976 :
970-3:
つづき
この最後の一言は、実にさり気なく発せられたものです。
これは擁護派の立脚点でもあるわけですが(皇室がM妃を求めた)、上の方に
あった、紀子さまご懐妊を巡る米国の動きも併せて考えますと、実に興味深いもの
があります。
ただし、「君子豹変す」。
陛下は、「ブフーギル発言」により、ご自分では「善かれ」とお考えになって下した
判断が、結果として、思わしくない事態を招いてしまったと潔くお認めになった上で、
方針の転換を国民に対して宣言されたのだと思います。
そして、過去をウジウジと責め続けるのではなく、一旦、禊ぎを済ませたとなれば、
昨日までは敵陣に属していた人間であっても、ともに手を取り合い、「前」へ進もう
とするのが「日本人」気質。
西尾氏のお考えは、杞憂に過ぎないのではないでしょうか?