【さっさと】カルデロンのり子一家 5【帰れ!】

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582森英介の本音
娘とGLAYのライブにいったことがあるそうです。
その時の感想が公式HPに書いてありましたので以下抜粋
こんな人に、ルールを守れと訴えても聞く耳をもつのでしょうか?

http://www.morieisuke.com/glay.htm

定刻になると、演奏が流れ、同時に、私たちのブロックのすぐ横手のブロックの中に
あった得体の知れぬ鉄骨構造物の天幕が取り払われた。すると、思いがけないことに、
その構造物の天井の上に、突如、GLAYが出現したのである。私たちの立っていると
ころから、わずか30メートルくらいのところである。あまりの幸運に、我が娘は、興
奮を抑えきれない様子だった。そのステージが設置されたブロックに、柵を乗り越えて、
どっとなだれ込み、我れがちにステージに駆け寄ろうとする女の子たちもいる。それを
見て、娘は、心穏やかでない。あんなことをして良いのかと、やっかみ半分でぶつくさ
小声で文句を言う。確かに、あまり褒められた行為ではない。しかし、私の本音を言え
ば、そのような横紙破りをする者が、全体からすると、ごく少数だということの方が、
寧ろ、不思議に思われた。なぜなら、柵を乗り越えて、他のブロックに入り込んだから
といって、誰も咎めだてする人もいない。一旦、紛れ込んでしまえば、チケットなど誰
も確認しやしないのだから、もうこっちのものである。場内整理係も大勢いるが、なに
しろ客の数がやたらと多いので、管理が行き届くはずがない。そうであれば、ちょっと
ズルをして、よりステージを見やすいブロックに移りたくなるのは、無理もないことの
ような気がする。それなのに、大多数の若い観客たちは、自分のブロックがどんなに条
件の悪い場所であっても、従順に、決められた枠内で観賞している。喩えは悪いが、柵
の中に閉じ込められた羊のようである。後日、週刊誌で、この会場を真上から撮った航
空写真を見たが、碁盤の目状の各ブロックに、見事なほど均一に人が分布していて、ま
るで田んぼの稲穂のようであった。