●慶應■■奥様塾員集合!■■大学●創立2年目

このエントリーをはてなブックマークに追加
520可愛い奥様
福沢諭吉その3 拝金主義者
http://irisio.seesaa.net/article/100460595.html


「福翁自伝」より。福沢は、船の中で同行の尺振八と気があったのか、
酒を飲みながら壮語快談していました。
船のなかの酒は高価なのですが、

これを公費で飲む。

「ソリャもう官費の酒だから、船中のことで安くはないが、なに構うものか、
ドシドシ飲み次第食い次第で、颯々と酒を注文して部屋にとって飲む。
サアそれからいろいろなことを語り出して、
『ドウしたってこの幕府というものは潰さなくてはならぬ。
(略)開国論を唱えていながら、その実を叩いてみると攘夷論の帳本だ、
あの品川の海鼠台場、マダあれでも足りないと言ってこしらえ掛けているではないか。
そんな政府なら叩き潰してしまうがいいじゃないか』」


この人、公務員の分際で、公務の出張中に、公費で船室で酒を飲み、
しかもその政府を叩き潰せと高吟していました。

幕臣として公に仕える者の倫理観が欠落している、困った人です。