大河ドラマ「篤姫」2

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983可愛い奥様
>>979
何度も既出だし、釣りかも知れないけど、戦国期の貴久の伊作家は、
鎌倉時代に始まる伊作家(宗家3代久経の子で宗家4代忠宗の弟の久長が祖)
とは男系では繋がらないよ。

この伊作家は室町中期の当主島津犬安丸が早世して断絶し、その後に
島津宗家9代忠国の子である久逸が犬安丸の妹婿として伊作家を相続している。
そして久逸の曾孫に当たるのが貴久になる(久逸−善久−忠良−貴久)。

因みに貴久の養父となる宗家14代勝久は、久逸の兄の宗家10代立久の孫に
あたる(立久−忠昌−勝久=貴久)。

要は戦国期に宗家の勝久の後継が問題となったときに宗家に男系血縁が
最も近い分家は伊作家だったわけであり、伊作家出身の貴久の宗家継承には
それなりの正統性がある。
遥か昔に分かれた一族が下克上同然に乗っ取ったわけではないよ。