消費者金融やクレジットカード、信販の主要各社が6月以降、専業主婦など収入がない人への
新規融資をやめる方向で検討していることが28日、明らかになった。
同月施行の改正貸金業法で融資額が世帯年収の3分の1以下に制限され、審査手続きなどが
煩雑になるため、そのコスト負担に耐えられないと判断した。キャッシングを利用している
百数十万人の専業主婦の大半が、新規融資を受けられなくなる可能性がある。
無収入者などへの新規融資を停止するのは、プロミスやアイフルなどの消費者金融大手4社や、
カード大手のジェーシービー、三菱UFJニコスなど。規制導入後も新規融資を続けるのは、
セディナなど一部にとどまる。ただ、夫のカードと一緒に発行する「家族カード」保有者への融資は
各社とも続ける。
ソース(YOMIURI ONLINE):
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100328-OYT1T00908.htm?from=main2 改正貸金業法HP Q&A
http://www.0570-051-051.jp/contents/faq/spouse.html Q1.専業主婦が借入れを行うにはどうすればいいのでしょうか?
A1.収入の無い専業主婦でも一定条件を満たすことで総量規制の例外となる借入れが可能になります。
具体的には、
(1)配偶者の収入を証明する書類
(2)夫婦間の身分関係を証明する公的書類(住民票・戸籍抄本等)
(3)配偶者貸付を締結することについての配偶者の同意書
(4)指定信用情報機関への信用情報の提供等に関する配偶者の同意書
を提出することで、配偶者収入の1/3を上限とした借入れ(配偶者の借入れと合算して)は可能になります。
配偶者の同意が得られない場合は、新たな借入れは制限され返済のみのお取引となります。