【民主党の政策に不安を感じる奥様の雑談室】その90

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7「二階氏続投」認めた自民党執行部の苦境
>>5 からのつづき)

自民党が野党になった今、検察と二階さんが法廷で公判をしない「略式起訴」という
穏便な形で済ませた、ということです。今回の処分自体、「見え透いた茶番」と批判
されても仕方がない。

■「当然の結論」? 選対局長留任

本人は立件されませんでしたが、「西松ズブズブ」政治を行なってきた二階さんの道
義的な責任は、重いのではないかとも思われます。

そもそも、政策担当秘書の長田被告人が、政策立案も少しはしていたかもしれません
が、主に企業との窓口を務めていたというのですからちょっと呆れた話です。それこ
そ、状況によっては、政策秘書給与の詐欺容疑にさえなりかねない(過去には同容疑
で山本譲司さんや辻元清美さんが逮捕されています)。

しかし、自民党は二階さんの政治責任を不問とし、選対局長を続投させました。

これでは、鳩山総理や小沢幹事長を攻撃できなくなるではないか、という声も自民党
内にないことはなかった。しかし、谷垣総裁は、二階さんを不問に付しました。来年
の参院選へ向けての責任者である選対局長も続投させ、処分も行いませんでした。

ただ、これはそんなに驚くべき結論ではありません。

自民党は企業献金に依存してきた政党です。二階さん以外でも森元総理、尾見元国務
大臣ら、西松からお金をもらった人は多くおられます。(つづく)

さとうしゅういち (2009/12/12) http://www.news.janjan.jp/government/0912/0912114300/1.php