朝木明代元市議を殺した犯人は自首せよ!第三弾

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513可愛い奥様
創価学会は『啓蒙主義』を学ぶべき
ヴォルテール著、中川信『カラス事件』冨山房百科文庫22、S53

ネロの時代に、半ばユダヤ人で半ばキリスト教徒であるろくでもない連中が遭遇した災難の原因を、
ローマ人の不寛容のせいにするのは無理というものである
イシス神、インドのミトラ神、シリヤの女神の教理がゆるされていたときに、
外から伺い知れぬ教理のキリスト教徒だけが特に告発されるだろうか。迫害されたのは、他に原因があったのだ(p.127)。

この熱狂的信仰心が、おそらく一切の迫害の源泉であったと思われる(p.128)。
聖ヒッポリュトスは馬に引きずられて殺されたという。しかし古代ローマ人はそのような処罰法を全然知らなかったのだ
キリスト教徒の手になる殉教記録書を見ると、大勢のキリスト教徒が処刑囚の獄を自由に訪れ、
刑場に随伴し、流れる血をすくい集め、亡骸を埋葬し、遺骨や遺品で奇跡を行なっている。
もしキリスト教が迫害されていたのなら、どうして彼らもその場で逮捕されないで済んだのか(p.142)。

『事実は、キリスト教徒であるこのわれわれこそが、迫害者、首切り役人、暗殺者であったのだ。』
※ローマがキリスト教に乗っ取られた歴史を、コミュニストも現代に再演したがった。

『寛容を受けるに価するためには、まず人は狂信の徒であるのをやめることから始めなればならない』(p.196)。
イエズス会士が王国の法に違反しているなら、彼らの修道会を解散させ、
イエズス会士としての身分を廃止し、彼らを市民に復帰させざるをえない(p.196)。
※宗教運動団体の特権幹部は「市民」ではない。シビリアン・コントロールに関与させたらいけないわけである。