::::読書好きの奥様 29冊目::::

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このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです。
次スレは>>980が立ててください。

※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう

前スレ
::::読書好きの奥様 28冊目::::
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1225910454/
2あんな:2008/12/16(火) 19:46:06 ID:1NOMCJ/l0
2getなら働ける
3名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/16(火) 22:05:22 ID:SmYFPd1A0
前レスの心の闇、私も嫌い!
なんだか分別してないゴミ箱のような気がする

>>2
頑張って働いて〜〜w

>>1
乙です!!

図書館で「レディージョーカー」借りようとしたら落丁本だった
30ページも落丁してる本なんて貸し出すなよーーorz
5可愛い奥様:2008/12/16(火) 23:15:12 ID:clrRWMLB0
癒し系、がだいっきらい。上から見られてるみたいで、癒されてたまるかよって思う。
1乙!
前スレの話になるが
三浦しをんの「生き様という言葉が嫌い」にまったく同意。
この言葉を好き好んで使う人間はすべからくろくなものではない。
じゃあ、あなたは自分の母親(近しい親族)が死んだときに
「死に様」という対語を使うのかと、膝を詰めて聞きたい。
って、ただ単に自分の身近な人間が使うんでイライラしてるんだけどさw
>>6
私も「生き様」が嫌い。
ただ「死に様」に関しては自分自身についてなら大丈夫。
「生き様」は自分自身に使うのでも背中が痒くなる。

>>1乙です。

使われるとガックリくる言葉ってあるね。
最近だと「ウザイ」が駄目だ。
「生き様」も「死に様」も「ざまあみろ」も苦手。
「ざ」の持つザラザラ感が嫌いなのかも。

癒し系コーナーはある時から本屋でもかなりの場所を取ってるね。
表紙が色鉛筆で描いたラフスケッチの本は要注意w
>>1

ダヴィンチ大賞をとったとかいう「地図男」を読んだ。
正直ガッカリ。帯の文章持ち上げすぎ。
私は帯の文章を信用しない
>>9
ダヴィンチ本誌で読んだけど自分もガッカリ。
買って読んだら悔し泣きしそうだと思うw 合掌。

>>1
乙です。

>>10
わたしも…。
帯の文章にまんまとひっかかって、読後壁に投げつけた経験あり。
だいたい「泣ける」だとか「感動の渦」だとか、そういう系統の煽り文句の帯がついた本で
泣けたこともなければ感動したこともない。
たいてい病気になってうんたらかんたら。
そら家族や好きな人が病気になったら泣けるわいな。
泣かせようと頭で練ったエピソードばかり並べても心は動かないよ、と作者に言いたい。
力量不足なのか実際に近しい人を亡くした経験がないのか?と思える作品が多すぎ。
世界の中心で叫んでたのとか100回泣くとかが代表作かな。
前に読んだ三浦しをんの小説(タイトル失念)は良かったけど
帯の「べた褒めするしかない小説」って文句は言いすぎだと思ったw
エクスタシー・メランコリア・タナトス三部作をよんだ。村上龍。
オーディションやトパーズって話もそうだけど、トパーズで主役の
二階堂ミホの話ですよね。で、結局その女優にふられて?か、わかれて?
しまってるみたいだけど、相当執着してたんだろうか?
メランコリアでの女優の落とし方がすごかった。壊れたTVって。。。

SM女王の天野小夜子も同時に付き合ってたみたいですが、奥さん
へいきなのかしら?
中島梓さん!
どうした?
>>16
やめてよ、とうとう亡くなられたかと思うでしょ。
(中島梓=栗本薫さんは癌で闘病中です)
私もついに!かと思ってサイトを見にいってしまった。
同じく。
自分はヲチスレ見に行った。
>16 は何が言いたかったんだ。。
心の闇、生き様、につづき、
「悪意」っていうのも安易に使いすぎ。
「悪意」という帯のどでかいコピーに惹かれて読んでみたら、
ただの、「性格の悪い」人たちの話だった。
または、優等生な主人公を悩ませる悪役の行為を「悪意」といっていたり。
死ね死ね団が世界征服をたくらむのも、それなりの理由があるんじゃ、
それを「悪意」で片付けるな、と思うような作品多し。
>>8
>癒し系コーナーはある時から本屋でもかなりの場所を取ってるね。
>表紙が色鉛筆で描いたラフスケッチの本は要注意w

パステル調の、ぱっと見絵本か?
と思うような本、増えたよね!
でも、これ、今がピークで、さすがに癒しブームも下降していくと思う。
>>13

>だいたい「泣ける」だとか「感動の渦」だとか、そういう系統の煽り文句の帯がついた本で
泣けたこともなければ感動したこともない。

同意。
病気ネタと同じぐらい多いのが、イジメネタ。
もう、おなかいっぱい。
独女の友人に「絶対泣くから読んで」とすすめられて辻村ナントカの本を読んだが、
これで大泣きするなんて、信じられん。
こういう感動ものって、瑕疵がないのに一方的に傷つけられた(と思い込んでいる)
主人公視点で進んでいって、主人公をいじめる(傷つける)人たちが圧倒的な悪として描かれるから、
なんとなく、もにょる。
こんな偏った書き方してて、心理描写に定評があるって。
なんか、ちょっと違うと思う。
編集やってる友人いわく「なかみがビミョーなときほど帯のあおりを
面白そうにしちゃうんだよねー詐欺みたいだけど」と以前ぶっちゃけて
いたのを聞いて、それ以来、帯のあおりがすばらしい本はむしろ
一応警戒するようになったw
>>24

辻村ナントカさんは、ものすごく正論を書く人。
なんか、道徳の時間に配られるテキストのような小説
作品と著作を同一化しちゃいけないとは思うけど、でも、少なくともああいう正論を
正面きって書ける人って、プライベートでも正論かましているようで、
ちょっと、お付き合いしていて疲れそうな感じw
暗黒な部分が隠されているドラえもんを、あんな美化して小説にするなんて、
ある意味、すごい。
ドラえもんはドラえもんでも、ジャイアンがいい人になっちゃう映画ドラえもんを見てきた世代なんだろうな…と。
27名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/17(水) 20:57:14 ID:0+iDUrsb0
償い
前スレで話題になっていたので、読んでみた。
実際の犯人の動機その他は物足りないが、主人公と少年の絡みは
なかなかでした。

私的にはちょっと物足りなく、思えば私がひきつけられるのは自分の
知らない世界−職業、時代なんかの背景があるものが多いなと

現代の日本で日常が背景で、日常を描いてでなくてもいいんだけれど
インパクトがあるものって記憶に残ってない

例えば、恋愛小説なんてなんかないだろうか
>>24
辻村深月は中2病を楽しむ作家だと思ってる。
あのイタさ、結構癖になってるよ。
もちろん、泣ける小説などではないw
ご友人が勧めてくれたのはどの作品なんだろう。スプーンかな?くじらかな?
それとも冷たい校舎?

イジメネタももうお腹いっぱいだよね。
苛める側視点でイジメを正当化しているような作品ってないのかな。
29可愛い奥様:2008/12/17(水) 23:09:32 ID:6v82jKBY0
泣けるの帯に釣られて買って、ホントにぼろぼろ泣いたのは、「四日間の奇蹟」だったなと
今取り出して見てみたら、随分前だから内容忘れててラッキー♪ また読める。
カポーティの「クリスマスの思い出」が泣き話。あれは、うまい。
グレッグ・ルッカ「哀国者」読んだ
ファンは必読 500ページぐいぐい読ませる
アメリカの駄目なところとか、怖いところとか、描ききった
主人公アティカス、どこへいく で次作も期待
>>28
中2病、確かにそうだw
どうでもいいことを(私にとっては)長々と書き込んじゃうところも、そうだね。
この辻村深月って、こんな作品書くぐらいだからまだ若いのかと思ったら、
もう30歳近いんだよね。
30にもなって、いまだにああいう作風でいられるのって、ある意味すごい
桜庭一樹の少女ものはOKなんだけど、どうしても辻村深月の青春ものはダメだ
今野敏「隠蔽操作」
なかなか読み応えもあってシリアスな展開で
生真面目に読んでたんだけど
最後の方の息子の不祥事に関しての結論部分での
夫婦のメ欄に吹いた。
それから竜崎が可愛い奴に思えて仕方なかったわw
>>32
息子、続編でまさかの方向転換
万城目学「鹿男あをによし」読了。
なかなか面白かった。
ドラマは全く見なかったが、ローカル枠で再放送するなら見たい。

森絵都「永遠の出口」読了。
この作家好きかも。テンポがいいのでさくさく読める。
でも直木賞作家だということを今ググって知ってびっくりした。
>>29
再読して後悔しないよう祈っていますw
36名無しさん@自治スレにてローカルルール討論中:2008/12/18(木) 10:46:14 ID:kOn0iyMX0
帯の「児玉清さん絶賛、号泣・・・・云々」で
読んだのが、蓮見なんとかの水曜の朝なんたらという本

つまんなかったぁ〜
支離滅裂というか、結局何が言いたいんだか
角田光代、眠れる森の魚。お受験殺人をモチーフ。
幼稚園の子供がいるからか、園ママ独特の雰囲気を
思いながら読んでたら、ドヨーンとなった。
砂漠の薔薇よりは読み応えあったかな。
>>29
>>35さんに同意。
私は初読みでダメだったけど。真理子っていう女性キャラ(映画だと
石田ゆり子だっけ?ゆり子よりもっとガサツなイメージだったので
違うって思った記憶が)がすごくイヤで嫌いだったのを覚えてる。

>>34
森絵都はほかのは好きじゃないけど「永遠の出口」は本当に好き。
似たような少女→大人系の話だと「スコーレNO3」というのもよかった
(作者失念)。

>>36
大阪万博のコンパニオンの話ね。あのころのお嬢様ってなんか
独特だったんだな〜と、頭の中で乃南アサの「涙」のヒロインと
似てるなーって思った記憶が。

>>37
私も昨日読了。なんか、定職につかないぶらぶらした半端な男女を
描いているような若いころの角田作品は大嫌いだし対岸も嫌いだけど
今年出した本は当たりが多い気がする。しかし、あの繭子みたいな人
最初から皆敬遠しないかなーと思った。若くて馬鹿すぎるから。
自分は帯の煽りに釣られて→結局ガックリパターン、ここ最近ではダントツ乾くるみのイニシエーションラブでした…。
>>34 ドラマも面白いよ。何故かかりんとうが綾瀬はるかだけどw

図書館で5冊借りてきた。今借りると1/10迄なんだ、ありがたや。
ダン・ブラウンのパズルパレス楽しみだ。
三浦しおんも借りてみたが、初見なのでどうなんだろう。
ここの奥様方には人気あるような?
>37

森に眠る魚、じゃないですか?
読んでみたいと思ってぐぐって見たんですが。
桜庭一樹「荒野」を読み終わった。
良くも悪くもラノベなんだけど、私の男や赤朽葉よりはよほど良かった。
この人はこういうのを書いてる方がいいと思う。

前スレで話題の「クラインの壷」、面白かった。
一気に読んでしまったよ。

最近一気に読める勢いのある本じゃないとなかなか最後まで読みとおせなくなってしまった。
なので、二回目に借りた「警官の血」と「謎手本忠臣蔵」はあきらめて返すことにする。

川上弘美「風花」は登場人物にすごく苛々しながらもよく分る部分もあってすっと読了。

佐野洋子「シズコさん」「役に立たない日々」はまあまあ面白かった。
自分(アラフォー)よりむしろ母の世代にいいと思って自分の母親に勧めた。
海堂尊「イノセントゲリラの祝祭」
「死ぬほど後悔」が何度も出てくる割に、それを受けるエピソードは
1つを除いて弱いのがなんとも。それに、コードネームが古臭さを感じてこそばゆい。
話自体も著者の主張が一番色濃いだけのものだった。
チームバチスタ並の面白い話はもうかけないのかなぁ。

チャイルド44、1P読んだ程度で出先で読よみ始めたことを本気で後悔した。
あまりの深刻な飢餓状態が辛い。
「サーカスの息子」
単行本の時の評がイマイチだったので
文庫を待っていたらいつの間にか8年も経ってたw
すっごい読んだ気になって厚さを見たらまだ上巻の1/4 orz
もうへとへとです。
真梨幸子、えんじ色心中
話がなかなか進まないので、ちょっと飛ばし気味で読んだ。
あまりおもしろくなかった。女ともだちに期待する。

寝ずの番By中島らもの桂一門の話がよかった。
しかし具体的に実在した誰の内容なのかはわからなかった
>>45
私は「女ともだち」のほうがずっとおもしろかった。
期待していいと思う。
>>44
私はサーカスの息子が初アーヴィングだったから、
その後読んだ他のアーヴィング作品が読みやすく感じたw
当時はまったく意識しなかったけど訳が岸本佐知子さんなんだよね。
>>42
私も「荒野」だけはまともに読めた。でもほかの桜庭は
高校生の文芸部の作品みたいに自分に酔ってるみたいで
気持ち悪くてダメ。なんか気になる作家なので合わなくても
読んでしまうんだけど。新作はどうなのかなー分厚いし高いし
悩む。
赤朽葉の毛鞠の話はぶっとんでてちょっと好き
Dr.ヘリオットの動物記を久しぶりに読みました
ご存知の奥様、いますか?
ヘリオットという獣医師を語り手にしたショートショートなんだけど
英国版ムツゴロウみたいな感じかな(ちょっと違うけど)

犬好き、猫好きな方には気に入っていただけると思います
香納 諒一「第四の闇」
途中まではなかなか興味深く読めてたんだけど、
主人公のハードボイルドぶったおやじの甘え加減に段々腹が立ってくる。
最後はその自分勝手ぶりに本当にむかついたわ。

野上弥生子、自分の周りで名前をちょくちょく聞くので借りてみた。
あったのが『森』だったのでそれを。
この時代の女性作家でオススメな作家さんが知りたいです。
奥田英朗「オリンピックの身代金」
最初は意外と硬派?な感じで読みづらいなーと思いつつ読み進めてみたら
やっぱりどんどん面白くなって最後は徹夜w
「それからはスープのことばかり考えて暮らした」吉田篤弘
今、直感で本を読んでみる週間実施中なんだけど、
表紙とタイトルが気に入って図書館で借りてみたけど、面白かったー。
読んでたら、美味しいサンドイッチとスープが食べたくなった。

でも、この作者の他の本は、イマイチ受け付けなかったわ。
愛妻家が主役の小説でオススメはありませんか?

夫にゲーム(いたストDS)でこてんぱんにされた私に
もう一度愛を信じさせてください…。orz
>>53
野上弥生子は明治20年前後生まれだから、
その年代って女流作家じたいが少ないんだよねえ。
長谷川時雨は明治12年、樋口一葉は明治5年。

岡本かの子は明治22年生まれだけど戦前に亡くなってる。
青空文庫にいくつか作品入ってるから、試しに読んでみてはどうだろう。

宇野千代は明治26年生まれだけど野上弥生子とは対照的だしなあ。
林芙美子、平林たい子、森茉莉、幸田文、佐多稲子、円地文子あたりは
明治三十年代後半生まれだから、同時代とは言えないし。

昔の女流作家の作品を集めた全集みたいなのを図書館で探して
その中から自分に合いそうなのを探してみるほうがいいかも。
でも野上弥生子の「森」は明治生まれが昭和に描いた作品だから、
戦前発表の作品は古臭く感じられて嫌かもしれない。
>>56
愛妻家限定だったかは忘れたけど奥田英朗「家日和」は温かい気持ちになった。
>>56
愛妻家とはちょっと違うかもだけど、重松清の「その日のまえに」
死に行く妻を見送る夫の話は泣けました。
>>56
小説ではないけれど、城山三郎「そうか、もう君はいないのか」はいかがでしょう。
読んでないけどタイトルだけで切ない気持ちになる。
今度ドラマにもなるみたいだし。
読んでないものすすめるなよw
>>56
アガサ・クリスティの「おしどり探偵」トミーとタペンスのシリーズ
向こう見ずな若い頃から、すっかりご隠居さんな二人を書いたものまで、何冊か出ています。
ミステリとしても面白いですが、和みますよ。
62さんの書き込みで思い出した

>>56
天藤真「犯罪は二人で」
短編集中、表題作含めて3つだけだけど、和やかで読みやすい夫婦怪盗シリーズです
>>52です
愛妻家小説のオススメを教えてくださってありがとう!
さっそく読んでみます!
そしてもう一度、夫婦愛とは何なのか
考えてみたいと思います…
安価間違えたあー
>>52さん、すみません
正しくは>>56ですた
湊かなえ「告白」読んだ。
重い、救いの無い話だったけど、伏線の張り方がうまくて唸った。
物事は一面から捉えれず、一つの情報を鵜呑みにはできないとつくづく考えさせられた。
完璧な復讐、でも切ない。
久しぶりに本屋さん行ったら、ポプラの少年探偵団が文庫で6冊売ってた
そんなにお金が無いの...orz
>>53です。
>>57
ありがとう!青空文庫に思い至らなかったよ。
目の前の箱を一体何につかってるんだ〜!
また図書館に通ってみるよ。ほんとにありがとうね。
湊かなえは評判になってるのに、一緒に受賞した中村弦の「天使の歩廊」は
あまり人気ないのかな。建築家の話なので読む前は構えてしまったけど、
読みやすいしどんどん話に引き込まれた。
>>68
>>57ですが、野上弥生子の「森」検索してあらすじ見たら面白そうですね。

長谷川時雨の「旧聞日本橋」は小説じゃないけど、江戸の雰囲気が
残る中で育った著者の回想なので、野上弥生子とは全然違うけど
明治時代の暮らしぶりに興味あるなら面白いかもしれないです。
真梨幸子の新刊(殺人鬼フジコ)が出ていたんで、
図書館に来るまで待とうかと思ったが豊崎由美の帯コメントに惹かれて
買ってしまった。
……やばいよ、これ。
読み終わったけど、吐き気が止まらない。
いやな思い出が怒涛のごとく蘇って、本等に気分悪かった。
豊崎由美の警告通り「心して読む」んだった。
でも、一気読みだったけどww
>>71さん
結果として、読むのオススメする?しない?
怖がりなんだけど、とっても気になる・・・
規制解除キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
奥様たちのお話に混じりたくてうずうずしてましたw

>>71
新刊出たんですね。
吐き気が止まらないとは。
この人の作品は読後感最悪なところが持ち味だと思うのですが、
さらに輪をかけた気分の悪さってことでしょうか?
今、図書館の本が山のようにあるので結局図書館待ちになりそうですが楽しみにしておきます。

辻村深月「ロードムービー」
相変わらずの後だしジャンケンぶりwと相変わらずの正論で中2病健在。
「冷たい校舎〜」の登場人物がポロポロ出てる。
この人こういうの好きだよね。「名前のない〜」に秋山教授やふみちゃん出てるし。
何って言うんだっけ?オールスター形式?いや違うなw
女性の一代記系の話が好きな人に「銀のみち一筋」(玉岡かおる)は
お勧めです。銀山の町で育ったワイルドな炭坑の男と、医者の娘の
お嬢様、そのお嬢様つきの女中、更に幼馴染の芸者とかが出てきて
炭坑の近代化への道を目指す話です。漫画になっちゃうけど大和和紀の
ヨコハマ物語が好きな人はハマル気がする。

浅田次郎の今回の短編集はいまいちだった。今年唯一の新刊ってコトで
買っちゃったけど。
辻村深月は、読んでてイライラするんだけど、
ここの評価みるとまた読んでやりたくなってしまう。
湊かなえの「告白」、評判になっていたので読みました。
面白かった。構成も巧みだし。迫力もあったし。

でも、ああいう風に母性をトリガーに使われてしまうと、
すっきりしないのは、自分が母親だからなんだろうか。
トリガーって一般的に使う言葉なの?
「 トリガ (trigger). 状態変化のきっかけ(引きがね)となる信号. ストローブ」
↑でOK?
万人に通じる言葉でお願いします。

私も母親だけど、「告白」のラストはちょっとすっきりした。
まあこんな結果でも救いはないんだけど、この重さを一生死なずに背負っていけと思った。
普通に通じると思う

恋愛から殺人がおきた小説読んで、
「私も恋愛してるけどそんなのトリガーにならない」
と思う人はいないのだから、
別に母親だからとかそこにひっかかることもないと思うけどね
前スレでパトリシア・A・マキリップの本が出ていること教えてくれた奥様、ありがとう!
迷ったけど、とりあえずラノベから行こうとチェンジリング・シー買ったよ〜
あー、今読んでる本が読み終わったら読む!
楽しみだ〜!!
>>77>>78
ネタバレになるかもしれないと思って、曖昧な書き方してしまった。
以下バレ注意



最初の森口の母性は十分理解できるんだけど、すべてがそれかい!?って
いうところがね。まあ、フィクションなんだけど、母親の責任の重さを
どーんと突きつけられたような気がしたよ。
「告白」読みたいけど、なかなか図書館で順番来ない・・・
中2病とはちょっと違うかもしれんが
若合春侑「無花果日誌」

ヒロインはカトリック系お嬢様学校(仙台白百合?)に通う女子高生
病死した母の親友(ハンサムウーマン系女性)と
その息子(イケメンで名門男子校生)と名前呼びする親密な間がらで
ラストは息子とロマンティ〜〜ックな初体験。
一見、女子高生の平凡な日常をつづっただけの内容に見えるが
妄想さく裂で読んでて恥ずかしかった
今時少女マンガでもこんな設定&展開ないわー…
コバルト文庫じゃなく一般文芸書なのがきつい。
若合春侑はデビュー作はぶっとんでて面白かった。
一緒に収録されていた第2作も。
無花果日誌は読んでいない。
8471:2008/12/23(火) 15:42:59 ID:vrbvcf6K0
>>72

気楽に勧められるものじゃないけど、
上質なミステリではあった。
ただ、エンタメとしてさくっと読み流しできない作品でもあるので、
体力のあるときにどうぞ、って感じ。
私が吐き気が止まらなかったのは、小学校時代のいやーなことが思い出されたからww
男子にされたあんなことやこんなことを思い出して、
軽くフラッシュバック現象w
8571:2008/12/23(火) 15:58:50 ID:vrbvcf6K0
連投すまん

>>80
「告白」は、確かに、母性がテーマの小説でもあるよね

真梨の「殺人鬼フジコの衝動」も、ある意味、母性がテーマ。
しかも、邪悪な母性ww
そして、「母性は本能じゃない」というところが、「告白」に出てくる母親像とは違うところか
とにかく、真梨が描く母親像はどれも最悪ww
そして、母と娘の関係もどろどろ。
母娘の関係は桜庭一樹も好んで書くテーマだけど、
真梨が他のと違うのは、
母親と子供が徹底的に対立している点か?
よくわかんないけど、でも、真梨の描く母性は、ものすごくリアリティがあって、
身につまされるところがある。
「殺人鬼フジコ〜」も、秋田で起きた鈴香事件を彷彿とさせるし。
岡嶋二人「99%の誘拐」「クラインの壺」読了。

ここの評判を見て借りてきて冬休みを挟むから
2週間以上借りられるのにどちらも一気読んでしまった。
「99%の誘拐」はああスッキリ!
「クラインの壺」は読み終わった直後の今もあぁなんだか怖いw
ブランド物、ファッション、化粧が大好きなOLの小説ってないでしょうか?


正月本として今年は新津きよみを大量購入。軽くて読みやすい。

去年は山本文緒と奥田英朗、一昨年は小池真理子。
>>87
レベッカのお買いもの日記
新刊出たて
>>87
私は詳しくなくて申し訳ないのですが、
林真理子の作品にありそうじゃない?
角田光代「森に眠る魚」3日前に読み終わったけど、
あれから悪夢を見続けてます。
「八日目の蝉」読んだときもどよーんとしたけど…。

八日目の蝉ってどちらかというと清清しい系の物語じゃなかったっけ
>>90
へえ、読んでみようかな。
角田光代の、どよん系は読んでない。
>>87
新津きよみさんは何をご購入?
自分も、サッと読めて大きく外れがないから結構好きで読んでるんだけど、
図書館で読んでなさげなのを見つけたら借りる程度なので。
正月用図書館本の仲に新津さんの「トライアングル」ってのがある。
今晩はJ−WAVEで沢木耕太郎のクリスマス生特番だ♪
沢木さんの優しい声や人柄がジーンとくる。まさに聖夜。毎年楽しみにしてる。

「深夜特急」以上に、「テロルの決算」や「一瞬の夏」が好きです。
高校時代からずっと好き。
奥様は沢木耕太郎お好きかしら?
沢木耕太郎、深夜特急しか読んでないけどキザっちいというか
こっぱずかしくて、自分には向いてないのかなーと以後読んでない。
10代の若いうちに読むか、男だったらイイヨイイヨーだったのかもしれないが。
>>95のナカーマですw

好きな作家がいるって幸せだよ。他人の批評は気にすんな。
沢木耕太郎! 好き!!
すごく前にうちの市のホールに講演会に来た事があった。
参加希望に申し込んだけど外れた。
だめモトで主催者にキャンセルなんてないですかって電話してみたけど、
「いや〜ものすごい応募があったんですよ」だって。

新刊の深夜特急、たのしみ〜
篠田節子の「仮想儀礼」を読んでる最中。
あっというまに下巻の半分までいった。
角田光代の最新刊はすごく良かったです。
出てくる女性が皆嫌なヤツなんだけど、多かれ少なかれ誰しもが抱くどす黒いものがうまく描かれてる。
>>98
「仮想儀礼」気になっているんだけど
上下買うと結構なボリュームと金額に躊躇してる。
読み終わったら感想聞かせてもらえるとありがたいです。
>>98
どちらも読むつもりだから楽しみです!

今日、奥田英朗「オリンピックの身代金」をやっと読み終えた。
文句なく薦めです。
上下段組、520ページで3日かかりました・・・
面白いから、一字一句読み逃さないよう丁寧に読んでいたら、
時間かかりました。
東野圭吾「夜明けの街で」読んだ。
あーむかむかする。この主人公!
女にも苛々・・・
独身ならまた違う読後感かも。既女ならこの気持ちは判る筈。

まあこのむかむかイライラの気持ちのまま一気に読んでしまったので、面白かったんだろうけど。
>>101
ババシャツを恥じらいもなく干すようになったとかいうくだりで
何幻想抱いてんだとムカムカしたのを思い出したw
103可愛い奥様:2008/12/25(木) 15:28:42 ID:rG8YlWur0
図書館から予約の本が届いたと連絡あったのは嬉しいが、
上下本の上だけってどうなの。
下はまだ数人待たないとって、下が届く頃に上巻内容忘れてそう。

ニュースになってる代理ミュンヒハウゼン症候群、
大昔にケラーマンの小児精神科医アレックスシリーズで読んだなぁ。
このシリーズ、好きだったのにいつのまにか読まなくなっていた。
マイロは今頃何をしてるのだろう。
>>103
どんどん後付けで設定が増えていくロビンがどうにも魅力的に見えず
どんどん彼女に抱きこまれてヨーコ&ジョンみたいになっていくアレックス達に
どんどんないがしろにされていくマイロが哀れで脱落したw
105可愛い奥様:2008/12/25(木) 16:05:45 ID:rG8YlWur0
>>104
即レスどんどんw乙であります。
ロビンはマイロの彼と同じ位の露出でいいのにねw
ケラーマン嫁のも少し読んでみたけど、面白いとはちっとも思えなかった。
>>103
>ニュースになってる代理ミュンヒハウゼン症候群

私は安東能明の「鬼子母神」というミステリーで知った。
私はPコーンウェルだった
>>106
私も「鬼子母神」で知った。
土ワイでドラマ化されてたよね。母親役は七瀬なつみだったような…
109名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/25(木) 20:44:40 ID:sxKIxpQu0
>>103
ジョナサン・ケラーマン
好きだった。
少女ホリーの埋れた怒り 辺りからつっかえだして
アレックス・シリーズ、好きなんだけれど、一番傑作だと思うのは
殺人劇場かな
代理ミュンヒハウゼン症候群、どれに出てたっけ?

代理ミュンヒハウゼン症候群は、大昔のテレビ番組で知った。
再現ドラマがあるようなノンフィクションのやつ。
ドイツかなにかの実際の事件を再現したんだけど、
それを見て、鬼子母神って書かれたのかなーと思った。
111名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/25(木) 21:13:56 ID:sxKIxpQu0
>>110
テレビでこれこれこういう症候群でと説明の後、
常識じゃ信じられない行為ですね、っていうコメンテータって
なんなんだろう?
>>107
私もパトリシア・コーンウェルだったわ。
死体農場だったよね。
この時期は検屍官シリーズが発売日だっただよなー
なつかしす。
パトリシア・コーンウェルの検視官シリーズ
面白かったんだけど、主人公が上司とそういう関係になったのが
唐突過ぎて、脱落
下手なレディースコミックみたいなんだも
>>108
そうそう、母親役は七瀬なつみ。確か土ワイではなく火サスの方。
>>87
レベッカのお買い物日記は私もお勧め。
私はバカコマなのでレベッカにイライラすることもなく
共感しながら読んでるw
あと、ブリジットジョーンズの日記の作者の
オリビアなんとか〜ってやつ(手元になくてタイトル失念)もそうだったよ。
ゴシップガールだと若すぎるし意外とないんだよね。
みなさま、ご意見いろいろおありでしょうが、私的今年のベスト1は?
私は『チャイルド44』だったなー。『このミス』で作者がイケメンなのを知ってそれもびっくりw
チャイルド44、気になってたのですがやっぱり読むべきですね〜ぜひ近いうちに読みます。

個人的に今年ベストは高城高(創元推理文庫で初めて読んだので今年)。
舞台になってる仙台も北海道も、旅行でちょろっとしか行ったことないけど
作品の湿気や風合いがすごく心地よかった。
もうひとつ、詠坂雄二「遠海事件」、設定の派手さと正反対の地味な謎がたまらんかったです。
文章はいまいちだけど、構成と謎の設定に参った。
>>103
私は読むの遅いから上巻だけ先来てくれたほうが助かる。
上下巻で揃えてから渡す…だと循環悪い面もあるだろうし。
「深く深く、砂に埋めて」面白かった!
私はこの作者の作品の中では一番好きだと思った。
別の作品に出てた人もチラリと出てきてそこがまた良い。

レベッカのシリーズ、1と2は楽しく読んだんだけど、
図書館は3がない…。文庫なんだし、買えばいいじゃん、とは思うんだけど、
なんだか悔しいw
でもさらに続編が出てるなら買っちゃおうかなぁ。
>>116
私も考えてたんだけど、
これだ!という一冊はなかった。
新聞で女優が、「愛しの座敷わらし」をBest1に
上げているのを見て、確かにこれは良かったわ、と思い出したぐらいかな。
>>119
真梨幸子「深く深く、砂に埋めて」
別な作品に出てた人って誰だろう?全然気が付かなかった

何か実在のモデル(または実在の事件)があるような小説が流行っているけど
海月ルイ「ローザの微笑」@黒木香のような小説で
ここ数日の飯島愛の謎の死を暗示していたような小説を岩井志麻子で読んだような気がする…
気のせいかな?図書館で借りて乱読なのでよく覚えてない
伊坂幸太郎「チルドレン」読了
伊坂幸太郎は「終末のフール」から入ったので(たまたま図書館にあった)
「ゴールデンスランバー」みたいな壮大な小説よりこういう他愛のない小説の方が好き。
チャイルド44読了
最初の飢饉のシーンとソビエトの監視社会に恐怖を覚えた。
でも、その恐怖のおかげでだれることなく楽しめた。


今年の一冊(一冊じゃないけど)はフロストシリーズかなぁ。
ドラマERばりに短期間にいろんなことが起きてすべてが収束するのは
非常に面白い。
出会えてよかった。
「サーカスの息子」読了。
長かった。疲れた。でも読後感はすばらしかった(達成感か?)。
長さは半分でいい。殺人事件いらない。
>>121
詳しく書くと、ネタバレになりそうだから書かない方が良いのかな…。

ヒントとしてグーグルで使えそうなキーワードがないかなとあれこれ試してみたんだけど、
そのこと(同じ人物が出ている)ってことについて言及しているサイトを見つけられなかった。
私は面白いと思ったんだけど、実はみんながどうでもいいと思ってることなのかも。

もし気になるようなら、ヒントとしては(知りたくない方のために一応空白作ります)










・過去の作品(砂に…じゃない方)はここで比較的評判が良かった
・その作品でかなり重要な役割
・過去の作品でも「砂に」でも、その人の「名前」がポイントになっている(だからネタバレになりそうで書けないorz)
>>125
ヒントありがとうございます。
1.2はなんとなく、あの作品のあの登場人物のことかと想像がつくので
もういちど「砂に」を読んでみますわ。
全然気がつかなかったし、同じ名の人物がでる等作品同士関連しあっているとは
思いもよらなかったです。
「虫」と「女」はマンションが舞台で似たような所もあるかな?と感じていたけど、
深く…は真梨幸子さんの今までの本と毛色の違う作品だと思っていたので…
>>121

あ、実は私も気付いていたんだけど、
ブログの感想とかで誰も触れてないんで、ただの名前の一致か?
と思ってしまった。
やっぱ、あの作品のあの人だよね!
あの登場人物がこんなことに!と思って、過去の作品を読み直し、
なんか、「うわー、因果応報だーー」と叫んでしまったww
でも、まあ、これは作者のちょっとした遊びだろうね。
気付かなくても、まったく支障ないし。
連投ですが。

>>126
>関連しあっているとは

真梨幸子の作品には辻村深月のようなあからさまなリンクはないけど、
出版社の「グローブ社」が、どの作品にも出てくるので、
いつかこの会社がとんでもない伏線になってくるんじゃないかと、
ワクテカしながら、作品を追いかけているww
マンガで三国志を読んだのですが、もっと人間くさいような、機敏的な
やつらの心情に迫るような三国志が小説で読みたいのです。
おすすめを教えてください。お願いします。
>>124
なんかわかるゎ、長くてしんどいんだけどすべてが読後感の爽快と感動に
変るような感じ。もういちど丁寧に、味わってに読んでみようかなと思う。
(まだやったことないけど)
正月に「未亡人の一年」読む予定です。
垣谷美雨「リセット」
同じような設定の小説はこれまでにも読んだ事あるけど
これは何だか後を引いたと言うか、自分ならどうするだろう?と
真剣に妄想してしまった。

普段短編は好きじゃないのでさけて読まないんだけど
最近奥田英朗の短編ものを続けて読んでる。
さらりと読めて、なかなか面白い。
>>105
グラス・キャニオン、デヴィルズ・ワルツ大好きだったなー

男に縛られたくない・でも男がワーホリだと自分が無価値みたいで寂しい、で別れた(かなり引く)
彼女が、アレックスに新しい彼女が出来るや熱心にアタックしてよりを戻し
(もっと引く)
年相応に小じわもあるすっぴん美人…だったはずがどんどん若々しく目もくらむ美人になり、
アレックスの「特に美人でもない女性キャラ」についての要らないコメントがどんどん増え
(ずいずい引く)
マイロについて、セクシャルマイノリティへの思いやりという名の差別発言を連発
アレックスもその路線を受け入れてマイロをないがしろに
(引き切った)

そんな彼女はよりを戻してラブラブになって以来、露出のたびに
実は化粧もうまくて流行も押さえててフェミニンな服も似合うの
実は料理がすごくうまくてプロ並みなの
実は絵もうまくてプロ並みなの
実は爬虫類やクモとか大好きで、しかも学者並みに詳しいの
実は語学の才能が(ry
実は心理学もちょっとかじって(ry
とスーパーガールなメアリー・スウ街道を順調に驀進中……
(なんとなくヲチる)
恋人の錦鯉に「スモウ」と名付けて日本通ぶりを褒められてた頃が懐かしいw 亀レス&長文ごめんなさい
133名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/27(土) 06:58:01 ID:fgsR0PiX0
>>132
私は新しい恋人ができたあたりで、ストーリー自体があきてきちゃって
ご無沙汰になったよ。
日本風の池を作ったのは覚えている。鯉にエサをやるときがやすらぐって
岡嶋二人のクラインの壺、ここでの評価が高いから期待しすぎて
ちょっと肩透かし。楽しめたけどあまりにタイトル通りのラストだった…
でも他にも沢山作品があるみたいだからとりあえず全作読もうとは思う。

>>122
終末のフール、
「世界の終りを克明に描くSFじゃないのだから・・・」と自分で自分を説得しつつも、
食糧事情の楽観さが気になってしかたなかったわ。
主婦の性?
宮部みゆき「あやかし」

おもしろかった。時代小説なのに堅苦しくなく、途中で読むのを
止められなかった。続きがありそうなので期待。
>>135
私は「うむ、やっぱり農家は働き者なんだな」と思ってたけどw

林真理子「もっと塩味を」読了。
アッコちゃんの時代といい、もっと塩味をといい、
いい題材を編集者が持ってきても林真理子では消化しきれないかんじ。
誰が書いたら面白かったかな?
>>137
[ruriko]も消化不良でガス。情報が一方的すぎるような…


辻村深月「ロードムービー」
話はまぁいつものこの人の感じではあるのだが。
デビュー作を読んでいてリンクさせてみれば、
みぃちゃんとか砂糖菓子のお姉さんとか、イタイよあまりにも。
登場人物名をペンネーム?に使っちゃ後々イタイ思いをするの見本のようだ。

読み終わった後、薄ら笑いが出てしまう中2病なイタさが癖になる作家で
そういう意味では好きな作家なんだが、今度は本当にあまりにも激痛だった。
>>139
同意。
でも、ブログとか読書メーターとかではめちゃくちゃ評判いいんだよね。
自分がおかしいだけなのか?と思っていたが。
まあ、でも、ラノベを読むような読者層には受けてんのかな…
>>140
ちょっと話ずれるとけど、読書メーター最近知った
何か読んだ本残しておくの楽しくなってきた

でも、昔読んだ本の方が多いんだよなあw
読む本の量やっぱり減った
>>137
女の一代記物が得意な玉岡かおる?というのは冗談でこの人のは年表が必要な位長いけど
関西弁のマダムなら中年の頃の田辺聖子さんがかいたらよかったかな?
林真理子の小説って雑誌のファッション・化粧・インテリアという特集の合い間に
オシャレな登場人物が出てちょっと深刻で少し下世話でおさまる所におさまる・・・
軽い話ばっかり。
143名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/28(日) 10:39:50 ID:jbNUem4L0
>>136
宮部みゆきの時代小説はぜんぜん堅苦しくないよ
孤宿の人の人は一番堅苦しいくらいかな、私は大好きだけれど
気楽になら、初ものがたり
あかんべえなんかは程よくって感じかしら
林真理子・・・・・。
初めのころの作品は好きで、新作が出れば必ず読んでいたけど、
野ばらのあたりから、脱落。
久々に「綺麗な生活」を読んだ。壁に投げたくなった。内容が薄っぺら過ぎる。
イーラインwについて説明まで出てきた。

いつも主人公の設定は同じw
綺麗・金持ち・モテモテw・・・・おしゃれな都会暮らし
この人は、美貌とか、そういったものにコンプレックスがありすぎるのかな?
と読んでて思った。
いい年して、いまだに恋とか、不倫とかそんなのばっかり。

林さん、さようなら〜。

さぁ、同時に借りてきた、「まず石をなげよ」を読もう、楽しみだ。
145名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/28(日) 10:52:48 ID:jbNUem4L0
>>136
宮部みゆきの時代小説はぜんぜん堅苦しくないよ
孤宿の人の人は一番堅苦しいくらいかな、私は大好きだけれど
気楽になら、初ものがたり
あかんべえなんかは程よくって感じかしら
146名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/28(日) 10:59:45 ID:hR77yban0
144>投げたくなった・・・群ようこがそうだ

昔は軽く読めるエッセイが好きだったが
ここ数年は、ただの意地悪な女の毒吐きにしか
思わなくなった もう読むことはないけど
もう、読むことはないけど

リフレインかよw
148名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/28(日) 11:03:02 ID:jbNUem4L0
>>142
>>144
林真理子は素晴らしき家族旅行が好きだったな

>綺麗・金持ち・モテモテw・・・・おしゃれな都会暮らし
確かにそうなんだけれど、女主人公って中身がうすっぺらな人ばっかでしょ
あれは林真理子が意図的に揶揄っているのかと思っているんだけれど
コンプレックスについては自分であきらかにしているしね
自分は田舎者でブスでなりあがりものだって
といってもあのパターンはかなり前に飽きて来て読んでない


真梨幸子文庫になったら読もうと思いつつ、我慢できずハードカバーで買ってしまう。
今のところ私には合っている。
渡辺容子の新刊買ったが、なんかワンパターンだ。

年末年始なにを読もうかなー。
30日の仕事終わりにはたくさん買って帰る予定。
>>146
群ようこ、筑摩書房の無料冊子に連載持ってるんだけど
以前久しぶりに貰ったので読んでみたら、チラシの裏以下の愚痴しか
書いてなかった。群の名前で買う人もまだまだ多いだろうから
出版社にとってはありがたい存在なのかもしれないが。

さくらももこと同じで、駆け出しの貧乏の頃のつましさが魅力だったのに
金持ちになったらただの成金作家になっちゃって他に魅力がないから
つまらん。
>>149
真梨さんのハードカバーはどれも装丁が秀逸なので、
私もつい買ってしまう
でも、近所の小さい書店だとなかなか手に入らないので、毎回苦労するが
小学生息子の誕生日にウン十万の宝石を送るエピソードとか、
ちびまるこちゃんもビックリだよ。
153名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/28(日) 17:40:45 ID:hR77yban0
ちびまるこってテレビでもつまんないし
早いとこ、終わって欲しい・・・・・

何度も読んでしまう本などありますか?
前に渡哲也、吉永小百合で映画にもなった
時雨の記が好きで何度も読んでる

映画は配役のイメージが違うんで観たことないけど
私はロートレック荘事件や富豪刑事など、ちょっと前の筒井康隆を読み返してばかり。
だから今の作家に全く明るくないので、何か読みたいなーと思ったときにすごく困る。
>137
「もっと塩味を」
焦点がずれてたっていうか、パリの出店の苦労とか、店展開の一番
いいところが書いてなくて肩すかし。これ、テーマは何だったんだろう。
お嬢様マダムの素敵な恋とグルメがテーマみたいな薄っぺらさで、いい素材が消化不良になったよ。

これ読んだ後に、ヒロイン=吉野美智子さんの「パリのおいしいおみやげ」 読んで哀しくなった。
スレチだけど、吉野シェフのタテル ヨシノ店って、マダムがなくなった打撃って全くないんですかね?
>>32 >>33
隠蔽操作と果断読んでみた。とても面白かったです。
奥さんがかっこいい!
教えてくれてありがとう。
林真理子、「ミカドの淑女」とか「テネシーワルツ」は良かったのになぁ。
「野ばら」は、それぞれ美貌と知性を持つヒロイン二人が結局不幸な目に遭うのを
林さん自身が「ざまあみろ」とあざ笑ってるような気がした。
林真理子は葡萄〜以外にはありえなす
葡萄〜はよかったね。胡桃の家も好きだな。
野ばらがイマイチも同意なんだけど、アッコちゃんは
ここでは評判よくないけど、私はけっこう面白かった。
エッセイなんかはわざと軽く書いてるんだろうけど、
その癖が小説のほうにも出てきちゃうのかね。
面白いのもたくさんあるんだけど、残念なのもたくさんあるんだよね。
一番残念なのは、自分が中年になってから美しくなったと思い込んでるとこ。
160名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/29(月) 07:28:17 ID:YxiIPbQ80
>>155
もっと塩味を、は日本人がフレンチに出会った時の衝撃っていうものが
想像されたのがよかった
フォアグラを誰でも食べるようになるまでの社会を思い返した
豊かさだけじゃなく、食生活のタブーとか外食が一般的になるまでに
越えてきたものとかね
>160
もっと塩味を、
林真理子が書くと、軽すぎる話になったのかな。
アマゾンのレビューも評判悪かった。
もっと骨太作品にして欲しかったのに。
あれって、モデルになった吉野夫人に了承得てるの?
162名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/29(月) 08:17:17 ID:0KPqoZXJ0
坂木司のホテルジューシー面白い。沖縄に行きたくなったですよ。

坂木司って覆面作家ってさ、誰なんだろ??
真梨さん、ここで知ってから読むようになったんだけど良いね。
どこの書店にもなかったので図書館行ったら、蔵書は多くないはずの
図書館にハードカバーが殆ど揃ってた。
人気ないのか、どれも新品同様なんだけど、人気ないのかな?
こういう作風の人好きなので凄く嬉しいです。
「ペンギンの憂鬱」アンドレイ・クルコフを読んだ。

皇帝ペンギンとの生活にちょっとあこがれた。
でも、日本じゃ稚内あたりじゃなきゃ、一緒に住めそうにもないけど。
>>162
ミステリー板の専スレで、坂木司は普通のおばさんって書き込みを見た。
覆面作家だけどサイン会には本人来るらしいよ。
>>163
自分と同じ市に住んでいるなら、自分がリクエスト出して入れてもらったのだと思うw
購入希望受け付けてるので、結構いろいろ出す。
半分ぐらいはすでに購入予定だったりするのですんなり行くけど、
残りは一応会議にかける?らしい。でもほとんど入れてくれる。
こっそりマイナー作家の友人の本を購入希望出して入れてもらったw
167名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/30(火) 01:49:36 ID:StThe5cp0
>>166
読みたい本をリクエストして入れるのはいいけど、
マイナー作家の本まで私情でリクエストって最低。
168名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/30(火) 02:07:38 ID:JWFtJNc3O
>>167

別に構わないだろ。
>>166だって税金納めてるんだから。納税者の希望をサービスに反映させるのが国や自治体の仕事。

169名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/30(火) 07:33:47 ID:Pfuxxpv20
>>168
その要望が最大公約数要求を反映しているかどうか、チェックかけない
行政が怠慢
そういうことが地元で行われていないかチェックして、苦情を入れなくっちゃ
川上弘美「風花」
この作家さんの本ははじめてでしたが、テレビで特集していたので
図書館で借りて年賀ハガキの印刷をしながら読んだ。

最初は主人公の「のゆり」が苦手なタイプの女性なのでイライラしていたけど
引越しで姫路に行くあたりから本の世界に入りこめてそこそこ面白かった。
ストーリーの展開でぐいぐい惹き付ける本じゃないけどたまにはこういうのも良いわ。
>>169
うちの市の図書館ではリクエストに対して検討されてるよ。
マイナー作家のマイナーな本をリクエストしたこともあるけど(もちろん知り合いではない)
入れてくれたこともあるし、入らなかったことも何度かあった。
これを入れてくれたのか!と驚いたような本もあったけどありがたかった。
年度末にリクエスト入れると、予算を使い切るために
ガンガン購入してくれるよ。
年末年始のお楽しみに図書館で借りてきたフロストの小説、
本が傷んでて数ページなくなってた。
他の本を読み終えてやっと読める!と思って読み始めて少し経って
気がついたので、ショック倍増。

ブクオフで探してこようかな。でも、そうするともったいないと余計読まない予感。

普通その市内の図書館に在庫がなければ
県立図書館とか県内の図書館に検索かけて
それでも無ければ、図書館購入の是非が審議されるんじゃないの?
神奈川は県内全域で探して、無ければ購入審議だよね
まあ待つけどね、半年位とか
>>174
言葉足らずだったけど、近隣の連携図書館で借りて来てくれることももちろんある。
近隣にもなければ購入を検討してくれるということね。
でもリクエストするのはたいてい新刊だから連携図書館にもない。
古いのは何度も近隣図書館のを貸し出してもらってるよ。
最近はネットの発達によって検索一発だし、ほぼそういうシステムが出来ているんじゃないかな。
うちは阪神間。
176名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2008/12/30(火) 14:01:03 ID:JWFtJNc3O
>>175

東京だけど都内全域はないわ。基本 区内限定だよ。大阪とか神奈川は凄いね!
基準がはっきりしてれば良いんだけどね。

以前、私がリクエストした本が連携に回されたんだけど
この前、その本が在庫にあるのに気付いてしまった・・・
人をみて購入・非購入を決められたみたいで
ちょっと不愉快になった。

>>172さんの言うように時期的な問題だったかも
知れないけど。
>>176
たぶんうちの方も阪神間のいくつかの市で連携体制を取っているのだと思う。
東京で言えば区内限定より狭いかもしれない。
西宮、芦屋、宝塚、伊丹、川西、三田…ぐらいが範囲かな?尼崎も入ってたかも。
ネットで面白そうだと思って検索したら市の図書館になくて新刊でもないって場合、
連携で借りてもらえるのはうれしいシステム。
割と購入希望出して購入してもらったりもしてるけど、後々人気が出たりするとうれしい。
なんだか先見の明があったようでw(たまたまだろうけどね)

>>177
連携したものの、他にもリクエストが多くて購入に踏み切ったのかも。
となると、177さんが購入するきっかけになったってことだし不愉快にならず
アテクシが道を開いてやったのよオホホホとでも思っておけばどうかな?ダメ?w
>>174
東京都の場合、区や市の図書館から請求して
都立図書館の本を地元の図書館で受け取ることはできなくなって、
自分で出向かなければいけなくなった、と町田市図書館のサイトで見た。

高価な専門書とか多くの読者に読まれそうな実用書、郷土資料関連本なら
リクエストはするかもしれないが、趣味の読書で読む程度の本なら
自分で買うかなあ。

自分で買いたかったけど高くて諦めた本(3万円弱)が
地元の図書館に入ってたのを見つけたときは嬉しかった。
>>177
図書館の中の人ですが、172さんや178さんの言うとおり
予算や時期、その他リクエストの状況にもよります。
人を見てどうこうってことはないので、
これからもがんがんリクエストしてください。
私、広島だけど、去年発売の本をリクエストしたら、すでに廃刊に。
すると、神戸市の図書館から取り寄せてくれました。
読みたい本だったので、ホントに感謝しました。

挿んであった注意書きの紙に、他県からの書籍だから大事に扱ってとか、
返却ポストには入れないでとか書かれていました。
そんな事は当然のことで、大事に読ませていただきました。
>>163
ためしに、自分の最寄の図書館(かなりしょぼい)のサイトで検索してみたけど、
真梨幸子の本、ほとんど揃っていた。
しかも、全部貸し出されていた。
地味ながら、そこそこに人気はあるのかもしれん。

図書館といえば、ちょっと前に問題になったBL本。
大量に本を買っているようだけど、
ああいうのは、割と簡単に購入してくれるの?
自分がリクエストした本(そんなにマイナーじゃないけど、超有名ってほどではない中堅作家さんの新刊)
は、結局入れてもらえなかったよ(´・ω・`)
翔田寛「誘拐児」・・・期待外れでした
リクエストがあったのかどうかは知らないけど、
時代劇作家の佐伯なんとかの文庫本が、
ほぼ全巻新刊の所に置いてあるままで、
借りている人が居ない様子を見ると気の毒になる。
ドラマ化になっているから仕入れたのかな。
読む気は無い。
時代小説好きだけど、どうもその作家には手を出す気が起きない。
>>184
佐伯なんとかさんは、今、売れに売れている作家さんだから、
図書館で借りる前に、購入しちゃう人が多いんではないか?と予想。
朝日新聞の土曜版で紹介されてたけど、
その佐伯さん、元々ノンフィクションとかサスペンスをやってたけど
売れなくて「エロか時代小説か」と選択を迫られて時代小説に行ったそうな。

普通の作家だと雑誌連載→単行本→文庫化だけど
文庫書き下ろしだと、冊数出さないと稼げないからね。

>>185
愛読者は定年退職〜年金もらってる世代の男性が多いらしい
私も読む気しないけど、大衆文芸に徹した作家だなーと思う。

ttp://book.asahi.com/news/TKY200609290228.html
ttp://job.yomiuri.co.jp/interview/jo_in_06051001.cfm
>エロか時代小説か

その話、私も以前なにかのインタビューで聞いたことあるけど、
エロと時代小説(人情モノ)が、同じ括りなのかと思って、笑ってしまったw
要するに、人間の感情(欲望)を直接くすぐる脊髄反射的小説ってことなんだろうか。
確かに、ここ数年流行っている「泣ける(感動する)」小説っていうのも、
どこか、エロに通じるものがあるんだよね。
読後、すっきりするが、残らないという点でwww
永井するみって女性作家のソナタの夜。読みました。
短編でしたが、書かれていた女性が皆同じタイプ(不倫系おしめり女性)
読後じっとりしちゃった。
永井するみは「さくら草」っての図書館で借りて読んだわ。
人気のジュニア服ブランドの服を着た少女ばかりが行方不明になる話
ブランドを立ち上げたデザイナーが不思議チャンで
女が嫌う女の典型って感じで面白かった

読後感最悪だったのが「幸福日和」盛田 隆二
よくある不倫小説だが、なんつーか…オジサンが書いた本だな〜って感じ
ヒロインも、おじさんはこういう清楚風可憐系(でもエッチは大胆)な若い女が好きなんだなぁ…と
(#゚Д゚)y-~~イライラしながら読んだ。
中年男のドリーム本として読んだら面白いのかもしれん。
>>190
さくら草、まさに今日読み始めるところ。
今、別のを読んでいてもうすぐ読み終えるから次これと思って。
カウントダウンの行き帰りのお供なので、面白いようでよかった。楽しみだ。
192名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/01(木) 06:38:38 ID:IEEiMtkp0
あけおめ
昨年のベストは貴志祐介 新世界より だったかな
今年もいい本にであえますように
あけましておめでとう!

今年もいっぱい本が読めますように。
お正月本はディーヴァーの「スリーピングドール」。年末本のはずだったのだが。
あけましておめでとう

宮部の「誰か」を読んだ
なにこれ…
1冊使って書くようなことかー!
「名もなき毒」もなんだかなあ…つう話だったわ。
元日からアマゾンから本とどいたよー。この時代に生きていて幸せだ。
197 【大吉】 【389円】 株価【80】 :2009/01/01(木) 22:19:05 ID:WLpdB/Tt0
うちも!年賀状と一緒に本が届いた。嬉しい。「フロスト日和」
クリスマスのフロストが面白かったので、読むのが楽しみ。
日本作家に偏りがちな自分だけど、ここで時々目にしたので買ってみた。
作家さんが亡くなったそうなので、とても残念だけど、じっくり既刊を追いかけるわ。
198 【ぴょん吉】 【220円】  :2009/01/01(木) 22:35:23 ID:Kuze/DcG0
ここでお勧めだった篠田節子「逃避行」読みました。
犬好きにはなかなかな感じでよいのだけど、人物のほうはちょっとなぁ…

明日から箱根駅伝。「風が強くふいている」再読しよう
アマゾンって正月から配達してくれるんだ。

今は道尾秀介の「シャドゥ」読んでるけど
目欄がこの人の作品には多すぎて、ちょっと正月から辟易だ。
好きなんだけどね、伏線の張り方とか
スティーブン・ハンター「ハバナの男たち」読んでます。登場人物が濃くて面白い。
キューバが舞台なんだけど若い頃のカストロを暗殺しようとする設定で、どこまでが
史実に基づいているのかわからないあたりがまた面白い。
>>199
その目欄は別に多くない
このスレでは三浦しおんって評判いいみたいだけど
ヤンジャンで連載してた
同氏原作の漫画(風が〜なんちゃらってやつ)は
全然面白くなかった
漫画家の力量不足によるところが大きいんだけど…
(絵が下手、全然爽やかじゃない)

もうちょっと漫画家の選定?をしっかりやって欲しいなぁ
>>202
三浦しおんの「風が吹いている」、箱根めざす大学生達のキャラがたってて好きだった。
ノリが漫画ぽいね。舞台化されたし、「DIVE」林何とか&「ルーキーズ」小出なんとかで映画化されるよ。

東野最新作の「聖女の救済」「ガリレオの苦悩」読んだ。
福山主演ドラマ見てないけど、これってドラマ人気に合わせて、ガリレオ変人キャラが薄まって
クールな変わり者になったし、女刑事が必要以上に活躍してた。」
また映画化するのかな。容疑者Xほどの重厚感はなかったな。どっちもひねり過ぎて共感できない。
でも短編の大学準教授の話だけ好き。
ドナルド・E・ウェストレイク死去って…!
ものすごくショックだ。ドートマンダーシリーズ大好きだった。合唱。
去年、三浦しをんの「風が強く吹いている」と箱根駅伝の中継生中継に
ついてのノンフィクションを読んだおかげで、今日の箱根駅伝は
より楽しめた、気がする。
206名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/03(土) 06:26:18 ID:9mtuZEiC0
>>205
いいな、
事前に図書館に行く暇なかった
しかし、20人抜きはすごい
207名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/03(土) 07:46:12 ID:QTC7Kul8O
三浦しをんは喪女的エッセイのほうが好きかなー。
きみはポラリスとか面白かったけど、小説は当たり外れがある印象
東野ガリレオの女刑事薫って、柴咲想定して
東野さんが考えたキャラなの?
ドラマ・映画・本とうまくコラボしてるのね。
本屋さんも東野コーナーで大々的にPUSHしてた。
聖女は、深津あたり主演で2時間SPやりそう。
ちょっとスレ違いかもしれないけど
文庫サイズのブックカバー革製でおすすめのものありますか?
予算は5000〜6000円くらいまでかな
>>208
聖女は2時間SPにもう一票 ノシ
美人女優さんは演じたい役だよね。
でも、ガリレオの出番が少ない・・・。
内海薫は小説のほうが先と、大森望が言っていた
>>209
ALBEROのブックカバー使っています。値段は4000円〜。
ヌメ革と色の革の2種類持っているけど
色の革の方がやわらかく滑らかなので気に入っています。
楽天で検索すると出てくると思いますので
よかったらどうぞー。
>211
え?本当?ドラマ化の前に女刑事なんて出てたっけ?
少なくとも容疑者Xの前には出てなかったと思うが。
聖女、ナナコがやりそうだけど、子持ち女優じゃなくて独身三十代の方がいいか。
フジだから深津か菅野か中谷。
和物で、弁護士ものって何かいい作品ある?
ミステリでもミステリでなくてもいいんだけど。
なるべくリアル路線希望。
>>214
「リアル」の意味によるんで合わなかったらごめん

・大岡昇平「事件」…古き良き弁護士もの、細かい法廷手続きなどがリアルっぽい
・中嶋博行「第一級殺人弁護」「違法弁護」…弁護士だって商売なんだよ的なリアル(著者は弁護士)
・剣持鷹士「あきらめのよい相談者」…わけのわからん相談受ける日常だよ的なリアル(著者は弁護士)

弁護士がメインとは言えないけど、
朔立木「死亡推定時刻」も、所詮現実なんて…的なリアル路線なので良ければ。
ガリレオの内海刑事(柴咲)が出てきたのは…
まず、ガリレオのドラマ化に際して、フジテレビ側が東野氏に
「テレビドラマ的に男女のコンビにしたいので、刑事のほう(本来は
北村一輝が演じてた役)を女性に変えたい」と頼んだ。
東野さんは「自分の知らない女性刑事がドラマだけ出てくるのは
ちょっと」と思って、先に、雑誌連載中だったので内海薫刑事という
女刑事を登場させてガリレオと組ませた。そのときにはすでに柴咲が
キャストとして決まっており、イメージも彼女に合わせたそうだ(しかし
単行本に出てくる内海は結構ドラマの柴咲より女っぽい気がする、
実際読むと)。で、ガリレオのキャラも、ドラマ以降は福山の
イメージに引っ張られて変わってきちゃったかも、とインタビューで
言ってた。良い意味で適当というか順応性があるんだね、東野。
あの「流星の絆」も笑ってみてたらしいし。
>>216
なるほど納得。
内海の登場時期はドラマより雑誌連載が先になってるけど、
「これって、ドラマのためのキャラに見えるけど・・・」と不思議だった。

福山ガリレオがこれだけハマり役の今となっては、花は不要だったと思うけど。
芥川賞
鹿島田真希「女の庭」(文芸秋号)
墨谷渉「潰玉(かいぎょく)」(文学界12月号)
田中慎弥「神様のいない日本シリーズ」(同10月号)
津村記久子「ポトスライムの舟」(群像11月号)
山崎ナオコーラ「手」(文学界12月号)
吉原清隆「不正な処理」(すばる12月号)

直木賞は恩田陸「きのうの世界」(講談社)
北重人「汐(しお)のなごり」(徳間書店)
天童荒太「悼む人」(文芸春秋)
葉室麟(りん)「いのちなりけり」(同)
道尾秀介「カラスの親指」(講談社)
山本兼一「利休にたずねよ」(PHP研究所)
>>212
ぐぐって見てみました。
これ、自分の好みにドンピシャだ
ありがとうー。
>>215
ありがと〜
自分でちょっと調べてみたら、

島田荘司「犬坊里美の冒険」
剣持鷹士「あきらめのよい相談者」
佐々木知子「恋文」
中嶋博行 「司法戦争」

と、かぶっていたのは一冊だけだよ。
どれも読んだことないです。
実は弁護士事務所で短期間働いていたことがあるので、
法律実務や商売やよろず相談みたいなの全部面白いです。
なかなかうまい分類だ。
早速図書館でリクエストしてきますw
>>218
山崎ナオコーラと恩田陸と天童荒太しか知らん・・・
>>221
私もその三人しか知らん……
しかもまともに作品読んだことない……
連投スマソ。
昨日の朝日新聞の読書欄の「たいせつな本」コーナーで、
高村薫が吉田戦車の「伝染るんです」を挙げていて、
ありえないものの片鱗を味わってしまった気分なんだぜ。
昨日は上だったから、来週はどんな本が紹介されるか楽しみにしている。
天童荒太は「悼む人」の
装丁にも使われてる舟越桂とのコラボがあるからいいわけで・・・
まあ直木捕りそうだけどね、世相背景的にも・・・

以前こちらで教えて貰った「家族狩り」(単行本)・・・登場人物の苗字が
いかにもオドロオドロシくてなんか嫌だったw馬見原なんて変
山崎ナオコーラと田口ランディがいつもごっちゃになってしまう
>>223
見た見たw
てっきりドストエフスキーとかなんかそっち系のイメージだったのであまりにも意外すぎたw
>>221
その3人が賞取りしそう。
天童・恩田のW受賞とかね。
出版社も売れそうな人に取らせたいだろうし。
>>226
そうとうショックだったんだろうな。
我孫子武丸『殺戮にいたる病』読みました。
予備知識ゼロで読んだので、最後かなりポカーンだったけど、とても面白かったです。

こういうグロ系好きなんですがオススメありましたらお願いします。綾辻行人『殺人鬼』は読みました。
>>229
綾辻の眼球綺譚もグロイといえばグロイ。
殺戮〜はすごい感動した。そのトリック初体験だったから。
その後ネットでそのトリック使われてるのを検索して読みまくったけど、
当然最初の感動は得られないねw
>>229さんはグロ大丈夫なんだ。殺戮〜読むと、おっぱいが痛む。
ズロースという単語が出てきたとき「あれ?」って思った。>殺戮

このお正月はチャイルド44を読んだ。面白かった。
映画化がもう決まっているとのことで、夫とキャスティング話で盛り上がった。
私もお正月チャイルド44読んだ。やっぱ面白かったよ。
今は日本の刑事物読んでるんだけど
まだ、チャイルド44の世界から抜けれなくて、中々日本警察モードに浸れない…

チャイルド44でも気持ち悪く感じた私は「殺戮〜」は読みながら
気持ち悪くて仕方なかった。買ったから勿体無くて最後まで読んだけど。
>>230ありがとう。
眼球奇譚もなかなかグロですよね。随分昔に読んだけど、また読み直してみようかな。
>>231
わかる。グロ大丈夫だけどおっぱいは痛くなる気がするw
>>229
グロ大丈夫なら乙一の「GOTH」とか「ZOO」はどうだろう?
佐々木譲「ユニット」読んだ。
被害者の1人の男性と、その雇い主の親父さんは心の揺れも含めて好感もって読んだんだけど
ヒロインがグジグジし続ける上に、どの選択も粗忽、自分で認識してるような男性不信どころか
そんだけの目に遭いながら、男がないと一日も立っていられないタイプじゃないか…?
ぐらいに見えて腹が立った。
屈辱的な性行為って、あんた他の男に対してはノリノリじゃないかと。単に夫がダメだっただけじゃないかとw

悪人側はマジキモイけどそのキモさがうまく書けてたと思う。日本的に陰湿で混沌とした心理を
その手の海外小説みたいにサクサク描写されてて、ちょっとのめり込んだ。
>>234
グロと言う一点なら海外だけどジャック・ケッチャムの「オフシーズン」お勧め。
ただこれはトリックとかがあるミステリではなく、
ただただグロを楽しむと言ったらいいか…グロホラーみたいな感じです。
個人的には名作と思ってるんだけど、痛いからなかなか再読できずw
>>234
グロなら平山夢明の「ミサイルマン」「独白するユニバーサル横メルカトル」
「他人事」辺りがお勧め。「いま、殺りに行きます」と
「メリキオールの惨劇」は、期待ハズレだったけど。
「風紋」「晩鐘」乃南アサ 読みました。

残された人たちの心理描写が面白かった。
後味悪い所もあったけど、読み応えありました。
乃南アサ、この系統の小説だと何がおすすめですか?

最近のウツボカズラなんとかって本を読んだけど、軽くて薄っぺらい話で残念だったけど、
偶々なのかな。

乃南さんだと、女刑事シリーズモノが一番人気みたいだけど、それは最後にとっておくつもりです。
240名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/06(火) 21:53:37 ID:FQmpNCN60
ケータイ小説野いちごの
「涙の終りに」って面白いですよ。

携帯もない1980年代が舞台でね、あの頃を
思い出して懐かしい気持ちになれます。

でも主人公がちょっと男らしくないですね。
桐野さんの「やわらかな頬」犯人誰なんだろうね?
気になるわぁ
>>229
グロがお好きなんだったら友成純一などもおすすめ。
ナニ?新年早々グロ祭りw
全てチェックだわ
本当グロ祭りだw
皆さんありがとう!
グロ苦手な奥達にはこの流れスマソ。

乙一は今まで何となく敬遠してたけど、せっかくだからこの機会に読んでみようかな。

ケッチャム、平山、友成作品は未読なので、全て控えました。
早速『オフシーズン』購入したので今からドキドキです。
245名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/07(水) 11:18:58 ID:aUllOwzE0
>>240
それってパソコンでも見れますか?
>197
R・D・ウィングフィールド 亡くなったの〜?
残念だわ。でも79歳なら、若すぎるわけでもなく。
フロスト、大好きだったんだけどな。
247名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/07(水) 17:46:22 ID:Qs5cAsbk0
ダンナに「何読んでんの?」と聞かれ「高村薫の『レディジョーカー』」と答えたら
「男になったり女になったりするやつだっけ」

 ??????

他の情報を聞き出したが、何と勘違いしたかさっぱりわからず。
わかる人いますか?
>247
多分漫画のジョーカーシリーズじゃないかな。
伸たまきって人の。
249名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/07(水) 18:04:10 ID:Qs5cAsbk0
早々のレスありがとう!
ダンナに問い詰めてみます
高村薫昔読んでいたけど
最近全然何年も読んでないや
まさに「レディジョーカー」が最後の高村薫
>>247,248
それは道原かつみの「JOKER」シリーズでは。
伸たまき(獣木野生)は「パーム」シリーズです。
男になったり女になったり、ってらんましか思いつかんー。

高村薫は「マークスの山」と「照柿」で満腹しちゃって他は読んでいない。
私も朝日の読書欄読んで笑った。まじめくさった高村さんの写真と文章だけど
「伝染るんです」ww

俵万智が、朝日でこどもの本のコーナーをもっていて(かんかん、はぁーい)
今まで読ませたほとなかったナンセンス系の絵本(長新太みたいな)を初めて
親子で体験して云々って書いてたのは、なに気取ってんだよケっと思ったんだけどな。
サタミシュウの
「私の奴隷になりなさい」
「ご主人様と呼ばせてください」
「おまえ次第」
三部作読了。
SM青春小説というふれこみだけど、エロよりも話に引き込まれる。
最後の一冊はコメディっぽくて前二作と全然違うんだけど、作者のサービス精神を感じた。
面白い作家さんだけど、何者なんだろう。

タイトルと表紙が激しく既婚者向きでないw
カバー必須。
>>252
元々高村さんって小説や漫画あんまり読まずに
好きなのはギャグぽい物だって言ってたと思うw
あまり話題になっていない桐野夏生の「女神記」おもしろかった。
表紙の絵と題名から桐野版エログロ古事記?と予想して読み始めたら
このまま教科書に掲載できそうなぐらいの意外なあっさり風味。
でも読み終わってしばらく放心するぐらい切なさが後に残る感じでした。
こんな小説も書けるなんてちょっと見方が変わった。
佐々木 丸美
雪の断章 (創元推理文庫) (文庫)

30年前の旧作復刊ってことで、日経の書評に載ってた。
少女漫画みたいなノリでかえって新鮮なのかな。
なんで、今さら復刻なんだろう。
佐々木丸美はこのスレでも結構ファンの人いたんじゃない
時々話が出てた気が
ザ少女漫画みたいなベタなところがウケるんだろうね
あとなんか、長く絶版だったところがより伝説性を高めたような
>>256
読んだよ。
嫌いじゃないけど、感想は一言「キャンディキャンディ?」だったw
>257-258
ベタが受けてるのか。
「キャンディキャンディ」ってことは
貧しくても健気なヒロイン総受けモテモテ設定なのかな。
読んでみるw
車好きな作家って誰かいませんか?
車がよく出てくる小説とか、書いている人が車好きとか
>>260
絲山秋子ぐらいしか思い浮かばないなあ
>>256
そう言えば、少し前に復刊ドットコムからのメールで復刊のお知らせがあってたな。
結構票が集まってたような気がする。
>>260
北方謙三しか思いつかなかったw
>>260
今日読み終わった、樋口明雄「約束の地」、
車がよく出てましたよ。
ランクル、ホンダS2000、マツダAZ-1、などなど。
内容もよくて、引き込まれました。
http://www.bk1.jp/product/03065220
>>260
古い本だけど。
雨の日には車をみがいて   五木 寛之
>>260
「魂の駆動体」神林長平
作者が車好きかどうかは知りませんが。
車 五木寛之  の流れで思い出したのは『わが憎しみのイカロス』……
これはちょっと違うかw
>>260
私もまず北方謙三をおもいついちゃったがw
車が主役ならS.キング「クリスティーン」。
「回想のビュイック8」もまぁ車の話、かな?
>>260
古いけどギャビン・ライアル「深夜プラスワン」
>>253
書店での並び方がヒントかも。
私には意外だったけど、旦那は納得してた>サタミシュウの実物
271253:2009/01/08(木) 11:11:44 ID:HBedF/cnO
書店の並びはノーチェックでした!見てみよう。

S松Kさん、って噂もありますよね。
私はどうも違うような気がするんですが。
だいぶ前に話題になってた「孤虫症」を一章まで読んだ。気持ち悪いのに次が気になる。早く夜になれ〜。子供達が寝ないと続きが読めないよ〜。
「20世紀の幽霊たち」
図書館で予約したけどなかなか来ない。
人気あるのかな。読んだ方いますか?
>>272

最後まで読んで、「孤虫症」がもし気に入ったならば、
同じくドロドロ路線の「女ともだち」と「殺人鬼フジコの衝動」がお勧め。
>>260
思い切り古い「黒の試走車」。
カッパノベルスで読んだんだが、今は岩波から復刊されてる。
>>274

ありがとう。けっこう好きなので、勧めてくれたのも読んでみようと思います。
話が変わりますが、星新一の「タコラのピアノ」という話が入ってる本を探してます。ご存知の方がいらっしゃったら、どんなタイトルか教えてください。
>>260
島田荘司が車好きみたい。
(もしかしたらポルシェ限定かもしれないけど)

この間読んだ「開け!勝鬨橋」は
後半部分が前半部分からは考えられない展開になってた。
>>276
ttp://www.hoshishinichi.com/index.html

星新一の娘が公式サイトを作ってて、作品リストがあるけど「タコラのピアノ」はないね。
題名は違うものなのかも?

他にもファンサイトがあったよ。
一般書籍板に星新一スレがあればそこで聞いてみるとか。
「世界トンデモ常識」って本をつい買ってしまったw
パラパラ軽く読めるけど、なかなか面白かった。
「笛を吹いてはいけない(ドイツ)」「カゼ薬はスプライト(インドネシア)」「死人も結婚する(韓国)」
「ポケモンは入国禁止(サウジアラビア)」「出された物を全部食べてはいけない(中国ほか)」
「飛行機が着陸すると拍手が起こる(ロシア)」「2007年8月までは20世紀(エチオピア)」
などなど、笑っちゃうものから感心するものまでいろいろあった。
「姓がない(ミャンマー他)」で、オサマ・ビン・ラディンのフルネームが、
ラディンの息子のアワドの息子のムハンマドの息子であるオサマ、って意味だと知ってへ〜って
なった。
この本、暇つぶしには丁度いいと思うよ。
最近、ラブストーリーが入ったミステリーに嵌ってしまいました。
覆面作家、S&Mがすごく気に入ったのですが、似たような感じのものが
あったら教えてください。
>>280
覆面作家がおkなら、倉知淳の人形シリーズはどうでしょう。
見てるほうが恥ずかしくなるような、遅々として進まないほんわかラブですが。
以前ミス板にあった恋愛スレでは、
西澤保彦の匠千暁&高瀬千帆シリーズ、島田荘司「異邦の騎士」も評判良かった。
人形シリーズは我孫子武丸
20世紀の幽霊達

って凄く話題になってるのに
ここの人達は誰も読んでないのね。。
それが一番びっくりw
倉知淳が覆面作家で、ほんわかラブの人形シリーズ???と
そうだったかなーと思ったら我孫子武丸の幼稚園の先生と腹話術師の
まちかいだったか。

倉知淳は「猫丸先輩」ですよ>281

「20世紀の幽霊」図書館順番待ち、順位6番目。
285名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/09(金) 15:42:52 ID:FgQfRV+N0
>>239
私なら風紋を中学生あたりの推薦書籍にするわ
少しは犯罪抑制になるんじゃないかと思う
うわ、間違えたorz
>281、正しくは「我孫子武丸の人形シリーズ」です
282さん・284さんの仰るとおり訂正いたします
>>284
>倉知淳が覆面作家で、ほんわかラブの人形シリーズ???と

この流れの覆面作家は、北村薫の「覆面作家シリーズ」のことだと思うよ
人形って言えば、創作人形作家の恋月姫?とか何とか言う人の
人形の表紙がかわいくて気になって図書館で借りて読んだのが
「アリスの夜」
意外とハードボイルドで面白かった
美少女=アリス、というお約束がちょっとアレだが…
あと、ちょっとグロと、いや〜なかんじのエロもあったが…
>>281 >>282 >>284
ありがとう!どれも読んだことがないので早速読みます。
覆面作家は北村薫の覆面作家シリーズでした。わかりにくかったですね。ごめんなさい。
便乗して質問

>ラブストーリーが入ったミステリー
でほんわか系のオススメが我孫子武丸の人形シリーズだとしたら

がっつりラブ系のオススメで何かありますか?
がっつり=やるこたやってるwって感じで
でもエロメインじゃないのが読みたいんですが…
↑書き忘れ
ジャンルはミステリーでお願いします
>>278

ありがとう。星新一スレは、思い付きませんでした。早速そっちに聞いてみます。
最近のグロ祭りの時に教えてもらった平山夢明を
今年初の図書館で借りてきた。
昨日寝る前にちらりと読んだら、すげー怖い夢みて目が覚めたw
久しぶりだ。
恐怖で起きるなんて。
文学部卒の私ですが、最近経済や国際情勢の本を読んでいます。
100冊以上読みました。
最近読んで面白かったのは、『国富消尽』PHP。
アマゾンの書評もいいです。
世の中の仕組みが分かって来ました。
☆重要☆「年次改革要望書」をご存知ですか?
大平光代さんのように中卒でも司法試験を受けれたのに、法科大学院を出なければ
司法試験受験資格がなくなったのはなぜ?
高速道路で自動二輪の二人乗りが出来るようになったのは何で?
最初、コンビニではビールが買えなかった(←大昔ね)のに、買えるようになったのは?
製造業への労働者派遣が解禁されたのはなぜ?

アメリカがそうしたかったからといえば貴方は信じますか?
ユーチューブにも投稿されてます
☆☆必見☆☆「年次改革要望書」
海外の本は昔からどうも読む気にならない。
翻訳がしっくりこないみたいで、面白そうな内容だと思っても海外の本だと
知ると読まない。
きっと損してるんだろうなあ。
>>295
私は逆だった。翻訳物は他国の話と割り切って読めるのに、
国内のものになると半端に知ってる風景とか、会話に違和感があってダメだったんだけど、
京極を読んで何か乗り越えちゃったみたいで、最近は国内ものが多いくらい。
でもなんか年取ったのかなぁとも思う。
翻訳物読んでたときって、何か若さの勢いがあったw
>>296
「自分が書いたのかと思った」ってレスときどきあるけど
ここまで自分が書いたのかと思ったレスは初めてだw
一言一句何から何まで、京極読んで乗り越えたところまでいっしょ。
日本のどこかのもうひとりの私、乙って感じw
まあ年に負けずこれからもときどきは翻訳物読んでいこう。
>>295
自分もそう。
地名や名前の固有名詞が頭にすんなり入らないし、途中でタルくなってた。
しかし、自分の興味のある分野の話で先が気になる展開のモノを最後まで読み切れた事で乗り越えられた。
東野の「聖女の救済」読みました。
非現実的で、あんな女いたら怖いけど、面白かった。
でも、女性刑事・湯川のタッグより、前のクサナギ・湯川のタッグの方が良かったけど
東野さんは、幅広い読者へのサービスも忘れないから売れるんだろうな。
自分も昔は海外物ばかり読んでいたけど、
東京に引っ越してから国内ものを読む機会が増えた。
物語の舞台って東京と東京近郊であることが多くて、
土地勘がある場所がでてくると面白く感じられるんだよね。
以前はド田舎に住んでいたから、自分の町が舞台になる物語なんて
読んだこともなかったからなあ。
>>300
あるねw
私は反対にずっと首都圏なので、地方が舞台だと旅行したくなる。
年越しに「火天の城」を読んでから滋賀県リサーチしている。でも城は無いんだよなorz
>>295
うまく翻訳されて、違和感無く読める本も少なくは無いけど、
読んでみないことにはいい翻訳がなされた本かわからんしね。

ただ、一つ思うのは、年末恒例の「今年の本のランキング」のようなものに
挙がってくる翻訳ものはある程度のレベル以上の翻訳をなされた本だと
フロストシリーズとチャイルド44を読んで思った。

いくらおもしろくても外国で有名な本でも、訳文が悪ければ日本じゃ
売れないといういい例が、P.D.ウッドハウスの一連のシリーズかも。
チャイルド44,私は訳文はちょっと「?」だった。表現がワンパターンで。
でもこれは原文がそうなのかな。
話が面白いからそんなに気にならないけど。
前にここであがってた「クラインの壺」読んだ。
面白かった。
テンポよくするする読めて、あっという間に終わってしまった。
全く知らない作品だったので、ホント、ここは参考になるわ〜
教えてくれたどなたさんか、ありがとう。
>>297
296です。日本のどこかのもうひとりの私、乙w
これからもぼちぼち翻訳物は読んで行くよ。

翻訳者と言えば浅羽莢子氏が好きだった。
もう彼女の翻訳が読めないのが本当に残念。
>>305
浅羽莢子さんといえば、自分にとってはキャロルとマキャフリイかなあ。
本当に残念です。
浅羽莢子さんを思い出すと
「武士の一分」を見ることは出来たのだろうか
と、切なくなるよ。
翻訳っていえば私は「キャッチャー・イン・ザ・ライ」がだめだった
私の世代にとってはやっぱりあの本は
「ライ麦畑でつかまえて」なんだよなぁ…あの読みづらい訳文もコミで。
佐々木丸美は一昨年くらいに、「館」3部作が文庫で出て
「雪の断章」他もハードカバーが出ていた。

昔、NIFTYがまだパソコン通信だった頃、推理小説フォーラムで
佐々木丸美や仁木悦子の名前を知った。
書店で「崖の館」を見つけて、続けて出版された「水に描かれた館」
「夢館」と3部作を全部読んだのだけど、コバルト文庫よりも
甘ーい小説世界にもどかしさを感じた。
桜庭一樹の「私の男」を読んだとき、「雪の断章」を思い出した。
「雪の断章」をハードに書き直したら、「私の男」になると思った
そういえば、桜庭一樹は佐々木丸美のファンだったと聞いたことあるから、
「私の男」は、「雪の断章」の妄想二次創作のだったのかも。
ある種類の女の永遠の憧れなんだわな
年上の男に育てられてうんたらっちゅうのは
ある種類の女=夢見がちな文学少女、みたいなとこかw
桜庭って性転換した元男?
佐々木丸美すきだけど、ポイントは
>年上の男に育てられてうんたら
じゃないんだよー(そういう人もいると思うけど)

欠点を指摘されているのを読むと納得するところもあるけど、
どれだけ言われててもやっぱり好きだ。
一人称と二人称と三人称と作者の言葉が混沌とした地の文に
独特のリズムがあって、なんか中毒性があるんですよ。
海外ミステリが好きなんだけど最近、上下2巻は勘弁してほしいと思うようになった。
買うにしてもP・D・ジェイムズくらいだな〜
P・Dの年齢を考えるとこれから新刊が出るかどうかもわからんが。
>>315
禿同!
確かに、年上の男というのも(御館さまだっけ?)も特徴ある登場人物だけど、
あの小説のポイントは
他人から悪意があるのか、悪意はなくて無意識的になのか分からないけれど
嫌な事をされた事を、被害者側が
「〜さんはそういうつもりではなかったかもしれないけれど、こういう事があって
それを嫌がらせされたと受けとめる私はいけない子です〜」とけなげな感じで
口に出す、芯が強いのか弱いのか分からない女の子の話(だと思う)
あんたの方がよほど無意識を装って言いたい事をはっきりいうよね〜みたいな。
もう読んだのが20年近く前だから違うのかもしれないけど・・・違ってたらごめんなさい
確かに佐々木丸美さんの小説は中毒性がある。
けなげなヒロインっぷりに酔えるし、素敵な御館さまとの関係も良いし
脇を固める人も上手いしw もう一度読みたくなってきた。
>>316
上下巻と言えば、全く違う意味になると思うけど、
例えばチャイルド44みたいに、
1冊でいけそうなのを、薄い上下巻2冊にされるのがちょっとむかつく。
319名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/12(月) 08:42:00 ID:Zb5zJ4A30
悪魔の手毬唄のドラマを見て、久しぶりに横溝正史が読みたくなり
図書館に行ったらと思っていたら、通りかかったブックオフが
半額セールをやっていたので、200円で買ってきた
横溝を激しく読んだのは中学生の頃だったかな
やっぱり、年代が変わってから読むと視点が変わってくる
金田一耕介も若く感じるしw
吾朗君の金田一も5作目ということだが、このシリーズは丁寧に
作ってあるって原作読み返して改めて思った。
320名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/12(月) 09:23:16 ID:RwGl9hAp0
海外ミステリの翻訳と言えば昔、「ブルックブラザーズ」のことを
「ブルック兄弟洋服店」とあっていきなり萎えた。
海堂尊の文庫本も薄い気がする。
内容的に上下で分ける意味も無い様な。
金か?
>>316
去年の秋にあちらで新刊出ましたよ!
早く翻訳して欲しい〜。
>>319
自分もちょうど横溝を読み返したいと思っていた。
中学生で読み漁ったのも同じだ。
ストーリーを追う程度しか理解していなかったように思うから
今読み返したらもっと面白いだろうなと。
貯まってる本を読み終えたら図書館で借りて来よう。
324名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/12(月) 11:30:37 ID:Zb5zJ4A30
今年初めての本は東野圭吾のダイイング・アイ
最後はちょっと物足りないかな
一番迫力があったのは冒頭かもしれない
無理に上下にわけるのはやっぱり金かなw
でも文庫は持ち歩くことが多いのであまり分厚いのも困る。
横溝は去年、探偵小説選というのが出ていて、このミスでも何人かが絶賛していたんだが、
1冊3千円以上するんだよね。もちろんそれだけの価値はあるし手元に置いておきたい。
今月は出費が多かったから給料日まで待つことにするよorz
早く給料日になんないかな〜
>>321
お金もあるけど、「三百万部突破!」
とか、一冊よりもその倍の部数で宣伝できるのが一番大きいんじゃないだろうか。
上下巻二冊の合計で部数を出すのは、なんか、すごくインチキな商法だとおもうんだが。
あれ、偽装とかにならないんだろうか。
大昔から慣習としてあった食品偽装がここにきて一気に暴かれたみたいに、
そろそろ、出版業界の粉飾広告が問題になりそうな気がする。
雑誌や新聞の発行部数なんか、ほとんど大嘘だもんな。
広告主を騙すためのものだし。
年末の新聞の広告欄に東野の聖女の救済や他2冊ほどが
ロングセラーとなっていて、えー!?って思った。

たった2ヶ月ぐらい前に出た本をロングセラー扱いに違和感。
>>328
今や、新刊ハードカバーでも、一週間が勝負らしいから。
私がごひいきのマイナー作家さんなんか、発売日から一週間以上すぎると、
棚からごっそりと本がなくなるw
一ヵ月以上も平積みされているのは、立派なロングセラー。
この方式だと、
マイナー作家はいつまでもマイナーで、メジャー作家だけが売れ続ける。
私のご贔屓も、いつか消えちゃうんじゃないかと、ひやひやしている。
ドドドドドマイナーな翻訳物のシリーズのファンだけど
有り得えないほど薄っすい上下巻で出版されてる。
きっと版権料と出版部数のつりあいが取れないから
こういうことになってるんだろうと納得してる。
とにかく出してくれるだけで感謝してるので
上下巻各10000円でもいいから続きだして欲しい。
(もう2年止まっている)
331名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/12(月) 22:07:11 ID:Zb5zJ4A30
>>326
横溝って生まれたのが1902年なのね
100年前の人だと思うと感無量
>>331
うちのひーばーちゃんと一つしか変わらないんだ。
私が中学生位までぴんぴん生きてた事を考えたら
結構最近の人なんだな。
もっと昔の人の感じがしてたよ。
今更だけど久坂部羊の「無痛」読んだんだけど
佐田のキチっぷりが宅間を思い出して気持ち悪すぎ
川端康成氏を囲んで (三島由紀夫 伊藤整)
川端康成のノーベル文学賞受賞が決定した翌日、1968年10月18日に放送されたもの
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5674134
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5674204
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5674343
ムーミンの児童向けの小説を読んだ。
何か、そこらへんの小説よりよっぽど中身があるね。
アニメの時からすきだったけど、もっと大人の話って感じ。
ハリーポッター読ませるぐらいなら、こっちを子どもに無理に読ませたくなる。
(ハリーの日本語の翻訳した人って脱税しようよした人だし・・。
そのままハリーの翻訳を続けられるのも納得いかない)
ハリー・ポッターと謎のプリンス
面白かった〜
>>335
子供の頃に夢中になって読んで、大人になって読み返してもおもしろかったシリーズ作品
・ムーミン
・パディントン
・大どろぼうホッツェンプロッツ
・エルマーのぼうけん
・オズ
ムーミン谷の十一月とか彗星とか、子供には味わいきれないほどの味があるよね。
世界中の子供に一番人気があるシリーズキャラクターはムーミンママだそうで、すごく納得。

番外・大人になって読み返したら多少微妙だったシリーズ作品
・ドリトル先生…
私は「チョコレート工場の秘密」かな

長靴下のピッピは大人になってからは微妙だった
シリーズでしたねorz
340名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/13(火) 15:09:21 ID:kU/vkVEQ0
児童向けって結構長いシリーズになるんだよね
読み返してはいないけれど、ツバメ号シリーズも10冊近く
なかったかしら
341名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/13(火) 15:13:56 ID:VtbOsqfrO
有吉佐和子の悪女について。
おもしろかったです。
アーサー・ランサムのシリーズがすごく好きだった。
あんな子ども時代を過ごしてみたかったな。
あ、よく見たら340さんがすでに書いていた。すみません。
>>337
ホッツェンプロッツ懐かしいw
出てくる泥棒料理が美味しそうなんだよね。
ピッピ、今読むとアンニカ達の親の気持ちが分かるw
でも好きだけどね。
ピッピにモヤモヤという邪心が入りそうなので、やかまし村の方が心やすく読めるかも。

一時期コンランショップで売ってたペンギンブックスのジャケ仕様のマグカップ、
イギリスからまとめて買いたくなる。ジーヴスなんかもあるし、児童文学バージョンもある。
でもどの作品にしようか迷って決められないまま数年経過…。

346名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/13(火) 19:04:50 ID:kU/vkVEQ0
>>342
340です。
ご存知の方がいらしてうれしい
マイナーなものかしらって思ってたから
そうね、あんな子供時代送りたかったわ
特にうっかり外海に出てしまったときのお兄さんの奮闘に
あこがれた。男の子ってこうして男になるのかな、なんて
ランサムがマイナーなわけないじゃん・・・
ホッツェンプロッツは面白いよねー。
1、2巻もいいけど、3巻できれいに終わるところがいちばん好きだった。
脇役も面白いんだ。特に占い師のおばさんと、そのペットのワニ。
いや、犬か・・・
「とうとう菜食主義になってしまった」のところで、死ぬほど笑った記憶が。

それ以外のプロイスラーの作品もみんな好きだったな。「小さい魔女」とか。
たぶん、あの世界観が自分の趣味に合ったんだろう。
どれも、主役もその周りのキャラたちも、いい味出していたわ。
ランサム、子供たちがそこらの原っぱに遊びに行くだけでも
ピクニックセットがもれなくついてくるのがすごい異文化だと
子供心に衝撃だった

冬休みになるとムーミン谷の冬を読みたくなる
あの冬眠生活の巻が一番好きだ
子供の時は一番たいくつな話だったけど
考えたらアニメのムーミンママは裸エプロンなんだな
いや、ランサムは大好きですけどね(このネタには初参戦)、
ランサム好きな方がたくさんいらして心強いばかりですが、
>>347
メジャーかというとそれは違うんではないかとw
もう少しポピュラーになってほしいが、閉架に置いている図書館もあるくらいで。

>>340
ランサム全集は12冊。
未完の13巻も原書だけあります。

>>342
同感です。あこがれました。
おかげでヨットも始めましたw

>>349
ピクニックセットですか、それは違った視点だ。
自分は紅茶と牛乳に驚いたけど、おかげで今もミルクティー派です。
この季節になると「長い冬休み」を読み返したくなるな
でもあのシリーズ、でかくて重いハードカヴァーのしかないのね
それでいまだにそろえられないorz
【アーサー・ランサム】ツバメ号とアマゾン号2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/juvenile/1182393192/

いま、ちょうどスーザンがげーげー吐いてるけど……
それでもよかったらどうぞ。
ランサムのピクニックといえば、私はペミカンだw
いまだにペミカンという言葉をあのシリーズでしか見たことがない。
ヨットも憧れたし、金鉱も掘ってみたかったし、手旗信号で通信したかったし
中国人女海賊につかまってラテン語の授業とかすごい好きだったし
野鳥の保護に燃えるきょうだいも心躍ったなー。

>>352
本当にここしばらく吐きつづけでワラタ
子供が小学校に上がって、久しぶりに「小学校の図書室」をのぞいたけど
もう書架のラインナップが自分のころと全然ちがうんですね。
私は、ツバメ号もマーティン・ピピンもカッレ君もエーミールも点子ちゃんも
小学校の図書室で出会って読んだ本なので
これらの児童書がオープン棚からなくなってるのはちょっとショックでした。
あと、古くなった本って今の学校は処分してしまうんですねぇ〜
自分が小学生の時は、古〜い「少女探偵ナンシー」のシリーズが
学校内で一番人気だったんだけど、今の子は古い本って手に取りたがらないのかな。
みなさんが、時間を有意義に過ごせたような本を読んでいらっしゃる中、
図書館で林真理子の「綺麗な生活」を借りて読んだ。

時間の無駄遣いだった。

・上質のカシミヤのニット
・エルメスの綿のコート
みたいに、名詞に自分の自慢をくっつけるのはやめた方がいいと思う。
うーん。
田辺聖子の小説の中で、ミンクのケープを彼に買ってもらうという一節があり、
読んでるだけで自分がそのケープを手に入れたようなウキウキした気持ちになった。
林真理子の小説を読んでも、そういう感情が沸き起こらないのは何故だろうか。
どっちの作家が優れてるかとは言えないし、好みの問題かもしれんけど。
今野敏の本、四冊(隠蔽・隠蔽2・虚構の殺人者、殺人ライセンス)読んだ。
今野さんは結局「家族団らんって良いよね」って言いたい人なのかな?
毎回、同じ事を主人公に言わせてる気がする。
358名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/14(水) 05:55:30 ID:4qLfFMlD0
>>353
金鉱は結局銅かなんかだったのよね
硫酸と硝酸を混ぜたものに溶けるかどうかなんてドキドキした覚えが

野鳥の保護に燃えるきょうだいは野宿のようなことしてなかったっけ
うさぎを捕まえて、がんばって皮をはいで、煮込んでっていうような
シーンを覚えてる

冒険小説のいいところってこういう衣食住に必死さがあるとこだと思う
こういうのをたくさん読んでれば自然の感覚もいくらかおぎなえると
思うんだけれど

今の子だと、かわいいうさぎを殺すくらいなら飢えて死ぬとかいうかな
359名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/14(水) 06:05:44 ID:OXIttwUu0
男性のペニスを、義務ではなく、自分の愛すべき一部として含むことが出来た時、
体の芯から熱いものが流れ出てきます。

「しゃぶってくれ」と、無理やり頭を押さえられて、男性の股間に持っていかれても、
それは義務でしかないでしょう。

「アゴが疲れる」義務でしぶしぶフェラチオをしていると、アゴや首の辺りが疲れて
痛くなってくるのですが、この疲れは、義務感に駆られているからなのです。

女性は、男性のペニスを、自分の愛しい一部として愛してあげてください。

フェラチオの技術や回数よりも、女性がやりたいと思ってするフェラチオに、
男性は感動し喜びを覚えるのです。

男性を喜ばせようとするのではなく、ただただ愛しいと、自分の一部として愛するのです。

男性本人と、ペニスとは、同じようでいて別な生命体です。
ペニスはいつでも、どこでも、甘ったれで、寂しがり屋で、
パートナーに愛される事を望んでいるのです。
>>355-356
林真理子の小説って、どれもこれも似たようなヒロインが多くない?
綺麗で小生意気でお金持ちのお嬢様、作者が自己投影してるのかしらw

話題の「告白」読みました。後味悪いね。
ヒロイン教師の悔しい気持ちは分かるけど、あの制裁の仕方はどうなんでしょうね。
子供の動機も理解不能だわ。自分が子供いないからかな、ものすごく遠くの世界の物語だった。
子供いる人だと切実に感じられるお話でしたか?
自己 投 影 では決してないはずw
林真理子は文章がどうしてもだめ。
「大層」「うんと」「絶品」
同じ言葉がくりかえしくりかえし
ひどいときは3行くらいのところに2度出てきたりする
推敲してないんちゃうかと思うときもある
>>360
子供いるけど、共感は出来ない。
あのラストはないやろー!と思った。
面白かっただけに、ラストが衝撃だった。なんでそうなるねん、って意味で。
364名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/14(水) 08:52:39 ID:4qLfFMlD0
年末本棚を整理して、昔の本を取り出す機会があった
遠藤周作 真昼の悪魔
遠藤周作としては小品だけれど、考えさせられた本だった
愛の反対は憎しみではなく無関心という言葉もあるけれど
それに通じるかな
タイトルの悪魔は比喩の悪魔ではなく文字通りの悪魔です
悪魔が人に取り付くとその人間はどうなり、どんな悪を
働くかという宗教素が入った本だけれど、ミステリとしても
楽しめると思う

>>356
好みだけの問題じゃないと思うよ。
自分も林真理子の作品をたまに読むけど、面白い時もあるけど
ほとんど心の中に残らない。
それでも、若い時のは良いのもあったけど、
最近は作品自体つまらなくて定型的なのばっかりだしw
やっぱり田辺さんと林さんじゃ、人間としての器の大きさとか考え方の広さとかに
すごくレベルの差があると思う。
林さんの作品ってイメージすると立体的な感じがなくて平屋っぽい。
対して、田辺さんは立体の大きい家もあれば小さい家も建てれて、
その中にも色んな趣があるものが作れるって感じがする。

酒井順子は章も短いし軽く読めるから、電車とか待合室とかで読んでるんだけど
とにかく「〜において」という言い回しが多い。
1ページに1〜2回出てくるし後書きにも出てくる。
酒井順子の本でよく出てくる言い回しの一つに
「私は〜なのでした」っていうのもある。

それが鼻に突いたので、読むのをやめた。
酒井順子は常体と敬体が混ざる文体が好きになれない
常体で言い切るのもアレだし、
なのでしたって言って柔らかくしておこうという計算ぽいのがうざい
酒井順子は中華のおっかけ本でも書いてりゃ良いものを・・・

作風が同じといえば
小池真理子の「午後の音楽」と読売朝刊連載が終了した「ストロベリー・・・」
小池の脳はカノンかと思ったぜぃ 小池嬢を好きな人すまん、不倫物が嫌いなんで。
370名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/14(水) 15:40:59 ID:4qLfFMlD0
>>365
自分でも地方出身の成り上がりというコンプレックスを認めている
けれど、いやな後味を感じる人が多いのはそれを十分昇華できて
ないんだろうと思う。
それにたしかに以前はうまい!って思える表現があったんだけれど
それも減っている
でも、作家の寿命は長いんだから50代にもう一化けしてほしい

ブランドと贅沢をネタにしてもオデパンは面白かった
お嬢様が両開きの扉の開け方に悩むところなんかが
林真理子、小説として読むと苦手なんだけど
「真理子の夢は夜開く」はなんか「喪女の妄想全開」って感じで
かなり笑った記憶がある。
なんかの待ち時間とかに軽く読むのには良い感じだった。
林真理子はずっと若い頃の「ルンルンを買って〜」みたいなものは面白かったな。
田舎者がお洒落な都会の生活に憧れて、
ガツガツするんだけどリアルだし微笑ましいところがあった。
「あの頃憧れた物は全て手に入った」ってTVで言ってたのいつごろだっけな?
その頃からガクッと面白くなくなった気がする。
373名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/14(水) 15:53:50 ID:MZ7IrMQ5O
>>370
昇華できてないのは作家本人って気がする。
気恥ずかしくて読む気にならないもん。
需要があってわざと書いてるんだったら林さんに申し訳ないけど。
>>369
>小池真理子の朝刊連載
これのおかげで、新聞連載小説スレは連日大盛況でしたわw
今年に入って連載が宮部みゆきの小説に替わったので、一読者としては
まともな小説が読めて喜ばしい反面、スレ住人としてはつまらん・・・
(ただし、昨日の朝刊に「連載を終えて」という作者の談話が掲載されたことで現在プチ祭り中)
林真理子の小説は「ちゅっと吸った」とか「鼻を鳴らして」とかも多い。
下品を表現する為の言い回しだと思うんだけど、気持ち悪い。
あと、自分のファンと付き合いすぎなんじゃないかと思う。
多くは、お金持ちのマダムとか地方の独身お嬢様とか。
そういう人と付き合ってても、エッセイになるような面白いネタなんて無いと思う。
皆、自分をほめる人ばかりだろうし。
376名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/14(水) 19:50:39 ID:4qLfFMlD0
>>375
それは確かに堕落の一歩だわ
取り巻きに囲まれると客観性がなくなる
某女性党首の話し方を見るとそう思う(スレチごめん)
377名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/14(水) 19:51:20 ID:4qLfFMlD0
女王蘭、予約が回ってきた
これから読むぞ!
内容を忘れたので、久しぶりに「人間失格」を読んだら激しく鬱になったorz
379名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/14(水) 20:12:12 ID:4qLfFMlD0
今日、図書館いったら月光仮面が、しかも大人向けの棚に
なぜ?
とっても亀ですが>>290
山田風太郎「妖異金瓶梅」はどうでしょうか。
ある意味これ以上のがっつりラブはない!ってくらいのものですが、
好みじゃなかったらごめんなさい。
殺人鬼フジコ読みました。フィクションで良いんですよね・・・?
あとがきの方で出てくる事件名とかフルネームとか見たら
本当にあった話?と思ってしまったんですが。
あとがきの直後のページに書かれてた事も気になった。
(著者?があとがき書き終えた後の行動とそれを伝える新聞名の事。
新聞名等ぐぐってもヒットしなかった訳なんですが)
ばかな私にどなたか教えてください・・・
重松清 「青い鳥」 読みました。いろいろな意見があると思いますが
泣いてしまいました。自分に発達障害の子供がいるので
「静かな楽隊」が読んでて辛かった。 音の出ないリコーダーにフェルトを
挟んだカスタネット・・・。ひどい・・。
>>381

フィクションでいいと思う。
いや、実は、私も、「実際にあった事件なのかも」と、
ぐぐったひとりだがw
でも、実際にあった事件だと思えるぐらい、上手い作りになっていると思う。
読んだあと、ちょっと眠れなかった。
作家独特の表現といえば、篠田節子の「舌打ちをして」も。
一つの作品で、登場人物の誰かが必ず一度は舌打ちする。
比喩なのかな?
殺人鬼フジコ、早く読みたいのに図書館は準備中でなかなか入荷しないし、
近所の本屋では売ってないし、
ネットで注文するのはなんだか面倒臭そうだし。
ネットで注文するにしても、どこが一番いいんだろう?
林真理子の小説で唯一読み返してるのは「葡萄が目にしみる」だけ。
良質の青春小説だと思う。

これだけではなんなので。
奥田英朗「ガール」面白かった。
「サウスバウンド」とか一般的に評判の高い長編よりも
「家日和」とかの短編の方がすんなり読めるわ。
>>384
ちょうどゴサインタンを読んで気になったところだw
面白かったけど「それでいいのか?」と思ってしまった。
>>386
奥田英朗って手練だよね。どれも安心して読める。
>>386
わーいまちょうど「ガール」読んでるとこ。

奥田英朗は最近知って読み始めたんだけど、
この人って女性キャラにリアリティを持たせられる稀有な男性作家だよね。
女の登場人物が、男性作家の主張や妄想を正当化するための駒にされていない。
その巧さにはあざとさを感じないでもなかったんだけど、
表題作の「ガール」、読んでてなんか途中で泣けてきたわ。

伊良部シリーズもそうだけど、どの作品も読後感が良いというか、
軽い読み物としては最適だね。
奥田英朗のエッセイはちょっとむかつくけど面白いw
ブームにはなってほしくないな。
奥田英朗と荻原浩は短編も巧くて安定感ある。
ブラックなユーモアのセンスも似てる気がする
岡山女を読んだ。
仲間由紀恵でも使ってドラマか映画化してほしいと激しくオモタ。
内容が面白すぎる!
394名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/15(木) 10:27:24 ID:SbyoRnl20
>>380
山田風太郎が金瓶梅書いてるの?
ちょっと興味あるな
>>383
レスありがとうございます。ホッとしましたw
奥田英朗は「ガール」と、中年男性が部下の女性に片思いする話は
ほのぼの読めて好きだった。
奥田英朗の伊良部シリーズで
院長の娘と結婚した若い医師が、義父のヅラが気になってしょうがない話
もともと白い巨塔のパロディっぽいんだけど
唐沢と伊武に脳内キャスティングして読むと笑い死ぬ
ドラマ化してほしいが伊良部は古田新太でお願いしたい
ググってみたら「イン・ザ・プール」映画化されてたんだね。
キャスティング話はスレチかも知れないけど、松尾スズキは絶対違うよなあ。
>>398
舞台では宮迫とサトエリだったよ
阿部でドラマ化したこともあったね
400名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/15(木) 12:12:28 ID:r2rNz0gU0
ファミリーポートレート、角田のをずっとグロくした感じ。
赤朽葉家の時と同じく、途中の盛り上がりに比べると、
最後が惜しい。
カズオイシグロ、ブックオフで揃えるのは無理かなー
なかなか見つからないや。
見つかってもハードだし、早く全部読みたいから新刊文庫本買おうかな。
>>381
「殺人鬼フジコ〜」はどう読んでも完全フィクションでしょうw
「あとがき」は真梨幸子のあとがきじゃなくて、作中作家の「あとがき」だよ。
その後の新聞報道の切り抜き部分まで含めて、小説だから。

参考文献は単に殺人衝動とかをリアルに描くために参照したに過ぎないと思う。
403名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/15(木) 16:38:14 ID:SbyoRnl20
>>345
やかまし村ってピッピと同じ作者だったんだ

覚えているのは外から客が来た時に、大人同士の会話で
「ここではさぞ退屈なさるでしょう」みたいなことを聞いたあとに
子供がこの人なんにもわかってないわ、退屈な日なんてないのにって
いったこと
あさのあつこの「あした吹く風」。
17歳男子高校生と34歳バツイチ歯科医師との恋愛話。
高校生の気持ちの描写が、どう考えてもおばちゃんの妄想。
本物の高校生が読んだら「ありえね〜WWWWW」なんだろう。
女ナベズン化してしまったのか?
第140回芥川賞は津村記久子さんの「ポトスライムの舟」に決定!
ttp://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/index.htm
406名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/15(木) 19:36:02 ID:SbyoRnl20
女王蘭、カリスマキャストを目指す女の子が主人公かと思っていたが
黒い太陽の立花がメイン
それなりに面白かったが、新味がない
これから孤虫症を読む
直木賞はまだ選考中?
どこにも出てないね
あったあったw 二人なのね
第140回直木賞は天童荒太さんと山本兼一さんに決定!
ttp://www.bunshun.co.jp/award/naoki/index.htm
恩田陸は…。
orz
天童荒太はまぁ、順当じゃないかと。
>409
恩田陸って人気作家だし売れてるだろうけど、
そんなに上手い?
ご都合主義の少女漫画小説のイメージなんだけど(夜のピクニックも超能力少女の話も)
出版社からは今後もPUSHされ続けるのかな。
恩田陸って自分のなかではパクリ作家カテゴリだな
インスパイアされたにしても元ネタがわかりやすすぎ
なんでわりと高評価なのか理解しがたい
恩田陸、登場人物がことごとく漫画的だよねえ。
ラノベっぽいっていうか。
老舗和菓子屋の天真爛漫で美人なお嬢様とかさ。
恩田陸は赤川次郎と似てると思う。
このスレで、真梨幸子知って、
「殺人鬼フジコの衝動」を読んでみた。
すごい、私のツボに直撃!
他も読んでみる。
なんで、今まで知らなかったんだろうと、後悔。
>387
ゴサインタンは…
これでいいんだ!これでよかったんだ!と自分を納得させて読みきったわ。
天童荒太の新作を図書館にリクエスト入れる前に直木賞発表されたから
なかなか回ってこない悪寒・・・
418名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/16(金) 04:58:58 ID:fMhNo+qZO

人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉
http://www.amazon.co.jp/dp/4532352592/
天童荒太はまだあの酷い日本語で書いているんだろうか。
「永遠の仔」1作で私にとってダメ作家なんだけど。
「蝶番」 中島桃果子 読んだ人どうですか?
新潮エンターテインメント大賞受賞らしくてTVでPUSHしてたけど。
(作家若いしビジュアルも売りたい人?)
http://www.shinchosha.co.jp/prizes/entertainment/
>>413
木曜組曲でそれ思ったw
>>417
以前、書架に置いてあった本を借りて帰ったら
借りてる内に直木賞受賞。
旅行に行くんで延長してもらいに行ったら
「64人待ちなんで駄目です」と言われた。
つい先週まで誰も借りてなかったじゃないかーーー!wと。

実際は受賞すると本を買い増しするんで
いくらか待ちは緩和されるはず。
ネットで予約を入れておくんだ!
今回の候補作、昨日の世界 は
恩田陸にしてはオチもしっかりあってまとまってた。
珍しくすっきりとした読後感だったし、これなら受賞できるかな?と思ったけどね。
天童荒太は「孤独の歌声」でなんだこのマンガみたいな展開と思ってしまったので
どうも読む気がしない。「永遠の仔」は評判いいみたいだけど>>419を読んでやっぱりやめようと思ったw
人それぞれじゃない?
私は「永遠の仔」楽しめたよ。
いつか再読するかもしれんので残してある。
「永遠の仔」の文字を見ると、
「このんえいえ」と頭の中で唱えてしまう。
なぜなんだ?w
>>424
たしか「孤独の歌声」ってデビュー作か2作目くらいでしょ?
私も読んだが、最初から上手い小説家ってやっぱり稀有なんだなぁとか
苦笑しつつ読み終えたな。
でも天童新太のハズレってこれくらいだと思うが。
「あふれた愛」だけ、読みました。
4編の中では、「やすらぎの香り」が好き。
最後、ちょっと泣けました。
恩田さんの「蒲公英草子」読んだら
これジブリ映画の原作にぴったり、みたいな感想を持ちました。
ジブリの主人公…少女、正義、大儀のために命がけ、特殊な能力あるいは育ち…
そんな感じ。
「殺人鬼フジコの衝動」市の大きな図書館の蔵書になかった。
タイトルがふざけてるからか?
真梨幸子って、桐野夏生みたいな作風ですか?
恩田陸は途中までぐいぐい読ませるほどのおもしろさなのに、
途中から失速していくのがなぁ。そのくせさえ直してくれたら、
芥川でも直木でも何でも賞をとってくれてもかまわないんだけど。

>>430
発売されたばっかりだから、まだこれから蔵書されると思うが。

数日前に県下各市町村の図書館の横断検索をその本でしてみたら、
蔵書してる図書館はほとんど無い状態だった。
>>431
途中までぐいぐい〜失速していくくせ

漫画の話で恐縮だけど、浦沢直樹もそのグループだと思った
>>430
確かに、タイトル、ちょっとふざけている感じだよねw
この作者のそれまでのタイトルとはかなり違う感じ。
インパクトはあるけど
>>432
禿げ上がるほど同意
>>432

>浦沢直樹もそのグループだと思った

浦沢直樹の場合は、担当でもあるフリー編集者で原作者でもあるナントカ(ごめん、名前忘れた)
って人の責任も大きいような気もするが

私も名前出てこないけど、浦沢直樹もフリー編集者もNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」に出てたの見た。
あのブレーンが良いのか悪いのか、どうしても分からんかったわー。
横レスに横レスすまそ。
長崎尚志氏だっけ、フリー編集者って。
薬丸岳「天使のナイフ」
読んだ読んだと思ってたら読んでなくてビックリした。
天使のナイフ、普通に面白かったんだけど、二作目三作目にどうも手が伸びない。
浦沢直樹の途中から失速って主に「20世紀少年」じゃない?
途中(どこと言ってしまいたいけど遠慮しておくw)で終わってたら
なかなかの神漫画だったのに、あれは終わらせられない事情でもあったんじゃないかと。
「MONSTER」は最後までよく練られてたと思ったけどな。

「天使のナイフ」って関係者が関係しすぎだろ!と思った記憶が。

「ストロベリーナイト」読んだ。面白かった。
でも文体?がちょっと軽めで、そこが少々好みに合わなかったけど。
テニス漫画のhappyも失速がすごかった。
失速っていうか、途中からヤル気なくなったでしょって感じだったけど
YAWARAの二番煎じとはいえああいう路線好きだし期待してたのにな
442名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/17(土) 13:02:41 ID:Zx6MVj+P0
最近の直木賞は、なんかピンとこないのばかり。
朱川湊人だけはよかったけど。
YAWARAは面白かったね。
だけど、何でもそうだけど強くなる過程が一番面白いような。
だからもうかなり強くなってしまってからより、最初のほうが面白かったかも。
全編面白かったが、あえて文句をつけるなら。
ガラスの仮面とかも紅天女編に入ってる今よりへレンケラーをやったり
姫子と一緒にお姫さま役をやるために、オーディションを受ける過程が
個人的には特に面白かった。
ガラスの仮面は長く書きすぎて、筆者のレベルが落ちたことのほうが大きいと思うけど。
YAWARAは最初から無敵状態だったような気がするが
角田光代「森に眠る魚」一気読みした!良かった〜
初角田だったけど、他の本も読んでみたいと思いました。
有名な音羽のあの事件の小説と最初に知っていたので、誰が何処の子を?
とハラハラした。
新堂冬樹の「砂漠の薔薇」よりはこっちがずっと良かった。
砂漠の薔薇のほうはグループ内だけで事件が起きているけれど、森に〜の方は
仲良しグループとその周辺ママや夫・旧友・子ども…など
複雑に関わりあって、「心のぶつかりあい」に到るまでが納得できた。
女性特有の心理はやっぱり男性作家よりは女性の方が詳しかったという事かも。
真梨幸子の「女ともだち」が好きな人や日常のサスペンスなど読みたい人におすすめ

ママともだちってまるで男女の恋人みたい。
何かをきっかけにだめになっても幼稚園が同じだと男女のようにすっぱり切れ無いし、
同性同士だから綺麗に取り繕うし、執着やみれんや意地の張り合いもあって解消が難しい。
だけど今の携帯やメ−ルの時代じゃあそこまで人と関わらないかな?
>419
永遠の仔おもしろかったけどなぁ私は
模倣犯みたいなすごみ?ひきつけ感は十分あったと個人的にはおもってる
わたしはこの作品で一時天童荒太読み漁ったし・・
永遠の仔以上のものはなかった気がしてるけど。
最近のは読んでない。
模倣犯にすごみは感じなかった。
>>443
志村ー姫川!姫川!
うわさの姫子じゃないヨ!

昭和30年代の獅子文六「大番」という作品も、文庫を読んでみると
「人気すごかったから、このあたりは無理やり話を引き伸ばしてんだろなー」
って思う箇所があった。途中で映画化されて、映画の女優のイメージが
原作に逆に影響してきちゃったり(と作者が後日語っている)。

>>445
「砂漠の薔薇」がイマイチだと感じ、現在、角田を予約待ちな私はwktk。
>ママともだちってまるで男女の恋人みたい。
音羽の事件の時に同じ感想を抱いた。
あれは、犯人の一方的な恋心が歪んだ結果なのではないかと。
角田がそれに言及してくれてるなら、すごく楽しみ。早く読みたいわ。
>447
じゃぁ「すごく楽しみ」略してすごみってことでどう?
>ママともだちってまるで男女の恋人みたい。

ママともって、小学生や中学生のときの、同性どうしのわけ分からん束縛ごっこに通じるものあるね。
私のナントカちゃんが、他の子と仲良くしている、ムキーみたいな。
宝塚なんかのファンどうしの確執もどこか、似通っていると思う。
新堂冬樹って、今、北九州連続監禁殺人事件をモデルにしたと思われる小説を連載中だけど、
あの凄まじい事件を、どこまで掘り下げてくれるんだろう。
なんだか、グロい部分だけをクローズアップして、
マインドコントロールされて家族どうしで殺しあって死体を解体する心理とかは、おざなりになりそうな感じなんだけど。
男性作家は、グロの描写とかは結構すごいけど、心理描写がイマイチ、ぴんとこない。
図書館で篠田節子の仮想儀礼を予約したら、下巻が先に来た(つД`)

上巻は買うべき?
「死刑基準」は思ったより楽しめた。
犯人は多分な〜ってかんじだったけど、きっと映画化かドラマ化されそうな内容。
>>446
「永遠の仔」イッキに読んだし面白かった。
だがどうにも後味の悪さが残ってしまう。読後感の良し悪しとは別の…
なんだかわからないモヤモヤ感。きっと、こういう重いテーマを
エンターテイメントとして、「面白く読んだ」ことに対しての
後ろめたさなのかもしれない。この作品を否定している訳ではないのですが。
「庭に落としたハムスターくらい、さっさと探しに行け!」と怒りながら読んだ事は憶えている。
面白く読んでいるのに文章が下手で楽しめなかった。な〜んか日本語がヘンなんだよw
さっきやってたニュースバラエティで芥川賞の津村さんがしゃべってるところを見て
たけしが「助けられた(救出された)人みたいだな」とか言ってたw
459名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/18(日) 00:51:27 ID:NarH1gnIO
>>458
たけしは認知症だから。
中央大教授殺害事件のことまで笑いネタにしたのには呆れたよ。
あんな奴に報道番組やらせる局がいちばん糞だけどな。
>>452
うわ、新藤あの事件題材にした小説書いてるんだ。
銀行篭城しか読んでないけど、グロがためのグロって感じで余り
良い印象受けなかったから心配
>>458
まぁ確かにちょっと私もそう思ったけれどw
>446
あーそれは分かります。
終わりがキレイ?だとよかった!って言い切れるんですけどねえ。

私は面白いことほぼ確定?されたような有名どころしか読まなくて
こちらは参考にいつも寄らせていただいてるのですが
古いかもしれませんが・・「君のためなら千回でも」カーレド・ホッセイニという方の本にハマりました
友情もの・感動もの・イスラムやアフガニスタンが背景にあるので知欲も満たされました
↑アンカーみす 
>455でした
少し前に『オフシーズン』薦めて頂いた者です。面白かったです。
最近心がササクレ立っているのでグロが読みやすい。次は『隣の家の少女』を読みます。ちなみに皆さんは心がササクレ立っている時は、どんなのを読みたくなりますか?
>>452
黒新堂情報ありがたいっす。たしかに心理描写はどっかいっちゃてるわぁ。
でも、とことんエログロやってくれると、なんだか小気味良い。
イヤなら読むなって言われてるみたいで。
家事をやる気がなくなりました。
ちょっと鬱っぽいかも。
モチベーションあがる本ありますか?
>466 ああ、私もだ。本を買いに行くのがダルイ。重松清ばかり読んでいたからかもしれない。鬱っぽい。
468funわか ◆91BhnTkMi2 :2009/01/18(日) 11:47:01 ID:syg7ql7R0
私は朝鮮人を目の敵にしているのではなく、工作員まがいの連中に対してであり
(少なくとも私は)本当の事を知ってしまって「生命の危機」にある南北朝鮮、中国の人物達には憐憫の感を持ち合わせております。
又、<在日や朝鮮人というくくりでバッシングしているネットでよく見るサイト>と酒たまねぎやHPを、ひとくくりにしないでもらいたい。
どっちが正しいか・・・信じるに足る資料群に基づく史実を正確に見つめ、冷静に判断すれば結果は明白な筈。

私が思う中道とは、正確な資料に基づき善悪を流行・常識・雰囲気に惑わされず、誰に対しても発言する人物なのです

管理人様のおっしゃる普通の国は推量になりますので今私が言及する事はできませんが、私の思う「普通の国」は、
○自主防衛のできる国
○特定国家に物を言わない契約をしたマスゴミに放送免許を交付しない国
○一部犯罪公務員(一部官僚含む)、一部犯罪政治家を免職・摘発できる国
○内政干渉されない国(中、朝、韓、米、露からされまくってなすな)
○国益の為の外交ができる国(政治家・官僚の保身出世の道具に成り下がっている現状)
○三権分立(今じゃ四権?)、政教分離をしっかり守れる国
○投票率がせめて80%くらいある国(自称100%の国などは信じるに値しませんがw)
等々挙げればキリがないですが・・・

宗教に政治が引きずられる欧米・中東。いわずもがなの極東。内政干渉、侵略の嵐に苛まれる南米・アフリカ・・・
当てはまる国が・・・ないですなw一番近いのがブータン、コスタリカ、あたりでしょうか。
まぁ、いまさらブータンの生活ができるかと言えばできないでしょうし、コスタリカも経済的に
豊かとは言い切れないですし、キューバのように言いたい事を言う代償が準テロ国家指定や経済封鎖ではやり切れませんし・・・

「理想」と「信頼」と「経済力」と「軍事力」を併せ持たねば実現は難しいですが、日本に足りないのは、
軍事力だけでしょう。使う、使わないは別次元で考えねば。バカの飛躍した論理で現在の足枷になっています
(元々は米の政策)。政界には理想も足りてない気も(泣
469名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/18(日) 12:18:46 ID:x37IAZoV0
意外な人が9条の会です。
あの派遣村の湯浅って人もこの会なんですね。
海外では9条関係者の発言が評価されたことはただの1度もありません。
なぜなら「武力で国を警備していない国は国家ではなく植民地だから」です。

http://www.9-jo.jp/news/undou/20081218kousidan-meibo.pdf
http://www.9-jo.jp/profile.html
470名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/18(日) 13:23:06 ID:T6e7uwdt0
新堂冬樹の女王蘭を読んだ
黒い太陽の完璧な続編で、今度はもっとキャバ嬢が中心かと思ったけれど
違った。黒い太陽はキャバクラの内情がわかって面白かったが、続編に
特に新しさはなく、まあそれなりにという感じ
>>464
多分、オフシーズンをお勧めしたものです。お気に召してよかった。
隣の家の少女はグロ度は下がりますが、ケッチャムのベストだと思います。
あと、黒い夏。グロじゃないけど、これも気分悪くなること受け合いw
自分は心がささくれてるときは京極の百器徒然袋の榎木津に癒されます。
家事のモチが上がる本
「家事場のバカぢから」はどうでしょう
すごくデキる母も、正反対の大雑把な母もいていいんだよ〜っていう気持ちにさせられる
473名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/18(日) 14:20:37 ID:FXin2AWu0
「マグレと紅白歌合戦」今まで読んだ本の中で一番のバカミスかも・・・。
>>472
ありがとうございます。
アマゾンみてきます。
本じゃないけど、家中スッキリスレや掃除板読むとやる気は出る。
駄目だ、私には「弥勒」は合わない。
パスキムという小国に全く興味を持てない。
初、篠田節子あえなく撃沈。
477名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/18(日) 16:58:30 ID:RSIoHfEy0
月末から10日間くらい入院することになりました。
医療ものでない、人が死なない、カラッと笑えて元気が出そうな
短編集かエッセイなどがあれば教えて下さい。
エッセイ本で好きな作家は村上春樹、岸本佐和子、三谷幸喜、北杜夫。
短編集では星新一、川上弘美、吉本ばなな、田辺聖子などをよく読みます。
普段は三国志などの歴史物や推理小説も好きなのですが、
検査待ちなどにささっと読めそうなものをお願いします。
ナンシー関
だんだん売り場から姿を消しつつあるけど。
菅野彰の海馬シリーズか中島らもの明るい悩み相談室シリーズ。
>>478
ナンシー、大好きです。
消灯時間シリーズなどは、今だからこそ懐かしく読めるかもしれませんね。
探してみます!ありがとうございました。
ブックオフにたくさんありそうだね。
信仰の現場と記憶スケッチアカデミーが好きだ。

>>477
4行目、岸本佐知子だよね?
>>479
明るい悩み相談室シリーズは面白いですね!
全部読破していないと思うので、未読のものを探してみます。
菅野彰は知りませんでしたが、アマゾンのレビューを読むと
爆笑できそうな感じですね。1巻から読んでみます。
ありがとうございます。
>>476
そんなあなたに文庫版「秋の花火」オススメ。
篠田節子入門に最適と解説にあったよ。
書いてるジャンルも作風も多岐に渡るので、
短編から読むのがよいかも。
最初から「弥勒」はチトきついようなキガス。
>>481
佐知子です。阿川佐和子もたまに読むので間違えてしまいました。
信仰の現場と記憶スケッチアカデミー、どちらも好きです。
ありがとうございました。
笑えるエッセイなら、三浦しをん。
声を出して笑えるオタク女子の世界です。
 女優の浅野ゆう子(48)が天童荒太氏の作品で先日直木賞受賞作品にも選ばれた
『悼む人』を読んで感激していたことを自身のブログで明らかにしている。

 直木賞を受賞した『悼む人は』は天童氏が7年かけて書き上げた大作で、死者を
悼むために全国を放浪する若者・坂築静人を中心に人の生と死、善と悪、愛と憎し
み、罪と許しなどのドラマを描いた作品。浅野は昨年11月に本屋で同書を見つけ、
この正月に読んだとのこと。

 普段、浅野は1日1〜2冊のペースで本を読み終えてしまうほどの速読家。しかし
「この『悼む人』を読み始めてすぐに、この本は 本当に時間をかけてじっくりと深く
読むべき作品である。と、感じました」とブログで綴っており、実際読みきるのに4日
間かかったとのこと。

 「何度も、何度も、涙が止まらなくなり、その度に読み進めることが出来なくなり、
深く時間をかけて読ませて頂きました。わざとゆっくり読んだのではなく、続けてざく
ざくと読みすすむことが出来なかったのです。おもいのです。心に重くのしかかって
くるのです。心がふるえるのです。心が痛いのです。涙で読み進めることが出来ない
のです。涙が出ると、そこをかみしめて立ち止まってしまうのです」と同書を読んで
受けた感激をブログで綴る。

 あまりの感激に浅野は特設サイトを調べ、天童氏に読書感想を送ろうとしたようだ。
しかしそこはグッと気持ちを抑え、事務所の社長に電話をし、感激を伝えるだけに
留めることにしたという。
ttp://news.ameba.jp/weblog/2009/01/32578.html
ttp://www.abalo-daikanyama.com/cgi-local/yukoblog/blog.cgi?no=88
>>477
佐野洋子のエッセイ面白いです。
多少毒はあるけどからっとしています。
お大事に。
>>486
三浦しをんはヨムヨム連載中の対談でしか知りませんでした。
エッセイ面白いのですね。探してみます!

ここ一ヶ月、病気関連の本ばかり読んでいたので
視野狭窄気味になっていたようです。
レスを下さった皆さん、本当に有り難う。助かりました。
>>477
お気遣い有り難うございます。
佐野洋子好きです!毒があるところも。
未読のものを探しますね。有り難うございました。
>>487さんの間違いでした。では、消えます。
22時より日本映画チャンネルで「アヒルと鴨のコインロッカー」
肺気胸で入院した妹に記憶スケッチアカデミーともう1冊なんかすごい笑える本を
お見舞いに持っていったら笑いすぎてなにがどうなったのかわからないが入院が伸びた

ということもあるのでくれぐれも気をつけて

今ウトが入院中
病気ではないのでパズル系の本を何冊か持ち込んでるようです
493名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/19(月) 01:01:27 ID:vCyd2Urs0
>467
重松清さんの作品てほんとそうですよね・・どーんと落ち込む事多い。
「きみの友達」を最近読みました、これは意外に欝でない感動作でした。

>477
私は「佐賀のがばいばあちゃん」シリーズ・・何度見ても心が掃除されていく気持ちになります
>>477
大槻ケンジのエッセイも面白いよ。
>>477

人はおもいっきり死ぬんだけど、
東野圭吾の短編集「超・殺人事件」
東野圭吾はちょっと苦手だったが、
人に勧められて読んだら、あまりにおもしろくて笑い死にしそうになった。
元気になるかどうかは保障できないんだけど、
少なくとも、落ち込むことはないと思う
496495:2009/01/19(月) 03:07:23 ID:6WJ+u7Zb0
あ、つけたし。
人が死ぬのは作中作で、実際の登場人物は死なないです。
あらすじを簡単にいうと、
ミステリー作家が、いろんな条件をクリアするために苦しみながら執筆する話です。
税金対策のためにありえない小説を書くハメになったり、
厚い本ブームに乗っかるために、文章をどんどん水増しして見事な大長編駄作を書くハメになったり、
そんな、ブラックユーモア的な短編集です。
東野圭吾のお笑い系は私はちっとも笑えないんだけど
「超・殺人事件」の税金対策の話は面白かった
あれ、オムニバス物でドラマになったよね。
>>476
私は女たちのジハードから入って
次読んだ本が「弥勒」だった。
妊娠中だったせいか、しばらく鬱になったよ。
女たちのジハードだったら、比較的読みやすいと思う。

「泥ぞつもりて」宮木あや子
平安時代の陽成院とその周囲の人たちを書いたお話。
時代ものは嫌いだけど、これはスンナリ読めた。
ドロドロしている部分もあるけど、グログロした嫌らしさはなく、
サラリとしている。でも、ちょっと大奥みたいだと思ってしまった。
新堂冬樹の毒蟲VS溝鼠
もう、初っ端からグロ大放出飛ばし杉で
借りては来たものの・・・。
>>471
また楽しみな本が増えました。ありがとうございます!
篠田節子は、ほんとにジャンルがバラバラだよね。
私は「カノン」→「神鳥」→「夏の災厄」→「聖域」→「女たちのジハード」と読んで
わけわからなくなったw 面白いけど。
篠田節子の「賛歌」
フジコ・へミングがテレビのドキュメンタリー番組で紹介され
一気に世の中に出てきたころの話とかぶって面白かった。
私は音楽オンチなんでよくわからないんだが
フジコも正統派クラシック音楽家の人からは評価されてないんだよね
503名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/19(月) 15:00:17 ID:42SrYpMP0
>>499
グロが全部だめなわけじゃないけど、あの手のグロはだめだわ
477です。
>>492 >>493 >>494 >>495さん、レス有り難うございました。
これからブクオフに行ってきます!
早く退院して、またこのスレに戻ってきたいです。
>>356
亀でごめんだけど、その話、私も大好きだ。
アキラの最後はせつなくなる。

田辺聖子が書くと不倫がまったくいやらしくなく、
むしろ応援したくなるから不思議だ
森瑤子とは正反対
田辺聖子が授賞式で車椅子だったのがショックだった
いつまでもお元気でいてほしい
506476:2009/01/19(月) 17:26:47 ID:wQCyPQpe0
篠田節子のお薦め教えてくれた>>483>>498>>501>>502
奥様方ありがとう。
再度チャレンジしてみます。
507名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/19(月) 22:59:08 ID:42SrYpMP0
孤虫症完了
冒頭の伏線、女のドロドロ感、奇怪な虫とそれなりの要素はあるんだが
統合感に欠ける。ラストは無理にまとめた感があって今一だったな
初めて読んだ作家なので、もう一冊くらいは読んでみようと思う
おお! 「孤虫症」これから読むよーw ドキドキ
「女ともだち」がなかなか読み応えあったから。
知らない作家と出逢えるこのスレは、ホントありがたい。
>497
東野圭吾は、時間つぶしにしか手に取らないけど
買ってみみょ
自分も真梨幸子で「クロク、ヌレ」を読了
読み終えるのに苦労した…
面白い文章書こうとして失敗しちゃったテヘッって感じの内容
普通でいいんだよ、普通で…
それでも次は「深く埋めて」(タイトル適当w)読みます
「森に眠る魚」一気読みしました。
ただでさえ難しい女同士の付き合いに子どもがからんでくると
もっと深く傷ついたり複雑になってしまうんだろうな、と思った。
私は子どもいないけど伝わってくるものがあった。
角田さんもたしか子どもはいなかったと思うけど上手く描写してた。
でも実際に小さい子のいる母親の立場で読めばなんか違う、と思ったりするのかな。
>505
「恋にあっぷあっぷ」だよね。>アキラ
田辺さんの不倫ものは、ハッピーエンドにならないからいい。(なるのもあるのかな?)
作品はどれも好きだけど、タイトルがなんか恥ずかしいので買うのをためらうことがある。
>>510

クロク、ヌレ!は、
書店員さんが「傑作!」と絶賛していたから読んでみようと思っていたけど
そうか、微妙なのか…。
どうしようかな。
東京島読了。
桐野さんの相変わらずの「悪意の巣窟」みたいな話
マンガと思って読むと丁度いい。
最後が本当に笑える(絶対後ろから読んじゃダメですよ。)
「インター・セックス」を読んだ。
おもしろかったんで、この岸川院長の別のがあるんで読みたいと思ったんだけど
一つだけ描写に腑に落ちないのがあった。
ジョン・マネーの名前を出して、早期に身体的にジェンダーを決定させる事の利点
を親に力説してるんだけど、「ブレンダとよばれた少年」であの実験は根本から
否定されてるから、根拠にならないさ。現役の精神科のお医者様なのにな。

ちょうど、たまたま「ジーン・ワルツ」をこれの前に読んだんだけど、どちらも例の
産婦人科のお医者さんの逮捕に関しての怒り溢れる描写には感じるものがあった。
どの科の医師にしてもあれは人事では無いんだろうね。
>>515
産婦人科の医師が逮捕されたのは、亡くなったのが田舎の名家というか
権力のある家だったから警察にごり押しした結果らしい。
関西ローカルで勝谷が怒りのコメントを出していた。


ネタバレ
インター・セックスは主人公の設定(最後に明かされる)がやっぱり
こうくるかとちょっと興ざめだった。
ネタバレという文言とその内容ひっつけて書いたら意味ないだろうが
ネタバレって書いてから改行して書け
>>516
あれ、何か色々きな臭いらしいね。

そのネタバレは「やっぱりw」だったので、私は大丈夫だった。
というか、真相を究明されるだけじゃなくて、それこそ神の領域まで踏み込もうとした
人間が本物の神の所業に畏怖するみたいな描写って、ある意味有りがちだからw

>>517
改行の方が意味無いでしょう。
普通にNGワードに「ネタバレ」を放り込んでおけばいいのに。
本屋大賞 10作品ノミネート

『悼む人』       著/天童荒太(文藝春秋)
『告白』        著/湊かなえ(双葉社)
『出星前夜』      著/飯嶋和一(小学館)
『ジョーカー・ゲーム』 著/柳広司 (角川書店)
『新世界より』     著/貴志祐介(講談社)
『テンペスト』     著/池上永一(角川書店)
『のぼうの城』     著/和田竜 (小学館)
『ボックス!』     著/百田尚樹(太田出版)
『モダンタイムス』   著/伊坂幸太郎(講談社)
『流星の絆』      著/東野圭吾(講談社)

ttp://www.hontai.jp/
「告白」どこが良いのか謎だな。
そうなんだぁ
図書館で実質20人待ちで、予約する気になれなくて、買う気にもなれなくて
他に著作もないから、この人の本を読めるのは一体いつのことやらw
三浦しをん「あやつられ文楽鑑賞」
初めてエッセイを読んだけど面白くて一度文楽を見てみたくなった。

そういえば「風が強く吹いている」舞台でも映画でもやるんだね。
>>520
「告白」私の地域の図書館では180人以上待ち。
予約を入れて、凄い人気だと感心して待ってるけど期待はずれなのか?
>>523
面白かったよ。
ヲクで買って読んでヲクで同値で売った、
>>523
いや、そこそこ面白かった。
ラストが自分には「無し」だったけど。
うん、ラストが「え?こんな終わり方…」って思った。
>>513
「クロク、ヌレ!」はちゃねらだと鼻につく内容かも
その手の人に媚びた感じがして、私は白けてしまった
ああいうエキセントリックなコメディが好きな人も
いると思うけどねー
クロク、ヌレ!
って、一部の書評家たちには評判いいみたいだね。
でも、まあ、万人向けじゃないみたいだけど。
529520:2009/01/21(水) 22:04:36 ID:kw6N4laI0
楽しみに気長に待つ。予約60番目までになった。
有り難う。
530523:2009/01/21(水) 22:11:39 ID:kw6N4laI0
523の間違いでした。
531名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/21(水) 22:34:20 ID:lGhjM7uq0
孤虫症読んだ。
以下ネタバレあり。

ふーーん位の印象でした。
ちょっとタイトルで期待しすぎたかな。
「天使の囀り」みたいな物をイメージしていました。

気に入る登場人物もなかったし。
エロの部分は、スポーツ新聞のエロ小説のイメージかな。
近所の主婦たちの気色悪さは十分ホラーであったけど。

エログロでも、破天荒でも面白い小説って
読み終わった後に「読んだ!」っていう満足感があるんだけど
これは駄目だったなあ。
好きな人スマソ。
532名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/21(水) 22:46:54 ID:/EDCSkJF0
お、真梨幸子の話題が続いている!
否定的な意見も多いけど、
でも、ちょっと嬉しかったりしてw
「孤虫症」が携帯小説で配信されていた頃から追いかけているけど、
なかなか話題にならなくて、このまま消えちゃうのかなーと思っていたもので。
>>523
三浦しをんのエッセイ同じく好き。
だけど「三四郎はそれから門を出た」で
『老人ホーム?を覗いたら、お年寄りが皆折り紙をさせられてた。
何て馬鹿らしい!あんな年になって折り紙もないだろう、子どもじゃあるまいし。
指先の運動をさせたいなら、麻雀でも覚えさせれば良い」と書いてたのには引いた。
書き忘れ。
折り紙って実際久々にやってみたら楽しいし
今は色んな種類の物も折れて結構楽しいので
個人的にムカついただけなんだけどね。

後、「ベストセラーを読まない私」語りも、ちょっとくどくて
色々と残念な本だった、三浦しをんの書評本と聞いて楽しみにしてたから。
私は折り紙が嫌いなので三浦しをんの気持ちもわからんではない。
昨日、他板でも話題になってたけど老人を幼児扱いすることへの苦言なんじゃないのかとも思うし。

D・M・ディヴァイン「ウォリス家の殺人」
「悪魔はすぐそこに」と同じ著者だったのか。
後から気づいた。本格といわれている割にはなんか薄味なんだよね。
536名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/22(木) 02:08:52 ID:knHxMWYPO
折り紙って幼児の遊びなの?
うちのばぁちゃんは、老人会で季節ごとに
お雛様だの桜だの折り紙で折って、それを色紙に貼り付けてもらう。
で、それを持ち帰り嬉々として壁に飾る。
孫の私が実家に帰ると、ちょっと自慢げに見せるw
私が書店員なら『テンペスト』に一票かな〜。
あのノンストップ感は他の作家ではそうそう味わえない。
>>511
>でも実際に小さい子のいる母親の立場で読めばなんか違う、と思ったりするのかな。

角田さんはお子さんがいらっしゃらないんですね。いるのかと思ってました。
何か違うとは思わないけれど、各親子の特徴って
育児などの掲示板でスレ立ちして話題になるような要素を含んでいるなあと感じました。
だからこそ小説として話の展開が面白かったのかもしれない。
うちはお受験無しの公立コースなので「あそこの子が得する事がうちの子の損になる」
ような考えはないので純粋に小説で楽しめました。



540名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/22(木) 08:51:54 ID:W96QgtQx0
>>531
ちょっと中途半端だったね
虫に焦点当てるには裏付けが足りない
女の妄想とも言い切れないみたいな

私は天使の囀りが好きだ

笑う警官

期待はずれ。真犯人、簡単にゲロしすぎ。
これ映画化するんだね。
キャスト見たけど、ことごとく原作とイメージ違う人ばかりだった。
老人に何が受けるかは、ふだん接している介護者が経験から学んだことだと思うし、
それをいちげんさんが見ていちゃもんつけるのはなんだかなー。

___

ロボット工学を勉強してる若者が、施設でまずオモチャをあれこれ工夫して作ってみたら、
重度障害者には結局ペットボトルにスーパーボールか何か入れて、振って遊ぶ
ガラガラみたいなのがいちばん受けた。わからないものだな。

ていう、普通に頑張って働く人たちのインタビューがいくつも載ってる本
「人を助ける仕事」江川招子
ちなみにロボット工学の若者は、後に本当に使える食事介護ロボットを作った。
角田って、対岸の彼女の時も、
周囲の子供を持って働く女性、子供のいない女性、
そういういろんな女性たちがブレーンというか、
チーム対岸の彼女、みたいな感じで存在してたみたいだから、
今回もそうだったのかもしれないね。
招子→紹子 すみません
>>541
ラストシーンの意味がわからなかったよ。
誰の視線を感じているんだろう。
>>545
九階=本部長室やら総務部長室やらがあるフロア。
津久井射殺命令出した連中からしたら
面白くない結果となったから睨んでたんじゃないかな?
「いらんことすな」と。




>>535
「悪魔はすぐそこに」は邦題がすばらしいと思う。
アガサ・クリスティなんかと比べるとたしかに薄味だよねw

最近読んだミステリでは「深海のイール」がとても濃くて良かった。
文庫で上中下3冊で読み応えたっぷり。
映画化が決定してるらしいので「チャイルド44」とともに公開が楽しみ。
風紋、晩鐘 乃南アサ読んだ。
借りてきたときは、こんな厚いの3冊も時間かかるだろうな〜と思っていたら、
一体どうなるんだろうと全く止められず、あっという間に読んでしまった。
ただ殺人犯の息子の性癖は入れなきゃいけないことだったのか。
小学生の子持ちの自分にはとても受け入れられなかった。
あの描写さえなければ中高生にも読んでもらって、犯罪について考えるきっかけになってほしいと思った。

重い本を読んだ後の「阪急電車」有川浩。これは読んだ後、心がほんわか(笑)した。
いい人たちの心温まる話がシンクロして短編集になっている。
特に実話部分の女子高生の彼氏のエピソードは自分でも笑ったし、
家族に読んで聞かせてまた家族で大笑いした。
この沿線に住んでる人には更に面白いだろうな〜

吉田修一は「元職員」も「あの空の下で」も読んだけど、いまいちだった。
どっちも息抜きなのかと思った。
>>548
まさに阪急電車の該当路線を利用しているので、
読みながら頭の中で映像が浮かぶ。
それこそ、電車の中から外に見える映像までw
おお、私も実家があの沿線だ
甲東園の学校ってあの学校だよな〜とニラニラしながら読んだw
今は西宮も発展しちゃったし、また違う風景なんだろうな
じゃあ土手?のところの山菜もわかるんだw
文章だけだと景色が浮かばず採れるんじゃないか?と気になってたw
>>548
何線何だろうと思ってググってみたら、阪急今津線なのか!
わたしも学生時代使ってたよ。懐かしいよ。
北摂(家)〜神戸(学校)間を通うのに早い十三経由じゃなく、
わざわざ西北・宝塚周りでよく行ってた。
終点一つ手前で降りて歩いてみたり、どこまでわたしは暇だったんだ…orz
でもなーんかのんびりしてていい雰囲気なんだよね。

読んでみようと図書館を見てみたら56冊532人待ちw
さすが地元に近いだけのことはあるww 文庫になったら買う。
「阪急電車」の関西描写は、なんだかイイよね。
比して清水博子の「カギ」や「VANITY」の嫌味な関西描写はウゲエとなる。
北海道ご出身の癖に、何故そこまで阪神間の上流にこだわるのか?
そもそも小説としてつまらなすぎるが・・・。
>>553
「VANITY」設定は良かったけどね
東京の団地育ちの早稲女が阪神間の造り酒屋の未亡人の家に同居するという。
東京と阪神間、金持ちと庶民って感じで。
だけど関西のあの階級の匂いが小説として全く伝わってこなかった。
ミ−ナの行進で阪神間のお金持ちの話がよみたくなって色々読んだけど
VANITYは「ああそうですか」で終わった。
谷崎と田辺聖子以外に何か無いでしょうか?
「阪急電車」面白いのか、読んでみよう
阪急沿線に住んでいるのに読んでなかったw

関西を書いて上手なのはやっぱり田辺聖子かな〜
山崎豊子の書く大阪はなんかえげつなすぎるところもあるんだけど
田辺聖子さんのは大阪弁も上品だしね

スレ違い気味かもしれないけど、なーんか面白い新人さんに出会えない
自分より若い人を受け入れにくくなってるのかなあ・・・
偏見なく読みたいんだけど、ゆとりっぽい臭いがするとひいてしまう・・・
556名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/22(木) 15:56:11 ID:W96QgtQx0
>>548
前にも書いたけれどわたしなら、風紋を学校の推薦図書にしたいと
思っているんだ。けれど、晩鐘は確かに子供には読ませたくないね。
加害者の息子について書いてあったのは晩鐘の方だよね
風紋の最後では主人公の女の子にも希望が見え始めていたのに
晩鐘ではそれも辛くなっているし
私自身は東京出身だが、大阪と阪神間って違うもんだと思ってるなあ。
大阪の奥様は「オカン」か「商家のおかみさん」の二極分化。
阪神間の奥様は「マダム」って感じに・・・。
旦那が神戸出身なので、関西に行く度に「大阪も阪神間もなんだか色んなモノが凝縮されてて凄い!」と感嘆する。
エキスが濃いっていうか。東京に比べて、恵まれた土地なのかな。スレチでスマン。

井上荒野「しかたのない水」読みました。
この方の本は初めて読んだのですが、面白かった。暗いですがお勧め。
558名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/22(木) 16:26:37 ID:tPF+posX0
奥田英朗「ガール」読みました。この人は本当に上手い!OLの心理をよく
わかってる。ホロリとしたり、頑張れと思ったりしながら一気読み。しかし
伊良部シリーズ、「犯人に告ぐ」、エッセイと守備範囲広いなー。
559名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/22(木) 16:53:04 ID:TLL9krID0
犯人告ぐって、奥田さんの作品だったけ?
>>557
ん?大阪と阪神間はまったく違いますよ。
同じと思ってる関西人はいないんじゃないかな?
大元は同じなんだけどね。
大阪商人が西宮や芦屋に移り住んだだけので。

>>558
犯人に告ぐって奥田さんだっけ?
雫井脩介だと思ったけど、同名作品があるのかな?

私も「ガール」読みました。面白かったです。
さらっと読めるし、嫌みがないですね。
男性作家が女性を主人公にした話となるとズレてるのが多いけど
これはまったく違和感なく読めました。
解説にもあったけど、女性ファッションも完璧でしたね。
ワタナベズンイチに読ませたいw
>>546
そうか。
また真の黒幕がいるのか?と思ってたよ。
今日地元紙の連載小説が
終わったけど
何だか尻つぼみだわ。
新聞連載小説ってみんなこんなもの?
>>562
ちょっと前に終った、読売の朝刊の小池センセ作品を読んでみてくださいなw
尻すぼみだと思ってた。
開花した状態を想像w 尻つぼみ
>>554
>阪神間のお金持ちの話

エッセイぽいのでよければ
須賀敦子「遠い朝の本たち」
阪神ていうか、阪神⇔東京⇔欧州だけど

自分に余裕があるときは、品がいいお嬢さんたちが書いた本が読みたくなるなあ
森茉莉とか、江國 香織とか、須賀敦子とか。

ないときは桐野夏生とか
須賀敦子さん好きだー
自分は須賀さんの母校に通ってたので、昔の母校の描写もすごく興味深かった。
ホンモノのマザーテレサだよ!!!みたいなw
須賀敦子が好きな人は向田邦子も好きだと勝手に思っている。
森茉莉……品がいいか? 浮世離れしてるが。
読むなら「記憶の絵」あたりはそういう話多いけど。

須賀敦子は一時期はまったな。
大学生のとき「ミラノ霧の風景」を手に取るも
なんかとっつきづらい気がして、結局読んだのは亡くなってから。

私は関西に住んだことないんだけど、庄野潤三の親は帝塚山学院の
初代学院長で育ったのも学校の周辺らしいので「ワシントンのうた」
読むと大正後期〜昭和初期の関西の良家の話題は多いと思う。
570名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/23(金) 08:46:10 ID:cukVCVK10
>>560
渡辺淳一、化身だったか日経に連載していたことがあり、朝からこんな
ものを新聞で出していいのかとげんなりしたことを思い出した。
読まなきゃいいんだけど、私も活字中毒者だし、読みだしたものは
なかなか途中で止められなくて

まぁ、中高年おやじのファンタジーなんだろうとあきらめていたが
>>570
愛ルケ?

日経は読んでなかったが、連載当時、「にっけいしんぶん新聞」は愛読してたよw
572名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/23(金) 09:08:58 ID:EN9HEenv0
朝日夕刊のトビ丸の話(タイトル忘れた)と
日経朝刊の上海甘苦は毎日読んでいるけど
何が面白いのか分からない。これからなのか。
>>569
私も庄野潤三さん好きです。
実家が庄野家の近くで、あの学校に通っていたので特に思い入れが
ああいう老後に憧れるけど、実際退屈なのだろうか

>>570
細かいところは忘れたけど
愛ルケの女性ファッション描写がなんだかひどかった気が
昭和40〜50年くらいから時が止まってるようだった
まあ年齢が年齢だし仕方ないかもしれないけれど

>>566
>ないときは桐野夏生
すごく分かるw
カサカサになった心にガサガサの本を読んで荒治療する。
来週金曜日の朝、NHK総合の「ほっとモーニング」に
田辺聖子が出演しますよ。
>>575
情報ありがとう
みてみますね。派手な衣装も楽しみw
阪神間のお金持ちの本、希望した者です。

阪神モダニズムに興味があって、最初は建物から入ったのですが、
当時はそこでどういう暮らしをして、今の人たちはどうなのかなあと、小説で読んでみたいと
思いました。

須賀敦子さんは私も「ミラノ霧の風景」を若い時に手に取って馴染めなかったけれど
今なら大丈夫かも。「遠い朝の本たち」他色々読んでみます。
庄野潤三さん、日記文学が好きなので「ワシントンのうた」読んでみます。
阪田寛夫さんも大阪だけどプール学院の創立者か何かでこの人もこういう世界の人ですね。

田辺・谷崎以外に玉岡かおるの現代舞台の小説で、神戸女学院とおぼしき学校に
祖母から女3代通っていて真珠商がどうのという神戸らしい話もそういえばありました。
色々ありがとうございます。世界が広がった感じです。田辺聖子さんの番組も見てみます。
>>574
私もだw
荒療治する時と「銀河鉄道の夜」でピュアに浸る時とがある。
>>570
化身、やってたね〜
年バレるけど連載当時リア中で、毎朝dkdkして読んでた自分アホスw

確か化身の頃がバブル全盛で、愛ルケ連載中も日経平均が上がったんで
ずんいちが日経に連載すると株価うp!説が出たんだった。
>>561
10年くらい前に宮部みゆきが「ブレイブストーリー」を連載してたときに
思いっきり途中(ハードカバーの上巻)で終わった記憶があるから
連載回数にあわせて区切りのいいところで終わったのかもですね。
平岩弓枝の「女のそろばん」読んだ人いらっしゃいますか〜?

お金持ちのドロドロした人間関係を描いた内容なんだけど(「愛の劇場」あたりでやりそうな)
サラ〜っと書き過ぎててあっけなく読んでしまった。
話も出来すぎの感じがあって、ずっと物足りない気持ちがついてまわった。
昔、平岩弓枝を読んだ時は面白いと思ったのに、こんな書き方する人だったっけ?と
いうのが素直な印象。ちょっとがっかり…

>>581
平岩弓枝、昔の作品はそういうの結構多いよ
あの時代はああいうのが流行ったってのもあると思うけどね
(掲載誌のカラーにあわせるように、とかあったみたい)

「あした天気に」では号泣したなぁ
とってもいい人情もののお話だった
「御宿かわせみ」は新しいシリーズにどうもなじめない・・・
御宿かわせみの文庫を
1冊ずつ買い集め始めました。
池波好きとしては
男と女の視点の違いを感じて面白い。

まだ4冊だけどw
>>543
角田さん、音羽事件にすごく興味があって、裁判記録とか
かたっぱしから読んでたんだって(もともと事件もの読むのが
趣味らしい)。で、角田さんが音羽事件に関心を持ち続けてると
聞いた編集者が「書いてみませんか?」と言ってきて、あの
作品が生まれたそうだよ(トークショーで言ってた)。
>>582
>平岩弓枝、昔の作品はそういうの結構多いよ

なんだか本を読むというより、脚本を読んでいる気分になっちゃった。
もしかすると昔はさらっと読める方が面白いと思っていたのかもしれない。
書き方に対する好みが変わったかな…。
「女ともだち」途中まで読んだけど、東電をモデルにしすぎで
もう飽きたわーと思った。
>>585
うーん、平岩さんの比較的新しいのを読まれたことありますか?
「女のそろばん」は確か30年くらい前の作品だったと思うのですが
確かに昔の作品は脚本っぽい雰囲気はあったかもしれないけど
ここ最近(といっても20年くらい?)のはさらっとしてる気がする。
でもまあ、好みもあるからそれぞれですよね。
私は平岩さん好きなのですがw
森見さんの
『夜は短し歩けよ乙女』読んでるんだけど、なんかしっくりこないorz
読了してやる!ていう気合いだけで読んでいるのでページも進まないし内容も入ってこない

愉快、ではあるんだけどなー…
>>573
ずんいちはスリップが好きだよね。
ヒロインの冬香と同世代だけど、ワンピのとき以外、
あんまりスリップは着ないので気になった。
当時、職場が新百合ヶ丘だったので、冬香が引っ越してくる!と話題になったわ。
ここで知った久坂部羊の「無痛」読了。
なかなかにグロい描写が多いんだけど、
その中でも最も怖かったのが「殺人を犯す人間の身体的特徴」。
うちの旦那にぴったり当てはまるんですけど・・・orz
591名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/23(金) 17:00:33 ID:cukVCVK10
>>574
うけるw
>>586
真梨幸子のだよね?
東電OLは桐野夏生のグロテスクが傑作すぎたから比べちゃうとどうしても見劣りするね。
文章も稚拙だし。
たまたま、渡辺淳一の昔の作品と、奥田英朗の「ガール」を
立て続けに読んだ。「ガール」のほうは、文庫の解説で
女性作家さんが褒めているように、働く女性たちの服の描写も
なかなかリアルな感じ。で、その解説文で「男性作家が服の
描写をすると「こんな服誰がいま着てるんだ」みたいな
残念なのが多い」みたいなことが書いてあった気がするんだけど
まさにナベズンがそうで笑った。

気になる男に会いに行く24歳家事手伝いの服装が、
グリーンのスーツの中に、象の模様が編み込まれたベストを
合わせ、中にはブラウスを着た、だった。
書かれたのが30年以上前にしても、象のベストって…
>>589
シミーズという表現もあって爆笑した
半裸の下着姿の田舎のバアさんが頭にうかんだw
今更ながら、隠蔽捜査を読んだ。
読み応え有った、竜崎に惚れそうになったw
そして、果断をさっき借りてきた。楽しみだw
角田新刊が良かったので佐木隆三氏の「音羽殺人事件」を読んでみた。
国内外問わず、オススメの殺人事件ルポタージュ本が
あれば教えて下さい。
>>593
後段、30年以上前ならアリという感じもせんでもないがなあ
象の編みこみ入った(小さい連続模様みたいなのじゃないの?)セーター
子供の頃私も持ってたw
真梨幸子の女ともだち読了。
桐野さんとまたちがった感じで、おもしろかった!
おすすめ!
と思って、ここをのぞいてみたら、
>>586、592の書き込みを見て、ちょって凹んだw
>>593
上に同意見があるよ
なんとなく借りた山本甲士の「かび」
面白くて一気読み。気分がスカッとした。
まぁこうなるだろうなとは思ったけどw
山本甲士、「かび」とか「どろ」とか「とげ」とか…
「かび」は夫の勤務先相手で「どろ」は隣人相手、
「火の粉」だったら犯人の男と隣家のヨメがやったらやり返す全面対決のような話で
えげつないけれどスカっとするから結構好きでした。

最近は釣りに目覚めたようで、ええ話ばっかりになって以前のアクが無くなっちゃった。
602名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/23(金) 23:01:49 ID:3n4Ge8B+0
>>555
田辺聖子の書く大阪弁はリズミカルかつ優しい感じでいいね。
この人のエッセイで大阪弁にふれたせいか、
関西のほうの言葉は結構好きかな。

山崎豊子というと「白い巨塔」の患者のおっちゃんの大阪弁?
(違っていたらスマソ)
なんというか「関東の人間が勝手に考える大阪商人のステレオタイプ」
とでもいうんだろうか。
「大阪ってこんな感じでしょ!」という作者の思い込みがあるようで
ちょっと抵抗あるな。あのキャラクタ設定。

>>602
山崎豊子はバリバリの大阪人で船場育ちなのにねぇ
実はその地方ではそれはそれでリアルだけど、
他地方の人が見てかえってウソくさいと思うこともあったりするのかもね
全然関係ないけど、昔この板で、
芸妓の佳つ乃さんの喋り方を(彼女は京都生まれ京都育ち)
「ヨソから京都に来た人の喋り方で本当の京都弁じゃないね」
とかたくなに主張してた、京都にたまに遊びに行く東京の人がいたのを
思い出したw
あ〜それあるかもね

大阪弁も実は多彩なバリエーションがあるから
北部と南部と年代と職業でかなり違う
田辺聖子も登場人物の出身地域と職業を必ず書いてるし
それによってセリフを使い分けてるね

京都の友人に言わせてもやはり地域によって微妙に違うみたい
花柳界ならなお独特だろうね
普通の京都市内の話し片とは違うかも
>>572
朝日夕刊の方は、その前に連載していた長島有の「ねたあとに」が何気ない日常(大人が
山の中の別荘というには庶民的な家で延々とゲームしたり脈絡のない会話したり)が
妙に面白かったので、それを踏襲しようとして失敗してる希ガス。芥川賞作家だから
少しは期待したのにがっかりだ。ついでに挿絵も悪趣味でキモイ。高野文子はよかったな。
>>604
現役の弁護士さんが書いた小説に、
「裁判のシーンにリアリティがない」とか酷評していた書評家がいて、昔ちょっとした話題になったのを思い出した。
テレビドラマでよく見る、ハンマーみたいなのを持っている裁判官とかの描写のほうが嘘っぱちなのに、
嘘のほうが浸透しているんだろうね。
警察の取調室で被疑者に「とんかつ」をご馳走したら、実際には大問題になるのに
トンカツださないとリアリティないと
編集者に「トンカツ」の描写を要求された作家さんの愚痴をどっかで読んだ。
カツ丼じゃなくてトンカツなのか。
あ、カツ丼のまちがいw
トンカツw
ちょっと違うけど、子供向けの変身戦隊物で女性の隊員の中に本物の女を使うと
「男がやってるのが丸判りでがっかりする」という意見が来るらしい。
無理に女性らしい立ち居振る舞いをしようとしないから、そりゃそうだ罠。
歌舞伎の女形が本物より女性らしいと言われるのも、その辺だし。
警察署の給湯室で
料理には自信がある署長が、白い割烹着+菜ばし姿で
「ちょっと待ってねー。すぐ揚がるからー」と取調室に声を掛けるw
>611
そば打ちはよくある。
613名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/24(土) 08:50:11 ID:ZSORQE9J0
>603
山崎豊子は船場の人だったのね。
スマソ。

地元の人が見たら、あのおっちゃんはごく普通なのかな?
キャラ濃すぎ。

>>613
昔の作品だからじゃないかな。
時代とともに言葉もキャラクターも標準化されていってる気がするので。

私は大阪育ちだけど両親が他の土地の出身なので、
根っから大阪のおばあちゃん世代の人の言葉は分からないことが時々ある。
折原一って人のミステリー本面白いけど読みにくい。ちっとも前に進まないかんじがして
苦手
>>613
山崎豊子は昆布の老舗「小倉屋」に生まれて
確か家業と祖父や父親をモデルに書いたのが「暖簾」

白い巨塔読んだけど細部は忘れてしまったよw
執筆当時ならキャラの濃いそんなおやじはたくさんいたかも
今も船場あたりにわりといるよ
かなり濃いが私は大好き
今更だけど梨木香歩「西の魔女が死んだ」を読みました。
なんの先入観もなく読んだせいかラストで大泣きしてしまった。
この作家はこんな感じの作品が多いんでしょうか?

あと梶山季之の「赤いダイヤ」
金の亡者ばっかり出てくる小説だけど、人物描写が優れていて
かつ文体にスピード感があって時々笑えてとても楽しく一気読み。
クドカン脚本でドラマ化したら面白いかもと思った。
>598
ごめんw面白くないわけじゃないんだけど。
でもどのネタもどっかで読んだ話の寄せ集め、
しかも劣化版だなーって印象はぬぐえないし
ドキュメンタリー部分の文章が稚拙すぎるのが気になって
全体がウソっぽく感じてしまった。
最後のネタバラシもなんじゃこりゃ。うーん。
>>618
ドキュメンタリー部分は、あえてああいう文体にしたんじゃないかな?
文中でも、登場人物に「稚拙だ」みたいなこといわれているし。
売れないルポライターが必死こいて暑苦しい記事を書いているのも演出だと思ったんで、
私は逆にそれがおもしろかったんだけど。
あ、あと、

>でもどのネタもどっかで読んだ話の寄せ集め、

これも、狙ったんだと思う。
どっかのサイトにインタビュー記事があったけど、
あえて、ワイドショー的なステレオタイプな登場人物とネタを詰め込んだ、
みたいなこと答えているし。
まあ、でも、元ネタが傑作のグロテスクと同じなんで、
どうしても比較しちゃうし、比較すると、軽く感じちゃうよね。
違う事件を元ネタにしていれば、もっと狙いがはっきりしたかも…
その点は、ちょっと残念だと思った。
なにも、桐野夏生と同じネタを使わなくても…って。
井上夢人のインチキ霊導師の話『the TEAM』なかなか面白い。
この人の作品、SFホラーみたいなのが多くてずっと敬遠してたけど
こういうやつならすんなり読める。
新規開拓しようと図書館で井上荒野を借りてきた。1冊しかなくて「だりや荘」
文章はちゃんとしているんだけど、チョイスが悪かったのか昨夜読了してから凹んでいる。
小池真理子風味?でお腹イパーイ感と、読ませる力がある作家ハケーンなのに描く世界が・・orz
「女ともだち」に関しては>>619>>620さんに禿同です。
文体には期待しない。この作家には女性の暗部とか恥部を
原稿用紙のます目をうめるように気持ち悪くビッシリかいて欲しいという期待がある。

井上荒野「学園のパーシモン」読みました。あの教育者の創立したあの学校のことか…
という下敷きの部分が分かる人には面白いかもしれないけど、
分からない人には学園事件モノのようにはじまって肩透かしかもしれない、でも良かった。
で、桜庭一樹の「荒野」読んでます。なぜ荒野って名前の主人公(少女)なんだ、しかも題名
>>623
桜庭一樹は、ヘンな名前が好きなのかなー。「赤朽葉家〜」でも、少女に「毛毬」とか
「鞄」てな名前つけてたし。
ただ、ラノベ作家さんだと「フィクションである事を強調する為に(読者層がリア世代が
中心なので、同性同名の子がイジメ他の被害にあう可能性があるので。万が一、そんな問題
が発生したら作品は回収の上に絶版騒動に…)あえて、実在し得ないような突飛な名前にする」
「(ラノベは出版点数が多いので、目立つ為に)作品のつかみとして、主人公に突飛な名前を
つける」てなのが多いからなー。
>>624
七竈って名前の子が出てくる作品もあったね。
自分はこの人の世界観がどうにも苦手なのでもう読むことはないだろうな。
>>590
私もそれ気になって調べたんだけど
犯因症だっけ、あれあの小説の中だけの言葉で
実際にはそういうものはないらしいです
今年芥川賞受賞した津村 記久子
読んだ人いますか?
結構ここでも評判のいい人なのかな。自分は初めて読みましたが
テーマはともかく、文体は読みやすいライトノベルみたいな話って印象(面白かったですが)。
何で直木賞じゃなくて芥川賞だったんでしょうか。
純文学の定義が分からない。
>>626
590です。
そうそう、「犯因症」!
良かった〜安心した。本当にあったら怖いので、検索もできずに
モヤモヤしていました。教えてくれて感謝です。
新世界より 読んだけど
ありゃ中2病が書いたラノベとしか思えん。
井上夢人『theTEAM』が今月文庫での新刊のはずなのに売ってない。

三省堂でいつもポイントがつくから買うのだけど、
三省堂って、その辺にあるいている店員んさんに物を聞けないのですごく面倒。
サービスカウンターに誘導されるから、自力で見つからないと、めんどくせ。


ラノベ出身で評判いまいちの先入観で買った桜庭一樹何点かの作品
私には好評。
でも、『ファミリーポートレート』が思ったよりどろどろしてなくてその点は期待はずれ。
>>215
で紹介してもらったものから

中嶋博行「第一級殺人弁護」
剣持鷹士「あきらめのよい相談者」
を読みました。
どちらも短編集で、いろいろな趣向があって、楽しめました。

それから、中嶋博行「検察捜査」も。
これは若い美人検事の主人公にあまり魅力を感じなくていまいちだった。
あと、検事が忙しい忙しいって書いてあるのに、この検事は忙しくないので
(ストーリーの都合上)、これまたいまひとつ納得できず。

他にもいくつか図書館で取り寄せてもらったのが届いたみたいなんで、それはまた。
>>628
知人の医者にこっそり教えてもらったんだけど、
犯罪者特有の遺伝子というか染色体ってあるらしい。
差別にも繋がることなので表立っていう人はいないらしいが。
で、身体の特徴というのもあって、「黒い家」でもちらっと説明していた記憶がある。
「黒い家」では、嗅覚に異常があって香水とかを狂ったように使う人、みたい記述だった気がする。
「黒い家」の場合は、犯罪者の特徴というよりサイコパスの特徴って感じだったけど
theTEAM結構面白かったけどあれで落着はなんか物足りない。
井上夢人って本当に寡作だよねえ
634名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/25(日) 19:17:33 ID:rQg7yZYx0
>>632
暴力衝動が強い遺伝子構成なんていうのははっきりあるよ

ただ、黒い家の中でも恋人が言っていたように遺伝子だけで決まるもんじゃない
かといって、遺伝子要因を変に隠すのも反対、
要因があるから、こういう風に矯正しようってなるべきだと思う
>>634

>暴力衝動が強い遺伝子構成

確かに、こういう遺伝子がなければ、人類としての人間が生き延びられなかったのかもね。
穏やかな性格ばかりじゃ、絶滅していたのかも。
サイコパスとか暴力衝動が強い遺伝子を持っていた人は、
戦乱の世の中では重宝されていたかもね。
織田信長なんか、今の世の中から見れば明らかに精神異常だし。
第二次大戦中は、性格異常な人が大活躍で勲章もたくさんもらっていた、
なんていう記述を、どっかの本で読んだ。
戦後の連続レイプ殺人事件で有名な小平も、
学童期は今で言うADHDぽくて、異常行動が目立っていたし
成人しても異常行動ばかりだったが、
戦争で兵隊に行ってからは、大活躍で勲章ももらったらしいww
チラ裏になるけど
自殺遺伝子もあるかもしれないと思う。
母方のいとこが3/11の確率で自殺してる。
次は自分かしらと思うと、それはそれで気楽なので
環境説も捨てがたいけど。
>>636

自殺って、精神的な病気からくるものもあるから、
遺伝要素もあるのかも。
うちの母方の親戚も、結構な人数、自殺している。
父方は自殺者は一人もいないが、ガンで死んでいる人多くて
「あんたは、自殺かガンで死ぬよ」と、母親から呪文のように言われ続けてきたw
でも、生命線が150歳ぐらいまで生きる勢いで、ぶっ太くて長いので、
全然、死ぬ気はしないんだけど。

スレチの話題続けて、すまそ。
638名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/25(日) 20:48:52 ID:rQg7yZYx0
正月ドラマ、悪魔の手毬歌を見て、横溝読み返しんだけれど
意外と古さを感じない。清張なんかの方が古い感じがする
背景の古さが中途半端なんだろうけれど、話し言葉なんかが
違和感がない

時代背景で豆知識拾ったのは戦前の農村の差別意識
同じ百姓でも米を作ってる農民とそれ以外、野菜などしか作らない
農民で差別意識があったんだそうな。
人間の差別ってどっかDNA級の本能なのかもって思った
アガサ・クリスティや横溝、エラリー・クイーンくらいの古いミステリだと
精神病は遺伝するってのが当たり前として書かれてるよね。
犯罪動機もキ○ガイだからでした、ってのもあるし。
>>638
都心から1時間ちょっとのところに住んでるけど、
米離れが進んで米が余っても、食料自給率が下がっても
他の作物に転換せずに米作ってる農家が多いのは
そういう事情があるからなんだね。
消費地に近いから高付加価値のある野菜を作る人もいるようですが。
theTEAM本当におもしろかった!
シリーズ化しないかなあ
>>638
松本清張は「社会派」って銘打っていただけに、当時の社会問題なんかを盛り込んでいた
からね。時代と共にテーマも色あせて古臭く感じるのかも。
横溝は、日本人のDNAに流れている負の面(因習)とか差別意識とかいった「業」みたい
なのをテーマにしているから、普遍的に読めるのかも。

>>632
以前に書評欄で紹介されたものの、うちの近所の書店や図書館に入らなかったので読みそびれて
しまった本で、外国(多分、アメリカ人)の著者の自伝があった。
著者の一族は代々、犯罪者(殺人も含む)を輩出していた「呪われた一族」と呼ばれていて、
祖父母両親兄弟、全て刑務所で一生を終えた。唯一、著者だけがマトモに育って、その凄絶な生い立ち
と半生を記したんだそうだ。(ウロだが、著者は「自分の一族は、どーしてこうなったのか?」を知り
たくて、犯罪研究の職に就いているらしい)
タイトルを忘れてしまったけれど、ここのスレ読んでいたらまた読みたくなった。
>627
いまの芥川はジャンルがどうこうというより
「あなた作家としてのスタートラインに立ちましたよ頑張ってね」的要素が強いんじゃないかなぁ
その受賞作を読んでないからいい加減な意見ですが
いまのというか、昔からずっと「新人賞」だよね、芥川賞は
まあ純文学の新人賞、ってことではあって
確かに純文学の定義なんて決まってはいないしなあ
>>636
私はウツで通院したとき、
医者に血縁にウツや自殺者がいないか聞かれた
やはり遺伝もあるのかなあと思ったよ
あらゆる病気は、突き詰めれば
結局は遺伝子レベルの話になるのかもしれないけどね

これだけではスレ違いなんで…

中島らもの奥様がかいた「らも」を今更ながら読みました
なんとも嫌な気持ちになった…
らもとわかぎが男女の仲だったなんてガッカリしたよ…。
でも奥さんも変な人なのかなーという感想だ。
>>642
「呪われた一族」というキーワードで「心臓を貫かれて」を思い出した。
でもぐぐってみたら著者は音楽ライターで研究者じゃなかった。残念。
>>646
そうなんですよ
昔からの読者にはわかぎと男女の関係だったのはかなりショック
楽しく読んでた二人のやりとりが全て白々しいものに…
わかぎの女の一面をみていや〜な気分になりました

中島らもの妻はかなり変わってますね
そしてお嬢様ぶりにびっくり
自宅の広さや金持ちぶりに腰抜かしました
犯罪ものなら「愛犬家連続殺人事件」が超面白いよ。面白いというか怖い。
あまりの迫力に一気に読めちゃう。
犯罪心理みたいなのに興味がある人にはおすすめかも。
>>649
「愛犬家〜」は、裁判で、
「あの作品は、フィクションです。だから、それを証拠にしないでください」と、著者が認めたとかなんとか。
ノンフィクションでもフィクションでも、あの作品は怖かった。
でも、ちょっとハードボイルド的な文体が邪魔だったけど
そうなんだ〜。>フィクション
でもホント、フィクションであれノンフィクションであれ
すごい迫力だったよね。
その手のものが嫌いじゃなくて、まだ読んでないという人にはおすすめ。

受刑者が書いたという「人を殺すとはどういうことか」を読んでみたくて
今入荷するのを待っているところ。
アマゾンのレビューではわりと面白そうだったんだけど、どうだろう。
怖いもの見たさなのか何なのか、この手のものについ惹かれてしまうんだよねw
先日ドラマでやっていた松本清張原作「疑惑」。
警官と覚せい剤の話が出てきたけど、少し前に読んだ本が
思い出せないので、誰か助けて。

ある離島に一人の男がやって来る。
その男は元警官で、出自を隠して島に住み始める。
警官を辞めた理由がヤクザに覚せい剤を打たれた過去があり、
それで自分を恥じてのこと、そのことに苦しんでいた…って話
なんだけど、このスレの奥様ならご存知の方いらっしゃると
思うのですが…。
ああ・・・私も読んだ記憶があるのに思い出せないorz
大沢有昌?・・確信はない。確かめたいが休館日だ。
>>631
楽しんでもらえたようで良かったです
「検察捜査」のシリーズは、主人公が無駄に美人だったり必要とも思えない恋愛?が絡めてあったりと
読者サービスなんだろうけど微妙な部分もあるので、「違法弁護」「司法戦争」を
お読みになる際は一応留意しておいたほうが萎えずにすむかも。
在昌だ
656名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/26(月) 09:26:01 ID:LmodbvH00
>>652
ドラマの疑惑、くまこを甘くしすぎ
確かに結局被害者だったのは確かだったけど、夫へあんな思い入れ
なかったでしょ?原作読んだの昔なのでちがったかしら
「疑惑」は、
岩下姉さんと桃井姉さんのが、一番おもしろかった。
弁護士を女にして、岩下志麻が演じたんだけど、
女どうしのなんともいえないどろどろとした駆け引きが表現されていた。

つか、「疑惑」って、実際にあった事件を元ネタにしているよね?
保険金殺人を疑われた、なんだか怖そうな名前の男性の被告人。
当時、ワイドショーかなんかで相当騒がれたと、うちの母親が懐かしそうに言っていたよ、ドラマ見ながら
連投、御免。

>確かに結局被害者だったのは確かだったけど

あのドラマ、私は途中で挫折してラストまで見てなかったんだけど
熊子は結局被害者だったけか?
なんか、「被害者だったけど、実は……」みたいな、ちょっと後味の悪い展開じゃなかった?
なんだか、いろんなバージョンのドラマがあるから、
原作がどうなのか、忘れちゃったけど。
>>658
ドラマを語ろうスレで結末あったよ。
不完全燃焼なラスト…
>588
遅レスでごめん。
私も最初そうだった<夜は短し
でも意地で読み進めたら3、4章はすごく楽しめた。
少女マンガみたいだから好き嫌いは別れると思うけど。
>657
実際にあった事件は虎夫だか寅彦だかいう名前の男が
家族に保険金かけてクルマで海にダイブ
自分だけ脱出して助かった
本人は運転してたのは妻だったと主張
確か死刑判決が出たけど刑務所内で病死したんじゃなかったっけ

自分も桃井かおりと岩下志麻のバージョン好きだ。
メイキング映像で、桃井の顔に志麻がワインをぶっかけるシーン撮ったあと
志麻がわざとらしく「ごめーん」と桃井に抱きついて(でも自分の服が汚れない距離)
桃井がすんごくイヤそうな顔で苦笑いしてるところがあって
子供心になんか女優の恐ろしさみたいな物を感じたw
>>652
パンドラ・アイランドかな?
違ってたら、ごめんなさい
>>657>>661
>自分も桃井かおりと岩下志麻のバージョン好きだ。

私も!
ふてぶてしいクマコは桃井のイメージにぴったり。
証人に立ったチンピラ鹿賀丈士に向って『黙れ!チンコロ!』と怒鳴るシーンが忘れられない。
岩下志麻を岩井志麻子と読んでいた・・・
>>664
確か志麻子ってペンネームで、志麻に憧れて取ったんじゃなかったっけ?
少女小説家時代は、竹内志麻子って名前だったけど。
岩下VS桃井バージョンでは
結局再婚相手の息子が犯人で
桃井の色香に迷った父親の情けない姿に傷ついていて
裁判で息子の犯行が明るみになった時に涙ながらに「お前のせいだ!」と
息子が桃井を指さすシーンがあったような。あれはなかなか秀逸だったのに。
この間の疑惑ではクマ子は結局哀しい女で
事件も結局旦那が心中しようとしただけってことになってて
秀逸なオチがなくなってたね。原作を読んでいないんだけど
原作ではどんなオチなんだろ?
667名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/26(月) 15:21:18 ID:LmodbvH00
>>666
あのドラマ、最後に岩下の真っ白なスーツに桃井がワインをぶっかけ
なかった?
岩下「またドジったら弁護してあげるわよ」
桃井「たのむわー」
の捨てセリフの応酬も良かったし
最後の最後に二ヤッとほくそえむ桃井の顔で
ホントのホントはやっぱりこいつが殺ったんじゃまいか?
と疑惑を持たせるラストが印象的だった

>667
あ、そーだったかも。
スーツにワインぶっかけてたね、確か。
>>668
そこの会話好きだった。
最後の桃井の顔は「こいつ、やったな」あるいは「また何か
やるな」て顔でぴったりだった。
あ、間違えた。
息子が犯人だったんじゃなくて、旦那が心中を目論んだことを
裏付けるような証言を息子がするんだったっけか。
クマ子のメリットになるようなことをしなければいけない息子の涙とか
そんなんだったかも。
松本清張って、実際にあった事件をネタに小説書くこと多かったけど、
なんでもありの今の時代に生きていたら、どの事件をネタにするだろうか…と考えることがある。
清張好みのネタがいろいろとありすぎ。
「もう少し生きていたかった!」
と草葉の陰で悔しがっていそう。
>>618-619
そこまで善意解釈しなきゃおもしろいと思えない作品はやっぱり文章が稚拙なんだと思うよ…
いやいや、決して「おもしろくない」作品ではない。
充分おもしろいよ
稚拙だと思っても、最後まで読ませるパワーあると思うし。
>>618さんも「おもしろくないわけじゃない」といっているし。
つか、「女ともだち」は、決して稚拙な文章じゃないけどねww
まあ、あれだ、個人の趣味の問題なんでは?
>>673
>>672さんへのレスでした。
念のため。
「愛犬家連続殺人事件」はほんと怖かった。
あんなキチガイと関わりあう事は自分は絶対ないと思う、というか
普通の感覚の人が間違って関わってしまうということはないんじゃないかなあ。
あの手の人間と付き合いを続ける人って、どこかやっぱり変なんじゃないかと
漠然と思った。
>>652
亀だが乃南アサの「涙」かな?
677652:2009/01/26(月) 19:33:12 ID:FHCM3+UZ0
>>676
ビンゴです!
すっりしました。
ありがとう〜。
あー、岩下・桃井バージョンで涙ながらに叫ぶ
息子役、そういえば同級生だった、懐かしいな

桐野夏生のやわらかな頬読んだんだけど
犯人はやっぱり警官なのかな・・・。最後の
子供目線の章がなんか寒気がした。
こんな考えかたする子がいたら怖いなぁと。
>>675
ところが、私の親戚が、どうもその犯人夫婦から犬を買ったみたいなんだ。
というか、当時、珍しい犬や高価な犬はその犯人がシェアを握っていたみたいで、
ペット業界では有名人だったんだって。
ペット業界の黒い噂とかもいろいろあるようで、
その親戚もガクブルしてたよ
>>675
友達とか知り合いとして関わり合うことはないような気がするけど
商売してたみたいだし、679みたいに客として関わってしまうことはありそう。
でも奥さんとか本書いた人(ゴーストらしいけど)は明らかにどこか変だよね。
包丁研ぐ係なんて普通出来ない。

あ、隣に引っ越してくるとか、関わらざるを得ない状況って他にもあるか。
怖いよ怖いよ。ボディは透明だよ。
「告白」読んだ。
話題の割には・・・・。イニシエーションラブほどは酷くないが、
これがそれほど絶賛されている理由が知りたい。
>>657
ワイドショー、三時のあなた(寺島純子司会)出演直後逮捕された
興味のある方、荒木虎美、でググッてちょ
こりゃあ、小説にしたくなる素材だが、筆力がないとあざとすぎる
「犯人さん〜出ていらっしゃい」の寺島純子さんですね。
>>665
竹内志麻子、超天才少女現れる!って扱いだったね。
まさか、あんな人だったとは。
ヤフオクに本を出品するときに
なんというかジャンルがありすぎてどこに出品しようか迷うわけなんだが、
例えば、ノンフィクションとドキュメンタリーは何が違うんだ?
「女ともだち」と「グロテスク」
どちらが先に刊行されたか、どちらを先に読んだか、で印象は変わりそう。
私にとっては、よく知らなかった東電OL殺人事件を知るきっかけ
となったのが、昨年読んだグロテスク。
今年に入ってから女ともだちを読んで、そういえば同じ事件をモチーフにした
小説があったなぁ、何だっけ? と思った程度で
私にはどちらもまあまあ面白かった。
男性読者にとってはどちらもツマラナイだろうけど、
よりツマラナイのが、グロテスクだと思うww
真梨幸子って一般的に知名度低いと思うけど、なんでこのスレでこんなに話題に上るんだろう。
私もこのスレで気になって「女ともだち」読んでみたけど、とにかく文章が練られてない感じで読みにくいし、設定も取材が足りないなあと
思うところが多々あって、まだまだこれからの作家という印象しかなかった。

グロテスクとは比べるのも酷というレベルだと思う。
>>687
私も前から不思議だった。
すごくマイナーな作家の話も、次々と知ってる人が出てきて
いつまでも話題が続いたり、桃井のドラマとかスレ違いな話題を
延々と話し続ける人達がいたり。


ちょっと前から気になってたんだけど、
このスレには、一人で会話してる人がいるような気がするのよねぇ・・コワ
そういうこと言い出すのよしなよ
マイナー作家でどこでも語れないからこそ
ここで名前があがると嬉しくてレスがつくってことだっていくらでもあるでしょ
ドラマは確かにスレ違いだし自重と思うけど、
作家について、なんでこんなに話題にのぼるのとか言いっこナシだぜ
>>688

私も気になってたけど、
桃井かおりの「疑惑」は、私も話題に参加していたから
少なくても一人の人が会話していることはないと思うw

あと、真梨幸子の話題は、たぶん、ミステリー板から流れている人が数名で回しているんじゃないかな。
「おすすめ2ちゃんねる」で、ミステリー板のスレが上がっているし。
で、ミステリー板にいってみたら、真梨幸子はメフィスト賞作家だった。
一般的には知名度低くても、ミステリーファンには結構知名度あるのかもね。
真梨幸子、私はここで初めて知って図書館で借りて読んでるところ。
ドロドロ系が読みたい時に丁度話題になってたから読んだんだけど
嫌いじゃないよ。
買うほどではないけど。
マイナー作家って自分の知らない作家の発見になるから
嬉しいんだけどな。
ここで知ったクチです。

ここで教えてもらったからこそ、ここで語りたい、っていう人(私みたいな)も他にも居るのでは、と思った。
真里幸子はマイナーとは思わないが…
文はわざとああ言う感じなのかと思ってた。
>>693
確かに、書評とかでも結構取り上げられているしね。
でも、イマイチ、地味な存在ではあるw
なかなか本屋でもみかけないし
真梨幸子は知らないが桃井の疑惑話は自分も参加してたノシ
映画『ベスト・キッド』シリーズ3作品全てに出演しているラルフ・マッチオが、ウィル・スミスが
プロデュースするリメイク版『ベスト・キッド』について語った。ラルフがMTVに対して語ったところによると、
彼もリメイク版は面白い作品になるだろうと考えてるようだ。
また、ラルフが演じた主人公をウィルの息子ジェイデン・スミスが演じることについては、
「ジェイデンについては……知ってるだろ、ウィルの息子だ。彼が空手をするんだ。彼はまだ若い。
11歳くらいだよね……映画のストーリーは永遠に続くんじゃないかな」と語った。

リメイク版『ベスト・キッド』は、中国の制作会社チャイナ・フィルムと共同で製作され、
映画の舞台も中国に移される予定で、主人公の空手の師匠であるミスター・ミヤギ役として
ジャッキー・チェンが出演交渉中である。監督は4月11日に日本公開の映画『ピンクパンサー2』の
ハラルド・ズワルトがあたり、脚本はクリス・マーフィが手掛ける。
オリジナルシリーズでミスター・ミヤギから空手を習うダニエル役を演じたラルフも現在は47歳だ。
『ベスト・キッド』シリーズ以降あまり活躍していないようだが、インディ映画を中心に出演し、
二人の子供を持つパパでもある。息子には、『ベスト・キッド』で自身が演じた役名ダニエルという名前を付けている。
http://cinematoday.jp/page/N0016628
http://cinematoday.jp/res/N0/01/66/N0016628_l.jpg

ラルフマッチオ、太ったねw
ウィルスミス息子x中国俳優で、カラテキッドをやる意味あるんだろうか?
誤爆?
698名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/27(火) 20:15:39 ID:Pn0Ol3aq0
読み始めて特に何はないのに、途中で止まってしまい、何年も本棚にって
やつを大掃除のときに引っ張りだしてきた

汚辱のゲーム ディーン・クーンツ

極めて健全、有能な女性がある日突然ナイフを人につきたてたくなる
それだけだとそんなばかなって思うんだけれど、その前に彼女の親友が
広場恐怖症にもう1年以上苦しんでいて、恐怖症はある日突然発症すること
があるなんて書いてあると、もしかして主人公の攻撃性もそういうものかも
なんて、思ってしまう。
広場恐怖症、強迫神経症なんて名前は知っていても実態はほとんどしられて
ないものね。このあたりで作者の術中にはまったみたい

汚辱のゲームというのも陳腐なタイトルだと思うのだけれど、原題は
False Memory 味もそっけもありゃしない
地位が確立するとタイトルに悩まなくていいような気がする
真梨幸子、そりゃメジャーじゃないけど、マイナーだとも思ってなかった。
現役作家でマイナーメジャーってどんな感じなんだろう。
ここ15年ぐらいの直木賞作家でも今回の山本兼一とか時代小説系だと一般的にも
微妙だよね?

ミステリー含むエンタメ系だと私の頭の中では真梨幸子の周辺には
真梨=鳥飼否宇、辻村深月、加納朋子
真梨<小川勝己、誉田哲也、米澤穂信
真梨>初野晴、沢村凛 とかがいる感じ。
真梨幸子という作家をこのスレで知って、書店に行くたびに探してるけど、
どこにも見当たらないから、関係者乙と思ってたよ。
メフィストってことはノベルスだったのね、ハードカバーや文庫の棚しか見てなかった。

とはいえ、実際に関係者乙でも全然構わない。パラ見してヘボければ買わないだけだし。
おもしろい本と出会うきっかけになるなら、いくらでも宣伝やってくれていいよ。
純文学からエンタメまでわりと広く手を出す方だけど、真梨幸子っていう名前はここでしか見ないなあ。
今mixiで検索してみたけどコミュなかったしw

関係者乙とまでは思わないけど、2,3人のコアなファンがことあるごとに書き込んでるんだろうなという印象。
じゃあ、一般的にこのレベルの知名度作家は、
このスレではこのくらいのレス数以上は書き込まないこと、
一般的に知名度が高い作家はいくら語ってもよし、とでも
ルール決めれば?
そんなの決められないのに、ちくちく「ヘンだよねえ」みたいに言うなっての
うわ、なんだか真梨祭りになってるw
自分も、真梨はここで知った口だけど、本屋でまったくみかけない。
でも、地元の図書館で真梨幸子フェア?みたいなのやっててびっくりした記憶が。
書評も結構みかけるし、玄人好みの作家なのかもしれんねぇ。

>>699
>今回の山本兼一とか
恥ずかしながら、今回の直木賞ではじめて知った作家さんだw
芥川賞の人も全然知らなかったし、
自分の視野の狭さに今更ながらに気付いた。
仕事が急がしてく五年ぐらい前から読書する習慣がなくなって、ここ最近復活したんだけど、
ほんと、知らない作家さんの名前ばかりで、浦島太郎状態。
>>701
>mixiで検索してみたけどコミュなかったし

コミュがなかったとうだけで、マイナー作家として斬り捨てるのもちょっと寂しいと思うよ。
ブログやmixiでよく書き込み見かけるのは、若い層に人気のある作家さんというイメージあるし、
実際、年齢層高い人に支持されてそうな直木賞の山本謙一とか大藪賞の北重人なんか、ネットで検索してもヒット数すくないし。
ここは、年齢層がちょっと高め(ごめん、勝手にそう思っている)だから、
真梨幸子みたいな人の名前も出てくるんじゃないかなー、と勝手に想像。
いずれにしても、もう真梨祭りは終わりにしましょう。
真梨幸子って知らないけどだからと言って関係者と言うのも・・・
前にここで紹介されていた
「明治のお嬢さま」という本を読んだ。
想像していたのとはちょっと違ったけど、資料本としてはかなり価値があると思った。
華族の家計や出費がこと細かく紹介されていたり、華族どうしでも微妙なヒエラルキーがあったりして。
今度、明治や大正を舞台にした小説を読むときは、この本の内容を頭の片隅に置いて読んでみようと思う。
好きな作家を好きなように語ればいいじゃん
業者乙はまだしも、一人で語ってる人がいるって
それなんて病気?

重松清の「幼子我らに生まれ」を読んだ
赤ちゃんプレイにはまる男性の気持ちが
すこーしだけわかった気がする
それにしても、主人公の嫁のような女にはなりたくない

重松作品は凹むものは凹むんだが
文章が好きで読む…けどやっぱり、がくーっと凹む
真梨幸子、私もここで知って探したけど見かけなくて
図書館行ったら、全作揃っててビックリした。
区の中央図書館ではなく支店なのに。
コアなファンがいるのかね。

私は中島たい子って人が好きなんだけど、滅多に話題にならない・・。
特別裕福でも貧しいわけでもないごく普通の女性が
丁寧な食事してるっていう感じに憧れるんだよね。
>>708
中島たい子、私も好きだー
芥川賞の候補とかになってて、純文学扱いだけど、
どっちかというと直木賞タイプの作家さんだと思う。
>708
中島たい子って恥ずかしながら初耳。
ごく普通の女性の話は好きだから、今度読んでみます。

ここで話題にならないといえば、吉本ばななw
好き嫌いがパックリ分かれそうな作家だけど、
私はわりと面白いと思っていて、リアル厨房の頃にキッチンを読んで以来、
新刊が出れば手にとってしまう。
でもエッセイはウンザリすることが多い。
吉本ばななはずっと読んだことなくて、ある時思い立って2作くらい読んだら
あまりの文のヘタさに驚愕した
ヘタっていうか、えっこれでいいの?って感じの文章だった
感情をこんなざっくり書いていいのか、みたいな
例えば「とても魅力的だった」という一文で、
その人が魅力的であることを伝えるような感じで。
712707:2009/01/28(水) 01:17:56 ID:A3YNQP+j0
>>709
わー、嬉しい。
純文学扱いなのか・・私は純文学って言われてるものあまり読んでないんだけど
小難しさもなく、読み終えた後になんか「ちゃんと生活しなきゃ」と
思わせられるところが好きです。

>>710
本当に普通の女性の日常を書いてる感じです。
漢方小説が有名な方なのかな。
最初は漢方小説から入りました。
ぜひ読んでみてください。

同じジャンルの作家さんを探してるんだけど、イマイチ探し方が下手なのか
見つかりません。
淡々とした感じの女性の話って何かお勧めある方いたら教えてください。
>>712
淡々としてるかどうかはわかんないけど、
中島たい子の本を借りてくるときは瀬尾まいこも一緒に借りてくることが多いかな。
吉本ばなな、現役受験生のときにセンター試験の問題で
「TSUGUMI」が採用されてて、びっくりした。
「キッチン」「NP」「白河夜船」あたりの初期作は結構好きだ。
「キッチン」の内容を思い出そうとすると、同時にカツ丼が物凄く食べたくなる。

中島さん、知らない作家さんだったけど面白そうだね。
自分も読んでみます。
>711
それはデビュー当時からずっと言われてるよね
どう魅力的なのか、それを描くのに作家は苦労してきたのに
ばななは「とても魅力的だ」の一言であっさり片付けてしまう、というようなこと。
それを好意的に評価してる評論文を読んだことあるんだけど
文学とノベルスの境界があいまいになった走りのような気がする。
あと、ばななって父親の名前がなかったら文学界に出てこれたのかなぁ?
ってちょっと思ってる。
文壇に出るときや本を出すときに一般の人よりは多少有利っての
あるんだろうし、評論家もヨイショに回るから楽ではあると思う。
でも、ここまで本出し続けてられる(しかも父親の読者とかぶらない)
のは特定のファンをつかんでるからじゃないかな。

私はばななのどこがいいのかさっぱり分からんけど。
それでも初期は「うーんこういう世界がいいのかな」と思う点はあったものの
今はほんとーにダメぽと思う。
今日の朝刊(中日新聞)に豊崎由美が、天童荒太直木賞受賞批判コラム
「こんな欠陥の目立つ作品を一位通過で受賞させた直木賞こそを、悼ませていただきます」
よっぽど嫌いなんだなぁw、でも同意できる部分も無きにしも非ず
ばななはもちろん親父さんの七光りでしょう。
デビュー当時からめちゃくちゃ持ち上げられてたもん。

評論家が、これぞ新しい文学だと絶賛し、宣伝に乗せられた読者が買ってみると
平易な言葉で内容も(俗っぽくて)面白いから、ばなな読んで文学を理解したつもりになった
ファンがついて、いまだに売れてるって感じじゃないの?
まあ〜豊崎は候補になった時点でボロクソに言ってたからw>悼む人
読んでは見たけど、可も不可もなくって感じだった

受賞直後のインタビュー聞いて、この人不思議ちゃん?って思った
どこか逝っちゃってるような所あるなーって思った
欠陥が目立つのは確かだと思う。ストーリー展開はうまいけどね。
それでもなお、って思う人もいて売れるから受賞したんだろう。
私は 読 め な い や。
>>707
>淡々とした感じの女性の話って何かお勧めある方いたら教えてください。

中島たい子は知らなかったけど、淡々とした感じの女性の話というと
群ようこの「かもめ食堂」が目に浮かびます。
映画化されたし、パンのCMにもかもめ食堂の主人公の設定で出ているけれど
北欧のシンプルな風景や家具と、食堂のシンプルなメニューと、淡々とした…生き方?
>>717
ちゃんと理由を述べて批判してるのは良い事だしもっと読みたいと思う。
雑誌の新刊本の書評は絶賛ばっかりでちっとも参考にならん。
豊崎は少し前にある小説の中身について肝を読みとれなかったばかりに
ぼろっかすに叩いた挙句にそれを2ちゃんねるの某スレなんかで指摘されたのを
逆上し、「匿名で言ってる連中のいうことなんて!」とブログだったかで
こき下ろしたたわけだからなぁ。
それ以来豊崎はかなり信頼置けない批評家。

>>723
それ、どの小説についてか、差し支えなかったら教えてもらえますか?
時々雑誌で読む分には気が付かなかったけど、書評集を読んだ時
そのワンパターンさと読解力・文章力のなさにゲンナリした >豊崎

どれだけ読む量が多くてもあれじゃあね……
>>700
真梨幸子はメフィスト作家だけど、本はノベルスじゃなくて単行本だよ。
>>709
中島たい子、出身が純文のすばる文学新人賞だから、最初のうちはどうしてもそっち
カテになるんだろうけど、私も大衆小説よりな人だと思うな。
>>725
豊崎由美は何でも読むけど、基本純文脳だからエンタメ書評に向かないと思う。

普通の女性小説といえば、平安寿子とかも嫌いじゃなかったんだけど、
この前エッセイ集読んでなんか鬱陶しくてちょっと苦手になったw
作家のエッセイって、知らなきゃよかったってことも多くて微妙だよね。
しおりをプレゼントしたいのですが、皆さんはしおりはどんなのお使いですか?
夫本人の希望です。
私がもらったことあるのはエルメスとティファニーなんですが、ティファニーの方はシルバーで錆びるので実用的ではありませんでした。
ブランドにこだわるわけではないので、探しやすい物で実用的な物が良いです。
>>727
ごめん、全く参考になるようなレスは出来ないんだけど
エルメスやティファニーに栞があるって知って人生が豊かになった気分w
うっかりすぐなくすわたしでもそんなのならずっと長く使って「愛用の栞」って
存在になるかもなあと夢見てしまう。しおりのプレゼントって素敵だね。

しかしただいまの現状は
夫→ブックカバーについてる紐
わたし→ポストイット(読んでる間もくっついてるから楽)
あぁ…orz もちろん新潮文庫loveです。
数字板でブラインドブックマークが話題になってたの
思い出したw
>>727
アートに興味のある方だったら、美術館のミュージアムショップへ行かれたらどうでしょう。
私が8年ほど愛用していたのは「ムンクの”叫び”キャラクター(型抜き)」でした。
(とても丈夫な紙製でしたが、さすがに…)
綺麗なの、しゃれたの、変なの、実用的なの、…これほんとに使えるの?的なもの
色々ありますよ。
好きな画家や趣味などがあれば、検索して行かれると楽。

パッと思いつく趣味の偏りがあるところwは、東京上野の美術館=江戸もの
渋谷Bunkamuraミュージアム=モネ、ピカソ、スワロフスキーガラスもの かな
731727:2009/01/28(水) 14:58:19 ID:pXMcpo8p0
>>728
夫は小説は殆ど読んでなくて、ビジネス書?みたいなやつばっかりなので
紐がないのが多いみたいです。
文庫の時はブックカバーの紐とかで良いんだけど。
しかも版型がバラバラらしくそろえるのもばからしいのでしおりが欲しいみたい。

私が貰ったのは、ティファニーのもエルメスのもクリップみたいにして挟むタイプでした。
ごく普通の栞ってなぜか見当たらないんですよね。

>>730
残念ながらアートへの関心はほぼないに等しいです。
海外行くと必ず行くんだけどw 雰囲気味わってるようなもんで。
スワロフスキーの、軽ければ良いかもしれません。
探してみますね。
革製のしおりとかは?
アドバイスでもなんでもないんだけど、
私は栞は使わなくて、数字を覚えてる派です。
その日か、または翌日に再開するからこそ使えるテクなんだと思いますが。
ちなみに今読んでる分は583ページまで読んだ。
さらに話を逸らして
自分は紐栞が嫌いで絶対に使わない。
紐が汚くなってしまうのと、本から先がちょろっと出ているのが何故か嫌。
新刊は最初に挟んであった形のまま動かさずにそっと読む。
図書館の本などは最初にきちんと挟んで極力触れないようにして読む。
もし自分が作家になったら(ならんが)紐栞なしの本を作るのが夢w
おススメじゃないんだけど、私は箸袋を栞に使っている。
旅行先や外食したお店でとっておいた箸袋、懐かしい気持ちとサイズぴったりでオキニですw
栞ついでに、宮部みゆきの「誰か」シリーズの奥様が
「読みかけの本をページを開いてふせて置くことを絶対許さない」っていうエピソードがなんだか嫌だ。
体弱くてお嬢様育ちの奥様だけど、実はこんな面もあるという描写なんだろうけどどうでもいい。
伏せておくのはページが汚れそうであまり好きじゃないな
>>726
いやいや、その純文の書評がたまらなく酷いのです……
>>735
箸袋の紙、私も真似してみよう。たぶん気に入ると思う。
私は小田急線のロマンスカーの特急券(使用済)をしおりにしてる。
名刺大だけど、同じ大きさのおされレストランのカードだと
どうも使いづらい。貧乏臭くて他の人に言えない。

図書館で借りた本だと「○日までにお返し下さい」の小さな紙が栞代わり。
あとは文庫買うと挟まってる各社の安い紙の栞。
古本買うとむかーしの宣伝入りのがあって面白い。
それ以外にもあの奥さんには色々嫌な感じの面がないか?

平安寿子といえばあのジュリーづくしwの短編集が映画になるんだってね。
>>734
栞ヒモ、あれはあれで付けるのにコストがかかるので、初版少ないとつけてもらえない
らしいよ。「つけないで」って言ったら出版社喜んでくれると思うw

私はカバー折込み派。前半は前カバーで後半は後ろカバー。
きっとそれも「誰か」の奥様のお気に召さないだろうなー
私はしおり使ったことない。
背から生えてる紐はプラプラして邪魔だから引き抜く。
借りた本の場合は、邪魔だなあと思いながら最初のページにきつく挟み込んでおく。
でも手に触れたりはらりと落ちてきたりでどうも好かない。

だいたい、しおりを使う理由がよくわからない。
学生時代、教科書の類に付箋をつけておくことはあったけど…。
しおりを使う人は、読んだところに行き当たるまでの数秒さえ惜しい、という感じなんだろか。
それはそれでなんかうらやましいような気もする。
今はお土産でもらった箱根寄木のズクでできたしおりを使ってる。
トーンが落ち着いてるし、気に入ってるけどね。
でも、自分も結構なくす派だw
744743:2009/01/28(水) 17:43:07 ID:A3YNQP+j0
わ。上のほうのどなたかとID一緒だ。
たまにあるって聞くけど自分でなったの初めてだ〜。
私もしおりは728さんと同じくポストイットだw
就寝前に読むこともあるから、ヒモとか紙とか落ちるものは不便。
ただの横着者ですw
>>742
探すのに数秒で済むならしおりは不要だね。
私は記憶力が乏しいからw
夢中になれない小説だと、途中で他の本に浮気したりするし、
それで2,3日空いたら読んだ位置を探すのに30秒じゃ済まないw
>>744
それ、昨日の私ですw
そして、栞を質問したものです。

意外と使ってない人が多いんですね。
夫は通勤とかでも読むらしく、鞄に入れて持ち歩くので
付箋だといつの間にかどこかに消えちゃうらしいです。
何冊か併読しているのもあり数字を覚えるなんて出来ないっぽいし
何より多忙な人なのでそこら辺も関係あるのかも。

いろいろ探してたら、意外とたかくてビックリ。
ブランド品とそうでないものの差があまりないみたいで。

>>724

「黒百合」っていうミステリ小説のことなんじゃないかと。
このミスにランクインしたやつ。

>>715

「キッチン」はある新人賞の応募作なんだけど、それは下読み段階で一度落とされたらしい。
で、ばななのパパが、その編集部に
「うちの娘がお宅の新人賞に応募しているみたいだけど、どんな感じ?」
と聞かれ、大慌てで最終候補に上げた、というエピソードがある。
だから、パパがいなかったらデビューは難しかったと思われ。
ただ、純文学とラノベと少女漫画の境をなくしたという功績は不動でしょうね。
あれだけ売れたということは、そういう作風を市場は待ちかねていたということだから。
>>736
伏せて置いておくと開き癖が本につくから嫌だ。

図書館で分厚い本だとページをぎゅっぎゅと力をこめて開いたような開き癖が
ついてるのにたまに出くわすが、読みたい本でこんなのになってると
読みたい気持ちが本当に萎える。

これやられると、下手すると本が壊れてページがとれてくるし。
やめてくれーと真剣に思う。

栞ヒモは、図書館本でちょっと古めの本とかで、
途中で切れてる事があって、イラッとする。
劣化って感じで先が細くなっているやつ。
米澤穂信の「儚い羊達の祝宴」をやっと借りてきた。
どストライク。買うかも。
1話目のお嬢様セレクト本を追っかけてみたくなったw
来月は待望の栗きんとんだ!

しかしこの人の古典部はどうも苦手…
本のしおりを引き抜いてしまう奥様、じわじわくるw
チケットの半券を栞に使ってる。
映画の前売り券・コンサートの半券など。
博物館や美術館のは綺麗でお気に入り。
>>746
ハードカバーにも文庫にも使えて好きなのは、∫みたいな形の金属製の。
ブランドものは買ったことないけど、1500円ぐらいで売ってる。
先っぽにぶら下がってるものは取れやすいから、ブラブラしてないタイプがいいかな。
文庫を読む時は、細くて厚めの紙しおりが好きなので半分に切って使ってます。
読んでるとき、表紙の裏にはさんでるとやけに主張しない?
755名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/28(水) 21:32:59 ID:LBnFaWN90
塩野七生が好きです。
ローマ、イタリア、フィレンツェ、旅したくてヘソクリ中。
だいぶ貯めたよん。行くなら季節はいつがいいかな?

火村英生に捧げる犯罪が私にとっての初有栖川なんですが
すごく面白かったです。
この本しか知らないので気になったのですが
すごく東野圭吾のガリレオっぽいですよね?
他の作品も火村〜に似た様な感じなんでしょうか。
>>749
それもだけど、先が結んで団子になってるのも嫌だ。
>>748
まるっと同意。

栞はしょっちゅうなくすので、その辺にある物を適当に挟んでたけど、
最近は栞の付いたレザーのブックカバーを愛用してる。
>>748
自分も同意。自分の本を伏せられたら殺意が湧く(というほど嫌という喩えね)
子供も、小さい頃から躾けてるので絶対やらない。

栞は図書館の貸し出し期限書いた紙の栞。山ほどあるw
カバンに入れるときはanimal bookmark、
家での読書にはチェコのしおり。
どっちも1500円くらいで可愛い。
ここ自作本の糊探してて見つけたサイトだけど、結構いろんな栞あるよ。

ttp://www.yomupara.com/ochinai.php

いろんな読書グッズがあって見てるだけで結構たのしい・・。


図書館で借りた「永遠の仔」、先が気になってあっと言う間に読んでしまった。
ドラマ化された時は興味が湧かなくて手が出なかったけど、読んで良かった。
ドラマは面白かったのかな。
「悼む人」も早く読んでみたい。
J.アップダイク亡くなったんだね。
学生の頃何冊か読んだけど、
私が手にとったのは中年夫婦の話ばかりでその頃はピンと来なかった。
でも今なら前より共感が持てそうだ。久々に読んでみよう。
>>750
私も古典部は苦手。
新刊出てたの知らなかったので私も早速借りてきます。
この人の作品、買うほどではないなってのが多いんで楽しみです。
モザイク事件簿
短編で探偵が数人出てくるんだけど
悉く魅力ない・愛嬌ない・腹立つキャラばかりだったw

金鋸探偵だけ、ちょっと好きかも。
766名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/29(木) 10:11:24 ID:FqEtpv2F0
塩野七生は緋色のヴェネツィアを始めとするマルコ・ダンドロシリーズが好き
私は小学生の頃から本のが好きだったけれど、中高の頃、このシリーズや
藤本ひとみや佐藤賢一に出会ってたら、世界史もっと興味持てたろうと思う
あの頃、図書館にあったのはせいぜい悲劇の王妃マリー・アントワネット
三銃士位なものだったからね。
まあ、藤本ひとみと佐藤賢一は性描写も結構なものがあるので、中高生に
薦めるわけにはいかないけれど
塩野七生、ローマ人シリーズはなんとかハードカバーで揃えたかったけど
お金なくて断念。
でも文庫じゃ雰囲気でない、なんとなくw
>>755
ローマとかあちこち見所なので歩いて移動することも多いし
入るのにしばらく並ぶこともあるし、遺跡は日陰があまりないから
夏はおすすめできない。

5月下旬に行ったけど晴れ渡ってたからか帰国後鼻にシミが出来てた。
>>756
個人的にガリレオと似てるとはあまり思わないけれど
面白かったなら有栖川ファンとしては嬉しいです。

「火村英生に捧げる犯罪」もバラエティに富んだ短編集ですが、
全体的に火村シリーズはわりと何でもありな感じで、
作者も使い勝手の良い探偵役として書いてるようです。
他のも読んでみようかな、ということでしたら
1.「ペルシャ猫の謎」は避けること
2.「スイス時計の謎」は「ダリの繭」読了後に
この2点だけご留意くださいw
>>769
個人的には「乱鴉の島」も次に読むとしたらぜひ避けて頂きたいw

近所の本屋のポップで「湯川准教授の次はこれ!」って書いてあって
「…准教授つながりってことっすか?」と思ったけど。
似てるのかなあ…ガリレオは2冊しか読んでないからちょっとわからないや。
新潮文庫で買ってきた「刑事たちの夏」って面白い。
止まらないよ〜。
みなさん、本を大事に読まれてるんですねー
図書館では滅多に借りないから、ほぼ購入だけど
お風呂場で読む、飲食しながら読む、バッグに無造作につっこむ
折り曲げる、寝ころんで読むなどやりたいほうだいです
だからオススメの本があっても人に貸せない・・・orz
基本的にハードカバーの本はぞんざいに扱われたがらない作りなので
(すぐ背割れするし、表紙と本文が剥離するし、本文用紙が文庫みたいにしなやかでないものも多い)
それはそれは甘やかして大事にします。
漫画(文庫でないコミックス)も紙質がやわなので直射日光下・多湿環境・べたべたの手では読めない。

文庫は比較的荒く扱っても大丈夫なので、お風呂場で身体洗いながらでも読みますw
ただ、古書でずーっと探してた絶版本は、入手できた時からボロボロでしたが
生まれたての鳥のヒナのように大事にしてます。
>>769
確かに「ペルシャ猫の謎」は避けなければw

>>772
他のことは置いといても、「飲食しながら」読むって
決してほめられた行為じゃないと思うよ

クッキーやせんべい、お菓子の食べカスとか挟まったり
食事のときにはねたシミとかつくわけでしょ…
人に貸せるかどうかと言うより、生理的にちょっとどうかと思う。
まぁ、ご本人が納得しているのならいいけどさ。

火村シリーズは、やっぱり刊行された順を追って読んでいくのが
いいように思う。
有栖川先生の歴史ともいえる(逆を言えばドル箱w)シリーズだし。
学生アリスは知らんが。
「双頭の悪魔」は割といいと思ったけど。
>>765
>>771
作家の名かかないのは何か訳でもあるのでしょうか?
>>772
自分の本ならいいと思う。
>>774
別に772もほめられようと思って書いてるわけじゃあるまいに。
「本人が納得してるならいいけど」なんて
蛇足をつけくわえつつ説教するくらいなら
最初からほっときなよ。自分の本なんだから。
クッキー食べながら食べたって、
「本の上」で食べるわけじゃければ
別に食べカスなんて挟まらないし、
自分の本をどう扱おうと勝手だと思うけどな
本て別にそんな「尊いもの」的に扱うこともない(人それぞれの感覚)
ボロボロになったって、ヨレヨレになったっていいじゃない
食べながら読んだって、だったスマソ
本って「使ってなんぼ」だと思ってた
>>775
久間十義って人らしいんだけど(刑事たちの夏)、知らない
作家だったので書かなかっただけ。

本をどう扱うか…
夫が編集者なので「本は大事!」とすごくうるさい。
雑誌を切りぬくとか、お風呂で読書とかしてると
めちゃくちゃ叱られる。留守狙ってやるけどw
半身浴で本を濡らさないで読めるしね。
本って知的に扱おうとしたらいくらでもできるし
エンタメ、娯楽だと思えばクッキー食べながらだって
枕にしたって構わないよね。(人それぞれ)
>>781の旦那さんが大事にしてるのは聞いてて嬉しい感じ。
出版社が情熱を持ってるといい本が出来そう。
>>772です。
よほどじゃないと文庫しか買わない人間だけど
食べカスは気をつけるし飲み物も飛ばさないようにしてるけど
潔癖な人にしたら聞いてて気分悪いよね、ごめん

読書が大好きだけど、本という物体自体に特段愛着はない人間なのかも
お風呂で読んでるからって大事にしてないわけじゃなくて
逆にお風呂はリラックスタイムだからこそ好きな本を読むんだけどなw
>>781さんのご主人の気持ちもわかるけど、切りぬくほど大事な記事ってことだしね
私の妹は、見たところさほど本好きじゃなさそうなんだけど
好きな作家の本となると、初版じゃないとイヤとか帯が
ついてないのでいやだとかすごく自分から見たら小さい
ポイントにこだわって買う。製本がきれいじゃないとイヤだから
ネットで買うのも嫌なんだって。中身よりそういう外側に
こだわってるのってなんかヲタクっぽくて身内でも見ててちょっと
変だなーって思う(何も言わないけど)。

自分も元編集だけど、内容が本の命だと思ってるし帯なんて
折込広告と一緒で宣伝物だし、邪魔としか思えないw
愛書家と読書家の違いでしょうね
両面兼ね備えてる人もいるだろうけど

私も折込はすぐ捨てる
カバーでさえ、邪魔で捨てるのがほとんどです
可愛いものもあるけど、本棚に並べてたらゴチャゴチャするし
個人的には文庫はペーパーバックみたいにしてくれたら嬉しいな
>>784
古本が趣味なので昔の本よく買うけど、カバーも帯も箱もあって
状態がいいものはやっぱり高いんだよね。
逆にぼろかったり、カバーにシミがついてたりするのは安いから
私はそういうのを買ってるけど。

小口研磨した本はいやだって人はネットで見たことがある。
私も自分の本はやりたい放題だ
もちろん本(読み物)として扱う限りにおいて。
あ、インテリアとしても使ってるなw
小さい頃、広辞苑に座って親にこっぴどく怒られたのを思い出したw
字を読めない幼児にとって、広辞苑なんて椅子とか踏み台と同じだもんね。
今ではもちろん、怒ってもらって良かったと思ってるw
>>750
>>764
ごめん、古典部シリーズ好きです…w
他は「インシテミル」しか読んだ事なかったけど、
お二人のお陰でこれからの楽しみが増えました。ありがとう
文庫も風呂で3度目読み出すと、
ページがぼろぼろ湯船に落ちてくるw
昨夜はとうとうガムテープ貼って一緒に風呂入りましたw
>>789
私は何度持って入ってもそんなにはならないなぁ
何十回ってのもあるけど・・・
お風呂の蓋をしめて、その上に乗せるのが自分としてはコツw
首と手だけが蓋の間から出る感じ
文庫を湯船に落っことした私が通りますよ orz

ブクオフで買った105円しか持ち込まないが、値段の問題ではなくやはり凹む。
私は文庫のカバーを外して替わりに透明ビニールのカバーをかけて、
お風呂の蓋の上にタオルを敷いて、その上で読んでる。
水没経験あるからフロで読むのはカタログ類になった
布団の中で読むのが楽しみだから私はとっとと出る。
今夜は「オリンピックの身代金」が待っている。カラスの行水かも。
結構お風呂で読んでいる人が多くてビツクリ。
半身浴でもしているのかしら?
>>794
それ、今日読み始めたー。

私はド近眼なのでお風呂で本は読めない。
若干癇性気味で、汚すのが嫌というのもあるけど。
お風呂では、ひたすらボーーーーっと浸かっていたい。
風呂場の友は4コマ誌だな
有栖川について教えてくださった皆様ありがとうございました。
避けるべき本を読んでみたい・・w
すごく興味があります。皆さんが言う意味を知りたい・・
シリーズ物の様なのでしばらくは火村にはまれそうです。
ガリレオに似てると感じたのはきっと准教授つながりってだけかもしれません。
火村のちょっと前にガリレオ読んでたからかもw
早速図書館行って借りて読んでみます。
友達に教えてもらった笑えるエッセイがものすごかったです。
「海馬が耳から駆けていく」という本でまだ始めの巻しか読んでないけれど
本を読んでお腹が痛くなるほど笑ったのは初めて。
所謂ボーイズラブを書いている人らしいので好き嫌いが分かれるかもしれないけど。
本人もだけど周りの人たちもすごくて類は友を呼ぶというフレーズが頭をめぐりました。

エッセイって読むの初めてだったんですが、面白いですね。
エッセイとか随筆とかって何故か避けてたけど、好きな作家さんのも読んでみよう。
仕事に疲れたOLの話の小説を教えて下さい。
他の同僚も同じで読みたいそうです。
お願いします。
仕事に疲れたかどうかはアレだけど
ここにも上がった奥田英朗の「ガール」はいいと思うよ
奥田英朗の「最悪」にも疲れたOLさんが出てきたけど
あれは仕事に疲れてる人は読まない方がいい。
娘が小学校の時の図書担当の先生が、50になるかならないか位の女の先生だったんだけど、
雑談のおりに「私、図書館の本は誰が読んだかわからないから借りられないんですよ〜」と
言っていたので驚いた。
読みたい本は全部購入するんだって。
潔癖性なのはしょうがないかもしれないけど、そんな人、図書の担当にするなと思った。
私も好き>菅野彰
「あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します」
ちょっと信じられないくらい不味い食堂とか出てて面白いです。

少し前に家事のモチベーションが上がらないと書いてた奥様、脳の「やる気」を出す部分を刺激する方法を書いた
上大岡トメの「のうだま」参考になるかも
>>799,804
菅野彰さん、同人誌を経てBL作家だけど、エッセイストとしての才能はかなりあると
思う。うちの近所の図書館には何故だかエッセイだけは置いてある。BLやヲタ雑誌以外の
編集が、エッセイストとして育てて欲しい。

「あなたの町の生きているか死んでいるかわからない店探訪します」は、一度読んで見る価値は
ある怪書。
>>800
随分前に読んだから、疲れたOLだったかどうかは記憶が定かではないんだけど、山本文緒の『絶対泣かない』良かった。
いろんな職業の女性達の話だったよ。
807名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/29(木) 21:52:37 ID:FqEtpv2F0
>>803
そういう人はいる
うちの夫もそう
私が図書館の本をベッドに持ち込むのがすごくやなんだって
でも、それを子供にいう???
しかも図書室担当が????????
佐々木倫子の漫画にあったなぁ
「図書館の本にはなぜだか毒が塗りこめられてるような気がする」とかなんとかw
>>795
私もお風呂で読むんだけど、全身つかってるよ。
私はシャワー浴びて体洗ってから、脱衣所のとこにおいてた文庫本を持ち込む。
ふたをしてるので、落としたことはないしぬらすこともない。
カバーはビニール製のにしてるかな。
ブックオフなどで買った1度買ったらもういいっていう文庫本はそのままで、
片手で持ったまま身体洗ったり頭洗ったりまでもしちゃう。

>>807
図書館利用するけどベッドには私も持ち込めない。
全然潔癖症じゃないんだけどね。
佐々木譲「警官の紋章」読了
2ちゃんねるらしきものが出てきた。しかも、具体的に使われていて
時代はかなり変わったんだなぁと思った。

話自体はすっきりしない終わり方でまだまだ続くのかなぁ。
篠田節子の仮想儀礼にも「2ちゃんねる」が出てきたよ。
>>807
子供はその場にはいなかったんだよね
図書室にボランティアで来てる親との雑談中にぽろっと言っちゃったって感じ
不熱心な先生だとは思ってたけど、自分が本触りたくなかったとはね
図書館大好きでボランティアに参加してた身としてはかなり引いたわ
菅野彰のエッセイ、自分も大好き。
「海馬」は群を抜いておもしろいけど、
「あなたの町の〜」も色々すごかった……確かに怪書だわ。

桜庭一樹の「ファミリー・ポートレイト」読み終わったけど、途中の改行連発とかちょいウザかったな。
一気に最後まで読んだから、おもしろかった、といえばそうなんだけど。
図書館の本も古本も、私もベッドには持ち込めない。
でも先生が言っちゃいかんわな。
米原万里を久々に読んだ
やっぱり面白い
映画を観る前にと思って「天使と悪魔」を読んだら面白かった!映画も楽しみだ。
「ダ・ヴィンチ・コード」の続編じゃなくてシリーズ第1作なのね。
いつかローマに行けたらこの本持ってうろうろしたい。
皆って新刊情報とかどうやって探している?
ヤフーブックとかで見ていたんだけど
今日以降の新刊じゃなくて

12月の新刊
11月の新刊

みたいにさかのぼれると楽だなあと思った。
名前は知ってるけど、読んだことはない田辺聖子さん
どんな人なんだろ?と思ってNHKを見た。
「ジョゼと虎と魚たち」って田辺聖子だったんだね!
映画化される事が決まった時に読んでたわ
それにしても、よくしゃべる人だったw
スヌーピーがいたことも好印象w

以下、個人的メモ
乃里子三部作
「?」
「いっしょにお茶を」
「苺をつぶしながら」
「言い寄る」
「しんこ細工の猿や雉」
「ひよこのひとりごと」

カモカのおっちゃん?
肝心なこと忘れてた
>>575さん、ありがとう!
>>812
ボランティアで来てもらってる保護者の前で言ったのか。最悪。
せめて「でも学校図書館の本は生徒しか触ってないから大丈夫なんです」とか
嘘でもフォローして欲しかったね。

>>817
出版社からのメルマガ。

>>812
司書って志望者は多いのに、なかなかポストが空かないらしくて
人気職業なんだよね。
生活のためだし楽な仕事と割り切って司書になったのだろうか。
もっと若くて熱心な司書に代わって欲しいもんだ。

せめて「好きな作家の本は著者や出版社のためにも自費で購入したい」
くらいの話にしときゃよかったのに……
>>801>>802>>806 ありがとうございます。
奥田英朗と山本文緒ですね。
「最悪」すごく読みたくなりましたw
>>809
>片手で持ったまま身体洗ったり頭洗ったりまでもしちゃう

すご過ぎるw

>812です
>>820
ほんと、そういうフォロー欲しかったですね〜。
実際は図書室の本もあんまり触りたくなさそうでした。
本の修理に来てる親の立場は?って感じ。

>>821
司書さんは別にいて、そう言ったのは学校の先生なんです。
図書委員の顧問の先生と言えばいいかな?
本触れないんだったら担当を辞退すればいいのにと思ったよ。
何というか、そういう人が学校の先生ということが問題だな。
今はともかく、昭和2〜30年ごろだと清潔じゃない子も多かっただろうし。
その時代にタイムスリップしたら先生やれるのかしら?
そういう先生はあまりこぎれいじゃない子は差別しそうで嫌だな。
826名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/30(金) 13:40:53 ID:bT/BAu020
本を神聖視する気はないんだけれど、敬意は払いたい
それに図書館って、知の世界の一角みたいなちょっとファンタジックな
気持ちも持ってた、特に子供の頃
今通ってる市立図書館は実用性なんだけれど

例えば子供たちには図書館で本を見る前には汚さないように手を洗いましょう
って教えて欲しいな。衛生学的に言えばみんなで使うものを使った後も
手を洗うべきなんだろうけれど、それもいうと図書館の本が汚いもの
っていう感じで、、、うーん、矛盾するか
図書館の本が苦手な人、わりといるよね
なにかが染み付いてる気がすると
かくいう私もアンティーク家具でも
ソファや布張りの椅子はダメなので気持ちは少しわかる
モチロン口に出しはしないけど

図書館の本は苦手じゃなかったけど
汚い本(≠古い本)に出会ってしまい、
少し苦手になってしまった
828名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/30(金) 13:59:19 ID:IjyhA4v/O
あ〜、私も図書館の本ダメだ。
借りたほうが経済的なのは分かってるんだけど
図書館の本(つまり新品でない本)が苦手なのは、理屈でなく感覚だから、
気になる人には仕方ないよね。
私は図書館の本、平気で読んでるけど、苦手だという人の言い分はわかるよ。

しかし、最近本を借りて読んでると、
汚れというより、傍線とかの書き込みがほんとに多くてあきれるよ。
「公共の物」という感覚がわからん奴が多すぎる。

あ、図書館じゃなくて、古本屋の本の場合、
どれくらい汚れてるかで、買うか買わないか考える時はあるなあ。
829さんに 激しく同意!
せっかく借りた料理本 中切りとられてたorz
そのページの料理作るために 借りたのに

仕事に疲れたOL話 
奥田英朗の「ガール」かな 疲れてがっくりきたけど
またがんばるぞーって感じです。
831名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/30(金) 16:18:39 ID:bT/BAu020
最近、お気にいりリストに加わる作家が見つからない

最後は佐藤賢一だったかな
書評やこのスレをきっかけにでもいいんだけれど、一番は
ふらっと本屋に入って、何の気なしに手にとって、「見つけた!」
ってやつ

一番思い出なのはリングの時
初版で何気に買ったのよね。
なんで買ったのか覚えてない。立ち読みした冒頭はあまり好みじゃ
なかったし、
でも、おもしろかった!その後、定期的に新作を検索したのに
全くなく、世間じゃ受けなかったのかなぁと思ってた頃
映画化されて、、、、まさかハリウッドまで行くとは夢にも思わなかった

その後の成長が見られないからMy作家からははずれたが、ああゆう
出会いをまたしたいなぁ

>>831
気持ち、すごくよく分かる。
何の予備知識もなく書店で見つけた本がいいと、出会った!感あるよね。

話変わって、角田光代の「森の中の魚」が意外にも(と言っちゃ失礼だけど)
すごく良かった。このひとのモラトリアム系っていうか、フリーター系の話は
いまひとつピンとこなかったけど、最近変わってきたんだね。びっくり。
今さらだけど「女たちのジハード」読んだ。
おもしろくて一気に読んでしまった。
文庫の解説が田辺聖子で、最後の最後までおもしろかった。
独身OL時代だったらもっと共感できたかな。
あ、偶然だ〜。私も「女たちのジハード」読んだ。
そんなに期待してなかったのに、すごく面白かった。
これから読む作者のリストに入ったよw
確かに解説まで面白かったね。
最近の角田がいいって意見よく見るけど、昔も今も変わらず好きな自分からすると
なんというか、よるべない身分でぐたぐた言ってるのはうざくて
主婦というある程度の身分を手に入れてる人がぐたぐた言ってるのは
「共感できる」とか、共感はしなくても「微妙な機微を描いてる」と評価してる感じなのかなーと思える
>>835
なんとなく言ってることはわかる。
でもスタンスも変わってきていると思うけどね。
今、がっつりフリーター系の話を書いてみてほしいって思ったりするな。
>>831
貴女は私?w
自分もリングを早々に読んで、これ面白い!と思ってしばらくしたらドラマ化されて
またしばらくして映画化されて…。
で、何故か出版されて早々に世界の中心ryを読んで、
なんじゃこりゃつまんねーと思っていたら何故か大ヒットして「???」となった。
わからんもんだ。
838名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/01/30(金) 22:05:57 ID:bT/BAu020
>>837
ははっ
そうだね
なんで、こんなものがっていうものでも受けるし
人の感性はそれぞれってことなんだろうけど

でも、映画より小説の方がおもしろかった
最後の貞子登場は映像の方がこわかったが

途中の2時間ドラマはなにこれって感じだった
>>835

私も832さんといっしょで、フリーターとかニートとか海外を
ダラダラ放浪してるキャラが多い昔の角田作品は生理的にだめだった。
会話部分の言葉遣いがかなり下品だったりもしたので。
でも「三月の招待状」「森の中の海」「プレゼント」は好き。
最近の中だと「マザコン」が自分にとっては初期っぽくて苦手。
私は「森にねむる魚」からはいったので初期のころは知らないけど
昨日「マザコン」読んだ。
登場人物が既婚者の男女より、いい年して独身の登場人物が多くて
「森に〜」のように自分と似た年齢・家族構成じゃないので感情移入できないかなと
思っていたけど、それぞれの人物と母のかかわり方で考えさせられる所があって
良い本だと思った。
子が巣立ち親が老い入院し亡くなる頃のひっそりした家の中に
親が若くて子どもがいて賑やかな頃のざわめきが一瞬よみがえるようなところ
想像したらなみだが出てきた(私自身近所に元気な両親がいて自分の子は小さいけど)

お、なんかタイムリーかも
今日ブッコフで、

少女 湊かなえ
森に眠る魚 角田光代
廃墟建築士 佐藤亜紀

ゲットしてきたとこ
森に眠る魚読んだけど、うーん、うまいのはうまい、が
すごく印象に残るかというとそうでもない、でもうまい、みたいな感想
角田光代は好きなほうだけど、最近は特に
「すごい!」とか「面白い!」とか「よかった!」とか「なんか印象深い」とかじゃなくて
「うまいねえ、うまいうまい。うん、楽しませてもらったよ」みたいな感想になる
ストレートに「すごくいい」じゃなくて
「決して悪くない、ていうか、いい。すごくいいと言ってもいい」って感じになる
すごくいい、って言ってるのは同じことなんだけど。
なんだろうな、読ませるんだけど、小手先感がちょっとあるんだよな
技術で書いてる部分が大きくなってる感じで、その技術は確か。
それ全然悪いことじゃない、作家の評価として別に悪くない、
安定感あるって素晴らしいことだ。
でも何かどこか何か物足りない、というか…
あ、三崎亜紀だったw
佐藤亜紀の新作!と一瞬色めき立ってしまったw
獄門島と横溝正史探偵小説選を平行して読んだ。
短編の「橋場仙吉の結婚」なんてちょっと前なら伏字だらけだろうな。
最後のヲチといい、凄いわw
評論読むと、けっこう毒舌だよね。
犬神家の初期のほうの旅館の好々爺なイメージしかないから、
こんな辛口な人とは知らなんだ。
獄門島の映画版(浅野ゆう子がすごかったほう)を再観したくなってきた。
私も鈴木光司と貴志祐介はほんと最初読んだ時衝撃くらった。
時間忘れて読みふけったなあ。
でも2人とも今は興味ないや・・・
>>845
私もw
残念だよね。
奥田英朗「ガール」結構面白かったんだけど、なんかものたりない。
「家日和」もそうだったんだけど、描写はリアルだし設定も展開も面白いのに、
オチらしいオチがなく現状肯定のままふんわり終わるだけで…
面白くないわけじゃないというか、面白いだけに「どうなるの!?」って期待が高まって、
でもどうもならないから肩すかしっぽくて軽く落胆。
短編集でそういう話ばかりが詰まってるので、全部読むと結構不満がたまる。
「イヤな読後感」とかが一切ないのはいいんだけどねえ…
これが女の作家だったらもっと皮肉な結末になるんだろうなー。
>>847
家日和は最初の短編を読んでる途中でどんなどん底ラストがくるのかと
どきどきしながら読み進めたのに、そんなことはなくてほっとした。
おかげでその後も気楽に読めたけど、同じくちょっと物足りなさはあった。

最悪のようなどっしりとした嫌な読後感の話はもう書かないのかなぁ。
「京大芸人」面白かった
超高性能勉強マシンの宇治原の非凡な言動を
相方がいろいろ書いてるんだけど愛を感じた
「ダーリンはFBI」読みました
国際結婚も大変そうだけど、こういう特殊業務に就いていた人と一緒になるってスゴス
魚焼くにもいちいち警報機のスイッチを切らされるってw
でも作者の住所や電話番号を(本人は知らせてないのに)知ってるってところが怖かった
一体どこで調べたんだろう?
最近、知人に勧められて
梨木香歩の本を読み出した
最初に「ぐるりのこと」を読んで文章が気に入って
今「からくりからくさ」を半分まで一気に読んだとこ
文章がきれいで妙に癒されて心にどんどん入ってくるっていうか
はまってます
>>847
私はああいうオチだったからこそよかったと思ったな
現実的な感じで。
みんなハッピーエンドなのがホッとできた。
急に何かが変わるわけじゃないし
理不尽もたくさんあるけど
みなそれぞれの立場で頑張って働いてるんだなと。
>>849
エッセイとか、芸能人が書いた本とか普段はあまり興味無いんだけど、
氏原の頭の良さの秘密は是非とも知りたいw
村山由佳 ダブルファンタジー読了

ほとんど村山の私生活の事っぽい内容でした
確かにあんな旦那は嫌だw


>>851
「からくりからくさ」を読んでるのなら、
その後、ぜひ「りかさん」も読んでみて下さい。
蓉子(←ようこ、この字だったかな?)の、少女時代の話です。
人形のりかさんとの出会いが描かれています。

私も梨木香歩の文章、大好きです。まだ全部は読んでませんが、
「西の魔女が死んだ」が一番好き。
「エンジェル エンジェル エンジェル」「春になったら苺を摘みに」
も気に入ってます。
まだ読んでない人がいたら是非おすすめしたいこの1冊!って
何がありますか?
私は「黒い家」「ガダラの豚」かなあ。
>>856
>まだ読んでない人がいたら是非おすすめしたいこの1冊!って
何がありますか?
私にとってこのスレ自体が自分が読んでいない本や知らなかった著者を探す場に
なってる。題名だけより著者名、簡単あらすじや感想などかいてくれると参考になります。
読書好きな人にしたらなかなか「この1冊」というのは選びにくいです。

私にとって最近開拓した新しい人、本は週刊現代の本のページではじめて知った
「みなさん、さようなら」久保寺健彦
小学校の卒業式の日の事件がきっかけに、マンモス団地から一歩も出られなくなった
男の子の10数年
ちょっとドラマの脚本ぽい設定ではあるけれど閉鎖的な空間の中で
友人や団地内の人との関わりあいがよくて一気読みでした。
同じ著者で他の本は合わなかったけど。
>856
その質問だと漠然としすぎてるなあ。
自分には面白いけど他人には面白くないかも、って本ばかり読んでるので。

私は昔の本で小説以外しか読まないので、このスレは
最近の作家と著作の動向を知る上でありがたい。
すすめたい本と、自分が大好きな本、ていうのがまた微妙に違ったりするね。
私はすごく好きだけど、別に人にすすめようとは思わないとか、
私にはツボだっただけで、人が読んで面白いと思うかどうかは・・・とか
そんなこと思う本もある。
気心しれた相手で好みや読書傾向を知ってたら、お互いにオススメ紹介もありだとは思う。
でもそれ以外は無しかなあ。

いつも上から目線の知人にやたらとお気に入りを薦められた経験がある。
あまりに評価の定まった定番本を、さぞレア物風に語るもんだから聞いてていたたまれなかった。
本とワインは自分からあれこれ語るのが危険なものの代名詞だと思ってるw
>本とワインは自分からあれこれ語るのが危険なものの代名詞だと思ってるw

そうそう、おすすめとか言われると、かえって身構えたりもするしね
あまり能動的に働きかけられたくない部分がある
普通に、これ良かった面白かったって書いてるのを見て、
良さそう面白そうって勝手に思って読むのがいい
862名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/01(日) 13:06:52 ID:YJxsgMCh0
読書好きの人にお勧めの1册! 騙されたと思って、読んでみてよ!

斎藤美奈子 著の 『趣味は読書』
最高に、おもしろいです!!!

読書好きの人なら、
共感できる箇所が満載よ〜〜。
書店にはあんまり置いてないと思うから、
図書館で予約して、読んでみてね。。
アイラ・レヴィンの「ステップフォードの妻たち」読んだ方いますか?





ジョアンナの疑いが当たってたでOK?
恩田陸のネクロポリス

上巻はぐいぐい引き込まれて久々の秀作wと期待したのに
下巻になったとたん、作者スタミナ切れなのか????って状態になって
結末が急ぎすぎって感じで納得できない。

こんな感想抱いているのは私だけでしょうか?
>>858
>自分には面白いけど他人には面白くないかも、って本ばかり読んでるので

これ分かる
本屋行ってもベストセラー棚には興味引かれなかったりしませんか?
むしろ「こんなん誰が読むんだ…」みたいな本ばっかり買ってる私orz
最近は車谷長吉にはまってる
詩人である奥さんが夫婦生活について書いたエッセイも読んでみたい
恩田陸の本はいつも中盤あたりが一番面白くて
最後が失速する感じがする
井上荒野をはじめて読んだ。
なんとなく想像はしていたが、さらにねっとりした江國香織って感じだった。

江國とか角田光代とか、世代の近い女流作家の作品は、リアルすぎて「何故わざわざこれを読んでいるんだか」という気分になる。
共感やもやもやした思いが文章になってる面白さ、みたいなのもいいけど、
突出した、フィクションならではのお話の世界に没頭したい。
>>855
>>851です。レスありがとう。
「からくりからくさ」読了しました。最後涙ぐんでしまった・・
4人の女性、みんな好きです。
「りかさん」早速読んでみますね。蓉子の少女時代、祖母のこと知りたいです。

梨木さんの文章の透明感、清潔感が好きです。



人にお勧めして
「こんな本を読んでるの!?pg」
されたらたまらんので、嫌だな。



湊かなえ「少女」読了
なーんか、どういう感想もったらいいのかよくわからん作品だった
これを読んでどう思えばいいの?みたいな
(そんなのは好きに感じればいいじゃんて話なんだけど、
でもそういう感想になる)
とりあえず、由紀は上野樹里で読んでしまった
>>866
車谷長吉、私も好きだよ!
エッセイのような小説のような、負の感情をあっけらかんと炸裂するのが好き。
芥川賞を落とされたときの恨み節は、すごかった。
芥川賞をとった作家とその選考委員の呪いのわら人形を作ったとかw
あと、ダメ男の化身のような西村賢太の小説も好きだ。
内容は非道で酷いのに、なにか笑ってしまう。
江戸川乱歩賞受賞作「訣別の森」読了。
確かに語り過ぎ、の嫌いはあるけど同時受賞の「誘拐児」よりは格段に良かった。
この作家の次回作が楽しみだ。
>>872
あの選考委員に呪いかけるくだり、最高だったよね!
実際にやったのかどうかはわからないけど、その後強迫神経症になったらしいから
相当こたえたんだろうな。
軽装版の守り人シリーズ最終巻
「天と地の守人」第三部が発売になりゲットしてきました
これで最後かと思うと読むのが寂しいですわ
ここでオヌヌメしてくださった奥様ありがとう
>>872
車谷なら、平成版「大いなる助走」が書けそうw。(「大いなる助走」は、直木賞の候補に何度か上り
ながらも「SFだから」との理由で落とされた筒井康隆が恨みを込めて書いた作品)
たぶん、誰でも抱えているんだろうな、賞レースがらみの恨み節。
今年の芥川賞レースも、いろんな呪詛がとぐろを巻いていそう。。
>>856
「海へ出るつもりじゃなかった」アーサー・ランサム

下手なミステリやサスペンスよりよっぽど……
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080927/bks0809270911009-n1.htm
ここで話題になってた大正時代の身の上相談。
すごい面白い!
教えてもらってよかった〜。
ナンシー関以来、小説以外は殆ど読んでなかったんだけど
久々に笑いました。
「最悪」「邪魔」からずっと奥田英朗を信頼してきた。(「町長選挙」だけびみょー)
明日温泉に行くので「オリンピック・・」の後半になるよう調整して読んでいるんだけど
どうしたんだろうか。上手い新人作家?って感じがして仕方がない。
ラストで一気にモヤモヤ吹き飛ばしてくれるんだろうか。
無人島に1冊しか本を持ってこれません。
あなたは、これから先一生、この本しか読めませんってなったら
何の本をもってきますか?
という質問を本好きの友達にされた。
迷ったけど、広辞苑にしようかな。
武田百合子の「富士日記」もいいかなぁとは思ったけど。
余計自分の孤独感が身にしみそう。
実際、無人島に放り出されたら、生存的な意味では
ジャングルでいきぬくみたいな本のほうが必要だろうけど、
友達はそういう意味で聞いたんじゃないだろう・・。
皆だったら、どの本をもってきますか?
>>881
そういうことは別にスレを建ててやってもらえないだろうかと思ってしまう。
瓶詰地獄w
>>871
同意。
というか、普通につまらなかった。
告白読んで、次読んでこの人の評価決めようみたいなこと思ってたけど、
私の中では、これでもう、読まない作家入りって感じ。
よく無人島に1冊とか、本じゃなくても何持ってく?
って話あるけど実際そういう機会はないし不毛な話題だ。
>>881は「富士日記の好きなワタシ」自慢したいんだなって。

ブログの○○バトンや100の質問系と同じで、
他人が無人島に持ってく本なんかどうでもいいよ。
友達にそういう話されたんなら、友達も自分語りしたかったんだね。
えっ、別に皆の思い入れのある本を知りたいと思って。
友達に無人島で聞かれたから、それが一番わかりやすいかと。
富士日記を好きな私を自慢って。
富士日記って別にここでもたまにでてくるし、自慢ってほどのものでは
ないと思うんだけど。
紀伊国屋でもかなり陳列されてたし。
今更って部類なのは知ってるが。
それで自分語りとか自慢とか言う人も
ちょっと性格悪いと思うんだが。
>>886
自分なら、中に何も書いてない真っ白な本。ノートでも可。
何度も読み返したい本は何冊もあって1冊に決められないから、
自分で無人島の生活を書いたり、妄想垂れ流し日記を書いたりする方が楽しいw
>>886
>>881の文体がうざかったんだとおもう
>>887
なるほど
>>888
確かに、うざく書いてしまう癖はある。
だけど富士日記を好きな自分を自慢って、決めつけは。
自分の孤独感が身にしみそうとかも書いてあるんだから、
んな自慢してるような感じに書いたとは思わないんだが。
自分のことはいいとしても、
友達のことまで自分語りとか言うし。

もういいよ
>>889
もう出てこないほうがいいと思うよ。
孤島といえば夢野久作『瓶詰地獄』では、
聖書をもっていましたよね。
あのくらい厚くないと耐えられないかもしれないw
文体がうざいのは悪いと思う。
だけど、話題があれなら、882みたいに切り返したり、
他の話題をしてくれればいいと思う。
885みたいに、自分語りしたかったんだよねっていうように
厭味を言いたかったり、悪口を言うのに使う人も問題でしょう。
それも一種の自分語りだよ。
普通にスレチガイとかいってくれれば良いのに。
>>889
>>893
スレチ!!
人と接してない人?
もしくは、人と話すことの無い人?
>>889
白水社 :連載・エッセイ 「愛書狂」(2002.7?2006.5)斎藤美奈子 第14回
ttp://www.hakusuisha.co.jp/essay/2004/09/14.html

の最後のところ。

といいつつ改めて「感銘を受けた本」を問われたら、私自身も困惑するだろうと気がついた。
「別になし」とか書きそうだ。だって何て答えるんですか。漱石とか鴎外とかドストエフスキー
とか? カッコワルイじゃないですか。かたい評論? マイナーな詩集? よけいカッコワル
イでしょう。

 「感銘本」は自意識を測る道具。あれから考え続けているが、これぞという一冊が思いつかない。
海堂尊の「螺鈿迷宮」を読んでるんだけど遅々として進まない。
バチスタを読んだのがだいぶ前で、全然内容を覚えてないから
楽しめないのかな。なんか内容がすんなり入ってこない。
バチスタを先に復習したほうがいいのか思案中。

別口で「犯罪小説家」はさっき読了。こちらはグイグイ読めて面白かったです。
でも演出家がどうしてもクドカンで脳内再生されるから困ったw

>>897
バチスタとの間隔は関係ないでしょう、あとは察してください。
海堂作品は糞。まだそんなの読もうとするミーハーな女がいると思うとがっかりだわ。
きっと過去にセカチュウや恋空に感動したタイプだろうね。
マスコミで話題&映像化は良作だと思い込む典型で憐れみさえ感じるよ。
>>851
梨木香歩は、「家守綺譚」が好き。
よかったら読んでみて。

…って遅レスだけど。
「西の魔女が死んだ」ちらっとここに出てるけど・・
あれどこが感動ポイントだったのか、さらっと読み終えてしまったんだけど
ネタバレ的なサイトないかな、全然わからなかった。

魔女みたいな発想で生きられたらステキ・・
でも実際自分は、せいぜい魔女の子か孫の役どころでっていう共感とかさ
でもどこで感動したらよかったのか・・
絵のとこかな?
>>889がなぜ叩かれてるのかさっぱりわからん。
別に最初の質問だって全然不快じゃなかったけど。
なんか感じ悪ーと思ったならたんにスルーすればいいのに。
>>889は気にすんな!
たまたま今機嫌悪い人に噛まれただけだ。
>857
ミステリーなら無難かな?って思ったのでミステリー部門で・・
「犯人に告ぐ」

こんなすごいの今までに出会ったことがない
けどDVD見て判断されたら泣くので気になったら「読んで」ほしい
これ以上のミステリー出てこーい!
オススメありませんかぁ昔のでもOKです!
宇江佐真理の「卵のふわふわ」
久しぶりに泣けた。
トメ、ウトとうまくいってるのに
肝心の旦那との関係がこじれてて切ない。
ラストがさらに切ない。
やっぱ宇江佐さんはうまいな。
無人島に本を一冊持っていくならと聞いた方は昨日「読んでいない人におすすめするなら?」
と尋ねた方と同一人物なんでしょうか?

どちらの答えも「コレという一冊を絞るのが難しいから考えたくない」です。
無人島に行く羽目になれば漂流して来るハングルのゴミ袋の字でも日がな1日
ながめて過ごすほどの活字中毒です。
しいて言えば>>887さんと同じくノート一冊、欲出せばノートパソコンw
ここの奥様のように本をたくさん読む人からは読んだ本の事をお聞きしたいし
こちらも喋りたいけれど、「読んでない人に」すすめたくないし
もっといろんな本をよみたいから、この1冊なんて考えたくもない。
あまりこういう質問形式は苦手です。
>武田百合子「富士日記」を読みました。無人島に持っていくなら
>これかな?と思ったけれど余計自分の孤独感が身にしみそうなので広辞苑かな。
っていうのなら、「そうだねー、広辞苑飽きないものね、お尻拭く紙として使えるし」とか思います。
入院するんだけど、とか、子供に読ませたいんだけど、というのと
違って、無人島云々って、なんか、質問者にその意図がなくても、
「どんな本が好きなのかしら??」と試してる風で確かにあまり
素敵な質問じゃないような気はする。以前、このスレでしつこく
「本にも貴賤がある」的なことを主張していた人と同じ不快感が
あるんじゃないかな。
別スレを立てたのでそちらでどうぞ

無人島に1冊しか本を持って行けないとしたら
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1233559656/
>>901
私も最近「西の魔女が死んだ」読んだ。
ダラ奥な私は「今年は家事がんばらねば」と思ったよw

感じ方は人それぞれってことでokよね
>>902
同意。ここ、最近意地悪い人たちが増えたよね〜。
好きな本やオススメの本を頑なに教えるのを拒むなら、
自分たちが別スレ行きゃいーのに。
確かに、拒否する人の方がうざい。
雑談したいのに、「不毛」とか意味わからん。
梨木香歩は、あまりにも優等生っぽくて自分好みではないけど、子供には読ませたいと思う感じ。
きれいな文章書くよね。家守奇譚とかすごく雰囲気ある。
2ちゃんで率先してアンケートとるなら帰ってくるレスも一つの反応ですよ
自分の思うとおりのレスが帰ってこなければ言い返すし、
ノートもっていくと返事した人には「なるほど」の一言だけ。
失礼にも程がある。
教えるのを拒否するのが意地が悪いなら、意地が悪いとかうざいというのも同列。
無人島に持っていく本を語りたい人や教えてもらいたい人はスレもできたのでどうぞそちらに。
何、仕切ってるの?
あなたも消えれば?
元気いいですねw
>>904

深川恋物語は読みました?
自分はこれが宇江佐真理では一番好きだー。

伊佐次は最近ちょっとついていけなくなってしまった……。
>>915
私も以前より新刊が楽しみじゃなくなって淋しい・・。
氷室冴子さんの「いっぱしの女」を読みました
なかなか近くの本屋で見つからなくて
やっと買えたから嬉しくてイッキに読んだけど
ものすごく面白かった。
つくづく悲しい
もっと読みたかった
最近ポプラ社が文庫で出した江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ、
懐かしい表紙に惹かれて読んでみた。
今となっては、あまりにもミエミエで笑ってしまうようなお約束の展開なんだけど
そのお約束をお約束として教えてくれたのはこのシリーズだったのかも・・・と
授業中も我慢できずに、初めて教科書の陰に隠して読んだ小学校の頃を思い出してしまったw
いろいろとベタ過ぎるけど、ドキドキハラハラの怒涛のストーリー、
こりゃ昭和の小学生にはたまらんかったよなあ。おかげで今でも小説が大好きだ。
>>918
(・∀・)人(・∀・)ナカーーーマ
小学校の図書室を思い出すよ
>917
氷室さんってラノベ卒業して、普通の大人小説への移行は成功してたんだっけ?
それとも未知数のまま断筆したの?
才能あるのに残念って声が今でも多いし、今も作家稼業続けてたら
どういう路線に進んでたのかなぁ。
>>918
40代の私は小学生時代はまさにそれでした。
そして、「おかげで今も小説が大好き」に心から同意です。


私は、小学生→江戸川乱歩少年探偵団シリーズ、
中学生→森村誠一(人間の証明がきっかけ)、
高校生以降→横溝正史
大人になってからは色々読みますが
やっぱり推理小説からは抜け出せないでいますww
江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ&「おかげで今も小説が大好き」仲間に入れてください。

あと、あかね書房?の少年少女世界推理文学全集と松谷みよ子とさとうさとる辺りが
小学生の頃の愛読書。図書室で何度もリピート貸し出しした。
中学からSF志向になり(筒井康隆、小松左京、星新一、光瀬龍など)
高校生でハヤカワ書房とコバルト文庫のお世話になり、
その後松本清張や横溝正史、なぜか赤川次郎、ソノラマ文庫を経て乱読へと突入。

京極の「南極(人)」読了。
どすこい(仮)は面白かったけど
これはイマイチかなー

でも中野の古本屋が出てきたのは嬉しかった
しかもジジイになっても相変わらず口だけは元気そうだしw
>>920
コバルト卒業してからの作品は少ないけど
個人的にはオトナ向け小説も楽しく読めました
彼女のエッセイも好きでした
>>909
そうだね、べつに全員に回答を強制してるわけでなし、強制できるものでもなし。
そのテーマで語りあいたい人だけが書くのだから、なにも問題ないと思う。
私の場合、無人島に行く予定はないので、いつか読めればいいなって思ってる
老後の楽しみ本になるかな。ちょっとまだ1冊にはしぼれないけど。
ここで話題になってた「ガール」読みました。
確かにこの作家さん男?という錯覚に陥りましたが、
逆に、このポイントさえ押さえとけば女は納得するべ、
という思惑に引っ掛かった気もしました。
まあ総じて面白かったんですけどねw
>>916
私は伊佐次シリーズ、伊与太(こんな字だっけ)とか不破の息子の成長ぶりが楽しくて
楽しみだ。「斬られ権佐」が一番好きなんだけど思い出すだけで泣きそうになって再読できないw
>>924
碧(あお)の迷宮が好きだった。
いつか下巻を読みたいと思っていた。
芸能人が出したい内容の本を各出版社にプレゼンする番組で
芋洗坂ってデブ芸人が星新一の「ある夜の物語」を1から10まで盗作した絵本で出版のオファーをもらってた。
よりにもよって星新一で1,2を争う好きなSSを・・・・。
>>926
ガール、漫画もアルヨー(本じゃないか)

昨日、谷村志穂「余命」読んだ。
もうちょい自然や登場人物ひとりひとりの感情を掘り下げて書いてほしかった。
ちと残念。けど泣いた。
三浦しをんの直木賞受賞作、まほろ駅前多田便利軒を読み始めた。
この人の文章は読みやすくてサクサクく進めて気に入った。

ところで三浦しをんのことを、本を手にとって読むまで
三浦をしんだと思ってた。
おしんのファンだったのかなぁーとまで思ってたorz
少年探偵団シリーズ面白かったなあ。本当にドキドキしてむさぼるように読んだ覚えがある。

もともと読書好きだったけど、私の場合モーリス・ルブランに出会ってから急加速した。
いわゆる本の主人公に恋をする状態w
そこからはお決まりのドイルやクリスティー、乱歩コース。
もう一度読み返したいけど、子どもの頃読んで面白かった本って大人になると案外感想が変わるから
ちょっと躊躇してしまう。
私は最初に読んだミステリがモーリス・ルブランの「奇厳城」だったので、それでルパンに落ちたw
そのためライバルのホームズはもっさりしたおじさん、江戸川乱歩は古臭いイメージを持ってしまった。
中学生になってから江戸川乱歩も読もうと最初に読んだ文庫が「孤島の鬼」。
田舎の厨房には刺激強すぎたよw
ルブランも、ちゃんと大人になってから読むともうひとつつまらん。
翻訳がよかったのかとも思うが、932さんのようにルパンに恋をしていたのかもしれない。
>>926
まさに私も昨日読み終えたところでした。
今働いてない自分は働きたくなったけど、
出てくる人がみんなバリキャリだったので無理かと諦めたw
「ガール」は、林真理子とかが書くOL小説よりリアルだったね
林真理子、嫌いじゃなかったけど、最近だめだぁ
「断崖、その冬の」とか好きだったんだけどな
>>931
三浦さんに知らせたくなるナイスエピソードwww(て
別に知り合いじゃないんだけど、彼女のエッセイの
ファンなので)
本名らしいね、しをんって。名前が可愛いので「しをんって
どの子?」って言われて和風の顔の私でごめんねーって感じ、
とか、ご本人は名前が麗しすぎると悩んでたこともあるみたい。
親は期待を込めて名前をつけるんだろうけど
将来子供がどう思うかも考えて欲しいよねえw
名前負けな人は時折見かけるし。
>>915
「深川恋物語」読みましたよ。
あれも泣けますね。
あとは「あやめ横丁の人々」も好き。
時代小説の書き手では彼女が今一番だと個人的には思ってます。
>>936
それってつまり、「しをん」って名前を可愛いと感じてくれる友人たちがいて、
子供のころから麗しい名前なのにと悩む感性があったってことだよね。
「変な名前……」って方向ではなく。ある意味すごいな。
ぼく地球直撃世代だけにさぞかし
>>937
>>939
お父さんが万葉集かなんかの学者さんだから、そういう名前も
凝ってつけたんだろうねー。でも作家になったら、それっぽい名前で
よかったなーとそのエッセイ(名前が美少女風で喪女風味の自分は
どうしたものか的な)を読んで思った。吉本ばななはペンネームなので
それ読むまで、三浦さんもペンネームなんだと思ってた。ばなな姉は
漫画家でハルノ宵子だっけ??
942名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/03(火) 14:58:04 ID:aLuO48E70
浅田次郎の「鉄道員」(ぽっぽや)読んだ時、
えっっっっ〜〜こういう内容だったの〜〜
って、思った人、いない?

そんな風に、
ベストセラー本を読んだ感想?を、絶妙に語っている本、
斎藤美奈子さんの「趣味は読書」
読書好きなら、絶対、読んでみるべし。
斎藤さんの「趣味は読書」は大好きだけど、942の説明は
なんかずれてる気がする。
944名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/03(火) 15:13:57 ID:aLuO48E70
斎藤美奈子「趣味は読書」

ベストセラーをバッサリ斬っていく書評集。
切り口最高。文体も最高。
タブーのギリギリまで踏み込む覚悟も半端ない。
いやー本当にスマートじゃなきゃ、こんな風にうまいことケンカは売れないですよね。
何より痛快で笑える。まいります。

こんなもんで。。
>942
'`ィ (゚д゚)/
浅田次郎は当たりが少なくて買う勇気がない
面白いものは面白いんだけど・・
浅田次郎って、人が泣くツボをイヤというほど承知してて
これでもかとじっくりしっかり押してくるのがあざとくて鼻につく。

でも文章は読みやすいんで無難な本を読みたいときにはつい手にとってしまう。
ヤクザがやってる旅館の話も正直おやじのオナニーうぜえと思いつつ
4巻くらいまで買って読んでしまいましたが再読は不明。
947名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/03(火) 15:39:55 ID:aLuO48E70
鼻につくといえば、「博士の愛した数式」
優良図書だとは、思うけど。
>>946
私もあの旅館シリーズ、全巻読んだけどビミョー
暴力的すぎてついてゆけない部分多し
発想や舞台は面白いのに、もったいないなーって思った
蒼穹の昴シリーズも最初は面白かったのに、途中からだめになった
西太后の亡霊が介入したあたりからもうアウトでした

ただ、「勇気凛々」エッセイシリーズは笑えて好き
>>948
蒼穹の昴同じところで挫折したw
あとなんだっけ「おじいちゃんおじいちゃんウエーン」みたいな
よく分からないキャラ設定が気持ち悪かった。
水木しげるの奥さんが夫との生活を書いた「ゲゲゲの女房」良かった。
何か感動したよ。新聞の読書投稿欄みたいな文章も素朴な人柄がよく出てた。
>>939
子供でも、しをんを「ヘンな名前」じゃなくて「かわいい」と
感じる子のほうが多いと思うけどなあ?
やっかみ的に、ヘンなのーとか言う子はいるかもしれないけどさ
>>951
だから、周囲は可愛い名前、と思って、で、名前から
「かわいい女の子なんだろうな」と推測されちゃうのが
和風顔の私にはつらい、というのがしをんさん本人の
言い分だった(エッセイによると)。可愛い名前をもてあましてる
ような・・・私は不細工な名前だから羨ましいけどね(名前と
本体どっちもぱっとしないより名前暗い可愛くてもいいと思うし)

これだけだとすれ違いなので。

ここでは不評の浅田次郎の旅館モノ、プリズンホテル大好き。
コントのシナリオみたいだなーと思いつつ読んでしまう。
浅田さんの描くDQNは、自分がDQNと分かってる人が多いので
なんか平気なんだよね、ヤンキー漫画に出てくるバカと違って自分は。
浅田さんの著作で一番好きなのは「霞町物語」かな。
東京の不良高校生がおとなになるまでの甘酸っぱい話。
古臭いけど好きだった。

「蒼穹の昴」は、春児が宦官の幹部になって、皆に敬礼を
されて歩き出すシーン(文庫版だと2巻の終わりくらい)と
文秀を逃がすために記者クラブの皆が変装したり団結する話が好き。
親戚に紫音ちゃんているわ。最初聞いた時は変わってんなーと思ったけど、今は変わった名前多いしね。
>>952
いや、それはもちろんわかってるよ
じゃなくて、>>939がそれを、
つまりそれは周囲がヘンじゃなくてカワイイという認識でいるってことで
それってすごいね、と言うから、
すごいってことか?ってことを言ってるわけです。
>>954
変な名前って方向ではなく…ある意味すごいな、は
三浦さん本人が「私変な名前でいや」っていうありがちな
レベルじゃなくて「名前はきれいで自分は」って悩んでるのが
スゴイって話だと私は誤って読んでたみたい、ごめん。
あーそうなのかな。
私は一行目の、「感じてくれる」という言い回しから
ヘンじゃなくてカワイイという捉え方を持っていることがすごい
(=感性が発達している)という意味で読んでた。
違ってたらスマソです
>>954
またいつもの、スレ違いのくだらない話を延々と続けるババアですか?
米原万里さんが、斎藤さんのほぼ全ての作品を大絶賛してた。
あの米原さんがベタ褒めするなら〜と俄然興味が湧いて
早速図書館で「モダンガール論」を借りてきたところ。
次は「趣味は読書」にします!
959名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/03(火) 17:33:33 ID:aLuO48E70
東野圭吾って、どうよ?
「容疑者Xの・・・・」、直木賞とるほどの本だは、とまったく思わないけど。
960名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/03(火) 17:47:36 ID:aLuO48E70
斉藤美奈子「趣味は読書」

読書好き、特に活字中毒というレベルの人はまずベストセラーを読みません(私も読みません)。
普段本を読まない人が買うからこそ、何万何十万何百万という発行部数になるんですね。
でも、読まずに読んだつもりになってませんか。
「ああ、あの本ねぇ。どうせ◯◯なんでしょ。そして××して最後は△△になるんでしょ。読まなくてもわかるよ」って。
そんなあなたのために、斉藤美奈子がベストセラーを代わりに読んであげましょう。

わはは。いつもの美奈子節が楽しめます。
読んだことのなかったベストセラーをあの斉藤節で教えてもらう、なんてスリリングでお買い得なんでしょう
(くだらない本を読まなくてよかった&こんなおもしろい書評を読めてよかった)。
ただし、本当にそのベストセラーを読んだことがあって、うっかり感動したりいいなと思ったことがあると激しくへこみます。
よく言われるけど、斎藤美奈子はデビューの「妊娠小説」が
一番面白かったよ。最近は限界が見えてきた気がするけど。
「趣味は読書」でメッタ切り系の書評読み物が気に入った人にお勧め。<妊娠小説
あああごめん何か空気読めてなかった
メッタ切り好きなんで読んでみる。
>>952
自分もプリズンホテル好きだ
主人公の情けなさがすごくよく描けてた

あとタイトル忘れたけど、自衛隊の話も良かった
軍隊というのは個を殺すために
過酷な訓練(要連帯責任)を繰り返すというもの

浅田次郎の恋愛ものは面白くないと思う
まさにジジイのオナニー小説
浅田次郎なら一番始めに読んだ「きんぴか」シリーズが今でも好きだ。
最近は読んでないけど。
>>866
>>872
私も好きだ。
「武蔵丸」みたいな、一種、上質の随筆のような文章にも
あの人独特の厭らしさというか、毒が入ってて笑える。

白洲正子のエッセイに車谷とのちょっとした交流があって吃驚した。
車谷が白洲正子にプレゼントしたものが、凄くセンスが良くて
というか、彼らしくて唸りましたw
967名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/03(火) 21:15:05 ID:0ejUjpkA0
>>932
私は乱歩の前にアルセーヌ・ルパンでした。
弟はシャーロック・ホームズだった。
やはり、いけてるルパンにひかれる女心がでたのだろうか
968名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/03(火) 21:18:28 ID:0ejUjpkA0
>>960
そもそも、話題の本って小説ってないじゃない
今週のアマゾンのベストセラーはオバマの演説集だし
小説って言ったら、携帯小説?

アマゾン、せめて小説のランキング、見れるようにしてくれ
>>968
今日日、携帯小説はベストセラーランキングには入ってないよ。
ブームは、とっくに過ぎている。
今、ランキングに入っているのは、海堂とか東野とか告白の人とか。
割と一般小説が強い。
「趣味は読書。」や「文壇アイドル論」も面白かったけど
やっぱり一番衝撃的に面白かったのは>>961奥様と同じく「妊娠小説」だなあ>斉藤美奈子
野球や料理に例えたあたりとか語り手の影とか、えええっこんな見方もあるのか!って
ちょこちょこ読み返すけど何度読んでもおもしろいと思う。
斉藤美奈子はフェミだけど
客観的だから面白いね。
最近の本は屁理屈がすぎて余り面白くなくなって来た
すみません、質問なんですが、愛犬を亡くして悲しんでいる友人に
プレゼントするのにオススメの本があったら教えて下さい。
「グレイがまってるから」とか…

……マジレスすると最初からわかってる他の趣味の本。
愛犬を亡くして悲しんでる件はスルー。
その人が自分から思い出話して楽になれるまでスルー。
あの詩でもプレゼントすれば
お墓の前で何とかってやつ?

去年愛犬を亡くしてから、犬関係の映画とか本はいまだ避けてる。
まったく気分転換できるような本が良いかなぁ。
何か短編が読みたくて牧野修の「忌まわしい匣」読んでみたんだけど
ダメだ。面白くない。
この人の「スイート・リトル・ベビー」は昔読んで結構面白かった記憶が
あったんだけどなあ。
>>959
あの時は他にめぼしい候補がいなかったからな気がするけど、どうだったかな
>>972
新堂冬樹の「天使がいた三十日」
他にも「忘れ雪」とか「ある愛の詩」とか。。。この人動物絡みの泣ける話連発してます。

あなたが犬を亡くして悲しんでいる人にどういう本を与えたいのかその質問ではわからない。
愛犬を亡くして悲しんでいる人に、犬の出てくる本をよませたいのかな?
犬とは関係なく、元気が湧いてくる本をプレゼントしたいのか。
「天使がいた…」は妻を亡くして落ち込んでいる人が偶然ある犬と出会い
生きる勇気が出て…途中でまた悲しい事になるけれど希望があるラストです。
果たしてこれが愛犬を失っておちこんでいる人にいいのかどうかわからないけど。
逆効果になると困るので、あなたが図書館で借りて読むなりレビューを検索するなり
判断して大丈夫と思うならプレゼントしてあげてください。
岩井志麻子の新刊を読み始めたところ。
女の嫌な部分全開で今のところ面白い。
福岡の美容師バラバラ殺人事件をモチーフにしてるのかな。
>>972
ティンブクトゥは薦めるなよ!
>>980
タイトル目にしただけで涙がぁっ!
982:2009/02/04(水) 14:37:50 ID:UpyyvQTQ0
::::読書好きの奥様 30冊目::::
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1233725847/
>>978
そのへんってきれいごと過ぎて、大人にはちょっと厳しいんじゃないかな。
>>983
そうですね。

この人の他の本の傾向を知っているだけに
えろグロバイオレンスも徹底的に行くけど
メロもメロメロで極端ですね。
「誰が読むんだろ、こんな本」と思いながら読んでいましたが、
大人向けじゃなくて若い子向けだったのか…
定石通りに進むけど期待(感動・泣ける・心洗われる・生きる喜び)は外さないなあとは思いました。
>>982
乙です
>>978
その辺の話、セカチューやいま会いや恋空あたりが好きな人には良いけど、
そうでなければ結構キツイと思うのだけど。
なんていうかな、内容が薄っぺらいと言うか、
こう書いておけば泣けるだろうといかにもなエピソードを並べただけというか。
ブラックな作風を知っているだけに、わざと「こんなんで泣けるんかpgr」的に書いたのか
と思ってしまうw
伊坂幸太郎の、魔王とかほかのってどうでしょうか?
かう価値ありますか?図書館がないので都会に行ってブックオフに探しに行こうかと思ってるのですが、
何がいいか迷ってます
988名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/05(木) 00:02:34 ID:4PDA432uO
伊坂幸太郎の『グラスホッパー』読んだらおもしろかったから他の作品もおもしろかろうと『重力ピエロ』読み始めたけどあまりに厨二病がかった会話の応酬に半分読まず挫折した
村上春樹っぽいっていうかなんていうか
好きな人にはたまんないのかも…
>>988
セックス
桜庭一樹の「荒野」、なんというかこの主人公ってオタクが好きそうな女の子
だなあ(メガネっ子、色白で真っ黒ストレート腰までヘア、細身だけど巨乳)
と思ったら、初出は「ファミ通文庫」とあって、妙に納得した。

あいかわらずこの人の書く父親は気持ち悪いけど、「私の男」よりはマシだった。
>>987
漫画になってて試しに買ってみたら
女キャラが全員萌えエロ系で吐き気したw
魔王、図書館本で読んだけど、買う価値はあるかなー?
なんか凄く大きな物語を書こうとして、・・・って感じだったんだよね。
グラスホッパーは面白かっただけにちょっと肩透かしだったわ。
泡坂妻夫さん亡くなったね
中学生の頃に母にすすめられて読んだのが最初
あーなんか、ああ亡くなったのかあ・・・としみじみ思うなあ
伊坂さん、もうひとつなんですね
年に1,2回しかブックオフにいけないので何がいいか
考え中です
エジプトで2才の男の子が感染し、同国で54番目の感染者となった。
http://www.kuna.net.kw/NewsAgenciesPublicSite/ArticleDetails.aspx?id=1973620&Language=en

Mahmoud Gharib君は、月曜日に発症しその後入院した。
遊んでいるときに死んだ鳥と接触し、発熱や激しい咳などの
鳥インフルエンザの症状があらわれた。先週の金曜日のことである。
996名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/02/05(木) 06:56:36 ID:pYvpcfn7O
>>994
漫画だけど下手な小説よりずっといいからこれお勧め
『男の操』上・下 業田良家
『大阪ハムレット』1・2 森下裕美
伊坂はゴールデンスランバーが読みごたえありますよ
>>993
今朝新聞で訃報を知って、思わず叫んじゃったよ…
宝引きの辰捕物帖が好きだったな。ご冥福をお祈りします。
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