>>66=79です。お待たせしました。
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娘の紗歩が生まれてちょうど2ヶ月目の日のことです。
久しぶりにママと二人で「外食でもしようか?」と画策し、まずは紗歩をお風呂に入れて、
おっぱいをあげて、うんちをさせて、お腹いっぱい、きれいさっぱり。
お部屋の室温を赤ちゃんの快適温度といわれている25度に設定し、風通しがいいように
少しだけ窓を開ける工夫も凝らして20分ほど抱っこ。
ようやく愛娘の寝息を夫婦で確認することができ、「ママ、そろそろ大丈夫じゃない?
行こうか?」と言いながら、足音を立てずに、そっと靴を……と思いきや、ママは久しぶりの
デートに少々気合が入り過ぎている様子で、やけにヒールの高い洒落込んだ靴を選び、
「そのまま履いたのでは足音が出る」と言うので玄関先まで持って出て、ようやく表に
出たときは計画立案から3時間。
それでもやっぱり「絶対に1時間で戻ってこよう!」、そんな誓いを立てて出かけた次第であります。
思い起こせば議員になって、夜は遅く、朝は早く、ようやくやってきた週末は出張に出かけ、
何だか慌しい1年だったな、などと思い出しながら、本当に久しぶりの夫婦水入らずの時間を
すっかりと安心してくつろいで、楽しく食事をさせていただきました。
おかげで夫婦の会話もよくはずみ、「よく俺と結婚する気になったな」などと妙に
ロマンチックなのかどうなのか、今更ながら白々しいことを抜かしながら、それでもご機嫌で
「あれから1年だよな」などと、マスコミに追いかけられていたあの頃を振り返り、
「本当に大変でしたわね」と、二人にしかわかりえない新婚1年目の辛苦を振り返りながら、
「これからも末永く何卒よろしく頼みます」というパパの締めの挨拶であっという間の
1時間が経過。
ママが「そろそろ帰らないと紗歩が心配だ」ということで、久しぶりのデートと紗歩の
初めてのお留守番が無事に終了した……かに思われました。