★★広島の奥様★★ Part26

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139可愛い奥様

広島市が今後黒い雨の一種地域指定を目指す上で、宇田雨域が前提では極めて不十分だ。
当時の最新技術というが、この報告書が出された当時から既に、今申し上げたような批判が行なわれている。
当時から問題の立て方、データの与え方がおかしいじゃないかという批判をしている。そのことを広島市としては
きちんと受け止める必要がある。これはまた改めて議論したい。

来年度予算で約3万人という市域内の該当者全員を対象とした調査を実施することになった。
たいへん大事なことで評価したい。先ほど確認した広島市の責務として黒い雨被害の実相を調査する立ち場で今回の
予算措置を生かすことが大切だ。当局の説明では予算に掲げられた事業は原爆被爆の精神的影響について調査し、
対象者を絞り込んでの面談調査は臨床心理の専門家が行なうとなっている。

その成果を黒い雨の二種の地域指定に繋げようといういうことだと聞いている。しかし実際にこの事業に取り組むときは
精神的影響だけでなく、黒い雨を浴びた後の体の状況と、それによってどのように苦しんだか、その実態も調査できるように
アンケートの内容を検討し、臨床心理の専門家が面談調査をする際は、身体的な状況も調査できる体制が必要だ。
そして調査結果を集計するときは黒い雨を浴びた体験とその後の身体状況とを関連させて見ることができるような工夫が要る。
その結果、必要があれば改めて身体状況に関する一種指定に取り組むために面談調査などを実施する必要がある。
確認の意味で当局の考えを聞く。