::::読書好きの奥様　19冊目::::

最近続編出たよね＞垣根のリストラ小説

「虚貌」はイマイチどころか駄作だと自分は思う。
「犯人に告ぐ」はまあ、面白い。
でも人にすすめるほどじゃないかなあ。

私も読書ペースには波がある。
ザ・小説！ってのを根を詰めて次から次へ読みたい時期、軽い恋愛ものが読みたい時期、
小説でなくエッセイやノンフィクションばかりの時期もあれば、子供向けの「なぜなぜ事典」系などに
手を出してみる時期など。
自分の中のエネルギーが充実している時でないと、長くて重い小説には没頭できない気がする。
エッセイや漫画でやり過ごしてたら、またいつか小説に舞い戻れる時期が来ると思いますよ！

今はエッセイ期のため、『青木るえかの女性自身』を読んだ。
サクサクっと読めて結構面白かった。性の目覚めなどの描写は良く書けるなぁと感心した。
もし自分が自分自身の性癖（？）を書くのはとっても恥ずかしそうだから。

打海文三氏の訃報を遅ればせながら知った。
割と好みの作家だっただけに残念…

犯人に告ぐは大風呂敷広げまくって
無駄な登場人物増やしすぎでガッカリした。
火の粉みたいに狭い人間関係（隣の家と主人公一家）の中での
ジワジワ来る感じをまた書いて欲しいな。
主婦の描写とか、この作者女？と著者名確認したくらいリアルだった。

火の粉、うちのダンナは
渡る世間シリーズを読んでるようで
イライラしてきたから途中であきらめたそうだ。
ちょっとわかるぞｗ

>>934
「借金取りの王子」。個人的には「君たちに明日はない」よりさらに良かった。

>>937
そうだったの？びっくり
私的には読みにくいけど、もっと書いてほしかった作家です。

>>940
前作はなかなか面白かったのに、ｴﾛｼｰﾝがｷﾓくてすぐ売っちゃったんで
本屋では生暖かく見てたｗ試しに読んでみようかな。

今月末にディーヴァーの最新刊が出るー。
楽しみ。

五十嵐貴久の「交渉人遠野麻衣子・最後の事件」を読み終えた。
「交渉人」の続編だった。知らずに読んじゃって、最後までもやもやが残った。

地下鉄サリンと逮捕後の麻原こと松本と世田谷一家惨殺と9.11テロの
上っ面をなでてる感じがあまりにありすぎて話もあんまりだった。
パニック部分を膨らませたほうがよほどか面白かったかもなぁ。

近くの地域図書館じゃなく中央図書館に、
行く前にネット検索で貸し出し中になっていない本を借りに行ったけど、
棚に見つからなくてガックリだった。
予約したらすぐきたからいいけど、
その日に読みたくてわざわざ行ったのになあ。

>944
図書館の司書に言っても見つからなかったのかな？
貸し出し中でなくても、普通の棚とは別のところに保管されてることもある。
近所の図書館では古めの本は、地下の書架に保管されてるから、
カウンターで閲覧申し込みすると持ってきてもらえる仕組みだ。

>>945
書庫資料は書庫資料ともともと表示されてるし、
それは開架資料だった。
司書にいっても「違う棚に戻されてしまったのかも、ちょっと今すぐ探せない」
という返事だったからどうしようもなかった。
その後に手元にきたのはまた別の図書館のものだったけど、
違う棚に戻されちゃったりしたら、どうやって探してるんだろ？

雫井脩介の火の粉と虚貌はブックオフの100円コーナーに常にありますね
奥田英朗の邪魔と最悪も100円コーナーでだいたいゲットできます
それに対して東野圭吾の作品はどんなに古いのでも100円コーナーで買えることは滅多にありません
作家自身がブックオフに圧力でもかけてるんですかねｗ

ずっとドロドロやグログロな内容の小説ばかり読んでいたけど、
「花まんま」や、ベイエリア分署安積班シリーズ等の
心洗われる作品もこれまた良し。

>>946
いたずらでぜんぜん別の棚に入れられたりしたら、運が悪いと年に一度の整理日にしか発掘できないかも。
棚を見回っていて、たまに発見するよ。正しい位置に返しておくけど。

>>947
東野作品が並ばなくなったのは最近じゃない?
私はかなりの数を100円コーナーで手に入れたよ。

>>950
東野作品を100円コーナーで入手できる時期もあったんですね…
売れっ子だから古い作品でも高値で売れると踏んだブックオフの陰謀か
東野サイドからの圧力かのどちらかがおそらく原因でしょうね。

>>951
高値でも売れるんでしょうね。
田舎のブクオフだからかもしれないけど、東野作品は品薄。
直木賞とったあたりからかな?

柴田よしき、あんまり人気はないみたいだけど、
昨日読んだ「少女達がいた街」が面白くて一気に読みきった。
この人、いろんなタイプの作品描くみたいだね。

>>952
柴田よしき、自分は好きでほとんど読んでる。
昭和のジュブナイルの香り満載の「星の海を君と泳ごう」とか
最近の「小袖日記」なんかも好き。気軽に読める感じ。

>>947
えーそうなの?
自分はこのｽﾚ見て今日ｱﾏｿﾞﾝで火の粉
邪魔の上下全部注文しちゃったよ
だけど3才と1才の男の子の子育て中でまったく動きとれないから
仕方ないかあ

中古の本ってなんか萎える。
新品が好き。

>>955
そりゃー全て新品で買えたら言うことないよ。
でもそうなるとかなりの金額になるので
自分が好きな作家数人だけ新品で購入。
でも本屋さんへ行くとどうしても誘惑にかられて
何冊も買っちゃうんだけどさ。
>>953
柴田作品では「ふたたびの虹」も好きでした。
ただ「ゆび」とかのオカルト系はあんまり・・でしたが。

カシオペアの丘で（上）読んだ。
でも、（下）は100人以上待つ。
早く回って来てくれないと忘れてしまうよ。
上下刊物はセットで貸してくれればいいのに〜

>>937
>>941
全然知りませんでした。ショックです。
もう「愚者と愚者」の続きを読むことはできないんですね。
「ハルビン･カフェ」みたいなのも、もっと書いて欲しかったのに。
合掌。

>957
下巻早く来るといいね。間が空くと忘れそう。

上下巻あると、どうしても後半失速してる感じがしてしまう。
「楽園」も伏線回収できずに終わらせた感じ。
「カシオペア」は話の展開からしょうがないけど、軽く欝に。
後味スッキリ・爽やかな重松作品って短編ぐらい？

>>957
地元の図書館は上下揃うまで待ってくれるよ。
先に上だけ借りますか？って聞かれたけど、ここで断ち切ってやる！と思って
下巻が来るまで２ヶ月くらい待ちました。続けて読まなきゃ意味ないよね。
…と、書きながら思い出したけど私が待ってたのは上巻だったかも。
あれはなんで下巻が先に回ってきたんだろうなあ。

「池袋ウエストゲートパーク　Ｇボーイズ冬戦争」読んだ。
なんかだんだん話が薄く軽くなっていってる気がするけど、やっぱり面白い。
こういうのをキャラ立ちっていうのかな。
登場人物がブレないから内容が無くても「あー面白かった」って思える。
でもマコトやキングがおっさんになってゆくのは見たくないからもう続かなくてもいいや。

>>960
それって、上だけでも読みたい人を２ヶ月待たせることになるってこと？
変ったシステムだなー。
上下巻とか続き物とかは一冊ずつ順番で予約しないといけないから
ほんと無駄な間が生じて面倒くさい。

うちの図書館は読みたい本が貸し出し中だったことがほぼない。
東野･宮部の新作ぐらいかな〜それでも２人待ちぐらい。
来館者はそこそこいるのに文芸コーナーはいつも人がいない。

>>962　いいな〜。

うちの区、とある雑誌で見たら図書館に充てる費用が全国1位だとか。
で、区内に３つしか図書館がない。
でも何故か本はボロボロのが多いし、人気の本は何ヶ月も待つんだよね。
スタッフを外部に投げているらしいので、そこにお金を使っているのかな。

>>963
スタッフを外部にしてるのは人件費を減らすためだと思うんだけど。

流れを無視するけど

石田イラの新潮の連載がマジでムカツク。
小梨40男が2人の女（一人は会社の部下）と不倫する話。
・エロ
・グルメ
・東京って街はさぁ〜云々
・俺たちバブル経験者は云々
以上がえんえん繰り返されるだけ。
部下の身体と相性がいいのはもう理解したから。

最近はしかし、主人公の妻にどうも男がおり、思うところがあるようなので、
新潮らしく猟奇殺人でもしてくんないかなとwktkしてる。

付け足すと、グルメっつってもイタ飯ばかりでアホかと思う。

マジでムカつくのに読んでる>>965ﾜﾛｽ

それが石田イラのすごいとこなのか、と思いたいけどね・・・。

まぁ、エロシーンだけで読んでます

「陰日向に咲く」と「八日目の蝉」2つ来た。
綺麗でよかった。
前に重松「疾走」借りたとき古いのは仕方ないにしても、
何ページも鼻くそが擦り付けられてて、それ以来あまりにボロイのが来ると恐怖。

既出だと思いますがやっと宮部みゆきの「楽園」上を昨日、下をさっき読み終わった。
違う意味で衝撃を受けたラストでした。
この人は無駄な描写をもう少し削ればストーリももっと明確になる気がする。

楽園みたいに新聞連載小説を書籍化したものには無駄に長ったらしいのが多いですね

でもその長さが単に「無駄」なのか、「それもまたヨシ」なのかは物によって
違うから、私は長ったらしいのがイヤとも限らない。
吉田修一の「悪人」とか、桐野夏生の「メタボラ」とか、角田光代の「八日目の
蝉」とかの長ったらしさは「これもまたヨシ」の範疇だった。

>>965
この途中まで１０何話）読んでたけど、最初の方は２５歳の女性が
それまで処女でちょっと魔術？オカルト？ぽい所もあった
連載が本になって一気に読めばおもしろいのかもしれないけど
時々読むから、結局体の相性が良い、あそこのつけねがくびれて形が変わる…
みたいなことしか頭に残らないね。
しかもこれ書いているのがあの石田だと思えば…

新刊の話じゃないけど、綾辻行人の「暗黒館の殺人」
ずいぶん前に読んだとき、何のこっちゃって感じで（シリーズ全部読んでいるのに）
入り込めなかった。
久々に手にとって、まず、冒頭で図解されている館の見取り図をコピーして
東西南北に合わせて貼り合わせ、家系図を書き出してみた。
・・・そこまでしないと、読みきる自信がない。
内容は気になるのに。

でも、登場人物の血縁関係がややこしい話って、家系図書いてみたくなりませんか？
古くは佐々木丸美とか。

>>974
登場人物が多いと関係を書き出したくなるけど、結局めんどくさくて
やれないんだよねぇ。

でも、登場人物が多いよりも、登場人物の呼び名がその時々でころころ変わる
（正式名と愛称が事前説明なく使われる）話が一番辛かった。
苦情が入ったのか、同じシリーズのその後の本には主な登場人物一覧が
付くようになって、涙がでるほどうれしかった。

白夜行は人間関係を書き出した割に大量の人物があんまり意味なくてｶﾞｶｰﾘ

男ですが、奥様がたに質問です。
読書どうやってなされてます？自分読書の素人でして、
読書が大の苦手です。どうしても読めるようになりたいです。
できればアドバイスお願いします。

>>977はスルーでお願いします

アンカーは付けないほうが…

>>972
私も同じ。必要な無駄ってあるよね。
必要な無駄は成功すると、背景の世界がじんわりみっしりと詰まっていく感じがして、すごく好き。

宮部みゆきの無駄さ加減はキングに影響を受けてると思う。
どちらも成功するときと失敗するときのギャップが大きい。

楽園で本編の間に挟まれていた断章の本編との関わり方がそれだけかよって感じでした。
それでも楽園は子供を持つ女性にはそれなりに楽しめる内容じゃないかなと思いました。
ところで先週読んだ恩田陸の『Q&A』なかなか面白かったです。

奥田英朗さんの「邪魔」読み終わりました。
わからないところがあるので教えてください。
久野さんはどうなったんでしょうか？
井上さんの言葉を信じていいのですか？
裕輔に伝えるときに間があったので気になっています。

このスレ見て、イニシエーションラブ買った。
期待しすぎたorz