日経BPに、こんな記事が載ってます。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080623/309212/ 過去に発生した企業の様々な危機を振り返ってみると、「クライシス・コミュニケーション」
に失敗しているケースが実に多いことが分かる。
(1)第一報の軽視
危機発生の第一報を「たいしたことではない」と軽視して、その後、想定以上に被害が大き
くなってしまうパターンである。
(2)事後の不適切な対応
危機発生後に企業の取る対応が、社会一般の常識から考えて「いかがなものか」と批判的に
見られるケースは多い。
(3)初期対応の遅れ
危機が発生した直後の初期対応では、スピーディな対応が鉄則である。
(4)当初の説明とは異なる事実の発覚
企業の緊急時対応の失敗例として記憶されている多くのケースは、ほとんどがこのパター
ンに当てはまる。
(5)経営トップや幹部の失言、不適切な態度
他者への責任転嫁、反省の見られない発言内容、態度、メディアからの質問に対する感情的
な発言内容、態度失言。
今回の毎日の対応は、全てに当てはまりますね。特に(5)は問題ある。
社内の派閥争いとか、記者や編集をコントロールできないとか事情はあるかもしれないが
社長が前面に出ないとだめだね。いつまで社長室に引きこもってるの。