【畜産農家】口蹄疫で殺処分27000頭超【壊滅危機】

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84可愛い奥様

2000年に宮崎県と北海道で牛の口蹄疫が発見された。すなわち3月25日から4月9日に宮崎県で
3戸、5月11日に北海道で1戸の感染が確認され、それぞれ、35頭、705頭、合計740頭の牛が薬
殺処分された。疫病は6月9日には終息したが、それまで全国の生産者、流通業者、消費者は
緊張に包まれた。

疫病渦の最中に、不運(いや悲運)にも4月2日、小渕恵三首相が脳梗塞で緊急入院して職務
執行不能となったため、急遽4月4日に森喜朗内閣が跡を継いだ。このようなトランジション
の時期と重なって、疫病対策が後手、後手にまわり、玉沢徳一郎農林水産大臣は国会内外で
批判の集中砲火を浴びた。

森内閣は発足直後のご祝儀人気にあやかろうと、意気込んでいたが、家畜伝染病で出鼻をくじ
かれ、支持率低迷のまま2001年4月26日の総辞職を迎えた。

自民党はそのときのことがトラウマになっているので、今回はいち早く対策本部を立ち上げた。