インフルエンザのパンデミック対策Part7

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漢方「麻黄湯」、インフルエンザにタミフル並み効果…福岡大病院

インフルエンザの治療に漢方製剤の「麻黄湯(まおうとう)」を使うと、
抗ウイルス薬のタミフルと同じ程度の症状軽減効果があるという研究
結果を、福岡大病院の鍋島茂樹・総合診療部長らが明らかにした。

新型インフルエンザへの効果は未確認だが、タミフルの効かない耐性
ウイルスも増える中、注目を集めそうだ。

日本感染症学会で4月に発表された鍋島部長らの研究は、昨年1月〜4月
に同病院を受診し、A型ウイルスを検出した18〜66歳の男女20人の同意
を得て実施。うち8人はタミフル、12人は麻黄湯エキスを5日間処方した。
ともに発症48時間以内に服用し、高熱が続く時は解熱剤を飲んでもらった。

服用開始から平熱に戻るまでの平均時間は、タミフルが20.0時間、麻
黄湯が21.4時間でほとんど違わなかった。解熱剤の平均服用回数はタ
ミフルの2.4回に比べ、麻黄湯は0.6回と少なくて済んだ。

麻黄湯のインフルエンザへの効能は以前から承認されており、健康保
険で使える。

(2009年5月8日22時11分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090508-OYT1T00542.htm