>>724 >
>>650 >で、現行制度の場合、基本的には家族名としての経緯を持った名字が採用
>されたので、それに沿った形になっている。
間違い。家族名じゃない。「家」だよ。
現在の氏についての見解には1.単なる個人の呼称 2.家名 3.血縁者の呼称 4.家族名などがある。
これらは全て、ある側面では的を得ているけど、
そもそも「家」制度が廃止された時点で、姓の意味は失われ、個人を認識する呼称としての役割以外のものではなくなったんだよ。
「家破れて氏あり」と言った憲法学の大家は、家制度廃止について、「家」がなくなるということは、家の名である姓は無くなるのが
当然だとも言えると言い、氏が残るのは認めつつも、無くなった家制度を、姓という形で温存しようという気持ちには賛成しないと言っている。
そうは言っても国民の間に姓=家という意識が残っているのは確か。でもそれはあくまで意識の問題であり法律でその意識を手当するのは
筋違いであると言えますね。