http://www.nishinippon.co.jp/news/t-kaikaku/kyoudou/6.html 市町村長発「協働」へ駆ける【6】福岡・二丈町 筒井秀来町長
(略)
>福岡県内で初の“自治憲法”となる「住民参画まちづくり条例」を今年から施行した。
>条文には「協働のまちづくり」という基本理念の下、「情報共有」「行政施策の計画、
>実行、評価の各段階への住民参画」などが盛り込まれている。
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>町長になった四年前から、「右肩上がりが終わり、自己決定・自己責任の時代に、
>住民の要望に応えていくだけの行政ではもたない」と危ぐしていました。懇談会を
>開くと要求や批判ばかり。財政状況も施策の内容も伝わっていないと痛感した。
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>そこで、多様な対話の場を設けて行政情報を提供し、分かりやすい予算概要書を作って
>全世帯に配った。長期総合計画づくりに住民も参加してもらい、三百六十八の事業項目
>のうち二百九十三項目は住民提案を盛り込んだ。
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>こうした参加施策を積み上げる中で、まちづくりに住民も責任を担ってもらう
>【参画】に進もうと、条例を制定したんです。退路を断って、住民からの信頼度を高め、
>【協働】を図る決意でね。