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さぁ、いくぜぇw
★偽装再入国男、今や人気中華料理店の経営者…入管摘発へ
日本から強制送還された中国人の男(41)が、東京都内の有名上海料理店のシェフを装って
再入国していたことがわかり、東京入国管理局は12日午後、この男を入管難民法違反(資格外活動)の疑いで
摘発する方針を固めた。
男は、同店での勤務経験がないのに入国時に社印付きの雇用契約書などを提出しており、東京入管では、
背後に不法入国のあっせん組織が存在するとみて調べている。
一方、男は約8年間、不法滞在を続けるうちに、オフィス街で評判の中華料理店の経営者になっていた。
東京入管によると、男は1993年4月、日本語学校生として半年間の就学ビザで来日。
95年11月、不法残留で摘発され、強制退去となったが、99年12月、他人名義の偽造旅券を取得。
文京区内の中国料理店にシェフとして雇われたと申請し、1年間の技能ビザを取得して入国した。
この中国料理店は、日中文化交流を目的とした財団法人の運営するビル内にあり、
本格的な上海料理が堪能できるとして、中国の要人が来日した際にもしばしば訪れる有名店。
男は入国の際、この店を経営する会社の社印が入った雇用契約書を提出していたほか、
3度の在留期間更新時にも同社の在職証明書や源泉徴収票などを提出していた。
しかし、東京入管が調べたところ、男はこの店で勤務した形跡はなく、書類はいずれも偽造されたものと判明した。
東京入管によると、調理師などの勤務経験がある外国人には、就労ビザの中でも最長の3年間滞在できる「技能ビザ」が
取得できるため、「不法入国の外国人が隠れみのに使うケースが少なくない」(入管幹部)という。東京入管では、信用のおける
有名店を受け皿にした不法入国のあっせん組織があるとみて追及している。
一方、男は不法滞在中の数年前、JR神田駅近くのオフィス街に中華料理店を開店し、
中国から呼び寄せた妻や中国人従業員を雇って経営していた。昼時には近隣の
会社員らでにぎわっていたという。
(2007年12月12日16時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071212it07.htm