>>179 まえの前くらいのスレッドで教えてもらった資料です。、
これは、ヘム基と過酸化水素を利用した物です。
(ヘムはヘモグロビンのヘム。ググってね)
日本国特許庁(JP) 公開特許公報(A)
特開2007−302870(P2007−302870A)
平成19年11月22日(2007.11.22)
出願日 平成19年2月2日(2007.2.2)
出願人 【氏名又は名称】独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
アフラトキシン等有害物質の分解用組成物
発明の詳細な説明
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】より
発明の無毒化方法において、農作物、食品、飼料をヘミン及び/又は
ヘム含有物質と共存させる態様としては、特に限定はされないが、通常は
ヘミン及び/又はヘム含有物質を水又はリン酸緩衝液(pH7.5)に
懸濁したものを直接農作物、食品、飼料に添加する。これを室温以上の
温度で保温すれば効果が認められ、特に50℃以上では6時間以内に有意な
分解が確認される。
【0018】より
なお、ヘミンなどを単独で用いるよりも、過酸化水素を併用することにより、
アフラトキシン等の分解効率を向上させることができる。
ヘミンは Sepharoseゲルなどの担体に固定化することが可能である。また、
ポリエチレングリコール(PEG)にヘミンを固定化すると、有機溶媒中でも
ペルオキシダーゼ活性を示すことが分かっている
【0019】より
リン酸緩衝液を混合してpH7.5に調整した市販の牛乳にアフラトキシン
M1の標準物質を1μMとなるように添加して汚染牛乳を調製し、これに
ヘミン懸濁液を添加したところ、30℃、6時間の反応でアフラトキシン
M1は36%消失することが確認された。 (続く)