「任せる政治から引き受ける政治へ」。「小さな国家・小さな社会」でなく「小さな国家・大きな社会」へ
ttp://www.miyadai.com/index.php?itemid=764 ■政権交代は起こるでしょう。ただし自民党が最近になって崩壊したんじゃない。以前から役割を終えています。
80年代末、第2次竹下内閣の農産物自由化交渉や日米構造協議のあたりです。
米国の言うことを聞くと国土が疲弊するようになりました。
戦後日本は、国力を経済に傾注するかわりに米国の核の傘を頼る「軽武装・依存」でやってきた。
が、それで足下を見られて内政干渉されはじめても自民党は無策。農村は疲弊し、自民党は自らの基盤を壊したのです。
■論壇もこの流れを批判できませんでした。本来は市場主義の右と再配分主義の左が対立すべきなのに、
保守が再配分した日本はこの対立がなく、冷戦体制を背景にした安保賛成の右と安保反対の左のイデオロギー対立が肥大した。
冷戦体制が終れば、米国が正義の味方という図式も終り、「米国追従による国土疲弊」の問題に注目すべき段になるはずが、
安倍晋三的=2ちゃん的ウヨ豚は外交問題で噴き上るばかりで、国土疲弊にまったく注目しない。どこが愛国なのか。明治の右翼なら激怒するはずです。