文藝春秋 雅子妃が昭和天皇に祈った日 by友納尚子
タイトルは大風呂敷だけど、内容はやはり友納ワールド。
ほとんどが伝聞の形で、擁護論を展開したもの。
一つ気になったのは、雅子妃が精神疾患と断定するような文章が何か所も
出てきた点。
以下は抜粋です:
・「(雅子妃は)依然として外国訪問ができないことを、両陛下や皇太子
に申し訳ないというお気持ちを強くお持ちだという」
・「(海外訪問がかなりハードルの高い公務だとした上で)その難しさを
もっとも理解しているのが皇太子。外国訪問前の記者会見のたびに、
雅子妃の同行がかなわない理由や、それに対する両殿下の気持ちなどの
質問に丁寧に答えられていた」
・「(昨夏の引越しについて)雅子妃にとって定住環境が変わることは、
不安を抱く原因になりかねないと懸念された。精神疾患では、なるべく
環境の変化を避けたほうがいいという」
・「(学習院の運動会見学について)かつて美智子妃もお子様方の運動会に
参加された。今回、八大行啓といわれる重要な地方公務と運動会が重なった
ことは不運なのか、学習院も配慮しなくなったのか」
・「(12月9日の金澤医務主管発言について)千代田側の幹部たちは、両陛下
を慮るあまり皇太子ご夫妻を厳しく批判してきた。問題は不確かな情報も流し
てきたことにある。現役の幹部が雅子妃を”仮病”といい、”既に治っている”
と事実無根の情報を流布する責任は問われてしかるべきだと考える」
・「(5年3カ月ぶりの宮中祭祀について)これは5年にわたる”認知行動療
法”の成果といえる。長官の”苦言”に対し、かつては際限のない自責の念に
囚われてしまうところを、ご自分の認知のゆがみを自覚されることで、建設的
な解決の方途を見出されたのだ」
(続きあり)