昨日の毎日新聞に東京電機大学の本の広告が載っていて、今日電話してみました。
その本のタイトルは『テレビゲーム教育論』でした。
電話に出たのは女性で、この本の広告を載せているのが
毎日新聞である件について話そうとすると、出版局の男性に代わりました。
代わるのにかかった時間はおよそ3分でした。
出版局の男性と話したのは1時間以上にも及び、要約しますと、
・意見や学説や新聞社は多様である方が良い
・(もし毎日新聞が科学的に証明されていない“ゲーム脳”を支持する新聞社でも)
そのゲーム脳関連記事のそばにこの本の広告が載っているくらいの方がおもしろい
・メディアは、1社だけでは戦時中のような情報統制が
簡単に行なわれてしまうから多数存在する方が良い
・朝日や赤旗や聖教新聞の存在も認めるし毎日新聞を潰す事に加担するような真似はしたくない
・(後に東京電大初代学長となる)丹羽保次郎氏が開発した写真電送技術で
毎日新聞は昭和天皇即位の写真入り号外を刷る出す事に成功したがその縁ではない
・毎日新聞の広告を読んで本の注文をしてくる人も居るし
一定の広告効果も認められているしその統計も出ている
・日本新聞協会が毎日新聞に賞を与えたのは業界賞だからお手盛りなのも仕方がない
・日本人女性への性犯罪が起きたとしてそれが毎日新聞の影響によるものである証拠は?
・それよりも毒餃子とか毒米とかの方が国民の健康に直結する社会問題だ
・毎日新聞を潰すためのプロパガンダが(毎日が潰れる事によって特する)不特定政治家による陰謀ではないか?
というものでした。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B9%E7%BE%BD%E4%BF%9D%E6%AC%A1%E9%83%8E ・ネットは信用していない
・匿名掲示板は信用していない
・高学歴集団である事への自画自賛
・「『それはそれとして』などと言ったら積み重ねた論理が崩壊してしまう」と
言う割りには「それよりも他の社会問題を」と主張する矛盾
などが口調の節々からにじみ出ていました。
最後には「あなたは『インターネットと世論形成』という本が出ているから、
それを読んで勉強するといい」とまで言われました。