアスな内容なのにところどころ笑えるのがいい。
先生の「馬鹿ですか？」とか結構ツボだった。

こんなに本読むのが好きなのに年とって読めなくなったらどうしよう。若い頃はそれが不安だった。
私の場合の結果（途中経過ですが）、たしかに目は衰えてきたが読む気はマンマンのまま。
ただし数ページで眠ってしまう。だんだん眠くなるのではなくコトンと眠りに落ちていて→朝。唖然。

>>460
母がそうだよｗ
460さんは母より若いと思うけど、どんどんその読んでる時間が短くなるんだって。
最近は４コマ漫画すらそうだって言ってた。
誕生日にi-pad買ってあげようか悩んでる。

キンドルかなりみやすいけど、iBookの方が面白いね。
キンドルで洋書は助かっている。

>>457
そうだ、残ページが分からないんだね＠電子書籍

ところで恥を忍んで御伺い致します(今更もう誰にも聞けないので）
iBookって、ＰＣが、Apple＝Macじゃないと、互換性無いっていうか
iBookだけポツンと買ったとしても、なんかつまらん?ものでしょうか?
アホでごめん　マジすまん

ごめんなさい。 ipadの質問です。本当にアホの未開人で申し訳ないです。

age

ituneがあれば、windowsマシンでも大丈夫なんじゃない？＜iPad
iPadだけ単体であっても、使えないと思うけど。

>>466
御解答をどうもありがとうございました。

Ｍａｃご利用の御方も多いんですね
iPadで新しい書籍を体験したかったですが、残念です。
紙の本でも問題は無いのですが、増殖の一途、場所取りこの上なく、
引っ越しの時、大変苦労したので。
みなさま、どうもありがとうございました。

iPadってパソコンを介さずに無線LANとかソフトバンク契約の回線で
電子書籍などを落とせるんじゃなかったっけ。
だから上記の環境さえあればパソコンは不要だと思ったけど。

私もよくわからないけど、最初のアクティベイトにＰＣが必須らしいです。
iPad　アクティベイト　母艦　あたりでぐぐると、そのへんの記事が読めます。
ituneはフリーでダウンロードできるので、Ｍａｃは必須ではありません。

どのレス見てMac使いが多いと思ったんだろう？
それにWindowｓでも使えるとかいてあるのに諦めるの？

あ、そうなんだ。
どうせなら単体で全部出来るようだったらいいのにね。

今朝の朝刊の「小説すばる」の広告をチラ見して、
村上由佳がついに脱いだ!のかと、何でも吃驚したんだけど
袋とじヌードグラビアのプロデュースと撮影・・・なのねー。
いやあ、笑えるw

>>472
('A`)…もう何やっても驚かない自信が出てきた…

>458
うっひゃー恥ずかしいーｗ
コーヒーミルに粉砕されに逝ってくるー

>>472
女性作家が中年以降やたらエロ系に走るのって何なんだろう。
ヌードグラビア云々じゃなくても、普通の恋愛小説を書いてた人が
生々しい性描写の作品が増えたりってあるよね。

>>475
段々本能に忠実ｗになってくるとかｗ
なんだかんだいってエロだと客のくいつきがいいからなのかなあ。
エロ雑誌を堂々と買えない文学青年や文学おじさんは大喜びとか。

日経新聞のﾅﾍﾞｼﾞｭﾝ小説も中間小説誌じゃなくて日経だからあそこまで
話題になったってのもあるし。

昔の少女マンガ家がレディスコミックに移行するようなもんなのかな

>>476
客の食いつきかぁ。

女芸人とかがネタにしてるように「30代後半からの性欲がハンパない！」
とかいう現象が、もしかしたら本当に起こるのかな？とか思ってたw

中年以降になると、人前で平気でエロ話ができるようになるってことかと思ってたｗ
あと、話のネタが尽きてきたころに編集者あたりがエロ路線を薦めるのかもしれない。

>>477
それを大人になったというように思ってる作家もいると思う。
個人的には天地真理化と呼んでる。

>>480
＞天地真理化
なんとなくしっくりくるわｗｗ

本人の希望じゃなく出版社が書かせるんじゃない？

新聞夕刊に本屋大賞への批判が載ってた。
今回受賞した天地明察は事前に関係者に見本として3分冊が配布されてたと
あって、なんじゃそりゃ、と思った。
初期のコンセプトが失われてるような本屋大賞なんて存在する意味あるのか。

こう暑いと読書する気力も奪われるねー
心なしか、最近ココも過疎ぎみ・・・
なので上げてみよーっと。

美空ひばりの息子が書いた本読んでる。
ゴーストだってバレバレｗ

そういやジョイ著の本が母親の名前が間違ってるってやってたけど
ゴーストが書いたのは当たり前にしろ、著者校っていうの？最後にゲラ刷りをチェックするのすら
本人がやってないのかよとアキレた。
タレント本の世界じゃ普通の事なのかな、昔、松本伊代の「私はまだ読んでないんですけど」発言もあったけど

大藪春彦と有吉佐和子を読んでいます。

井上靖の氷壁を読み終わった。
ヒロイン大正14年生まれの小説かあ。
ヒロインの旦那は明治33年とか言うと、ナイロンザイルの話も
その時点（昭和25年くらい）での商品性能だもんね。

文章や物語の世界としては良いけど、現代にはマッチしてなかった。
恋愛部分は、昔の小説の方が直接的で描写もそれなりだったんだけど。

>>487
タイトルは何？

最近、金原瑞人の翻訳した本がマイブーム中
ジャンルで言うとヤング・アダルトなんだろうけど
大人が読んでも十分面白い。
ソーニャ・ハートネット
フランチェスカ・リア・ブロック
デイヴィッド・アーモンド 辺りを読みまくってます。

後、気になる翻訳者なら柳下毅一郎、山形浩生、越川 芳明、鼓 直
知らない作家でも何となく面白いかも？と読んでみる事が多い。

>>490
ジェラルディン・マコークラン（マコックラン）、未読だったらぜひ〜
金原瑞人の訳すものは自分にとって割とよかったと思う本が多いので、自分も参考にしてる。
最近はインドづいていて、インド系作家を読んでる。
キラン・デサイの「グァヴァ園はおおさわぎ」が面白かったな。

>>491
お勧め有難う御座います。
ジェラルディン・マコークラン
今のところ未読でノーチェックでした。
是非キラン・デサイと共に読みたいです。

随分前にここでパトリック・ジュースキントの「香水」を勧めてもらったのですが
映画も観ましたが面白かった。
周りに本を読む人が少ないのでここでお勧め本を挙げてもらうと
大変参考になります。

>>488
「氷壁」の物語舞台を現代にうつして映像化したNHKドラマは、
玉木宏に山本太郎に鶴田真由が出演したんだけど
なんと言うか、とても微妙な出来でした・・・

金原瑞人はエッセイが面白いと思う。

谷川俊太郎質問箱を読破。
笑えたけど、値段は高いなあ。
立ち読みで良かったかも。

>>490
プリンセスダイアリーの人がひとみの父ちゃんだと最近知ってびっくりした

川上弘美「風花」再読。
最初に読んだときにはさほど気にならなかったけど、
何この江国香織風味。
うだうだしている主人公とその夫、それらと比べると生気があるように見せかけて
ただの不思議ちゃんな脇役たち。いらいらしたー。
江国の小説群と設定がもろかぶる。
「センセイの鞄」も好きになれなかったし、苦手な作家だということか。

川上も江國も初期の頃は好きだったなー
ちょっと前の小池真理子のときも話題になってたけど
なんで女流作家ってある年代過ぎると（中年になると？）
不倫小説ばっか書くようになるんだろ
川上や江國みたいに不思議ちゃんタッチ？ふんわり風味？の小説であろうと
しょせん登場人物がやってるのは不倫じゃんと思うと萎えるわ

井上靖は「夏草冬濤」「北の海」が大好きで
何度も読んだな〜。
その後に読んだ大人ものにはあんまりハマりませんでした。

吉村達也って人のを読もうと思っていますが、
すごくたくさん書いていて迷ってます。
どれから読むと良いでしょうか。
お好きな方、よろしくお願い申し上げます。

>>499
ごめん余計なことだと思うけど「おろしや国酔夢譚」読んでみて
井上靖って洗練されていない文体だと個人的に思っていて
嫌いなんだけど、これは凄くいいよ。騙されたと思って是非

>>498
私も初期作品や短編集は好きですね
作家の決めた路線と嗜好が合わなくなったのかな。

>>500
西田敏之主演の映画も良いよね。
米原万里が「マイナス50度の世界」って本で大黒屋光太夫の
ロシア足跡を綴っているのと、妹の夫が井上靖ってのは
やっぱり何か繋がりがあるのかな？
ものすごい年の差夫婦だけど。

江國は「神様のボート」までが神だった、自分の中で。
皆様の辻とコラボしてからあんまり読まなくなった。
まみや兄弟は面白かった。

>>472
ttp://blog.livedoor.jp/harasaori/archives/1424609.html
モデルは原紗央莉かあ。
意外とサマになってそう。
他にも読みたい読み物があれば小説すばる買ってもいいかも…と思った。

>>502
米原さんの妹の夫は井上ひさしだよ。

川上弘美は朝日の朝刊に連載してる児童文学風小説が
わざとらしすぎて朝っぱらからぞわぞわしてダメだ
主人公の女の子が離婚した父親と再会したところだが
父親の語り口調とかもうね…まぁわざと狙ってるんだろうけどね…

川上弘美も江国もどうも受け付けない。
生理的に合わない感じ、あの二人は容貌のイメージでファンに
なってる読者が多いと思う。

「食堂かたつむり」
タイトルからほっこり小説だと決めてかかって今まで読まなかったのに
友人が貸してくれたので読んでみたら思ったとおりのほっこりさだったんだけど
主人公と母親の関係に共感してしまって最後の母親の手紙ですごい泣けた。

ｦﾆｦﾁ580
http://live28.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1275444185/

食堂かたつむりを誉めてるレスって
初めて読んだかもしれない

ここで紹介されてて興味を持った「妖怪アパート」を読んでみた。
最初の方の巻はすごく好みなんだけど、だんだん主人公一派
（とくに千晶先生）へのキャラ萌えがあからさまで辛くなってきた。
なんか主人公たちが全部正しくて、異なる考えを持つ人間は
ダメみたいなのが苦手だ。

>>497
いーらいらするよねーｗ
何だろう、ふわふわしているあたし・・・
みたいな現実感の無さは。
惰性で読んだけど、疲れた。

センセイの鞄は、センセイとの行為は
必要だったのか？と疑問に思う奥様多数だったよね。

吉本ばななの王国4
最新のやつ。

なんというか、いままで段々あれれれ?とおもっていたし、
2chも含めて、評判が落ちていくのを知ってはいたけど、なんとか読んできた。
ずっと読んでたし、まあ作品の出来には波もあるだろうとか思いながら。

でも、もうダメだ。本当に本当につまらなかった。

>>509
私のことなら褒めてるつもりはなかったｗ
予想通りのうざさだったけど母娘の関係が自分と似てただけ。
この友人は私があえてスルーしてる人気本をいつも会う時に持ってきてくれるんだけど
本の趣味以外は気の合う好きな友人なのでだまされたつもりで素直に読んでる。

小説家は寡黙なのが丁度いい。
ばななさんの日記みたいな本一冊読んだけど、あまりの世間知らず(考えが云々じゃなくて知識面)に閉口。
どんどん陳腐化していってるのがわかる。

>>504
あ・・・
ものすごい勘違いしてました。
井上ひさしが米原ユリの夫？って事ですよね？
あの猫虐待の男が？
あぁ、そうなの？あらまぁ・・・なんとも。

ポトスライムの舟が面白かった方いますか？
読み終えて、あまりにも手応えのない話で、
なんでこれが芥川賞なんだろうと思って。
何か私が気付かなかった味があるのかなぁと不思議なので、
好きな方にはどういう所がよかったのか、
是非教えていただきたいです。

え〜っと・・・読んでないのにアレだけど、芥川賞っていうのにソレを求めるのは違うのでは。
直木賞に、ならまだしも。

うん、芥川賞にそれを求めてはいけない。
敢えてがっかりする為に読むならまだしも。

『リスの窒息』石持浅海

何あれ。
いくらなんでもキモすぎるだろ。
都合よく進みすぎ。
久々の時間返せ本だわ。

本好き歴○十年のうち三分の一はガッカリに費やして現在に至っている。
図書館でのチョイス、慎重で疑り深くなったw

ガッカリもそれなりに栄養になってる、と思いたい

>>519
石持浅海って基本そうだよね＞都合よく進みすぎ。
頑張って推理モノ書いてるけど「そんな奴おらへんやろ〜」としか
言いようがない人に頼りっぱなしで進んでいったり、あまりにも
無理がある展開で「えっ！？」って感じだったり。

主人公が男で、頭のキレる女子高生だか女子大生だかが出てきて
事件を解決していくシリーズがあるんだけど、あまりにひどくて
呆れ果てたよ。

「まっすぐ進め」は主人公が親切なことやってるように見えて
余計なことしてるようにしか思えなかったｗ
あとbaby-Gを2つ並べて付けるのはしんどくないかとか。

>>522の小説、タイトル忘れ去ってて調べてきた。
「扉は閉ざされたまま」だった。

>>523
あれも無理がありすぎる設定＆推理だったねw
何冊かは読んだけど、今は二度とこの人の本は読まないと
心に誓っている。

>>517>>518
そういうもんなんですかw
確かに、純文学自体が手応えとか求める物じゃない気がします。
あえていうなら、漂う空気を味わう、みたいなのが醍醐味なんでしょうかね。
芥川賞ものを初めて読んだので、ちょっと戸惑いました。
ありがとうございます。

>>524
「扉は閉ざされたまま」はほんと展開に無理がありすぎる。
もっとひどいと思ったのは「水の迷宮」。
あれはほんとにありえないだろうと…

でも「扉は閉ざされたまま」ってこのミス上位だったよね。
基本このミスにランクインされている本って、面白いんだけどなあ。
あ、順位には同意できかねますが。

「扉は閉ざされたまま」読んで、二度とこの作家のは読まないと思った事だけ覚えてる

>>522
アイルランド好きなので、「アイルランドの薔薇」を読んだけど、
都合よすぎな上に、荒唐無稽で頭がくらくらしながら最後まで読み通した。

その話に出てくる出てくる日本人は日本にはまだ武士や芸者が蔓延ってる、
って思い込んでるような外国人が書いたようなもので、何度も
作者は日本人だよな???と見直したぐらいひどかった。

この人の本は二度と手を出さないと思った。

酷かった話豚切りスマソ。
昔読んだ少年同士の恋愛小説が思い出せない。
２０年くらい前に文庫で出てて海外の作家で、水泳やってる主人公と彼氏が主人公のおばさんの家に泊まりに行ってもにゃもにゃしてた。
覚えてる奥様いらっしゃいませんか？

>>530
一般書籍板にあるこのスレできいてみたらどうだろう。

この本のタイトル（題名）教えて！　その8
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1266833012/

石持浅海に二度と手を出さないと心に誓った奥様がいっぱいwww

>>526
水の迷宮読んだ時に二度と手を出さないことを誓ったの忘れてたorz

石持好きな私涙目ｗｗ

石持好きだけど
「君がいなくても平気」はさすがにないわーとおもた。

>>530
ジョン・フォックス「潮騒の少年」
だと思う

彼氏に抱かれる側だった主人公が、
ある日逆に彼氏を抱いてみたくなって、彼氏にそのこと言ったら彼氏は「それは嫌だ」と拒絶。
「なーんだ。こいつは俺のことを女代わりにしてるだけか」と気持ちが冷めていく主人公が
けっこう好きだった。

石持作品の登場人物の言動はうーんて感じなんだけど
ドアが開かなくて部屋の中に居る人の反応が無くても
寝てるだけかもしれないんだから普通ひとンちのドア壊さないよねってアイデアひとつで
小説１本書いた心意気を買って今でも読んでるー

いつも上を向いて　マイケル・J・フォックス

前作のラッキーマンは非常に読みにくかったけど、
これは非常に読みやすかった。

最近ってさ、
本によってはハードカバー→新書→文庫ってなるんだね。
かと思ったら、これって最初は文庫で出した方が、
かえって評価良かったんじゃって内容の本もあるし。
出版不況だから仕方ないのか。
危うく、宮部の「おそろし」買うところだった。
時代物は好きだから。

もう、私の本の格？によっての価値観の方が古くて、
出版社のいい餌食って感じなんだろうな。
冷静に考えたら昔だって良書の翻訳本は最初から文庫だったもんね。
十代の頃の愛読書だって今でいうラノベだし。

今まさに「扉は閉ざされたまま」を読んでいる（汗）
半分以上読んだが、いまだ扉は閉ざされたまま…
まさか本当にタイトル通りの状態がここまで続くとは。
面白いと薦められたのにー
因みに私も「水の迷宮」で突っ込みまくったクチです。

「扉は閉ざされたまま」
ここまでのレス読んで逆に読みたくなって早速予約したwktk
皆様の心の扉をことごとく閉ざしていった迷作に期待。

【自民党清▲和貝＝２▲ちゃん運▲営の北朝鮮カルト統▲一京会信者】
２ch規制→シベリアなどのレス代行スレに人が集まる→待たされるのにうんざりして△を買う→
→じつは２ch運営のカルト統▲一京会信者がレス代行人をしてる(つまり２chに人と金の両方を集めるための、２ch規制とレス代行スレ)


はい言論統制が始まります。
今年の７月から東京にあるネッ▲トカフェはすべて会▲員制になります。匿名書き込みできなくなりました。
警察が、ユ▲ダヤ(統▲一京会)や薩▲長連合のためにイ▲ンターネ▲ットカフェ規制をした。

↓【参考：洗▲脳支配　　苫▲米地英人(著)】↓【参考：マ▲インドコントロール　　池▲田整治 (著) 】↓
・ 第二次世界大戦時、油田のないドイツに石油を販売していたのは、英国女王支配下の石油会社。

・アメリカ軍から「日本の水道水には塩素が入ってるので飲めない」と言われた。
　　ＧＨＱのマッカーサーが日本人を弱らすために水道水に塩素を入れた。古い水道管から溶けだす鉛や、
　　農薬や有機物質と塩素が化合し、トリハロメタンやMX等が猛毒の原因にもなっている。

■いま日本の最▲高権力者は薩▲長連合(鹿児島県、山口県)たちです。日本はいまだに武家社会です■

・明治維新はテロだった
薩▲長土肥の戦費・・・・・ユ▲ダヤのロンドン支店が資金を貸し出す(年利18％)
幕府の戦費・・・・・ユ▲ダヤのパリ支店が資金を貸し出す(年利18％)
借金を型に最新兵器を売り、彼ら(ユ▲ダヤや貴族)の派遣した軍事教官をもって教育し、最新武装の洋式軍隊を作ればいいだけだ。

・総理大臣、大蔵大臣、外務大臣や公安、警察、自衛隊の歴代トップは鹿児島県、山口県、 高知県、
佐賀県、 長崎県出身者ばかりです。国策捜査は、薩▲長連合とアメリカのための捜査です。
↓
2▲ちゃんねるに書き込めないレス
http://m▲egalodon.jp/2010-0527-2135-09/anchorage.2ch.net/test/read.cgi/s▲iberia/1▲274526803/2▲96
↑ 新しい掲示板に移動しよう

北朝鮮カルト統▲一京会＝２▲ちゃん運▲営＝自民党清▲和貝＝薩▲長連合＝ユ▲ダヤ権力
２▲ちゃんねるは統▲一京会の世●論工作所として作られてる。あとI●P集めが目的。

「神様のカルテ」読みました。
現役のお医者さんが書いた本だから、医療の問題点に鋭く切り込んでるのかと思ったら
スィーツだった・・・
地域医療に従事する医師が圧倒的に足りないという問題をもっと掘り下げればよかったのになぁ。

これ映画化されたら、主人公があの夏目漱石の吾輩を真似する喋り方も当然やるんだよね。寒そうだ。
相手役の山岳写真家の宮崎あおいは、現実味ゼロでピッタリの役だわｗ

大石圭の「いつかあなたは森に眠る」読了。
いやあつまらんかった。
大石圭は「アンダーユアベッド」だけ面白かったな。
あとは全部壁投げ本だ。

今日、図書館に行く日だが
今日借りる本は石持浅海と心に決めた。

石持大人気。
賢者の贈り物とか選ぶとイラッとするよw
賛否両論だけど個人的にはガーディアンはわりと好き。
ただし色々とツッコミどころ満載なのは他の作品と同じ。

石持、業界での評価はどうなんだろう。
本格物を書いてる人からしたら、あんな推理なんて認められない！とか
思わないのかなぁ。
あれで「推理→解決☆」と言っちゃったら、ほとんどの人は推理小説
書けるよなーと思った。

ミステリー系なんて無理があって当たり前（なんでこの日人は行く先々で
死体発見するの、とか）な部分もあるけど、いくらなんでもひどいから
二度と手を出さないどころか、憎しみさえ覚えたわw

米澤穂信に手を出してみた
小市民シリーズ→インシテミル→古典部一作と読んで、古典部だけちょっと合わなかったけど
久々に面白く読める作家さんを見つけられて嬉しい

>>548
古典部、私も最初は苦手だったけど、キャラクター同士の関係性が濃くなって、
各々の背景も徐々に明かされて、段々面白くなってくるよ。
古本屋の叔父さんのところで居候バイト中の大学生が主人公の「追想五断章」
が、本好きとしては非常に興味深かった。いろんなタイプの話書く人だよね。

>>547
むしろ本格畑の人のほうが評価高くない？
このミスより、本ミスでのランクのほうが上なイメージ。

推理よりも、>>537奥様の仰るような感じで
「これをやりたかったのでこのヘンテコ世界を作りました」の
「これ」の目の付けどころが良いor面白いと思えるかどうか、が評価の分かれ目なのかも。
自分は結構そこが好きｗ
もちろん全部が好きではないけど。

>>548
米澤穂信はおもしろいねー。使用人シリーズとかのイメージで
けっこう年配の人かと思ってたら、同い年でびっくりした。
インシテミルもおもしろかったけど、映画化されるんだっけ？

週１ぐらいのペースで曜日や時間ばらばらで図書館行ってるんだけど
いつ行ってもいるおじさんがいてなんか笑えるｗ
常に咳き込んでて時々ゴェーッってすごい音出すのでどこにいてもわかる。

某新聞で紹介されていた「狙撃」を無性に読みたい。

今更ながらグロテスクに手を伸ばしたんだけど、なかなか進まない。これから面白くなるかな…。

「告白」映画のレビュー観てたら、良い意味でも悪い意味でも
見た人はｽｺﾞｲ衝撃を受けたみたいな感想が多いけど、見た人いますか？
本より映画の方が更にﾄﾞﾛﾄﾞﾛしてて、原作より映画の方が面白いという稀なパターンらしい
原作も読んだけど、見に行こうか、どうか悩み中

告白、小６の娘が見に行きたがってるんだが小学生は見れないんだね
私一人で行こうか考え中
木村佳乃が直くんママにすごくはまってるらしいね

私は「告白」を原作も読んで映画も観ました。
ふだん原作を読んだらあまり映画は観ないんだけど
今回は映画を観てよかったと思いました。
結末を知ってても映画は映画で楽しめました。

自分は松さんと佳乃さんが好きなのと、映画好きの友人がお勧めしてたので観に行った。
あのあり得ないラスト含め、映像にすればいい感じのエンターテイメントになった感じ。
良輝がまた秀逸なｷｬｽﾃｨﾝｸﾞｗ
上手く映像に昇華したなと思いました。
原作を読んで、主役松さんってないわと思ってたけど、見たら嵌ってた。
佳乃さんもよかったし子役たちも上手く役に嵌ってた。

修也はｼﾞｬﾆｰｽﾞｼﾞｭﾆｱなのかと思ったらD-BOYSだったｗ

やっぱり皆さん良い評価ですね
レビューでは、低評価している人も「つまらない」とかの理由では無くて
リアリティがある悪意過ぎて見てて耐えられない衝撃だった・・
のような理由が多かったから、気になってました
観に行ってみよ〜

湊かなえは、本当に運がいいよね。
たいがい、売れた本の映像化は失敗して、本の売れ行きにも影響すること多いのに
(宮部みゆきなんか、その点、不運続き)
映画は、原作を凌駕する出来で、原作の売り上げにも貢献。
ちょっと前まで普通の主婦だったのに、このシンデレラ物語wwはすごい

でも、やっぱり、エイズをただの復讐のツールに使った点と、
エイズの知識が出鱈目で、その影響を思うと、
私は、どうしても評価できない。
でも、本を読まない層に本を読むきっかけを与えたというところはすごいと思うけど。

>>560
その点は、原作より映画の方が上手く使っていたと思うよ。

米澤穂信「インシテミル」、疑問の残るところもあったけど、
意外と面白かったわ。で、「ボトルネック」を読んだけど、
なにこれ〜〜！！ミステリっていうの？小市民シリーズが苦手
だったけど、「インシテミル」で、あれ、いいかな？と
思ったところだったのに・・・

そして、私も「扉は閉ざされたまま」を読んで、石持は二度と
読まないと誓っています。このミスを信頼してるけど、
あれはなんでかな・・・設定？アイデア？

>>548
小市民と古典部が苦手。
一応読んだけど、大人向けの本っていうのかな。
そっちの方が好きだった。
キャラがどうも苦手なんだよね＞小市民と古典部

小市民は女の子の性格の悪さがどうも苦手

>>553
どこまで読んでるか分からないけど、
私の中で「グロテスク」は殿堂入りしてるよ。

「告白」を映画見てから原作読んだ者だけど、あの構成がすごいと思った。
原作の章をばらしてて、単純に時系列でもなく行きつ戻りつするのにちゃんと分かるし、
伏線や仕掛けもきっちり発動してる。
原作の淡々とした雰囲気を損なわず、かつ飽きない映像になってたと思う。
この監督に「模倣犯（笑）」を作ってみて欲しい。

うちの殿堂にも「グロテスク」は入っています。
評価され尽くしてから読むのって、読者著者双方にとって色々とナンギだね。

>>544
大石圭ってあんなにもつまらないのに
干されないのが本当に不思議
売れてんのかな？つまんないのに

ここ読んでたら私も「告白」見に行きたくなった
来週のレディースディにでも行くか

>>567
ほんとつまらんよね。
オリジナル本よりもホラー映画とかのノベライズ作家のカテゴリーなのかな。

>555
「告白」小６にはホラーだと思う。

面白いけど、分別がついてからがいいと勝手に思う。

グロテスクは中国人の手記の部分がつまらんって評価が多いけど
私はあの部分も楽しく（楽しくっていうと御幣があるがw）読めた。
真梨幸子はちょっと筆の立つ女子高生が桐野夏生リスペクトで書いたよう、というレビューを読んだが
フジコとアイムソーリママ、女ともだちとグロテスクがそんな感じかね。

>>571
桐野夏生は好きでよく読むんだけど、真梨幸子は未読だ。図書館行ってこようかな。
真梨幸子ってこのスレでちょくちょく名前が挙がる人だよね。

>>572
ていうか、このスレでしか話題にならない。自分はこのスレに
真梨か担当編集者が常駐してるんじゃないかと思う。
だってへったくそだもん。

それにしても桐野夏生と同じステージで語るってどんだけry

真梨幸子はヘタウマって感じで私はかなり好きｗ

>>573

なんか、真梨の話題を自らわざわざ出しては、
「ここでしか話題にならない、自作自演」みたいな流れを作る人いるけど
ものすごい強烈なアンチがなんだろうか？
そっちのほうが不自然。
つか、書評やインタビューなんかも結構見かけるし、まったく話題にならない人、
というイメージではないんだが。

真梨の話題を出す人は、たぶん、ミステリー板の住人だと思う。
ミステリー板でも
真梨の名前が出る→ここでしか話題にならない、本人だろう→それでも真梨の名前が挙がる→本人だろ
のループを何度か見かけたww

なるほど、お約束なのかｗ

話題といえば、福田和代が話題になっているけど、
読んだ方いますか？
はじめ、福田和子とごっちゃになって、
「え、あの人が小説書いているの？　というか、生きているんだっけ？」
と混乱してしまった

朝日新聞に書評が載ってたので「オーディンの鴉」図書館で予約中。
その前にヴィズ・ゼロがすぐ借りられたので読んでみた。
確かに面白いけど、ちょっと読み通すのにしんどかった。
そんなにグイグイ引き付けられる力は感じなかったな。

堂場瞬一「蝕罪」を読んだ。
こんなにイライラする（悪い意味で）小説は久しぶり。
ストーリー云々以前に、主人公にも相棒の女性にもイライラするし、
たまに出てくる靴の描写等にもイライラした。
自然と、主人公と作者がダブって、
この作者は人として苦手なタイプで、身近にいたら絶対にイライラする！
と思ったｗ

結構前に多分ここで中山可穂を大絶賛してた人がいて
本人か担当編集者かと思いながらも、その文章につられ
初読み作家で単行本を買う事は滅多にないのに「恋歌」を購入
まったく好みじゃなくてガッカリしたけど、この物語はさぞ素晴らしんだろうな
と興味を掻き立てるレスに感心した

>>581
誉田哲也を読んだら憤死するなｗ

>>579
福田和代「TOKYO BLACKOUT」を読みました。
男で新潮に連載してる人に似た名前の人もいるね

感想としては、最初は東野圭吾の初期のような話か？と思ったけれど
最初はスケールの大きな話かなあと思ったけど、途中で事情が分かってがっかり。



ネタばれかも

動機は同情できるし理解できるが、何でそれでテロをおこして次々人を殺していくの？？

むしろ外人がテロを起こして、停電になって、各地でパニックが起こり、タイムリミットもあって…
警察と企業が力を合わせて解決、都民を救うみたいな方が良かった

ゴダート「リオノーラの肖像」長いけどやめられなくなる。
暑い日でも冷気を感じるマクリーンのデビュー作「女王陛下のユリシーズ号」。
インフルエンザが流行りだすと読みたくなるのが小松左京「復活の日」。
小松は全部好きだと思ってたが「高砂幻戯」はだめだった。男性が夢みる女性を
好き勝手に書いていくと、女の自分は苦笑いしたくなるんだなあ。
すごく頭の良い人が書いた、スケールの大きい話が好き。

明日発売のSFマガジンは浅倉久志追悼特集みたいで、うれしい。
ミステリマガジンは浅倉久志追悼ページ２ｐ程度だったから
こんな程度の扱いなのかと思ってたけど、SFマガジンで
ちゃんと扱ってもらえてほっとした。

今度本屋行ったら買おうっと。

>>573
使えるものは何でも使え・・みたいでさもしいね＞編集者or作家本人のレス
こんな掲示板で自演するようなのはダサいし作家としてﾌﾟﾗｲﾄﾞがないのかと思う。

告白、私は原作読んでから映画に行ったクチだけど
正直見なくても良かったかなと思ってしまった。
映画の出来が悪かったわけではないんだけど
なんかもうお腹いっぱいって感じだった。

>>587

私は、>>573が、本人か関係者なんじゃないかと思う

っていうか、私が作家だったら、こんな過疎スレでは宣伝しないと思うww
もっと目立つところでやるよ

私は真梨幸子、面白いと思うのも生理的にだめなのもあるけれど
一応図書館で借りて読むし、ここに感想かくよ
５７３が嫌いで認めない作家でも、ここで名前が挙がったって良いじゃないの。

更年期少女読んで、「この人２ちゃんやってる、既婚女性板の更年期スレ見てるな」
って思ったけどね。

亀ですが≫536の奥様ありがとうございました！早速探します。
スレを教えてくれた≫531の奥様もありがとうございました！

>>549
おや、そうなのか。もう何作か古典部読んでみます。
オススメもありがとう！次は何にしようか決めかねていたので助かりました！

>>551
おもしろいねー。>>548さんの書かれている通り、色んなタイプの話しが書ける作家さんだなと思います
映画は藤原達也が主演だと聞いてついついカイジ劇場版を連想しました。予告もそれっぽくて少し心配です。

>>583
マジですかｗ　誉田哲也ね、読んでみるわｗ
知らずにひょっこり読んでイライラを募らせるより、
ｶｶｯﾃｺｰｲ気分で読んだ方がダメージ少なそうｗ
二度と読まない作家リストに仲間入りできるかな？ｗ

>>583
誉田哲也って、何で売れてるんだろう。
男性から見た、いい女を描くから？
自分からみると凄い薄っぺらいし、携帯小説に思えた。
「ストロベリーナイト」、この１冊しか読んでないけど、香ばしかった。
しかも、この姫と呼ばれるエリート女性が主役の小説、ドラマ化されるんだよね。寒そうだｗ

>>595
へー、ドラマ化されるんだ。
主人公は誰だろう?
「んもぅ」って台詞頻発かな?w

江國香織の『がらくた』読了。
この人の小説読むの初めてだったんだけど、(ﾟДﾟ)ﾎﾟｶｰﾝて感じだ。

これほどまでに時間の無駄って思う小説も、なかなか無いんじゃないかと…。

江國香織はプール後のぐったり疲れた気だるい感じがずーっと続いてるような雰囲気が
自分の体調と合えば面白いけど合わないと目が滑る
大体どの本でも酒飲んで昼間っから風呂入ってるから
そういうお約束見ると「あー」とちょっと嬉しくなるｗ

>>５９６
西島何とかと武田鉄也と竹内結子だった気がする＜ストロベリー
誉田哲也って携帯小説作家？
ロック歌手の話、微妙だった。

>>596
たしか竹内結子

>>598
梨の匂いのする石鹸が好きだったり、雨を眺めていたりする
約束も追加でお願いしますｗ
だるいんだよねぇ。こんなゆ〜るゆると生きていけないよ、と
思うし、既婚者の恋愛（不倫）ってこんな簡単にみつからんだろと
思ってしまう。

身近にリアル不倫が二人いたから、不倫小説にはﾌﾟwとしか感じない。結構いるんですぜ。

うん。不倫は多いかもしれない・・・。
ロマンチックな部分よりもアリバイ作ったり、変な嘘ついたり
とにかく喜劇としての不倫本なんてのがあれば面白いと思う。

薔薇の花やレースひらひら〜ってイメージの自己中不倫小説は
気持ち悪いと感じちゃう方なんだよね。

江國は「神様のボート」や「落下する夕方」は好きだった。
「がらくた」がつまらんのは死ぬほど同意。

でも間宮兄弟は楽しめたから、この人の不倫ものと感覚が合わないのかも。

江國、面白いと思ったこと１回も無い。あと辻ﾋﾄﾅﾘも。
＞喜劇としての不倫本
「不信の時」は、妻と愛人を手玉に取ってるつもりが
実は二人から騙されてた間抜けな亭主が喜劇みたいで面白かった
こういう内容ならスッキリするわ

主人公に自分を投影しているような不倫ものは気持ち悪くて読めなくなった
というか恋愛小説自体読まなくなって、ほとんど推理物とか警察小説だな
たまにこのスレで知った「みをつくし料理帳」を読み返して涙ぐんだりしてるw
こういうじんわりくる本がもっと読みたいんだけど、何かお勧めありませんか？
時代小説は殆ど読んだ事がなくなんとなく敷居が高い…

私の桐野夏生の殿堂入りは「グロテスク」と
「アイムソーリーママ」だな。
「ナニカアル」読みはじめたけど、
なんだか読み進むのが遅い。
これから面白くなるのかな？

私は真梨幸子も好きだよ。全作読んでる。

自分の桐野殿堂入り作品は「玉蘭」と「グロテスク」だ。
林芙美子も好きだから「ナニカアル」もかなり良かった。

ペトルシェフスカヤ「時は夜」読んだ。
娘は出来婚、上の子を主人公に押し付けて男の元に逃げてしまい
息子はムショ帰り、介護が必要な自分の親がいて、詩人の自分は
収入がない……という心の闇がさらに深くなりそうな本だった……。

竹内結子か。
ありがとう。
イメージと違うけど初回は見てみよう。

宮部ゆみき「おそろし」読了。
最近読んだ宮部作品の中では好きな方だった。
続編があるような終わり方だったな。

>>609
読売新聞で前に連載してたから、そのうち出るんじゃないかな。

>>586 浅倉久志さん亡くなられたんですね。ＳＦマガジンの情報ありがとうございます。
「たったひとつの冴えたやり方」「電気羊」「高い城の男」等々々。この方の訳なんだなあ･･･
亡くなった翻訳家では黒丸尚、ちょっと前に出ていた浅羽莢子も好きだった。

久生十蘭短編選が岩波文庫に入ったんだけど、聞きしにまさる面白さ！
青空文庫でもかなり読めるのがありがたい。

>>610
既に連載済みだったのかー。
出たら買っちゃうんだろうな。

新書っていうのは一般受けするものだから
レベルが低くてもかまわない。
難解なことを平易な表現で一般にも分かりやすく説明することだって
社会学者の役割。

グロテスクが大好きだったので、真梨の女ともだちwktkで読んだけど、
ガッカリというか、もう「はあぁぁ？？」だった。
一応これも東電OLを元ネタにしてるんだよね…？？
何とか虫ってタイトルのも読んだけど、これもつまらんかった。

>>606
「八朔の雪」に続く第二作「花散らしの雨」が出てますよ。
こちらは一作目以上に泣けました。
時代小説カテに入るかどうかわからないのだけど、
盛田隆二「ストリート・チルドレン」、原田康子「満月」、
萩原浩「千年樹」などはいかがでしょうか？

>>615
「千年樹」よかった。
荻原浩ってもっと軽妙な作風のイメージがあったんだけど
これはしみじみしたよ。
それぞれの時代と人物をメモしておきたくなったw

うちの近所の本屋、私と全く趣味が合わない
大型書店のくせに読みたい本は置いてなくて、常に取り寄せパターン
店員さんココ見て　もうちと勉強してくんせい！

ちなみに真梨は１冊も無い。桐野も、ここで良いとされてるのは置いてない。
東野、伊坂は、ほぼ全巻そろえてる。告白は一棚全部使って平置き
いやだ〜！

>>606
時代小説じゃないけど
梨木香歩「エンジェル　エンジェル　エンジェル」なんかはどうかな

>>615
第三作「想い雲」もでてます。

>>617
すまんのぅ〜うちはエロ小説は取り扱わんのじゃｗ…と店員さんが言っていました。

不倫小説、田辺聖子のはまったく抵抗なく読めるし、感動もある。
たぶん、人生の酸いも甘いも書ききれているからだと思う。
江國香織の不倫小説はなんだか違和感ある。
違和感というか雰囲気小説というのか。
でも「流しのしたの骨」と「きらきらひかる」は好きだった。
不倫小説じゃないけどｗ

荻原浩の「千年樹」ってじんわり来るような良かった話かな？
あの平安時代？からあるような大きな木ですよね。
面白かったけれど、ホラーではないが不吉な木にまつわるやや暗い話だと思った。

「ひまわり事件」は抱腹絶倒で面白かった。
「老人と子どものポルカ」を主題歌にドラマ化してほしい。
荻原浩はいろんな作風があるけれど、どれも好きだ

海外小説って必ずしも文庫にならないで絶版になったりしますよね？
創元社の新刊で気になるのがあるんだけど、
ここ最近は邪魔になるから文庫のみ買うようにしてた。
普段読んでる海外小説は文庫スタートが多いので良かったんだけど・・。
あぁ、迷う。

606です
「花散らしの雨」「想い雲」も読みました。人の善意とか優しさに泣けるんですよねー。
「満月」も大好きで何度も読み返してます。途中からもう切なくて…。
「ストリート・チルドレン」「千年樹」「エンジェル　エンジェル　エンジェル」は未読です。
全部読んでみます。
萩原浩はあの日にドライブの主人公の心情の変化が興味深くて面白かったし
他の作家さんの作品は読んだ事が無いのでとても楽しみです。
紹介して下さった方どうもありがとうございます！

>>624
気になるものがあるなら、すぐに買うべき。
絶版になって、しまった、と泣きたいならかまわないけど。

>>626
そうだよね、ありがとう。
明日買いに行ってきます。

>>624
本が増えすぎて大変なんですが
海外作家物はすぐ絶版になり後で泣く羽目になるので
好きな作家や絶対重版や文庫本にならなさそうなレア本は購入してます。

しかし購入して何時でも読める状態だと意外と読まないままなんで
どうしても読み終えたい本は図書館で借りて2週間単位で強制的に読んでる始末・・
矛盾してるな〜

>>623
そりゃ感じ方は人それぞれだからねぇ。
私はじんわりきたよ。タイムカプセルの話や、待ち人の話。
逆に、不吉という印象はなかったけど、考えてみれば確かに
かなり不吉な樹だねw

インシテミル読了。
寝る前にちょっとだけと思ったら夜が明けてしまったw
読み応えあったし、いかにも米澤的で面白かったんだけど色々とモヤモヤ。

以下ネタバレありの疑問




関水はなんのために大金が必要だったのか?
須和名の一本てお金?それとも人?
あー、モヤモヤする!

インシテミル？・・・ずっとインシミテルだと思ってた。
インビジブルみたいな、何かの英語だとばっかり。

淫してみるなんだって

血と骨読んだ。
小説20冊くらいの濃さだった。
そして彼らとは永遠に分かり合えないと実感。

>>632
そうなんだー。inしてみる、かと思ってた。
クローズドサークル物だったし。

文庫になったのでやっとレディ・ジョーカーを読んだ。
これって改稿版だとのことだけど、ハードカバーとけっこう違ってるのかな？
もういちどハードカバーで読み返す価値あり？

インシテミルって英語でしょ？
建物の構造が、ウインドミルのミルって事で、ミルを刺激してみてねって
意味ではないのかなあと思うのだけど、違うかな？

>>636
違う。作者自身が言ってるじゃん

>>637
そうなんだ。
何て言ってるの？

貴志祐介の悪の教典が7月29日に上下巻で発売
連載をずっと追ってたけど、加筆するそうだし楽しみだー

>>638
上にも書いてあるし、ぐぐれよ。うぜー

淫してみる

>>639
貴志祐介、新しいの出るのか！
全部読んでるけどここ最近の「新世界より」と「狐火の家」ともに個人的に
がっかりだったので「悪の教典」とやらに期待！！

本やＣＤの発売日って22日と29日が多いけど
なんでなんだろ

>>643
それはただの思い込みでは。
CDは基本的に水曜日発売がほとんど（オリコン集計に合わせての都合）

ゲームは木曜だね。

コミックスも木曜が多いんだっけ？

>>642
そのまんま同意
最近ガッカリが続いてて作家買いから外してしまいそうな微妙なラインだ
期待してみよう

感染広告　三浦明博

ホラー系かと思ったら、全然怖くなくてつまらんかった。
書き下ろしで今の風俗が入ってるから、しばらく経ったら
懐かしい小説として読めそうだけど。

図書館で予約待ちばかりで
その場で借りられる本はないかな〜と探してたんだけどことごとくなく、
思い出して真梨幸子を借りてきた（全部揃ってたｗ）
「えんじ色心中」がつまらなくて、投げ出しそうになったんだけど
「ふたり狂い」は面白かった。
次は「女ともだち」だ。
グロテスク読み直したばかりだから微妙に感じそうだけど面白ければいいな。

竜馬がゆく読んでるけど
弥太郎役の香川のほうが竜馬に似合ってるような気がしてきた・・

今ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｽﾗﾝﾊﾞｰ読んでる。半分ぐらいまで。
陽気なｷﾞｬﾝｸﾞは詰まらなくて途中放棄してしまったから心配してたけど面白いわ！借りて良かった〜
血と骨は映画で見たけど、１週間ぐらい凹んだ
今まで見た映画の中で一番凹んで、今でも夫婦のネタ的な話題になってる
「わ〜それ血と骨並みに凹むわ！」とかそんな感じで

安東能明の「予知絵」
これから読むの、面白そうなので楽しみ。

加納朋子「七人の敵がいる」
誰もが直面するＰＴＡ、町内会、姑などの問題に堂々立ち向かう陽子が
爽快。まるで奥田英郎の作品かとおもった。

ゴールデンスランバーは割と面白いよね
伊坂は苦手だけど唯一読めた本だｗ

>>650
伊坂の作品で一番好きだな＞ゴールデンスランバー
魔王なんかは駄作だと思うけどｗ

桐野夏生のダーク読み終わった！
ミロシリーズ好きだっただけに、なんだこの終わり方…。
ちなみにこれからグロテスク読むか迷ってるんだけど、どっちの方が鬱作品ですか？
ダークの後味の悪さがあんまりなもんで、グロテスク読むのに尻込みしてしまう…。

>>651
読売新聞の本紹介欄に載ってたよね。
去年役員やって苦労したから興味あったんだ。読んでみよう♪

↑ごめんなさい、>>652の間違いです！

>>652
面白そう！加納さん好きだから読んでみる

って、リロってなかったからかぶった。
ちょっとビックリした

桐野夏生に後味の良さを求めるのは違うと思う。
小気味よいドス黒さ、かな。描かせたら天下一品w
他の爽やかな本を読んで飽きた頃に読んだほうがいいよ。もったいない。

桐野夏生はちょっと特殊だよね。
後味悪い作品を書く人は多いけど、桐野夏生はハードボイルド調で後に引きずらない感じ。
文体のせいかな

ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｽﾗﾝﾊﾞｰ読み終わった〜！満足満足。
伏線回収率が半端ないわ〜。やり過ぎなぐらいｗ
まさか「痴漢は死ね」まで、あんな形で回収されるとは恐れ入りました
序盤で、事件のあらましや、事件から２０年後までも披露しちゃうし
時系列もﾊﾞﾗﾊﾞﾗなのに、この面白さは凄いわ。紹介してくれた奥ありがとう！

今更ながら「葉桜の季節に君を想うということ」を読んだ。
文章のテンポが良かったのもあって、なかなか楽しめた。
映画やドラマでは有り得ない、小説ならではの面白さが心地良かった。
アマゾンでレビューを書かなきゃ気がすまないって人の気持ちも
まぁわからないでもないｗ
以下ちょっとネタバレ





読後に内容を振り返ると、
センセイの鞄を読んだ時のような嫌悪感が･･･orz

>>661
あの「痴漢は死ね」は爽快だよねー

信じられない。
ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝのその台詞は絶対に言ってはいけないのに。
構えて読んだら楽しみが半減してしまう。
ここも感想からして頭悪そうなのが増えたね。
読書初心者スレ作ればいいのに。

私も上のほうのﾚｽ見て「ゴールデン〜」読んでみようかなと思ったんだけど
なんとなくそのセリフが「鍵」のようらしいので
ちょっと冷めてしまった。
構成までバラした>>661ﾋﾄﾞｽ(´；ω；`)

>>664
まぁまぁそんな怒らないでも
どんな展開で使われるかまでは書いてないし
あのレスで、展開を読める奥様はそう居ないと思うよ

663はわざとのような気がするｗ

うん、本筋の鍵っていうほどではない>「痴漢は〜」
擁護するわけじゃないけど>666の言うとおりどう回収される伏線かは想像つかないと思う

要は本の内容書くときには改行しろって話だな

>>661はちょっと書きすぎだと思った
それくらい内容についてしっかり触れる時は、たいていの人は改行してくれるよね
伏線はいっぱいある小説だけど、構成まで書くことないのに…

ここって未読の人が参考にして買ったり借りることが多いんだから
内容を書く時はいくら古い本でも配慮して欲しい
自分も気をつける

むしろ、>>664が余計だと思う。そこで「痴漢は死ね」の意味を強調しちゃだめでしょｗ

「痴漢は〜」は改行した方が良かったね。
でもこの本の構成は、目次見た時点で分かるわよ
「事件から２０年後」って、思いっきり目次だし。
だからこれから読む人、心配しないで読んで下さいね
私もお薦めです

ゴールデンスランバー未読の人はここまで飛ばすように。

原作未読で映画を先に見てしまって
映画がひどかったからどうしようかと思ってたんだが
やっぱり読んでみよう＞ゴールデン

面白そうだからゴールデンスランバーを読みたくなった。
こういう奴もいるから>>661は気にすんな　ありがとう

>>673
映画ひどかったんだ…
見なくて良かった

わっ・・・私のﾚｽで凄い事になってる・・・
皆さまゴメンナサイ。次回から改行します！
今日仕事帰りに本屋に行ったら、池井戸潤の新しい文庫が出てました
帯だけﾘﾆｭｰｱﾙしたのかもですが「果て無き底」？平積みしてました

果つる底なき

>>662
「葉桜の季節・・・」
読後の嫌悪感・・・わかる。

サクサク読めたけど
読み終わって本を閉じた時、どんよりモヤモヤだったわ。

でも歌野って基本的に全部モヤモヤじゃない？

葉桜〜はオチで本を投げ捨てたくなった。
まぁ、本という媒体だからこそできるという話だけど･･･うーん。

ここまで引っぱいておいてそのショボいオチは恥ずかしくないんだろうか
と唖然とした記憶がある。

そんなに絶賛されてると読みたくなるじゃんよーｗ

>>673
わたしは映画→原作といったけど、原作は映画の足りない部分全て補ってくれた感じ。
確かに映画は酷かったｗ
けど原作は自信を持ってお勧め出来るよ＞ゴールデンスランバー

葉桜〜 ここで話題になるたびに読んでみたくなる。
でももうちょっと暖めておこうw
前スレ？だったかな、紹介されてて「パレード」は面白かった。
サクサク読めてオチもいい具合で楽しめた。

その前に佐藤亜紀の「天使」を読んでいたんだけど、
まー全然進まない。通勤途中に10ページ読んでは疲れ、翌日5ページ戻ってもう一回。
牛歩状態だったけど面白かった。小説読んだー！って充実感があった。
続編の「雲雀」もよかった。
再読は気力が満ちてるときにしよう。

葉桜は「途中まで萌えていたのに真相知ったとたん激しく萎え、萌えていた事が恨めしくなるほどだった」
という男性の意見をたまにみかけるｗ
タイトルの本当の意味も含め、あの真相だからこそ好きな話

葉桜ネタバレ↓


私もオエッとなった。
オチ読んだ瞬間に登場人物たちが、
AKIRAに出てくる子供老人のイメージになりました。
三つ編みリボンのババア、みたいな。
性的にも気持ち悪いけど、シュール方面の気持ち悪さがまた受け付けない。



上で話題になってた「扉は閉ざされたまま」読んだ！
まあまあ面白いと思ってしまったのが残念w
「水の迷宮」の方がガッカリできるのかな。
以下ネタバレ↓↓


ただ探偵役の優佳のキャラがものすごいうざかった。
人形みたいに愛くるしい顔にずば抜けた頭脳、
控えめでそれでいて芯の強い女の子、
みたいないい所取りっぷりだけで充分うざいのに、
ラストで「ばらされたくなかったら私と付き合いなさ〜い」
みたいなしたたかさ…。
うっっっとうしい…。
しかもシリーズ化してるのか。

山崎豊子『女の勲章』読了。
新聞連載小説だったので、いかにもそれらしい展開。
ひまつぶしに一気に読むにはいいけど、『読みごたえ』があるか、というと・・・。
『沈まぬ太陽』とか『不毛地帯』とかは、結構楽しんだんだけどな。

豊子は盗作疑惑でペンクラブも除名されているらしいけど、
原作もドラマ化されて、すごいなー。
捨てる神あれば拾う神あり、ってやつ？ま、お金儲けにすぎないんだけど。

>>686
シリーズ続編では、より一層のウザさを堪能できますわよ奥様ｗ

葉桜は主人公はじめ登場人物がみんなめっちゃうざいやつで
つまらん話だなぁ〜とうんざりしながら読んでて
残り５０ページあたりで仕掛けがわかって、
えええ〜！と思ってまた最初から読み直したら面白かった。

最後の仕掛けでがっかりしたのは「絶望ノート」だなあ
あんなどんでん返しいらんわ。
でも子供の名付け考え中の若い親にぜひ読んでほしいとも思う。

葉桜、自分はメ欄なのと、結末にどんでん返しがあるという書評をあらかじめ読んでいたこともあって、
最初にオチが読めた。
だけど確証があるわけでもなく、作者が小出しにしてる伏線というかヒントのような一文が
出るたびに「やっぱり…？」という感じで答え合わせのように見ていった。
おかげで再読はないｗ
でも「ラストに驚愕のトリックが！？」みたいなアオリは正直その言葉自体がネタバレになってる気もする。
ミステリーの宿命だからしょうがないといえばしょうがないんだけど。

ラストにびっくりして、かつ話自体が好きで何度も読んだのは京極の姑獲鳥と森博嗣のF、島荘の暗闇坂
ぐらいかな。
あとはミステリーじゃないからタイトル書かないけど小野不由美のやつ。
それ以外は「やられた！」と思ってもせいぜい1回2回の再読にとどまってる。
伊坂幸太郎は実はまだ読んだことがないんだけど、多分好きだと思う。
なのでもうちょっと余裕ができたらちゃんと読もうと思い続けてもう1年ｗ
学生時代みたいに20時間ぐらいぶっ続けで読書したいなー。

今更ながらアガサクリスティの「そして誰もいなくなった」を読んだ。
ああいう閉ざさた空間での連続殺人っていうのが読みたくて。
期待しすぎたせいか、うーん今イチだったなぁ。
というか自分自身、外国人作家ってのが合わないのかもと思った。
文章が何だかしっくりこないんだよなぁ。
でもなぜか、この題名はすごく好き。

そろそろ芥川＆直木賞の候補が発表になる頃。
芥川賞は興味ないけど、直木はちょっと気になるので勝手に候補作予想。

＜本命＞
道尾秀介「光媒の花」か、話題狙いで「月の恋人」
姫野カオルコ「リアル・シンデレラ」冲方丁「天地明察」
朝倉かすみ「感応連鎖」あさのあつこ「火群のごとく」
＜対抗＞
有川浩「キケン」森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」
今野敏「天網」中島京子「小さいおうち」
島本理生「真綿荘の住人たち」
＜大穴＞
宮下奈都「太陽のパスタ、豆のスープ」万城目学「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」
飴村行「粘膜兄弟」近藤史恵「エデン」沼田まほかる「痺れる」

３作は入ると信じたいｗ

■第143回芥川龍之介賞 候補作品
赤染晶子『乙女の密告』　新潮6月号
鹿島田真希『その暁のぬるさ』　すばる4月号
柴崎友香『ハルツームにわたしはいない』　新潮6月号
シリン・ネザマフィ『拍動』　文学界6月号
広小路尚祈『うちに帰ろう』　文学界4月号
穂田川洋山『自由高さH』　文学界6月号

■第143回直木三十五賞 候補作品
乾ルカ『あの日にかえりたい』　実業之日本社
冲方丁『天地明察』　角川書店
中島京子『小さいおうち』　文藝春秋
姫野カオルコ『リアル・シンデレラ』　光文社
万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』　筑摩書房
道尾秀介『光媒の花』　集英社


かのこちゃんとマドレーヌ夫人　　これそんなに良かった？ほのぼのって感じではあったけどｗ

上の流れで姫野の「ひと呼んでミツコ」を思い出していたから、
「リアル・シンデレラ」に取って欲しいかな。
姫野が取るなら「ツ・イ・ラ・ク」だったと思うんだけど。

この中でそれしか読んでないから他に感想がないだけです。

候補作、もう発表されたんだ！
来週ぐらいだと思ってたのに……。

これだと直木賞は姫野と道尾の一騎打ちだと思う。Ｗ受賞かな。
「天地明察」は本屋大賞取ってるから、ウマミ（売上げ的な）が薄いだろうし。

>>690
自分もあの帯のアオリはそれ自体ネタバレだと思う。
たいていが｢別に驚愕のオチってほどでもないし」と思えてしまう。
あと、後出しジャンケンがデフォな作家も同様。
逆に「ほらやっぱりｗｗｗ」的な楽しみはあるけど。

中島京子の「小さいおうち」は最近読んだ本の中ではダントツのイチオシだわ。
この人の本、初めて読んだけど他のも読んでみたいと思った。

岩井志摩子の「５月の独房にて」を読んだ。
なんか、最後のほうの主人公のビジュアルが脳内で「中村○さぎ」で
浮かんでしゃーなかった。

>>693
小さいおうちと光媒の花だけ読んだ。
>>697さんと同じで小さいおうちが良かったです。

芥川賞は、鹿島田・柴崎・シリンしか知らないｗ
鹿島田か柴崎が取れるといいな。

これからは
島本理生って芥川賞の方じゃなくて
直木賞の方で候補に挙がるのだろうか？

今年の新潮文庫のキャンペーン、yonda?くんのバンダナなんだね。
無茶苦茶かわいい。
弁当包みに調度よさそうだ。

･･･なのに、読みたい本に応募券がついていないorz

>>700
うわ〜全部欲しい。
でも私も100冊に欲しい本が2冊もない。
もうちょっと入れ替えしてくれないと買う本ないよ･･･
9割くらいは去年と同じじゃないのか？

銀河鉄道の夜なんて毎年見てる気がするｗ

レイ・ブラッドベリが好き

「こころ」「人間失格」「変身」などの名作物は10年前からずっと同じ。
100冊を300冊くらいにしてくれれば何とか全種類集められそうな気もする。

柴崎友香って直木賞っぽいイメージがあったから、芥川賞候補になるのは意外だった。

ここで時々話題になる真莉幸子を読んでみようと思い、
「更年期少女」を借りてみた。
飴村 行よりグロでホラーだわ。

直木賞、道尾が獲ったらなんか白けるなぁ。
意味のわからない月9抜擢といい、お膳立て感がすごい。

好きな人いたらごめんなさい

それを言ったらどれもこれも一緒って感じw
歴代受賞者もね・・・

直木賞は、昔は結構そこそこ良かったけど
最近はずっと、取らせたい人を決めてって感じだ

だから直木賞取ってる作品見てもピンと来ないのばっかりｗ

道夫は真備だけでようがす

>>７０７
道尾って、ポスト東野？

えぐい話が多いから、映像化には向かないと思うが、
何でそんなにPUSHされてるの？
まさかものすごく作者がイケメンとかｗ

東野ってイケメンだったのか

直木賞は、どうやら、書店員さんのプッシュが大きいそうだよ。
予備選考するときに、書店員さんの意見をとるみたい。
だから、今回の候補も、書店員さん贔屓の作家が目白押し。
本屋大賞みたいなラインナップ。
一方、書評家とかの意見は反映されてないみたい。
芥川賞はわかんないけど。

何というか売りたいと思ってる本にハクをつける為って感じ＞直木賞

山本周五郎が大好き

書店員も、電子書籍が主流になったらどうすんだろう。
というか、本屋との蜜月が長い日本の出版会社は、
電子書籍のコンテンツを安くできないらしい。
なので、紙よりも高い価格がつくこともあるんだとか。
だから、日本では電子書籍は定着しないだろうと言われているらしい。
エージェントがどんどんできて、
それを仲介して作家と電子書籍が結びつけばいいんだろうが。

日本では、本を読むのも買うのも３０代後半以降から上の世代が多いから、
しばらくの間、電子書籍は発達しないのではないかと思ってはいる。

姫野に直木賞取ってほしいけど、無理っぽいな。

道尾のお膳立て感がしらけるのはﾄﾞｳｲです

なんなんだろうね？

元々書籍の形式で本読むの好きだったんだけど
最近青空文庫を携帯で読むようになって、楽だなあと思うようになった

移動中荷物にならないし、好きな時に読めるし気楽だ〜

ゴールデンスランバー未読だ
伊坂は最初に読んだ重力ピエロが生理的に受け付けなかったんで
てか息子がいる母は大抵そうじゃないかな
映画にまでなってビックリした
でもまぁこのスレでこんなに話題になるなら
ゴールデンスランバー読んでみようかなw

少し前におもしろかったって意見があがってた空飛ぶタイヤ
文句なしにおもしろかったです
書いてくれた人ありがとう

本来、ポスト東野ポジは、作品人気的にも映像化云々的にも伊坂で、
書店も出版社もそのつもりでいたのに、伊坂がまさかの直木賞辞退、
売れっ子路線回避、映像化ももう当分しない、とか言い出したから、
慌ててそのポジに道尾が繰り上げられた感じがする。
30代で、どんどん作品書けて、メディア露出も厭わず、そこそこのルックスの
ミステリー作家ってことで。
いわゆるスター作家が欲しいんじゃないかな。

>>721
伊坂、映像化多かったのに何で？
「ゴールデンスランバー」の映画化で大失敗だったとか？
伊坂の最新作の「オーファーザー」漫画みたいな変な話だったなぁ。
この人の話は前半は良くても後半で失速する感じ。

サン・テグジュペリの夜間飛行、南方郵便機、星の王子様が好き

栗田有起　『コトリトマラズ』読んだ。
ここの奥様は不倫を毛嫌いしている人が多いけど、
私は恋愛のひとつのジャンルとしてアリだと思っている。
『コトリトマラズ』では前にも、後ろにも行けない主人公の気持ちが
これでもか、って書かれていて一気に読めた。
作者、まだ若いんだね。

ジェイン・エアは何度読み返しても面白い

私は嵐が丘だー
台詞を覚えてよく友達と嵐が丘ごっこしてた。

>>724
＞前にも後にも行けない主人公の気持ちがこれでもか
これだけで、萎えるｗ
しかも不倫。
200%共感できないだろう。

自分に酔ってない不倫ものならまだ読める。
悲劇のヒロインでヨヨヨ〜みたいなのはケッと思う。

>>727
確かにｗ
「前にも後にも行けない主人公」って
いわゆるﾃﾞﾓﾃﾞﾓﾀﾞｯﾃな人ってことかな。
自分もダメかもｗ

栗田有起、『お縫い子テルミー』は結構面白く読んだ記憶がある。

「ローマ人の物語」38巻はまだ出んのか。

不倫→ホラー
なら面白く読めるわw

有栖川有栖「本格ミステリの王国」と「女王国の城」を交互に読んだ。
前から思っていたことだけれど、小説より評論のほうが面白いんだよね有栖川。
綾辻との合同評論集もそうだけれど。
名探偵にとって迷惑な犯人像ベスト9は大笑いだった。
評論でのお笑いに限定するならば、東野よりセンスがあると思う。

>>732
それはいいこと聞いた。
有栖川の作品は女がアリエネーな人ばかりでちょっといやだったけど、
評論は面白いなら読んでみよう。

有栖川はもともと何の賞もとらずに
鮎川哲也と文通してたってだけのコネで小説家になった人だからなー
一次予選すら通らなかった作品を
改稿してのデビューってちょっとあんまりだと思う

>>713
書店員なんてただの売り子なのに、意見を聞くなんてヘンなの。
最近、ポップとか帯で「○○書店　××××」みたいな推薦文を
たくさん載せてるのをよく見るけど、自分は、書店員って
べつに本の内容についてはプロでもなんでもないのに…
出版社とかがちやほやしなくても、と思う。

>>733
評論も自分には特に面白いとは思えなかったけど
小説の妙なリリカルぽさが、評論だと薄れて
ちょっと地に足が付く感じはある

有栖川、小説は結構好きだ。
ただ有栖川有栖っつーペンネームがちょっと気持ち悪いのと
変な８０１ヲタが付いてるのがたまらん。

「ぼくの名はチェット」っていう犬との探偵本を買った。
面白そうでわくわくしてるんだけど、なんか勿体なくて読めない。
で、コージースレで紹介されてた「ダリアハウス」シリーズを読み始めたら
これが面白い。
さらにチックリット？本も面白くて正解だった。
もう少しで読み終わるんだけど、次はコンビニで働いた作家の本にしようか
楽しみにしてる本にしようか。
当たりが続くと嬉しいね。

>>737
801ヲタは作者と関係なく付くからそれは勘弁してやれｗ

>>735
私もそう思うけど、書店員のＰＯＰがきっかけで売れた本があるから
出版不況がすごすぎる今、出版社が擦り寄ってるのかなあ。

他の業界に比べて本はメーカーよりも販売の地位（力関係も給料も）が低いんだよね。
一番強いのは取次(日販、東販）みたいだけど。

ああ、確かに本はメーカー（出版社）がでかい顔しすぎ…かも。
メーカーと評論家が癒着したら書評の捏造やり放題だもんね。
そういう意味では現場の売れ筋がまともにわかるだけ、販売の声が直に伝わるのはいいことなのか。

でもやっぱただの販売員に評論力があるとは思わんけどｗ

本屋の文芸翻訳の棚の平台を久々に見て、
柴田元之訳のトマス・ピンチョンが出てたな〜と、その先を見たら、
岸本佐知子の「変愛小説集２」に行き着いた。
２が出てたのを知らなかったよ。
速攻で買ったが、やはり気になる棚はときどき見ないといかんな。

トマス・ピンチョン、学生のときから読んでない〜
最近のもので読むべきものありますか？

吉田修一「悪人」

裕一の異常な性欲には何か理由があると思ったんだけどww
何であんなにギンギンでテクニシャンなのw

販売員だもんねえ・・・
推薦POPだけじゃなく、批判のPOPも書けるなら、
嗜好によるけど参考にはなるよねｗｗ
アマゾンでレビュアーを追っかけるように。

今日の情熱大陸、ちょっとだけ楽しみ！

エド・マクベインの87分署シリーズ好きだな

「告白」読んだ。つまらん！金返せ！

と言ったら馬鹿だのアホだの言われそうな雰囲気だな・・・。

>>744

若さじゃないｗ

「悪人」、被害者の父親がいい味だしてるから割と好き

>>747
過去スレ読めば？
みんな「いまいち」の大合唱だけど…？

>>747
自意識過剰さん、いらっしゃーい！
で、どんなコメントを返して欲しいの？ｗ

有吉佐和子の「海暗」
再読だけど面白い。
この人のは「非色」とかも面白いのに
絶版多すぎ。


ちなみに再読のきっかけは
熊谷達也の短編集「懐郷」読んで。
御蔵島のやつが影響うけすぎワロタw
熊谷さんも好きなんだけど、
参考図書に挙げればいいってレベルじゃなくないか？

読み返したら分かりづらいな。

その短編には一応、海暗が参考図書として挙げられてる
話の骨子は違うんだが
細かい描写がパクリ・・・？って位似てて
ちょっとねえ、て話。
長々とごめん。

樋口一葉が好き
特ににごりえ

>>748
若いにしてもおかしくない？w
「最近、暇さえあれば性器を弄っている」なんて、あぁ何かの伏線だなと思ったのに。

あとこの手の「加害者にも愛し愛される人達がいて心優しい一面もあった。
果たして本当の加害者とは誰なのか」
みたいなの、正直お腹いっぱい。
確かに考えさせられるテーマだけど定番化してるし、
安易に感動を狙ってる気がしてちょっと嫌。

世界の名作をあらすじでとりあえず知っておこう的なものを読んでみて、
これは結構面白そうだからちゃんと読もう・・・と思っても、あまりにも
読みづらくて挫折すること多いです。
人によって色々だろうけど読みづらい本でも頑張って読んで面白かったっていう
ものってありますか？
私は大体読みづらいと内容を把握するのに疲れてしまう。

私は文章が頭の中で映像になるから何でも読めます

本読む動機が>>755みたいなのって・・ちょっと驚いた。色々あるんだね。

>世界の名作をあらすじでとりあえず知っておこう的なものを読んでみて、

それっていわゆる「３分で読める名作文学」みたいな本のことかな？
（ざっとあらすじを書いてあるやつとか）
そういう本を読もうとした時点で・・・なんて言うか・・・
あまり読書がお好きではないのかなと。
「名作文学」にこだわらず、軽めのエッセイとか短編とかから
読んでみたらどうでしょうか。

>>757
いや国内の本読む時は、店頭で目についたものとか好きな作家のとかだよ。
ただ子供の頃から世界文学全集みたいなのは手に取るたび、読む気が
しなくて挫折してたんだけど粗筋読むと結構面白そうなのあるんだなと
思って。

そんなに変かな？
ベストセラーだからor読書系ブログ等で評判いいからあらすじチェックして…
というのと違いはない気がするなあ

世界の名作でもなんでもないけど、笠井潔「群衆の悪魔」は
読みづらくて読みづらくて、ひと月近くかけてやっと読み終えたけど面白かった。
何より達成感が半端ないｗ

>>756
文体がこっぱずかしいラノベでも、携帯小説でもいけるんでしょうか。

>>759
まずは短編から手にとってみるとか。
昔っぽい文体や翻訳口調が苦手なのかなあ。
今の本ばかり読んでるといきなり明治時代の作品読むと辛いってことはある。

逆に>>755はどんな作品や作者だったら
読みやすくて面白いと思えるのかな。ちょっと知りたいです。

以前話題に出ていた三浦綾子、読み始めたら面白くてハマッてしまった。
が、一番最近読んだ「青い棘」
てっきりよろめき小説かと思ったら左翼小説で、あまり後味良くなかった。
戦時中に連行された中国人や韓国人に想いを寄せてある意味納得させられる部分もあるが
当時の、選択の余地などなく死んでいった日本人やその家族にも言及してほしかった。
かなり偏ってるような気がしたけど、考えてみたら三浦先生は社会党支持者だったよね。う〜ん。
私利私欲が全くなさそうなところにはすごく好感を持っていたんだけど…

むしろ私利私欲がまったくなさそうな人なんてうさんくさくない？

達成感があるだろうな〜と思うのは『失われた時を求めて』かな。
まだ読んだことはない。
トルストイなんかも読み終わったら爽快そう。
『緑の家』が岩波から再販らしい。楽しみだ。マケプレの値段が横暴すぎる。

>>755
分かる気がする。
読みづらかったのを具体的な理由と挙げてみればいいんじゃない？

カラマーゾフの兄弟は、面白そう、面白いのは分かってるんだと思いつつ
なかなか「よし今から読む！」っていう気になれない。罪と罰は面白かった。
頑張って読んで達成感があったのはレ･ミゼラブル。

>>757
>>758
こういうイヤミな書き方する人のほうが、どんな高尚な本を
読んでるとしても、ひととして下品でイヤだわ。
あらすじとか漫画で名作を読んで、本物を読むきっかけに
なればそれはそれでいいし、あらすじだけでも知らないよりは
知ってる方が楽しいし別にいいでしょうに。

時々現れる「ちゃんとした本を読んでるアテクシたち高尚なの」
という本好き特権階級きどりみたいな人ってだいっきらい。

本なんて、インドアでひとりで安価に楽しめるビンボーくさい
シュミだけど意外と楽しいよ、くらいじゃダメなんでしょうかね。

いちいちビンボーくさいとか言うのも嫌味ったらしいと思うが

>>767
>>758だけど、イヤミとして取られたなら謝ります。
別に弁解はしないけれど、少なくとも
「自分は高尚な本を読む特権階級」なんて思ったことないし
むしろ、どちらかというといかにも「名作」とか「文豪」は
敬遠してしまうタイプです。
ただ個人的には、「読むのが面倒くさい人のためにあらすじまとめましたよ」
のような本というのは好きじゃないな、と思うのは正直なところです。
でも確かにそういう本を読もうが読むまいが、勝手ではありますね。

まとめ本の読み比べも楽しい
「えっここ削ったらだめだろ」とか「この解釈おかしくね？」とか「本編つまらないけどあらすじだけなら面白いんだよなー」とか

どんな本でも、自分が楽しめればいいジャマイカ。

>>770
>「本編つまらないけどあらすじだけなら面白いんだよなー」
あるあるｗ
騙されて本編を買っているのは、アテクシです orz

>>768
いや、自分も普通に本好きだからこそ、読書が他の趣味と比べて
なんか凄くいいことみたいに言う人とか嫌いなんだよね。なので
自虐的に「地味な趣味だけどさ」くらいでちまちま楽しめば
いいのに声高に読書家自慢したり、自分を「本読み」って言う人が
イヤだって思うわけで。

>>769
自分はああいうあらすじ本って「何か読んでみたいものが
ないかな」という映画の予告編集めたものみたいな解釈だったので
そんなにネガティブじゃないんだよね。まあ、確かにあの手の本が
部数が伸びたのは普段本を買わない人が買ったからなんだとは
思うけど。

>>771
帯のあおりが面白そうだったので買ったらクズだった、みたいな
ことがあると「編集者に負けた…」（文庫のカバーうしろのあらすじとかも）
と思うことはある。

「告白」の帯の、○○が飲めなくなったっていうコメントは
出すべきじゃなかったと思うけどね。

流星の絆の帯はまさに詐欺だった

>>769
いえ、イヤミとは思ってないです。
ただ読書は昔から好きで国内の本は、エッセイ小説名作あれこれ
片っ端から読んで苦痛にも思わないのですが、子供の頃から
世界文学全集が苦手で・・・。
ちなみに今まで挫折してるのが「赤と黒」「罪と罰」「桜の園」とか
その辺のあたりです。

>>751
「海暗」そんな作品あるんですねー。有吉好きだけど、まだ読んだ事ない。
もっと本屋さんに置いて欲しいわ。「和宮様」とかもｽｺﾞｲ面白かったのに、どこにも置いてないし

私も名作モノ苦手だ。
特に海外作品は、カタカナの羅列に目が滑るし、
そこはかとなく漂う文化の違いが気になって、話に入り込めない。
例えば「サラのランチは布に包まれたピーナツバタのサンドイッチだった」とか、
「ダイエット中のアンナはチョコレートバーをかじりながら」とか、
そんなレベルでもうダメ。
サンドイッチを布に包む…ピーナツバタ…あ〜日本じゃない…
ここは外国、この人達は外国人…ばかり気になっちゃう。
同じ理由で翻訳口調・文体もダメ。
名作モノはそれに歴史という苦手分野の壁がプラスされるから絶対無理だ。

>>776
「サラのランチ〜」ﾜﾛﾀｗ
欧米か？！って感じだよねｗ
でも子供の頃は、「プディング」とか「ミートパイ」とか
一体どんな味なんだろう、なんてwktkはしたな。

私は、登場人物の名前が長ったらしいのがダメ。
ドクトル・マネット、エルネスト・ドファルジェ、マダム・ドファルジェ…
誰が誰だかわからなくなるｗ

ロシア文学の呼び名の語尾変換みたいなのについていけず罪と罰挫折しちゃった。

多分外国人が日本の小説読んだとしてもツルコ・サチコ・タエコ・ユキコの
年増四姉妹とかﾑｷｰってぐらい訳わかんないと思うｗ

馴染みのない名前なら長い方がまだ読みやすいな。
アメリカのミステリで、作家のこだわりか知らないけど気が狂いそうになって
とうとう読み終えられなかった作品あるよ……
ミック・ニック・マック・ディック・リック
サリー・ミリー・ニリー・ウィリー・ディリー・モリー　（←同一作品内）

海外文芸好きなので、欧米人の名前には全く抵抗ないわ

カタカナ表記だと韓国・朝鮮人名にはついていけない自信あるｗ
そちらの小説を読む機会はないから問題はないんだけどね

漢字の中国人名は問題ないなあ

海外ものはアガサクリスティとかに出てくるアフタヌーンティーのキュウリのサンドイッチとか
スコーンとかが美味しそうで好きだったな
紅茶の入れ方の拘りで登場人物の性格を表したりが面白かった
ポアロを筆頭にフロストとかキャラの立ってる海外ミステリーが好きなんだけど
いわゆる文豪の書いた名作はなんとなく手が出ない
そんな歴史に残る素晴らしいものを読むからには万全の体力や集中力が必要な気がして
そのうち読もうと思いつつ伸ばし伸ばし

アメリカ小説の登場人物はキャセロール食いすぎ
中華をテイクアウトしすぎ
缶詰の豆ストックしすぎ
刑事はドーナツ食いすぎ

>>777
そういう「外国の空気を感じる目的で読む本」は
外国らしさが濃いとどっぷり浸かれてむしろ嬉しいんだけどね〜。
児童文学とかね。
私は「大どろぼうホッツェンプロッツ」の熱々の焼きソーセージにたっぷりのザウアークラウトと
クリームの付いたプラムケーキに萌えたw
人物の心理描写や真意を行間から読み取らないといけないようなのはきつい。
「○をした」の一文から、米では○をするのは×という意味で、つまりあなたは×よと暗に言われてショック受けてる、
みたいな事を解説がないと分からないとかがシラケる。

>>751
「海暗」面白いよね。
離島問題や人の暮らしということを考えさせられる点で「私は忘れない」と
似ているんだけど、「海暗」の方が人の欲望の描写において好きだ。
このあたりの取材が後の「複合汚染」につながっていくのかな。

自分は転勤先に巨大図書館があってシッポ振りながら絶版を片っ端から読んだ。
「日高川」なんて川三部作のひとつなのにもう手に入らないんだよね。
全集も入手不可だし、もったいない話だと思う。
「断弦」なんて鳥肌ものだ。

罪と罰は、名作だし長いしで相当構えて読み始めたけど、意外と普通に面白かった。
名前・父称・苗字・愛称を、出てくるたびにメモりながらで必死だったけどｗ
三国志よりは人物把握しやすかったなあ。

>>780
細雪涙目ｗでも確かにそうかもね
ツルコの夫とサチコの夫が最後まで区別つかなかったよ…とか

そういえば向こうの読者って物や人の名前を
とっさにローマ字読み変換ってできるのかね
貞之助はTeinosukeか
なんかすごい発音で読まれてそうだ

あ、物は違うか
そのまま訳は地名人名ぐらいかな？

>>786
そのあたりは、人それぞれの相性もあるのではと。
英米児童文学育ちなので、外国人の名前には抵抗がないつもりだったのに
私は、ロシア文学は挫折したorz

でも、三国志は余裕で、旅行した時に原書を買ってきたのがきっかけで
中国語がそこそこに読めるようにまでなったよ。

外国名苦手なのに「銀河英雄伝説」はすらすら読めた！ふしぎ！

>>790
名前うろおぼえでも、「蜂蜜のような〜」とか毎回同じ煽り文句つきて登場してくれるから、
読者に優しいよね！

今の若い子たちは字幕を読むのが面倒だからと、吹き替え版を選ぶみたいだね。
字幕とセリフの違いを知ることで語学力もアップすると思うんだが。

でも、中国は苦手だ。人気の三国志にも興味がわかなかった。
漢字が苦手というわけでも、嫌いなわけでもないんだが。
あれがなければ、世界史で受験してもよかったんだけどな。
三国志を把握している人を尊敬する。
789のいうように、相性の問題なんだろう。
就職してから北京語を習いに行っていた友達は、大学受験も世界史で受験していたんだよね。

>>785　羨ましい・・・
出版社の人、どうにかして〜！

>786
「罪と罰」は、ロシア物にしては登場人物が少ないから楽なほうだよね。
自分はラスコーリニコフをラスコリーニコフだとずっと思ってた
初読時から２０年以上経つのにいまだに読破できないのが「カラマーゾフの兄弟」だ。
新訳が出たのを機会に読み直そうと思ったが、やはり１巻の途中で挫折した。

>>774
ディケンズはどうでしょう　　わりと読みやすいと思うんだけどな　　　　　　　
「クリスマス・カロル」あたりから読んでみて「二都物語」にいってみるとか。

ちなみに私も達成感があったのは>>766さんと同じ　「レ・ミゼラブル」。

>>792
私もずっと中国もの＝三国志と思ってて、その三国志（劉備玄徳とか諸葛孔明）にほとんど興味がひかれなかったから
自分は中国ものはダメなんだって思ってたけど、浅田次郎の「蒼穹の昴」をふとしたきっかけで手に取ったら
すごいエンタメで滅茶苦茶面白くて一気読みしてしまったよｗ
まさに中国四千年、たとえ三国志時代が苦手でも他にいくらでも色んな時代の話があって面白いんだなと。
おけげで近代の中国と日本の関係つながりで「坂の上の雲」も読んだらちょうどドラマも始まって楽しかった。

三国志みたいな史実ものはいろんな人が書いてるから
どの作家のを読むかにもよるよね
まあ直訳しただけの史書や演義をよんでもいいんだけどさw
吉川も（漫画だけど）横山光輝もだめだった友人が
北方謙三のにはものすごくはまってた

自分はアンナ・カレーニナやカラマーゾフの兄弟は読めたが
罪と罰がどうしてもだめだ
何回読んでも殺しに行く前にダウンしてしまうw
訳があわないのか

チボー家挫折したわ、そういえば・・・
三国志や水滸伝は人数が多くて「あれ、さっきこの人いたよ？」（いない）
になってしまった。ちょうどKOEIの雑誌を買ってた頃だったのもあって、
封神演義は巻数も少なくてサクサク封神されたのでなんとか読めたという感じ。
紅楼夢通読とか憧れるわ〜・・・
読書体力（ってのがあるのか？）が落ちてきたと思うこのごろ。

粗筋を知れば興味深いものや面白く感じるものも結構あるから
手にとっては見るんだけど、やっぱり読みすすめない。
そもそも現代物でも翻訳小説が好きじゃないのに、100年200年前
のだったらなお更無理なんだよなあってことにいきついた。

みんなちゃんと読んでるなあ。偉い。
私は大学がキリスト教系で必修の授業にキリスト教概論があったんだが
そこで罪と罰を読むか、映画を見るか、となった。
間髪いれず、教室全員が「映画見ます！」と答えてｗ映画を見たんだけど
吹き替えだったんだよね、映画が。

だけど、ラスコリニコフ役の吹き替え声優が露口茂で
みんなこそこそ「・・・ホームズ」「・・・ホームズだよねアレ」「・・・ホームズ？」と言い合って
結局ぜんぜん内容が頭に入っていないｗ
むしろ、そんなにみんなの中にはあの声はホームズなのか、と
違うことを学習してしまったｗ


私の中では、名前がややこしくて挫折したのは
「カラマーゾフの兄弟」と「嵐が丘」だ。
嵐が丘登場人物少ないのに、半分がキャサリンなんとかで
半分がヒースクリフなんとかだからイライラしてくるｗ

カラマーゾフの兄弟　ドストエフスキー
アンナ・カレーニナ　トルストイ
サーカスの息子　ジョン・アーヴィング
ヴァインランド　トマス・ピンチョン
ブラッド・メリディアン　コーマック・マッカーシー

只今絶賛挫折中・・・
長い小説だと途中気分転換に違うタイプの本を読んでしまうので
結局放置のまま。

そう、嵐が丘はガラスの仮面でも読んだし映画も見たし
メイン部分のあらすじはよく知ってるはずなのに
娘もキャサリン息子もヒースクリフのあたりからついていけなくなって
話は知っているのに読み上げた達成感がないw

>795
私も達成感があったのは「レ・ミゼラブル」
それと「ジャン・クリストフ」
短いのに途中で放り出したのが「若きウェルテルの悩み」

>>802
私はガラスの仮面でしか「たけくらべ」読んだことないよ……国文卒なのに。
えーとあと真夏の夜の夢も勿論原作は読んでません。

海外ものは苦手だけど嵐が丘とジェーンエアと風と共に去りぬは読めた。
女流作家ならいいのか？

映画は洋画からアジア・日本と何でも見て好きなんだけど
翻訳本は、ほんと苦手　洋画を観倒しているくせに
翻訳を読もうとするとイメージが湧かないから挫折、バカなのかも知れない自分

日本物の場合、作者が不細工だと挫折
だいたい作者＝主人公にして、頭の中で回してるから
川端や福永武彦とか島田雅彦はあの容貌なので全部読めたけど、
島崎とか無理　私も国文だけど、田山花袋とかも田中慎也とかも無理

>>804
主人公を作家本人の顔で脳内再生できるって逆にイメージ力高くない？
自分は無理だ。

罪と罰は中学生の時初めて読んで感動して、その後10代終わりくらいまで愛読書だった。
名作文学でもこういうのは読む年齢にもよるだろうなーと思う。
反対に歳を食ってから良さが分かったのはトルストイ。イワン・イリイチの死に感涙したｗ

作者のブサイク度と作品の良さは比例している気がする

作家の顔は知らないよう努めています。

前に桐野夏生の小説について触れた評論かなんかで、
とりあえず小説について雰囲気が気に入らないといったことを
具体的な事柄は挙げずに延々と書いた後に、
「これみよがしに著者近影出したり顔で売ってるだけの人だからだめなんだよ」
みたいに作者の顔について語り出し、顔についての話題でしめていたのをふと思い出した。
書いてる人は評論家だったかの男性だった。
プロのはずなのに、小説については曖昧で、なんで顔のことばっか書いてんだよと不気味だった。
なにかコンプレックスを刺激されたのだろうか。

主人公が作家の顔や本人に思えてくるような小説は苦手だ

大昔、ライター時代の奥田英朗のコラムかなにかで
女性作家の小説を読んで「こんな素敵な恋愛小説を書くのは誰だろう」と
著者の顔を見たら微妙な気分になったと書いていて
ひょっとして真理子かなと思ったことを思い出したｗ
でも別に素敵じゃないしなぁｗ

私は作家の写真、好きだけどねえ。
ただし戦前生まれの作家に限るけども。

新潮社とんぼの本の『作家の肖像』ってやつと
文春の『輝ける文士たち』が好き。

>>804
丹羽文雄は文壇の長谷川一夫と言われてたそうですが、どうでしょうか。
あと広津和郎とか。作家じゃなくてフランス文学畑の渡辺一夫とか。

田中芳樹の顔を見た時は衝撃を受けた
若かった

作家と声優は顔を見ちゃなんねぇと昔から思っている。

>>785
有吉佐和子「私は忘れない」
挫折したタレントの女の子が離島で再生する・・・
的な話でしたっけ
あれも良かったですね。
確かに海暗の登場人物の方が力強くて魅せられます。日高川、断弦、未読なので図書館探してみます。

>>793
本当になんとかしてほしいですねー！
そんなに古い作家ではないと思うんだけどなあ。
もう手に入らない文庫を処分したのが悔やまれます。

群ようこが昔のエッセイで
「梶井基次郎に感動して著者の顔を見たら
感動を返せといいたくなった」みたいな話を書いてたねｗ
三島由紀夫にもそれを感じることがある。

>>813
あ、うん、すごくよくわかる。

昔の作家の写真、芥川はアレ、森鴎外はコレ、中原中也はもちろん帽子のアレ…
とそれぞれ１種類しか思い浮かばないw
良く見るアレ以外の写真を見ても誰だかわからないかもしれない。

林真理子は著者写真に例の奇跡の一枚をもうずっと使いまわしてるよね
下流の宴の広告もアノ写真だった
アレを決定版にするつもりなのだろうな

>>817
太宰は頬杖ついてるアレかな……？割と皆丸顔だよね。谷崎とかいい感じに丸い。

中二病真っ盛りの頃に「嵐が丘」を読んだもんで、さらにひどくなった記憶がある。
今読むと、第二部こそ「嵐が丘」の真髄だべと思ったりする。
年齢とともに感想が変わるから、消えない名作をもっと読めばよかったよー。

中原中也の帽子のアレは、複写を何度も繰り返したので別人のようだと
聞いたことがある。名前で画像検索すると帽子以外のも何枚かあるんだけど。

>>814
おまけに　（特に男性）漫画家もね。

海堂尊の顔というか、姿を見たときは衝撃すぎて本屋
（立ち読みしてた雑誌だったから）
で一瞬固まってしまった。
白鳥の容姿はまんま作者のことだったのか今は納得させてるけど。

>>809
女流相手には容貌のことばかり言う男性評論家っていつの世も一定数いる。
吉屋信子なんか「ブス」って相当叩かれたらしい

私が一番主人公＝作者のイメージなのは森見だ。

新堂冬樹の顔見て、２度とこの人の本は読まないと誓った。

主人公＝作者は検死官ケイとコーンウェル、てのは定番か。

漱石の完成度は異常

子供の頃に読んだ「TSUGUMI」の後書きに「つぐみは私自身です」って
書いてあった記憶が残ってたから、のちに吉本ばなな本人を見た時には
キレそうになったw

女流作家の容姿が叩かれる場合、
まるで超絶美女や女優のような写真の取り方をしているときが多い。
容姿そのものより、勘違いしている心根が叩かれるというか
最近びっくりしたのは、辻村ナントカというミステリー作家で、
芝生に寝転がって、いまどきアイドルでもこんな写真は撮らねえというようなポーズをとっていた。
頬杖ついてぶりっこ写真を撮っていた吉本ばななといい勝負だと思った。

悪人読了。
映画のキャストが頭に浮かんだ状態で読んでしまった。
リアルだったなぁ。出会い系って自分もやった事あるから余計に感情移入してしまったｗ

主人公＝作者→コリン・デクスター
イギリスで超人気だったというドラマは別ものだと思っている。

四方田犬彦「先生とわたし」
単行本で出たときに、買おうかどうか迷ってやめたんだが、文庫になってよかったよ。
四方田も「ハイスクール1968」のことなどで色々叩かれているし、
他の人にも由良君美について書いてもらいたいものだ。
作者ではないけど、プロローグに掲載されている写真の由良君美の若い頃がうつくしい。

>>819
中原中也の写真だけど、一昨年か鎌倉の近代文学館?で
「中原中也展」を開催してたさいに、
有名なアノ写真以外のものを何枚も見たけれど
髪はちゃんと七三にわけて普通のネクタイ＆背広姿のものは
ただの小男のオジサン風・・・で意外でした。

小説家ではないけど、NHK大河の「篤姫」脚本家で
来年大河の脚本も書く田淵由美子、
あの人はNHKBSの「西太后」を語る番組に出たときとか
肩と胸元を露出させた黒のドレスで髪をかき上げてたり・・・
NHKの大河HPでもポーズとっていたりして、とても勘違いな人だ。

>>827
たぶんカメラマンがとらせたポーズだろう
そんなのまで責めてやるなよ・・・

>>831

作家にそんなポーズを撮らせるのは、
カメラマンにかなり悪意があるなww
林真理子のヌードも、周囲に悪意がありすぎ。
フツーは、羽交い絞めして止めるレベル。
周りの悪意に気づかないで、言われるがままなのは、やはり自己管理ができてないから叩かれるのかも

いやいや、いくら何でも無理やりすぎｗ
ヌードは確かに痛いけど、頬杖とか芝生くらいは勘弁してやれ

>>833

でも、よしもとばななの頬杖は、ちょっと犯罪レベルだった。。。

辻村は自身の名前と同じキャラをモテモテのヒロインに据える位だから
写真も本人の意向というのも全然ありえるｗ

柴田よしきのハードカバー作で
カラー一枚でどーーーんと柴田さんの著者近影をみた時は吹いたｗ
本人かなりでかい人だから凄いインパクトで。

>>830
小林秀雄が「あの写真は奇跡的に撮れた1枚で、じっさいはあんなではない」（うろ覚え）的な発言をして、揶揄していたんだよね。
実際に、あの写真に騙されたお嬢さまがたは多いらしいし。
私は全く趣味ではないので引っ掛からなかったけどさ。

中原中也は作品にも興味ないし、というかつまらんし、なんで人気なのかわからんわ。
ついでに太宰も嫌いだ。

高野優って人の漫画つきエッセイ
旅先のホテルで、長女がコップを割ってしまい
それを作者が片付けた後、再び長女が別の物を割ってしまって、思わず長女の頬を叩いた話が出てた
子どもにはハードな日程な気もするし疲れて集中力が落ちたんじゃないかと…
しかも自分が行きたくて子ども３人連れて海外旅行したのに
と思うと長女が不憫に思えた
たぶんまだ小２くらいだよ…

子梨だからわからないけど、こんなもんなのかな

>>836
中原中也太宰好きですいませんね
面白いと感じる人間もいるんですよ

>>838
うん
私が嫌いなだけ。

なんで人気なのかはわからんが、彼らの作品を好きな人の批判まではしない。
友達には太宰嫌い多いんだがな。
太宰を提出課題に出してる現国担当教師も太宰を嫌ってた。
でも、決まってることだから仕方ないんだよね。

太宰の評価がどうであろうと
その現国教師はロクでもないね。

>>823
あれはある意味イメージ通りじゃないか？ｗ
イタイのは確かだが少なくともイメージダウンではないｗｗ

1Q84のブック3やっと読み終わった〜
結論として村上春樹の作品中一番好きになれなかった。
すごい売れてるけど買った人はどんな感想なんだろう。

a

>>829 分かる！私もデクスター＝モースです。
そんで相棒のルイスは背が高くてひょろひょろっとしてるイメージ。
さらにレンデルのウェクスフォードシリーズも似たような組み合わせのイメージ。
多分TV版ホームズとかポアロの影響w＞「小太り薄毛＆長身」コンビのイメージ

>>837　前に育児板かどっかに専門スレあったよ。
あと子育てエッセイ系のスレもどっかに。ここじゃない方がいいと思う。
が、あの人の子育てはすべてにおいてルーズでドキュだと思う。

>>827
ちょうど「冷たい校舎の時は止まる」を読み終って写真見たとこだったｗ
感想以前に話が長すぎて疲れた。

>>837
>>1
>また、コミック（漫画）エッセイについては漫画スレにてお願いします

>>846
ごめんなさい
ありがとう

やっと予約の順番が回ってきた「更年期少女」読了。
桐野夏生というより湊かなえ的だなと思った。
なんとこれ参考図書が久留米のレズ看護婦事件の本なんだね。
読解力なくていろいろわからないところがある…のでもう一回読み返そうと思ってますが
ひとつだけ教えてつかあさい
以下ネタバレ↓








ガブリエルは冒頭でレストランの従業員から「黒木瞳ばりの美人」と形容されてますが
６人会の会合のときは女装してたってことですか？？

ＦＭのＣＭで今週、小川洋子さんが「首飾り」を取り上げると言ってたので
20年ぶりにモーパッサンを読んだ。
はまった。

>>848
あの事件がモデルなのか。知らんかった。
んじゃ、それについての考察↓









あのことは、あえて書かなかったのではないか。その美人は電車でGOの女の人だと思うんだが
他に正解があったらすまん。

風邪で発熱中なんだけど何か読むものが欲しい。
でもこむずかしいものは読みたくない…と思って
娘の蔵書からハリーポッターを貸してもらった。

何これおもしろい。
続きが気になって休まらないorz

そして流行から20年くらい遅れてるよねorz

>>848

メール欄だけど、よくよく読んでみると、850さんに同意。

>>851
流行に乗らなくてもいいじゃん
面白いのはいいことだけど、
とりあえず2chと読書はやめて寝たほうがいいよｗ

>850.852
ありがとうございます。
ほんとだ、読み返してみたらあれは誰の事とは特定してないんだね
つい思い込んでしまった。

読書とパソコンはどちらも結構体力消耗するからねぇ。
私もまずは体を休めたほうがいいと思う。
気持ちはわかるけどｗ

風邪の時はエッセイとか豆知識系の物を読むな。

体力気力が落ちていて、がっつりと読書はできないけれど
なにか読みたいってときは、
読みなれたエッセイや軽めの小説をひっぱりだしてきてまた読むことが多いな

と、書いていて思ったが
読みなれたマンガを読むことのほうが多いかもしれんｗ

軽ーく読めるものがいいときに、かなり前の作品なんだけど
新潮文庫『私の食物誌』池田弥三郎
を手にとることが多い。東京オリンピックの年の新聞に掲載されたもの。

銀座の有名な天ぷら屋に生まれた慶応の学者で、
天ぷら屋の話や昔の下町の話、昔の食生活の話が面白い。

もっと短いのがいいときは戸板康二『ちょっといい話』。

調子が悪い時は、素敵なあなたにと東海林さだおのまるかじりシリーズだ
何度も気楽に読めるうえに、場合によっては食欲が復活したりするｗ

私も丸かじりシリーズ好きだ。
ずっとシリーズを追っていくと微妙な変化があってそれを見つけるのも好き。
コンビニの出初めに「コンストとよぶ」って宣言してんのに、最近のものだと
普通にコンビニって呼んでたりｗ

私も好き！
東海林さだおっていわゆる喪男みたいな立ち位置にずっと身を置いてるのに
自虐に徹してて誰のことも叩かなくていい人だなと思う。
食べ物に対してもそうだよね。

>>858
奥さんとの馴れ初めを林真理子が絶賛していた人だっけ？
池波正太郎とも対談してるよね。

体調が悪いとき本か。
今なら三浦しをんんのエッセイかな。エッセイならBL話に触れてあってもそれほど気にならないし、
むしろ、笑えるかも。
あと、「小沢昭一的こころ」の文庫本。
河出から小沢昭一のムック本出てて買ったんだけど、セレクションCD-BOXが出てるんだね。
19,950円するけどすごく欲しい。

乃南アサの「しゃぼん玉」
久々にいい話読んだよ。
最後もっと続きが読みたかった。

NHK教育で放送されてたハーバード白熱教室を書籍化した
「これからの正義の話をしよう」マイケル・サンデルを
やっと読み終えた。

一度読んだら、今度は録画したものを見ながらまた読もうと
思ったんだけど、まず一度目を読み終える自信がなかったので、
本を買ったのにもかかわらず、図書館で借りてしまった。

期限がないと、本をほったらかす自分がやばい。

>>863
チンピラがおじいちゃんおばあちゃんの村で更正する話だっけ？

>>863
乃南アサの「氷雨心中」の「青い手」が好き。

>>864
どうでした？
放送はとばしとばし見てたんだけど、
結局結論というか、先生が「次週は」って言うのに次は違うお題に行っちゃってたりして、
なんか段々見なくなってしまった…
面白かったですか？

図書館で借りた東野圭吾「夜明けの街で」読了。
以前、ここで酷評されてた？　が、やはり面白くなかった。
一方、購入したばかりの「プラチナデータ」。まだ読み始めだけど、
どう展開していくか、楽しみだ。

東野、中途半端な感動路線やめたらいいのに
つまんないし合ってない

ココで話題になってたので「告白」の映画観に行って来た
原作２回読んでたので、私的には衝撃も新たな発見も無く「ふ〜ん」って感じで終わったけど
原作読んで無かった友人は呆然自失してた。
上映終わっても動けない・・・って感じの観客が多くて、その事に私は驚いた。創作なのに〜って。
帰宅してﾈｯﾄで「男子中学生を突き落として溺れる様子を動画で撮影する女子達。男子中学生２名死亡」のニュースを知り
その内容を詳しく知った時　その時に「告白」って、遠い遠い映画の向こうの話じゃない・・のかも・・・と初めて震えた
人って怖い。少しづつ感覚が狂って行って、それを気付かないのが怖い・・・・

体調が悪かったり気分がダウナーな時は
闘病物とか読んでしまう
もっと具合の悪い人がいるんだ、自分はまだまだ頑張れる、と
不思議と癒されて元気が出てくるんだよね…間違った読み方かもしれんが。
あと具合の悪いときに具合の悪い人の文を読むとすごく共感できる。

最近もずっと体調悪くて午前中はソファに横になりながら
栗本薫「転移」を読んでいた。

>>870
へー、映画の出来が相当いいんだろうな
立ち上がれないほどって凄いｗ

>>865
そうそう。
お決まりの話っぽいなぁと思ってたけどやっぱりお決まりの話だったｗ
でも登場人物のキャラがいいんだよね。

お約束の安心感てあるよね
お笑いでいうとドリフとか欽ちゃんとか
お約束で鼻白むというのもあればお約束で泣かせられる安心感、
しゃぼん玉は後者ですね

わかるｗ

私、チンピラがはからずもジジババとなじんでしまう話と
チンピラが赤ん坊育てる羽目になる話は、お約束だろうとわかっていても好き。

あたしも「しゃぼん玉」泣けた
だが、この婆ちゃんが寝たきりになったらオムツ交換できるのかよ、若者！
とか思っちゃって、根性ひん曲がってるな、自分

「告白」と聞くとすぐに「ぎゅーにゅーに相談だ♪」が頭をよぎる。

毎年夏になると「夏の庭」が読みたくなる。初めて読んだときは確か
中学生で、泣きすぎて頭痛まで起こした。
よく「人を泣かせるのは簡単だ、笑わせるのが難しい」とは言うけれど、
泣かせるのだってやっぱり難しいと思う・・

ばあちゃん子だった私が読むと泣けるジジババ本
「楢山節考」
「西の魔女が死んだ」
「夏の庭」
「鉄道員（ぽっぽや）」
「モチモチの木」

リリーの東京タワー読んだ時、わんわん泣いたけど
２回目読んだ時は泣けなかったなぁ。何でだろう・・・

「楢山節考」をジジババ本に入れるのはどうかとｗ

>>878
「しろばんば」もクソババ本の仲間にいれてあげてください。
中学生の時読んでから、毎年夏になると井上靖の「しろばんば」
「夏草冬濤」「北の海」は読みたくなる

>>881
節子　クソババちゃう、ジジババや

なぜクソババにｗ

>>878
モチモチの木のじいちゃんは
今回は助かっても数年以内に亡くなってしまいそうで
ハッピーエンドにもかかわらず、読後感がやや重く感じる

クソババｗ

２０年ぶりくらいにミヒャエルエンデの「はてしない物語」読んだ。
子供のころは普通にスルーしてた、アイゥオーラおばさまの回がなんか染みた。
やっぱ映画より本の方がいいな。

>>879
最初に読んだ時の感受性って、本当に豊かだなあってことでしょうか

モチモチの木の切り絵が好きだったなぁ。