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可愛い奥様:
■正論レポ2009年10月号 (2/2)
【退位を口にされた昭和天皇】
際限ない祭祀簡略化に昭和天皇は同意せず。
『そんなことをすると結局、退位につながる、と仰せに〜』(入江日記)
その一部始終をご覧になっていた今上陛下が40年後に同様の状況に立たされている。
今上陛下は「祭祀の簡略化をまともに取り合おうとはなさいませんでした」(渡辺前侍従長)
【天皇の祭祀は「私的な活動」?】
法的根拠が無いなら公務を削減すればいいものを、公務の件数は増え続けている。
宮内官僚が女系容認典範か遺影を熱心に推進していることにも共通するが、
エリートたちが考える天皇は歴史的存在としての天皇ではなく、名目のみの
国家機関の一つにすぎないので、男性でも女性でもかまわない。
※しかし、祭祀が天皇の私的行為というなら、渡辺前侍従長が公務員の立場で進言し
介入したのは、不遜な越権であると同時に、官僚たち自身の政教分離主義に反する
ことになります。自家撞着です。(※原文ママ)
【取り込まれた保守派人士】
祭祀の簡略化は専門家も尊王論者も沈黙している。知らぬ間に取り込まれてる
からです。渡辺前侍従長は、今年6月「祭祀の簡略化を進言したのは私だ」
とみずから告白。陛下のご負担を思うとそうしていただいたらよいかと思うことも
ありますが、陛下はなかなか『うん』とは仰いません」(平成の皇室/渡邊)
保守派人士たちが祭祀簡略化に抵抗を見せないとなれば事態はさらに悪化する。
廃太子論には徹底して反対。橋本氏を批判。それが最後の〆。