::::読書好きの奥様 30冊目::::

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1名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中
このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです。
次スレは>>980が立ててください。

※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう

前スレ
::::読書好きの奥様 29冊目::::
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1229421811/
1さん、乙でござる
>>1おつでござった
乙であります。

前スレにあった「森に眠る魚」読了。
こういう人いるなあ…と思いつつ一気読みしてしまった。
題材が身近なだけにいろいろ考えさせられる。
後半はちょいだれたけど、濃密な人間関係が緊迫していく過程はなかなか面白かった。
>>1乙です

>>前スレ993
ありがとう、知らなかった。
寂しい・・・
日本ミステリ界の宝がまた一人いなくなってしまった。
今日は追悼で、亜愛一郎シリーズ読み返すことにする
>>1乙です。

「贖罪」イアン マキューアン 読んだ。
映画「つぐない」のラストがショックだったので、原作でもう少し詳しく事情を
知りたいと思ったため。
普段、結末は結婚したり死んだり逮捕されるような本ばかり読んでるから、
「贖罪」みたいな結末だと気持ちがどよ〜んと落ち込んで仕方ない。
でも読んでよかった。
>>4
最初からあのDQNぽい人はグループに普通は入れないよなあと
思いつつ夢中で読んじゃった。
1さん乙です
>>7
一緒。ついでにいえば何で地味系2人にオシャレで人気者のママがくっつくのかなーって。
4人(5人?)ともそれぞれ個性があるから話としては面白いけど現実にはありえんなーって。

ちょうどこの本を読んでいるとき、狂言の元や夫人がママ友とコストコで買い物してて
小学生の女子かっていうほど仲良さそうで浮かれていたけど
マフィンか何かを4家で分けるっていう話になって、サラリーマン旦那も
紅白司会して大河の主役もやった人も夫として格差ないんだなあと感心したわ。
ママ友の連帯感というか一体感はすごい。
>>8
東京出身の実家がそれなりにお金持ちでオシャレで人気者ママは、
地味ママの片方になつかれてただけで、最初からそんなに本気で相手してるように
は見えなかったけどなー。単にソツがないというか、八方美人系ってだけで。

湊かなえ「少女」読了。
前スレで評判良くなかったけど、高校生特有の厭らしさ全開でそれなりに面白かった。
ミステリーとしては偶然多すぎて鼻白んだけど。
もう少し、読んでみたい感じ。
前スレ>972
愛犬なくされたお友達〜
「天国から始まる物語」ガブリエル ゼヴィン
人生観を変えてしまうかもしれませんが、
死をひとつの始まりだと思えるような素敵なストーリーです

前スレネタ伊坂幸太郎さん
ゴールデンスランバーは評判がすごくいいようで読みたいです
図書館待ちつつハードカバーだと高いので文庫化を待ってたり(笑
オーデュボンの祈りを読みました
最後の最後に大きな感動や感銘を受けるような作品ではありませんが
おもしろかったです。
星の王子様みたいな(誰かしら全力で否定しそうだけどw)持ち味のある人なのかな?
他作品は読んでませんが
>>9
自分が華やかママだったら、最初から地味ママのグループには
加わらない方向で動いちゃうな。という自分は地味で地方出身。
一歩間違えば、あの地味ふたりのどっちかになりそうorz
>4>7>8>9
おもしろそうなのも事実だけど
話題に加われない寂しさからお買い物リストにチェックした!
読み終えたころには終わってる罠
まいつもそうだけどw
そういう発想する人にはまさに面白く読めるかもw
伊坂は、会話のテイストが村上春樹を思い出すよね。どうしても。
青春小説「砂漠」は好き。
友達のいる村上春樹?かな。
>>9
受験等をきっかけに分裂していく前は取り敢えずは1つのグループとして
写真館行ったり公園行ったり仲良さそうにやっていた。
あれ音羽の事件に合わせたのか章に何年何月という日付がついていたけど
それぞれが下の子を妊娠・出産、1歳位までは仲良しだから結構ながかったよね。
もちろん仲良しとかグループといっても相手に対する気持ちの差(必要度)は違うけど。
そこがまさに音羽の人間関係そのものだと思ったわ。

>>11
私も自分が華やかママやマダムだったら他の人たちには関わらないし
地味ママだとしてもDQNな子も華やか系も避けると思う
そういう自分は1番気持ちがわかるーと感じたのはなぜかオシャレなママだった。
岡本蒼「黒い髪のアリス」読了。

まあ、なんだ。ダヴィンチに掲載されなかった部分が読みたかっただけ。
文章が読みやすくて好きだけど、エンジンかかるまでちょっとな。
>>4
先週読んだけど、子供いないし地方だから、このママ友の交友関係がホラー以上にホラーでしたw
今時、ナントカママなんて呼び合う人達って、現実にいるの?。

専業主婦は、自己実現の代わりにお受験にハマるなんて、ステレオタイプすぎな希ガス。
「勉強してないよー」と相手を油断させつつ、コッソリとガリ勉するって、
今も昔も勝利のパターンなんでしょうか?
「少女」やっと読み終えた。
5分の一読んだところで女のジトジト感が嫌になって3日放っておいたのを
>>9を読んで続きから読んだ。
伏線回収がそれもか!それもか!と無理やりなようだけど面白かった。途中笑えたし。
次作はいつ頃だろう、たぶん次も読む。
>>17
普通は名字呼ぶか「太郎くんのお母さん」じゃない?
文中じゃ「何とかママ」と呼んでたかな?変なあだなつけられてたのは覚えてる
鈴木光治「エッジ (上)(下)」山間の村の一家4人が突然消えた事件を、
新潮45の元編集者に見出だされたシマコ(キャラはどちらも違う)が
TVのチカラスタッフやギボ愛子さんと協力して謎を探る…みたいな話
書評もこんな感じだったので面白そうと思ったけれど、なかなか読みすすまない
10日たってやっと下巻に入った。
数学物理学天文学ぽいところを飛ばそうかどうしようか悩みながら読んでます
ついでにテレビ局スタッフは脳内で羽鳥に変換した
>>17
○○ママ呼びしてなかったよ。DQNママ→みんなをあだ名呼び、
他のママたちは下の名前にさん付け(瞳さん、容子さん)で、ずっと年下の
DQNにだけちゃん付けだった。

朝倉かすみ「ロコモーション」読了。
この人、当たり外れの差が大きい(ちなみにハズレは「夫婦一年生」)と
思ってたけど、これは良かった。
田舎の小さな町で13歳にしてピンナップガールのような「いいからだ」に
なってしまった、でも性格は地味な主人公の半生記。
昔の貧しい小さな町で「むんむんちゃん」なんてあだ名つけられて、
学のない祖母と中卒の父親に疎まれ(母は12歳のとき死亡)育った主人公の
息苦しさというか、やりきれなさが切なかった。
直接あのグループ内で○○ママとは呼んでなかったけど、
グループじゃない人のことを話すときに、
ユウくんママは〜、なんて言ってたよ
>4ですが、幼稚園前〜入園してからの付き合いがリアルにあんな感じだったんだよ。
グループには地味で大人しい人も、華やかで社交的な人もいて、
本当に子どもが同年齢じゃなかったら接点ないだろうなって思ってた。
○○ママ呼びはデフォだし、ピクニックも写真も以下同じw
だんだん付き合いが辛くなってきたから私は離れたけど、それが出来ない人が
突き詰めるとこんな感じになるんだろうなというのはリアルに感じたほ。

スレチはこの辺で、「新世界より」読み返し中。
1回目は描写とか理解するのに必死だったけど、さすがに2回目だと余裕を持って楽しめるね。
貴志祐介のこっち系新作が待ち遠しい。
【森に眠る魚】
ふむふむ・・
子供いなくてひがんだりしてしまうこともあるんだが・・
そんな私でも楽しめるのかなぁ
楽しそうだと思ってたんだけど
スレでママママママママ見てたら心配になってきた
友達で〜〜ママが〜〜ママと〜〜ママに〜とか話聞いてると
用事思い出したくなるんだよね

小梨で楽しんだ人いる?w
普通に読めるますか?
小梨だけど角田光代好きだし、まあ面白くは読めたけど、
「題材に近しい」人のほうが面白いんだろうな、と思ってしまうところは
確かにあって、題材に近いか近くないか、ということが
その作品の評価を左右する部分が大きい小説って
あまりいいことではないような気はしたかな。

>>17 犬を飼っている人達が犬の名前の後にママを付けて呼びあっている。
たとえ毒女でも「〇〇ちゃんママ」とか「〇〇君ママ」とか言われている。
>>23
たしかに母親と幼児が数組でてくるし、幼稚園やお受験が題材なのでアレだけど
ここで地味ママ、オシャレママ、ママママかいているのは
単に便宜上の表記であって本文中にママママとしつこい事は無いので安心してネ。
子有りだけど、本の世界のような人間関係、環境でなくて良かった〜と思えるよ。
>>23
小説は他にゴマンとあるんだから
そんな風に思ってるなら別に読まなくてもいいと思うよ。
しかし、ここでこんな風に話題になると読んでみたくなるけどねww
>>23
小梨だからgkbrで読んだよ。ママ友ワールドに比べれば、
会社の人間関係の方が1000倍マシと感謝の気持ちすら湧いたw
角田さんは、専業主婦を小馬鹿にしてるのかな(内館牧子ほどじゃないけどw)
アイデンティティない無力な専業主婦は、お受験に振り回されて哀しいと
憐れんでるのかしら。

単に、自分は学生から作家だし、フリーターの後は、働く人よりは
主婦モラトリアムみたいな人のほうが描きやすいんじゃないの。
>>28
あわれんでるかは分からないけど、「全然違う世界」だから題材として
面白いってのはあるかもね。
私は子どもがいないので母親の本当の気持ちはきっとわからないけど
どんな立場の人でも感情移入しやすいキャラ設定だと思った。
ただでさえ難しい女同士、子どもが絡むとさらに心がえぐられるようなことになるのかな。
>>28
憐れんでも小馬鹿にしてもいないと思うけどな。
そもそもこの話って、お受験に振り回されるのが主題ではないし。

このミス大賞の「屋上ミサイル」読了。
前スレで伊坂幸太郎=村上春樹チルっていう話が出てたけど、
これは丸ごと伊坂幸太郎チルドレンだったw 
会話とか登場人物のキャラ設定とか、読んでる間中「これ、なんて伊坂?」状態。
伊坂好きだからまぁ面白かったけど、選評の評価も真っ二つに割れてた。
友達に聞くとやっぱりどんなに仲良くなっても
「○○ちゃんママ」って呼び合ってるんだって。
私も読んだばかりだったのでぞっとしたよ。
地方でお受験は高校からが普通だからそんな関係ではなさそうだったけど、
それでも旦那の収入とかでいろいろあるらしい。
子なしの自分には想像できない世界だったけどちょっとリアルに感じたわ。

S・J・ローザンの探偵(中国人とアメリカ人の)シリーズ読み始めたんだけど、
3巻くらいからがどこにも売ってない上に図書館でもなぜか飛び飛び。
今のところ2冊しか読んでないんだけど、今後も面白いですか?
期待できそうならアマゾンで買おうと思うんだけど。
読んでる人いないかな?
>23です
小梨も楽しんでるね!
よし明日買ってくる!
レスありがと〜
オリンピックの身代金 面白くて止まらない。
奥田英朗見直した。
>23, 29
【森に眠る魚】
読んでてドンヨリした。相方に読ませたら、女って怖いとありきたりの感想だった。
キャリアママの方がお金もあるしネットワークもあるからお受験にも熱心だろうに
この小説は専業主婦の鬱屈とした集いが舞台なのかね。

子供いないから分らんけど、専業主婦は他に自分の価値をつけるものもないから
お受験で近視眼的になって人間関係も狭く陰湿になりがちってこと?
【森に眠る魚】角田光代

登場人物の「他人には分からないように押し込めている心の顔(内面)と、
普通の付き合いで外に出している、他人から〇子さんってこんな人と思われたい(外面)」が
お受験をきっかけにいろんな物の地が出て外面で結すばれた関係が崩壊していくんだな、って
思ったわ。
お受験がなくても卒園までの付き合いじゃだと思う、子どもが縁での人間関係って。
またあの中に1人仕事している主婦が入っていても、こじれは同じだと思う。
人間関係ってジャンケンのようだな〜、パーはグーに強いけどチョキには弱い
力関係でいうとそうだけどパーはチョキの事が好きで自分を分かって欲しい、
だけどグーには関心がないんだ、とこの本を読んでなぜか「ジャンケンみたい」て思ったよ



>>36
お受験で近視眼的になる専業主婦は人間関係も狭く陰湿になりがちってことなんだと思う。
実際、お受験ママは専業が多いらしいし。
キャリアママはお受験塾通いや情報収集に時間を費やしてばかりいられないと思うよ。
逆にそういう時間をたっぷり費やせる人はキャリアママではなく単なる職場にいて迷惑な人だろうw

と言いつつまだ図書館の順番待ち中で読めてない。
ここで話題に上ると早く読みたくなって待ち日数がもどかしい。
毒でも鬼でも有でも無でも、女同士の小さめコミュニティが苦手だと角田さんは読むのが辛いと思う。
私がそうです。そこらへんをえぐらないで…見たくないorzorz となる。
>>39
私もここでのみんなの感想読んでるだけで自分には読めないと分かる。
ママ友軍団系のドラマも笑って見れないし。
もっと精神が壊れたり捻じれていくのを期待してたから、
肩すかしは言いすぎだけど、物足りないというか、
ふーん、って感じだった<森に眠る魚
角田さんに限らず、女性の作家さんの書くものって、専業主婦を
馬鹿にしてるというか、退屈な存在として描いてるのが多い気がする。
やはり、自分が仕事をする女性で、周囲にも編集とか、バリバリ
働く同性が多い環境にいるからそうなりがちなんだろうか。

「森に眠る魚」は、音羽事件の記録とか読み漁るくらいマニアだった
(角田さん実録ものとか事件ものも大好きらしい、なんか意外)著者が
それを使って女性の関係の閉塞感を書いたんだと思う。書いている間
いやな小説だなーと思って書いてたって講演会で言ってたw
幼稚園ママ友付き合い、みんな下の名前で呼び合ってる。
子どもが年長になった今、子どもも○○ちゃんのママ、ではなく
名前で呼んでる始末w
恵まれてるな。

育児板にママ友付き合い悩むスレがあったけど
そこの住人は読めるのかな?
>>42
専業主婦と兼業主婦なら、話になるようなネタが多いのは、そりゃ兼業だもの。
他の女性作家はわからないけど、角田光代は「働く側から専業を下に見てる」感は全然感じないなあ
だってこの人はだいたい昔からずっと「世間的に下に見られがち」な感じの人のことを多く書いてきてるじゃない
ふらふらした学生や定職のない人のことを書いてる時に、「この人はそういう人達を下に見てる」なんて思った?
対象が主婦になっただけで、そんなイージーな対立目線で見ることはないと思う
どちらかというと「社会へ出ていかない人」という対象はずっと変わってなくて、
角田光代自身もそちら側の立場から対象をとらえているように思うけどな
【警官の血】
今夜21時からドラマやるらしいけど
読もう読もういつか読もうとついに読まなかった
久々にえぐっちゃんもみたい
ドラマ見ちゃおうかな・・

ドラマ化って本読んでる人には残念な結果になること多いじゃないですか
ネタバレなしで感想を聞きたい
読んだ方いませんか
「警官の血」読みましたよ。
人によるかもしれませんが、私は最初から最後まで
すっぺり、すごく楽しめました。面白かった。
ネタバレになるので内容に関しては書けない…
>>46
読みました。
ミステリーとしては?だけど、親子三代に渡る大河小説としては
面白かったよ。
ドラマも楽しみにしている。

江口といえばドラマを見て「トライアングル」を読んだけど
がっかりだった。
読んだあと投げつけたくなった本は「収穫祭」。
「トライアングル」は投げる力も出ないという感じ。
この作品だけが酷かったのかしら?
それともこの作家ってこの程度なのかな。
>47 >48
なにせ@4時間!即レスありがとう!
とりあえず録画して読んでから見ようかなぁ・・
>>46
2代目までは本当にのめりこんだ。
3代目はちょっとうすっぺらさを感じてしまったけど。

テレビ欄の宣伝のあり方はすでにねたばれっぽいんじゃないかなぁと
思いながら、それは読んだからそう思ってしまうのかなぁ。
林真理子「もっと塩味を」

今読もうとしたら、冒頭から「昨年のエルメスのソルドで買った、
黒いウールのコートを〜〜〜」ってなってて、前スレの書き込み思い出したw
エルメスのコートはそんなに珍しいもんじゃないってw
>>51
いつまでたってもイナカモンだよね
リチャード・ノース・パタースンの「子どもの眼」
まだ読み始めたばかりなんだけど、前作から引き続いて
ある登場人物の夫の意地の悪さに猛烈に怒りを感じ、
寝る前に読んだら、その怒りでなかなか寝付けなかった。

寝る前に読む本の内容には気をつけないといけないと思った。
ああ、分かるかも。
私はすんなり寝るために、寝る前はPHPの「大人のマナー講座 マナープロトコル講座」
を読んでる。
為になるし、スーッと眠くなって、自分のペースを邪魔しないのが気に入ってる。
全然ページが進まないんだけどね。
活字中毒ってくらい本読むのが好きだったのに、最近上下巻に別れてるものを読み通すことができなくなってきた@40歳
マキューアンの「贖罪」奥田英朗の「サウスバウンド」垣根涼介の「ワイルドソウル」みんな途中で放り出しっぱなし。
おもしろいんだけど、最後まで読めない。なんなんだろうな。一種の老化現象なのかしら。
>>55
私もだ、スティーブンキング無駄に長い感じが大好きだったのに、挫折しそうになる
「贖罪」も劇を書いてるってところで放り出しそう、まだ上の30ページなのに
@49歳
にちゃんやらずに読みゃ〜いいのに…、歳かな
私、恥ずかしながら専ブラ入れたら読書量が減りました…
58名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/07(土) 20:31:57 ID:jCQxWrql0
マキューアン、私は訳がいまいち。内容が面白いだけに残念。
100円で売ってたからって手に取った「anego」
読んで後悔した・・・林真理子っ後味が物凄く悪くなる作品しか描けないのか
話の題材や進め方はとてもいいのに、いつも最後に苦虫食わされたみたいになる
自分が幸せだから、自分が書く女は惨めや不幸にして
自分の幸せをかみ締めたいのか

なんかいつもモヤモヤとした読感だけ残って、非常に不快だ
これで2冊目だけど、二度と読まないようにしようと思うわ
垣谷美雨「リセット」読んだけど、女性ならどこかしら
共感できる部分がある本だなーと思った。
私は、知子の母親に対するモヤモヤ感とか、薫の祖母や
姉妹に対するイライラとか、すごく分かる!と思った。
社会・親族の中での女性の立ち位置みたいなところも、
ベタだけどリアルだったし。

設定はありえないんだけど、サクッと読めるボリュームと
内容でおもしろかった。

>>60
今、手元にあるけど後回しにしている本だ。
次に読むとします。
62名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/07(土) 23:41:18 ID:DC2BP2OvO
奥田さんの『邪魔』読了。
小さな放火事件をここまで面白く描けるのはさすがだと思った。
恭子の堕ちていくさまがすごくリアルで涙腺がゆるんだわ。
で、一つ分からないことがあったので教えて下さい。以下ネタばれ








義母は結局久野の妄想だったのでしょうか?
そうすると八王子の資産持ちとかの発言にも合点がいくのですが、
不動産からの問い合わせがあったりもしていて確信がもてずモヤモヤしています。
よろしければ教えて下さい。
>>62
そうです。ちらしずしも自分で作ってた。
64名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/07(土) 23:53:43 ID:DC2BP2OvO
>>63
やっぱりそうだったのか。。切ない。また涙腺がゆるみました。
即答ありがとうございました。
最近、大型書店に行くと悪いほうに気持ちが疲れてしまう
「これも読みたい!これも面白そう!こんなのも出てるんだ!」
みたいなキラキラした気持ちよりも
「こんなに本が出てても、読めるのなんてほんのちょっとだなー」とか
「世の中にこれだけ自分が知らないことがあって、
それを知らずに死んで行くんだなー」とか、はたまた
「これだけの本が出版されて消えていって、
例えばこんな本どれだけ売れるわけ?」とか
そんなようなことが頭に浮かんでしまって、疲れる
なんだかなー自分
>>65
わかるわかる。
もともと気持ちに疲れがたまっているのでは?
お互い読みたいと思える本からのんびり読んでいきましょう。
>>65
わたしもそういう時あるよー
66さんも言ってるように、きっと疲れがたまってるんだよ
その時期を越えるとまた楽しめると思うよ
>65 糞本も正直いっぱいあるからそんなに落胆するでない。
>>65
わ〜。私かとおもた。私は図書館でそうなります。市立図書館だから、話題になった本がたくさんありすぎて迷い、選び、たくさん借りすぎて期限内に読めずイライラ。速読できるようになりたい。
仕事してるので、私も疲れてるのかも。
心に本の言葉が響いて来ないんだよね。
ところで、皆さんは読書好きなだけあって、言葉をよく知ってそうですが、本の中で分からない言葉や読めない漢字が出てきた時はどうしますか。その都度調べますか?それとも放置しますか?私は放置してしまいます。読書のリズムをくずしたくないんですよね。
初見の単語があっても、日本語なら文脈や字面で推測して終了。
ペダントリックな外国語だと調べることはあり。
>>69
逆に、私は速読するので、例えば図書館で予約して50人待ちのすえ、
ようやく手元に来たのに、1日かからずに読んでしまうのですっごく
損した気分になる。利点は予約してもなかなか回ってこない本を、
椅子のある本屋でサッと読めること。でも年々視力の低下で疲れる。
>>70
大抵文脈で判断して読みとばすけど、文庫だったら巻末の脚注までじっくり読むw
で、「へえ〜!」と思うことがあると該当ページに戻って読み直したりする。
「えびで鯛を釣る」の「えび」は「米粒(いい・いび)」のことだとか、けっこう目からウロコ体験。

夕食時なんかに「○○ってなに?」「知らないなあ」という会話が出てきたときは
その都度辞書を引く。新明解国語辞典と広辞苑と漢和辞典と世界地図帳が
電話帳の横に常備してあるので…主に話のタネのためにw
「男芸者」は「男娼」ではなくて「たいこもち」のことなのか!とか。役に立たない知識だけど。
スレちがいなんだけど
ここの奥様の書き込みは本好きな方が多いせいか非常に読みやすい
既女板は割合読みやすいんだけど、たまに若い人がたくさんいるスレを読むと
目がすべる…
やっぱり本は読まなきゃダメだな〜と思うよ
>>73
そらー奥様、「芸者」は「娼婦」の事じゃありませんわよw
>>74
>ここの奥様の書き込みは本好きな方が多いせいか非常に読みやすい
>やっぱり本は読まなきゃダメだな〜と思うよ

この意見は大体3スレに1回位の割合で出てきてる気がする。
>>75
ええ、だからもう分かりましたわw
>>42
酒井順子を筆頭に専業主婦=人生の負けみたいな扱いだね。
角田さんは上から目線じゃないけど、最新作読んだけど
・こんな狭い世界の専業主婦になりたくない
・子供の受験=母親の格付にするぐらいなら、自身で勉強して何かしろよ

鬱な内容だけど、読み物としては面白いしドラマ化されそ。
ヒロイン千花は、深津ちゃん、マダムが中谷美樹あたりでw

ところで、千花って、風来坊の妹がキャリアで成功しかかっただけで、神経尖らせすぎじゃない?
それだけ主婦業を卑下してるってことなんですかね?
芸能人に例えるのやめてほしい。印象ついてしまう。
なんか勝手な人。
コソーリ>>79に同意
なんか全力否定するほどでもないと思うんだけどなあ
長くなりそうなので簡潔に示すと

とりあえず>79>81は>1読みましょう

「※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう」
>>65
ああ。
話題の本とか、よむべき本とか、時代の本とか、多すぎて、うーってなるなあ。
多分、自分も少し疲れている。読むことで、自分が傷む感じがする。

今、松尾スズキの「宗教が行く」読んでる。自分を傷ませない感じがするケド、わかんないな。
がんばってチャレンジしていた資格試験にすべて合格。
もう本が読める。いまなら読める。
でも何から読もうか迷いすぎてわからない orz
で、とりあえず読んでるのがローラ・インガルス・ワイルダーだったりリンドグレーンだったり。
癒し系読書は、私の場合児童書のようです。
>>84
すごいね!おめ!
児童書でゆっくり癒されて〜
>>84
ワイルダー、いいね。
「大草原」で、ローラがインディアンの赤ちゃんを欲しがって駄々をこねて、回りから必死に止められるところで、
大人と子供の事情がわかったのが、小学校の図書室の記憶。
>>85-86
ありがと〜!
たいした試験じゃないけど、私的にはしんどかった、本も読めなかったしw
今、『農場の少年』を読んでて、えらくおなかがすいてきたのでもう寝ますw
あの労働あればこそのあの食事だからなあ…
ワイルダーの、冬のお話で、凍えそう、飢えそうな、時
干し草をくるっと丸めて薪の代わりにしたり、小麦の代わりのカラス麦?だったり、してたねえ。
>>32
ちょうど買ってあったし、伊坂幸太郎好きなので今日読んだ>屋上ミサイル
伊坂チルドレン臭、確かにすごいけど、これはこれで私も良しだと思う派。
道尾秀介が、デビュー当時は凄い京極臭だったの思い出した。
ま〜た同じ本を買ってしまったorz
ヒラリー・ウォー「この町の誰かが」
なんか読んだことがある気がすると思いながら読み進め、
犯人を思い出したのは5分の4くらいまで読んでからw
最初のほうなんてまるっと忘れてたよ。
谷村志穂の「余命」

重いテーマなのに、軽い。30分ぐらいで読んでしまった。


以下ネタばれ質問あり




ヒロインが夫に何も言わずに決心して出産。
あれでは残された夫も気の毒すぎではないですかね?
反対の立場だったら絶対に怒るし哀しいと思うんだけど。
>>90 なんか分かる気がするw
ヒラリー・ウォーって表紙(文庫)が好みでつい手に取ってしまい、
「これは読んだっけ?」っていつも悩む。
>>48
今日「トライアングル」読みました。
同じく、壁に投げつける気力もない。
原作では、サチエちゃんの死の真相が、近年稀に見る後だしジャンケンでワロタ。
ドラマは、原作と設定がだいぶ異なっているので、
結末も異なると信じたい。
>>93
結構面白い真相に迫りそうな設定だったのに、
真犯人があれ?ていうか、あれだけで真相なのかと気が抜けた。
描きたいのは犯人云々ではなく事件に関連した人たちの人間模様だってのはわかるけど。
ドラマは設定も全然違うよね。稲垣吾郎いないし。
>>91
谷村志穂って大した作品(数も内容も)がないのに
いくつも映像化されて、マスコミでの扱いが大物。
以前は、ピーコの横でふんぞり返ってるだけの無言のコメンテーターw
やってたし。
マスコミへの絶大なるパワーが謎。
叙々苑みたいな奴だww。
ガリレオシリーズの「聖女の救済」読んでたら「ipodから福山雅治の歌が流れてきた」という一文が。
ドラマも映画も観てないのに湯川の台詞があの鼻にかかる福山の声が脳内で再生されるのを
必死に佐野四郎で打ち消そうとしてるのに作者自らイメージの押し付けしてくるか。
97名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/09(月) 12:38:12 ID:Ts0SUNNY0
四つの嘘
永作博美がいい味出してきたなとひかれてドラマを見、図書館で予約したら
今まで待たされて、、、、

ドラマもいまいちだったけれど、本もわざわざ買う程のものでもないかな

頭に残ったのは、家庭教師の男の子に4人のアラフォーの二人までが
ちょっかいを出す、出される、でドラマと異なり詩文もめためたにやられる
ってとこ
年を感じる年代になって、若い子に迫られればのぼせる真理は男女を問わ
ないが、若い子に「いい年して本気になるやつがばかじゃん」って
言われたら、やっぱり女の方が痛いのよね。

ま、男女問わず日本には恋に関する文化が平安以降発達しなかったんじゃ
ないかしら
98名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/09(月) 12:39:28 ID:Ts0SUNNY0
四つの嘘
永作博美がいい味出してきたなとひかれてドラマを見、図書館で予約したら
今まで待たされて、、、、

ドラマもいまいちだったけれど、本もわざわざ買う程のものでもないかな

頭に残ったのは、家庭教師の男の子に4人のアラフォーの二人までが
ちょっかいを出す、出される、でドラマと異なり詩文もめためたにやられる
ってとこ
年を感じる年代になって、若い子に迫られればのぼせる真理は男女を問わ
ないが、若い子に「いい年して本気になるやつがばかじゃん」って
言われたら、やっぱり女の方が痛いのよね。

ま、男女問わず日本には恋に関する文化が平安以降発達しなかったんじゃ
ないかしら
>>96
映像化(ドラマ)されたあとは、やはり役者のイメージに
引っ張られてますね、と東野さん本人がどこかで言ってた。
なので、きっとガリレオは数年で急速に垢ぬけたんだよ。
洋服の描写とかも丁寧になってるよね、新作だとw

四つの嘘、ドラマは未見だったけど小説は面白く読んだわw

奥田さんの邪魔が良かったので、最悪も買ってきた。読むの楽しみ。
サスペンスものはこの二作のみなのかな?
こういうのももっと書けば良いのに。
前スレで、ガリレオと火村シリーズが似てるみたいな書き込みあったけど、
似てるとは思わないけど、
もし火村シリーズがガリレオのように映像化されたらすごくイヤだなあ
ガリレオには何も思い入れがないし見たことないし、
学生アリスにもあまり気持ちないし、江神が香川照之でもどうでもいいんだけどw
火村はさわらないでくれ、と思ってしまう。
植草一秀の『知られざる真実』 マスコミの伝えない政治・社会・株式の真実・真相・深層を植草一秀が斬る

CMSA日本支部を巡る「かんぽの宿疑惑」人脈の蠢き
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/cmsa-2722.html
「かんぽの宿」&「4分社化見直し」封殺を目論むマスゴミ報道規制
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-830a.html
「かんぽの宿」疑惑拡大と麻生コウモリ首相の迷走
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-3d3a.html
「かんぽの宿」疑惑新事実とTBS竹中平蔵氏詭弁演説会
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/tbs-77db.html
「かんぽの宿」売却先決定の不透明なカラクリ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-7bdd.html
日本テレビ「NEWS ZERO」の「かんぽの宿」偏向報道
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/news-zero-eee4.html
「かんぽの宿疑惑」報道を封殺する巨大な闇の力
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-2111-1.html
「かんぽの宿疑惑」に見る「郵政利権化」の深層
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-5ccf.html
「かんぽの宿疑惑」を報道しないワイドショーの偏向
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-edb1.html
「かんぽの宿疑惑」竹中平蔵氏の稚拙な反論U
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-718e.html
「かんぽの宿疑惑」と「小泉竹中政治研究−その金脈と人脈」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-57c7.html
「かんぽの宿」疑惑-竹中平蔵氏の稚拙な反論
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/--81c8.html
「オリックス−かんぽの宿」疑惑の徹底検証が不可欠
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-2913.html
>>78
あれ読んでからパッソセッテっていう車のCM
が怖くて・・・
ttp://toyota.jp/passosette/index.html?ovt.a1
ダ・ヴィンチに掲載されてる宮木あや子の「セレモニー黒真珠」という小説、
中に「DQNネームの先取り」という表現があったw
宮木はネラーか?ネラーなのか?
105名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/09(月) 19:51:35 ID:Ts0SUNNY0
>>99
容疑者Xで大学生の頃のガリレオは金のチェーンをのぞかせてなんてあったね
そんなにしゃれものだったかと思った。

ドラマで柴崎コウがアクセサリについて突っ込んだらなんて答えるか見てみたい
知らない言葉と言えば、宮部みゆきの「火車」に出て来た「凶変」ていう言葉。
母親が帰ってこなかったので「事態が凶変したのを悟ったのだった」
みたいな文章だったかな?
あまり聞き覚えのない響きで、インパクトある場面だったので↑の文が
ずっと印象に残っていたんだけど、こないだ辞書引いたら「凶変する」っていう用法はなかった。
宮部みゆきは「火車」の時が最高。
中居出演の映画の原作とかは犯人扱いされた男とその妹があまりに気の毒。
というか、登場人物が調子よすぎて嫌だ。
散々蕎麦屋のあんちゃんとその妹を責めたくせに、
全然反省してない若い女の子とか。
死ねっとか思ってしまった。
宮部さんは思慮深さが薄れてると思う。
ゲームの影響か。
>>107
この前「青春と読書」で宮部みゆきが選考委員やってる小説すばる新人賞の
受賞者と対談してて、ものすごく大絶賛で、その新人作家の本の帯にも
「絶対受賞させたかった」みたいなことが書いてあったから読んでみたんだけど、
まさに戦国RPGみたいな話だったw もしくは必殺シリーズのような。
あるいは「みんなオラに元気をわけてくれ!」って言いだしそうな。
さくさく読めて面白いけど、思慮深さの欠片もない話で、
宮部みゆきのゲーム脳が本気で心配になったよw
宮部みゆきさんは【模倣犯】が一番よかったなあ、
ぐいぐい引き込まれた、終わりは微妙だったけど・・
【火車】は最初から最後まで微妙だった
【ブレイブストーリー】は・・もうこの人の作品は読むことないかもなって思った

ゲーマーなのかしら?
どこぞのゲーム会社の企画にのってアニメ化ゲーム化グッズ化を目論んで
作家人生終わらせるつもりなんだきっと!
って思ったわ
宮部みゆきは、今は知らないけどちょっと前まではかなりのゲーマーだったよね。
RPGゲームのエッセイ?みたいなの書いてたりしてた。
ゲーム部屋があるんだよね>宮部さん
今はゲームやらなくなったのかな?
彼女のは最近は江戸物しか読まなくなってしまった
「火車」は今でもたまに読み返すくらい好きだ
私はスナーク狩りが好きだな
火車とかの大作の圧倒感はないけど、いい作品だったと思う。
>>95
> 叙々苑みたいな奴だww。
奥様、上手すぎ。
【火車】人気に驚いたわ
このミステリーがすごいとかそんな帯みて買って後悔しちゃったんだけど
オーケー4.5年寝かせてみるわ
>>104
自分もついさっき読んでおまいさんはネラーなのか?とフイタところだw
私も「火車」が好きだ
ミステリかと言われると???だけど
あれ読んで、借金こえー!と思ったw

>>107
作者は「模倣犯」であの残酷さ(無駄死に)を
表現したかったんじゃないかな?
そういう意味では宮部の新境地の気がする
今までちょっと甘っちょろい部分が多かったからさ

宮部は「理由」もなかなか面白かった
犯人と動機をもうちょっと何とかしてくれれば…
これを読むと、真梨幸子(「おんなともだち」が一部同じ手法を取ってる)
はまだまだだなーと…ちょっと荒っぽいんだよな
そこが魅力なのかな?
「火車」を読んだら面白かったので、
次に適当に選んで「龍は眠る」を読んだらびっくりした。
超能力ー!?て。
「火車」借金こえー!同じw
それだけでも読む価値があると思う。

借金こえー!といえば今は本になってしまった「借金は身を滅ぼす」。
前はネットで読めたのでそのときうっかり読んだけど
もうラストまで一気に落ちていく疾走感がものすごい。途中で止められなかった。
冷静に考えるとこれは借金怖いというよりギャンブル怖いな気もするけど、
読後酸素が薄くなった気がするくらい苦しくなるよ。
>>116
>そこが魅力なのかな?

うん、そこが魅力なんだと私は思う。
荒っぽいというか、ドロドロしている材料使っている割には、
どこか冷静に突き放しているところが、私には読みやすいし好感印象。
「殺人鬼フジコの衝動」も読んでみたけど、幼時虐待やいじめ、ものすごくハードなドロドロとした内容なのに、
それでも一気に読んでしまった。本来は苦手なのに、そういう話。
苦手な人にもとりあえず読ませてしまうのが、この人の魅力だと自分は思っている
>118
ああ・・借金のほうかー・・【火車】思い違いしてたあああ><
なにと間違えたんだろう

主人公がホームレスで、火災を発見して
その火災のあった家の生き残った少年が実はホームレスが昔命を助けた子供だった・・
って流れで始まるあれ・・
全然違う人かも^^;;;;;;;;

【火車】なかなかよかったですよね^^;;;;;;
友達の旦那に貸してあげたい(金じゃなく本ねw
知欲はがんがん刺激されました

ローン会社のシステムとか落とし穴とか
返済できない人に貸してるはずなのにどうして潰れないんだろうとか
すごい勉強になって、知るたびに「怖い」とも思ったしある意味「すごい」とも思った

今度こそあってますよね(;´∀`)
火車
私も宮部作品ではあれがベスト
夢中になって読んだなー
ラストも感情移入しまくりで
捜し求めてた人を目の前にしたワクワク感も
味わえた
続きが知りたかった
火車で思い出したんだけど、マンガですまんが、『闇金ウシジマくん』がホラー越えてるぐらい恐ろしいよ。

ごく最近『マークスの山』を読み終えた。思い返すたびになんか涙出るよ……。
神の火、黄金も未読。楽しみだ〜。
>>122

ウシジマくん、オカルト板で紹介されていて読んだw
一番怖かったのは、社内グループ(ちょっと金持ち)にお付き合いするために、
借金を繰り返した挙句、ソープに落とされて廃人になる元OLの話。
作者の、OLに対する嫌悪感?みたいなのを感じてしまったww
なんの救いのない話で、ウシジマはただひたすら金貸しに徹しているし
破滅するのは借金する人の自業自得という展開だけど、
ある意味、変な正義感や道徳振りかざしている話なんかより、よほど身にしみる。
前スレだったかでみた海老沢泰久の「美味礼賛」
おもしろかったけど、おいしそうな料理ばかり出てきて、
食べられないのが悔しい気分にもなった。

アーモンドとなにかが入ったスポンジにチョコレートとアーモンドが
入った生クリームがはさんであるというデザートがたべたーい。
これだけなら、多分、なんとかある程度の金額で食べれそうな気が
するんだけど。ほかは、絶対無理。

最後の著者の文責説明には吹いた。

>>120
それは矢口敦子「償い」だね
私も最近の宮部みゆきは江戸ものしかしっくりこない。
ICOとかドリームバスターとか、ああいったのはご本人はお好きな分野なのだろうが、
ゲームやファンタジーの世界を作り上げるのには向いてない人だと思う。
火車とか模倣犯とかが評価高いけど、私はステップファーザーステップみたいなのを書いて欲しい。
ああいう軽みのようなものがあってると思うんだが。
蒲生邸事件とかけっこう好きだった
ここ数年ほとんど本を読んでなかったけど、久々に図書館行ったらワクテカ。
長嶋有の本何冊か借りてきた。
このスレで知って、斉藤美奈子と伊坂幸太郎に初挑戦したいんですが、
それぞれ何から入るのが一番良いでしょうか?

130名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/11(水) 06:28:32 ID:6gOs1MRj0
>>118
娘に借金の怖さを知らしめるために読ませた

娘自身は少年、犬が主役のやつが好きだ
>>116
無駄死にに怒ってるっていうよりも
あの女子高生?の対応に怒ってる。
あの子は一応、正義感であの妹に怒ってたくせに、
自分が間違ってたのに、全然反省してるような
悪い事したと思ってる表現もでてこない。
そういうところが納得いかないと思った。
恩田陸のQ&Aは、ユージニアに形式が似てて
尻切れトンボ感がある。なんだかなぁ。。
>>132
自分も、途中まではワクワクしたけど、拍子抜け。でも恩田陸の中では面白いほうかも。

湊かなえ「告白」も、デビュー作とは思えない面白さだった。(無茶な設定もあるけど…)
134名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/11(水) 08:56:21 ID:AsOXsvfU0
南條範夫 300年のベール
白土三平 カムイ伝
手塚治虫 アドルフに告ぐ
加納朋子風のほのぼのミステリで
オススメがあったら教えてください
似た系統だと、宮部はほとんど読んでます
>>135
男性作家でよければ、北村薫はどうだろう。
「空飛ぶ馬」の円紫シリーズや
「覆面作家は二人いる」の覆面作家シリーズがオススメ。
皆さんの「火車」借金こわい話には激しく同感です。
弁護士事務所に勤めてたことあるんだけど、
毎日毎日過重債務の相談で、ずっと借金の計算してた。
堅実に働いている事務員より、サラ金で破産する人たちの方が
優雅に生活している例があまりに多く
(でかい車乗ってブランドもの身につけて、みたいな)
感覚がおかしくなりましたよ。
もちろん、真っ当に生活、商売していての借金もあるんだけど……
子どもには早くからきちんと金銭感覚、マネーリテラシーを
身につけさせるべきだと痛感しました。

結構好きな「マークスの山」だけど、
「キムラ弁護士、ミステリーにケンカを売る」で酷評されていて、
大笑いしてしまいました。
>>129
伊坂=アヒルと鴨のコインロッカー
斉藤=妊娠小説
伊坂のデビュー作は、最初に読むには癖あるし「重力ピエロ」も賛否両論。
「陽気なギャング」はシリーズものだし、初期のなかではアヒル〜がお薦め。

>>132
恩田陸の新刊「ブラザー・サンシスター・ムーン」読んだけど、
ミステリーでもなし、青春小説というには物足りず、これはいったい何なのかと
モヤモヤだけが残った……。

>>135
近藤史恵の「モップ」シリーズや「賢者」シリーズはどうだろう。
ちょっと読み応えあるけど歌舞伎シリーズもいいよー。
>>135
光原百合お勧め。
140名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/11(水) 13:03:38 ID:6gOs1MRj0
>>131
あの女子高生の理不尽な被害者感覚がものすごく不快だった
それは宮部の狙うところだったんじゃないかと思う
そういうむちゃくちゃな思考や感情の持ち主が横行する理不尽って
現実にあるもの
「アヒルと鴨のコインロッカー」と、「葉桜の季節に君を思うということ」は、自分的には二大がっかり(このミス?)だった。ファンの人スマソ
葉桜つまんなかったねー
というか、歌野作品はだいたい合わない
歌野が面白いと思うツボが私とは全然違うところにあるのだろうと思う
恩田陸、確かにイライラする。
タイトル忘れたけど、主人公が奈良に行く小説。
いくら同性だからって、
正体不明の人物と旅行を続けるか?と思った。
>>135
藤野恵美「ハルさん」は
ミステリとしてはちょっと弱いけど
「ささらさや」の逆バージョンみたいな感じでいいです
>>141
私もアヒルはどうにも面白くなくて途中で挫折したほど。
少々乗り切れなくてもなんとか最後まで読むし、挫折するなんて滅多にないのに。
宮尾登美子「天障院篤姫」読了。
大河ドラマ見てたから、登場人物も分かりやすく、
幾島、滝山の台詞が松坂慶子、稲森いずみの声で脳内再生されて読みやすかった。
篤姫が、わざと低くドスの効いた声で喋る宮崎あおいになりそうなのは困ったが。

大河は下手に脚色・改悪・カットしないで、このまま原作どおりにすればいいのに、というエピソード多すぎ。
いつかまた、原作に超忠実に映像化していただきたい。

しかし、初めて見る言葉が多かった。
いちいち辞書ひきながら読んだよ。建策とか小田原評定とか、普段使う言葉なのか?
恩田陸の作品の中でも、『月の裏側』は本当に酷かった。
>>147
おお心の友よ
途中まで最高に雰囲気も出ていて怖かっただけに
リアルでorzとなりますた
うん、「月の裏側」はすんばらしいよね、
途中までは。
150名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/11(水) 20:22:11 ID:6gOs1MRj0
>>146
言葉遣いはその時代っぽいに限る

有吉佐和子の和宮だったかな、公家言葉に雰囲気が出ててよかった
「ありがとう、かたじけのう、ごきげんようあらっしゃいますなぁ」
みたいな
「アヒルと鴨〜」は映画が良かったけど、原作は未読だ。
今度読んでガッカリしてみたいw
おおっ「きのうの世界」を読み終わってきてみたら、恩田陸の話が!
以前「ネクロポリス」を読んだ時にも思ったんだけど、
この人ほんと不穏な空気を書くのが巧いね。
何かが起こりそうな、不安な雰囲気を醸し出すのがすごく巧いから、
何が起こるの?どうなるの?と思ってどんどん読み進めて行くんだけど、
クライマックスの描写がそれまでとくらべてものすごくあっさりしてるから、
肩すかしされた気持ちになる。
カタルシスを感じられないんだよね、読み終わった後。
この「きのうの世界」も種明かしの部分をもっと書き込んで、
スペクタクルな迫力ある描写にしてくれたら満足感のある作品になったと思うんだけど。
「ネクロポリス」もこっから先をもっと書いてくれよ〜!というところで
終わってしまった覚えがあるし。
雰囲気しか書けない人なのかなぁ。
 
伊坂幸太郎は読み終えるといつも
なんだかなぁ、と思う。

昨今いちばん胸くそ悪かった作品は、深町秋生『果てしなき渇き』
このミス大賞のタイトルに釣られたのがバカだった。
主人公を初め誰にも共感できなかった。
同じ暴力を描いても、花村満月の『皆月』なんかは大好きなんだが。
>>135
松尾由美。
ほんのりあたたかい話が多いよ。
今さらだけど、「ホームレス中学生」読んだ。
ネタでしゃべってるのと大差ないし、文章も稚拙でやっぱり素人の書いた本という印象。
「ホームレス大学生」はよかった。つっかえずにサクサク読めてすんなり入り込めた。

芸人本のついでに「陰日向に咲く」読んだ。
小説として秀逸という評判だったけど、やっぱ素人の書いた本だったな。

東野の「手紙」・・・号泣。
周りの人間の立場で読んだけど、ほんとどうしようもないな〜と思った。
心で応援するくらいだな・・・
災厄 永嶋恵美
妊娠中は絶対読んじゃ駄目な内容だけど
人の悪意がこれでもか、と詰めこめられてて読み応えあった。
津村記久子の芥川賞作品読んだけど、
何がいいのかサーッパリわからんかった
全体はイマイチでも、何か印象に残るシーンとかセンテンスがあるとか
そんなのも一つもなかった
自分でも小説書く文学少女あがりみたいな人は
「こんなんでいいの?」とか思うんじゃないんだろうか
あと、自分が関西人なんだけど、
関西弁の会話や独白が鬱陶しくて鬱陶しくて
なんともっさりした言語なのかと思った
芥川賞受賞作の多くは>何がいいのかサーッパリわからん
ものだと思うよ。
まず、選考委員をなんとかしろ!という感じだしな〜w
>>157
関東に住んでいる者としては、関西弁で書かれているというだけで、
なにか特別な感じがする。
それだけ、関西弁とか特徴のある方言って有利だなーと思う。
岩井志麻子の作品も、あの岡山弁のおがげで、なにか雰囲気に飲み込まれてしまったし
つか、ここ最近、関西弁で書く純文学多いね。
前々回の芥川賞の美人さんも、関西弁だった。
沈黙の教室、暗闇の教室・・・面白かったけど

沈黙の教室で校舎から出てきた白骨死体のことが暗闇で解明されるかと
思ったのに・・・
あの白骨死体っていったいなんだったんだ?
>157
設定が良かったとかストーリーに新鮮さがあったとか?

この人の小説読んだことあるけど、ゆるい角田光代みたいな感じでした。
芥川賞よりもまだ直木賞の方が妥当な気もするが。
これが、いわゆる純文学なんですかね?
162157:2009/02/12(木) 09:14:27 ID:9FgmOMTj0
設定もストーリーも、おそろしく目新しさもなんもないと感じたなあ
いやもう本当に、ショボい、という印象だった

関西弁も、関西弁が出てくる小説がイヤ、と思ってなくて
いい効果をあげてる作品もちろんあるし、
そもそも私は関西愛、関西弁愛が強いほうなんだけど、
それにしても津村のは、まあ言ってみればリアルな、
ややだらだらした、本当に普通のそのへんの関西弁で、
それでもっちゃらもっちゃら小説にされると、
うっとうしいんじゃあああ、という印象だったわw
関西人と、それ以外の人が読むとまた印象が違うかもしれないけど、
私的にはそれ以外の人のほうが、うっとうしいとより強く感じるんでは?
と思ったなあ
途中で投げた小説
伊坂の「アヒル〜」と恩田の「上と外」。
これから読む人がいるなら3冊セットで差し上げたいくらいだ。

>>135
北森鴻のビアバー「かなりや」のシリーズおすすめ。
なんだか評判の良くない「アヒルと鴨〜」、私は大好きだw
伊坂幸太郎の本はミステリーとしてのネタの質とかより、
あの、ともすれば中2病くさい、ぐだぐだで無駄に熱い心情描写や台詞が好き。
だから「アヒル〜」や「砂漠」や「ゴールデンスランバー」はツボだった。

でも直木賞辞退したのは、果たして良かったのかちょっと疑問。
>>164
ノシ
映画も観たけどよかったよ
最近好きなのは雫井脩介
文庫になってるのは、とりあえず全部読んだ。
最後に救いのある話がいいなぁ。

池内紀訳のカフカ小説全集読んだ人いる?2003年頃に出た。
「変身」をこの訳で読むと全然印象が違うとか。
小難しくて不条理で、というのではなく、本来かなり笑える小説だということが分かる
というような評をダヴィンチか何かで読んで
気になって仕方ないのだけど、図書館にはないし
自分で買うにはちょっと高いかな、と。
買う価値あるかな、どうだろう。
>163
私はその三冊結構好きだわー。
「上と外」はジブリテイストでアニメ化してもらいたい。

伊坂「ラッシュライフ」、恩田「ドミノ」みたいな
複数主要人物による並行物語でお勧め作品ないですか?
>167
奥田英朗の「最悪」おすすめ。
>>163
かなりやシリーズ、ミステリーとしてはぬるすぎて嫌だったけど
ご飯がおいしそうでついつい最後まで読んだ。

最終巻で、クールな店長の過去が・・・とwktkして読んだけど
なんだか尻つぼみでがっくりな感じだった。特にメール欄がいやだった。
最近本を読むと、めまいがするようになったorz
面白くて続きが、続きが!と読み進めていると、次の日めまいだ。
あ〜ツマンネ。

少し前に、無痛を読んだ。
破裂を読んで、この作者の作品を色々読んでみたけど、なんだかなぁ。(まずは石を投げよ等)
ありえん展開で、飽きてきた。
無痛は次作品がありそうな終わり方だったな。
171名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/12(木) 13:02:09 ID:lsL5hgemO
>>135です
たくさんオススメしてくださってありがとう!
かたっぱしから読みまくろうと思います
当分読む本に困らなそうだー
ありがとうございました!
森絵都「いつかパラソルの下で」読了。
面白かった。
この人は妙なリアリティのある女性を書かせると上手いなぁ
江國香織なんかだと、こんな女どこにおるねんwってツッこんじゃうんだけど。
自分と違う感想って面白い。

今、陳舜臣の「枯草の根」を読んでるけど、1961年の乱歩賞だけあって
言い回しが古くてつっかかる。
「良人」=夫とか。
貨幣価値もそうで、40万くらいすぐ返せと思ってしまうけど、
今でいうといくらくらい相当なんだろう。
などと考えて、本筋から外れてしまう。
175名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/12(木) 15:15:01 ID:8B0xMv4r0
>129
斎藤美奈子「趣味は読書」は、最高に面白いです。

又、
奥田英朗の
「邪魔」「最悪」系が好きな人には、
乃南アサの、
「風紋」「晩鐘」を 強く、お勧めします。
176名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/12(木) 15:57:10 ID:tsylSQT20
佐伯一麦「鉄塔家族」
いわゆる「泣ける本」等が苦手なので、淡々としていながらも、主人公である夫婦の生活ぶりや
たまたま近くに住んでいる、又は働いている登場人物それぞれがお互いを敬っている感じがして読後感が良かった。
ただ野鳥や植物の名前は自分には判読しかねた。最近の本は昔のようにルビをふってあるのが少ないけれど、
一般的に馴染みの少ない読みに対しては、あれば嬉しいのだが。
>>173
>江國香織なんかだと、こんな女どこにおるねんwってツッこんじゃうんだけど。

自分は猛烈に仲の悪い姉妹持ちなので、「こんな姉妹ってアリ?へぇぇ?」って
鼻の穴膨らませながらついつい読んじゃう。で、もっと読みたいとさえ思う。
ある意味、すごいファンタジー。

でも、何故か男きょうだいバージョンの「間宮兄弟」はイマイチのれなかった。
片付けが苦手な奥がシャキ奥になった小説を教えて下さい。
>178
それは・・まんまの意味?
片付けが苦手な奥様(主人公)がシャキ奥に転身するストーリー?
だけど本の名前も作者も思い出せないってことなのか

それとも片付けが苦手な>178(またはその友達)が
シャキ奥になれるような魔法の本?ありませんか的な意味?
シャキになれる小説があるのなら、是非に読みたい。

夏目漱石「こころ」を読んで以来、明治〜大正初期の小説にハマった。
と言っても、今のところ漱石・芥川くらいしか読んでいないのだけど。
それまで、大正〜昭和初期の近・現代文ばかり読んできたので、
明治の文章はとても新鮮。

漱石辺りの年代の小説で、オススメな小説がありましたら教えてください。
ちなみに自分は、漱石作品では「こころ」・「それから」が好きです。
太宰治は、あまり面白くなかった(文面からナルチシズムを感じた)。
芥川龍之介は、深い混沌という感じで、読み返して味わいたくなる。
こんな感じです。
>>180
中島敦作品、特に「山月記」お勧め。
文章も綺麗で、テーマも今に通じるものがあると思う。

ちょっと文体は古くなるけど定番の鴎外もいい作品が多いです。
谷崎潤一郎におぼれてみてはどうか。
漱石の弟子ということで内田百けん先生は…少し違うかな
>>180
小説といっても漱石とは全然違うけど、村井弦斎の『食道楽』は?
明治の大ベストセラーで当時は本を嫁入り道具にしてた人もいるとか。

シャキになれる小説ではないが、手際よく料理を作るお登和さんという女性が
出てきます。
最近ダラなのでシャキ奥ストーリーを読みたいのです。
もしあったら教えて下さい。
おおお、皆様、即レス感謝いたします。

一言に「明治期の小説」と言っても、随分たくさんの作家・作品があるのですねー。
芥川の「鼻」をもう少しで読了するので、漱石の「草枕」にとりかかる予定です。
「草枕」で漱石作品を小休止して、お薦めいただいた作品を読んでみたいと思います!
「独白するユニバーサル横メルカトル」(平山夢明)、表題作はなんとか読めたが、
他の短編はダメだー私にはグロい話は本当にダメだ。陪審員で選ばれて、グロい
事件の担当になったら耐えられないなーとへんなこと考えてしまった。

口直しに、と一緒に借りてきた江國香織の「間宮兄弟」を読んだら、いつ面白く
なるんだろう?と思ってるうちに終わった。

もう一冊、坂木司の「先生と僕」があるのだが、これもハズれたらどうしようー。
>>185
前にも同じ質問してた人?だったらまたかよ!って思われちゃうけど

[カレン本]「ガラクタ捨て」「掃除」[効果]18
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1232248462/

汚部屋から脱出したい!! in 掃除全般15
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/souji/1230824111/
山本文緒って、読後モヤッとするね。
設定や登場人物の環境が身近な感じがしてつい手を出してしまうが、
物語の畳み方が潔いというのか、突き放された気持ちになる。
>>166
最近遊びに来た母がこれ面白いからっと
押し貸ししてきた本が「雫井脩介」だった
改行が少ない文章書く人だから、1ページ毎に活字の割合が多い作家さんだw
でもすごく読みやすくて面白い
まだ「火の粉」を読み始めたばかりだけど、
新刊が出るたびに買う作家さんになりそうな予感がしています。
よくこのスレで名前出るけど
「火の粉」はおおむね評判がよく、「虚貌」は、そりゃねーよw
って評判じゃなかったっけ。
読んだの数年前だからよく覚えていないけど
文章はめちゃくちゃ上手いよね。
雫井って面白いのは面白いけど、なんかチープなんだよなあ
妙にB級感がある
だから読みやすくて、いい。>雫井
気力体力充実してないときでも手軽に読める。

高村薫の「李歐」が好きなんだけど
こういう硬いのに色気がある本、何かないかな。
雫井は確かいにチープ
そして「そこがいい」に同意
時間を忘れて一気に読んでしまう
しかしこのオッサン、若い女性を主人公に
B級以下の寒い話を書くんだよなぁ

「クローズドノート」はまだしも
「栄光一途」、「白銀を踏みならせ!」は結構きつかった
火の粉の嫁姑は妙にリアルだったのにw

ナンシー関のCREA対談、リリーとの対談本を久々に読んでるけど
町山、大月と比べたらダントツに面白いわ
>>180
森鷗外って男勝りの才色兼備が好きだったみたい。『安井夫人』『澁江抽斎』
これは仏教物だけど『寒山拾得』も面白かった。ちょっとオカルトw
>195
町山も大月もナンシーには全然及ばないんだけど
リリーは個性の強さでナンシーに負けてないんだよね。
リリーってあんまり好きじゃないけど
ナンシーとの対談は面白かった。うさぎは寂しくても死なないとかw
「ナンシー・リリーの小さなスナック」ですね。名著。
我が家では、定番のお風呂本。
「電気グルーブのメロン牧場 花嫁は死神」シリーズも
レギュラーのお風呂本です。最高に面白い。

小説が大好きだが、お風呂でこれらのブラック本を読むとスッキリデトックスできます。
「栄光一途」「白銀を・・」は結構好きだ。
30代の頃読んでいたら、「あーぁ」と思ったかもしれないけど
四捨五入して50の今は、あのわざとらしいノリの軽さも笑って楽しめる。

本って、出会った年齢によって随分印象が違うよね。
というわけで、高校の頃読みまくった本を
そろそろ読み返してみようと思っている。
瀬尾まいこの「戸村飯店 青春100連発」
自分も年の近い兄弟がいるから
なんとなくわかると思いながら読んだ。
ただ兄の年上の彼女はちょっと好かんw
ジェフリー・ディーバー「スリーピングドール」。
期待を裏切らないいつものディーバー。面白かった!

ここで教えてもらった井上夢人の「TEAM」、テンポが良くて読みやすい。
ディーバーの高揚を鎮めてもらってます。

>>185
「スッキリ」上大岡トメはどうでしょう?
シャキ奥の話ではないが、幸田文の「父、こんなこと」では露伴の家事への厳しい姿勢に身が引き締まる。
角田光代の「対岸の彼女」の掃除業の話もややダラの私には参考になった。
>>201
「スリーピングドール」私も読んだ。
面白かったが、ディーヴァーだとどうしてもあやしくなさそうな人物を「こいつ絶対あやしい」認定をしながら読んでしまうw
根拠もなにもなく、あやしくなさそうだから「あやしい」。
当たっても面白くねー。
だから素直に読みたいのに、もう素直に読めない自分w
>168
お勧めありがとうございます。
早速図書館で予約しました!
東野圭吾の『秘密』って泣ける話としてよく名前があがるけど
高校生くらいの娘さんのいる方、読んでどうでしたか。
私は高校生の娘が二人いるんだけど、
この話は生理的に気持ち悪くて仕方がなかった。
自分と娘とその彼を想像してしまうからかな。
このスレでは「秘密」はほぼ100%、そういうベクトルで語られてるよ
あ、そうなんだ。安心した、ありがとう。
『邪魔』おもしろかったけど、
おぬしってのが最後まで受け付けなかった。
雫井、「クローズドノート」が出たときは、新堂冬樹の「忘れ雪」とかみたいな
お手軽感動路線で売れ線狙ってキタ!みたいなガッカリ感があったけど、
そっちには知らなくて良かった。
でも、基本的に「火の粉」以外の女性キャラは、女慣れしてない非モテ男の
幻想臭がするw
>>198
私もリリー好きじゃないんだけど、ナンシーとの本は好き。
町山も面白くないわけじゃなかったけど、ナンシーに必死で合わせていく感じが
ちょっと辛かった。
女同士だからこその面白みは確かにあったけど。

ここで新たに知った作家さんたちを読みまくってるとこなんだけど、
こういう軽いエッセイで面白いのも読みたいと思う。
女性エッセイストみたいなのは多いんだけど
ナンシー本みたいな切り口のエッセイで面白いのありませんか?
豚ギリごめんなさい
乃南アサが結構好きで、暗く重い風紋、晩鐘で癖になり
音道貴子シリーズが好き。
ミステリーとしてより人物像描写の細かさで持って行かれてる。
風の墓碑銘がやっと文庫になったので読んでます。
下巻突入。どんどん先を読みたいけど、全部読みきるのが惜しい感じに
音道・滝沢コンビを楽しんでます。
【雫井脩介】はなにしろ【犯人に告ぐ】が最高
そこから【クローズドノート】とか書ける幅の広さは関心するけど
無難に幅が広いより、幅狭くとも深く楽しめるほうがいいわねって気持ちから
クローズドノート路線は微妙な気がした
おお。面白いんだ。風の墓碑銘。
音道シリーズ好きで、しかも長編なんで見つけてすぐ買ったんだけど、
なんだかもったいなくてまだ読んでいない。
なぜか図書館で、関係ない児童書とか借りてきてるし。
ここで紹介されていたのかな?
初めて名前を聞いた、菅野章のエッセイ、歯を食いしばって読破した。
ナンシーとさくらももこをリスペクトして失敗したみたいな、腐女子臭に辟易。
あの文章で食べていけるのが不思議。
>>210
音道シリーズ、最初はそんなに好きじゃなかったんだけど、
滝沢との関係が良くなってくるにつれ好きになってきた。
男性の中に入る女性刑事とかってなんでみんな嫌な扱い方されるんだろうね?
私が読んだ本がたまたまだったのかもしれないけど、
どれもこれも厄介者扱いされ・・だんだん認められていくって感じなんだよな。
実際周りに警察関係者いないから、リアルなのかもしれないけど。
納豆になめ茸入れるのが好きだな
まぜまぜしてあったかご飯にのせて食べるとウマー

朝憂鬱な時にとかちょっとだけ元気になる
216215:2009/02/13(金) 18:47:38 ID:zdRmiIk2O
すいませんすいませんすいません!
超誤爆しました!
あー、もう恥ずかしい。
本当にごめんなさい。
カワユスw
やってみようと思った自分もスレチw

雫井脩介って読んだことない。読んでみよう。
B級といえば貫井徳郎を思い出す。
面白くないってことはないんだけど、
どの本読んでも誰かの劣化版というか。

人に薦められて川崎草志の「長い腕」を読んだんだけど
詰め込みすぎな内容でなんか疲れた。
こんだけあったら要領のいい作家なら何冊かできそうなほど。
前も書いたかもしれないけど、滝沢が検死官シリーズの
マリーノみたいで好き。あっちのシリーズはgdgdになってしまって
もう読んでないんだけど。
>>122,123
前から気になってたのでググってみたら、1巻まるまる公式サイト?
みたいなので読めたから読んだ。
いい大人になってから読んでよかった。若い頃読んでたらトラウマ確実だった。
あの風俗に落ちて廃人になった「ベラ」より彼氏が悲惨だったなぁ・・
2巻以降読みたいようなもうやめたほうがいいような・・・

>>200
あの大阪弁のやりとりは、関西以外の人は大丈夫なんだろうか?
221名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/14(土) 00:10:31 ID:ibRlSWLJ0
>>219
検死官、グダグダだけど出るとつい買ってしまう。
登場人物を若返らせたのは失敗だったよね。
というか、あの人が死んだときの私の涙を返せw
222名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/14(土) 00:19:42 ID:HqUYZlX80
185>>
私のシャキー!となる本は、沢村貞子のエッセイかな
思い出したように読み、料理とか掃除などを丁寧にしようと
いう気持ちになる


>>198
ここで「メロン牧場」が出てくるとはw

そしてなぜか「小さなスナック」も再読してる。
「東京タワー」以前のリリーを懐かしみつつ。
>>209
ナンシー関の良さって自意識の少なさだと思うので
そういう意味では姫野カオルコや三浦しをんかな。

音楽評だけど近田春男の本も似た鋭さを感じる。
ちょっと調べたら近田さんって書評?本も出してるんだね。
スポーツ評、テレビ評もやってる小田嶋隆はナンシーに近いものあるかも。
姫野は逆に自意識過多すぎないかね。
馬から落ちて落馬してくるorz
ずいぶん前に出てた鯨統一郎「九つの殺人メルヘン」面白かったです。
「邪馬台国はどこですか」「新・世界の七不思議」もそれぞれウンチクが面白くて
独特の作風にはまりそう。あまりに奥様方がやめろやめろと言っていたので
うっかり「オレンジの季節」も読んでしまって悶絶しましたw

幸田文の自伝的なエッセイを読むとどうして文豪の娘がこんな苦労をしたのかと
不思議に思ってしまう。特に別れたダンナ。文さんが粗野な男に襲われたときの
ヘタレぶりがむかむかする。もう少しましな嫁ぎ先はなかったのかな。
え?なんで?
過多ってそれで一つの言葉だから別に全然ありでしょ?
>>224
近田春夫の書評のこと、本の雑誌に出てたから買おうと思ってたんだ。
ときどき変な勘違いwしてるところも含めて面白い人だよね。

中島義道「ウィーン愛憎」面白いんだけど、
闘うのが苦手な典型的日本人の自分には疲れる内容だ。
よしみっちゃんは体力あるんだな〜

その後に読んでる横溝「迷路荘の惨劇」中々読み終わらないorz
前に読んだんだけど、やはりちゃんと憶えてないわ。
コレってドラマになったものを観たことないんだけど、
映画化・ドラマ化し辛いのか、つまらんと思われているのか微妙だ。
>>224
ナンシーと近田春男、わかるわかる。
大昔に何かの雑誌で近田春男のコラムを読んでて、
ナンシーが出て来てなんか似てるなぁと思ってたんだ。
231名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/14(土) 09:17:36 ID:2DDgzQTR0
>>228
たぶん「自意識過多」だけならいいけど、「過多」+「すぎる」で
「馬から落馬」「頭痛が痛い」と同じようになってるってことだと思う。
えー、自意識過剰すぎる、とかも普通に言うし
多すぎる、っていうのは、多いとすぎるが重複してるって解釈になるのだろうか?
いや、普通に言わない
>>232
私も普通に言わない。
「すぎる」って「過ぎる」って書くよね?
だから「過多」「過剰」と「すぎる」は重複だってことで
「多い」と「すぎる」は全然違うから重複ではないと思うんだけど・・・

そうか、漢字で書くと「過ぎる」と言われると納得
でも日常会話では使っちゃうなー
(日常会話でも、頭痛が痛いは、おかしいってすぐ思うけど)
236名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/14(土) 10:43:10 ID:h3g3dQ5JO
貫井は可もなく不可もなくというとこが安心して読める。A級じゃないけどw
症候群シリーズは面白くてお気に入りだ。
>>227
無茶しやがって・・・w>オレンジの季節

>>229
「迷路荘」のドラマはなんか微妙なのが多い印象だなあ。
古谷一行のシリーズ版も上川隆也の2時間ドラマ版も微妙だった。
原作は横溝で5本の指に入るほど好きなんだけど、ドラマにすると
鼠絡みの描写なんか難しそうだし、しょうがないのかな。どうしても中途半端になる感じ。
姫野カオルコはアタックbPの登場人物のその後を書いた短編が
書評を読んで面白そうだったんで期待して読んだらいまいちだった
桐野夏生のダークを読んでミロ行動がまったく
理解できず、最後までなんだかイライラしてしまった。
そのあと奥田英朗の「イン・ザ・プール」を予備知識なしに
読んだ。

いい感じに肩の力が抜けた、いや抜けすぎたかもw
桜庭一樹「青年のための読書クラブ」

だめだ…がんばって一章は読み終えたけど、これがずっと続くのかと思うと
先を読む気力が出ない
「赤朽ち葉」は最後まで行けたんだけどなあ
>>239
奥田英朗は最初にイン・ザ・プールを読んで伊良部先生に嵌り
サーカスのを読んで、次に上で出ていた最悪と邪魔を読んで
えー奥田英朗こういうの書くんだ!衝撃だったのが懐かしいです。
ジョンレノンのやつと映画になった沖縄の島へいくやつ(題名失念ばかりでごめんなさい)
はあまりすきじゃなかったけど、今は伊良部先生の町長選挙が文庫になるの待ってるところです。
>>240
ヅカとか少女漫画とか読んでるみたいだよね。
読み終えるのにものすごく時間がかかったよ
奥田英朗 「オリンピックの身代金」
題材が題材だけに結末は想像出来たんですが、そこへ辿り着くまでの展開が見事。
面白かった〜。一日で読んじゃいました。
ここで挙げられてた「ガール」「家日和」を読んだ後だったので
同じ作家さんが書いたのかと、いい意味で裏切られました。

ただ一つ気になったのは方言。
私は作中に出てくる地方の出身なのですごく違和感がありました。
桜庭一樹は食わず嫌いで読んでいない。
名前が嫌いでどうにも手がでない。
そういうバカな理由で読まないことある?

今は道尾秀介にはまりつつある。
そりゃねーよと思いつつ、長風呂しながら読むのに最適。
>>244
さくらのにわに きがいっぽん っていつも頭で唱えてしまうわ。
名前とかタイトルとか、一番最初に目に飛び込んでくるものが
好みじゃなかったら読むのってきついよね。
自分もそう言う作家さんいる。
読んだらおもしろいかなと思って手には取るけど、
パラパラめくっていつも書棚に戻す。

>>242
ヅカとか少女革命みたいな絵しか浮かばないのに
「ズベ公」がきつかった。
>>244
桜庭は私も読んでないし名前も好きではないけど
名前だけなら読んでたと思う
書いてるものの系統が絶対合わなさそうで
でも名前が違ってれば読んでた可能性もある
名前と、書いてるものの系統が両方嫌いだから読まないw
>.224-246
自分もちょっと…と思っていたが、食わず嫌いをしたせいで、
こんな面白いものもっと早く読めば良かった経験を何度もしていたので果敢にチャレンジしてみた。
結果。
やはり自分には無理だったとわかった。
文体、ネーミング、世界観、ストーリーすべて合わなかった。
ただ、こういうのは好きな人には面白いのだろうとは思ったから合う人は嵌るだろうね。
248名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/15(日) 12:51:35 ID:efKXb7ODO
「大人になりきれない人」の心理 (PHP文庫)
http://www.amazon.co.jp/dp/4569671241/
249525:2009/02/15(日) 13:43:45 ID:fkyfjaRR0
私も桜庭ここ見て食わず嫌いしてたけど、私には恩田よりよっぽど良かったわ。

話にでている姫野カオルコこの人も名前で損している気がする。
すごく好きだったが、最近はうーん。
でも、ファンレター出したら返事くれた作家だから今もハードカバーも
文庫になったのもすべて買っている。(『空に住む飛行機(改題:ドールハウス)』が好きだ。)
自意識過剰まさに・・・。

エッセイは楽しませようとして書いていると思うけど(噴くくらい面白いとし楽しい)、
この作家が内に秘めているものを考えながら読むと辛くなってしまう。
250名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/15(日) 13:59:44 ID:DXanT0ZJ0
>>243
オリンピックの身代金
なんかの書評で読んでおもしろそうだったから、読もうとしていたところ
図書館予約いれたけど、48人待ち、、
>>250
今自分の利用図書館確認したら211人だった‥
書評などで紹介されるとグンと伸びるね予約数

奥田さんはギャグ?とシリアスのギャップが凄い
よく書けるなと思う 頭の良い人なんだろうな
楡周平「プラチナタウン」面白かった!
「ワンスアポンアイン東京」と全く違う作風で驚いた。
こんなうまくいかないとは分っていても、爽快な読後感。

ここで話題になっていた佐々木丸美、未読だったので「雪の断章」読んでみた。
うーん、四十過ぎのおばはんが読むようなもんではなかった。
10代なら良かったかも。そういえば斉藤由貴の映画、あったねえ(斉藤由貴と同じ歳)。

桜庭も同じような感想。40代にはきつい。
「森に眠る魚」読んだ。
子育て中専業主婦なら大抵の人が思い当たる閉塞感にどきどき。おもしろかった。
いろいろ感想はあるけど、あのDQN主婦の出てくる場面で、
ほんとにこいつ卑しい→そういえばキャンディキャンディでイライザがキャンディに卑しい子!
って言ってたな→そうだよな。イライザにしてみればどこの馬の骨ともわからない奴が
自分たちのコミュニティに入ってきたんだから拒否反応起きてもしょうがないよな。
 以上大人になって印象の変わったマンガについてでした。

>253
私も先週読んだけど、子なし兼業だからか、怖かったよw

何でも横一線じゃなくてもいいし、そこまで思いつめなくても、
性格や価値観合わない人と無理して群れなくてもいいじゃんと、
思ったけど、同じような背景の人にはリアリティある描写なんですかね?
>>254
いや〜 ああいう人たちが回りにいるわけでもないし、読んでる最中も「きちがいだらけw」
と思ってたよ。リアリティがあるわけじゃないけど、お受験とか絡まなくても普通の次元でのママ友w
との付き合いとか、どうしても子供にばかり神経が行っちゃて社会性が狭くなっちゃうこととかは、
わかるかな。

前にどなたかが書いてたけど、あんなにバラバラなタイプが集まったグループはあんまりないね。
宮部みゆきの「英雄の書」読んだ。
ブレイブストーリーと似ているが珍しく少女が主人公だった。
図書館で借りるか文庫になるのを待ったほうがよかったという感じ。
時代物は面白いんだからあっちに専念するか、前みたいに
社会問題を扱ったものを書いて欲しいなぁ・・・
「ばかもの」絲山
今回はがっかりでした
>>243
その地方の正確な方言で書いたら、読んでる人が理解出来ないと思う…
どの作品にも言えるけど。
ぜんぜん違和感なく聴ける方言にテレビだと、字幕がつくもんな。
奥田、好きだわ。
方言て字で書くとどうしても変に感じるものじゃないかな?
>>244
>名前が嫌いでどうにも手がでない。 そういうバカな理由で読まないことある?
ナオコーラって言う人。なんじゃこら?って思う。

「森に眠る魚」殻は入りましたが、角田光代のほかの本も読んでいます。
「八日目の蝉」妻子ある男性と不倫していた若い女が、自分は中絶する事になったけど
同時期に妻の方に生まれた赤ちゃんを誘拐して育てる…
最初は変な女がバカな事して…と思って途中までムカつきながら読んでいたけど
小豆島あたりからすごく好きになって最後のほうは泣いた。女、妻、子、それぞれ
気持ちが分かるなあって。
「対岸の彼女」高校時代の親友と、30代半ば過ぎて出会う知人…
このテーマは今の私もすごく気になっている事。「森に眠る魚」もそうだけれど
結婚して母になってからは、中高時代のようなベッタリ一緒の友人って無理があるのかなぁ。
そんな友人欲しいけどベッタリ一緒だと気持ちが盛りあがった分嫌になりそうで。
あの頃の友人とまた親しく付き合いたいなあとか、これからどんな友人が新しくできるかなあとか
「友人」って事を最近すごく考えるようになった自分にピッタリの本だった。
2冊とも「森に〜」と同じく一気読みだった。
>>244
桜庭一樹が食わず嫌い、私もそう。
女の人なのに男名前なのが何か痛そうって思って躊躇してしまう。
>>252
私も「雪の断章」読んだ。
独特な文体と世界観で、めちゃくちゃはまって一気読みした。
ここで話題になってなかったら手に取らない種類の本だ。
逆に10代で読んでたらもっとさめた感想だったと思う。
話題にしてくれた人たちあちがとう。
>>252 >>263
私も「雪の断章」が気になって読んでみました。
話の流れに突っ込みまくりだったけど、こんな小説も
あるんだなぁとある意味面白かった。
「氷点」に似てるね。
「雪の断章」
思い込みの激しい文学少女気取りの素人が書いたような話だったなあ。
主人公の女が性格悪すぎるのと、殺人の動機が薄い気がするのがなんだかなあ〜って思った。
清純というキーワードがあるようでいて、
けっこうネッチョリしてる感じが苦手だった<雪の断章
角田光代って、テレビで「私は男を切らしたことがないんです」とか
あの顔を晒して言ってるの見てから痛い人という認識しかない。
「八日目の蝉」はあらすじ見るだけで胸くそ悪い。
恋人がいない状態に耐えられない、みたいなこと言ってたね
別れたらとにかく誰でもいいから位の勢いで次のを見つける、とか
「自分が体験した事しかかけない」とも言ってたね<角田
読む側の想像力を萎えさせる言動は止めてほしい。
それ聞いて読む気なくした
それは萎えるなんてもんじゃないなw
湊かなえ「告白」
2chの事件を語るスレとか、それどころかヤホーコメント程度をまとめて読んだ気がした。
>>267-268
岩井志麻子も男が絶えたことがないって言ってたけど
なんか憎めないw
野沢尚の『深紅』を読み始めた。
グングンと先の展開が読める思ったら
やっぱりこれ読んだことあるわorz

印象に残らない本は、さっさとブックオフに持って行ってるんだけど
同じ本を買ってしまうとは思わなかった。
あー、もったいないことした。
シマコにとって恋愛は精神的に依存する対象というよりも、
生きていくのに必要不可欠な食料って感じだからだと思うw
くわないと死ぬ
>>269
それはフリーター小説書いてたころのことだと思う。
まさか不倫相手の娘を誘拐して逃げたりはしてないだろうし、
子供産んでないのにママ友話も書いてるじゃん。

それより離婚したらしいって噂を聞くけど本当はどうなんだろうね。
伊東たかみが、この前エッセイで少し前に引っ越したと書いてたから、
本当なのか? と思ったんだけど。
「王妃の離婚」読みました
厚さの割には読みやすかった
フランスの法廷ってあんな昔から存在してたのか…スゴス
しま子と言えば、新潮45の連載がすきだったんだけど、
この間たちよみしたらなかった気がする。
編集長がかわって事件モノもなくなり誌面一掃されているから
きられたのかしら?
あのジュンギに似た夫と、同い年の母親(亡くなったらしい)と、息子さんの話が
よみたいのよ。
>>274
「私を雌カマキリと呼んでください」
と何かの取材で言っていたのを思い出した>シマコ
「センセイの鞄」を半分まで読んだ。
さらさらと読みやすいんだけど、夢中にはなれない。
アマゾンだと評価良さげなんだよなあ。なんか悔しい。
280名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/17(火) 15:20:26 ID:l1xiIz7G0
高1の娘は「センセイの鞄」を気に入っていたようだけど
私はなんだか生理的に受け付けなかった。
このあいだ、ドラマになってた「警官の血」
松本清張好きさんに、お奨め
282名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/17(火) 15:22:46 ID:8pfEXPA40
>>280
私も生理的レベルでダメだった。
センセイがどうしてもこきたない爺さんのイメージでしか読めないし。
桐野夏生の「東京島」を読んだ。
無人島物が小さい時から大好きなので読んでみたけど、あまりにサバイバル部分に
リアリティがなくて物足りなかった。
ラストも掘り下げ不足からか、読後感が意外なほどあっさりさっぱり。

東京島は題材となる出来事が本当にあったような気がするけど知ってる人いますか?
>>283
調べたらすぐに出ると思うよ。
私は前にこのスレで知ったんだけど。

このスレのおかげで、また新しい作家に出会えました。
藤野恵美の「ハルさん」良かったです。
父子家庭の話だし、途中亡くなった奥さん出てくるし・・と思ったけど
女性作家だからかいやらしさも都合の良さもなくて。
最後は感動して久々に泣きました(本読んで)。
教えてくれた人ありがとう。
285名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/17(火) 15:47:41 ID:LvV6fhsM0
私もセンセイのかばんはダメ。なんか文体とかひらがなとかも
生理的にだめ。
一行一行、おもわせぶりたっぷりで
たくらみにみちているかんじ。
286名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/17(火) 15:52:12 ID:wYCQmf8h0
>>273
おんなじことしたことあるw
印象に残らない本って作者も、タイトルも覚えてなくって
読み始めて、ああっって、
で、新品のうちにブックオフへ、、、
でも、川上弘美のなかではまだ読めるほうだったな<センセイの鞄
私もあの文章の感じがどうも苦手だ。むずむずする。
288名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/17(火) 15:57:11 ID:wYCQmf8h0
>>276
法廷があったのはともかく、王族もそこへ出るっていうのが最初のびっくりで、
弁護士はすべて、修道僧だった、大学で学問を学ぶのはすべて僧侶だけだった
っていうのが、次のびっくりで、
公用語はラテン語で、故に法廷でのやり取りはすべてラテン語など、細かい
びっくりが一杯でとっても楽しめた。
法廷ではラテン語でないと発言として残らないからって、フランス語で
ひわいなヤジをわざといってかき回したりとかも
私は図書館で何度か同じ本借りてる。
途中まで読んで返すこと数回。
自分で読みたい本リストと読んだ本リストは作ってあるんだけど、
途中まで読んでやめた本は、そのままなので。
図書館のHPに貸出履歴が残るといいのになーと思ってる。
わかるー、川上弘美、むずむずする。
「真鶴」の評判がよかったから期待して読み始めたけど挫折した。
同じ本を買ったことはないけど、
よんでもすぐ忘れちゃうから、今年から読書日記つけている。
日記というものを三日以上続けて書いたことなかったけど、
簡単な内容でも書くと覚えているので、しばらく続けるつもり。
実家の本棚2台に同じ本が1冊ずつ入ってたけど誰も気づいてなかった
293名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/17(火) 17:56:09 ID:pNt37GGj0
吉田修一と白石一文
最近よく読むわ
私が買った本と同じ本を娘が買ってた事がある。
バッテリーと模倣犯と博士の愛した数式。
探せば、まだ被ってるのがあるかもしれん…
>>289
個人情報の観点から不可能なんだよね。
昨日、乃南アサの、「火のみち」を読んだよ。
難しい言葉とか無いんで1日で読み終えたけど、なかなか良かったです。
>>289
>図書館のHPに貸出履歴が残るといいのになーと思ってる。

それ自分もあるといいなーと思うが、困るひとも多々あると思うw
何より、図書館員に借りた本が丸わかりというのも嫌。
銀行とか、残高や出し入れが行員に丸わかりなので、知人のいる銀行には預けたくない。それと一緒。
私が買った本を見て、下の娘が「あ、それ読んだ」と言うことがよくある。
娘は図書館から借りるのでハードカバーで読む。
私は文庫になってから買うので、どうしても娘に遅れをとる。
なんか悔しいが、最近は私の蔵書の中から選んでいることも多くなってきた。
上の娘もたまには本を読んでほしい。
高3になってから読んだのはバチスタとその次のくらいかも。
吉田修一は『最後の息子』の中の「water」だけ好きだ。
白石一文、わりとよくいいって聞くので何度かチャレンジしたけど、
どうもあの、純文にありがちなぐずぐずした鬱陶しさ+おやじドリームが合わなくて
ダメだ。
著者が30代ぐらいまでなら気にならないんだけどなぁ。
今日、ずっと読んでみたかった夢野久作『ドグラマグラ』を購入しました。表紙の絵が恥ずかしかった…。
さて、どのように精神がヤラれるのか楽しみ。
>>291
私も日記は続いたことないけど、読書日記だけはもう5年以上続いてる。
ロフトとかで売ってる奴に書いてるから書きやすいっていうのもあるんだけど。

ところでいつかのモーニングに載ってたOL進化論って漫画の中に
図書館で借りた本の値段もメモっておくといいっていう話があって
早速調べてみたんだけど、1ヶ月2万以上借りてることに気付いた。
お暇な方で図書館通いしてらっしゃる方にはお勧めしたい。
ちょっとした節約気分を味わえますw
>>301
やったけど申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまい・・止めましたw
そうだな。近くに図書館無いから買ってるんだけど
だいたい月に2〜3万円は本代に使ってるわ。
私も、図書館で何度か同じ本借りたことがあります。
読んだ本は、エクセルに一覧表を作って、作家の50音順に入力しています。
パソコン導入後11年で4000冊ほどになってます。

最近は、エクセルのデータを、携帯電話でも見られる機種があるので、
それに買い替えたいと思っています。
<本人からのコメント>
 みなさん、こんにちは林真理子です。
 今度新しくブログを開設しました。新刊案内やイベント案内はもちろん、
「マリコ・アーカイブス」と称して、著作一覧や年譜も完成させるつもりです。
 おそらく作家のブログの中では、いちばん楽しく充実したものになるはず。
 エッセイの連載ではなかなか書けない、おいしいもの情報もばっちり書き込みます。ぜひお楽しみに。

<林真理子のあれもこれも日記 概要>

・ブログ名:林 真理子のあれもこれも日記    
・OPEN日:2009年2月16日(月)
ttp://hayashi-mariko.at.webry.info/
キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!

【創元推理文庫】(ファンタジー)
◇『木でできた海』(仮) ジョナサン・キャロル著/市田泉訳
奇妙な出来事が続く町で、元不良の警官に与えられた大いなる“使命”とは。
>おそらく作家のブログの中では、いちばん楽しく充実したものになるはず

こういうところが余計だよね。この人はいつも必ずつっこみどころがある。
@マリコの快楽日記・・・・「美食」「ワイン」「美」「ファッション」「ダイエット」「紳士・淑女録」「お買いもの」etc・・・
           林真理子が発する情報から流行が生まれると言われるテーマで日々の日記を更新!
Aマリコプロフィール・・・・写真つきのプロフィールはもちろん、現在連載している雑誌やメディア情報にリンク
B著作一覧 ・・・・・・・・・・現在まで200冊以上の著書情報を収録。さらには、「立ち止まっている自分の背中を押してくれる本」、
           「恋も仕事も結婚も美しさも手に入れたくなる本」等、読みたいテーマで本の検索が可能に!
Cマリコアーカイブス・・・・年表と写真。小中高時代の作文や詩まで掲載!
Dマリコを知るキーワード・・中森明夫氏の「ワンス・ア・イヤー」の解説。今までの著書からの名言集も! 
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★特に@のマリコ快楽日記からは美食・ビューティ・ダイエット・お買いもの・・・今の流行が一目で見てとれる情報が満載。必見です!
木木さんのブログ、すでに面白すぎる!www
27日の靴の上の黒い物体は、まさか足首じゃないよね?
>>309 カンペールの靴って結構幅広めなはずなんだけど…ビックリしました。
あと中井美穂と2人で撮ってる写真、なんで木木先生だけカメラに近づいてるのかと思ったけど並んでた…orz
>>301
> 図書館で借りた本の値段もメモっておくといいっていう話があって

近所の図書館が本の題名と値段をメモれる図書館通帳ってのを作って
利用者に配ったよ。

たしかに節約気分は味わえるけど、なんだかなぁという気分にもなった。
本来買って作者や出版社に還元すべきものを
これだけタダで読めたー!という数字を出すのって
なんだかなあ、だよね
実際そうしてる自分がいるのは確かで、とてもありがたいと感謝はしてるけど
その金額を出して「これだけ得した」とか思うのはなあ
確かに罪悪感はあるよね。
せめて図書館で借りておもしろかった本は、できるだけ購入するようにしてる。
>305
林真理子って失礼だけど、PC使えるの?
原稿を手で書いて、秘書がUPしてるのかな。
なんだか、10年前の記事みたいな見出しが並んでて古臭そうだけど
そこがいいんだろうかw
>>311
そっか、そんなのもあるんだね。
私は本代が雑誌含めて3万超えが毎月なんだけど、
プラス図書館で2〜3万だったから参考になった。
こんなことでもしないと、家計簿もつけてないし書籍代がいくらかなんて
考えもしなかっただろうから。
>>314
文春の連載でブログやるやるってずっと書いてるけど、PCに強いライター雇った
って言ってたよwさすがにそのうち、書き込みぐらいは自分でできるようになる
かもだけど、秘書+ライター頼みだと思う。
旅行へ東野圭吾「さまよう刃」と、宮部みゆき「東京下町殺人暮色」持って行った。
う〜ん、テーマちょっとかぶっちゃたよ・・・
どんだけ少年犯罪読みたかったんだ・・・
出版社側の気持ちになってみると(元版元づとめでした)、
図書館が出版物を買ってくれるのもありがたいだろうし
図書館=悪とは思わないな。作家さんも調べものとかで図書館の
ユーザーなわけだし。
図書館のお陰で成り立ってる著者・出版社もあるしね。
図書館で借りた本の値段をメモるってのは
良く判らないけどもw
図書館が悪とは誰も言ってないんじゃない?
ただ、具体的にいくら出さずにすんだということを計算することの
意味というか是非というかについて言及してるだけで
どこかのスレで薦められた篠田節子の「砂漠の舟」読んだ。
よくもまぁこんなにイラつく男を描けたなーというぐらい
ウザい親父が主人公でストレスたまったw
普段は一気読みするタイプなんだけど、耐えられなくなって
何日にも分けて読んだwww
>>316
あのブログは携帯でパパっと撮ってブログにアップじゃないの?
PCできなくてもブログ更新できるし。
ライター雇ったというのはどこ情報ですか?
323名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/18(水) 09:27:14 ID:0eEK2PcC0
図書館は本というものがとても高価な時代に生まれたものだから
そろそろシステムを見直す時期にはあると思う。
少なくとも、新刊の導入は数か月はしないくらいの配慮はあっても
いいと思ってる。
利用者としてはつらいけれどね。
ハリーポッターの時、どっかの大手図書館が数十冊も購入して
自慢げだったのはどうかと思う
図書館、新刊でなくても
すぐに読みたいときに読めないことが多いから、
最近は利用してない。
高齢化社会のせいか、図書館利用者がすごく増えたしね。
図書館、小さな子がいる人にはいいシステムだと思うけどね
絵本って結構高いし
ただそれで大人向けの本が少なくなるのはどうにかしてくれといつも思う
私の場合、図書館や人からお借りした本て、読んでも頭にしみこまないんだよね。
なんか、「丁寧に扱わなくちゃならん」といった緊張が先にたって、本の世界に浸れないというか。
だから私は古本屋を活用している。
やはり作家の先生には何一つ貢献していないわけだがw
>新刊の導入は数か月はしない

これ賛成。
個人的には、どこの書店でも簡単に手に入るような一般書の新刊を、
何故公共の図書館が扱うのかと疑問に思うくらい。しかも大量にね…。

困窮している人にも読書の機会を、なんていうのは綺麗事で、
大方の利用者のニーズなんて、本当のところは、
『タダで話題の本を読みたい!』それだけでしょ。
そんな欲ばかりを増長させる、現在のやり方がいいとは思えないよ。

TSUTAYAみたいなレンタルショップやカラオケなんかは、
業界の利益と著作権者の利益を巡る議論が繰り返されて、
都度制度も変わったりと試行錯誤してるよね?
図書館ももう少し考え直すべきだと思う。
↑同意します!
ただでさえ本が売れないこのご時世、著作権者の利益が守られるべき。
漫画家は単行本化するための執筆時間も短く阿呆みたいに儲かるが、
小説家は儲からない。(ごく一部を除いてね)
良い本を書く書いてくれる作家のなり手がいなくなっちゃうよ。
図書館の本はお風呂に持ち込んで読むわけにいかないから
やっぱり自分で買う。
だれも開いたことのない新しい本(文庫だけど)の
ページをめくるの好きだ。
>>323
人気作家については出版後何ヶ月か経ってから購入するシステムもいいとおもう。
ただ、マイナーな作家の本だと出版後数ヶ月で絶版・入手不能になる場合もあるから
一律で○ヶ月後じゃないと蔵書しないってのルールができるのは困る。

ある本を読んだことがきっかけで、芋づる式に関連する図書を読むことが多いので、
今じゃ絶版だったり、入手困難な本は図書館じゃないと手にして読むことすらできないし。
さらに、一部の売れる本しか置かれてない書店しかない田舎在住者には図書館で
初めてしる本もたくさんある。

いつでも定価でどんな本も購入できるシステムがあれば図書館が商売妨害って
いう意見にも耳を貸すけどさ、そうじゃない現状じゃ、図書館が商売妨害ってのは
読者無視の意見にしか聞こえないよ。
>>330
同意。主に新刊を読みたいわけじゃないし、本屋さんだけじゃ欲求不満だ。
図書館の議論はいつも、
答えも出ないしどうしようもない流れになるんだよなあ
絶版だったり入手困難な本て、そもそも商売として成り立ってないから
図書館に置いても妨害にならない。

そもそも都会に住んでいても、近所の本屋に行けば何でも手に入る、ということはないし。
売れ筋以外の本を購入しようと思ったら
あらかじめ注文するなり、ネット通販を利用したり、一冊の本の為に
電車に乗って出かけたりするわけだ。




図書館に新刊おくのは〜って言っても速攻で予約入りまくって
多くの人はそんなに早く読めないよ。
本は売ったり捨てたりできない性格なので、購入するのはかなり吟味してる。
それ以外のは図書館を利用させてもらってるよ。
ドラマ見て気になって「ホームレス中学生」予約したら700人待ちで半年以上待ったように記憶してる。
>漫画家は単行本化するための執筆時間も短く阿呆みたいに儲かるが、
>小説家は儲からない。(ごく一部を除いてね)

何この偏見?小説家だって雑誌連載してたのを書籍化するときどれほど時間を費やすの?
アホみたいに儲かるのは漫画家だって一部。
でも、結局本をよく購入する人って、図書館をよく利用している人と被らない?
自分なんかも、図書館ヘビーユーザーだけど結局欲しくなって
借りたのと同じ本を買ってしまうことも結構ある。
雑誌やせいぜいタレント本しか買わない層はそもそも図書館なんて利用しないのではないかな。
もちろん、一切本は購入せず図書館オンリーって人も、
読書好きだけど図書館で借りることなくすべて購入してるって人もいるだろうけど。
図書館か古本屋
定価ではほとんど買わない
>>335
身内にマンガ家がいるけど、マンガ家の場合、アシスタントを
雇ったり(絵を描くのって意外と大変みたい)、カラーインクとか
作画ソフト買ったり、単純に1枚あたりの原稿を仕上げるのに
かかったお金比べたら、小説家のほうが安く上がると思う。
まあ、初版の部数の相場とかはたしかに活字もののほうが低いけれども。

私は図書館賛成派。
自分はめんどくさがり屋なのでアマゾンでほしいのをついつい
買いすぎてしまうけど(旅行とかほかにお金を使う趣味が
ないので割り切ってる)、税金を払って公の図書館で本が読めるって
文化的にいいシステムだと思う。大阪府の児童なんとかとか
ああいう無駄なのはいらないと思ったけど。
そろそろスレチになるかもしれないけど、
公貸権で調べてみてください。
各国でいろいろ議論されています。
横山秀夫の倉石検視官シリーズが連ドラになるんだね
内野聖陽がやるらしい。
原作よりは若い設定になることになるけど、内野聖陽好きだし楽しみ
>>340
原作だと50代くらい?横山秀夫の作品は脇役もみんなキャラがたってるから
俳優さんもやりがいがありそうでいいなあ。楽しみだ。
スレチごめん。

でも、ネットで辛口書評とかやってホルホルしている人たちって、
たいがい、図書館派だよね。
購入しているならまだしも、新刊をだれより早くチェックして図書館で借りて酷評している人たちって、
軽く営業妨害じゃないだろうか?
そういうや、ウォッチしている毒舌書評系ブログがあるんだけど、
最近、ブログの内容が書籍化されて(有名な超怪しい出版プロデュースで)
普段は偉そうに書評しているのに、自分はあんなのにひっかかるんだーと苦笑してしまったw
その書評を鵜呑みにして買うのを止める人がいるかどうか分からないよね
しかも購入していれば酷評もOKなの?
図書館はあったほうがいいと思うけど、
ベストセラーの貸本屋じゃねーよ、と思う。

郷土資料や一般の人が買うにはちょっとっていうような
専門書や全集を充実させてほしい。
図書館は本を借りる以外にも「何か調べものをする」ところでもあるから。
住民のリクエストに答えるよりも、良書を揃えることに専念してほしい。
スレ地だけど、割と裕福な人が多いはずの地域なんだけど
最近図書館におしゃべりしに来る主婦達が増えてうるさくて仕方ない。
図書館の人も軽くは注意するんだけど、ガツンと叱ったりはしないんだよね・・。
飲食禁止なのでさすがにお弁当広げだした時は注意してるの見たけど。
出入り禁止にして欲しいくらい邪魔だわ。

ところでシリーズものなどで翻訳本の場合、
数年でないと出版社に問い合わせしたくなるんだけど、してもいいんだろうか?
今後出る予定があるのか、もうないのかだけ知りたいなーって思ってしまうんだよね。
迷惑なものかな?
私は細々と読書ブログやってる。自腹で買った本は
つまんなかったときは、正直に「損した」とか書いちゃう。
ただ、あくまでも自分のツボじゃなかったから、こういうのが
好きな人はこのへんがいいんだろうなーとか客観的なことも
書こうとは心がけている。それでもコメント欄で、その本を
好きな人に説教されたり、逆に面白かったって書いたのに対して
「あんな本が楽しめるなんて頭が悪いんですね」とからまれたりする。

最近、書店に行っても読みたい新刊がなくてさみしい。
「あ、宮部みゆきの上下巻!」と近づいてみたら、ファンタジー路線の
新作みたいでがっかりだった。
>>343
購入していれば酷評OKというのではなくて、
そのサイトの場合、酷評するために、わざわざ図書館で借りてきているというか。
なんというか、本末転倒しているのが痛々しいんだ
図書館の利用を有料化してくれたらいいのにな。
それで作者たちに、いくばくかのお金が入るシステムになれば。
カラオケで歌われた曲の著作権者に使用料が入るみたいに。

住民税を払ってない私は図書館で「税金も払ってないのに住民サービスだけ
タダで利用しちゃってごめん」みたいな肩身の狭い思いがあるけど
有料化されたら気兼ねなく利用できる気がする。
>>348
税金泥棒は死ねよ
350349:2009/02/18(水) 13:32:27 ID:oyVCqtS10
・・・ていうか、住民税を払ってないのってなんで?
西原理恵子とかもそうだけど、税金払わないのを大居張りで
言う人って大嫌い。
あの・・・そろそろスレチしつこいんで・・・
これ以上続けたいなら別スレ立てますが・・・
図書館って、最近の本を借りるところじゃないな。
私の場合。
もう本屋にも、古本屋でも
あんまり見かけない本を読むところ。
あ〜私も図書館で最近の本は借りないな。
高価な豪華本とか専門書は新刊を借りることもあるけど
今は書店で手に入らない昔の本を探すのが楽しい。
特に児童書は自分が小学生のころに読んだ本と同じ装丁のが
そのままあってうれしい
>>345 私問い合わせたことあるよ。
その時はハヤカワだったかな。エリザベス・ジョージのリンリー警視シリーズについて。
すぐにお返事が来たよ。
345さんも是非問い合わせてみては。

ちなみにハヤカワでは出す予定はありません、とのことでしたorz

ところでホルホルするっていうのは最近はやってる表現なの?
道尾秀介の新刊短編集読了。
面白くなくはないけど、こんな話昔どこかで読んだなぁーって感じで普通だった。

このひと、インタビューとか見るといつもスカしてて、自己評価の高さに驚く。
辻仁成+石田衣良みたいな外見と語りなんだよw
>>354
ありがとう。
私もハヤカワなんです。
問い合わせてみます。
>>350
専業主婦で所得がないため課税されていないから、です。
ま、ある意味税金泥棒??かも知れませんね。
──スレチな話を続けちゃってごめんなさい。
道尾秀介、楽しく読んでるけど
主人公に自分の名前(道尾)使うのがちょっと引く。
『冷たい校舎の時は止まる』の辻村深月とかも。
自己愛強いんだろーな、と思う。

石田衣良は『波の上の魔術師』だけすごく好き。
投資にはまってた時期に読んだせいかな。
>>359
おっと京極夏彦の悪口はそれまでだ
361279:2009/02/18(水) 15:26:41 ID:5dqHQx7M0
昨日昼間、センセイの鞄について独り言を書いた者です。
同じように思っている方がいて、なんかホッとしました。
読み終わりましたが、
30以上歳の離れた70歳overの男性との恋愛が気持ち悪いし、
句読点の打ち方にもいやらしさを感じて、なんかげんなりw
自分の年齢が月子と近いのも、気持ち悪さ増幅の原因かもしれませんw
コメントくださった皆様、ありがとうございました。
ごめん、主人公の名前どころか
作者の名前で食わず嫌いだ>京極夏彦
でもいつか、あれだけは読んでみたいと思っている「豆腐小僧」
>>306
バンザイ!
>>306情報ありがとう!
あー早く読みたい!
365名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/18(水) 18:20:02 ID:0eEK2PcC0
>>359
石田衣良はやはり、ウェストゲートパーク・シリーズだな
波の上の魔術師は主人公が選ばれた理由がどうもいい加減な感じで
今一感が、、
図書館で絶版の本を読もうとすると、書庫に入ってて予約でしか手に出来ないは
埃まみれで汚いは、続くと司書さんたちから睨まれるはで結局借りれない。
>>344
一言一句同意。
いじめに負けない心理学―いじめられずに生きるために気づくべきこと
http://www.amazon.co.jp/dp/4569690394/


子供がいじめっ子・いじめられっ子にならないために。
>>366
〜出来ない【わ】〜汚い【わ】〜睨まれる【わ】
と記述します。細かくてごめん。

自分も書庫に入ってる本を借りることが多いけど、
ネット予約して毎週土曜か日曜に引き取りに行く形だから
通常の本と同じ感覚で、司書さんがどう思ってるかとかわからない。
埃まみれってこともないなぁ。古くて紙が劣化しかけてるようなのには出会うけど。
『東亰バンドワゴン』を読んでる途中なんだけど、良い。
『空飛ぶ馬』シリーズみたいな感じだけど、そっちよりも好きだわ。
続編もあるみたいだし、新しく好きになれそうな作家を発掘できて嬉しい。
371名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/18(水) 20:58:51 ID:0eEK2PcC0
栗本薫の木蓮荘
この伊集院シリーズは内容がすごくぬるいんだけれど、
これはまあまあ、
神隠しのようにいなくなった子供を中心に今時もニュースになるような
事柄が適度にあって

別にこの作者についていうわけじゃないけれど、力が衰えた作家が
人気シリーズを書き続けるときはぬるくてもいいような気がする

なまじ、渾身の力を込めて書かれるとキャラがぶちこわされて
しまったりして

愛する作家が壊れるのは生身の人間故しかたないと思うのだけれど
本の中で永遠に生き続けるはずの人格が壊されるのは、いかに産みの
親といえど、ゆるせないと思ったり
>>369
私も前から気になってた。
でも「〜〜は、〜〜は、」って書く人がすっごく多いよね。
他で見ていつもモヤモヤしてたけど、まさか読書好きのスレで
見るとは思ってなかったわw
373名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/18(水) 21:29:25 ID:0eEK2PcC0
>>372
すごく初歩的なことだけれど、こんにちわを間違いと知らず使ってる人が
増えているような気がする。
2ちゃんでご変換は当たり前なのでどっちかわからないんだけれど、
図書館って、自腹では絶対に読まないような本にハマったりするからなー。
あと、絶版本(特に現在はサイクルが早いから)も読めるし。購入点数の制限
(同じ本ならば三冊までとか。閲覧用、保存用、予備と、三冊あれば充分だろ)
すれば、ベストセラーなら「貸し出しまで○百人待ち」状態になるから、どうして
も読みたい人は、諦めて購入するだろうし。

南條竹則も、図書館で遭遇してハマったクチ。「日本フアンタジー小説大賞」の賞金で
中国まで行って満漢全席を敢行し(その後、しっかりと作品にする)さらに数年後、単
行本の印税で再び美食ツアーを敢行。(それも作品にした)中国系ファンタジーを得意
とするけど、この人の描く食事風景は薀蓄盛りだくさんの上に、本当に美味しそう。
新潮新書から「中華美味紀行」が出るけど、もっと美食エッセイも書くべきだ。
13階段読み終わった。
途中なかだるみしたけどまあまあ面白かったかな。
なんか結末が強引なこじつけな気もしたけど、娯楽小説としてはアリか。
『美味礼讃』(辻調の方)の後に『カニバリストの告白』を読んだら
なんか……ものすごく胸焼けした。
>>373
スレ違いを引っ張って申し訳ないが、酷いのになると関西弁の
「いらんわ!」を「いらんは!」と書いてる人が……
〜わ だって元は「〜は」だったんだからそれほど目くじら立てなくても
いいんじゃないの?
閉架書庫の本を借りるとワクワクしちゃうw
自分が生まれる前の本だったりすると、古い紙のにおいにうっとりして、
今まで何人の人が借りたのかな?とか想像するだけで、幸せになれるw
小学生の頃って、本にカードが挟まってて、前にいつ誰が借りたのか
わかったんだよね。
今じゃ個人情報保護で有り得ないけど、なんかロマンチックだったなあ。
岩井俊二監督の映画「ラブレター」であった、図書カードへの変な拘りとか
今の若い子にはさっぱりわからないだろうなぁw
図書カードよかったよね。
高校時代、憧れの先輩の借りた本を読むのが密かな楽しみだった。
その後だれも借りていなくて、先輩の名前のすぐ次に自分の名前が書けるとき
やたらと浮き浮きした。

だけど考古学オタクの先輩だったので
借りている本も「岩宿の発見」とか、遺跡関連の本も多く
たまに借りている小説も私のツボからことごとく外れた本ばかりで
読むのがたいそう苦痛だったw
>>362
なんかわかるw
あと厚みで躊躇する
382名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/19(木) 08:51:47 ID:jSFXb5O80
>>380
教育実習で母校へ行ったとき、まだ自分の名前が残っていて
思い出にひたったわ
図書カードなつかしー
学校の図書室にはたいそうお世話になったけど、いつも同じような本を
借りてるヤツがいた。 リアル耳をすませばw
ただあれと違ってたのは女子高だったってことだww
その子とは後で同じクラスになった時超気が合って、今でもなかよし。
>>306
遅レスだけど本当にありがとう。ひとつ楽しみが増えました。
ああ早く読みたい。
恐竜の本買っちゃった!
カラー写真や絵も満載。
詳しい解説文を読むと、あらためて地球の驚異を実感。
仮にマンションの6〜7階あたりのベランダにいたとして
視線が合うくらいのでかさ…
こんなのもいたんだよね。びっくり
386名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/19(木) 11:26:54 ID:dzxTOA+W0
図書カード、楽しいよね。
今は学校の図書室にも図書カードはないの?

学校繋がりで、佐藤雅彦・編の「教科書に載った小説」面白かった。
自分が教科書で読んだことあるのは2作品のみ掲載。
昔の教科書読みたいけど、全部捨てているorz
教科書も結構面白いアンソロジーだったのかも。
387名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/19(木) 12:40:49 ID:NAUl4fFS0
黒井千次
横断歩道よかったあ
盛田隆二
湾岸ラプソディ同じくよかったあ
図書カード!
以前住んでいた函館市立図書館では現役だったよ
今はどうかわからないけど
図書館も ドラマのロケによく使われるレトロな洋館

現在住んでる所の図書館は 新しい近代的な建物
ここもいいんだけど たまに薄暗くてほんのりかび臭い
函館の図書館に行きたくなる。
荻原浩「ちょいな人々」

犬猫語の翻訳の話と携帯メールを声でやり取りする話がおもしろかった。
夜中に大笑いしたw
>>370
東京バンドワゴン、面白そう。私も読んでみよう
空飛ぶ馬シリーズはもう出ないんだろうし・・・

>>388
函館市、何年か前に広くて明るくて大きくて綺麗な図書館になりましたw
太宰治「斜陽」を図書館でかりてきた。

太宰ってナルシストで自己中でって毛嫌いしてきたんだけど、
女の人の喋り方が上品で今読んでもうっとりする。
女性の話し方だけなら、三島にでてくる女性のしゃべりかたより
好みかも。
三島のほうが知的そうだけど、良くも悪くも太宰のはすいすい読めちゃう。
390さん、情報ありがとう!
私がいる時は計画中だったんだけど 出来たんだ。

これだけではなんなんで
真保裕一 「覇王の番人 上」読んでる。
著者初の歴史大作!ってあるけど 今のところ
だから 何なんだッて感じ


奥様方、挿絵に萎えた経験ありませんか?

光原百合の「遠い約束」
野間美由紀という漫画家が表紙・挿絵を描いてて
激しく読む気が失せる
こっちはラノベ買ったわけじゃねえんだよ!
そのうえ、こちとらそのDQN漫画家が大嫌いなんだよ!

あーあーもう…
挿し絵の入った本て、あんまり知らないなぁ。
しゃばけシリーズは挿し絵で得をしているよね。
>>393
自分もあの表紙はないだろうとは思うけど、内容が好きなので持ってる。
漫画家イラストではなく、普通の装丁というのも変だけど、
デザインとか写真使用のスッキリした装丁が好き。
でも、自分はあまり装丁には拘らない方だとは思う。内容重視。
私にとって挿絵といえば中一弥だ。池波正太郎とのコンビで舐めるように見入っていた。
特に風景を描いた絵が好き。鬼平が歩いた道の土や草の匂いがしそう。
逢坂剛のお父さんで、たしか80オーバーの今も現役。息子の時代物の挿絵を担当している。
若い頃にハマって、その流れで浮世絵好きにもなった。ありがたやw
ラノベだが十二国記は挿絵がはまっていい効果を生んでいると思う。
393ですが
>>395
私も装丁にはこだわらないほうだ
けど、くだんの本は酷すぎないか?www
嫌いな絵だからそう思うんだろうけど

まー中身読めば気にならなくなるだろう
ちょっと吐き出させてもらいました
すまんかった
図書館でアンを借りようとしたら、あまりに挿絵がひどくてゲッとなったことがある。
何冊か借りたけど、本当に本当に登場人物がブサイクすぎて正視できなかった。
ワクワクしながら読み進めているのに、挿絵が目に入って台無しになるので
途中で借りなくなった。どこの出版社かは忘れた。
その後引っ越してから別の図書館でまともなのを借りました。
「小市民シリーズ」は表紙の絵が可愛すぎてwつい買ってしまった。
>>397
同感。
表紙の絵が欲しくて、わざわざのX文庫のほうを買ったw

あと個人的に倉知淳・猫丸シリーズの唐沢なをき挿絵は神。
新刊の装丁はそんなにキニシナイけど、古書展行くと装丁が
気に入って買うこともあるよ。
古本だと、有名な人が装丁した本は値段高くつくのもあるしね。
ある画家のことが気になって調べるうちに、装丁した本を探すようになり
中身の小説は興味ないけど本は買ってしまう、ということもある。

>>396
挿絵といえば昔は岩田専太郎が有名だったね。
遅筆の作家だと本文が間に合わず、「こういう場面でよろしく」と指定があり
作家はどうにかこうにかその絵に合わせて本文を締め切りに間に合わせる、
とかよくある話だったらしい。
更に古くは鏑木清方みたいな大家も挿絵の仕事をしていたよね。
なんて贅沢な挿絵だろう。
>>400
小市民シリーズの挿絵は可愛いよねー。
ラノベになるのかな、梶尾真治の『おもいでエマノン』も表紙買いしたっけ。

一時、創元推理文庫のお気に入りの作家さんたちの表紙が
全て朝倉めぐみさんのイラストだったことがあるw
>>399
赤毛のアンとあしながおじさんの挿絵は新井苑子さんじゃなきゃイヤン
星新一とクリスティは真鍋博でなくては。
カート・ヴォネガットは和田 誠で。

何らかの事情でそれまで統一されてきた装丁が変わってしまうのを
みるのが悲しい。
ちょっと質問させてください。
本を読むのが遅いんですけど
どうしたら速く読めるようになりますか?
みなさんはどうやって読んでますか?
荻原浩の「嘘」を読み終えた。
犯人を追う側に女性がいるのはあまり好まないんだけど
(ただ彩りに添えてあるだけってことが多いから)
この中の女性刑事はよかった。
最後の部分は蛇足かな、と思いつつ読んでいたら
一番最後のセリフでうわっ!となり
なんとなく収まりどころのなかったピースがきっちり片づいた。
前に読んだ「コールドゲーム」は、ふうん、ぐらいの印象だったので
あんまり期待はしていなかった分、かなりおもしろかった。
私も速くはないかな。
ストーリーを追いたいだけじゃなくて
文章そのものや雰囲気も楽しみたいから。

どうでもいいような話はちゃっちゃと片づけ仕事みたいに読んだりもする。
最近では「恐怖のエレベーター」とか「床下仙人」とかw

遅いっていってもどのくらいを遅いって言うんだろう。
たくさん読んで読むという行為になれるしかないような。
そもそも語彙が少ないと読み進めるのが大変だろうけど
興味のあるものからとにかくどんどん読んだら?
>>408
自分がワクテカできる本を読む。
先が知りたいから自然と読むスピードは速くなる。

でも、本当はそういう本ほどもったいないから
じっくりゆっくり読みたいんだけどね。
ほんとうまくいかないもんだ。
図書館で借りた本で印象がよかったりすると、文庫が出たら思わず買ってしまう。
お金に限りがあるから、図書館はありがたい。
挿絵に萎えたというか、フロスト刑事シリーズは表紙絵で
ず〜〜〜っと食わず嫌いしてた。
ここで評判良くて何度も何度も話題に出てくるので、
試しに「クリスマスのフロスト」読んでみたら
登場シーン(マレットの車に…)からして、もうアレでしょ。w

今は作者が亡くなった事を本気で惜しんでいる。
>>409
犯人に迫る側が女単体ならまだしも
主役の添え物的に入って来る場合、明らかに邪魔な事多いよね。
自身の不倫語りだしたり、女側の話になると急にだれだしたりして。
>>413
ジャックはもう、四角い身体でしょぼたれてて、下品だけど目は妙に真面目な、あのビジュアルでしか想像できないw

ずっと昔一度だけ読んだ、幻だった「スフィンクス」(堀田善衞)をやっと入手できて、ちびちび読み始めた。
ヒロインの女性の言葉遣いが、完全な脳内のモノローグ=中性的
つい口に出たひとりごと=親父臭いほどボーイッシュ
友人と会話=適度に女らしくはしゃいでて、適度にボーイッシュ
おっさんとビジネス会話=女らしく他人行儀
好意をもってる男性と会話=中性的
って書き分けられてて、なんだかちょっと感心した。

あれだけ再読したいと思ってた話の筋は完全に忘れてて…すごく新鮮です……○| ̄|_
面白いから得したと思っておく……
>>409
「噂」だよね?
それ読んでない!とワクテカして図書館のDB検索してしまった。
>>407
『猫のゆりかご』とてもよかった。翻訳もよかった。ヘンテコな
ふわふわした話なのに、読んでるあいだは違和感がなかった。

旦那がSF好きでいろいろ薦めてくるけど、たいていは3行で挫折。
だから和田誠装釘の他のヴォネガット本は読み通していませんorz

>>408
なんで速く読みたいの? おもしろいなーと思いながら読んでいて
残りページが少なくなるとすごく淋しい。
そういう本は頭のなかで音にしながら読んでる。
1時間に50ページくらいかな?

学生時代のレポート課題の本とか、
実用書っぽいのとか、
日本語が気に入らない翻訳物とかは
目だけでテキトーに飛ばしながら読んでる。
理解するのに時間のかかる文があったりするから
あまり速くないと思う。
>>416
うはー、ごめんなさい。読み返したのに全然気が付かなかった
そうです「噂」です。なんでだよ私

関係ないけど、外すごい雪景色。
荻原浩は「噂」の最後の一行もすごいけど
「愛しの座敷わらし」の最後の一行は全く別の意味ですごい。
心がほっこり温まったよ。
>>413,415
フロストはピーター・フォーク演じる刑事コロンボの姿に変換されてしまう。
しかも、三頭身ぐらいにデフォルメされて。
フロストシリーズを読書しながらコロンボを頭の中で散々動き回らせたあとで
この表紙をみると、あら!?な気分になる。

あと未翻訳本が2冊しかないと思うと、フロスト気質に今手を出すのが
もったなくてしょうがない。
>>420
わたしもフロストはコロンボになってる。
それにプラスで古谷一行の金田一も混じり頭かきむしってるイメージ。
422名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/20(金) 10:21:47 ID:Doa1WUVh0
さし絵ではないけれど、表紙の天野喜孝にひかれて、
「女帝 わが名は則天武后」を読んだ。

面白かった。どこかファンタジックでタニス・リーの異次元感みたい
なものがあって、それでいて史実の中におさまっている。

でも、則天武后の名前は覚えているんだけれど、中国唯一の女帝って
いうことがすっぽりと抜け落ちていたわ
「犬神家の一族」ってどのくらい怖いですか?
読んでみたいけど怖すぎたらどうしようと、本屋で手に取ったり置いたりを
もう何度も繰り返している。
「リング」が精一杯の人間にはどうですか。

「いぬがみけ」を変換したら「犬がミケ」になってちょっと笑った
リングのほうが怖いよ
リングはホラー
犬神家はミステリ
比較対象としてヘンといえばヘン
現実的に人が人を殺すという行為、その感情が怖いなら怖いかも
>>424
おっしゃるとおり。
私は横溝大好きなんだけど、怖いものが読みたいというときには
選択肢に入らないな。
殺人と、昔の日本の陰気な村とそこの人々の気味悪さが怖いと
思える人には怖い。
怖い怖いと先入観もって読んで・・・怖いのか?
怖い小説だよ、なんて教えてもらったら、多分怖さ半分で損した気分になりそうだ。
横溝は映画のイメージで、おどろおどろの血飛沫ビシャー!みたいに思われてること多いけど
実際はそれほど生々しい描写はないよ。
424奥様の言うとおり、ホラーじゃないから怖がらせるための文章とは全然違う。
普通のミステリと変わらないよ〜、昔の角川文庫の表紙以外はw
>>823です。レスありがとうございました

小学生の頃テレビでチラっと見て以来、
私の中では怖くて近づいては行けないもの認定でした>犬神家と八墓村

ジャンルは気にしたことがなかった。
そうかホラーじゃないか。そりゃそうだ、納得しました。
怖いのを求めているのではないので
「怖いよ」って言われて肩すかし喰らう方がいいな。
読んでみることにします。
表紙が荒木飛呂彦版「伊豆のジョジョリ子」はフイタwww
この年になって初めて「チボー家」を手に取ったよ。
気にはなっていたけど冊数が結構あるから買うのも場所の
都合で迷ってた。こういうとき図書館って重宝するね〜。
>>430
うん。うちの図書館(に預けてある・他人にも貸し出しおk)だと思っている。
図書館のいいところって、昔の名作、純文学とか読めるとこですよね。

ところで、ここの奥様的には、芥川賞の「ライムポトスの舟」ってどうなんですか?
私は、なんか懐かしい感じを受けました。
奇をてらってるわけでもなく、清清しいというか。
434名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/20(金) 17:03:31 ID:Doa1WUVh0
>>425
>昔の日本の陰気な村とそこの人々の気味悪さが怖いと
それならやはり、ぼっけぇ、きょうてぇ、では?
ちょっとちがうか
435名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/20(金) 17:13:49 ID:5JffFWmS0
432>>ライムポトスは図書館で借りて読めばよかった
結構、期待して読んだけどダメだった
津村記久子って、ジュンブンを装っているから気がつきにくいけど、
「頑張っている健気な自分」が前提としてあって、で、「自分を阻害する」悪役が必ず登場する。
キャンディキャンディの構図だ。
芥川賞をとった作品は、主人公ひとりが健気で、周囲の人(特に既婚者の友人)がプチ悪者になっている。
そこんところが、なんか違和感あるんだよ。
いっそのこと、エンタメで大々的にキャンディキャンディみたいなヤツをやってくれればいいものを。
437名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/20(金) 17:39:14 ID:TZiXAIzz0
また、嫉妬が始まりました。w
ここの人たちは、選考委員の先生よりも
見る目があるそうです。
嫉妬?
つか、ここの人たちが、なにに嫉妬するんだ?
辻まことの「虫類図譜」を参考に自分で考えた虫類図譜を誰か作っていただけないでしょうか・・・
440名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/20(金) 18:25:25 ID:zNA579XqO
2dhですら、存在感のないおまえより、いい罠
dh 指名打者ですか
親指が滑ってしまいましたね
>>434
犬神家に聞かれたから答えてる>>425
「それならやはり」と別の作品を言う意味がわからない
表紙の話と怖い話とを勝手に脳内変換して、
浮かんだのはクライブ・バーカーw

犬神系とは全く無関係だけど。
あの人の昔の顔もなんか怖い。ポール・マッカートニーに似てるんだが。
表紙が怖いので本棚の奥に隠してある。
>>393
あー、あれは酷かった。
いまどきあんな男子大学生いないよっていう風体w
軽く営業妨害の表紙だと思う。
が、野間美由紀のぱずるげーむはいすくーるは昔ハマった。
表紙で思い出したけど、「風が強く吹いている」の表紙+裏表紙、
よく見ると面白いねー。
庄野潤三さんの老年に入ってからの家族のことを書いたエッセイ風の小説が、
次男の嫁が気が利いて、長男の嫁が気が利かないかんじで読んでいてつらい。
(比較するとで、どちらもできたお嫁さんではあると思うけど)
もちろん庄野さんはお嫁さんの悪口を書いたりしているわけじゃないんだけど、
読んでいると、何かわかっちゃうんだよね。
次男のお嫁さんのほうが気に入ってるんだろうなって。
気が利かない長男の嫁に似ている自分はつらい。
もちろんこの人よりずっと気が利かないんだけど。
庄野さんの長男に子どもができるまではそうでもなかったんだけどな。
>>446
あの表紙は面白かった。
絵柄も良かったし。
>>447
私は逆だと思ってた。あつ子ちゃんのほうが気に入りなのかなって。
あつ子ちゃんは本の感想書いた手紙も引用されてるし、後半にはミサヲちゃんの
具体的なエピソードはほとんど出てこないから。

前半は初めて女の孫が出来て嬉しい老夫婦(特に妻)が暴走しちゃうあたりが
興味深くて、ミサヲちゃんは大変だったろうな〜と思う。
ミサヲちゃんがフーちゃん連れて実家に帰ったら「無断で実家に帰らないで
一言こっちに連絡してからにして」って注文つける舅姑って……
次男夫婦が隣の駅の家に引っ越したのは老夫婦の干渉から少しでも
離れたいからかなあ……と邪推までしてしまった。

長男夫婦も「10年子供が出来なくてやっと恵まれた」何回も書かれて
あつ子ちゃん辛くなかったのかなって。
息子たちも「きびしい住宅ローンを抱えて普段は発泡酒しか飲めない息子たち。
ビールを持たせるとすごく喜ぶ」というエピソード連発しすぎでカワイソス。

さらに長女の三男は勤めていたレストランが倒産して、和食の店でバイト
してるのに「いい年なんだからちゃんとした仕事につけ」と手紙を送り、
ヒルトンに勤める息子と比較したりするし、作品全体では好きだけど
坊ちゃん育ちの浮世離れした作家のトンデモっぷりにちょっとニラニラしてしまう。
表紙、漫画絵だけは勘弁して欲しい
買う気が失せる
挿絵はイラネ
↑ 自分も!
萩尾望都好きなんだけど、彼女の挿画はいただけない…
>>447>>449
どちらの感想も頷けるわ。
庄野さんのエッセイは好きだけど、自分の舅が例えブログでも
「長男のよめが〜した、孫がこんな手紙くれた、良い手紙だった、ありがとう」
とか書いていたら腹立つだろうな。
舅やその向うの見ている人間に対して自分の印象を良くする為に
精一杯顔だして気を使って良い子ぶったり、子に「手紙だしなさいよ」とかやりそうだけど
それも延々10何年続くと思えば…
453名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/21(土) 11:33:20 ID:N5lL+Yd30
どなたか、恒川光太郎の2冊目の本、読んだ方いらっしゃいませんか?
「雷の季節〜」とかいうタイトルだったと思うんですが…。
「秋の牢獄」がイマイチだったので買うべきか悩んでる…。
長嶋有の高野文子はぴったりだと思う。
ほかの表紙が考えられない。
まあ、高野文子は、漫画家だけど漫画絵とは言わないか。
高野文子は誰に描いても「いい」という感じがする
北村薫の円紫シリーズも新妻千秋シリーズも、
高野文子だったから良さが何倍にも増幅した気もする
表紙絵と言えばキング=藤田新策、最初はよかったんだけど、
なんか段々雑になってきてる気がする。
キングはマーク・ライデンが描いた、
ハードカバー版デスペレーション/レギュレイターズが好きだったんだけど、
これも文庫化で藤田新策になっちゃったんだよな。残念。
漫画スキーだし、漫画家が小説家に劣るとも思ってないけど、
小説の表紙が漫画だととたんに萎える。
挿絵なんて入ってたら我慢できない。
○浜市立図書館は場所柄、来館者の多くがホームレス。
館内には悪臭が漂い、閲覧用の椅子は彼らの昼寝用に占領されています。
彼らが触った本を手に取るのは、ためらってしまいますし、
うっかり本に熱中しようものなら、手荷物が彼らの視線に曝されます。
そういえば職員さんもみなマスク着用。
「インフルエンザ予防のため」との掲示がありますが…

>>452
そういう心理的負担を考えると椎名誠の息子とか娘は小さい頃から逐一世間に
言動を公表されてカワイソス。林真理子は作家としてはいろいろアレだけど娘(だよね?)の
話を一切ネタにしないのはエライと思う。

雫井脩介「犯人に告ぐ」今読んでるところだけど面白い。先にうっかり「クローズドノート」を
読んでしまったので幅の広さに感心する。
>>459
私と同じ順番だ>クローズドノート→犯人に告ぐ
そのあと文庫になっているのを全部読んだ。

いましがた荻原浩の「愛しの座敷わらし」を読み終えた。
この人も幅広いね。そして読ませるのがうまい。
愛しの座敷わらし、良かったね。
ちょっと泣けた。

斉藤美奈子の「趣味は読書」、面白いっていうから読んだけど、
何じゃこりゃ?おめーが薄いんじゃ、と思ってしまった。
批判のための批判というか、納得いくものが少なかった(3冊くらい)。

「冷静と情熱の間」については禿げ上がるほど同意した。
私も今「趣味は読書。」図書館で借りて読んでるところ。
元々は平凡社のPR誌に書いたもので、読者層を考えると
まーこの程度なのかなって気もする。
リアルタイムで読んでたらもっと面白かったのかも。
数年前のベストセラーでもかなり昔に感じるもんなー。

冷静と情熱のあいだの項は同じくワロタ。

斉藤作品はこれが初めてなんだけど、次は「読者は踊る」か
男性誌レビューのやつか、どっちにしよう。
463名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/21(土) 20:09:38 ID:qevmvVE7O
奥田秀朗のガール読了。
奥田ファンだけど、今はもう働いていない身としては読むのが少し辛い作品だった。
色々ありながらも自立して前向きに生きている彼女たちが今の自分には眩しすぎた。
昔だったら思い切り共感しただろうな。
会社を辞めずに今でも頑張っていたら・・と別の人生を想像してしまった。
はあ〜、何か始めよ。
464名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/21(土) 20:10:50 ID:qevmvVE7O
×秀朗
○英朗
でした。
>>458
うちは東京ニ三区内だけど、ホームレスが多いよ。近所の小さい図書館は、1Fが
一般・実用書・雑誌&児童書、閲覧用イス。2Fが専門・学術書&自習室なんだが、
2Fから1Fに下りてくると、空気が違う。臭い。閲覧用イスで、ホームレスが本
を片手に居眠りしている。(手ブラで眠っていると、追い出されるから)

区の方にも苦情がかなり行っているらしく、区議会でも問題になったけど、ブサヨ系
議員や人権団体が「差別だ人権侵害だ、憲法違反だフジコフジコ」と反対し、警備員を置く
案は否決されたよ。(図書館の司書は女性が多いので、男性ホームレスに対抗するには、
警備員を置かなきゃ…なのに)

この間借りた本なんかは、ホームレスの臭いがこびりついていて、結局読めなかったよ。
どうして、税金はらっている人間が、税金払わない人間のせいで不利益を被るのよ。
図書館カードを持っていないと入館できない程度のルールでもあったらいいのにね。
たぶん、ホームレスだったら図書館カードを作ってどうのこうのって聞いただけで、
めんどくさがって入らない気がするし。
てか、ホームレスもそうなんだけど、
どこのどいつが触ったのか分からない本は、やっぱり家にもって帰りたくないよ。
布団の中になんて、もってのほか。
昔は平気だったんけど、ページの間に無数の小さな虫が蠢いているのやら、
変なシミ(あきらかに、鼻○ソ。鼻毛つき)を発見してから、
ものすごく神経質になったw
今では、図書館である程度試読してみて、よかったら実際に購入する、
という形で利用するのみ
>>465 豊島区?
一昔前、この区のとある図書館に行ったらすごくホームレス臭くてびっくりした。
隣り合ってる新宿区や文京区の図書館はそんなことなかったのに…。
都内の図書館本は、わりときれいだと思う。
千葉にいたときは最悪だった。(ハエと蚊のサンドイッチ)
もう、それ以来図書館の本は、本当に切羽詰ったときしか借りない。
新刊本の類は、ジュンク堂やリブロで椅子に座って読めるし、
それで気に入ったら買っちゃう。
図書館本で、うちのヌコが執拗に匂いを嗅ぐ本とそうでない本がある
471名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/21(土) 23:39:30 ID:/AS/PGSs0
ガール、私も退職直後に読んだらちょっと鬱になったよw>463

>453
「雷の季節の終わりに」かな?私は面白いと思ったよ。
最新作の「草祭り」もなかなかでした。確かに秋の〜はいまいちでしたが。
>>469
見た目がきれいでも、指先ベロベロなめてページめくる人って
すっごく多いから(特に年配)、そんなことを考えるととても
家に持ち帰って読む気にはなれないね。

それ言い出したら本屋の本でも
つば捲り平気でやる人は多々いる。
折れ栞したり。
まあその、図書館を利用しない主義の人はそれでいいじゃないっすか
憎憎しいのはわかるけど、あまり細かいディティールをここで書きつけなくても・・・
ごめんごめん、話題変えます。


前のレスで、タイトルや作者の名前で読まず嫌いをしていたけど
読んでみたら面白かった、という話があった。
で、私の場合、車谷長吉という名前に抵抗があってなんとなく避けていたんだけど
ここで車谷長吉がおもしろかった、という書き込みをチラホラ見かけたので
先日読んでみた。
すると〜、とってもおもしろくてノンストップで一気に読めてしまった。
やっぱり、名前で読まず嫌いをするのはもったいないなぁと実感したのだった。



うん、車谷の赤目なんとか心中未遂は、何度も読んでるけど
タイトルが好きじゃない。仰々しいかんじも嫌いだし、あっちに土地勘なくてイメージ薄いし
でも、凄く面白いよね。
土地勘で思い出したが、
東京の地名でどこからどこへ移動してどうこう、とかって
地方在住の自分にはわからないけど、別にそれはそれで仕方ないと思うし
普段は特に何も思わないけど、
この間、当地が舞台の小説で、ハッキリ「距離感」の表現で
○○まで自転車で行けたら、いやそれは無理だからせめて△△まで、
みたいな感じの表記があって、それは、その地名がわからないと
○○はありえないほど遠いが、△△も結構遠いけどまあないではない、
ということが伝わらないわけだけど(そしてその地名は全くメジャーではない)
ああいうのって、どんなもんだろうなあ
伝わらなければ意味がないようにも思うんだけど・・・
478名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/22(日) 02:19:49 ID:AD6vovFqO
黒川博行おもしろいんだけど、周りに読んでる人いない

関西人じゃないとダメなんかな
>>478
関東人読者いますよw
大阪言葉の会話がテンポよくて楽しい。なぜか女性作家だとゲンナリするんだけど。
>>477
私はそういうのは結構「ふーん、そうなんだ」で済ませてしまうわ。
よほど地名に意味がありそうorむしょうに気になった場合、地図を出してきて位置確認。
全然行くこともない関西の道路地図を買ったりして、既にマーカーだらけですw
最近はネットの地図が充実してるので、む!と思ったらおもむろにPC起動。
主に読むのが家の中だからできることですが。
>>477 ああ、「年下の男の子」では場所のチョイスが秀逸だと思った。
職場が東池袋で、でも池袋駅の向こう側のことはよく分からないとか、
ご飯食べるのに慣れない有楽町行って、とか。
主人公のマンションのある場所も絶妙で、
それくらいの移動距離でこういう流れにもなったらそれは…
とかいろいろ思わせるリアルさがあった。
482名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/22(日) 11:19:22 ID:N14QdTYJ0
>>481
自分も練馬区に住んでいて昔池袋近辺で仕事してたので
あの小説の地名は凄くしっくりきた。でもよそのエリアの人が
読んだら(首都圏の人でも)ニュアンスまでは分からないだろうな、
と思った。まあ、あの小説はそのへんさっぴいても意外と普通の
会社にいそうな男女の話で面白かったけど。
483名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/22(日) 11:48:29 ID:tvGUeefyO
>>478
黒川さん好きだわ
そして、>>477の話題に乗っかるけど、黒川さんの本にうちの地元が出てきて、その辺りを思い浮かべ
ながら読んでたんだけど、そこは方向が逆では???とかどうも気になって仕方なかった
私のような性格ではそういうことに変にこだわっちゃってだめね〜

名前でなんとなく敬遠してたのは貫井徳郎
最近急にハマっちゃって次々に読んでる
久しぶりに石田衣良を読んだ。『40』
池袋ウエストゲートパークも3冊目でおなかいっぱいになっていたんだけど
今度は年代が近い主人公だからいいかな、と手に取った。
人生の折り返し地点の悲哀を書いているけれど、
なんかこう上っ面だけの印象だった。

私は「そんなにうまくいくわけないよ」って話や
安っぽいめでたしめでたし的な話は結構好きなのに
この話はなんで受け入れがたいんだろう。
著者の俺は成功してるんだぜオーラがどっかから滲みでているんだろうか。
チェスをテーマにした作品が好きで小川洋子の「猫を抱いて象と泳ぐ」を読んだ。
この人の作風は疲れるんだけど、読んで後悔はしない作品だった。
映画の「ボビー・フィッシャーを探して」と雰囲気が似てるかも。

次に読んだのが荻原規子の「レッドデータガール」
もともと好きな作家だから一気に読んだし面白かったけど、
これは一歩間違うと平井和正の「地球樹の女神」の設定に被りそうでドキドキした。
池袋ウエストゲートパークは、
シリーズが進むごとに読みやすくなった印象はあるよ。
>>477
もう忘れちゃったんだけど、札幌が舞台の小説で
トンチンカンなのばかりだったの思い出した。
○○から○○まで地下鉄で〜とか書いてあるけどそこ地下鉄走ってなかったり
20分で着いたと描写があるんだけど、実際1時間以上かかるようなとこだったり。
ちょっとげんなりした後で、ノンフィクション読んだらそっちはさすがにピッタリ合ってて。

今、北森鴻のかなりやシリーズ読んでるんだけど、
近所が舞台なので、ビアバーに凄く行きたくなってくる。
そして1人でバーに通ってそこで出会う人と親しくなってみたいという欲求が。
実際そんなことあんまりないんだろうけど・・。
488名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/22(日) 16:49:48 ID:CcLI1Oa50
>>484
『40』 について私も同意
中年の挫折感までは納得できるんだけれど、最後の大団円へがとんとん
拍子過ぎてね。
売れっ子で一作ずつが軽く書き流されている感じがする
489名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/22(日) 16:51:29 ID:CcLI1Oa50
>>487
夢のビアバーだよ
度数の違うビールを用意という店もしらない
せめて、そういう店に行ってみたい気がする。
>>489
なんか気になって北森鴻のHP見たら
参考にしているバーがリンクされててビールも豊富そうだった。
ベルギービール好きなのでいろいろ揃ってたら嬉しいんだけど
1人で行きたい雰囲気でもなさそうなんだよなぁ。
ものすごく今さらなニュースだけど、村上春樹のエルサレム賞記念講演でガザ攻撃を批判
今朝ニュースで映像見た。
村上春樹って、政治発言を公の場でする人だったんだね。知らんかった。

翻訳家としても活躍してるのに、喋りは上手くないんだね。英語というより、スピーチが苦手なのかな。
折角、英語でスピーチしたけど、下にテロップつけないと分からないのではないかしら。
(昔と比べてかなり老けてたのもショックでした)

ttp://www.asahi.com/culture/update/0216/TKY200902160022.html
結構地名がリアルな感じ好きです
宮部みゆき「理由」や桐野夏生「OUT」天童新太「永遠のコ」
もワクワクしたな
ベストセラーでヘビーなんばっかだな…

>>491
> 翻訳家としても活躍してるのに、喋りは上手くないんだね。

翻訳家とスピーチのうまさに相関性はないんじゃ・・・
それに、翻訳に英語のスピーキング力は要求されないはずだし。
札幌の街が舞台と言えば東直己だな。
翻訳サスペンス(読んだことないけど)好きな作家なんだろうと推測。ちょとクサイw
神奈川県の小田急沿線なので庄野潤三の
夕べの雲、その後の老夫婦ものが地名や駅名を身近に感じる。
でも生田駅は下車したことないから、著者の家周辺は分からないけど。

森茉莉の随筆も出てくる地名を地図で調べたりしたことある。

関西方面はよく分からないのでつい敬遠してしまう。
>>491
村上春樹は、英語ペラペラだと思われるけど違うから困る…みたいなこと前に書いてたね。
491の写真では微妙な感じだけど、ニュースで見た時は
声がいいし、顔も好きなタイプwでワクワクしたわ。
今も走っているんだろうね。まだまだがんばって欲しい。
村上春樹、なまりはひどいけど、言っていることに内容があるから
聞き手が必死で聞き取ろうとついてくるし、あれでいいと思ったな。
米人の言い回しとかはやり言葉を「モノマネ」することが「ペラペラ」と勘違いされることが
多いように思うよ。
>496
それで思い出したけど、作品を一人称僕で書くせいで、
僕=作者と思われてしまい、料理が上手だと誤解されることがあって困ると言ってたな。
実際はパスタなんかゆでたことないとか。
え、でも主夫をやってますって時期あったんじゃなかったっけ
豆腐屋で奴かってくるくらいだったのか?
地名の話に便乗。
東京の地名が出て「渋谷」といわれても全然ピンとこないんだけど、
どういう場所なのか大事な部分なのに、なんの説明もなく話が進められているとイラっとする。
ちょっと陳腐な例でスマンだけど「渋谷の街に行くと、いつものように
若者でごったがえしていた」なんてあれば渋谷=若者の街と一発でわかる。
480さんのように調べればいいのかもしれないけど、一旦そこで止まって話がテンポ悪く感じちゃう。
>>499
週刊朝日のエッセイで読んだな>村上春樹の主夫時代
奥さんの帰りをご飯作って猫と一緒に待ってたんだよね。
だから料理の描写が細かくて美味しそうなんだと思ってた。
日本国内ならある程度想像で補えるけど
海外が舞台だと訳判らなすぎて敬遠してしまう。
単位も違うし、人名も耳慣れないしで益々読まない。

日本国内でも、やたら地名やら観光名所やらみやげ物やら押し出してくるのは
税金対策ぽくてモヤモヤするw
>>502
地名と人名が混ざって困るw
自分カタカナに弱すぎ。
>>496-498
私の上司が村上春樹にそっくり(一見、ボーっとして見える系)でよく間違えられてる。
意外とよくある顔なのかねぇ。
イスラエルであの種のメッセージを送るなんて漢だね。
村上春樹って料理できない、料理しない人なのか。吃驚。
お料理の描写が上手いし、読んでてお腹すくんだけど。
あくまでも文才なのですかね。
村上、ペレス大統領やエルサレム市長を目の前にして
あのスピーチをしたらしい。漢だわあ。
村上春樹はアメリカの大学で教鞭をとっていたし、伝達能力さえあれば訛っていてもいいじゃあるまいか。
何より、あの場であの内容を話すという事が凄いよ。
まだまだ頑張って欲しいに同意。

このスレ春樹好き奥様多いね。
春樹の話題が出ると、私はこんなに春樹の事を
知ってる自慢が始まり、毎回同じ話題でマンネリ。
いい加減、春樹スレでやってほしいよ。
>>477
それ、ポトスライムの舟?
奈良在住の主人公が、上本町まで自転車で行けるようになりたい、
それは無理でもせめて生駒まで、ってとこがあったような。
確かに、他の地域の人には、奈良から上本町がべらぼうな距離で
無理だけど大きなことを言ってる、という雰囲気はわからないよね。
>>507は他の作家の時は何とも思わないのかしら。
>>509
あなた、このスレ何冊目?最近の人?
ずっといる人なら解ると思うけどね。
あと、林真理子語る人と、赤毛のアンを語る人も、
春樹語り好きな人とかぶってると思うよ。
しつこさが似てるから。
>>502
耳慣れない人名で困るといえば、名前なのか姓なのか分からない上に、
名前をだけでは男か女かわかりづらいこと。
男だと思って読みすすめてたら女だったとか、ちょっとショックを受ける。
さらに、場面によって愛称で呼ばれてたりする話は混乱する。
巻頭に主要登場人物一覧で愛称その他説明があるとまだましなんだけど。
>>507
春樹はこの前ニュースになったし、単行本が売れてるし
この程度の話題が続くのはなんとも思わない。真梨なんとかのときは
自分も内心うざー(1冊読んだけどつまんなかったし←これは
好みの問題だけど)と思うけど。
>>510
1人の作家については何レスまでという規定があるわけじゃなし
自分が興味なかったらスルーすりゃいいだけでしょ
林真理子と村上春樹と赤毛のアンが好きって読者がいたらすげーな。
アンはともかく林と村上は両立しなさそう。
自分の好きな作家はつい語りたくなっちゃうから、
この3人の愛読者が一緒に見えるのかもしれないが。

>>510の好きな作家のことも教えてよ。
>>507
みたいなことを書くならネタをふれ、と思う。
新装版の出たグリーン・ノウのシリーズを再読中です。
子どもの時とは少し違って、繊細なタッチの描写にどきどきする。
昔よりイギリスの歴史に詳しくなったせいか、背景も分かっておもしろいなあ。
「吉野北高校図書委員会」
ダヴィンチで知って購入。
最初その素人くささ、ありがちな設定(少女漫画っぽい)に
読んでるこっちが赤面しそうだったけど、
なぜか次第に心地よくなってきて安心して読み終え
ちょっと懐かしい気分に浸った。
しかし堀北真希に解説させるって、なんだそれ。
これはむしろ、遠い昔女子高生だったことがそう言えばあったっけ
というおばさん受けする話なのではと思った。
現に高1の本好き娘より、私の方が気に入ったようだ。
>>515
まったくだ。
私はあれで途切れてくれて、正直ほっとしている。
NGにすりゃいいと…
ちなみに村上春樹は一冊しか読んだことなく、なんか私に合わない。

大金持ちがでる小説をどなたか教えてください。
『富豪刑事』級のお金持ち希望です。
翻訳ものでもオーケーです。
>>516
『グリーン・ノウ』シリーズ、私も大好きだ!
林望がボストン夫人のマナハウスに下宿していたと知って(『イギリスは愉快だ』)
驚いて再読したです。
>>520
「ローズ・ウォーターさん あなたに神のお恵みを」カート・ヴォネガット
「華麗なる一族」山崎豊子
>>520
超金持ちで思いついたのが「イヴ&ローク」しかなかった…
近未来モノで翻訳、しかも所謂ロマンス小説なのでオススメはしない
私は好きだが
なんというかたまにロマンス系小説読みたくなるんだよね
安心甘々なやつが
欲求不満なの?とか笑われる事もあるけどね
獅子文六『但馬太郎治伝』(講談社文芸文庫)はどうかな。
いかにも小説じゃないけど。

1930年代の巴里でパトロンとなり豪華な日本館を私費で建て勲章ももらった
日本人の話なんだけど、巴里でも日本でも作者の住んだところが彼のゆかりの地で
気になって彼のことを調べることになり……って話。

作品名では名前を変えてありますが薩摩治郎八という人がモデルです。
>459 >460
>先にうっかりクローズドノート
笑ったw
でも、「クローズドノート」読んで放り投げずに「犯人に告ぐ」読んでくれてよかった
私も「犯人に告ぐ」大好きで^^

前に話題にでてた「幸福の25セント硬貨」スティーヴンキング買いました。
「グリーンマイル」を映画で見て、「It」は途中で挫折したけど
本の題名からきっと感動物語に違いない・・と思ってたんですけど・・・
この人ホラーで有名な方だったんですねぇ
全然しらなかったw
つまらないし退屈だしなにを表現したいのかさっぱりわからず短編を2作読んだあと
真夜中0時お風呂に移動して「ウィルスは北に向かう」?だったかな・・
それを読んで初めてホラーだってことに気がついた(涙
心霊写真でもホームビデオでも割と平気で見るタイプなんですけど
これは超こわかった
お風呂で何度「あたため」押しても寒くて、しかもまだ洗髪すらしてなくて
トラウマになりそうなくらい恐ろしかった><

本を捨てて来たかったけど追いかけてきたらどうしようって持って帰ってきたょ(´;ェ;`)
すごいトラウマw
>>525
> この人ホラーで有名な方だったんですねぇ

そんな人がいることに驚いた。

自分はスティーブン・キング=ホラー作家、いや、
ホラーしか書かない人だと思い込んでたから、スタンド・バイ・ミーの
ような青春映画の原作を書いてることに違和感があった。
>>516
自分の場合、英国史を知ってから
より楽しく読めるようになったのは、アトリーの『時の旅人』だわ。
物語の筋も好きなんだけど、昔のイギリスの人たちが
しっかり手仕事をしながら丁寧に暮らしている描写が好き。

そして私はグリーン・ノウのシリーズを読んだことがないので、
是非読んでみたいと思います!
イギリスの児童文学好きだー。
図書館で予約順番待ちをしていた伊坂幸太郎「モダンタイムス」を読み始めている。
先入観なしで楽しみたいと思って、ここでの評はスルーしてきた。
まだ十数ページなんだけど、すんごく面白い。ベッドに入る時間が待ち遠しいw
大金持ちが誘拐される「大誘拐」は愉快だ。
530名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/23(月) 19:58:36 ID:PV0n0y+90
>>529
誘拐されたばあちゃんが仕切るやつだっけ?
そうそう。大誘拐面白いよね!

有閑倶楽部でのあまりのパクリにくらくらした。
設定ばかりか使うものまでほぼ同じとは・・・
>>528
伊坂幸太郎にも、すんごい面白い作品があるのか
読んでみようかな、印象かわるかな。
でも、最後で肩すかし喰らうこと多くない?
最後まで面白かったらまた教えてください。
>>522
そう、わたしも嫉妬に狂いました。
おのれ〜林望の分際で〜w

>>526
わたしにとっては永遠に
「ファイアー・スターター」「デッドゾーン」のひと。

>>527
わたしはその「時の旅人」を読んでません!
言われて読んでないの思い出した。
図書館行ってみよう。
恩田陸の「ブラザー・サン シスタームーン」
目がすべりまくって「ふーん」という感想しか残らなかった
>>533
多分521の私にレスくれてると思いますが、爆笑&同意でございますわ奥様w

イギリスが舞台のものでよかったのは『大聖堂』、これは12、3世紀のイギリス。
上中下の文庫本を、睡眠削って読みふけりました。超面白い。
ミステリだったらアン・ペリー『見知らぬ顔』、19世紀ロンドン。
階級社会がくっきり描かれていて面白いです。『五輪の薔薇』も19世紀かな。
勿論、『時の旅人』も大好きです。
>>532
いやー、まぁあれだけど、とりあえず「ゴールデンスランバー」は読んだ?
「ゴールデンスランバー」→面白いなら「モダンタイムス」もいける可能性はあるかも。
「ゴールデンスランバー」→ダメなら「モダンタイムス」はたぶん辛い。

ちなみに私は「ゴールデンスランバー」→面白くて
「モダンタイムス」→そうでもない、だったけどw
>>536
残念、読んでない。
「オーデュボンの祈り」「重力ピエロ」「魔王」のみ。
外ればっかり選んでるのか、私?

私は、「重力ピエロ」→つまらない。文章が気取ってて苦手。読むのが苦痛だった。で
「アヒルと鴨のコインロッカー」→気取ってる文章がこの話の世界観を作ってる、どんでん返しがあって最後まで気になってどんどん読み進めた。
んだけど、ゴールデンスランバーが予約待ちだ。どうなんだ、私も。
>>535

わ〜アンカーミスです
ごめん

大聖堂は読んだ!
あとは未読です!
全部聞いたことある本なので、参考にさせていただくわ。

イギリス舞台もので好きなのは、
アーサー・ランサム
フィリパ・ピアス
ローズマリ・サトクリフ
児童文学がやっぱり導入でしょうか。

修道士カドフェルとかフロストとか思い出のマーニーとか
イギリス舞台ものはなんか矢鱈めったら読んでいる気はする。
カドフェルは読むと安心できるシリーズだ。
ずっと食わず嫌いで避けてきた桐野夏生「OUT」のハードカバーが105円だったので今更読んだ。
ぐいぐい読まされてしまったが、単純労働の現在のパートへの勤労意欲が失せていく。
気分を代えるために三浦しをん「三四郎はそれから門を出た」を読んだ。
やはり、細切れ書評は物足りないかな。

CSでやってる昔の古谷金田一シリーズU「夜歩く」
出演者が濃くて鼻血出そうだ。何回か読んでるけど又、読みたくなったよ。
ハンブンジャク・谷隼人・村井国夫・岸田森と凄すぎるメンツ。
>540
今更桐野夏生といえば、こないだグロテスクを読んだよ。
OUTとは別の意味で気分が悪くなった。
桐野夏生って、女の嫌らしいところの描写が容赦ないね。

「三四郎はそれから門を出た」って初めて耳にしたけど、
タイトルがツボw
イギリスと言えば「時の娘」が好きで、歴史に対する考え方とか影響を受けた。
けどその反動でシェイクスピアの「リチャード3世」の映画とか舞台が全く楽しめなくなって
なんて単純な自分、と思う。あれはあれで創作と割り切ってみたら面白いのに。
伊阪のラッシュライフはつまんなかった
>>537
はずれとは言わないけど、それは伊坂幸太郎のなかでは癖のある3作だと思う。
>>538
「重力ピエロ」苦手で「アヒル」好きなら「ゴールデンスランバー」は気に入る
可能性高い予感。
伊坂作、自分は「ラッシュライフ」面白かった。
「砂漠」も好き。作中で興味を惹かれて「人間の土地」も読んだ。
「ゴールデンスランバー」もまあまあ好き。

今「デカルトの密室/瀬名秀明」読んでる。
物理さっぱりだけど、楽しく読んでます。
桐野夏生、最近読んだばかりだ。「柔らかな頬」を昨日読み終えた。
かなり衝撃だったな。密林レビュー見ると終わり方に衝撃受けてる人も多いんだけど
そんなんじゃなくて、主人公のあまりの自分勝手さとか幼稚な考え方とか。
いなくなった子供を捜すためにもう一人の子供は放ったらかしなうえ
「こっちがいなくなればこんなに探さなかった」みたいなことを思うのがショックだった。
更に主人公の不倫相手だった男もいなくなった子供の事だけを「可愛い子だった」
と回想し「いなくなったのがもう一人の子供なら良かったのに。
それか自分の子供だったら主人公と別れずに済んだ」みたいなことを思うのが
なんて自分勝手で汚く酷い人間共なんだろう?と憤りを感じた。
主人公が「子供に対する愛情には差があるの」みたいなことを言ってたけど
この考え方って普通?自分はまだ子供が1人しかいないんだけど
2人3人と産んだら愛情に差が出てくるんだろうか?
>>546
普通じゃない女を描くのが桐野。大好きだ。
グロテスクが楽しみすぎて数年前に手に入れたのにまだ読んでない
どちらがより可愛いか、ではなく
それぞれ可愛さが違うとは感じる私は、娘ふたり持ち。
これが男女だったらどうなのかな。

自分の母があからさまに長男大好きな人だったので
愛情に差があるのは珍しいことではないと思う。
その分私は父親に大事にされたので大した不満はなかったけどね。
>>547
桐野作品は初めてだったんだけどかなり衝撃だったよ。
主人公には何一つ共感できなかったけど、話がとにかく面白くてすごく気に入った。
次は残虐記かグロテスクを読もうと思ってる。今日買いに行ってきます。
>>549
それぞれ可愛さが違うというのは、子供が1人しかいない私にも理解できるんだよね。
私は弟がいるんだけど、両親の可愛がり方は私と弟じゃ違ってたし。
でも、子供が1人いなくなって「上の子はお気に入りだったから、
いなくなったのが下の子だったら良かったのに」なんて思うのは理解できなかった。
それも、主人公だけじゃなく、その不倫相手までそう思うなんて、なんて酷い話だろう?って。
しかも子供がいなくなったのは自分たちの不倫が原因なのに。
なんかムカつきながらも上下巻一気に読み終えてしまったよ。
多分何度も読み返す小説になるんだろうなって思った。
>>548
楽しみすぎて数年経ってもまだ読んでないって、奥様かわいすぎるww
グロテスク、とにかくいいよおもしろいよ。いろんな意味でww


私が楽しみすぎてまた手をつけてないのは宮部みゆきの模倣犯。
購入してまだ1ヵ月ぐらいだけど。
宮部作品はあらまし読んだけど(理由と火車がなによりも大好き)、
模倣犯のボリュームがすごいので、余裕があるときにじっくり取り組もうと
思っていた。さてと、そろそろ読み始めるかな〜。
おせっかいですいませんが
桐野みたいな本は間を空けて読んだほうがいいのでは。
のほほん系や時代小説を読んだりして、そろそろガツンとやられたくなってから・・が効きます。
もったいないよーw
柴田哲孝『TENGU』を読んでいる。
なんでこんな本を手にとってしまったかと後悔しきり。
まだ半分だけど、自分勝手な男のロマン全開でうんざりしてきた。
昔の女の人のことなんて私が忘れさせてあげる、なんて大して親しくもないのに
いい女がシャツのボタンを外して唇を重ねてくることなんてねーよ。
自力で山中にログハウス組み立てたり
ダッチオーブンでこしらえた料理を美しい寡婦とその幼子に絶賛されたり
あー、はいはい、な世界。
堅物の知り合いが不倫していた事実を聞かされた時も
「なぜかそれがうれしくて仕方がなかった」って、ますます呆れる。
小説を途中で放り出すことができないタチだけど、これは自信がない。

本とは関係のない私の偏見なんだけど
ダッチオーブン大好き男と、ル・クルーゼ鍋絶賛奥様は
ぜんぜん方向が違うのに何か相通じるものを感じる。
佐藤賢一の「女信長」読んだ。
この人の本、今までは目を瞑って楽しく読んでたけど、これは想像以上にひどかったな。
>>546
私も偶然昨日「柔らかな頬」を読んだ。
感想は、犯人探しの小説じゃなかったんですね、のみ。
桐野はずっと読まず嫌いだったんだけど、
このスレで気になって読み始めた、初心者。
「ダーク」でorzとなって、しばらく止めてたんだけど、
比べてしまって、ちょっと肩透かしだった。
結局「ダーク」結構好きなのかもと思ってしまった。
「納棺夫日記」の予約待ちが一気に増えてたww
「柔らかな頬」は、不倫相手が事件の前は結構パリっとしてたのに、
事件を経て数年後に再会したら見るからに田舎のチンピラファッションになってた、
っていうのが何だか妙に衝撃的だった。
もうちょっと詳しく知りたくなったぐらい。

乃南アサの「風紋」「晩鐘」でも最初は子どもにバッグを手づくりしちゃうステキママ♪みたいな人が、
あんなことになって、それがインパクトあったなぁ。

多分こういう「堕ちていく」のが好きなんだろう>自分
>552
私もまだハリポタの「死の秘宝」読んでないわ
賢者の石から読み直して今「不死鳥」
ハリポタはお風呂用になってるから真っ二つに割れてる本もあるw

模倣犯はのめりこんでしまったのであっという間に読んでしまった
読んだあとに寝る時間さえあれば・・・
次の日つらかった記憶がある

浅田次郎さんの「プリズンホテル」今読んでます
精通してるわけではないけど、浅田さんといえばこんなかんじがおもしろいのよね!
っていう(ひとつの場所に1冊分の主役級を5.6人集めてきたような?)
内容がぎゅっと詰まってるかんじですごい面白い。
おかげで寝不足
森達也の「クォン・デ」おもしろかった
戦後日本にきて、母国に帰れず日本で死んだベトナム王子の話
森達也の書くものはうじうじしてて優柔不断でウェットで困る時もあるし
なんかいろいろ言われてるけど、嫌いじゃなくて読んでしまう。
>>558
晩鐘と風紋の人は、ああやってバランスとっているというか、
それなりに逞しく生きてるんだろうね。他の人(義弟とか)見ると。
>>553
そうなんだw
たった今グロテスク上下巻買って来ちゃったよ・・・
この前までダ・ヴィンチに連載されてたタナダユキの「ロマンスドール」も
続きが気になって買ってきたので、そっちから読むとしよう。
>ダッチオーブン大好き男と、ル・クルーゼ鍋絶賛奥様

偏見にレスして申し訳ないが、両方とも料理とか生活スタイルを
絶賛されなかったらファビョりそうで嫌だ。
豪快に、とか、スローにゆったりと、とか言いながら、打たれ弱くて
チマチマしてそうなところが苦手。
>>546
「柔らかな頬」ってそんな話だったんだ。
自分は二卵性の双子なんだけど、母親がもう片方をものすごくかわいがっていて、
常にくらべられ、否定されて育ったので、読んだら激しく鬱になりそう。
十代の頃から、もし事故かなにかで自分の方が生き残ったら、
母親はなんでもう一人の方が助からなかったんだろうと思うだろうと、
リアルに考えてたよ。
母親が死んでもう15年以上経つけど、いまだに傷ついている自分が情けない。
双子の自分達はとても仲が良いのだけどね。
母親ってある種の暴力だと思ってる。

旦那にアカデミー賞を取った「スラムドッグ$ミリオネア」の話をしたら、
以前原作を読んだことある、良かったよと言うので「ぼくと1ルピーの神様」を
図書館で予約した。
楽しみだ。


>>554
そういえば私も読んだ。『TENGU』
読む前はすっごい楽しみにしてただけに、なんじゃこりゃだった。
読んだのはついこの前なのに、きれいさっぱり記憶から消えてた。

恩田の『ブラザーサン シスタムン』もいつ面白くなるんだろ〜って
思ってる間に終わっちゃたよ。
この本もすみやかに記憶から消えそうw
「笑う警官」
あまりにも単調でつまらなくて
きっと最後にすごい大どんでん返しがあるんだよねと
祈るような気持ちで読み続けたけどそのまま終わった。
がっくり。(もう一冊買ってあるので)
>>566 まさかもう一冊って「歌う警官」じゃないよね?
>>567
そうです。これって道警シリーズなんでしょ?
次は「踊る警官」とかだったりしてw
はあー読むのが憂鬱。





って、大丈夫w
「検察庁から来た男」です。
>>564
表現にすごく納得した>母親ってある種の暴力
辛い記憶って薄れるものもあるけど忘れようとすればするほど心の奥底に淀んで
生涯深い傷をつけつづけるものもあるよね。

桐野作品は人間の醜い部分や偽善をこれでもかというくらい描写していて、とことん
肝のすわった人だなと思う。ただ実在の事件を取り上げるのはやめてほしい。
被害者とか遺族の人の気持ちを考えるといたたまれない。
>>568
> 「検察庁から来た男」です。

男は警察庁から来たと思うよ。
音が一文字違うだけで大違い。

通ってる図書館がシステム入れ替えで休館中の上に、蔵書検索も停止中で
ここや書評で見かけた本が蔵書されてるかどうか確認したくても、検索できなくて、
猛烈に苦しい。
まさか、図書館検索ができないことがこんなに辛く感じるなんて思わなかったorz
早く検索サービスだけでも再開してくれー
520です。
金持ち小説情報ありがとうございます。
家に着いたら、すべてアマゾンで取り寄せです。楽しみ。

あっ『KAPPA』『TENGU』セットで買ってしまったよ。
週末読むつもりだが、いやな予感がする…
>>564
何度も出てきてすみません、>>546です。
話全体として子供を比較しているわけではないんです。
ただ、ところどころに子供に愛情無いのかな?特に下の子には愛情無い?
と思える表現が出て来るんです。それが私には耐えられなかった。
とは言っても、この主人公は片方の子供に愛情があって探している
というよりは「自分に似ているから探す」「不倫相手との関係が壊れた原因を探す」
という感じで、イマイチどちらの子供にも愛情を持っているようには思えないので
つらい思いをされた>>564さんが読まれるとまた違った感想を持たれるかもしれません。

さっき買ってきたロマンス・ドール1時間くらいで読み終えた。
なんて薄っぺらい内容。いや、面白かったんだけど・・なんというか
読書好きの読む本では無かった。立ち読み程度で十分な話でガッカリ。
話自体は本当に面白かったんだけど、濃厚な内容の本読んだあとだから特にガッカリ。
>>553さんのアドバイスを見て、もうちょっと待とうと思ってたグロテスクに
手が伸びてしまいそう。
グロテスクってみんな面白かったと思ってるのかな?
私はさほど面白いと思わなかった。なんでかな。事件を知ってたからかな。
女子中高出身の娘はすっごく衝撃受けたみたいで
しばらく、頭から小説の世界が抜けなかったらしい。
東野圭吾、ドラマ化に映画化なんだね。
いくら勢いあるとはいえすごいなぁ。
さまよう刃なんてどこまでやるんだろ?
グロテスクは事件も知ってたけど面白かった。
女のイヤラしさがこれでもかーって感じで書かれてて。
でも一気に読んだのに最後がなんかイマイチだった。
桐野作品はいつも物語の締め方がイマイチだと思う。
ミロシリーズはあまり感じなかったような気がするけど
OUTもなんだ、こんな終わり方なのかと少々がっかりした記憶がある。
私も引き込まれて一気に読んだよグロテスク
東電OLと思われる人物の堕ちていく姿に共感した記憶がある
それ以来桐野好き
女神記はモチーフが面白かっただけにもう一工夫欲しかった
577名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/24(火) 21:17:11 ID:ftC8ho1j0
>>555
同意!
やぱり、日本史は専門外なんじゃないかな
加えて、女を描くという二重の課題のせいか、ひどかった。
女ゆえに、型破りなことができたという発想はともかく、それと
そんなことばれないわけないだろ、ということはおいておいても
ひどかった。

信長というからにはカリスマ性に説得性がなきゃだめよ
グロテスクは自分の中で現代文学の最高傑作に近い作品だなー。

桐野作品は、よくラストが期待はずれといわれるけど、自分はそこも含めて好き。
そんなに劇的なラストがあるはずないと最後まで裏切ってくれる感じで。

しかし、桐野夏生って、美人で作家として成功して夫も子供もいて、これ以上ないってくらい成功した女性なのに、
なぜ社会的に底辺の人々や容貌に恵まれない女性のことをリアルに描写できるんだろう。
579名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/24(火) 21:21:20 ID:ftC8ho1j0
>>573
グロテスクは傑作だと思うよ。
ただ、あまりにも実際の事件を思わせて、近親者にはたまらないとと思った。

私は女子中高出身だけれど、”あの”学校じゃないからか、自分の学校との
共通性って何も感じなかった。
>>578
美人にはブスの気持ちが分かる。(自分から引き算すればいいから)
ブスには美人の気持ちは分からない。(ないものは足し算できない)
何その計算w
まぁブスなのに美人のつもりの人はいますが。
林真理子とか漫画家だけどさくらももことか。
乗り遅れたけど、春樹スピーチ泣けた。
動画は見れてないけど、ほぼ全文拾って読み、しゃべりも小説みたいと思った
グロテスク読んで見たい
ホラーじゃないよね?w
あんまりここのグロテスクネタを凝視すると
ネタバレみちゃいそうで凝視できない
面白そうなのだけは伝わったんだけどw
桐野作品では「魂萌え!」も個人的にはすごい面白かったよ。
殺人とか誘拐とか出てこないけど、とてもワクワクした。
なんか既女板っぽい要素山盛りな話と言えなくもないw
>>573だけど、私は「魂萌え!」も駄目だった。orz
もう、すっごい負け犬の気分だ。
でも評判いいから他作品で、まだまだ桐野 夏生チャレンジしてみるつもり。

「魂萌え!」は自分も歳くってるので主人公の性に嫌悪感が。
自分が若かったらファンタジーとして、楽しめたと思う。
魂萌えは夫の浮気に腹が立って最後まで気分悪かった。
「魂萌え!」含め桐野夏生作品ほとんど好きだ。
でも他人にそれほど好きになってほしいとは思わない。
ミロシリーズの続きが待たれる。
>>570
この時期、システム入れ替えしてる所多いのかな<図書館
うちも同じで早く開館して欲しいわ。
グロテスク、学校の描写はえぐくて面白かったんだけど、
例の事件ぽいところ(最終章とか)はどうでもよかった。
591名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/25(水) 03:30:54 ID:EmqNy33h0
>>590
グロテスクは主人公(といっていいのかな、あの姉の方)の性格が
あそこまで、かわいげのないキャラをよく書き込めるなと思った。
592名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/25(水) 04:20:05 ID:OsviJZlqO
暑い
「TENGU」読み終えた。あーあ、男って、という感想。
愁いを含み謎が多くはかなげで美しい不幸なサエコの心情を
桐野夏生に語ってもらいたい。どん引け、主人公。
>桐野夏生に語ってもらいたい。どん引け、主人公。

このスレで紅茶吹くとは思わなかったw
桐野夏生は「リアルワールド」を読んで今ひとつ?と思ったのだけれど、
この作品の名前が上がっていない所を見ると、もしやハズレの部類?

「赤朽葉家の伝説」表紙がイイ!第1部が面白かった。
ここに3部のミステリー要素をちょっと絡めて映像化してもらいたいわ
596名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/25(水) 12:54:30 ID:UR1ORTc90
グロテスクで中国農村部の貧困の凄さが分かった。
あと自称美形は信用ならんってことも
>>597
スレチだが一瞬バンコランを思い出してしまったorz
桐野作品は『玉蘭』が好きだな。
地方出身で東京で働いてた主人公の根底にある、お嬢ちゃんに対する
うっすらとした嫌悪と羨望と閉塞感が透けて見えるところが好き。
またそういう人物をさら〜っと描いてしまう桐野さんが好きだ。
読む度に叩きのめされて自分もぐったりするんだけど、
何故か何度も何度も繰り返し再読してしまう。
なんというか、倒れられないボクサー気分。
読み過ぎて文庫本の表紙がぼろぼろになっちまったぜー。
桐野作品、一冊だけミロシリーズの本を読んだんだけど
確か何とかガーデン(実家に放置中)。
シリーズ物と知らずに手を出したからかイマイチで
それ以来手を出してなかった。
ここ読んでたら面白そうな作家さんだよね。

桐野は、特別好きでも特別嫌いでもない感じで、
でもこう、「くっだらない」とか「なんじゃコリャ、うすいんだよ」とか
そういう感想にはならないので、
何かちょっとボリューム感(単純に分量ではなく)のあるものを
読みたい時には重宝してるって感じかな
でもミロシリーズは積極的に嫌い
602名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/25(水) 15:10:06 ID:EmqNy33h0
ミロ
最初の頃のちょっとトラウマ引きずりながら頑張ってるところは好きだった
けれど、最後は壊れすぎ
それが好きという玄人好みの人もいるのだろうか
603名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/25(水) 16:22:09 ID:4TqASOqg0
脳みその欠片もない奴ばっかw

アホが読む本って嗤えるわ
警官の血 下巻
もう少しで読み終わるー
面白かった
ミロシリーズは私もいまいちだな。
柴田よしきが描く女性も苦手だけど
それにちょっと通じる。
スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」読んだ。
何かせつない話でした。しかし海外SFって難解だなあ…。
>>605
初期のミロと厭味な女風味が似ているね。
桐野さんファンだけど、柴田よしきとともに本当は描かれている女性が苦手だった。
克服してw読みすすめていったらミロが壊れて・・好きになったクチですw
>>606
スタニスワフ・レムが特別難解なんだと思うんよ。
>>606
自分は映画(タルコフスキー)の方が好きだ。
けっこう忠実な映画化なのに印象が全然ちがってびっくり。

ふつうに楽しいSFもあるよ。「夏の扉」とか。
>608
>609
そうなんだー。SFといえば星新一ぐらいしか
読んだ事なかったので…。そのうち映画も見てみます。
レムはメタフィクション文学の扱いだからなあ

>>606
O.S.カードの「エンダーのゲーム」なんてどうです?
訳文がちょっと固いけど、面白うございますよ
「夏への扉」大好きだわ
以前長編AA板かどっかでAA化されてたな〜

レムは1冊読みきれなかったorz
「完全なる真空」、いずれ再挑戦しよう・・・
「夏への扉」好きだな〜
竹宮恵子の「私を月まで連れてって」とかああいうノリ。

高校生くらいのとき、SFにはまって、いろいろ読みまくったけど、
やっぱり合うのと合わないのがある。
「砂の惑星」とか映画化された時期に夢中になって読んだけど、
今となっては何がおもしろかったんだか……
SFといえば近年のでは飛浩隆「グラン・ヴァカンス」「ラギッド・ガール」
とにかくもっと広く読まれていいと思った。
綺麗でエロくて残酷。
三部作の一冊目と二冊目にあたるので、三冊目が楽しみでしょうがない。

あと古川日出男「サウンドトラック」もSFっぽい良い長編だった。
「コインロッカー・ベイビーズ」21世紀ヴァージョンみたいな。
海外のSFといえば「幼年期の終わり」が好きだな。
ソラリスは映画が良かったので小説読んでみたけどやっぱり難解だった。
SFは厨房のころフレドリック・ブラウンを夢中になって読んでいた。
何がきっかけで知ったんだろう?星新一のエッセイにでも書かれていたのかな。
忘れてしまったが、『真っ白な嘘』『スポンサーから一言』など好きだったなあ。
十二国記がなかなか面白かった
佐野洋子「役に立たない日々」
なんだか夢中になって読んでしまいました。
「役に立たない」っていうけど、「おひとりさまの老後」なんて本より
ずっと役に立つ感じがするわ。上野千鶴子より佐野洋子に長生きしてほしいよ。
本人はしたくなさそうだけど。
>>615
映画は『ストーカー』のほうが好きだけど、原作(ストルガツキー兄弟)は
私にはようわからんかった。

>>616
ナカーマw 長篇は『発狂した宇宙』がワクワク・ドキドキでした。
>>618
長生きしたくないっていうか、癌になって転移してって経緯を何かで読んで、
あぁもう長くはないんだろうな、という現状が切ない。

>>616
自分も厨の頃にフレドリック・ブラウンは読みあさったよ。
SFもミステリも短編がよかったなぁ。
「さあ、きちがいになりなさい」が大好きだ。
>>617
十二国記いいよね。
いつまで待てば続きを読めるんだろうか。

>>619
「ストーカー」一回見てなんだこれは?と気になって
DVD買ったけどまだ見返してないや。
原作は更に難解そうだなー。
田辺聖子さん好きだ。
中高生の頃読み倒して、汚れたら買い換える、をしてた
「愛の幻滅」が復刊してて買い直した。
電話が下宿の呼び出しだったり、28でハイミスだったり、時代的に古いところはあっても、
それ以外は全然古びてない。
今読んでも楽しい。
624名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/26(木) 06:27:23 ID:f/SCB0lE0
田辺聖子さんだったら短編集の
「孤独な夜のココア」だったかな?
何度も読み返したなぁ
もう手元にないけど、また読みたい

姥盛りシリーズも大好き
625名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/26(木) 08:36:46 ID:MkUMrfJ+0
>>609
夏の扉、好きだった。

あと、ブラッドベリ 50〜60年代のアメリカの明るさと暗さを楽しんだ
626名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/26(木) 08:41:04 ID:MkUMrfJ+0
>>605
柴田よしき 緑子は私はわりと好きだ
安易にというわけじゃなくてもあれだけ、男と関係を持つヒロインは珍しい
シリーズ中、3回もレイプに合うというのは多すぎやしないかと思うが
>>616
私がフレドリック・ブラウンを知ったのは、坂田靖子他2名が漫画化した本から。
少し前に復刊したけど、自主規制に引っかかってセリフがかなり削られてると知って
ショックだった。

姉がSFばっかり読んでて「月は無慈悲な夜の女王」とかあったけど、
自分には敷居が高い気がして手がだせなかった。

最近やっと「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を読み終えた。
最初はなんかたるそーとか思ったけど、徐々になぜかぐいぐい引き込まれて
どんどん読めた。読み終えたときには面白かったと思うと同時に
なんともいえないどよーんとした気分になった。
>>616
私の場合は多分萩尾望都→ブラッドベリ→フレドリック・ブラウンのような気がする。
ショートショート好きだったけど星新一はあまり読まなかった。もっぱら都筑道夫でした。
>>626
そうなのよ〜。3回だと見方かわっちゃうんだよねw
田辺聖子はもう80歳超えたけれど、姥シリーズの最初の出版年は1981年だから
まだ50代前半の若さでした。
自分より年上の未亡人を主役ってすごいと思う。
最近全集の中の1冊になっている姥シリーズ読みかえしたけれど、
うたこさん、息子たち(もうエエ年の中年)、その嫁たち、嫁の実家の母親
、できのよい孫、悪い孫、友人、近所の老人…
いろんな登場人物書き分けて一人一人の性格や背景などの設定も面白いし、
すごく充実してお仕事していた時だったんだなあとしみじみした。
最初の方は孫の年齢だった私も、いつしか息子の嫁年齢になり
時代もかわったんだけど、今読んでもその時代の懐かしさと色褪せない面白さがあると思う
631名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/26(木) 10:07:12 ID:MkUMrfJ+0
>>628
ブラッドベリ・ワールドは「私を月まで連れて」ってにも
部分的に出ているんだよね。あっちも好きだった。
632名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/26(木) 10:43:41 ID:uZaXUOrG0
SF好きな女性って結構いるんだね。
夫の蔵書にたくさんあるけれど、
ブラッドベリとハインラインをいくつか読んでそれっきりだ。

私はそれよりもジョンルカレやフォーサイスのスパイ小説にはまった。
特に「ジャッカルの日」は何度読んでもゾクゾクする。
今まさにブラッドベリ「10月はたそがれの国」を読んでるよ。
石井睦美「卵と小麦粉それからマドレーヌ」に出てきて気になって。
「みずうみ」は萩尾望都のマンガ版もあるのね、今ポチッてきた。
SF、ここに名前の上がった本探して読んでみる。
「みずうみ」はゾクッとするよね。
望都ファンだけど、ブラッドベリはさすがに原作の方がよい。
乃南アサの「晩鐘」一気読みした〜。フー面白かった!
随分前に「風紋」読んだけど、あんまり印象に残らないほどだったので
続編の「晩鐘」読もうかどうしようか迷った…でも読んで正解。
「風紋」より段違いに面白く読めた。
乃南アサの本ってすごく面白く感じるのと、ふ〜んで終わるのと極端な気がする。
>>635
他の作家にも当てはまると思うけど、読後感が面白いorふ〜んで終わり。
いい意味での裏切り読後感があると嬉しくなる。
「極端」てとこに意味がある文なんだと思うが
うちの義母(72歳)が本屋でリアル鬼ごっこを買ってきた。
売れ筋のコーナーにあったかららしいけど、気の毒でならない。
読み終わったら貸してもらう予定なので今からワクワクしてます。
乃波アサ、ほとんど読んでる。
昨日エッセイの「好きだけど嫌い」を読んでたんだけど
この人幼稚園から高校まで行ってた女子校、カリタスっぽいね。

「馬ぁ鹿」とか、やたら句点の多いセリフがいつも読み始めのうちは気に障るw
>>632
あ、スパイ小説好きな奥様がいらした。
ル・カレ「寒い国から〜」だけ読んだことあるんだけど、衝撃でその日は夢までスパイものだったw
他の名作も読みたいと思いつつ、重そうで手が出なかったので、
これを機会に「ジャッカルの日」読んでみますノシ
>>641
「ジャッカルの日」は頭の中で映像化されやすいからきっと夢に出るよw
私は最初の頃「ジャッカル」と同時期に読んだキングの「デッドゾーン」が混じり合って
区別がつかなくなって、頭の中でどえらい映像が繰り広げられていた。

冷戦が集結してスパイ小説は終わったとされてから
私も一気に冷めた。KGBは敵としてはすごく魅力的だったから。
NYの同時多発テロ以降復活したスパイ小説も
いつか読もうと思いつつ、まだ手が出ない。
テイラーインパナマやらナイロビの蜂は映画見ただけで難しそうで原作断念w
↑オブですねオブ
>>606
亀だけど
海外SFはアイザック・アシモフが好き
「神々自身」が最高傑作だと思うんだけど
頭弱なもんで、理論のほとんどを理解することができないw

初めて出会った小学生の頃から続いてる永井路子ブームが
最近また自分の中で盛り上がってきてる
1冊読むと次々止まらなくなるんだよね
好みにあってて読みやすい文章は、何度読んでも気分がいい
ここで紹介されていた“ティンブクトゥ”を読んだ。
(↑確か犬を亡くした人には勧めるなと逆説的に)

犬の賢さ・愚直さ・健気さに感じ入ったとかはさておき、
訳者のあとがきにある通り、幻想と現実とが結びあい干渉しあうところがとても良かった。

ポール・オースターの作品ははじめて読んだ。
次は“幽霊たち”を読もうと思っているのだけど、
他に何かお勧めの作品があれば教えてください。
647名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/26(木) 16:24:52 ID:MkUMrfJ+0
>>633
ブラッドベリ 火星物語 まだならぜひお読みあれ
648名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/26(木) 16:30:45 ID:MkUMrfJ+0
>>642
フォーサイス マクレディ・シリーズ好きだった
エリートの中で風采のあがらないたたき上げ、頭の中じゃコロンボを
動かしていた。

ネゴシエータも今みたいにメジャーになるはしりがこの人の本だった
気がする。
>>646
私は孤独の発明、ミスター・ヴァーティゴが好きです
>>646
オースターならやっぱりムーンパレスかなあ。
651名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/26(木) 17:12:19 ID:MkUMrfJ+0
>>645
永井路子、なつかしいな
母が好きで読み始めたのが学生の頃だったかな
一番印象に残ってるのは乱紋かな?
お市の方の娘で淀の方の末の妹で、華やかな身内の影であまり
主役にはならない人が実は勝者徳川の正室、世継の母になっていた
なんて、全然知らず

思えばあれで歴史小説の面白さを知ったのかもしれない
このスレみて、緑子と音無刑事の二人が、
私のなかでごっちゃになっていることに気づいた。
気がついてよかったね>>652w
オースターなら「最後の物たちの国で」が一番好き。
655名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/26(木) 19:18:57 ID:MAjjbI6j0
::::読書好きの奥様 30冊目::::
634 :名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中[sage]:2009/02/26(木) 11:15:16 ID:eIKA8Wdl0
「みずうみ」はゾクッとするよね。
望都ファンだけど、ブラッドベリはさすがに原作の方がよい。

皇室御一行様★part1495
398 :名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中[sage]:2009/02/26(木) 12:14:59 ID:eIKA8Wdl0
「こう言ってはちょっと失礼かもしれませんが、人間のできた方でいらっしゃると・・・」
の場面で皇太子はうれしそうに頷いてるし・・・。
この箇所を添削しなかったOWD家の人々も凄いけど、言語感覚はお似合いの2人だわ。
寂しい作業だな
657名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/26(木) 20:39:13 ID:DYWYhpdY0
ふと思い出したんだけど、10年くらい前に亡くなった宮本美智子さんを覚えていますか?
娘さんの受験話を書いていて、東京のアメリカンスクールから
マウントホリオークという女子大に合格した、という本を読んだことがある。
当時はアメリカの大学のことを全然知らなくて、なーんだ女子大??って感じで読んだけど
後で、マウントホリオークってハーバードのちょっと下くらいの優秀な大学と知って、びっくり。
娘さんはどうしておられるんだろう。その後の話も読みたかった。
永沢さんとの家庭の話の面白かった。
ダイエットしすぎ???で早死にしたのが残念。
>>645 >>651
永井路子さん、好きです。
歴史物好き、女性作家好き。

初めて読んだのは「歴史をさわがせた女たち」(外国編?)
何度も読んでいろいろな国の女性たちを知ることができて楽しかった。
今手元にないわ。どこに行っちゃったんだろう。

「美貌の皇女」(元正天皇、持統天皇の孫)は、長岡良子さんの漫画と
同時代、持統天皇や藤原不比等の時代を書いているのだけど、視点が
違えばこんなに違うんだと改めて認識できた。
ここ見て「グロテスク」と「犯人に告ぐ」を借りようと図書館行ったらどっちも
貸し出し中だった。かわりになんとなく「「アンドス・ムンドス」と「ビター・ブラッド」
借りてみた。おもしろいといいな。
>>658
>「歴史をさわがせた女たち」

私は親が読んでた日本編のを借りて読みました。
確かイラストも入ってて、今と違う当時の習慣も丁寧に解説してあり、
有名なエピソードは臨場感あふれる描写で読みやすかったです。
これ読んだおかげで歴史の勉強に興味持てるようになったのでよかったな。
>>635
私もさっき読み終わったとこ。
面白かったね〜!!
>>657
世にも美しいダイエットね
私も熱心に読んで、レストランでそのレシピのお料理を食べた事がある
あれは実は糖尿病患者のための物で、普通の人が日常的に食べてたら、
宮本さんみたいに高血圧→脳溢血になっても不思議じゃなかった、と、
考案者のお医者さんが言っていた。
663名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/26(木) 22:37:36 ID:3RQNPL6X0
>>662
>>考案者のお医者さんが言っていた。
それは生きているときに宮本さんに言ってやるべきだったのに。
なんか無責任な医者だな、恐ろしい。
宮本さんは一途な性格だったようだから、真剣にやっちゃったんだろうね。
あの本はイラストも可愛くてよかったけれども
宮本さんが死んであっという間に消えてしまったダイエット法でしたね。
手づくり無添加パンと小松菜とバターを大量に食べるのだったという記憶があります。

>>649 >>650 >>654
レスありがとうございます。
ご紹介いただいたものを順番に読んでいこうと思います。
最近どうも小説が読めなくてつい遠ざけてしまっていたのですが、
オースターの作品を通じて、また創作の世界にひたる楽しみを味わうことが出来そうです。
>>651さんの「乱紋」お江与像、面白いよね
>>658さんの挙げてる「美貌の女帝」や、あと「氷輪」での
それぞれの女帝像や皇統の解釈が、斬新なのに説得力があるのが凄いと思う
歴史をさわがせた〜シリーズも、一つ一つのエピソードに興味をそそられる
こういうのを、それぞれ掘り下げて作品いっぱい書いて欲しいから
まだまだ、長生きしていただきたいもんだわ
夫からバラードを借りたけど、それくらいしかSFは読んでないな。
でもこの世界には読み切れないくらいのミステリ、SF、古典etc
があって、たまに呆然としてしまうw
今年はずっと敬遠していた村上春樹にチャレンジしようと思ってる。
いきなり長編は無謀かな……
>664
わたしも今オースター読破中だからお仲間いて嬉しいw
オースター、端整な文章だよね。すごく読みやすい。訳者の力も大きいんだろうな。
>659
私も今「アンドス・ムンドス」読んでる。
短編集だから通勤電車の中で読むのに丁度いいw

>666
長編でも、羊をめぐる冒険は読みやすいよ。
>>667
柴田元幸さんは、レベッカブラウンとか他の訳も上手いと思う。

スレチだが、世にも美しいダイエット10年以上前にやってたwけっこう痩せたよ
>>663
いや、本人には生前、これは自分の管理の元、糖尿病患者のみ行うものだ、としっかり止めたらしいよ。
しかもダイエットとして広めないよう、言ったとあったよ。
だけど聞いてくれなかった上、仮名(M医師だっけ)で指導者のように書かれてしまった、と。
私も宮本さんの死に衝撃を受けたから、その医師に取材した週刊文春を買って読んだ。
>>666
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」もおすすめ。
若いときはハード(ryの続きを早く読みたかったけど、
最近は世界の終りの方がおもしろいと思うようになった。
>>666
村上春樹は、慣れていないと短編のほうがかえって読みづらいと思う
>>665
「美貌の女帝」だw
「裸足の皇女」とまざってしまった
あしたのジョーとはだしのゲンが混ざって
「はだしのジョー」と娘が言っていたのを思い出した。

いままで敬遠していた森博嗣「すべてがFになる」を買ってきた。
はまりそうなイヤな予感があって抵抗があったんだけど、魔が差した。
嵌るのは最初のうちだけ>森
読み続けていくと自然と熱が失せる
ファーブル昆虫記おもろい。
子どもの時読んでたら人生変わったかもw
あしたのジョーとはだしのゲンとは
どうやって混ぜたらいいのだw なんという絶妙なチョイスw
>>654
> オースターなら「最後の物たちの国で」が一番好き。

おお、私もそれが大好き。何度も読み返す本のひとつだわ。
>678
いいよね、「最後の物たちの国で」
「わたしを離さないで」で感動してた時、友人に「似てるかも」と勧められたので読んでみたら
こっちもすごくよかった。
こういう、静かだけど深みのある女性の語りの物語って他にもないかなー。
>679
「わたしを離さないで」好きだけどオースター読んだことないや。
今度「最後の物たちの国で」 も読んでみる。ありがとう。
>669にもちょうど出てるけど、柴田元幸さんが訳した
レベッカ・ブラウン「体の贈り物」は「わたしを離さないで」に
通じる雰囲気があると思う。
>>646
オースターの新作「幻影の書」がとてもよかった。
図書館で借りて読んだんだけど、これは買い本だった。
購入して何度も読むつもり。
私の中では、ファーブル=フン転がしの人だ。
教科書の影響ってすごい。
>>668
羊をめぐる冒険を読むなら一応シリーズ作なので
風の歌を聴けから読んだ方がいいような。
デビュー作だし、薄いし、わたしはすらっと読めるなぁ〜程度の感想で
気がつけばダンス・ダンス・ダンスまで読んでた。
市立図書館の蔵書なら、インターネットで予約・
近所の図書館支所で受取ができるというのを最近知った。
公共交通機関があまり発達してない田舎だからすごく助かる。
これから色々読みたいな。
「ノルウェイの森」も「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」も
「風の歌を聴け」も読んだのに
まったくさっぱり内容の記憶がないんだが、
読んだという事実を覚えているだけでも、私にしたら上出来かも。
皆さんの記憶力に関心しきり。
自分の記憶を探ってみた。
風…ジャガイモが美味しそう。ラジオDJの「僕は・君たちが・好きだ」
ピンボール…記憶なし
羊…北海道にこもって美味しそうな料理を食べて太る
ダンス…いるかホテル。ハワイでピナコラーダを飲む

森…「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。」

堤防近くのコンクリートの空き地にコーラ缶を放るのは
どの作品だったか思い出せない。
司馬遼太郎「燃えよ剣」読了
淡々とした文章で、あれよあれよという間に読み終わった
でもあまり面白いと意識しなかったので、ダンナに「なんかすぐ終わってしまった」と言ったら
「それはハマッてたって証拠だろ」と言われ納得
次は「竜馬がいく」にチャレンジしてみようと思ってる
>647
ありがとう。ググってみたんだど「火星年代記」でよい?
図書館に予約入れてみたよ。

私も最初の春樹ブームの時だいぶ読んでるのに内容覚えてないや。
唯一覚えてるのが「100%の女の子」って詩みたいな短編。
春樹チルドレンの伊坂ファンなので、再チャレンジしてみるかな。
以前、ここで見た『災厄』読みました。
真梨なんとかの本も嫌いじゃなかったんだけど、こっちの方が良かったな。
他の作品も探してみます。
村上春樹の話題は専用スレ立ってるから、そっちでやって下さい。
久しぶりこのスレに来たけど、やはり読みたい本が一気に増えてしまってちょっと困ったw
でもオースター読んでみたかったのでおすすめ聞けて良かった。

しかしまだ最近リストアップした本読み終わってなくて、図書館の予約ボタンをポチるのも我慢してる位なのでもう少し(ry
>>668
ありがとう。正直著作が多くて、どれから読めばいいか迷ってたよ。
本屋か図書館行ってくる!
>>692,>>666っす
リロード忘れて…レスくれた方ありがとう。
とりあえずはデビュー作をまず読んでみることにする。
初めての作家ってドキドキするねー。楽しみが増えた。
小川洋子好きで、ちょっと変わった設定や道具立ても好きなんだけど
なんかこう、どこかで「そんなヤツいねえw」とか「これ笑うとこですか?」
みたいなことを思ってしまう部分がないではないというか、
むかし、ヘイヘイヘイで佐野元春が天然でポエミーな調子なのを
浜ちゃんが「イタタタタ」みたいに受け取ってた感じというか
(小川洋子は佐野元春の大ファンなわけだがw)

この間、図書館問題の話があったけど、
今度グーグルがアメリカに流通してない日本の著作物を
原則デジタル化するそうです。

作家や著作者、学者にますますお金が行かなくなるかもしれません。
一方、ユーザーは対価を払わずに本を読むことがますます容易になるかもしれません。

このスレで話し合うことではないかもしれないけど、
本好きとして見過ごせない大問題だと思います。
もし、専スレがあったら、私たちに出来る事など話し合いませんか。

http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1235655153/
>>695
それ、ひどいよね。
アメリカでの決定が日本にも反映されるなんて。しかも利用できるのは米在住者のみ。

出版業界に打撃→生き残りのため売れ筋商品のみを連発
→大多数が読むわけではない質の高い作品は淘汰される→文化があっというまに破壊されてしまうよ。
書き手も生活が維持できなくなるし。

まずはミッキーの著作権をフリーにしちゃえばいいのにさ。とっくに50年経ってるんだし。

グーグルは全ネットの情報を集約+地球上の映像データを入手→出版物をすべて手中に
で何が目的なんだろ。
もう一企業がやっていいことの範囲を超えている。
グーグルのしゃしゃり出感は異常
個人的にネットの普及で音楽がつまらなくなってきたと思うので
本で同じことが起きたらいやだな・・・
なんで一企業が著作権無視してそういうことできるのか疑問です。
アメリカってつくづくジャイアンみたい。
>>695
すでに他の国で起きてる問題が日本にもきたか。

2007年の終わりごろにジャン・ノエル・ジャンヌネー著「Google との闘い」って
いう本が出版されていて、読んだけど、本当に怖いことだと思った。

一企業がある文化を独占するのは恐怖だと思う。


連投スマソ

文芸書籍サロンにすでにたってる。まだ全然書き込みはないけど。

米グーグルが本の全文をデジタル化・データベースに
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1235717640/
>>689

気のせいかもしれんが、
真梨なんとかって人は、なにかと比較対象で名前が挙がるな。
「真梨よりこっちのほうがいい」「真梨よりこっちのほうが読み応えある」とか。
一種のネガティブキャンペーンなのか?
つか、ネガキャンするほど、メジャーなのか?
>>701
なんだか最近、純粋に読書好き奥様よりも、
出版社関係の人間が多くなってきてるみたいだよね。
うざいったらありゃしない。
ここでタイトル見たんで何となく「王妃の離婚」読み始めた。
今半分まで。直木賞を取った10年前にはなかった言葉で言うと

なんというツンデレの嵐!w

後半が楽しみです。
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう
705名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/27(金) 19:49:32 ID:hnkhb2UnO
子どもの自信をつける言葉 トラウマになる言葉―毎日の何気ないひと言が大切な理由
http://www.amazon.co.jp/dp/4413033752
>>701
ごめん、丁度立て続けに女性のドロドロを読んだからつい比較しちゃっただけ。
ここでどちらも知ったってのもあるけど。

林真理子のRURIKO読み終えたんだけど、
出てくる芸能人の半分は顔と名前が一致しなかったけどネットのおかげで
殆ど画像で見れてすっきり。
最後に出てくる若手俳優さんが誰なのかわかんないけど噂になったりしたのかな?
浅丘ルリ子より満映社長が気になって終ってしまった。
707名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/27(金) 21:23:22 ID:VKr+vY3d0
>>688
そう!火星年代記」 スマソ

>>703
ツンデレ
確かに、最後のXXXXぶりはねぇ
「おくりびと」の原案
青木新門の「納棺夫日記」 すごく売れてるね。
読んでみたいが、今買うのも恥ずかしいし、図書館で予約するのも気が引ける。
ブームが去るのを待つか(忘れそうな気もするが)

アカデミー受賞前に読んだ人いますか?
すごく宗教めいたスピリチュアルメッセージ風?
>>708
あと半年くらいしたらブックオフの100円コーナーにたくさん出回りそう。
>>696
グーグルって、間違った正義感が暴走しているってカンジ。何でもかんでもネットに
情報流通させて、不特定多数の人々に情報を与えるのが正義!だからやる!って理論。
こうした間違った、ひとりよがりな正義感につき動かされた企業って、先は長くない
と思う。

日本のマスコミも馬鹿なのか、はたまたグーグルから金を貰っているのか「私の作品は
OKです」とか言っている、無名の自称作家を日本の著作権者代表みたいに紹介するし。

書籍のデジタル化は、著作権者がいちいち削除要請しないとダメらしいんだけど、日本著作権
協会あたりが窓口になって「一括削除要請」とかやってくれないかなー。
パソコンだと、寝っ転がって読めないし、ケータイは長文には向かない上に本よりも目が疲れる
から、私の読書スタイルには紙の書籍があっているっす。(だから、出版媒体が衰退すると困る)
>>694
わかるわー。
浮世離れというか俗世間から綺麗に浮いたどうしても
ケッとか思ってしまう。

だからといって、このこっ恥ずかしさって、
自分がそういう空気に惹かれる属性だから
同属嫌悪みたいなもんだとも思ってるんだけど。

わかったつもりで694の言いたいことと違ってたらゴメン。
なんか2行目変だ。適当に意訳してください。
>>708
私は友達に貸す予定。
薄いから立ち読みで終了できるレベルw

私も途中から?だったよ。
著者は新聞インタビューでも、原作はもっと宗教うんぬんといってたから、
そっち系の人なのかもね。
ああいう仕事してたら、そうなるのもわからないでもないけど。
>>710
同じくPCだと気が散るから
本はやっぱり紙の書籍で読みたい。

以前、本の内容をダウンロードして読む機械なかったっけ?
あれって今は定着してるんだろうか。
江國香織「がらくた」読了。
あいかわらず、特に中身無し。
ふいんきを楽しむ小説。
>>713
「納棺夫日記」 AmazonでもNo1なんだね。
ズバリ読み物として面白かったですか?
死後の世界、魂の行き場とか宗教めいた話なのかねぇ。
スレチだけど、作者は映画のテーマに賛同しなくて原作では原案に落ち着いたらしいね。
納棺夫の世界云々より、死後の世界に触れて欲しかったとかで。
>>714
>本の内容をダウンロードして読む機械

ソニーが出してた「リブリエ」のことかな?
筑摩書房の名編集者松田氏がとりしきってたけど
結局こけたね。自称本好きは「紙に印刷された本」にこだわるしなあ。

アメリカではキンドルという機械が普及してますが、日本ではどうだろう。
読書事情も住宅事情も本屋事情も違うしね。
日本だとDSの文学全集は人気出たけど。
知り合いに光原百合を薦められて、借りたんだが
登場人物たちの掛け合い(会話)がどうにもこうにも寒い…
ストーリーは嫌いじゃないんだけど

借りたのは初期の著作(「時計を忘れて森へ行こう」と「遠い約束」)
なんだけど、最近のもこうなんですか?
少しは改善されてるなら読んでみたいんですが
>>718
それがあの作家の作風だから、馴染めないのなら合わないのだと思う。
こう、なんていうか気安い感じの掛け合いって感じでしょ。
十八の夏だったかな、あの辺はその雰囲気が少し薄いけど、やはりそんな感じだし。
自分はあぁいう感じも楽しめてしまうので好きな作家の一人ではあるけど。
720名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/28(土) 19:30:04 ID:r8fuGMTo0
本棚に残っていた藤本ひとみの大修院長ジュスティーヌを読む
その後、塩野七生の中世イタリアの女性が主人公の短編集を読む
片方ずつの時には何気に読んでたが、両方に尼院が出てくるので
そこに注目、貴族の娘のいわば口減らしになってるのね。

貴族の娘は持参金がないとしかるべき相手に嫁げない
釣り合わない身分の相手に嫁ぐことは家名を汚すということで
さほど裕福でない家の娘は持参金よりずっと少ない寄付金付きで
尼院に押し込まれ、一生出てこれないこれって文字通り一生その中で
過ごすみたいね。

娼婦ベロニカも持参金が用意できず高級娼婦になる話だよね。

尼か娼婦ってすごい極端!

日本でも持参金制度はあるけれど、どうだったんだろう
>>719
そうか、相変わらずなのか…
レスありがとうございました!助かりました
吉川英治文学新人賞候補

朝倉かすみ『田村はまだか』
貴志祐介『新世界より』
道尾秀介『カラスの親指』
柳広司『ジョーカー・ゲーム』
和田竜『忍びの国』
百田尚樹『ボックス!』
光原さんは昔は好きだったけど、今読むとやっぱり
何か古い感じがして、気恥ずかしい。
古い話そのものは嫌いじゃないんだけど
ちょっと流行った感じの雰囲気を後日見ると照れるみたいな感じ
(光原さんが流行った感じという意味ではない)

五條さんの鉱物シリーズ久しぶりに出てたの気づいた。
>>722
田村はまだかは無いだろう、と思う。
私としては貴志だな。
貴志の何かの出典からコピペしましたみたいな専門的なことが
ずらーっと出てくるところは頭弱いから目が滑って斜め読みで終わらせてしまう
そこを乗り越えたらグイグイ行けるのになー
「東京バンドネオン」ここで勧めてくれた人ありがとう。
大家族ごちゃごちゃでもイイ話、面白かったです。
でも謎解きではなかったかも。
→「東京バンドワゴン」w
津村記久子「ポトスライムの舟」
このスレでいくつか出てた感想と同じで何にも残らなかった。


最近毎日放送が津村記久子をずっと密着してて(情熱大陸かも)
受賞式の様子放送してた。
ひさびさに動く山田詠美を見たけどいまでもあの青ピンクの口紅でびっくりしたw
津村さんは数年先まで仕事が埋まってるらしいけどOL辞めちゃうのかな。
>>706
最後に出てくる若手俳優さんは

自分で劇団もって、女形やったり男の姿のままやったりする人。
ちょっとくどい顔で、おばちゃん達にひいきが多い人ですよ。
今はどうかしらないけど、数年前にワイドショーで結構取り上げられてましたよ。
もう今更、「結婚か?!」とか、そういう風に騒がれるカップルじゃないんでしょう。
730名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/01(日) 14:47:06 ID:uoKWwDknO
じぶん (あなたへ)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4265038697/
ともだち (あなたへ)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4265038611/
しあわせ (あなたへ)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4265038654/
ゆうき (あなたへ)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4265038700/
わたしのせいじゃない―せきにんについて (あなたへ)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4265038662/
たんじょうび―ゆたかな国とまずしい国 (あなたへ)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4265038670/
>>724
賞を取るかはどっちでもいいけど「田村はまだか」面白かったよ。

貴志祐介は「新世界より」、あそこまで長くする必要あったのか、と・・・。
以前誰か評論家か作家がPCの普及もあって作家の小説が長くなりすぎてるって書いてたけど
ほんとその通りだと思うことが最近多い。
冗漫つか。
>715
ちょwwまあその通りなんだけど。
あの人の本は何にも考えたくない時はいいよね。
>>722
無知でスマソなんだが、なんで新人賞なのにベテランが候補になるんだろう?

新人賞といえば、すばるで受賞した「蛇衆」を読んでるんだが、
非常にマンガチックで萎える。
「ジョーカーゲーム」を読んだ時もそう感じた。
山崎ナオコーラが最近お気に入り。
江国香織はバルテュスにインタビューする番組でぶりっ子してるのを見てから
苦手感が一層パワーアップされた。

そして最近髪の毛が薄くなっている近影を見て、あ、だから、鳥の巣ヘア・・・と
納得いった。

>>734
文章が正直で清潔な感じがして好きだ。(価値観が清潔、ではなくて。)
田村はまだかは最後が蛇足だったような気がするなぁ
>720
ハイジのロッテンマイヤーさんもやはりお金のない貴族の娘で
成金(言葉悪いが)クララ家へ「貴族的教養を伝える」の名目で預けたれたような。
この選択肢も結構多かったのでは?

スレの最初で話題となった「森に眠る魚」を読んだ。
角田作品の人物描写はいつも怖いけど、これは特に怖かったわ。
美達大和「人を殺すとはどういうことか」
著者の思いあがりぶりというか、上から目線ぶりにムカムカした。

一生刑務所から出てこなくていいけど、自分が生活する費用(食事代など)は
自分で稼いでね、税金で養ってもらって、被害者のために自分は檻の中で
不自由な生活を、とかいわれても、なんだかな。

さっき小池真理子の冬の伽藍を読み終えた。
この人の書く小説、軽井沢が舞台の話が多いね。
冬の伽藍は密林レビューでもかなり評価が高かったので楽しみに読んだけど
ん〜・・どこにでも転がってるような設定の話だったし、主人公が唐突に
不治の病に冒されるところがなんとなく陳腐に感じた。
小池作品だったら、「恋」とか「瑠璃の海」とかの方が好き。
久々に林真理子を読んだ。丁度、近藤史恵のフレンチの話を読んだ後で
続けて読みたかったからなんだけど、
どうせならもう少ししっかり書いて欲しかった。
不完全燃焼というか…。
実在のご夫婦はわかったけど、マダムが一番好きだったというシェフが気になる。
神様ゲーム





ネタバレになるのでここから先は読んでない人は読まないでください・・・

あのー、最後に天誅を下された人がエッチしてた人ってことでいいんですか?
エッチってエッチだよね・・・いやはや小学生向きの本だからといって油断してました・・・
別にいいけど、ここからネタバレの後に改行を入れたほうがいいと思うよw
>740
パリでお店を出す苦労とか、現地での苦労話が端折り過ぎてて良く分からなかった。
取材するのが面倒だったのか、ヨシノさんから規制があったのか、どうなんでしょ。
これってヨシノシェフには許可取って書いてるのかな。もちろん、マダム美智子には
許可貰ってるんだろうけど。
シェフのことはどんなふうに書かれてたの?
あの騒動以来、店がほめられてても行く気がしなくなったなー>タテルヨシノ
>>741
そうですよ、多分読んだままの意味かと。
出た当時もかなり話題になったの思い出して読み直したくなったw
746740:2009/03/03(火) 11:07:14 ID:BmQAaumg0
凄い気になったのでいろいろ検索してたら、
個人のブログでやはりダメ出しが多くて思うように書けなかったと言ってたみたい。
林真理子の講演会か何かで。
タテルヨシノが出してる本を見ればいろいろわかるかなーと読んでみたら
結構詳しく知れたけど・・だからこそマダムへの仕打ちが酷いわ。
夫が知り合いに勧められたらしく店に行こうと言って来たけどなんだかなぁ・・・。
>>744
ここからネタバレかも・・






マダムがまだ結婚している間に出会って、
フレンチを食べ歩きしたりしてたシェフがいるんだけど、
その方のことを死ぬ間際に
「一番愛してたのは〜だった」って言う。
確かに魅力的だったんだろうけどさ・・って感じだったんで
知りたかったんだけど、本の中では勿論偽名なんだけど
吉野シェフが最初に出した店のオーナーだったと本文中にあったので
そこで調べたら出てきました。
今は箱根でオーベルジュを経営なさってる方かと・・。




梨本香歩「からくりからくさ」読了。
「西の魔女が死んだ」のときはまだ児童文学みたいな小説だなと思って
それ以来手を取らなかったんだけど、これは面白かった。
今いちばん他の小説を読みたい小説家。
>>733
吉川英治文学新人賞における「新人」は、芸人における「若手」と解釈すればよろし。
中堅・ベテランレベルの「若手」芸人もいれば、デビューしてからだいぶ経つ
(それこそ十何年とかの)「若手」とかもいるしね。
>746
最後のマダムの台詞なんだけど、
それを示唆する描写ってあったっけ?
実は一番愛してたのは。。。と言われても
全くポカンって感じでした。
物語、端折りすぎたんですかね?
「西の魔女が死んだ」は児童書だと思うな。

「りかさん」も児童書だよね。
私は「りかさん」から入ったから、「からくりからくさ」を読んで、
おおーと思うところがたくさんあった。
ここで勧めてくれた一ありがとう!
ごめん、「勧めてくれた一」じゃなくて「勧めてくれた人」です
私の中では直木賞や芥川賞より吉川英治文学新人賞と山本周五郎賞のほうが
当たり率が高い。
図書館でどれを読もうか迷ったら吉川か山本から選んでおく。
作家の村上春樹氏(60)が2月、イスラエル最高の文学賞「エルサレム賞」を受賞した。
昨年末から3週間続いたイスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ攻撃で約1300人が
死亡し、その後も断続的な交戦が続くさなかのことだ。授賞式のスピーチは村上氏が
戦争と個人のかかわり、そして家族への思いを吐露するまれな機会となった。
 村上氏はイスラエルで最も有名な外国人作家の1人だ。当地では授賞式を前に、日本の
パレスチナ支援団体が「ガザ攻撃に抗議して辞退すべきだ」と要求していたことも報じられ、
スピーチは大きな注目を集めた。
 登壇した村上氏は、授賞式への出席が「圧倒的な軍事力の行使を選んだ国(イスラエル)
を支持した印象を与えないかと自問した」と告白した。戦争を生むシステムを「壁」にたとえ、
本来は人間を守るべき「壁」が、時には人間を組織的殺人に導くと警鐘を鳴らした。ガザ
紛争でイスラエル軍が使った「爆撃機や戦車」、ガザ民兵が放った「ロケット弾」は共に
「高くて堅固な壁」であり、戦闘で犠牲となった民間人は、壁にぶつかってつぶれる「卵」に
過ぎないが、互いの個性を認め合い、魂を寄せ合うぬくもりの中から「壁」に対する勝利の
希望が生まれると訴えた。「私は常に卵の側に立つ」という発言は、中東紛争の中心地で、
人間性に強い信頼を寄せるメッセージだった。

 演説では、昨年90歳で亡くなった父親にも触れた。中国に出征経験があり毎朝、仏壇の
前で敵、味方の区別なく冥福を祈っていたという。その背中を通じて感じた死者の存在が、
「私が受け継いだ最も大切なものの一つ」と述べた。
 比喩(ひゆ)に満ちた演説には戸惑いもあったようで、イスラエル紙エルサレム・ポストは、
「彼の特徴である曖昧(あいまい)さを持って、受賞理由を説明した」と評したが、反応は
おおむね好意的だった。
 
 インタビュー嫌いの理由を尋ねられ、ジャズ喫茶の経営者だった時、「毎晩客の相手で
一生分の会話をした。今後は、本当に話したい人にしか話さないと誓った」と答えた。「子供
がいないのは執筆や旅行で忙しかったから。読者が私の子供」と話し、陽子夫人は「あれ
これ指摘する厳しい編集者」のような存在だと述べた。
ttp://www.yomiuri.co.jp/book/news/20090303bk01.htm
林真理子「綺麗な生活」

えーっと主人公が下からお嬢様私立出身で大卒後は美容クリニックの受け付けwの30歳独身女性と、
その母親がセレブなマダムでテーブルコーディネーターと名乗る53歳、
母の愛人がNY帰りで公共の建築で受賞した有名な建築家、
主人公は、花屋のオーナーと不倫しつつ作家の卵と交際していたら相手が地味でブスな編集者と浮気したので
母の恋人の建築家の息子で芸大の院にいきながらモデルやっているイケメンと自分も浮気
セレブなパーティでファッション雑誌の編集者や編集長と軽い会話を楽しみ、
仕事ではクリニックにやってくるデザイナーやタレントと関わり、
友人はファッションブランドのプレスをしてたり元客室乗務員…

という、登場人物に肩書きをつけただけで成立している小説(雑誌の連載小説)だった
これをよめば、まだ「もっと塩味を」の方がまだ良かったと思えた。
救いは53歳のマダムの会話が結構面白かったので、こっちの路線に変えたら?と思った
酒見賢一の『語り手の事情』を読み始めたのだが、どうにも進まない。
途中、別の小説を2冊読んでしまった。
デビュー作の『後宮小説』がすごく好きだったんだけどなぁ。
『墨攻』はどうにか読んだけど、『語り手』はもうだめだ。
今日返却日だし返してしまおう。
読むのを途中で断念したのはここ数年覚えがない。なんか悔しい。
>>755
> 酒見賢一の『語り手の事情』を読み始めたのだが、どうにも進まない。

少し前に読んだs。
はじめのほうはまるで官能小説まがいの内容で、カバーの絵と相まって
うわーと思ってたけど、慣れたのか、エロっぽくなくなってきて、最後まで読んだ。
最後のどんでん返し?というか語り手のはっちゃけぶりに大笑いしたが、
たしかに先に読み進みづらい本だった。
どんでん返しあるの?
だがしかし、そこまでたどりつけないだろうな。ますます悔しい。
>>755
「後宮小説」よかったね
アニメで知って本へ移行したクチだけど面白かった
ジョナサンキャロルの新作出る模様
>>759

>>306

ここの奥様は専用スレより情報早いんだよw
楽しみだね〜
名探偵の掟ドラマ化だって。松田翔太主演
東野→ドラマ化の流れとはいえ、あれまでも・・・
相当うまくやらないと、なんかうわすべりした感じになりそう
小池真理子って上手だけど、
無駄に長いような気がする。
若い時はそれにロマン??を感じたけど、大体同じような内容だし。
あと、どうせ私たちが〜したら世間が騒ぐだろうけど、
私は気にしないみたいな感じで主人公が長々と語ってる場面が
どの本にもちょくちょくあるのが気になる。
気にしてないなら最初から言うなよといいたくなる。
763名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/04(水) 14:39:38 ID:HcrCoPTE0
真梨 幸子 殺人鬼フジコ

この作者は孤虫症の時も思ったけれど、選ぶネタは悪くないのだけれど
複数のネタの絡ませ方がいまいちと感じる

この本では小学5年生からフジコの半生が一人称で語られるところが
9割方をしめているんだけれど、この部分がいささか退屈
虐待、教育面でも恵まれない育ちで思考力、想像力にかけたという
人物像はシリアルキラーとして一般的な上、そういうキャラに
一人称で語らせるとどうも飽きてくる。

残りの1割の狙いが悪くないだけに構成に工夫があればと思った
>>755
後宮小説、懐かしい
ヒロインの名前、銀河にも感心したし、作者の知識の深さがすごかった
アニメも面白かった
ファンタジーノベル大賞がアニメ化したの、鈴木光司の受賞作もだっけ
名前失念したけど、あれも面白かった
名探偵の掟、東野作品で一番好きだけど
ドラマ化はどうだろう…難しいんじゃないかな…。
33分探偵とかぶりそう
酒見賢一、「陋巷に在り」をハードカバーの諸星絵も目当てで途中まで買ってたんだけど、
自分が結婚して引っ越したりでゴタゴタしてる間に各巻バラバラに分散してしまって
どこまで呼んだかわからなくなってしまって中断。
最後まで読まないと気持ち悪いなあ。
せっかく買ってたので(10巻くらいまで買ったと思うのだが)続きも買ってしまいたい気もする。

でも本の山から探し出してチェックするのが物凄く面倒…

それとは別に、短編のギリシアの哲学者の話とか面白かったな。
768名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/04(水) 16:08:52 ID:mWyS3oBmO
古いんだけど有吉佐和子すごすぎ!
ドラマ化された「不信の時」もおもしろかったけど「悪女について」超おすすめ
下手なドラマなんかよりずっとおもしろい
って黒木瞳あたり主演でドラマ化されないかなぁ
>>766
ああ、そうそうそういう感じ
でもあそこまで「これはこういうやっすい仕上がりがいいんです」
と割り切ってつくるならまだいいけど
中途半端に普通のドラマとして仕上げようとすると、やばそう
>>763

私は逆で、その9割にものすごくハマった。
残りの一割は、むしろなくてもいいと思ったぐらい。
この人は、なんというか、いろんなネタを無難にからませるんではなくて、
カオスなところが特長なんじゃなかろうか、と最近思っている。
>>768
読んだ>悪女について。
このスレで教えてもらったんだけど、面白かった〜。
随分昔に浅丘ルリコ主演でドラマ化されたみたいだね。
あ、書き込みの途中で投稿されちゃっているw

>>768

有吉佐和子は、「開幕ベルは華やかに」がおもしろかった。
劇中劇の「男装の麗人、曠野を行く」が特にケッサクw
川島芳子がモデルの劇なんだけど、
それを演じる超わがままな大物女優も、これまたよかった。
そっちの印象が強すぎて、ミステリー部分はほとんど覚えてないほど
>>768
黒木様でもいいけど私には松田聖子と被って被ってしかたなかった
黒木様は昔小説すばるで賞をとった小説の銀行OLが結構よかったけど
なんてタイトルだったか忘れた(ドラマでは柳葉敏郎が相手役だった)
>>771
ドラマ化された「悪女について」は脳腫瘍で亡くなられた
影万里江さん主演のがとっても印象に残っています、、
775名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/04(水) 17:47:10 ID:mWyS3oBmO
みなさん情報ありがとう
「悪女について」ってドラマ化されてたんだー!
観たいよーっ!
「開幕ベルは」は読んでないから読まなくちゃ
今日7時からアルバイトだから帰りに本屋に寄ってきます

776名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/04(水) 20:21:58 ID:HcrCoPTE0
>>768
悪女について、私も大好き!
ドラマ化(リメイク?)の価値は絶対ありだよ。
あの時代に女の野望と自分をもだましてしまう精神構造をうまく混ぜ合わせた
主人公は傑作だと思う。
主演、だれがいいかなぁ
>>764
鈴木光司の「楽園」だよね。
面白かったなぁ。なんてドラマチック!と思いながらドキドキして読んだ。

>>755
「語り手の事情」は私も最初読み進めなかったなぁ。
でもしばらく放っておいて、気が向いて読み返したらどんどん読めた。

>>756
なんか不思議な小説だよね、これ・・その世界に入り込めたらはまるw
778名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/04(水) 20:58:37 ID:88KVGlKt0
有吉佐和子って今更ながらすごい作家だと思う
もっと、長生きして頂き
たくさん読みたかったな

悪女についてのドラマ化、私もキャスト誰がいいか
考えるけど、今の若手の俳優はどれもピンとこないなぁ
うわあ!語り手の事情を読んだ人初遭遇。
語り手が主人公って形式に慣れるまで読みにくかったけど
何度も読み返したわ。

性文化の解釈とか観念的な世界が面白かった。
彼の現実世界と、観念というか実態のないものと混ざった世界は好き。
私はラストよりSMが健康法ってのが笑った。

しかし小説の語り手に実体もたせて主人公化するって変わってる。
悪女についてのドラマ化大賛成だけど、
米倉とかになりそうな予感がする・・・。
 第43回吉川英治文学賞(吉川英治国民文化振興会主催)は4日、
奥田英朗(ひでお)さん(49)の「オリンピックの身代金」(角川書店)に
決まった。

 副賞300万円。第30回同新人賞には、朝倉かすみさん(48)の
「田村はまだか」(光文社)と柳広司さん(41)の「ジョーカー・ゲーム」
(角川書店)が選ばれた。副賞各100万円。
>>753
村上春樹の話題は専用スレでやってくれる?
はっきり言って迷惑なんですけど…
奥田さんオメ!!
オリンピック〜面白かったし、空中ブランコの直木賞より納得だ。
別に迷惑じゃないよ。
荒らし呼び込むわけじゃなし。
一人の作家の話題が何度も出てきたり、しばらく続いたりするのはよくあること。
個人的に嫌いな作家について盛り上がってるときは、スルーすればいいんだし。
有吉佐和子のドラマ化なら、連舞なんか見たい。これでもかこれでもかみたいに華やかで
ドラマティックで。無理っぽそうだけど(まさに>>780な感じで)

姪がこれ面白いよ!と十二国記を貸してくれた。全部読んでるよ初版で、とは言わずに
久しぶりに全巻再読。
現代日本の女子高生・陽子自身の言葉遣いと、彼女にわかるように自動翻訳されてしまう
(=彼女に向かって話される)あの世界の人達の言葉が、中途半端に時代がかった敬語
メチャクチャのフランクなものなのは仕方ないというか当然だけど
「御当地の人間二人だけで片方が貴人」の会話が同様なのは萎える…実に萎える。
そして、何年経ってもやっぱり延麒と芳公主が好きになれないw

でもやっぱり面白いんだけど!話が!
十二国記は面白いんだけど
作者が歳を取ると、というか、作家として成長すると
なかなか続きが書きにくい話かもしれないなーと思う
設定が荒いんだよね
つじつま合わせがマンドクサなんじゃないかと
でも勢いのまま書いて欲しいなー
>>780
黒革の手帳とかの路線だったらヨネもあるかもだけど、公子さんは違うよねー
聖子みたいな華奢で守ってあげたくなるようなイメージの女性だと思う
でも聖子も黒木瞳もトウが立っちゃってるから三浦理恵子でいいや
十二国記はアニメは見た
>>786
でも小野不由美って、「設定屋という職業があったらそれをしたい」
とか言ってたよ
緻密な設定を考えてる時が一番楽しい、みたいな
>>785
連舞ではなく続編の乱舞は随分前ですがテレビでドラマ化されたのを見ました。
連舞は物語の時間が長いし戦争も挟むので映像化は大変かもしれないですね。
見てみたいですが。

十二国記は早く続きを読みたいです。
酒見さんいいよね。
癖はかなりあるから、苦手な人は苦手かもしれないけど
語り手の事情好きだった。
それと、孔明のやつが大好きだw
有吉佐和子、今読んでも古さを感じない。
連舞のモデルは誰かな?と考えてしまいます。
793名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/05(木) 08:46:51 ID:oWM05m7u0
>>785
連舞、猿が水に写った月を取ろうとする掛け軸のエピなんかが印象的

悪女・・で米倉はやめてくれ!米倉は米倉で好きだが、悪女違いじゃ〜
794名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/05(木) 08:47:48 ID:oWM05m7u0
有吉の別の意味の代表作に複合汚染がある
今、読みなおしてみると面白いような気もする。
今度、図書館にいったら探してみよう
恍惚の人も有吉佐和子だったっけ? 流行語にもなったよね。
>>720
日本での制度は知らないが、思い出したので書く。


鹿島茂「今夜は舞踏会」やなんかを読んだのだけど、
長子相続から今の日本みたいな、子供全員に平等に相続させるように法律が変わったせいで、修道院送りになる貴族の娘が増えたのね。
貴族の後ろ盾が欲しい成金の平民が、持参金=妻名義の財産=妻から子供へ相続させる財産=夫のものにはならない財産
を設定して、貧乏貴族の娘をもらう
という流れもあるわね。
そーいや「ジュリエット」「ジュスティーヌ」も、寄宿料が払えなくて修道院を追い出された娘の話だった。
山岸涼子は「アラベスク」を書く時に「連舞」を読んだのでは?と尋ねた橋本治に
「秘密ですよ」って口止めして認めたと橋本自身が書いてた。
「アラベスク」は「連舞」とは全く別の作品で、剽窃とかでは全くないんだけど
彼女の琴線に触れるモチーフがたくさんあったんだと思う(賢姉愚妹とか)

有吉佐和子の「複合汚染」。
公害をテーマにしてたけど、若き日の菅直人が出てきてたよね?
悪女の公子は沢尻エリカがいいな
沢尻さんには痴人の愛のナオミもお願いしたい
エリカ様のナオミは、はまりそうだなあ
素顔は幼いし
>>793
どうしてもストリップが真っ先に浮かんでしまう。
リアルで人と話した時も「あ〜あのストリッブ」と口走ってしまい
恥ずかしかったよ
エリカ様いいねえ〜
ううう、エリカ様の痴人の愛がどうしても見たくなってきた!

ハーフだから洋風美少女のナオミのイメージにぴったりだし、
もともとは色白もち肌でけっこう肉付きもいいから、イイ感じにエロっぽくなりそう。
冴えない男に馬乗りになって嗤っているエリカ様が目に浮かぶよ!
803名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/05(木) 14:32:34 ID:oWM05m7u0
>>797
管直人?
全然、覚えてないけれど有吉佐和子、市川房枝は応援していたような気がする
から、出てきても不思議はないかも

恍惚の人とか社会感覚も鋭い人だったんだなぁと今にして思う。

うろ覚えなんだけれど複合汚染もデータもいっぱい出ていたけれど
一般感覚というと安直だけれど、近所のご隠居との茶飲み話とか
読み物としても面白かった気がする。
専門家のところの行くんだけれど、悪戦苦闘し、それでも知らない
ことを馬鹿にされてへこむようじゃ、小説家なんぞやってられんという
一文とか、ホンダに乗り込んで低公害エンジンの説明を求めたりなんて
いうのも面白かった。あの頃はあまり意識しなかったけれど、
名声を得た小説家も取材って大変な作業なんだなと今にして思う。
>>797
橋本治、口軽いなw
805名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/05(木) 15:08:25 ID:oWM05m7u0
>>786
確かにね。でも、楽しみにしてるんだけれどなぁ
>>805
yom yomでの新作のときは跳びあがって喜んだが……音沙汰ないね orz
>804
彼の性癖とあわせてみると
近所のおしゃべりおばちゃん的な感じなのかしら。
角田光代「八日目の蝉」読了。
これまで角田光代はどの作品も目がすべってどうにも読めなかったんだけど、
これは違った。最後まで読めた。
感想は・・・う〜ん?どうだろう???
山の中の施設のことでのこととかをもっと書き込んでくれたらおもしろかったかも。
有吉佐和子は「非色」も素晴らしかった。あの時代にあそこまでのリアリティと描写力。

>>808
目がすべるって分かる。
何か頭に入ってこなかったり
登場人物がみな同じに見えたり。
桜庭一樹のファミリーポートレイト読了。
何も頭に入らず早く終われとしか思わなかった
>>809
ああ、私は黒人に対する作者の嫌悪感が滲み出てる
感じがして抵抗を感じたわ>「非色」
自分の中で印象が強い有吉作品は、「華岡青洲の妻」
学生時代に読んで、「嫁も姑もコワすぎ」とgkblした思い出がW
「感じ」が多くて変な文章になってる…すみません
私も非色好きだったなー。
あれって黒人への嫌悪って感じなかったな。
要は低層の人たちの悪い面もリアルに描きだしてるって感じだけどな。

でも自分もそうだけど、黒人でも特亜でも日本人でも
インテリ層かDQ層かで全然考えが違うわ。

どうでもいいがトム姉の描写にトリ・スペリングを思い浮べる私
>>811
今それ読んでます。
まさしく同じ感想。早く終わりたい・・・
山本文雄 プラナリア。いろいろ吸い取られてダラ欝気味。

沈んでてあー浮上しなきゃって時とか
全く元気な時とか読むのはいいんだけど
半端な精神状態だと、力を失うわ。
昔の作品は好きだったんだが、だんだん読まなくなった。

だれか気持ちが晴れてシャキる本勧めて…
黒人といえばアリスウォーカーの『カラーパープル』読んだ時は衝撃受けた。
そしてスピルバーグの映画を見た時の脱力感たらなかった。
私も『カラーパープル』はすごく衝撃だったし、好きな本。
映画はがっかりだったね。女性監督とかに撮り直してほしいよ。
>>807
有吉佐和子を擁護する文中で、みんなは年より向けだと思い込んで敬遠するけど
そうじゃない、ちゃんと読めば今も通じるんだみたいな文脈で書かれていた。
決して軽い気持ちじゃないのは確か。

山岸先生からすれば、「だからって書くなよ」とは思うだろうがw
820名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/06(金) 15:41:17 ID:Ojyvx9/i0
>>812
華岡青洲の妻
〜のし、ていう方言がよみがえる
そうですかのし、
大事ないですかのし
(´・ω・`)ノシ
>>821
鼻水返せ!
>>822

    l ヽ. |   |  |   |
.   | __| | __ | |^)_ |    ,-、
   _ |  | |   | .|ノ  |.    i  ヽ
  i'i. ヽ. -‐、 !   !-! ‐- ヽ.  〉、 l
 / _ ノ.ヽ. `' (ノo(ヽο/ ヽノ (ノ |
 ヽ. ,`ヽ,ソ    )ノ   ノ/o   |
   \ '  / / l     ()ヽ l
    ヽ.   '    |  (⌒ヽ  |
     ヽ.     |   しノ  /

鼻水ドゾー
有吉佐和子で最初に読んだのが「和宮様御留」
面白い〜でもコワイ〜ってgkbrで読んだ厨房時代
825名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/06(金) 16:55:25 ID:mONy/rMc0
有吉佐和子の娘は何をしているの?
以前エッセイを書いていたようだけど、それで食べられるほどでもなさそう。
早稲田一文から東大学士入学して、結婚してNYに行って、
その後は主婦なの?子供はいるのだろうか?

橋本治は有吉佐和子と仲が良かったらしいね。
最近新聞の書評というかインタビューで見かけたよ>有吉玉青
コンスタントにそこそこ仕事してるみたい。
1月に新刊出てました。
827名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/06(金) 17:38:47 ID:mONy/rMc0
佐和子は好きだけど、タマオは苦手だったなー。
私は頭がいい!育ちがいい!要領がいい!お金持ってる!美人なのよ!
と言いたげなのがびんびんと伝わってきてしまう感じが、なんか駄目だ。
佐和子は嫌みなく頭がいいお嬢様育ちだなと文章から伝わるけど、タマオは・・・・・・。
Amazon見ると小説以外にフェルメールの絵鑑賞本とか茶道エッセイとか
意外と(といっては失礼だけど)本出してるから「食べられる」んじゃないかな。
母親と比べて小説作品の文学的評価は落ちるかもしれないが。
829名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/06(金) 17:47:11 ID:mONy/rMc0
母の印税が毎年数千万入ってくるだろうから、
自分で食べていく心配なんてないだろうけどね。
有吉さんといえば、笑っていいとものテレフォンショッキング最長出演記録をもってるんだよね。
V見たけど、あきらかに躁状態だったなあ。それからほどなくしてお亡くなりになって、びっくりした記憶がある。
早逝の女流作家という点では、有吉佐和子、向田邦子が思い浮かぶ。
>>829
「毎年数千万」はちょっと印税収入に夢を見すぎかと…
毎年何かが20万部くらい重版されないと1000万は超えないと思うんだけど
人気絶頂の旬の作家でもないかぎり、いまどきの重版なんて
せいぜい一回に1万部とか1万5千部とかだと思う。
>>830
躁状態といえば、有吉さん、晩年は整合性のとれていない話や妄想じみた話を
書いていて、精神状態が普通じゃない様子だった、って説があるけど、
実際読んだひとはどう思いましたか?
833名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/06(金) 17:58:48 ID:mONy/rMc0
>>831
印税だけでなく、テレビドラマや舞台や映画にもよくなるからね。
そういう収入も多いと思うよ。
玉青の話は期待ほど面白くなかった上、自意識が鼻についた。
しかも思ってるほどきれいじゃない。
地味な人だよね。
新潮文庫からは最近また佐和子の本が出てるから
数千万は無理でも結構いい額入るんじゃないかな。
このスレでも「読んで面白かった!」て人多いし、再評価されつつあるのかも。

佐和子はデビュー前に、演劇雑誌の記者をやってて森茉莉(これもデビュー前)
のところに取材に行ったことがある、とどっかで読んだ。
>>824
私も初めて読んだのは和宮様御留。
斉藤由貴のドラマも見た。
あれは中山道沿いに、実際、身代わりの話が伝わっていたらしいですね。
>>830
関川夏央が有吉佐和子のことを書いた本によると、
「開幕ベルは華やかに」のあとに書いた原稿がボツになっているとか。
二世作家って女性のほうが多いのかな。
親を越えた作家っているっけ。
>>836
私も初めての有吉作品は和宮様御留
懐かしいな〜読み直したくなったよ。
>>838
吉行淳之介(父は吉行エイスケ)は
知名度や文学的評価は息子のほうが高いんじゃないかな。

あとは広津和郎、北杜夫も二世作家だね。北杜夫は父が偉大すぎるか。
女は幸田文、森茉莉、萩原葉子ほかたくさんいるね。
841名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/06(金) 21:18:25 ID:YWApknGE0
森茉莉のテレビ評のエッセイは好きだ
独断と偏見だけど、妙に鋭いところもあり面白かった
後、食べ物のエッセイもよかったな

小説は読んだことないけど・・・・・
姉が買っていた、nonnoの連載小説をこっそり読んでいた
エロ巨匠ズンイチ御大の「野わけ」だった
初めてのズンイチ体験だった
>>839
「和宮様御留」小説としては面白いけど、現実問題として内親王の替え玉を、下働きの町娘
には務まらないと思う。
立ち居振る舞いや言葉遣いはもとより、幕末に日本を訪れた外国人の手記によると「特権階級
と労働者階級とでは、同じ人種とは思えないくらい、肌の色が違う」(UVなんて概念すら無い
時代だから、肉体労働等に従事する町人や農民は日焼けで真っ黒。対して、深窓に住まう特権階級
は「象牙のような白い肌」)だったとか
このスレに書くことではないとわかっているけどゴメン
イラストエッセイで一躍売れっ子ふうになって池田暁子、
(汚部屋の片付け本とかお金貯める本とか書いたヒト)
ダイエットの本は果てしなくつまらなかった。
無理やり題材探してもいい本はできんわ
へえ〜
片付けの本はけっこう面白かったけどね。
ダーリンは外国人の人も、ハワイや育児の本は激しくつまらなかったな
やっぱ書かされてる本は駄目だよね。
>>814
特アは上も下も一緒だよ
だからこそ ああ な訳で…
>>845
小栗は旦那がダーク過ぎて無理
848名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/07(土) 07:05:26 ID:sZsvd4m20
>>843
そう思ったよ。
そこのところは下世話に通じていない女房達には秘密にことを運ぶと
すれば、下働きしかつかまらなかったんだろうということでまあ
納得まではいかなかったけれど、そんなものかと

で、結局、、、というとネタバレか

公家の生活が書き込まれていたのもおもしろかったな。
歩くときは縁起をかついで左足からでるんだっけ?
貧福、貧福、ととなえながら

こんな公家たちに囲まれてた明治天皇がよく、自ら政治できたと思う
佐々木譲「暴雪圏」読了!
広告見た時は密室もの?と思ったけど
それぞれ秘密や葛藤を抱えた登場人物が 突然の嵐によって 大事件に・・・っていうのが 
自然に描かれていて 一気に読んでしまった。

面白かったけど 登場人物のほとんどがどこにでもいるような人
犯罪なんて 普段私には関係ないと思ってるけど こういう作品読むと
人間どこでどうなるかわからないしと ちょっと恐い。
>>849
>普段私には関係ないと思ってるけど こういう作品読むと
>人間どこでどうなるかわからない

そういう気持ちになるというか、なれるのも本読む醍醐味の一つだよね(本に限らず映画とかもだけど)。
視界が広がるというか。

それでも「そんなのフィクションだし自分には関係ない」と言い切れる人も世の中には結構いるのかなあ…
ある程度は割り切って読めるかな。

以前、入院するトメにオススメの本教えてと言われてあれこれ勧めたら
時代物やファンタジーはわけわからん
ミステリーは人が死ぬから嫌だ
その時話題になってた「博士の愛した数式」は
記憶がなくなるなんて怖いとか言い出して
もう自分で選べって投げた。
闘病モノでも勧めてやればよかったか
そんな人には、ハーレクインロマンスでも与えたら
満足しそうだけどねW
>>851
きみまろの本でもわたしとけw
今手元にある「山田ババアに花束を」をトメ様に差し上げたいw
人に本を紹介するのは難しいよね。
趣味を疑われるのもいやだし高尚ぶってると思われるのもイヤで
結局世間でそれなりに評価の高い、自分の中では75点くらいのを勧めることになる。
>851
きみまろ本だしてる
>853
かぶっちゃったか(笑

じゃぁ「おひとりさまの老後」で
>>857
読んだことないから内容わかんないけど、タイトルだけで
トメにはぐっときそうw

華麗なる一族を読んだ。
ドラマ化されたときに「鉄平は木村拓哉じゃ嫌だ」と
言っていた奥様たちに激しく同意した。
宮尾登美子もけっこうハマるなあ
「篤姫」は読んでないんだけどやっぱ花柳界ものがなんとも言えない
映画化されたのは好きじゃないんだけどあの淡々とした小説が五社監督にかかると何だかエロス満開になるのが不思議
宮尾登美子の初期の短編に谷崎にめちゃくちゃ感化されたに違いない入れ墨モノの小説があったんだけど誰か題名覚えてないかなあ?
>>859
「菊籬」に入ってる「彫物」?
861名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/07(土) 20:00:39 ID:HOo4bl9rO
>>860
それーっ!
すごいわ、さすが読書好きな奥様
思い出してすっきりしました、ありがとう
岡嶋二人の『クラインの壺』を読み終えた。
たどり着くところが全く予想できず一気に読んでしまったけど
そうか、そこへ行くのか、と後からじわじわくる。
でも『99%の誘拐』とこれで、もうこの人のはいいや、という感じ。
遅ればせながら柴田よしきのRIKOシリーズ読み始めました。
柴田よしきのOLものは何冊か読んで気に入ってたはずなのにすっかり忘れてた。
女刑事物って大抵男性刑事に馬鹿にされたりするのが読んでてイラっとくるんだけど、
これは途中から仲間がしっかり出来てることがわかってよかった。
ポトスライム読んだ
ここでつまらないと言われていたので、期待しなかった分、
逆にまあまあ読めた
主人公の状況が何ひとつ変わらないのが、つまらない理由かな
>>862
焦茶色のパステルは面白かった気が
絶版かな
なんの気まぐれか、内田康夫を読んでみた。「死者の木霊」
けっこう面白く読めた。森村誠一なんかもそうだけど
多作で書き散らかしたようなひどい作品も多い中
やっぱりちゃんとしてるんだなと思わせる作品もあるんだよね。
当たり前かもしれないけど。
有吉佐和子の「芝桜」上巻読了
正子より蔦代が好きな私は少数派ですか?
花街で生きていくにはあれだけ図太くて逞しくないとダメなんだろうなー
正子は単に箱入りお嬢様ってカンジ(育ちはアレだけど)
そりゃ蔦代みたいな根っからの芸者は見ててイライラするわw
「私ならもっと上手く立ち回れる!」って思われても仕方ないよ
>>867
友達にしたいかどうかは別として、私も蔦代は好き。
下巻読了したら、ぜひ続編の「木瓜の花」も読んでみて。
>>60
かなり遅レスだけど、「リセット」読みました。
こういうSFっぽい設定は嫌いなんだけど、これは面白かった。
主人公達と同世代だったらなお更あの親や祖父母の感じがわかるのかなーとか
思って読んだけど、充分面白かった。
ご都合主義で終ることもなかったしね。
>>866
死者の木霊は結構というか面白いよ。
ちゃんと書いているし。

大量生産するようになってから
ものすごーく薄くなったけど
デビュー話は、ちゃんと凝ってた
871名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/09(月) 09:32:30 ID:yjsg22gwO
芝桜は続編木瓜の花まで読んだ。
言葉使いとか着物とか細かいとこ好き
森見登美彦と万城目学を続けて読んだ。
私にはホルモーーー!の方が性に合った。
「鴨川ホルモー」「ホルモー六景」「鹿男あをによし」と続けて読んでしまった。
「鹿男」は先にドラマをみていたから、鹿の声が頭の中で山ちゃんで再生w
京都、奈良の余韻にどっぷりつかってます。また遊びに行きたくなった。
私もホルモー読み終えたところ。鼻の素敵な彼女が怖かったw
スピンオフと知らずに六景を先に読んでしまったけど
それはそれで楽しめた。
>>873
「鼻の素敵な彼女」より、同志社の元カノのほうがイイ子なのに
芦屋ってばかだなーとか、両方読むとさらにおもしろくてよかった。
映画の予告動画にも笑った。こういうファンタジーはスカっとして
いいですよね。
新刊「プリンセス トヨトミ」は図書館予約、順番待ち。
875名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/09(月) 10:53:55 ID:yjsg22gwO
貴志 祐介の狐火の家、大分待ってようやく図書館から借りだした。読み始めだけれど、硝子のハンマーのシリーズなのね。密室系はあまり興味ないんだけれど、まっ、取りあえず読むわ。
万城目、エッセイが面白くて、
読みながら声あげて笑ってしまった。
>>841
ナカーマ
ベスト・オブ・ドッキリチャンネル、ビートたけしやら聖子ちゃんやら、「小学生のときにテレビで見た人」を取り上げてるから懐かしい。

森茉莉「甘い蜜の部屋」、父親に溺愛されてる美少女がなんとも言えん。
BLの元祖的な短編も好きよ。
今更ながら「さまよう刃」。東野圭吾好きだし、ぐいぐい読ませるんだけど
逆にあっという間にスルっと読めてしまってなんだか物足りない。
意外性がなくて重いテーマなのに心に残らないというか。
読みにくい文章はそれはそれで本投げたくなるんだけどさw
あと推理物読みすぎか、携帯の電源入れるたびに「微弱電波が...」と気になったw
「さまよう刃」は、あのペンションの女の人が居なければもっと面白かったと思う。
>>877
ドッキリチャンネル、全集借りて読んでみたら印象が変わった。
面白い部分も多いけど、被害妄想で思い込みが激しくてちょっとげんなりした。
ちょっとボケ入ってるかなーとさえ思ってしまった。

全文掲載の文庫があればいいのに……と思ってたけど、
面白いのだけ抜粋した文庫を出したのもちょっと納得した。
>>879
映画化されるみたいだけど、ペンションの女の人の存在も
なんとなく映画化も念頭に入れて書いたのかなと思ってしまった。
(まぁ作家も商売人だからそれも重要だろうけどw)
どちらかというと協力するのはあの年配のお父さんの方で
刑事もあわせて全員ジジむさい方が好みだったかも。
もしくは協力者なしでひたすら孤独であのラストの方がグっときたかもしれない。
竹野内豊が刑事だっけ?
伊東四郎も刑事なのかな?
>>879
同意。

しかし、あの犯人はホントにDQNで、読んでても
殺したくなったよ。上野にこの前遊びに行って、
ここがラストシーンの舞台なのね、と思った。

ガリレオの時は、女性キャラを入れてドラマは作りたいって
フジテレビに言われて、で、柴咲にやらせたい、って言われて
「じゃあ」ってそれっぽい女性刑事を東野が描いたっていうことが
あったから、今回も「映画だとヒロインに相当する女性が必要」とか
どこかから言われてた可能性もあるね。
884名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/09(月) 16:52:16 ID:yjsg22gwO
>>863
あのシリーズは好き嫌いが多いみたいだけど、私も好き!
スピンオフの聖なる黒夜も好きだな
小川洋子の「やさしい訴え」読了。
ああいう世界大好き。前編を通して静かな音楽が流れているような感覚。
何もこない人にはこないかも。
好みは分かれそう、こういう愛の描き方は自分にはない示し方だったので
新鮮だった。

B・シュリンクの「朗読者」
これは2度読みしないとわからないな〜、ただ構成力がすごくあるので
引き込まれる。
主人公はハンナによって一生、逃れられない問題と向き合い続けていくのでしょう。
しかし、ハンナの選択の意味するところ、これは何なのか?は
人によって意見が違いそう。
K・ウィンスレットがハンナを演じてアカデミー主演女優賞に輝いたけれど
レボリューショナリーロードといい、人によって感想の別れるそして
考えさせられる悲劇に共感する女優なのだろうな。
そのイメージで、読んでる最中ハンナにケイトを投影させて読んでしまった。
特徴は似てる気がする。
誉田哲也「ストロベリーナイト」が面白かったから
「ジウ」を読んでみたけど、これは自分にはいまいちだった。
登場人物の女(美咲と基子)がどっちも好きになれずに
な〜んか気に障ってダメだった。
ストーリー自体はまぁまぁだったけど。
「さまよう刃」私もペンションの爺さんが協力者のほうが
合点がいくし面白いのにと思った。
が、宮部色の作品になるような気もするし…
東野さんは売れっ子になったねぇ…
雫井の「ビターブラッド」を読んだ
あまり評判が良くないみたいだけど、楽しめた!
軽いのも結構いけるじゃないか
「栄光一途」「白銀を踏みならせ」は
寒くてどうしようかと思ったもんだが…
まぁコメディは流行廃りもあるから難しいんだろうけど
今日は夕飯作らなくていいので続けて私も雫井「虚貌」。
こちらも一気に読ませて文も上手くてテンポもいいけど
読後というか読中にもご都合主義?に思わず笑えてしまったw でも同じく楽しめた。
どちらかというとこちらの映画化の方が見て見たいw
なんか豪華な土曜ワイドっぽいというか(一応褒め言葉w)
物語の核になる顔に関する技術が果たして可能なのか見て見たいw
>881
主人公とペンションの女の人は誰が演じるの?

それにしても東野祭り、続くね。
ガリレオ・流星・名探偵か。
次はパラレルワールドラブストーリーあたりか加賀刑事シリーズかな。
今さら佐藤賢一祭中。
面白いと言えば面白いんだが
(いやむしろ読んでいる間は最高にwktk)
読み終わるとなんかもやもやする。
ライバルなしで一人で突っ走ってる馬を見てる感じ。
そりゃ楽しかろうて。
>>890
「虚貌」もすごく面白いんだけどね
でもやっぱりアレがねぇ…wwwww

そして読み終わったあと、物凄く欝になる…
父娘カワイソス
私は「犯人に告ぐ」を読み終わったところだw
初雫井だったんだけど、面白かった!
文庫の下巻に入ってからは一気読み。
次は「火の粉」にしようと思ってたけど>>889さん、>>890さんのレス読んで迷ってるw
>>890
自分も一気読みして、なぁわけねぇ〜だろう〜で笑った
渡瀬恒彦主演で2時間サスペンスやってたよ(娘 遊井亮子)
あの変身メイク達人刑事は林泰文
村上春樹より雫井のほうがよほど連続規制したいくらいだw
いやあくまで冗談だけどw
>>891
主人公は寺尾聡らしいよ。ペンション女性は不明。
ストーリーに合わせると30台中盤くらいの女優かな〜? 
>>893
そうアレがww
でもアレなのに最後まで一気に読ませる文章力はすごいよねw
>897
教えてくれてありがとう。
え、寺尾聡?イメージではもっとエネルギーあってギラギラした30代後半〜40代前半なんだけど。
寺尾だと年取り過ぎなような。30代のペンション女性とも男女の仲よりも親子みたいに見えそう。
映像化って、不思議な配役になるんだね。自分のイメージとはいつも本当に違うわ。
>>889
私もビターブラッド面白かったけどなぁ。
親父には笑わせてもらったよ。

「森に泳ぐ魚」
待ちに待ったので楽しみにしていたのに、
「砂漠の薔薇」より納得出来なかったわ。
仲間ハズレにされた側の思いをもっと書き込んで欲しかった。
異常行動をしてるのが、二人のうちのどちらなのか
途中から判りにくくなるし。
>894
犯人に告ぐは傑作だとおもう
映画みるとひどいんだーこれが

今伊坂幸太郎ゴールデンスランバー読んでる
私登場人物忘れてしまって後から誰だったっけってムズムズするのイヤで
登場人物メモしながら読むんだけど
90ページで登場人物30人・・メモしてるのにメモから探して尚もう一度読み直すほど

伊坂さんはオーデュポンしか読んだことないけど、あれもやっぱり
人物が多く薄く出てくるのよねえ・・
序盤は「犯人に告ぐ」とか「模倣犯」とか「火車」とかあれくらいのノリを期待させてくれるのに
結局これもドラマを最後までじっくり楽しませてくれるというより
オーデュポンみたいなまわりくどいメッセージ、作者はこれを伝えたかった!
みたいな寒々しい自己満足を読まされた挙句
現実ではありえない魔法をかけた結末で終わるのかしら・・

序盤楽しいので期待しつつ、こけたら許せない作品!ワクワク
「犯人に告ぐ」の映画は、ひどいの一言に尽きるよね。

>>894さん、「火の粉」は良いよ。読むべし!
昨年から続くメディアの異常とも言える麻生首相叩きにウンザリされてる方、
9〜15日間で麻生首相の本を一斉に買って応援の声をあげませんか。
本は1冊数百円です。まずはニコ動見てください。

●参考動画【3月10日】麻生太郎首相の本購入イベント【決行】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6312528
麻生太郎首相の本購入イベント【3/10】
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/event/1235905027/l50
もしスレが1000で落ちていた場合、イベント板に新スレがあります。
(携帯からは案内→イベント企画です)
宮部みゆき「英雄の書」読了。

なんだかんだと思うことはあっても、これまでそれなりに楽しんできたけど
自分のなかでついに宮部みゆき終了を確認するような話だった。
主人公の11歳の少女が、まったく魅力がない。
いっそYA文庫で出して欲しかった。新聞連載でこれってあんまりだ。
>>900
伊坂作品は登場人物が多いのと、他の小説とリンクしてるのも特徴だよね。
個人的に一番面白かったのはラッシュライフ。
女性より男性に人気があるみたいだけど。
オーデュボンの祈りは桜が良かったわ。
最後まで案山子がなぜ喋るのか?っていう謎が解けなくてちょっと消化不良だったけど。
矢口敦子 「償い」読了
先に「証し」を読んでるけど なんかモヤモヤ
少年の闇が根底にあるんだけど
少年が闇を抱えるようになった理由というか 過程が甘い感じがする。
登場人物の関わり方も ちょっと無理があるような・・・

小説だからと言えばそれまでだけど
桐野夏生とか乃南アサの方が そういう背景の描き方が
しっかりしているように思う。
>904「オーデュポンの祈り」ちょっとネタバレかも!




桜!よく覚えてますねぇ
桜の存在って現実の世界でもちゃんと用意されてるじゃないですか
現実の世界は私達の見えないところで全てが行なわれているけど
本の中では近所に住む桜が目の前でやってみせる
結果は変わらないのに、桜の存在やその存在を黙認してる住人は
オカルト宗教団体のようにも見えてしまう

深い作品だなーと思いました
案山子は読む人によって違うっていう「仕込み」なのかなって思ったんですが
自分の世界なのに都合よく「傍観者」になれる分かっているはずなのにになにもしない
私の化身ってことかなって思いました

桜も案山子も深いでしょー!っていう「仕込み」みたいなものが見え見えで
寒々しいと思ってしまったんですけどね(´・ω・`)

907名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/10(火) 12:13:05 ID:dyWci1Vd0
>>903
英雄の書、予約入れているんだけれど
最近、同じような傾向は感じてる
でも、作家の寿命は長いからね。まだ期待しているんだけれど
>>886
ジウ、1は面白いのに3の超展開はどうしようかとw
いつか読もうと思ってかれこれ20年以上もたってしまった福永武彦『草の花』を読み終えた。
小難しい本を好んで読んでいた高校生の頃だったら、結構はまったかもしれないが
正直「もっと楽に生きろや」と冷めた目でしか読めなかった。
楽にといっても、赤紙に怯えながらじゃまぁ無理だけど
孤独とか純潔とか魂の美しさとか言ってないでさっさと抱きしめろ、ですよ。

でも、文章は美しいですね。
「草の花」懐かしいなぁ。○十年前に読んだw
学生時代に読んだ本も、今読むと印象違うんだろうね。
自分も変わったし、世の中も変わった。
いろいろ読み返してみたいけど、新刊も読みたいし、体がひとつじゃ足りないわ。
>>906
案山子と桜の存在している意味は解るけど、案山子の場合、どうやって誕生してしまったのか不明なのがイヤだったわ。
オカルトチックでもいいから、虫が動いてる以外の何かの意思とか神とか
何かしらの説明があったら良かったと思う。
スコセッシで映画化されるって事で「沈黙」もう一回読み返して見たけどやっぱり名作。
でも映画化が頭にあるせいか、勝手に色々脳内キャスティングして
わさわさしながら読み進めたので初回ほどの感動得られずw
キチジローは誰がやるんだろう?wktk
少し前に柴田よしきのOL物2冊読んで、
次はここで紹介されてたしとRIKOシリーズ読んだら見事にハマった。、
その後ファンサイトとかで見て、いろいろ読んでったたら
ゲイネタ多いんだね・・疲れてきた。
せっかく好きな作家さん発見!って喜んでたのになぁ。
宮部みゆきもついに私はダメになってしまったし、
ここんとこ「新作出たら絶対買う!」って作家が少なくなってしまってる。
海外文庫だけが頼みの綱だ。
久しぶりに実家に帰ったら陰陽師を発見。懐かしいくて持って来た。
結婚して以来、夢枕獏読んでなかった事に気付いたよ。
何故だろう?他の作家さんは結婚しても読み続けてたのに。
桐野夏生「ポリティコン」早く出版してほしいわ〜。
読売土曜朝刊の連載が待ち遠しいわ〜。
遠藤周作の「王妃マリーアントワネット」上下巻読了
ギロチンに送られる前の情景が丁寧に書かれていた
一人の愚かな女が、悲劇によって変わっていく様が面白かった
だけどフェルゼンと何もなかったって…それはねーだろ!と一人ツッコミ

フランス革命ものを読むと、その度に脳裏でベルばらの絵柄が浮かぶのは私だけですか
>>915
讀賣の朝刊連載「やさしい大人」でしょ?
あの絵柄が「カリフォルニア物語」のヒースを連想させるのよねぇ。

>>916
私達の年代だと、ベルばらを思い浮かべない人のほうが少ないんじゃない?W
小池真理子の青山娼館を読んだ。
本屋でぱっと開いてみたページにケツ穴ボールペンのくだりがあって
衝撃を受けたw
実際読んでみたらシリアスで良かった。こういうの好きだ。
私は初ベルばらが宝塚だったので
マリーアントワネットを読むとどうしても脳裏で
「わたくしは…フランスの……じょ〜う〜お〜〜うなのですから〜〜〜!」
がよみがえってしまうよorz
あれって原作漫画にあったセリフ?
>>918
私も先日読み終えた。私はガッカリだったな。
親友の自殺の原因ももっと他に何かあると思ったけど、結局ボールペン男だったみたいだし
自殺した親友の妹も精神を病んだとかいうわりには普通杉。その後出てくることも無かったし。
親友が不倫してたという男も何に対してか知らないけど怒ってばっか。
主人公も主人公で、死んだ親友のことを「彼女が愛した人だから私は抱かれない〜」
「これは恋ではない〜」等と言いながら結局恋してるし、男は男で死んだ女の子とを
「彼女が忘れられない。他の女が何だというんだ。彼女に変わる人間なんていない」
とカッコつけてたくせ結局最終的にやりまくって「黄みの身体は素晴らしい」とか
なんか誰にも共感できない小説でガッカリだった。死んだ親友は何故娼館に勤めてたのか
理由すら書かれてないし。全体的に中途半端すぎだ。
ケツボールペンで一気に引いた
>919 ポテチの残りカスを顔に浴びてしまったではないかw

私も沈黙読み返すかな・・・>912
>>913
私も柴田よしきは、ゲイネタが嫌になって読まなくなっちゃったけど、久々に『水底の森』『蛇』を軽い気持ちで読んでみたら面白かった。『蛇』は『炎都』シリーズにすごく似てますが。
柴田よしきは「宙都」の続きを書く気があるのだろうか。
どんどんマンガ化していっているが、ちゃんと終わって欲しい。
奥様方に質問です。
この間友人娘(小4)に、「恋愛小説が読みたいけどどんな本がありますか」と聞かれちった。
とっさに携帯小説しか薦められなかった馬鹿な自分 orz
小学生にお勧めの恋愛小説ってどんなんがありますかね?できりゃ性描写はないほうがいいけど。
でも「野菊の墓」とか「たけくらべ」じゃ読まないだろうな……
あ、「赤い糸…みたいなのがいい」とも言ってました。ますます困る私。
>>925
うーん、それは難しい…
読みやすさ重視で吉本ばななとか勧めてみては?
普段ケータイ小説を読んでるなら、いきなり文学は無理だろうから。
もちろん中身を確かめて、わりと健全なものを選んでね。

あと、最近の作家なら豊島ミホとかは?
小学生が主人公の作品も書いていたと思う。
「檸檬のころ」とか、高校生が主人公だけど爽やか恋愛話があったはず。
絵本板で児童文学関係のスレ探してそういうとこで
聞いてみるといいのでは?
私は小学校4年生というと少女マンガを読んでたから恋愛ものは
マンガで済ませて、本は小公女とか位しか読んでなかったので
よく分からん。
>>925
ちょっと考えて見たけど全然浮かばないw 小学4年生難しい。
大げさだけど最初で読む本ってその後の読書傾向(ましては恋愛傾向?)
に影響しそうで緊張するw
確かに私の時でさえ「野菊の墓」「たけくらべ」を読んでも全然恋愛モードあがらなかったw
吉本ばななの初期の作品とか? 中学生だったけどムーンライトシャドウ
で思いっきり泣いた思い出が。 でも4年生だもんな〜。

自分が小学生のころの恋愛小説といったらコバルトシリーズ(を、親の目を盗んでまわし読み)くらいで
ちょびっとの性的な言葉をキャーキャー言っていたもんだけど、いまどきの携帯小説ならその程度ではないだろうな。
小学生向けとなると、森絵都とか梨木香歩とか(あまり恋愛なさげ)古典?なら赤毛のアンとかロミオとジュリエットとかか?
純粋に「小学生向け」のジャンルに恋愛はなさそうだけど、ラノベ系ならありそう。
ラノベにはうといので詳しい奥様お願いします。
>>925
恩田陸の「夜のピクニック」とか。
高校生だけど学校が舞台なので、ちょっと携帯小説っぽくない?
誰と誰がつきあってたとかもあったよねw 
どぎつい表現もなかったような。 でもちょっと早いかな?
秘密の花園(バーネットの)は、まさに小学生時代そういう意味でドキドキしながら読んだw
私もコバルト文庫に一票。
氷室冴子なんてすごく健全だし、大人になった今でも心に残ってる。
赤い糸云々とはまた違うかな。
その女の子が、良書的なというか、
そういうものを求めて聞いてるんだろうか
ただ本当に赤い糸みたいなのが読みたいと思って
他にタイトル知りたいだけなら、
「普通の小説で小4でも読めそうで恋愛要素もなくはないもの」を
一生懸命考えてあげてもあまり意味がないような
YA小説などちょうどいいかも
4年生なら「愛の旅立ち〜フランバーズ屋敷の人々」はどうでしょう。
きわどい描写…はなかったと思う。
↑たしか岩波少年文庫から出てました
925です。いろいろご意見ありがとう!
>>933さん、タイトル知りたいじゃなくて、赤い糸で結ばれて運命の出会い〜みたいなのが読みたいんだと思う。
なにしろ小4なので本人もうまく説明ができない、でもこのおばさん(私)は本一杯読んでるから聞いてみよう、と思ってくれたみたいです。
小4って私はまだ児童書読んでたよ…orz
しかしコバルト文庫ってテもありましたね!うっかり思いつかなかった。
他の板へ全然行った事がないのでついついここで聞いてしまいましたが、他の板でも聞いてみようと思います。
どうもありがとうございました。
あれ、携帯小説の赤い糸みたいなのがいい、という意味ではないの?
案外恋愛ものは漫画でいいんじゃ?と思う。ちゃおとかなかよしあたり。
反対に文章だと描写が・・・。
小4なら赤毛のアンとかあたりはどうなんでしょうか?

うちの子供はナビ・ルナとか黒魔女さんあたりで喜んでるな。
氷室さんのジャパネスクは古典に興味ももてるし
良さげですね
昔のコバルト文庫は良質の少女小説って感じだったな
最近はちゃおやなかよしの漫画もアレだからなぁ

>941
新書版のコバルトブックスの時代はまさに少女小説の世界だったなー
ジュニア小説ってジャンルだったけど
「エリカの花咲く径」とか、タイトルだけでわくわくした。
富島健夫が「制服の胸のここには」って青春物を書いてましたね
いま、ジュニア小説っていうとどんなのを指すんだろう
ブックオフの漫画や少女文庫の棚の前を通って驚くのは
(普通の本屋だと興味ない棚にはまずいかないのでブックオフの例だけど)
半分くらいはBLモノだってことだなあ
漫画なんて、いわゆるマーガレットや花ゆめとかじゃないレーベルで、
ちょっとひねってあって面白そうと思うタイトルのモノは100パーBLって感じだ
コバルト文庫といえば小学校の頃赤川次郎の
「吸血鬼はお年ごろ」シリーズに夢中だった。 
思えばあれが初ミステリーだったのかもw 

最近料理にモチが上がらないので沢村貞子の「わたしの献立日記」再読。
ただお腹がすいて実家に帰りたくなったw あ〜、あの雰囲気憧れる。
>925
カレンキングズベリーの「赤い手袋の奇跡 ギデオンの贈り物」とか・・
小4でも読むにはもったいないかなあ
このスレもいっぱいになってきましたね。
980が次スレを立てるとなっていますが、スレの立て方はどこをみればいいでしょう。
分からないので、前スレでは980になるのを避けていましたが、楽しませていただいて
それも悪いなぁと気になってましたので

>>925
コバルト文庫の藤本ひとみはどうですか
氷室冴子は面白いけど、恋愛にそれほど比重を置いてないというか
どちらかというと主人公が置かれている状況や、起こった事件を楽しむパターンが多いと思うので
氷室派の私は友達に借りて読んだけど、思ったより恋愛色濃くてびっくりした覚えがある>藤本ひとみ
948名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/12(木) 10:10:16 ID:4kBLV1/F0
藤本ひとみは大人になってしか読んだことないんです。
鑑定医シャルルはコバルト時代にうまれたキャラだと聞いたことありますが
私は細かく時代背景が書き込まれたフランス背景のが好きです。
令嬢テレジアが漫画化されていて、あれはあれで面白いですが、
特に髪型は藤本のこだわる正確さはアレンジされてますね。
小4ならやっぱり「赤毛のアン」とか「足ながおじさん」あたりがいいと思う
今の子たちの恋愛観とか多分もう自分たちと違うんだろうけど、妙な携帯小説みたいなのだけは読まないで欲しいわ
でも今、藤本ひとみとか氷室冴子とかのコバルトって売ってるんだろうか…?
あのお二人はほんとにいろいろ描写が細かくて、ストーリー以外のところでもすごくおもしろかった。

恋愛といえば山浦なんとかの「星子さん・宙太シリーズ」あたりは
ちょっとやらしー描写が出てくるから、すごいドキドキして隠れて読んでたw
中学生だったけどなw
性コミ世代だからなあ
今は「青い鳥文庫」あたりが小4くらいの子には読まれてると思う。
コバルトは、小学校高学年〜中1・2年あたりが読んだピークだった気が。
皆さんはもっと早く読んでいたのかしら?

スレチだけどマンガも、例えば安野モヨコ漫画でも子供向けの
シュガシュガルーンなら大丈夫だと思うし、手塚さん作品も楽しめそう。
>>950
>山浦なんとかの「星子さん・宙太シリーズ」
うわ懐かしー!
そうそう、むりやりキスされたと思ったらラップごしだった!
みたいなの読んでドキドキしたよー。
藤本ひとみはシリーズ軒並み未完だよ…
一話完結の連作ものとかもあったけど、多分絶版じゃないかな。
ただ氷室さんや藤本さんだったら図書館に入ってる可能性は大。
今のコバルトは姫もの・逆ハーレム風味のファンタジーばっかりで、ちと食傷気味。

米澤穂信の「秋季限定栗きんとん事件」の下巻買ってきた。楽しみ!
955名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/12(木) 12:56:59 ID:4kBLV1/F0
>>916
歴史学者にもやったか、やらんかは不明らしい
王の愛人はぽいすてレベルはともかく、公妾という公の地位があるけれど
妻の方はちがうのよね。

>>919
私は原作が先だけど、あのシーンの方を思い出す。
セリフ自体はあったのかな、一夜をすごしたのちの静かな別れだったが
アカデミー賞の原作 ぼくと1ルピーの神様
教えてくださった奥様ありがとう。面白かったです。

>>954
米澤穂信の作品ってどういうジャンルですか?
儚い羊たちの祝宴 を読んでみようと思ってますが。
荻原さんの勾玉シリーズは、
最近読んだけど、子供の頃読めばもっと面白かったかも、と思った。
児童文学だから当たり前なんですが。
藤本ひとみ、氷室冴子懐かしいなあ
漫画家マリナを完結させてほしかったし、ジャパネスクと金銀ももっと読みたかった
赤毛のアンシリーズは、続編以降、意外と恋愛小説だよね
アンの娘リラなんか、王道恋愛小説かと


高楼方子はどうでしょう?
「時計坂の家」「私たちの帽子」「11月の扉」「緑の模様画」など
女の子がどきどきする要素がたっぷりで 品のよい作品が多いと思います。
>>957
ひとまわり違う従妹が中学生の時に貸してくれて、
同じこと思いました
森にすむ魚、やっと順番がきて読み終わった。(図書館)
これ、なんとなく読み終わって消化不良?なんだけど・・・・。

関係がこじれてきて、最後のほう、祭りに出かけて子供をトイレに連れ込んで・・
みたいな、夢の中のような、描写があったけど、あれは誰について書いてあるの?
読み手が、誰か想像してくださいってことなのかな?
それとも、誰もが(あの三人の)そうなりうるってことなのでしょうか。

途中までは、読みごたえもあって、面白かったのですが、最後失速ってかんじ。
松本清張「或る小倉日記伝」
やっぱり初期の短編は切れ味抜群だなあ。

>>954
うわ、小市民シリーズ新刊出てたのですね。知らなかった。買って来なきゃ!

>>956
それは読んでないけど、傾向としてはラノベ風味の日常の謎系青春ミステリが多いです>米澤
(「インシテミル」は殺人アリなので注意)
小市民!下巻出たんだ!
くああああ、今まさに買い物から帰ってきてしまった…
どうして本屋に寄らなかったんだ自分のバカバカw
鈴木光司「エッジ」読んだ奥さまいらっしゃる?
やっとこ上巻読了したんだけど、物理難しすぎてチンプンカンプン。
下巻もこんな調子なのかな?
だったら潔く挫折しようかなぁ。
965名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/12(木) 16:02:35 ID:4kBLV1/F0
最近図書館に行ったら横溝正史がずらっとならんでいた。
それもマイナーなものばかり
また、新しいブームなんだろうか。
昔一通り読んだんだよね。
最近も悪魔の手毬唄読み返したばかりだが、名前だけで
初期の佳作!っていうつまらないものは読みたくない
中一長男が学校図書館から「テンペスト」を借りてきてくれた。
読了したけど、これ、普通に学校図書館に置いてもOKなのかな?
確かに中盤から後半は、ほとんどラノベのノリだと思うが・・・。
幸田文が気になるけど未読。
何から読んだらいいのかな 綺麗な昔の日本語が読みたい。

三浦しをんのエッセイ面白いね。
殆どホモ漫画とバクチクwの話だけど気軽に読めていい
>>967
「崩れ」をイチ推しさせて下さい。短編集「みそっかす」も手に入りやすいかも。
同じ傾向の超遅咲き作家、吉野せい「洟をたらした神」もおすすめしてみる。

高校時代、加藤幸子の「夢の壁」を夢中になって読んだ記憶があって
古本屋で再会したのが嬉しくて20年ぶりぐらいに再読したら、なんだか記憶と
全然違っていて驚いた。こんな話だったっけ……
去年読んだカーレド・ホッセイニ「君のためなら千回でも」がちらついて仕方ない。
>>967
映画化されるそうだし(吉永小百合と鶴瓶だっけ?)イメージが変わる前に『弟』おすすめ
題は平仮名だったかな?
幸田文の自伝的要素が大きいそうで、幸田文のとっかかりには良いと思われます
>>967
軽く読めるものなら新潮文庫の『雀の手帖』オススメ。
新聞に連載してたものなので短くて身近な内容が多いです。

小説で好きなのは「きもの」だな。
>>967
私は「台所のおと」からだったな。
さらっと書いてあるんだけど、ずっしりな読後感。
「きもの」は私も好きだー。続きが読みたかったな。
967です。
皆様方色々ありがとうございました。明日本屋で買ってみます。釣瓶に危険を感じたのでおとうとを最優先にしますw
ちょっと前にドラマ化されてた「四つの嘘」を読んだ。
ドラマは見てなかったから細かく描写される4人の女性を
勝手にイメージして読んだけど、あとでググってみたら
「外国人モデル並みのスタイルと、よくスカウトされるほどの
全校一華やかな美貌」のブッキ役が寺島しのぶだったとはwww

詩文キャラの友達に貸したら「おもしろくない」と言われたw
>>973
面白そうだなと思って買ってはみたが
読む気が薄れて放ってある>四つの嘘

ドラマは面白かったですよ
本は読んだ事ないですが
吉田修一の「パレード」
つまんなかった。
アマゾンで大絶賛、「こわいこわい」いうけど、別に予想通りって感じで、読んだ時間ソンした、と思ったよ。
でもここまで評価高いと、自分に重要な感性が欠けているのかも、と心配になった。
面白かった人いたら、どういう点でおもしろいのか教えてくれい。
矢野節子の「氷の華」

どんな作家か知らないで買ったんだけど、冒頭からくどくて言葉の端々が年寄り臭くて投げ出しそうになった。
話に出てくる人物の名前や店の名前がありえないくらいダサくて驚いたんだけど
後で、1946年生まれのお婆ちゃんだと知って納得w

35歳で大金持ちで美人の奥様が通う美容院が「髪友」で
その奥様が通うセレクトショップの名前が「雅」とかあり得ないでしょww

リダイアルを「再ダイアル」と書いて、わざわざ「最近の電話には、前にかけた番号を記憶する機能がある」とか
お年寄り目線過ぎて読んでて飽き飽きした。
話の内容も2時間ドラマの焼きまわしでひねりもないし何でこんなお婆ちゃんが作家デビュー出来たのか疑問。

店舗の名前がオカシイ事くらい、編集さんも一言言ってあげればいいのにw
米澤穂信は犬や羊みたいな性格悪い系が好きだ
小市民や古典部は説教臭くて童心に返ってムズムズするw
グロテスク読み終えた。
なんだかとても疲れた。すごく良い小説だったと思うし面白かった。
でもこの疲労感は何だろう?影響受けすぎたのかな?
読むのに3日掛かったんだけど寝入りに読んだ二晩は眠れなかった。
今日も眠れない予感。感情移入しすぎたかな?
こんなに濃厚で読み応えのある小説、久しぶりに読んだ。
奥田さんの「町長選挙」文庫化になってました
伊良部シリーズ大好きだから楽しみ
今は「犯人に告ぐ」(下)を読んでる
このスレの影響受けまくりw
お、伊良部シリーズ文庫になったのね、読まないとw

私はゴサインタン、一度挫折して読む本無くなったので
また読み始めて終了したところ。

この前に読んだのが「絹の変容」で何だかこの人の
虫の描写がとても気持ち悪い(褒め言葉)
ゴサインタンはどうもピンとこなかった。
淑子って呼んじゃう男も母もなんだかなーだし
神がかっちゃうあたりもしっくりこなくて。相性悪かった感じ。
オースター「幻影の書」
ブラッドベリ「さよなら、コンスタンス」読了。
柴田節も、詩が固まって小説になったようなブラッドベリも読んでて快感だった。
次は皆様おすすめの有吉佐和子読んでみまーす
>979
3日で読んだんだ、速いな〜。
私は通勤電車の中で読んだから、10日くらいかかったよ。
内容に引き摺られたみたいで、読後の生活に少し影響した。

ほとんど間をおかずに残虐記も読んで、おもしろかったんだけど、
発表されたときは評判良くなかったんだね。
確かにこれ、あの事件の被害者と加害者の関係を「想像」して書いたんでしょ?
と思ってしまう人の気持ちはわかるけど…創作としておもしろかったんだけどなあ。
>>977

1946年生まれだと、お婆ちゃんというか団塊世代というイメージだ。
思うに、作者は、自身が35歳の頃にこの作品を書いたんじゃないかと。
だから、風俗やネーミングが古臭くて、リダイヤルの説明などもあるのかもしれんと。
>>984
そっか、でも2007年の作品だから2005〜6年くらいに書いたのかと思ってた。
>>977
焼きまわし?
焼き増しを焼きまわしっていう人はよくいるけど
この場合違うよね
焼きなおしのこと?
伊良部センセイのと、北森鴻が一緒に出てて今月は嬉しい文春文庫。

>>977
「西洋髪結」で切ってる自分は違和感なかったw
宮部みゆきの「英雄の書」ようやく読了。

恐ろしくつまらなかった。
つまらなすぎて、宮部みゆきもこんなつまらない話を書くのか!と逆に新鮮だった。

安積警部補役、佐々木蔵之介か。
全く予想外のキャスティングだが、好きかも。
>>977
なぜ、売り出せたかは不思議だ
本自体は商品としてあるレベルだけど、新人が世に出るには
普通はそれ以上のものを求められるよね。
熟年の希望?だけで米倉主演の2時間ドラマまでなるのが謎だ
何か強力なコネがあるのかな。
ドラマの原作になった位だからテレビ関係者とか。

栗原はるみだってプロデューサーの妻じゃなければ
ブログレシピ作るような年代じゃないし、有名にならなかっただろうしさ。
次スレないようなので立ててきます。
>>991
栗原はるみ…
あの人の料理凄いよね。めんつゆつかって料理とかww
あれで料理研究家ってw

スレ違いスミマセン
次スレ立ちました。

::::読書好きの奥様 31冊目::::
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1236901836/

>>988
宮部みゆき、読売で連載してる小説は面白いのになあ…
南伸坊の挿絵も可愛くて毎朝楽しみにしてる。
>>994
どうもありがとうございます。

宮部みゆきや桐野夏生、おもしろいけどなんか苦手。
残酷な描写は女性のほうが容赦ないような気がする。
最近は精神的に影響の少ないのんびりした小説ばかり読んでるな。
新スレ乙。

「氷の華」の違和感、本もドラマも見てないけど気になってぐぐってみた。
幻冬社なのねー。この作品のヒットは「団塊世代に自費出版させよう」という
巨大なプロモーションのためのやらせヒットなのではないか?

自費出版は以前事件にもなったけど、活字文化への憧れもあり金もある団塊世代
には需要はあるはず。自費出版は出版不況でも手っ取り早く儲かる手段でもある。
ただ宣伝するよりも、分かりやすいサクセスストーリーを提示して
「私の作品ももしかしたら」と思わせたい。
そのためにはリアル30代が共感する作品ではダメで、作品の主人公は30代でも
団塊世代が共感できて「この位なら私も書ける」レベルじゃないと
「氷の華」も売れないし自費出版部門への問い合わせも増えないのでは……
と適当に考えてみた。

ttp://www.gentosha-r.com/grspecial/korinohana.html#top
森にすむ魚、やっと順番がきて読み終わった。(図書館)
これ、なんとなく読み終わって消化不良?なんだけど・・・・。

関係がこじれてきて、最後のほう、祭りに出かけて子供をトイレに連れ込んで・・
みたいな、夢の中のような、描写があったけど、あれは誰について書いてあるの?
読み手が、誰か想像してくださいってことなのかな?
それとも、誰もが(あの三人の)そうなりうるってことなのでしょうか。

途中までは、読みごたえもあって、面白かったのですが、最後失速ってかんじ。
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