::::読書好きの奥様　27冊目::::

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです

※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう

前スレ
::::読書好きの奥様　26冊目::::
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1218521404/

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20080925/56300
22歳女が隣室高校生をいん行　那須烏山署が逮捕
(9月25日 15:18)

　男子高校生にいん行したとして、那須烏山署は二十五日、県青少年健全育成条例違反の疑いで
壬生町本丸一丁目、無職石塚恵容疑者(22)を逮捕した。調べによると、石塚容疑者は八月下旬
ころ、当時住んでいた那須烏山市のアパートで、携帯電話のメールで自室に呼び出した隣室に住む
県北地区の県立高校一年の男子生徒(16)が十八歳未満であることを知りながら、みだらな行為をした疑い。

　石塚容疑者は二〇〇七年十二月に壬生町内から那須烏山市のアパートに転居。隣室に住む
少年と顔なじみとなり、電話番号やメールアドレスを交換する仲になったという。今年八月中旬、
付近であった火災の聞き込み捜査で二人の関係が発覚。同容疑者は八月末に現住所に転居していた。

>>1
乙です

前スレに幸田文の「流れる」の話が出てるけど、
「流れる」読んだのは２０代半ばで、上手いんだろうけど
なんかとらえどころがなくて、正直感想は「うーんよく分からん」だった。
幸田文は小説より随筆のほうがいいと思ってたし。

でも１０年近く経った今は読んだらまた違う感想になるかも。

久々に松本清張にはまってる。やはり本当に面白い。
OLどうしの言葉づかいが「〜ですの」とか電話が交換台を通すとか、時代を感じさせるけど
内容は今読んでも全然古くない。
さすが清張先生だ。

清張の特に初期の文は燐としていていいよね
言葉遣いは今の時代が
なんと幼稚になったんだろうかと少し反省してしまう

松本清張に匹敵するようなスケールの大きい作家はなかなかいないね。
短編の切れ味と人間描写の確かさというあたりでは横山秀夫が思い当たるけど。

山本文緒の「シュガーレス・ラヴ」よかった。女性に特有の病気や症状を短編ごとに
モチーフにしていると裏表紙にあるのをみて、よくある女性誌に掲載しているような
お手軽予定調和ｽﾄｰﾘｰかと思ったら意外な飛躍をしたり深く胸に刺さる表現が
あったりと、すごく読み応えがあった。露悪的な語り口も好きだ。

読書好きの奥様・ラノベの部って立ててもいいかなぁ？
ラノベも好きなんだけど、ここで語るにはなんか気がひけるんで。

>>8
ちょっと前に立ってたけどすぐ落ちてたよ

>>9
ああそうなのかorz

清張は「砂の器」を読んで衝撃を受けた。
「点と線」は現代に読むとすぐにトリックがわかるけど、それでもおもしろい。
横山秀夫はすごく上手いんだけど、やっぱりスケールが違うよね。
不世出の作家だ。
ただご自分でも容姿にコンプレックスがあったらしいが、女性の不細工に対して辛辣すぎる表現が多いｗ

高次脳機能障害について勉強する必要ができて
（親戚が脳手術でなってしまったので）
「妻を帽子と間違えた男」「火星の人類学者」オリバー・サックスを購入。
この人は人を見る目が温かくていい。

>>11
特にハイミス（死語か）の描写が容赦ないよね。
「髪が薄くなってる」とか。
子供の頃は別に何も思わなかったけど、該当する年齢に達した今は傷つくわｗ

横山秀夫、想像していたより下世話でガッカリ。
クライマーズハイと震度０を読んでの感想なのですが
違うやつを読めばまた違うのでしょうか。

「半落ち」は下世話ではないと思うけど、下世話悪いかなぁ。
清張なんてめちゃくちゃ下世話。そこが人間描いてて面白いと思う。
>>13
うん、オールドミスだの、どんなに知性を磨こうが女の「醜」は軽蔑されるだの、そりゃないだろと思ったｗ

横山秀夫って、上手いかなーー？
文章がくどくて古臭い感じで好きじゃないな。

私はどうにも「昭和の女性観」が苦手で清張作品は読めない。特に短編。
女が性的暴行をされてそれを弱みにまた関係をずるずる・・・って、
そういう時代だったとはわかっていても、その手の動機が犯行の原因
だったりすると一気に読む気がうせる。

同様の点で、池波正太郎の女性観もなんだか類型的で面白みがなく感じて
しまう。男性はあれだけ魅力的な人物を描けるのになぁ。
女の多様性を認めない世界観がどうにもだめ。

>7
山本文緒　「シュガーレス・ラヴ」が一番好きかも。出世作は「恋愛中毒」だったろうけど、えぐすぎて苦手（面白かったけど）

最新作の「アカペラ」読んだけど、毒が抜けたせいか、なんとも生温い作風になってた＜ペラペラ

>>15
うん、私も下世話の意味によるけれど、警察組織の上下関係、組織論理の
特異性が面白いの

国民的にはもちろん面白いじゃすまされないんだけれど、それも社会の
一部だし、こういうくだらなさに縛られて生きるのはくだらない人と
いうより、多分どの人生にもそうしたくだらなさがあるんだろうなぁ
なんて

くだらなさの少ない生き方をしたいとはむろん思ってるけれどさ

>>17
池波さんは男がわかることは出来ないと、承知して書いてるよ
それだけでもやはり上の人だなと思う

>>12
私もサックス好きです。
いろいろ読んだけど、この2冊が一番おもしろかった。

古川日出男の「ベルカ、吠えないのか？」を読んだ。
なんだか変な本で、酔っ払ってしまった感じだ。
「アラビアの夜の種族」も読んでみようかな。

男に都合のいい女を描かせれば天下逸品なのがズンイチだけど、あれってモテナイ男の妄想を集約した小説だよね。
いや、ズンイチ先生ご自身は銀座あたりではモテるんでしょうけど。

山本文緒
好きだった本あるんだけれど、なんだったかなぁ
離婚して慰謝料でマンションって日々ぼぅーと
過ごす女のところに少年が転がり込んでみたいな話

>>24
「眠れるラプンツェル」かなぁ？離婚はしてないけど、夫が不在がち。
あれはなかなか面白かったね。同じマンションシリーズで
他の話もあるよね。この人のは当たり外れがけっこうあるよね。

ここは質問もオケですか？

鯨統一郎の「邪馬台国はどこですか？」が面白かったので
他の作品も読んでみたいのですが、オススメってありますか？
ご存知の方、よろしくお願いします。
できれば「邪馬台国は〜」のような雰囲気のものが読みたいです。

横山秀夫のは、サラリーマン小説の一種だと思って読んでる。
「臨場」のﾂﾝﾃﾞﾚで荒っぽい、組織の中では浮き気味だけど有能って
タイプの主人公はちょっと萌え。

前スレに「食い足りない」と書かれていた白石一文の「私という
運命について」、結構夢中になって読んじゃった。メロドラマといえば
そうなんだけど、あれこれ考えたり自分の人生を振り返ったりして
味わい深く自分は読めた。

「闇の子ども達」
読み始めたけど、想像を絶する虐待の描写になかなかページが進まない
なんだかトラウマになりそうだ...

>>26
とりあえず続編の「新・世界の七不思議」はどうでしょう
「九つの殺人メルヘン」も同じような雰囲気かも

>>28
嘘なのに本当っぽく書くのが上手だからね。
それも、よりグロく。
フィクションなのに、ノンフィクションっぽく書く。

麻酔かけずにとか言うの嘘なのに、グロ描写がものすごく細かくて
すっかりノンフィクションだと騙されている人が多くてビックリする。

>>17
私もそういう女性観がだめな性質なんだけど、逆に自分としては
「人間がよく描けてる」と評価したい女性作家の男性像も
男性から見ると類型化されてて微妙なのかなあ、とも思うとループｗ

評論家じゃないから、なんていうか「公平な目でみて」という立ち位置である必要はないし、
自分にとって「女が描けてないから嫌い」な作家がいたら
それはそれでそういう感情に基づいて評価するだけだし、
男性からみて女性作家の男性が描けてなくても、
自分にとって描けてて好きと思えば、それはそういう評価するだけだな
本の評価なんて主観だけだわ

ずーっと探してた堀田善衞「スフィンクス」と光瀬龍のジュヴナイルどっさりを
新宿南口の紀伊国屋、古本フェアでGETして嬉しすぎる……

ノンフィクションぽいフィクション、麻生幾の「宣戦布告」が好きだった。
「亡国のイージス」とか「半島を出よ」みたいに無理やりメロドラマや過度なアウトロー萌えに
寄り道しない、純然たる軍事アクション萌えｗ
「沈黙の艦隊」の途中、国連崇拝を言い出さない頃までが好きな人（かなりピンポイント）にはお薦め。

単行本から文庫本に落ちた時、変に通信機器や流行情報の類をアップデートしてて
そのくせキャラクターの言動も年齢も変わらないため、増してしまったビミョー感に興醒めしたので
同じ軍事アクション萌えでも男と女のこだわりどころは違うんだ…と思い知った。

>>26
私の大好きな「オレンジの季節」は全力で避けてくださいｗ

桑原譲太郎の「日本」シリーズ、
さすがにここまではと思いながらも
ゴーストみたいのがいてくれたらとちょっと思ってしまう。

>>34
ﾜﾛﾀｗ

とりあえず>>29奥様が挙げているもの以外は避けるほうが無難だねｗ
私の大好きな「タイムスリップ森鴎外」も全力で（ｒｙ

佐藤雅美にはまってる

池波正太郎も蝉しぐれの人もはまったけど
この人もいいわ〜
宮部みゆきさんのははまれなかった

>>28
臓器移植はフィクション多いだろうなって読んだけれど、児童買春の方は
真実度高いように思って痛ましかった。
特に、おもちゃにするために養子にするっていう話
育った子たちはどうなるんだろう
日本でも、アジアで買春したやつが逮捕される報道が流れるけれど
日本の法律で裁くより、過酷な現地の刑務所に放り込んで欲しいわ

>>30
麻酔かけないって描写、あれは嘘だわと私も思った
人間の感覚って物凄く繊細なものだから、麻酔しないでメス入れたら
そのショックですぐあぼぬしちゃうだろうと
子供なら尚更

>>31
分かる。男性作家の描く女性像に違和感を覚えたり、こんな女いね〜よw
なんて心の突っ込みを入れたりしてると、女性作家の男性像もそうなのかな？
なんて考えたりする。やっぱ異性をリアルに描くって難しいんだろうね。

>>37
嬉しいw
エンタメ時代小説として他人にオススメするほどじゃないけど
江戸時代特有の職業（仕事の内容とか）すごく参考になる。

>>41
例えばどんな？

>>40
剣客商売でも夫を殺した男とズルズル関係を持って一緒に旅する女が出てたけど
「なぜあんな男と」と主人公の息子が怒ったら、主人公が
「女とはそういうものだ」みたいなことを言ってた。
セリフとしてはかっこいいが、なんだかなーｗと思った。

男女感とは違うけど、登場人物の考え方についていけなくて
途中で断念しそうになった本も多い。有名どころで「三国志」　
首になるのを恐れず上司に逆らって見知らぬ親子を助けるまでは「いい人だ」と思ったけど
「その後、金が無いので旅人を襲うことにした」ってサラッと書いてあって、
何がなんだかわからなくなったのも、今ではいい思い出ｗ

>>43
名作と名高い？「砂の女」も、何がどういいのか良く分からなかった。
色っぽい女に監禁されて、尽され愛されるのって、
男の中のファンタジーなのかな。

特に昔のは、頭は弱いが無償の愛を捧げる女ってのが多い気がする。

「砂の女」全然わからない。
名作は自分には向いてないのかなぁ。
ちなみに川端康成なんかも分からず。。

昔の男は女性が同じ人間であるとは認めていないから、「女は謎」「女は豹変する」
と考えたがる。
普通、男なら嫌がることも耐えて人に尽くす、だから侮蔑しながらも神格化する。
でも男の期待に反して女が自分のしたいように振舞いだすと、今まで「そういうものだ」
と思っていた自分の予想に反した行動をとるので
「女は理解できない」
となる。でも「女とはこういうものだ」という生き方が自明の理というわけではなく
そもそもおしつけられたものだからこそ、そういうことになっちゃうわけだけど。

男も女も本当は大して中身（感情）は変わらないのにね。
でも昔は、作家を評価するのも男だったから、女から見ると？って
なっちゃうヒロインが絶賛されたのかも。神秘的な感じで。

そりゃ神秘的だよね。いないもん、そんな女w

東野圭吾は何かのインタビューで
「自分は男だから女は理解できないし書けない」って言ってた。
確かに〜ｗ

そういえば山本文緒は直木賞の選評で男性が描けていると褒められてた。

闘うOLのバイブルみたいな本教えてくだされ

>>45
「伊豆の踊り子」でも、いくら昔でも素っ裸で男に手を振る少女はいねーだろ、と思った
川端康成の作品に出てくる女性は、どこか浮世離れしているというか現実味が無い
この人アッー！だって噂を聞いたけど、それも影響してるのかな

>>49
奥田英朗はゆるい副読本ｗでもおもしろいよ

>50
川端康成はアッー！じゃなくてロリだと思ってた。

砂の女と川端を同列で並べるのがよくわからないｗ

>>52
確かにロリっぽいよね。
「眠れる美女」なんか読んだの中学生くらいだったけど気色悪かった。

文豪と言われる作家で好きなのは芥川（ストーリーが好き）と太宰（文章が好き）
この10年くらい読んでないけど。

ここで紹介された本を読んで、ハズレだった時は
皆さんどうしてます？
やっぱり紹介者に申し訳ないから批判はできない？
あ〜〜〜〜、すごいハズレ本読んでモヤモヤしてるのよね。

別に申しわけなくはないんじゃないの。
万人に好評な本なんてないし、私も勧めつつ「合わない人もいるだろな」と思ってる。
自分とは違う感想が（たとえ真逆でも）聞けたら面白い。
もちろん、「勧められたから読んだのに騙された！」みたいなこと言われたら引くけど。

>>55
つチラシの裏

誘いうけのような書き方はやめれ。
うざい。

>>55
紹介を受けて読んだ自分の責任と思うから批判なんてしない。
自分でチョイスしてもハズレなこともあるし。
好みが合わなかったのね、と思って終了。

>>55の書き込みせずそのまま
「ここで評判だった○○を読んだけど自分にはハズレ本だった」
と書き込めばよかったのに。可能ならなぜそう思ったのかも。

「紹介者に申し訳ないから」ってことは作品や作者よりも
絶賛レスしてたような人が嫌だということなのかな。
Amazonのレビューだと絶賛と批判両極端とかよくあるし、
こういう作品読んでる人って……みたいな批判にならなければ
問題ないんじゃないの？

>>44
砂の女って「色っぽい女」設定だったっけ？！
昔読んで、普通の疲れて所帯やつれしたおばさんみたいな人が
「すみませんねえ、男手がないもんで、砂掻くの手伝ってくださいねえ」
とか言ってる感じの印象だった。でも同情と哀れみと特殊な状況のせいで
主人公とおばさんが男女の関係になる、みたいな。

渡辺ズンイチの本、「こんな女いねーよ！」と思ってたけど、姑が枕元で愛読してるって知ってオエーだったわ。
あんなのが好きな女もいるんだね…ますます姑がキモくなった。

砂の女はべつに女を描いてないよ
あれは「虫」だけを見ている男の目を通した世界だから
そういう意味で名作

>49
闘うOLのバイブルって、たとえばどんな内容を期待してるのかな？

第一期総合職として、出世するような話？

幸田真音の小説は、働く女性の成功と苦悩が描かれてるよ、部分的にではあるが。
ちょっとファンタジーで偶然が多すぎるので、物語としては？？？だけど、
金融界のフロント・ミドル・バックオフィス戦場の雰囲気は味わえる。

>>53
あ、同列ってわけじゃなくｗ
44さんが書かれた"男の中のファンタジー"に反応して
エロティシズム？→川端康成？と連想してしまったのでした。。


夕べのお供は「少女地獄」
夢野久作初めて読んだけど面白いね。ゾクゾクした。
ドグラマグラに挑戦したいけど、なんだかコワイ。

>>64
氷の涯
は名作過ぎる

「オレンジの季節」「タイムスリップ森鴎外」が逆に気になってきたｗ
なぜ「邪馬台国は〜」好きは↑を避けた方がいいの？
かなり違うテイストなのかな？
「邪馬台国は〜」を読んで、もう一歩足りない！と思って
「みなとみらいで捕まえて」を読んだら壁投げ本だったわ。

>>66
私も気になって、昼に図書館に予約入れたｗ

タイムスリップ森鴎外、読むつもりないけど
タイトルでぐぐったら表紙にﾜﾛﾀ。

>>60
あ、うん。色っぽいっつうのは、綺麗な女という意味じゃなくて、
女女してて、ねっとりっていうか…。
同性には気持ち悪く感じるだけの中年の色気みたいな。

私もものすごく昔の学生時代に課題で読まされたんで、
細かい設定とか内容は忘れたんだけど、印象としてそんな感じ。

横溝正史読本、うれしい復刊で読んでる途中ですけど
そのなかで翁が夢野久作｢ドグマグ｣読んじゃって
そしたら気が変になっちゃて酒逝ってガラス割って
で夫人に助けられて、ちょっと危なかったｗなんて話が
ありました
わたしもドグマグ好きだけど季ちがいになれなかった

>>70
それ読みたいわ
どちらの出版社版ですか？

>>70
おぉ〜！ちょうど昨日買ったところですわ。
それを書き込もうとしてきてみたらば、お仲間が。
小林信彦氏はさすがですな。

>>71
角川文庫ですわよ奥様

>>72
ﾄﾝ
小林信彦氏のファンでもあるので
嬉しいわ

>>63

答えてくれて、ありがとん♪

そんな最前線はもう一生経験することないと思うから
もっと
普遍的なお局の対処の仕方
上司の扱い方なんかを
コミカルに書いてるのが
読みたいの。

こちらのスレの方々には
もの足りない内容くらいがいいんですが・・・

>>65
ありがとう！絶対読む〜
「瓶詰の地獄」も読みたいな。タイトルだけでくらくらするｗ

昨日から伊坂の「重力ピエロ」読み始めてるんだけど、
こ、これは。。ちょっと受け付けないかも。
なんでもないことをもったいぶって話しているのが。。。

>>74
小説では上の方でも書かれてたけど奥田英明のガールくらいしか思いつかないわ〜

エッセイだけど自分が昔ＯＬで働くのが辛かったときいつも
内館牧子の「切ないOLに捧ぐ」を読んでた。
元気でるよ！

>>74
あと、柴田よしきの「ワーキングガールウォーズ」とか？
読んだのかなり前だから詳しい内容忘れてしまったけど。。

>>66
「邪馬台国〜」はトンデモや珍説の類を楽しめる人ならオススメもできるけれど
決して文章も上手いほうじゃないしキャラも取ってつけたようなのが多いしで
本好きな人には薦めにくいうえに、とにかくものすごくくだらないのでｗ
でも「オレンジ」「森鴎外」は、鯨ファンにはわりと評価高いと思いますｗ

>>74　群ようこの「無印ＯＬ物語」のシリーズは古すぎるかしら？
確かそんな感じの内容だったような。本屋さんや図書館で、パラパラめくってみてはどうでしょう。
そういえば最近、その手のＯＬの日常を描いたような作品って見ないね。

有吉佐和子の「不信のとき」、読み終わった。
ドラマを見てなかったので、というか読んでる途中までドラマの存在を知らなかったので、
浅井は宅間伸（古い）、道子は寺島しのぶ、マチ子は竹内結子（あなたの子供が産みたいの！で連想。）で読んだ。
面白かった〜。夫婦のやりとりが軽妙だし、浅井の好き勝手な行動をニラニラヲチできて。
妻が仕事を持つのに腹を立てるとか、
戦前生まれの男性の思考回路は確かに理解の範疇を超えるけれど、
こういうのだったら、逆に平成の世に生きててよかったと思えるからいいわ。

宮部みゆきの「初ものがたり」読んだのですが、この本の続編はまだない
んでしょうか？諸々の謎は明かされないまま？

最近の働く女性物だったら「プラダを着た悪魔」が面白かった。
鬼編集長にこき使われる新入りアシスタントの話。

編集長が鬼過ぎて、読んでて疲れるけどね；

>74
碧野圭という方のブックストア・ウォーズというのが読みやすかったですよ。
出だしは面白くなくって放り出そうかと思ったんだけど
読み続けたら、最後はわりと爽快感がありました。
ちょっとご都合主義かなとは思いましたが。
ただ、あんまり有名な人じゃなさそうなので、入手が困難かもｗ
私は図書館で借りました。

同じ碧野圭のデビュー作「辞めない理由」も働く女性もの
（編集者）。

個人的には、ヒキタクニオの「角」（出版社の校閲者のヒロイン）、
「青鳥」（チンニャオ。様々な国籍のクセのある人たちが集う
広告代理店での話）、あたりがお勧め。どっちも背筋が伸びた
かわいらしいヒロインが好きです。

旦那の通勤用わりと気楽に読めるミステリーの調達を
ここ2-3年やってるんだけど難しいね〜。面白くないと文句たらたらだしｗ
自分が読んでみて、好みに合いそうなのを渡してるんだけど
とにかく東野圭吾が好きみたいで困った時は東野頼みだったけど、とうとう全制覇。
しかも最近は読書スピードがあがって、私の下読みが追いつかない。
今日は本屋でウロウロ・・・東野っぽいスルスル読めるものないかな。

>>83
奥田英朗、伊坂幸太郎はもう読んだ？
うちの夫は東野のあとその辺に流れたよ。

あと好きなのはフロイトシリーズ、京極夏彦、海堂尊とかかな。

>>84
独り言にお返事ありがとうございます。
伊坂、京極はつまらない、奥田も「邪魔」や「最悪」は嫌いだと。
でも伊良部シリーズは笑いながら読んでました。
海堂尊、フロイトシリーズは未読なので、チャレンジしてみますね。
貫井、高野和明、垣根涼介、大沢（天使の牙などハードボイルド色少な目なの）、雫井あたりが好きみたいです。

遅レスごめん>>30
嘘だったのか・・ノンフィクションだとばかり思ってたよ。
やはり虐待や性描写が苦手で読み飛ばしたところも多いからかな。

>>83
ベタだけど横山秀夫は？
あと、自分はだめだったけど、今野敏とか。

五十嵐なんとかの「交渉人」とかあのへんは
雫井好きな知り合いが気に入ってた。

自分の読む本を人に選ばせて
面白くないと文句たらたら

こんな人もいるんだ。。。
驚きだわw

>>83
藤原伊織は?
わりと男性ウケ良さそう。
気楽に読めるのは岡嶋二人とか
有栖川有栖の短編あたりもいいかな。

ドラマ放送前に「流星の絆」読了。
クドカンが書くのも悪くないかもと思った。

皆さん、ありがとうございます。
もう読む本ないから早く買ってきてと言われてイラついてしまい書き込んだのですが
いっぱい勧めて頂いて本当に嬉しいです。

横山→警察物は私が苦手でorz
今野→明日用に渡してみました
五十嵐→Fakeで二度と読まないとバッサリ
藤原伊織→テロリストのパラソル私は面白かった。読ませてみます。
岡嶋二人→99％の誘拐気に入ってたので他の本も買ってみます。
有栖川→私が本格物苦手で読めませんorz

色々教えていただいたので2-3ヶ月はもちそうです。書き込んでよかった。

うちは夫婦読むものがほとんど違うので
>>83みたいに「好きそうなのみつくろって」とか大変だなあと思う。
その分「この本良かったね」と盛り上がれるのもいいと思うけど。

うちも傾向が全然違うから無理だわ。
自分は女性作家やミステリメインで、夫は戦国物w
91さんは下読みしないでぼんぼん渡しちゃえばいいのに。
下読みした挙句につまらなかったって言われたら甲斐がない。

>>88
私も同じこと思ったよ。本を探したり選んだりするのも読書の楽しみだと思うがなあ。
人に丸投げしといて気に入らないと文句言うって子供みたいだ。

ところでここでおすすめされていた荻原浩「噂」読みました。面白かった。
最後の一行のこと、知らなかったら絶対気がつかなかった。じわじわくる。
ミステリーも書けるなんて知らなかったｵｷﾞﾜﾗﾋﾛｼ。今までﾊｷﾞﾜﾗかｵｷﾞﾜﾗか
気にしてなかったけどちゃんと覚える気になったよ。

速読できるようになりたい。
ここにあがってるおすすめのとか全部読んでみたいけど
全然間に合わない('A`)

えー
読書は「え、やだ、もう終わっちゃう」といいながら
楽しみをずるずる鞄の中にひそませるものだよ
早けりゃいいってもんじゃない

私はネタバレ歓迎派。
誰かにネタバレしようとは全く思わないんだけど、
自分で読むときは最後が気になって仕方なくて
つい読んじゃうんだよね。
短編だとそんなことないんだけど、とにかく長編だとどんな話でも読んじゃう。
史実物ですら我慢できない・・
こんな人少ないのかな？

>>96

すごくわかる！
最近だと「フロスト気質」のとき猛烈にそう思ったよ。

荻原浩は「誘拐ラプソディ」も凄く良かった。
｢噂」とかとはテイスト全然違うけど。

ユーモア小説もミステリもヒューマン物もいける作家と言う事で
奥田英朗と印象被ってた。
どっちもミステリ以外の分野作品がヒットして
ミステリ書かなくなって来てるのが残念。
荻原さんは｢コールドゲーム」も面白かったよ

>>83ですが
旦那は外で毎日戦ってるわけだしと思うと、
帰り道の気晴らしに面白いアタリ本読みたいと思う気持ちももっともだと思ったり。
あんまり文句言われると、チッふざけんなと思いますがｗ

荻原浩の噂やコールドゲーム好きです。
「ママの狙撃銃」も。
病気物は嫌いなので躊躇していた「明日の記憶」もしめっぽくなくてとてもよかった。
同様に有吉佐和子の「恍惚の人」も病気物だから嫌だなとビクビクしながら読みましたが面白かった。

>>96
判る判る！！！
最後の１０Ｐぐらいになると、そこで一旦停止して放置するｗ
あまり放置しても醒めるし、とっとと読んじゃうには悲しすぎる。
そこら辺のさじ加減も楽しみの一つ。
だけど、そんな本。最近全然無いからｶﾅｼｽ

>>98ﾀﾝの「フロスト気質」読んでみようかな。

辛い飴の予約の順番がはやく回ってきますように

>>96
いや、そういうのに当たったらじっくり読めばいいけど、
はまれるのに出会うのにあれこれ読むには便利だなと。
読み出すと一応つまんなくても最後まで読まないと気がすまないし。

>>100
よくできた偉い奥さんだ
佐々木譲の警察物もさくさく読めるのでお薦め

>>101
終わっちゃうのがもったいない本で残り10pで休止なんて無理。

寝る前に本を読むけど、おもしろい本だと徹夜して読みたくなる。
後ろ髪ひかれる思いで寝るのは辛い。
でも、寝ないのも辛いからほんと辛い。

>>105
自分もそう。最後が気になってラストまで一気に読みたい性質。

旦那さんが読書する人は話題が豊富で楽しそう。
うちは夫はほとんど読書しないし、読むとしても戦記物などのノンフィクションのみ。
高校生の下の子が読書好きなので、面白かった本の情報交換し合ってるけど、
2人で読んだ本の話で盛り上がってると夫が入って来れなくて拗ねるｗ
上の子は、私と下の子の話で面白そうなら（かつ長くなければ）読むけど、
夫はそれもしない。どないせぇっちゅうねん。

>戦記物などのノンフィクションのみ。

日清戦争以後の話なら、あれこれ薀蓄語ってもらったら楽しそうだな。
自分は戦記もの読まないけど、古本好きで明治〜戦前の文学とその
周辺のことを調べたり読んだりするので、好きな分野は違っても時代が
一致すれば話が合いそうだ。

うちの夫はＳＦ好きだから話してもらってもさっぱり分からん。

文庫になったので、リービ英雄「千々にくだけて」。
アメリカ人でありながらそうとも言い切れず、
日本語で考えながら日本人でもない
境界人として体験した9.11を描いた小説。文章が美しくてよかった。
というわけで、同じ作者の「星条旗の聞こえない部屋」も入手。
今後追いかけたくなりました。

>>97
私も同じ。
「この人死ぬの？」「犯人はあいつ？」って気になって
最後のほうをちょこっと読んじゃうことが多い。
ドロドロの話でも、最後がハッピーエンドっぽいと
「大丈夫、大丈夫。」って思えるし。

うちの姉も、本も映画も、完全にストーリーを知ってから読みたい見たいらしい
例えば「チームバチスタ見たいんだけど、犯人誰？」と聞いてきたり、
姉が読もうと思ってた本を私が読んだと知ると、あらすじ（どんでん返し含む）を
私に説明させてから読む。
浜村淳（微にいり細にいりラストまで映画をまるまる一本解説することで有名）の
映画解説が一番最高と思っているらしい

>>96　>>101
そうそう！　仲間うちでは“たたら読み”と銘々しました。
そういう本は１００冊に１冊あるかないかだもん。
そりゃあ大事に読みますよ・・・。←年の功

読み終えるのが一番もったいなかったのは「戦慄の絆」
再読でも残りページを惜しみながら読む。
好き嫌いが激しそうな本なのでオススメはしません。笑

文庫の場合、読み出して面白いと思う場合は途中で（大概は1/5〜1/4ぐらいのところ）
解説とかあとがきの冒頭をちょっと読んでしまう。

一番最後のページ番号だけ見る

皆さんの「終わっちゃうのが勿体無かった本」を教えてください。
まだ読んでない本があったら是非読んでみたい。

図書館で見かけて、巻数そこそこあるけど古いっぽいし
きっともう完結してるんだろうし、
がーっと読むのによさそうな伝奇ものだなと思って
読み始めた篠田真由美の「龍の黙示録」シリーズが実は現行もので、
まだまだ全然完結してないと知ったときは、
読みきったらそこからは新刊待ちの地獄が待ってるのかと思って、軽い絶望を感じたｗ
そういった意味で読み終わるのがもったいないと思って今既刊ひとつ残してあるｗ

>>114　シリーズものが多いです。
デクスターのモース警部シリーズ最終巻とか。

今手元にフロスト最終巻（原書）があるんだけど、
ハードカバーを発売日前に予約してまで買ったのにもったいなくて読めない…

>>107
いや、明治〜戦前の時代背景ではなく、
単にカミカゼ特攻隊とか零戦がどうのとかそういうのばかり。
あとパールハーバーの作戦がどうだったこうだったとか。
時代背景や文化なら、自分も興味はあるんだけどね。
広瀬正の「マイナス・ゼロ」とか大好きで何度も読み返してるし。

自分はSF好きなので107さんの旦那さんとなら話が合いそうｗ

夫が読書家ってうらやましい〜。私の夫は編集者なので（小説じゃ
ない）、仕事に関係ない本は全く読まない。なので、彼の書棚には
「東西ドイツがなんちゃら」とか「ゴルバチョフがどうしたこうした」とか
「石油と中東がどうした」みたいなＮＨＫスペシャルみたいなタイトルの
本ばかり並んでるので…エンタテイメント1本の自分には興味が
持てません。

母がミステリー好きで、東野圭吾とか読まず嫌いだった私に
無理やり貸してくれたりしてファンになっちゃった。

>>114
ベタだけど浅田次郎の「そうきゅうの昴」。でも、いざ続編の
「中原の虹」が出たら、なんか、蛇足感があった。

>>117
本の話のときだけ夫婦入れ替えしましょうか？

軍事話とか軍事遺産系のものも好きなので全然おｋですわ〜
私が気になって追いかけている明治生まれの人物は
戦時中に中国や東南アジアに取材と称して結構行ってるし、
他のわりと有名な作家も従軍して何か書かされたりしてるので
自分で軍事ものの本は読まないけど興味あったりします。

阿川弘之が山本五十六が亡くなった場所を戦後に訪ねて行った
本（「山本元帥！　阿川大尉が参りました」）は面白かったな。
このタイトルをつけたのが当時編集者だった宮脇俊三らしい。

>>104さんありがとう。
佐々木譲はユニット面白かったので、他のも探してみますね。

>>114
普通すぎるけど「深夜特急」
うっかり読み始めると、終わってからまた1に戻ってエンドレスになってしまう。

>>114
カズオ イシグロの「わたしを離さないで」かな
わざとお風呂で読んでた（のぼせて湯から上がっちゃうからね）

「なぜ君は絶望と闘えたのか」 門田 隆将

一気に読んでしまいました。
彼が受けた衝撃にこちらまで圧倒され、読んで数日はもし自分だったら、
と考え、深く沈んでしまいました。
感情移入しすぎる人（自分ですが）には辛い本ですが、多くの人に読んでほしいと
思います。

>>114
ガルシア・マルケス「百年の孤独」
旧訳の時あまりにも世界観が凄くて勿体無くて途中で止めてたけど
新訳が出て我慢できずに一気読みしてしまった。

上のほうで夢野久作でてたけど
せひ「ﾄﾞｸﾞﾗﾏｸﾞﾗ」よんでー

>>104
佐々木譲の「ユニット」を読んで、「ナニコレ？しょーもないにもほどがある。
一応ストーリーの起伏はあって文章が平易だから、
普段本を読まれない方にとっては面白いのかも知れない…」って感想を持ったのですが
他の作品は面白いのでしょうか？

角田光代、何冊か読んでみたけど、私はどうもダメだ。
新刊「三月の招待状」も、だから？結局何が言いたいのって感じで。
もう読まない。

笠井潔のカケルもの最新刊を読み始めたが、
ナディアの髪型について「ツインテール」と書いてあって、
え・・・？という感じで、モヤモヤするｗ

>>126
その”起伏があって文章が平易”というところがいいんじゃないのかな。
私は「ユニット」以外は読んだことないけど
火サスを見ているようなちょっとしたドキドキ感と
悪役は退治されるんだろーなという先が読める安心感。
まさに東野感覚というか（東野は読後感悪いのも多いけど）
私は読書は娯楽なので読み終わったあとスッキリするのがいいな。

ここでしばらく前に話題になってた高村薫読んでみようかと
「マークスの山」を借りてきた。
楽しめたらいいなー。

>>128
ﾆﾔﾆﾔ

>>126
104だけど他の警察物は「笑う警官」「警察庁から来た男」「制服警官」「警察の血」
を読んで自分は楽しめたよ
まさに>>129の言うように
＞悪役は退治されるんだろーなという先が読める安心感
＞読み終わったあとスッキリ
が好きな理由
特に悪い奴は絶対やっつけるwっていうのがツボ
83の旦那さんの好みかはわからないけどね

>>129
「マークスの山」も大好きだ
もしはまったら次々と読みたくなると思うよ

ここで知った庄野潤三の「山田さんの鈴虫」を読んだ。
神奈川在住なのもあって知っている地名が多く、楽しめたし
癒された感じ。
同じような日常の繰り返しなのに飽きずに読めたなあ。
他のも読んでみようと楽しみ。
教えてくれてありがとう。

好き作家さんの本が１１月に文庫本化されるので嬉しい。
でもって、この作家さんの作品は、まだ読み尽くしてないのでそれも嬉しい。

「噂」を読みました。
死体の発見現場が、家の近所でドキドキしてしまった・・。

>>127
角田は好きって程じゃないけど、最初に「空中庭園」読んだ時に
まあまあだと思って、読む作家リストに入れた。
「トリップ」や「ドラママチ」はふつうに読めた。
ただ「ピンクバス」や「まどろむ夜のUFO」は、どの短編も
主人公のふらふらさ加減が、感覚的に受け付けなかった。
よく山本文緒と並べる人がいるけど、自分は山本の方がまだ合う。

>>135
私もどちらかと言えば、山本文緒の方が合います。
この間の「アカペラ」もまずまずだったし。

>>132
そのシリーズの「けい子ちゃんのゆかた」を読んでるところ。
「庄野潤三の部屋」というサイトに著作リストがあるので
その順番に読んでます。
私も神奈川県民なので、知ってる地名が出てくるのも嬉しい。
今度辻村植物園に行ってみたい。
老夫婦もの以前の「インド綿の服」「夕べの雲」や随筆も面白いです。
次の「星に願いを」を読み終わったら未読の「ザボンの花」「静物」を
読むつもり。

雫井の新刊「犯罪小説家」読んだ。
読みやすかったけど、内容自体はイマイチでした。

>>80
プラダを着た悪魔、
（ステージが違いすぎるけど）自分が職場できりきりまいしてたことを
思い出しながら読んだよ。
「お仕事」以外に理不尽に振り回されることって案外多いものだよね。



しかし、仕事で帰宅が遅くなってデートがキャンセルになることが
ものすごく問題になってしまう外人さんの感覚がわからない。
日本人だと、特に打ち込んでる仕事をしたことがあれば尚更
「仕事ならしょーがないよね、どうぞお気兼ねなく」だと思ったな。

>>139
後半本当そうだ。
恋人だけじゃなく、友達まで「あなたはかわった！」と大騒ぎだったもんねｗ
映画もメリルストリープの鬼っぷり面白かった。

ちょいとスレ違い気味ですがひと言お礼を。
以前ここで「鹿男あをによし」にドラマについて聞きましたが
無事ツタヤで借りて一気に見ました。
見てよかった。ありがとうございました。
一緒に見ていた家族もバカうけで、ブーっと飲み物噴出してカーペット汚したり。。

鯨統一郎について質問させて貰った者です。
早速>>29さんの言う通り「新・世界の七不思議」を読む事にしました。
「オレンジの季節」も「タイムスリップ森鴎外」も余力があれば読んでみます。
ありがとうございました。

待ちに待った新潮45シリーズの第５弾が出るって。うれしい!!!
11月1日発売予定。「悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件 」

>>134
自分の家の近所が小説にでてきたりするとなんか不思議な気分になるよね。
宮部みゆきの作品の中には結構うちの近所がでてくる。
このあたりに何か所以でもあるのかな。

>>144
自分の家の近所は「死都日本」で見事に火砕流に飲み込まれたｗ
あの本は特に自分の読書傾向の幅というかジャンルを広げたきっかけ本だったな。
そういう「面白かった！」以外の収穫がある本に出合えると嬉しいよね。

恩田陸の「ユージニア」ははっきりとは地名が書いてないけど
金沢在住の人間には「これは間違いなく金沢だわ」とはっきり分かると思う。
「気持ちの悪い部屋」のある文化財の建物の比較的近くに住んでるんだけどさｗ

>>144
小松左京の「果しなき流れの果に」で南大阪が舞台の場面があって、
多少自分にも馴染みがあった地名だから、切なさが一層増したということがあった。

「イニシエーションラブ」で出てきた場所は自分が静岡にいたときの行動範囲に
重なっていた上、入店したことのあるお店もでてきて、驚いた。
しかも、自分がそのあたりを行動範囲にしてたのと小説が
ほんの数年違いだったのも興奮した。
そのおかげで、気持ち悪さも何にも気にせずに読めた、この本は。

>>143
なかなか新刊が出ないから何か大人の事情があるのかと思ってた。

>>147
果てしなき流れの果てに、大好きだ。
中学の頃読んで、一回誰かに貸して無くしたので注文したら絶版でびっくりし、
古本屋で手に入れたのだが、
今またどこかで文庫本が出たね。
あれは好き好きが分かれて、家族に勧めたが私以外の誰もだめだった。
壮大で何度も読み返したくなる話なんだけどな。ラスト、感動した。

林真理子出身県に住んでいるんだけど、もんのすごーく田舎に書かれていてヤダ

林真理子
住所が田舎っていうより、根性が田舎なんだと思うよ。ガツガツしてて恥ずかしい。

>138
雫井さんって、当たり外れ激しいのかな。

火の粉と犯人に告ぐは、おもしろかったけど、それ以外は、・・・・微妙。
特にクローズドノートは、安易すぎで相当質が低かった。
同じ作家と思えないほど、作品にバラツキがあるわ。

ここって、ライトノベル好きのスレ？

>>144　もしかして新宿区にお住まいですか？
私がその辺りに住んでた頃、何度か近所が出てきて、
宮部作品と言えばどちらかというと東京の東側エリアの印象が強かっただけに
妙に気になってました。

小松左京好きの奥様達が……！

小松親分の書く男性陣とおばあちゃんが好きｗ
「復活の日」の、2度あるイルマと吉住のシーンには何度読んでも涙が込み上げてくる……
（無線のシーンは別の涙がボロボロでしたが）
「こちらニッポン…」も大好きです。
最近またホラー短編（再録）集が出たので食指が動いて、本棚から発掘しようかと思ってたところ。
「果てしなき流れの果てに」は実はあまり印象に残ってない。読み返してみよう！

>>156
小松左京は手塚治虫とならぶ存在

日本沈没、復活の日はもちろんだけれど
継ぐのは誰か、が名作と思う

>>156
小松左京は手塚治虫とならぶ存在

日本沈没、復活の日はもちろんだけれど
継ぐのは誰か、が名作と思う

昔、小松左京の短編で自分の身体を少しずつ調理して食べる男の話を読んだんですが、
なんてタイトルだったっけ？

こちらニッポンって、ラストがひどいヤツじゃなかったっけ？
それまでは面白くてグイグイ読ませるのに
えーーーーー！何それーーーーーー！みたいな終わり方。
収拾つかなくなったのを、強引なやり方でとりあえず終わらせたみたいな。

もし、この先新型インフルエンザが万延するようなことがあって
復活の日を読むと、、、、、

>>155
>>144
模倣犯でも宮部は微妙な犯人の犯行現場に
新宿の近辺をもってきていましたよ
自分も近所です　リアル感はありますね

小松左京
日本沈没の中で、沈没を最初に予測した博士（名前忘れた）が
なんかしらないけれど大物に科学者として一番大事なのはなにかと
聞かれる
即座に「カンです」と答える
あれは映画だったかもしれないけれど
結構、その後影響とまではいえないけれど、理屈や努力を超えたものが
あるのかなぁと思った気がする

勘もすごい積み重ねを基にして出るものだからね

大阪大学医学部の医師作家の「無痛」
面白いですかね？
今朝の日経で一面使って広告出してたよ。

>>134
「噂」の作家名を教えて下さい
>>165
「廃用身」はぜんぜん駄目で気持ち悪くてすぐにやめたけど、
「無痛」はミステリーとして最後までドキドキしながら読めました。

>>166
>>134ではないけど「噂」は荻原浩

>>134
「噂」読んでみたら
うちは犯人宅の近所でした。
川辺の不法投棄も所々あるから
犬の散歩する時につい覗いてしまう。

やっとコーニック・マッカシーの「血と暴力の国」読み始めたが
最初の保安官の章から凄いイイ！
映画のラストがずっと引っ掛っているので楽しみだ。

40代前半の知人にすすめられた、村山ゆかの『おいしいコーヒーのいれ方』
どうにも子供っぽくて挫折。
大概の本は読めるんだけど、挿絵が少女まんがっぽいからなのか。

村山由佳は眠くなる。一度読んだけど、うーん

図書館に行ってくるよ。
阪急電車とジーン･ワルツ楽しみだ

>>170
阪急電車、いつも通ってる図書館が出て来るし、沿線に住んでるから
風景が鮮明に脳内映像として映し出されて楽しかった。
話自体は可もなく不可もなくって感じだったけど、上記の意味ですごく楽しめた。

ある作家の作品がどうにもダメだ。
主役が途中で変わってしまったり、風呂敷広げて畳まなかったり
読んでいて「なんでやねん」と叫んでしまいそうになる。
ダメだとわかっていながら、設定が面白そうでつい別の作品を図書館で借りたけど
あまりにつまらなくて中断中。下手なラノベ風。

なんのために作家名を伏せるのか

このスレで作家名やタイトル伏せられたらただの自分語りですがな。

>>169
同作者の天使の卵(挿絵なし)を読んだときに同じこと感じた。
ローティーン向き小説ぽい設定と展開、人物描写の安易さにがっかり。

村山由佳だめだ。「野生の風」読んでもう読むのやめた。
ハーレクインか？（ハーレクイン読んだことないけど）
ネタバレ注意↓




子供の障害をあんな風に使うのヤメレ！　嫌悪感すら覚えた。

>>175
野生の風かなり前に読んだけど当時学生だったからか
やらしい部分におぉーっと思ったことしか覚えてないorz

村山由佳は、少女マンガの原作を読む気分で通勤電車で
流し読みするくらいがちょうどいいと思う。
「おいしいコーヒーの入れ方」は大嫌い。かれんって
池沼にしか思えないトロさなのに介護の仕事とか
学校の先生とか無理だから！　自分に気のある女の子が
拒食症になったからって、一緒に毎日ご飯を食べてあげつつ
頭の中は好きな別の女の子とをネチネチかんがえてるだけの
主人公の男も魅力ないし。

>>176
ｴﾁｰは、「ライオンのように大胆だが、繊細に云々」で萎えましたｗ
ベルリンの壁崩壊の現場で運命の出会い！とか、
「いのちを撮りたいんだ」とか、
もう私には受け付けられない台詞とシチュのオンパレードでした。
ああなんで苦手な作品がこんなに記憶に残っているのかorz

>>177
ジャンプかどこかの漫画の原作で賞をとって世に出た人だよね、この人。

昔は村山由佳が好きだった
そういえば最近全く読んでない
あの頃は恋する乙女だった自分ｗ

>>178
せっかく記憶に蓋をしてただろうに開けちゃってｺﾞﾒﾝ。
でも書いてくれたライオン云々の下りでそのポーズ（？）は思い出せたｗ

村山由佳、わたしが知ったのは「天使の卵」が結構話題になってたからだった。
そして何冊か読んでみたのだけれどどうにもわたしの人生における
恋愛絶対指数が低〜いのとそのうち次の新作は雑誌non-noに連載！と発表されたりで、
もうnon-no卒業年齢なわたしは色々お呼びじゃないんだなと読むのを止めたんだった。

わたしの勝手なグループ分けは同じところに桜井亜美がいる。（こちらは未読）

「天使の卵」原作読んでないけど、ダメなのかｗ
DVDを見たけど、とイライラしてしまった。
小西真奈美よりエリカ様の方が断然魅力的だったしｗ

荻原浩「噂」を読んだ。
私には、最後の章は不要だった。

良かった。村山由佳が受け付けない私は女として終わってるのかと思ってたよ。
普段、シドニィシェルダンや刑務所関連本ばっかりよんでるからかと・・。

林真理子立て続けに読んでる

誰かマリリンのヌード張ってくれ
どうしても見たくなった

>>183
もう、しょうがないな。今回だけだよ。

有名になるために脱ぐのではない。脱ぐために有名になった文筆家。
ttp://3.dtiblog.com/o/otaku/file/img20050918152401.jpg
ttp://blog-imgs-18.fc2.com/e/n/i/eninaru/hayasimari1s.jpg
ttp://blog-imgs-18.fc2.com/e/n/i/eninaru/hayasimari2s.jpg
ttp://blog-imgs-18.fc2.com/e/n/i/eninaru/hayasimari4s.jpg

>>167
ありがとうございます。
荻原浩は「あの日にドライブ」、都市銀行をリストラやめてタクシー運転手になった
小説しか読んでないけれど、面白かったので、「噂」「阪急電車」も読んでみます。

ついでに「廃用身」「無痛」は久坂部　羊です。
無痛の方は、阪急沿線や神戸から六甲を貫いて走る私鉄沿線が舞台…

ある意味すごいかも、村山由佳。
いかにもモテない男の子が喜びそうな都合のいい美人ヒロインと
「普通のいいヤツ」風の男の人のクサい恋愛と、雰囲気ありげで
つまんなそーなエッチシーン。童貞御用達小説としては
おいしいコーヒーも天使の卵もいいんだろうな。

>>180
未読なのに桜井亜美を外しているところが、いい勘してるｗ
村山由佳からｽｨｰﾂを抜いて
ｳﾘとかﾚｲｰﾌﾟとか虐待とかｸｽﾘとかﾀﾞｰﾃｨなものを足せば、それが桜井亜美。
人物描写の安易さとか、思考の浅さというのか言ってることが類型的で
作家が熟考して自分なりの答えを見出そうとする姿勢が見えないというのか
陳腐で薄いところは、根本的に一緒。

ということは
村山由佳−スイーツ（笑）＋ダーティ（笑）＝桜井亜美
桜井亜美−漢字＋改行＝ケータイ小説
で、あってますか？

>>188
大爆笑ｗｗｗ

>>172-173
申し訳ない。
黒武洋。新作のたびに駄作度が上がって行く気がするけど
もしかしたら自分の好みと合わないだけなのかもしれない。

>>190
その人のデビュー作、「そして粛清の扉を」、買った。
冒頭は面白そうなんだよね。

読み終えてから、普段自分が読まない種類の小説だと気付きました。

>>165>>166
私は逆に「無痛」はいまいちだったけど「廃用身」は興味深く読めた。
コンセプトが面白いというか、これからの老人医療に本気でいいのでは？なんて
思ったり。

>>192
私も「廃用身」はかなり面白かったなぁ。
ひと通り読んで売っちゃおうと思ってたんだけど、まだ手元にある。
また読み返してみようかな。

ここでちょっと前に話題になった湊かなえ「告白」。
なかなか面白かったけど、前半のインパクトに比べて終盤ちょっと残念。

>>101恩田陸のユージニアをそんな感じで読んだ。読んだあとモヤモヤ感があって解説に
ツインピークスと似た作風とありナルホド！と思った。昭和ティストで内容がおぼろげと
して掴みどころがないのが面白かった。

>166、192-193
久坂部羊、医師作家なだけに生々しい医療現場が描かれてそうだけど
ためしに読んでみる。

湊かなえ「告白」、これって少年犯罪の歪みを指摘するような小説？
後味が悪すぎるなら敬遠しちゃうけど、読み終わってモヤモヤでしたか？

>>193
第一章が一番面白かったです、私としては。
後半はだんだんダレてきて雑になってた感じ。

>>195
少年犯罪の歪みは指摘するような、メッセージ性はないよ。
後半若干ダルイと思う人がいるのも分かるけど、個人的には許容範囲。
むしろ第一章の改行なしの一人称語り形式が、ひとによっては読みにくい、と
思うかも。
でも、すごい宣伝＆売れてるわりには、珍しくそれも納得できる感じ。
今年のベスト10企画とかにも普通に入ってきそうなぐらいの出来かと。

>196-197
トン。
告白、このミスの1位、取るかもね。

>>196
後半雑になってるってわかるわかる。

第一章だけで短編にしちゃってもよかったくらいかも。
でも全体として出来がいいことには同意。

>>198
いやー、さすがに1位はないかとｗ
売れすぎ＆話題になりすぎで、そんなベタな本選べない、と考える投票者も多そう。
>>199
小説推理新人賞は第一章の「聖職者」だけで取ったんだよね。
そこに加筆して単行本にまとめたと。だから第一章は短編として読んでも成立してる。

永嶋恵美｢転落」
章ごとに登場人物たちを見る目線が変わる出来事が起きるんだけど
そのどれもが、後付けすぎてちょっと萎えた。

ある程度、伏線は必要だと思う。
この語り手は｢メール欄」だと思い込んだ自分が馬鹿のようだｗ

高校生くらいのときに読んでいた本を読み返すブーム到来。
三島も大江もカミュもゲーテも今読むとまた面白い。

>>184
一枚目、村上龍っぽいｗ
私の永遠の定番は山本周五郎だなあ
国語の教科書やテストの文章で大好きになった

>>202
私に再び訪れたブームは立原道造。
あの頃は少女趣味満載で読んでいたけど、今読むとまた違っていい。

>>202
うらやましい。
うちの母親、読書しないせいか独身時代の本は全部古本屋に送られた。
三島とか筒井とかサガンとか、また読みたいな。

また買うなり図書館で借りるなりして読めばいいじゃん

まあそうかもしれないけど、
お小遣いで1冊ずつ集めた文庫本が懐かしくて。
結婚当初は育児と仕事でてんてこ舞いで、過去を振り返る
気持はなかったが、「絶対に捨てないで」と言っとくべきだったなあ。

>>205
今は古書価下がりまくりなので（多少例外はあるけど）
古本屋の均一とブックオフとＡｍａｚｏｎマーケットプレイスあたりで
探せば安く買えるよ。

>>207
実家は物置じゃないしね

ありがとう。
目にしたら、買ってしまいそうです。そろそろ子どもも思春期だし
二代で読めると思ったら、買うのが吉かも。

ゲーテの「君よ知るや南の国・・」という詩が小学生時代好きで仕方なかった。
私もまたゲーテ読もうかな

ロス・タイム・ライフ、
深夜番組でたまたま最終回のラストだけ見て気になったから読んでみた。
ショートストーリーなのがちょっと物足りないけど、結構面白かった。

今更ながら文庫で容疑者Ｘの献身を読んだ
帯には命がけの純愛だの何だのと書いてあったが
私にとっては単なる後味の悪い嫌な話だった

命がけって、別に容疑者Xは生命賭けてたっけ？
純愛全面に出されると私もちょっと違和感を感じる。
どことなくシラノっぽい気もしなくもないけど。

私は容疑者Ｘ読むたびに後半泣きっぱなしだ
純愛は感じないな
どっちかというと数学への深い愛にしびれるｗ

私も容疑者Ｘのラスト近く号泣したな
ごく少数派だと思うけど、読んでるうちに映像も思い浮かんできて
やりきれなさと純愛に近いものを感じた
嫌な話だったって感想もよくわかるけどｗ東野の中では好きな作品

石神は、堤真一では絶対ないよなー。

石神は、ぜひ塚地でお願いしたい

>>217
確かに小説のイメージでは無いけど、
数学者のイメージって言ったら堤でおk＞やまとなでしこ

>>212
私もドラマで数回見たのが気になって仕方がなかったので、話題に出て嬉しい。
DVDが出るのを待とうかと思ってたけど、原作も良いのですね。読んでみます。
ショートも結構好きなので楽しみです。ありがとう。

そういえば話題のガリレオシリーズもサクサク読めた。
古いものだと竹本健治も短いものは読みやすくて好き。牧場少年のシリーズとか。
あぁ、なんだかライトなものしか読んでない気が…場違いでしたらすみません。

広瀬正
ダンナに売り飛ばされて以来探し回っていたんだが
復刊されていた　表紙もそのままで嬉しい

佐々木譲の「警官の血」

最初のうち、派手な事件が起きるわけでもなく、
淡々と話がすすむような感じながら、でも、読むのをやめようとは
思わせない、引っ張る力があった。おもしろかった。

３代目部分だけ取り出すと、同じときに直木賞に
ノミネートされた黒川博行の「果断」と同じような話で、
あのときの直木賞講評に納得した。

近所に桜井亜美の熱狂的なファンになってる高校生がいる・・・
小学校の時はいい子だったが、何か最近スィーツ（笑）化が著しい・・

この人正体ばれたんだよね？結構なオバサンだったらしいが。

>>223
高校生なんて多かれ少なかれそんなもんだ。
吉本ばななや銀色夏生、山田詠美の「放課後の音符」にはまった私は笑えないわｗ

数年後に現実に気がついて、その頃の自分を恥ずかしく思うのが
正しい女子高生のあり方だと勝手に思ってるｗ
そのまま二十代でもひきずったら「スィーツ（笑）」って嗤っていいんじゃない？

そういう作家にはまるのは若いうちのほうがいいよ。
山田詠美に20代半ばではまった私、飽きるのが早かったのが
幸いだったけど、周りに宣伝しまくって痛い女すぎたorz

>>222
果断って今野敏の？黒川博行の「悪果」の方？
悪果は下世話な面白さ、果断は一本気な変人の面白さがあった。
確かに警察小説ばかりで混乱するよね。
しかし昨日の土ワイの果断には笑わせてもらいました。
こんなテイストになってしまうのね。

今、飯島和一の「出星前夜」読んでる。
島原の乱の話なんだけど、すごい筆力、ストーリーテラーでぐいぐい読ませる。
この人すごいね。
寝る間も惜しんで読んでいます。

>>224
うちの妹(当時二十歳)は就活時の履歴書【愛読書】欄に
「放課後の音符」と書いていたw
当然、全力で阻止したのは言うまでもない。

正確には妹は活字嫌いで漫画すら読まない人だったので
知っているタイトルを書いただけなんだけどね。
ｱﾌｫなのは間違いない。

飯嶋和一の未読の本ﾊｹｰﾝ。早速リクエストしてみます。
量産作家じゃないからこそ安心して読める。

内館牧子の「エイジハラスメント」

とても劇画チックな小説だった。いい大人がこんなセリフ言わんだろうのオンパレード。
本音を言う＝カッコイイと思ってるのかな。
題材としては面白いけど、話を大袈裟にしすぎだし、なんか１０年前の設定みたい。
年齢気にしなくていい出来るﾜﾀｸｼ（作者）の高笑いが聞こえてきそうでしたｗ
内館作品って、いつも、世間知らずの主婦と、結婚否定派の遊び人、サバサバ達観女が
登場してる印象だわ。

「聖母」　仙川　環
読みました。あまりに面白くてアマゾンのレビューを探したけど
まだ０件って。
あまり知られてないのかな。
代理母をめぐっての人間模様を描いた話ですが、女性なら誰でも途中で読むのを
中断できないと思います。
読んだ方の感想を聞きたいです。

ブログ検索でタイトルと作者名入れれば感想は
結構出てるのではないだろうか。
私は読んでないけど。

>>230
今、図書館で順番待ち中。
楽しみです。

「容疑者Xの献身」、純愛？そんな綺麗ごとではないような。靖子にイライラしてしまった。

仙川環、「転生」なら読んだよ。
これもやっぱり出産にまつわる話なんだよね。
医学的なところもきっちり描かれてるし、なかなかサスペンスだし
割と面白いよね。
主人公が、最初はなんとなく嫌な女なんだけど
女性作家にありがちな勘違いじゃなくて
嫌な女を嫌な女として描いているところは、なかなか。
ストーリーが進むにつれて、だんだんその主人公に共感していかれるのが
けっこう上手いかもって思った。
だけどハマりきるには何かがもうひとつ足りない感じだった。
何かって、何なんだろうな。

最近、吉村達也の昔の本をついつい読んでしまう。
必ずキチガイが出てきて、読後オエーって感じになるんだけど
ついついやめられない…。（内容はベタで半分コメディのようだがｗ）
昨晩は「お見合い」の二年物が夢に出てきて目覚めの悪い事と言ったらorz

>>233
男目線で献身している意味ではないかと。
あとは「純愛」とか「泣ける」とか「感動」をつけると売れるから。
以下ネタバレ



個人的には自首を勧めるのが一番彼女達の為だったのでは？というのが感想でした。
でもそれじゃ物語にならないしね。

村山由佳って文春で連載している人？

山田詠美は旦那と別れなければ
年齢相応の作家になったんじゃないかな？と
ぼくは勉強ができない　が好きだった私は思う。

え？！
山田詠美って離婚したの？

別居してる（＝夫がアメリカにいる）というようなのは
どっかで見た気がしたけど、いつ離婚したんだろう。

山田詠美は文章はうまいと思うんだけど、あの説教くささと
内田春菊並みの自己マンセー＆気に入らない奴攻撃が
押し付けがましくてどうも。もう一皮むけて恋愛じゃないのを書いてほしい。

山田詠美「ぼくは勉強ができない」とか「蝶々の纏足」など10代のころ好きだった。
今読んでも面白いと感じるんだろうか？？

初高村薫の「マークスの山」読んだけど残念ながら私にはちょっと合わなかったみたい。
前半はすごく面白く読んだんだけど、あまりに長すぎる！
後半展開が見えているのに、中々終わらなくて・・・
合田に感情移入できなかったのが敗因かなあ。
後、ストーリーで腑に落ちない部分もあり・・・しかし、そんな細かいところは気にせず
登場人物の心の闇や警察内の葛藤を楽しむものなんでしょうね。
と、愚痴を言いつつなんだか魔力があるのは分かるｗ
その後真保裕一読んでいたら軽すぎる気がしてしまったので。
「レディジョーカー」あたりも読んでみようかな。

>>240
「レディ・ジョーカー」は「マークス」以上に長く感じる可能性が…
お読みになった「マークス」が文庫だったらば、大丈夫かもしれませんが

最近はミステリーはコージーみないなのとか、
とにかく楽に読めるのばかり読んでたんだけど、
ここで警察小説の話を見てるうちに気になりだして
佐々木譲の「笑う警官」を読んでるうちにハマりました。
慣れないので警察の階級メモりながらｗ
ハードボイルド過ぎなくて読みやすいのかな。
「警官の血」も楽しみです。

本当、ここで私の読書の幅が広がったよ、ありがとう。

>>241
ありがとう！体力あるときに読んでみるｗ

>>242
警察もの読むときメモしながらって賢いわ。
私も慣れていないので真似しよう。

山田詠美は３年くらい前に離婚してた気がする。
雑誌のインタビューで見たよ。
あのまま仮面生活続けてたら、森瑶子になってたよね。
ポンちゃんシリーズではずいぶん旦那の話題出てきてたし。

AERAのｲﾝﾀﾌﾞｰに出てたみたいだね、離婚。
2006年らしいです。
知らなかったので、びっくり。
うーん、また何か読んでみようかなー。

ぐぐってきた。
山田詠美の恋愛ものって毎回主人公＝作者本人の投影だから
風味絶佳（未読）が出たとき「中年の貧乏くさい恋愛書いてるけど
やっと本人モデルじゃなくなってたのか？」って思ってたけど、
離婚後の恋人との恋愛を描いたものだったのか、ﾄﾎﾎ。

山田キモいもう読むのやめようと思ったのはAtoＺの年下男との
やりとりだったけど、その頃が離婚するまで辛かった時期なようだ。

恋愛してれば山田ワールドも楽しめるんだろうなー
自分自身が枯れてるからケッ！！と思うのかしら
と思ってしまうｗ
でもスイーツ本としては唯川恵や真理子くらいの方が恋愛至上主義じゃないから安心。

山田詠美の「風葬の教室」が好きだった
小学校時代、この本がきっかけで読書が趣味になったと言っても過言ではない

>>246
中年の貧乏くさい恋愛っていえば、「無銭優雅」もそうだったね。
中央線スメルただよう貧乏中年ものは角田あたりにまかせとけ、と
思った。

>>249
246ですが、風味絶佳と無銭優雅間違えてた。
風味絶佳は若い子の恋愛小説のようだ。

今朝新聞の広告見てたら「学問」っていう長篇小説を
新潮でやってるね。いわゆる「やんちゃな大人の恋愛小説」
ではないようだけど。

風味絶佳…サクサク読めて壁投げでもなかったけど
何かしら「羨ましい」と思える要素のある話が、一作もなかったな…

恋愛経験乏しいから恋愛小説以外の小説が読みたい
前にも出てたけど多和田葉子は比較的そうだから入れる
男女の視点両方持っている作家が好きだわ

ミステリーやラノベ読んで読書家気取りの人ってwww

>>230
「聖母　ホストマザー」私も少し前に読んだ！
うちは子供いるので、正直、代理出産なんて他人事だと思ってたし、
世の中のほとんどの人もそうだろうと思ってただけに、
あの義妹の視点があったことでいろいろ考えさせられた。

五十嵐貴久の「誘拐」読了。
総理の孫を誘拐する話なんだけど、犯人が良い人すぎる。
「おい！」と突っ込みたくなるところもあったけど、
最後に刑事と話す場面ではジーンときた。

「ナイフ投げ師」／スティーブンミルハウザーを借りて読んだけど
想像してたのと違ってちょっと残酷だった。

児童書だけど大海赫という作家の「メキメキえんぴつ」他いろいろ。
小学生の頃読んで不気味だったのを最近思い出して検索してみた。
覚えてらっしゃる方いるかな？

残念ながら知らないです、世代が違いすぎるのかもw

それで思い出したけど、「ぴかぴかのぎろちょん」って覚えてる方います？
復刊どっとこむで試しに買ってみたけど今でも十分不気味で読み応えありますよw

>>255
総理の孫と聞くとウィッシュ！の人しか浮かばないｗ

酒井順子「おばさん未満」
なんだか同じネタの使い回しで飽きた
以前は底意地の悪い上から目線が面白かったのに
テーマが老化だと返す刀が全部作者自身に跳ね返ってきて
痛々しい
鉄道モノ、旅モノで精進した方が良いのかも

>>259
同じくDAIGOが誘拐された図が頭に浮かんだｗｗ

>>261
同じくｗ
今頭の中でDAIGOが犯人に向かって「マジ超やヴぁいんでえ〜」って言ってるｗ

>>257
児童書板はけっこう面白いよｗ
現行スレにはドンピシャのものが見当たらないけど、過去に

子供の頃読んでトラウマになった児童書
ttp://hon-1.log.thebbs.jp/1113734785.html

>>260
私は酒井順子に鉄道語ってほしくない。

「負け犬の遠吠え」を出した手前、高齢独身女性の
期待の星（？）というか御用達コラムニストで食べて行けるでしょ。

>>263
そこの最初に出てくるふたりのイーダは覚えてるなあ。
松谷みよ子さんの書いてたモモちゃんシリーズもだけど
戦争のこととかデモのことなんかがさりげなく出てくるのが不気味で怖かった。
同じ頃読んだクレヨン王国月のたまごもそうだった気がする。
ちょうど自分が子どもの頃活躍してた作者さんの年齢にも寄るのかな。

>>262
縄でしばるとかマジ超ありえないんすけど〜
と自分と同い年のdaigoが言ってるｗ

モモちゃんシリーズは子供の時は図書館で借りて、楽しく読んだ。
大人になって買いそろえて読み直したら、かなり怖い!
パパの靴だけが家に帰ってくる話とか、本当にぞくぞく〜!

>>265
ふたりのイーダは小学生の頃からの自分のバイブル的存在の本。
子供の頃は椅子がしゃべったりファンタジックなイメージで捉えていたけど
（もちろん戦争悲劇の話だってことは理解していた）
大人になってから読んだ方がいろいろと深く、シリーズ物含め
やはりバイブル的存在には変わりない。
「はだしのゲン」とか読んでて、案外戦争物が好きだったのかもしれない、とも思う。

モモちゃんシリーズ怖かった。
お母さんのところに死神がくるとかあったような。

「ｵｲ！指紋がﾔﾊﾞｲからそのグローブ貸せ！」

「いやぁ〜。ﾏｼﾞｺﾚ使っちゃいます？
行っちゃいます？
つか、指先出てるから
超ﾔﾊﾞｳｲｯｼｭ」

雲の上から帰れなくなる話、子供の頃は本気で感情移入して読んでた。＞ももちゃん

プーがすねる時の、｢○○ですよう｣の｢よう｣が可愛かった。

>>258

＞ 残念ながら知らないです、世代が違いすぎるのかもw
＞
＞ それで思い出したけど、「ぴかぴかのぎろちょん」って覚えてる方います？
＞ 復刊どっとこむで試しに買ってみたけど今でも十分不気味で読み応えありますよw

メキメキとおんなじ作者やんw

> プーがすねる時の、｢○○ですよう｣の｢よう｣が可愛かった。

パディントンの「ぼくぼしなくしちゃたらし」
エルマーの冒険の龍達の「うりゅがようひつだ！うりゅがようひつだ！」
っていうの思い出したｗ翻訳家っていい仕事するなー

児童書の忘れ得ない思い出と言えば、大どろぼうホッツェンプロッツの
「あわだてた生クリームをたっぷりかけたコンスタンチノープル風プラム入りケーキ」
大きな森の小さな家の「こんがりあぶった豚のしっぽ」「カエデみつのキャンデー」
「すりおろしたにんじんで色を付けたバター」「新鮮なバターミルク」
……
食い意地張った子供だったｗ

赤木かん子の『子供の本とごちそうの話』は大好きな本だ

子供のころはズッコケシリーズ読んでた。
しばらく間あいて大人になってから最後まで読んだ。

私もずっこけシリーズ読んでた
たくさん持っていたのに処分してしまったなぁ
唯一持ち続けているのは「クレヨン王国」
これだけはずっと持ってる
アニメになったのは驚いたけれど、原作の雰囲気ゼロでさらに驚いた
やっぱり原作のがいいね

>>272
インガルスシリーズは食べ物の描写すごすぎるよね！
自家製の攪拌して作る黄金色のバターに恋焦がれたものだったわ。
掃除の描写や、骨を縫いこんで作るドレスの描写もツボだった。

しかし、皆様の記憶力の良さに驚き。
昔読んだ本（最近読んだのもだが）は全然内容覚えていない。
ハマッたなーという事は覚えているけど。
小学生時代はアンとか、ローラとか、若草物語など乙女系
中学時代は全く読まず、高校生時代はグインサーガや幻魔大戦が好きだったおぼろげな記憶。

マザーグースを読み直したいなあ。
ハンプティ・ダンプティと、誰がこまどり殺したの？くらいしか記憶にない
ちょっとしたトラウマ話もあった気がするけど、覚えてないならトラウマじゃないか

>>267
イーダってシリーズなんだね。最初しか読んだことないけど
暑い夏によく空気がゼリーのようだという部分を思い出すよ。
水木しげるの戦争記を読んだら同じような体験が載ってて
（こちらは前に進みにくいではなく、全然進めないだけど）
それは水木先生によるとぬりかべだったｗ

>>272
指輪物語も翻訳の人が独特で上手だなと思った。
サムの「○○ですだ！」とかゴクリの「いとしいしと」とか。

キングの本も点々が付いていたり太字になっていたりするから
きっと原書で読めたら楽しいんだろうなあと思う。
ミザリーの小説中小説が確か途中からNがなくなったワープロで入力してる
という設定だったんだけど、原書読んだらどんな奇妙さになってるんだろう。

スレ違いだけどゴクリは映画になるとゴラムになって
「マーイ　プレーシャァァァァァス」になるのも好きだ。

>>277
マザーグースのトラウマといえば十人のインディアンだ。
それで思い出したけどアガサ・クリスティのそして誰もいなくなったの最後の部分を
あとがきか解説だと思ってずっと気付かず、それでもすごい話だ！と何度も読んでたよｗ
数年後に気付いたときの驚きといったらもう。

>>278
「直樹とゆう子の物語」ってシリーズの第1作にあたります＞イーダ
この兄妹がだんだん成長するのですが、テーマが重く、
児童文学だけど大人が読んだ方がずっしり感じることが多いと思います。

「直樹とゆう子の物語」全集のシリーズ合本を夏に読んだ。
シリーズ後半は初めて読んだんだけど、この展開は満足。
戦争の被害国（原爆）として始まって、アンネのエピソードを挟んで
加害国としての話になってゆくんだね、これ。
「イーダ」「死の国」以降未読の大人の皆様もゼヒ。

>>274-275
中年三人組を読もうかやめようか2年ぐらい迷いっぱなしの私に求ム一言

直樹とゆう子の物語、この2人の名前がとてもいいといつも思う。
ゆう子はたしか「結子」じゃなかったっけ。

ゴシップガールの10巻読んだ。
なんか巻が進むに連れて、主役がブレアになって来てるのが
不満。個人的にセリーナが好きなんで活躍させて欲しい。
それに11巻で終わりらしい、少し残念だな。

ふたりのイーダ　大好き。

今でも数年に１度は読みたくなって、図書館の全集のコーナーで「直樹とゆう子」が
分厚い１冊になっているのを借りてくる。
自分の幼い妹が、妹であって別人になってしまう、
古い小さな洋館の荒れた庭とか喋る椅子とか、
風が吹かなくてゼリーのようになった空気の中でお兄ちゃんが焦りまくる所
小学生の時はハラハラしながら怖くてひきこまれるように読んでました。
その最初のファンタジーっぽいぶきみさが、やがて原爆の怖さに重なって、
本当に小説としてすごいと思う。
この本に小学生の自分が出会えてよかったと今でも思うよ。

奥田英朗の「ララピポ」読んだ。連作で面白かったけど、トモコと大型犬飼ってる
菊池さんの内心を知りたかった。特にトモコは何考えて生きてるんだろうな〜。
栗野編で「土下座でオチない女はいない」っていう台詞で、脱がせ屋高須を思い出した。
あの人も同じ事言ってて、天地真理の時はスコップ持参で街路樹の土掘って、
そこに頭つっこんで土下座して、天地のヘアヌード写真集の了承を得たって。
目の前に現金積んでも断った天地が、土下座で落ちたらしいけど、みんなお人好し
なんだね〜。土下座ってそんなに凄い事？

>>281
一応読んでる。
まあ慣れ親しんだキャラがあるから読めるけど、
下地がないとつまんないだろうなと思ってしまった。

>>285
私もちょうど昨日読み終えたばかり＞ララピポ

関わりのある人それぞれの視点から書いているのは面白かったけど
最初から最後までエロ満載なのにはゲフーお腹いっぱいの気分…。
（エロ描写、嫌ではないよ。むしろ嬉…ｹﾞﾌﾝ）
奥田英朗は「邪魔」と「最悪」と「マドンナ」を読んだけど
こういう小説も書くんだとちょっと驚いた。
決して面白くないわけでもなく、笑えるエロ小説として捉えればいいのかな。
友達からも「面白かったら教えてね」と言われているんだけど、薦めるべきか悩む。
１度読んだらもういいかって感じだしな〜。

稲見一良「男は旗」読んだ

いつもの稲見作品よりおとぎ話要素濃い目で、ちょっと引いたとこもあった。
でも好きだわー。夢物語だけど、最後まで楽しくて。
一人称のカラスがカッコよかった。
光文社は、稲見作品まだ出してくれるのかな。出して欲しいな。

>>287
なんかもう全文に同意。
あれを友人に勧めるには、言葉が浮かばないｗ　＞ﾗﾗﾋﾟﾎﾟ

>>284
自分が書いたのかと思った。＠279
まさにその通り、時折図書館で直樹とゆう子の分厚いのを借りてくるのも同じ。
あれ、手元に欲しくてずっと探しているのだけど見つからない。
別々のではなくあの全集が欲しい。

「完全恋愛」牧薩次、今日から読む。
作者名にwktkして借りて来たけど、きっと面白いに違いないと勝手に思ってるｗ

ここは小説が多いようですが
熊谷守一「下手も絵のうち」読んだ。
明治10年代に生まれた画家が昭和40年代に日経で
「私の履歴書」に連載したもの。

絵は知ってたけど、文章読むと浮世離れっぷりがすごい。
他に画文集があるようなので読んでみよう。
あと美術館にも行ってみたい。あと娘の書いたものも。

宮部みゆきの「孤宿の人」がとても良かった。
宮部さんの時代物は始めてだけど他の作品もおもしろいのかな。
現代物では少し鼻につく人情話も時代物だとしっくりくるね。

岡田さんの｢いつまでもデブと思うなよ｣、おっもしろいｗ
わたしもポッチャリなんだけど、あーいう風に精神が軽くなれればなあと思う
ただのダイエット本じゃなくて、気楽な仏典みたい
あー、やせたいとは思うが、旦那の趣味はポッチャリの方が良いとｗ

本じゃないけど｢ムー一族｣のＤＶＤが面白すぎてｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
秋の夜長、旦那と楽しんでますわ

>>283
ゴシップガールって新刊発売されたの？
気付かなかった・・。
あの手の本好きなんだけど、ブレア好きじゃないから
チェックしてなかったよ。
買ってこようっと。

香納 諒一「血の冠」を読んだ。
前作の「記念日」がなかなか良かったので新作を読んでみた。
前作が横浜中華街が舞台だったが、今度は青森の弘前。
セリフがほぼ津軽弁。
たまたま青森出身の私なので身近な言葉で読めたが、他県の人には読みにくそうだ。
自分が鹿児島弁でセリフ書かれたら辛いと思う。
壬生義士伝の時も冒頭の主人公の独白は自分はすごく引き込まれたが、
東北以外の人はどうなのよ、と思ったのを思い出した。

内容はあまり新味のない猟奇殺人事件で、何もかも無理やりな気がした。

海堂尊「ジーンワルツ」読んだ。
産婦人科を巡るたくさんの問題を知ってほしいという意欲をとても感じた。
そういう意味で一読の価値はあるかも。

伊坂幸太郎を４冊借りてきた。
伊坂ウィークと勝手に名付けて一気に読むぞー！

４冊なに借りたの？

>>292
孤宿の人
ほうのひたむきさもいいけれど、宮部みゆきの作品で架空の町を
これだけ丁寧に書き込んでいるのは初めてじゃないかしら
勝手に四国辺りを連想しながら読みました。
漁業を中心とする平和な江戸の地方都市
高台から見える景色や雷のすさまじさが頭に浮かんで
江戸からお預かりの偉い方は中井喜一にしていました

>>295

うわ　ごめんなさい。上の者です。
>>295　今ジーンワルツ読み出したよ。楽しみ。

阪急電車良かった。
正直、図書館戦争はラノベのノリが馴染めなかったけど
この人ちゃんと書けるんだね。ファンの方すんません

宮部みゆきって善人と悪人の描き方の差がすごい。
特に「誰か」シリーズ。年々ひどくなってる気がする。
「模倣犯」から加速し始めて最近では児童書のレベルに近づいてる気がする。
あんなに世の中が善悪できれいに分かれたなら苦労は無いよなー。

>>301
同意！
あの悪人たちの薄っぺらさには別の意味で怖気立つ。宮部みゆきはどこまで本気なの？
そして宮部作品を「市井の人々に注がれる温かいまなざし」とか評する人も本気なのかと悩む。

>>301
わかる。「名も無き毒」の基地外女に腹が立つやら、
その家族が可哀想やら。スケールは違うが宅間守っぽい。

>>303
名もなき毒とかあのシリーズの探偵役と金持ち家族も好きじゃないので
ひたすらイライラしたよー1冊分。

>>300
私は「阪急電車」、悪役の描かれ方が、主人公を困らせるための
小道具、みたいな感じで薄っぺらいのがちょっと嫌だった。
全体的には楽しかったし雰囲気のいい小説で好きだけど。

「名もなき毒」私も嫌いだ
あの派遣社員（だったかな？）が変なのも
そういう人だからーみたいな書き方が嫌
それをやるならレクター博士くらい徹底させろー！と思う
続編出たら文句言いながら絶対いそいそと予約するけどｗ

「名もなき毒」の、ヘンな女に対して「さばさばしてて
元気のいい良い女の子」として出てきた若い娘も
なんか好感持てなかった。媚び媚びしてて。

>>306
あー分かる。
宮部みゆきって超売れっ子だし、ごく普通の人たちと触れ合う機会がもうないから
なんとなく焦点ずれた感じになっちゃうのかもねぇ。
毎月図書館のベストリーダー（沢山貸出された本）を見るのが楽しみなんだけど
上位は宮部と東野で埋め尽くされてる。

名もなき毒シリーズ、あの探偵役の婿が浮気とかすれば
面白いのに、と腹黒い意味で第3弾を楽しみにしてるw

>>307
ごく普通の人たちと触れ合う機会がないのは売れっ子で金に不自由しない
からというのは理由の一つだろうが、ああいうものかきってもともと
引きこもりのようなものではないかな

>>304
「阪急電車」は沿線に住んでいる人間には読んでて楽しかったけど、
個人的には復路はいらないかなと思う。
あと主役じゃないから仕方ないんだけど、DV男が何故あんな奴になったのか
その生育や環境が知りたい気になったｗ

元恋人の結婚式に乗り込む話、ちょっとやりすぎ感があったな

>>304
あの金持ち家族にリアリティがなさすぎ
愛人の子に本妻の子達(どっちもいい大人だけど)がいい顔するわけないのに・・

>>287
奥田英朗のイン・ザ・プールは面白いよ
ララピポはエロ満載だったけど、こっちはそういうのはない
ただひたすら笑えます
奥田英朗は随分前に最悪を読んだだけだったんで
こんな面白い小説を書く人だとは思わなくって・・本当にビックリしたw

ララピポでのセックスシーンで、パシーンパシーンと肉のぶつかり合う音とかいう
描写があったと思うんだけど(間違ってたらｺﾞﾒﾝ)そういう描写が好きだったな
エロなんだろうけど、スポーツ描写のような感じがして・・うまくいえないけど・・

>>313
ググってみたらすごく面白そう〜＞インザプール
これ「空中ブランコ」と同じシリーズなんだね。
さっそく読んでみて「面白いのあったら教えて」とﾊｱﾊｱして待ってる友達にも薦めてみる。
本当にありがとう!（287でした）

「寝ながら読書スタンド」をアマゾンにて１１９８０円で出品しています。
ぜひお求めください。

>>291
ﾉｼ
絵だけじゃなく
書も芸術的な人だけど
文章もいいよね
腹にくるというか

>>297
296です。
借りてきたのは、
オーデュボンの祈り
魔王
重力ピエロ
あともう一冊なんだったかな？
オーデュボン半分読んだらちょっと疲れてきたので２ちゃんで口直しｗ

奥田英朗は「家物語」だな。
嫁が玄米食にはまる小説家の話が面白かった。

>>317
オーデュポンは最初に読んだとき私も相当疲れた！
で、その良さっていうか面白さがいま一つ理解できなかった。
伊坂に慣れてから読み返すとなるほど、なんだけど。

雫井脩介「犯罪小説家」読了。うーん、これはちょっとイマイチだったかなぁ。

>>317
つ「家日和」

新作が出た！と思ったら↑の事かよ〜・・・orz

私も「家日和」好き。
そして、>>317と同じく玄米嫁が印象に残ってるわ。

>>321

結局原稿を書き直し、嫁との関係が良好であることを
望んだ結論が既女にうけると思う。

>>275
クレヨン王国、絶版になったものが多いみたいね
ボロボロになるまで読んで、処分してしまったのが悔やまれる…

宮部みゆき、「誰か」を図書館から借りて読んでるところ。
「名もなき毒」は先に読んだけど、感想もいろいろだね。
私は家族にあの困った派遣社員的なやっかい者を抱えているので妙に納得いく話だった。
まぁ、現実離れしてるキャラが多いってのもわかるけど、近い人物も実在している。

クレヨン王国、私も集めてたなぁ
本を読んで泣くことの快感に目覚めさせてくれたシリーズだ。

子供の頃は、佐藤さとるの「だれも知らない小さな国」のシリーズで
密かにｗｋｔｋした。
私にもサッと動く影が見えるんじゃないかと。
いまだに出会えてないのが残念だ。

子供の頃からミステリーが一番好きで児童用のミステリー全集を読み漁ってた。
だから、ガストン・ルルーも「オペラ座の怪人」じゃなくて「黄色い部屋の秘密」の人だ。

ズッコケシリーズと王様シリーズとかも読んでたんだけどね。
いまだにミステリーが一番好き。

へー。

初めて泣いた小説は「クレヨン王国の花ウサギ」

小学校4年で「汚れなき悪戯」読んで、理不尽さに泣いたなあ……
作中ではいい話扱いされてるのがまた……
大きくなって聖書読んだりして、そういうことかあ、とは思ったけど
やっぱり今でも理不尽で哀れで泣けてしまう。
「禁じられた遊び」もほぼ同時期に読んで呆然とした。映画バージョンのエンディングも悲しい…

>>326
佐藤さとるは、おばあちゃんが編み物して飛行機作って
孫に会いに行く話しが好きだった。

>>327
小学校のとき教室の本棚に「マガーク探偵団」っていう
翻訳もの児童向け推理小説があったのを思い出した。

>>332
ナツカシイ！！
あの本のキャラクラー紹介でフィートとインチの度量衡換算覚えた

>>332
真似して、友達と意味なく探偵団結成して
手書きの団員カード？身分証みたいなやつ作ったｗｗｗｗ
タイプライターにも憧れたなあ。

林真理子の婦人公論に連載してた小説が出版されたみたいだけど、
モデルになったタテルヨシノの元奥さんて亡くなってたんだね…
離婚の時のゴタゴタで同情してたからなんだかショックだ。

>335
アマゾンでぐぐったけど、分からなかった。何てタイトルですか？
それにしても、林真理子って翻訳やってるんだね。下訳の日本語直してるだけ？
原文分からないだろうに、なんで翻訳なんてやるんだろう。欧米の文化や風習や政治に通じてるわけでもないだろうし。

もっと塩味を！だったかな？
連載時は「私の人生、もっと塩味を」だった気がする。

ララピポは作者が男だから、男の性欲がやけに生々しかった。逆に女性キャラの
心情は薄っぺらかった。この本は男の嫌な部分が余すところなく描かれてるね。
これ映画化されるみたいだけど、写真からして栗野が成宮寛貴で、小百合が村上知子
っぽいね。
村上が結婚する前に現旦那に「今度ベッドシーンがあるんですが、私は経験がなくて
とても怖いので、その前に好きになった人としたいんです」って告白したらしいけど、
それってララピポの事かな。そりゃ処女であの役はつらすぎるだろ。相手が人生の
ピラミッドの底辺にいる４人だもの。

奥田英朗はやっぱり伊良部シリーズが一番面白いな。真夜中のマーチも良かったけど。
ララピポは、まぁ幻冬舎だもんね、って感想だ。

>337
ありがとうございます。題材も面白いし、骨太なストーリー期待していいかしら。

>338
奥田さんって、男性心理描写は上手いけど。
女性は、一昔前の感覚っていうか。リアリティないんだよね。
男の描く女性って、やっぱり、薄っぺらくて都合のいい女って感じがする。

>>339
塩味、読んだよー。面白かったけど骨太ではないし、何度も読み返す
ほど濃くないから、図書館か文庫待ちで十分かも、と自分は思った

「オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎読了。
んー・・・？？？
長い割りに小説読んだぞー！っという気持ちよさが無かったな。ちょっと疲れた。
でもこれがデビュー作ってすげえ。

>>319
すんません「家日和」でしたね。

>>339
奥田さん、｢最悪」の女子行員はなかなかリアルに描けてた覚えが。
それに絡むチンピラが古い感じした。

佐藤さとるは本当にいい

>>324
私もｽﾄｰﾘｰがどうこうというよりあの派遣社員の存在にｶﾞｸﾌﾞﾙした。
犯罪まではいかないけどああいう悪意だけでできてる人って実在してるよね。