★★広島の奥様★★ Part26

このエントリーをはてなブックマークに追加
60可愛い奥様

わたしはドイツにいたとき、
暇があれば観劇のため劇場へ赴き
頻繁に、オペラやバレエを鑑賞していました。

小沢征爾さんの指揮するオペラを観るために、
ウィーンまで行ったこともあります。

元々、劇団や狂言の舞台を観ることが好きだったのですが、
日本では、オペラやバレエは観たことがありませんでした。

オペラやバレエって、チケット代も高いし、
“敷居が高い”っていうイメージ、ありませんか?

わたしもそう思っていたひとりです。

しかし、ドイツにいたとき、
オペラの勉強に来ている女性と知り合って、
オペラに興味を持つようになりました。

はじめは、
(きれいな服装しないといけないのかな、、。)とか、
(セレブみたいな人ばかりだったら、どうしよう、、。)など、
いろいろと心配がありましたが、
それは一切の杞憂でした。
61可愛い奥様:2010/05/31(月) 20:55:09 ID:uBF7OO990

まず、ヨーロッパでは、オペラやバレエはとても身近です。
買い物や、何かのついでに来る人もいます。

中には、大荷物を抱えたバックパッカーもいるんですよ!!

なので、
“劇場に行く”という風に構えないで、
気軽に映画でも観に行く感覚でいいと思います。

それでは、服装なんですが、
立見席の場合、ふつうの普段着で大丈夫です。

スニーカーにジーパンで来る人もたくさんいます。

(さすがに、スニーカーとジーパンは、、、。)
と思われるかたは、
シックな色の服にスニーカー、または革靴で十分です。
街に買い物に行くような、ふつうの服装で全く問題ないです。

一方の、最前列やボックス席など、
お値段の高い席は、それなりにおしゃれをする必要があると思います。

あまり目立たないシックな服に、女性ならヒール、
男性ならネクタイ、ジャケットに皮靴が必要です。

女性はたいてい、ロングドレスを着ている人が多く見かけましたが、
旅行中など荷物になるので、シックな服であれば、
ドレスである必要はありません。
62可愛い奥様:2010/05/31(月) 20:57:05 ID:uBF7OO990
ちょっとした、身内のパーティーに行くような服装で、いいと思います。

オペラ、バレエが盛んなドイツですので、
旅行に行くなら、是非劇場に、気軽な気持ちで足を運んでいただきたいです!

*ミュンヘンの国立劇場の情報はこちら
http://www.bayerische.staatsoper.de/228-ZG9tPWRvbTEmbD1kZQ-~~index.html
http://www.euro-tour.co.jp/eb-theater.html
http://www.paris-opera.jp/




劇場の立見席はとっても、お得ですっ!

立見席、って言うと、
もしかしたらあまり良いイメージを
お持ちになられないのかも、しれませんね。

それもそのはず、実はわたしも実際に劇場でオペラ、バレエを鑑賞するまでは、
「疲れるのでは?」と、思っていました。

ドイツで知り合った、オペラの勉強をしているという女性は、
毎日のように、立見席を購入し、オペラ鑑賞をしていました。

あるとき、彼女に、
「ずっと立って観ていると、疲れませんか?」
と、訊いてみたんです。

すると彼女は、
「夢中で観ているから、 疲れなんて感じずに、あっと言う間に時間が経ってしまう。」
と、嬉しそうに語っていました。
63可愛い奥様:2010/05/31(月) 20:58:32 ID:uBF7OO990

(なるほど、何かに夢中になると、他のことは忘れて、
 一点に集中してしまうことってあるよな、、、。)
と思い、わたしも実際に立見席でバレエを鑑賞してみたんです。

生まれてはじめて、ライブで観たバレエは、
定番中の定番、「白鳥の湖(Schwanensee)」でした。

生のオーケストラの、臨場感あふれる演奏と、
バレエダンサーのちから強い、それでいて、しなやかな動き、
その1つ1つの仕草や表情に、食い入るように、見入ってしまいました。

途中で休憩があるものの、
自分が、立って観ていることすら忘れて、
夢中で鑑賞していました。

それ以来、わたしは劇場へ行った際に
必ずと言っていいほど、立見席で観劇するようになりました。

立見席は、劇場にも寄りますが、
大体5〜9ユーロくらいでチケットが購入出来ます。

人気公演などは、すぐに売れ切れてしまうこともありますが、
概ね当日購入出来ます。
64可愛い奥様:2010/05/31(月) 20:59:45 ID:uBF7OO990

入口付近に、「Stehplatz(立見席)」とドイツ語で書かれた
案内があると思います。
公演の1時間前になると、入口が開かれて、チケット売り場で立見席のチケットが購入出来ます。
(劇場にもよります)

そこで、「Stehplazt(シュテープラッツ)」と注文すると、
座席表を見せてくれるので、好きな席を選択すると空席を照会してくれます。

立見席の場所は、たいてい2、3階の左右の端なので、
ときどき観にくくなることもありますが、
(たとえば、左側の席の場合、役者やダンサーが左端に来ると、
 観にくくなります。)
全体の公演の流れとしては、まったく問題がありません。

日本では、とっても敷居が高いと思われているオペラに
バレエですが、ヨーロッパはとっても身近で気軽に楽しめるものなので、
旅行の機会などに是非とも劇場へ足を運ばれ、心ゆくまで観劇してください!!
65可愛い奥様:2010/05/31(月) 21:01:10 ID:uBF7OO990


EURO24

今週のフレーズ


シチュエーション 3 夜を楽しもう
フレーズ9: 注文する
共通例文: 〜が欲しいです。

英語: I’d like 〜.


伊語:Vorrei un bicchiere di vino.
   (ワインをグラス1杯いただきたいのですが。)

独語:Ich möchte ein Berliner Bier.
   (ベルリンのビールが欲しいのですが。)

仏語:Je voudrais une carafe d’eau.
   (水をカラフで欲しいのですが。)

西語:Quiero una caña.
   (私は生ビールが欲しいです。)

http://www.nhk.or.jp/gogaku/euro24/phrase/index.html