>>313 ほい。
事故米食用転売:「すべて工業用に加工、販売」沼田製粉、農水省の点検で /富山
ttp://mainichi.jp/area/toyama/news/20080909ddlk16040714000c.html ここに書いてあるけど、国から事故米を購入した沼田製粉(小矢部市津沢)が事故米処理で
でんぷんを接着・コーティング用の「粘結材」に加工する技術を開発。特許も取得している。
この技術で35年前からカドミウム米を処理して接着剤をつくり、金属メーカーに納品している。
今までの新聞報道や農水省の発表にある”のり”ではなく、金属用の接着剤らしい。
特許技術とあるように、どこでも作ることの出来る代物ではない。
販売用接着剤の原料は、従来、ライ麦を使用していた。穀物価格の高騰を受け、農水省から
去年3回500トンの事故米を落札した。
カドミウム米の処理事業は農水省から移管して現在(社)全国米麦改良協会が行っているけれども、
そこの資料によるとカドミウム含有米を接着剤と人工骨材の原料に加工して販売した量は、
平成17年度 :1,803トン 平成18年度 :1,634トン 平成19年度 :1,196トン だった。
カドミウム米の毎年の処理量がこのくらいで推移していたとすれば、事故米の処理業者の能力と
市場もこのくらいしかないはずだから、メタミドホスが検査品目に加わった2年前(だっけ?)に
ぐっと事故米が増えても、処理できなかったでしょう。
(社)全国米麦改良協会の処理状況
ttp://www.zenkokubeibaku.or.jp/kadomi/kadomi.pdf 事故米や汚染米を接着剤の原料に加工できる業者は、もしかしたら沼田製粉だけなのかもと思うよ。