★★★薬害肝炎訴訟を冷静に考えるスレ-2★★★

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126可愛い奥様
>>118
あのう
効率化って言葉知っている?
【地域医療の処方箋…望ましい医療体制は、医療のネットワーク化(役割分担)】
■日常的疾患などの一次医療は診療所、重症は市民総合病院という本来の常識ある形にする。
 本来、最初から市民総合病院に行くというのは非常識。
 基幹病院(二次、重症)と診療所(一次、かかりつけ医)との役割分担を明確にし、《病診連携》の医療ネットワーク構築を。
 これは本来、医療ネットワークからしたら常識。今までが非常識だった。
 『本来、総合病院は、すぐ行けるような感覚の身近な病院ではなく、重症患者を専門で診る二次の基幹病院。
 風邪のような軽い病気は、近くの診療所などの《一次医療機関》にかかりつけ医を持ってもらい、先ずはそこに行ってもらう。
 二次医療機関である総合病院の来院には、一次医療機関からの紹介状を必要とする。』
■現状は、(病院に対する患者からの無理難題により)業務が多くなり、『(それにともない)相対的に医師不足になり』、その過酷な業務から医師が離れ、リアルに医師不足になっている。
■市民の意識、というか「非常識を常識に」変える必要がある。
 今までの市民の病院に対する意識は、病院からすれば、「市民だから診療しろ」という傲慢からくる非常識でしかない。
■マスゴミはよく言いますよね、「昔は近くに医者がいた」と。そう、総合病院ではなく診療所に行くのが正しい。
 そのマスゴミが総合病院が統合し基幹病院化し、代わりに診療所を増やす事に、なぜ反対するのか?矛盾してますね。
■トリアージ…症状によって患者を分ける
 時間外診療や休日診療でも、総合病院に来院する人がいる。本来は救急外来のみが対象。
 看護師が判断し、軽い症状の人には『休日診療を担当する一次医療機関の医療センターや診療所』に行ってもらう。総合病院は重症患者を専門で診る。
 『総合病院の応診には、医療機関からの紹介状を必要とする。』
 市の広報誌やHPに、時間外診療の分野別の担当医院が掲載済み。
■なぜ総合病院に行きたがるのか?
▼かかりつけ医を持つのがめんどくさい。
▼軽い病気でも、医者から「大丈夫ですよ」と言ってもらいたいや、総合病院の方が安心、という《安心を求める》。
127可愛い奥様:2008/01/09(水) 21:54:22 ID:AfVwXHWcO
>>126
【救急体制】
■現状の救急業務
▼出動件数(静岡県)
 3.7分に1回の出動 →一番現場に近い救急車が出動中で行けない場合がある
▼救急車の現場到着平均時間(静岡県)
 97年…6分 06年…7分 →10年間(97〜06年)で1分も増えた
▼救命率
 心臓が停止した場合、救急車が到着するまでに助かる可能性は1分経過する毎に10%低下する(10分で0%) →救急車の到着が遅れることは大きな問題
▼『救急車が搬送した患者のうち4割が、結果的に救急車が必要なかったと判断された』
→市民が救急車を呼ぶ判断基準と、救急隊員が思っている救急車が必要な基準とに、乖離がある
■救急搬送トリアージ制度
▼救急車が到着後処置を行い
 緊急度が低い場合 →自家用車や公共交通機関、民間救急コールセンター(民間救急車)
 緊急度が高い場合 →そのまま救急搬送
▼民間救急車
 不足する救急車を補おうと04年10月東京都で開始。現在、東京消防庁が認定した民間救急サービス業者は都内92社。1社当たりの出動件数は、120件/月。
 赤色灯がない(救急搬送ができない)だけで、消防署の救急車と車内の装備(酸素ボンベ、AED自動対外式除細動器など)は殆ど変わらず、救急救命士も同乗する。
■《医師法第19条 応召義務=訪れた患者の診察を原則断れない》
 一次・二次・三次救急のシステムは今でも日本全国でやっている。
 『問題なのは、《医師法第19条 応召義務(訪れた患者の診察を原則断れない)》のせいで、三次救急である大学病院でも軽症患者を断ることができないという事。
 だから最初から、患者が大量に三次救急に押し寄せている状態。』

【医療】時間外救急、軽症者から8400円特別徴収を計画 受診者数を抑える目的 埼玉医大 http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1194771369/
【社会】【社会】「体調が悪い?だが、断る」…安易な119番通報は拒否 - 名古屋市、来年度から★2 http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1195717198/
128可愛い奥様:2008/01/09(水) 21:58:50 ID:AfVwXHWcO
>>127
【病診連携−地域医療の新たな取り組み】
◆《病診連携》…総合病院←→地域の診療所 互いに連絡を取り合い治療進める
■静岡市医師会での“疾患別”病診連携システム
▼静岡市医師会は5年前から、『1人の患者さんに2人の主治医《イーツー(医−2)ネット》』という病診連携を始め、力を入れている。
◆1人の患者さんに2人の主治医《イーツー(医−2)ネット》
 ▽1診療科1疾患、2人主治医制
 ▽“疾患別”病診連携を基本に置き、診療所医師と総合病院医師による二人主治医制
 ▽市立病院への登録医制度
 ▽共通のデータをやり取りする
▼患者により良い治療を受けてもらうのが目的。病診連携を進めることで、患者や家族の不安解消や、診療を受ける患者の安心感に繋がる。
 背景には「医師不足(→基幹病院に医師を集約化)」と「膨れ上がる医療費の抑制(→病診連携で対応)」もある。
 全ての病院・開業医が病診連携に参加するようになれば、地域医療はより良くなる。
 課題は「患者にシステムへの理解を深めてもらう事」と「対象を他の病気へも拡大する事」。
▼(例)イーツーネット脳卒中医療連携システム
 患者の登録制で発祥した患者には、
 ▽《かかりつけ医》…静岡市内の診療所
 ▽《専門治療を行う》…静岡市内 6つの総合病院
 ▽《回復・社会復帰を図る》…静岡市内 4つのリハビリ病院
 がトライアングルで連携して当たる。患者データは専用シートなどで共有。
129可愛い奥様:2008/01/09(水) 22:05:29 ID:AfVwXHWcO
>>128
 高齢者医療は、かかりつけ医と医療ネットワークが重要
■静岡市医師会での“在宅医療”病診連携システム
◆在宅医療支援看取りシステム《グリーンカード》と、在宅寝たきり患者病状急変時連携システム《イエローカード》
 ▽かかりつけ医と連絡が取れない場合の患者家族の不安を解消するため
 ▽グリーンカードは、「自宅で生を全うしたい患者に用意されるカード」で、
かかりつけ医があらかじめ患者家族に渡しておき、看取り状態になった場合、
万一かかりつけ医に連絡できなくても、患者家族が消防署に連絡すれば医師会当番医が紹介され、自宅で希望どおリケアを受けることができる患者療養カード
 ▽イエローカードは、「希望病院への搬送入院を要望する在宅患者に渡しておく療養カード」で、
かかりつけ医と連絡がとれなくても、希望病院にイエローカードを提示すればそこでの治療が受けられる
【後期高齢者医療制度】75歳以上に外来主治医 医療費抑制狙い【厚生労働省】 http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1199642809/
130可愛い奥様:2008/01/09(水) 22:10:40 ID:AfVwXHWcO
>>129
■医療など“地域の”社会保障制度の崩壊は、日本人の傲慢さが一因
 『低負担なのに高い社会保障を求めたり、(一次は診療所、二次は市民総合病院)医療ネットワークのルールを守らない』
■地域医療の処方箋
▼可能な限り「かかりつけ医」で受診し、診察時間外の利用を避ける。
 本当に必要な人が利用できるよう、コンビニ感覚での病院受診を控える。
▼時間外の小児患者の9割は発熱や嘔吐などの軽症。
 このため、本来は重症患者のための救急窓口が機能しなくなり、医師への負担も重くなる。
【社会】「コンビニ感覚の受診やめよう」 医療守る丹波の住民ら http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1199501571/