渋谷の女性専用温泉施設で爆発、1人死亡1人心肺停止
爆発事故で、大破した東京・渋谷区の温泉施設現場(読売ヘリから)
19日午後2時30分ごろ、東京都渋谷区松濤1の女性専用温泉施設「シエスパ」に隣接する別棟の従業員更衣室(地上1階地下2階)で
爆発があり、この建物の屋根や壁がすべて吹き飛ぶなど大破した。
この爆発で午後4時現在、男性3人と女性3人が同区内の都立広尾病院などに搬送され、うち20歳前後の女性1人が死亡し
、20歳代の別の女性が心肺停止状態。東京消防庁と警視庁渋谷署で原因を調べている。
東京消防庁によると、別棟は、地上部分が従業員の更衣室として使用され、地下部分はボイラー室とともに、
温泉を掘削する機械が設置されていた。被害に遭った6人は、いずれもこの施設の従業員や関係者とみられる。
同施設を経営する「ユニマットビューティーアンドスパ」(宮田春美社長)によると、爆発したのはボイラー室で、
「詳しいことはわからないが、けがをしたのは施設のスタッフだと聞いている」としている。
現場はJR渋谷駅の西側約600メートル。同駅の繁華街にも近い、閑静な高級住宅街にあるスパとして、
昨年1月のオープン以降、雑誌やテレビに取り上げられるなど人気を集めていた。
(2007年6月19日17時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070619it10.htm?from=top