FACTA
結局何を言いたいのかわからなかった記事。
書かされ感、ありあり。
要するに、親王さまご誕生になっても皇統の危機は去らない。
「30年後を考えてみよう。典範の改正がなければ、皇族は悠仁親王一人になりかねない。
最も年齢の近い愛子内親王は37歳で、結婚していれば皇族ではない(皇室典範第12条)。
他の宮家の後継者は女性ばかりで全員年上だ。
未婚なら皇族として留まれるが、いずれは絶える。養子も取れない(同第9条)。
皇位は継続されても、支える宮家は壊滅する。典範改正は必至なのである。」
「高齢、健康不安を抱える天皇は、将来の皇位継承の問題を確実にしておきたいという思いが強い。
世論調査では6〜7割が女系・女性天皇を認めてもよいとしているが、神社本庁や国会議員には頑なな男系派がおり、支持の裾野もそれなりに広い。
身内にも三笠宮寛仁親王のように、雑誌などで女系に反対し、男系維持のためには、戦後皇籍を離れた元皇族の復帰も考えるべきだと主張する皇族がいる。
一方、高松宮妃喜久子(04年逝去)は、愛子内親王の誕生をみて、「将来は女性天皇を視野に入れることも考えてよい」と女性雑誌で発言した。
天皇家の長としてどちらをとるか。
身内でも意見が割れ、国民にも慎重論がある。
国政に関する機能を有しない(憲法第4条)天皇は、「皇位継承の問題は、皇室典範に定められており、この問題は国会の論理にゆだねられている」と、02年に語っただけである。」