■光市・母子惨殺事件 差し戻し審開始・その3■

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17可愛い奥様
「天国からのラブレター」39〜41ページより

私は18歳の時に弥生と出会いました。私の住まいも、当時通っていた
北九州高専も小倉南区内でしたが、弥生が通う福岡工業短大は福岡市
郊外にありました。しかも、同じ北九州市でも門司に自宅がある彼女
は、いつも電車で小倉駅を素通りし、その先の福岡市内まで約1時間
半も掛けて通学していたのです。そんな2人は平成6年10月中旬、小
倉の居酒屋で開かれた”合コン”の席ではじめて会いました。弥生が女
友達に誘われて、そのコンパに参加していたのです。男女5対5で、
男性陣は高専のクラスメイト。女性陣は代理高校の同窓生つながりです。
しかも、その合コンに来ていた弥生の親友(中原さん=なか)と私は、
しばらく前からの顔なじみでしたので、コンパで座った私の席は2人
の隣になりました。蓋を開けてみれば、私と中原さんは、その合コ
ンをきっかけに交際を始めてしまったのです。コンパであった時の第
一印象では、断然、弥生のほうが私の好みのタイプだったのですが、
彼女にはその当時、親しく付き合っている男性がいると思いこんでし
まって、私は弥生を諦め、中原さんと付き合うようになったわけです。
高校時代からの親友だった弥生と中原さんでしたが、それ以来、弥生
ともすっかり意気投合してしまった私は、何かあると2人の仲間に入
れてもらうようになり……結局は3人で酒を飲んだり、ゲームに興じ
たりすることも度々となりました。
18可愛い奥様:2007/06/01(金) 19:11:53 ID:RPQNIxL20
女同士とはいえ、2人はまるで漫才コンビのように面白い友達でした。
そこに、私が新たに加わっても遠慮はありません。中原さんがボケて、
弥生がツッこむといったパターンがしっかりできていました。それは
実に楽しい一時で、私達はいつも明るくキャーッ、キャーッとはしゃ
ぎあっていました。
思えば3人ともまだ18歳で、本当に他愛のない恋愛ごっこをしていた
のです。当時の私なんかいっぱしの大人ぶって、彼女達の前でカクテ
ルなど飲んでみせてはいましたが、本当は、酒の味なんか全然分か
っていなかったのです。
しかし、男女三人のこんな楽しい友人関係が崩れたのは、平成6年の
11月27日のことでした。その夜は、近くのコンビニでしこたま酒やツ
マミを買い込んで近所の弥生の家に押しかけ、3人で飲み会をやった
のです。ところが、しばらくすると中原さんが酔いつぶれて眠ってし
まい、いつの間にか弥生と私は面と向かい合って酒を飲み、話に興じ
ていたのです。そのうち、私は酒の勢いもあって、
「実は最初に会った時から、弥生が好きだった」
と、自分の気持ちを正直に告白してしまいました。すると弥生も、
「私も、ずっと好意を持っていたんだけど……」
と応じてくれたのです。これはショックでした。弥生に好きな男性が
いるものと思い込んでいた私は、勝手に弥生との距離を置き、その空
白を中原さんで埋めていたことになるわけです。
19可愛い奥様:2007/06/01(金) 19:12:37 ID:RPQNIxL20
しかし、弥生の本心を知ったその時は、喜びで胸が一杯になりました。
高ぶる感情を抑えられなくなり、思わず弥生を抱き寄せて、キスをし
てしまいました。それまで私の交際相手であった中原さんは、すぐ横で
寝入っています。しかも、彼女は、弥生のとっては一番の親友です。私
も弥生も罪の意識を感じなかったわけではありませんが、その時は夢
中で、何度も甘いキスを交わしました。今、思い返しても実にスリリ
ングな夜でした。そして私と弥生にとっては、それこそ運命的な一刻
だったのです。
その日から、私は中原さんと距離を置くようになりました。異
変に気づいた彼女は、私の変わりようを弥生に相談しました。弥生は
答えようがなかったと思いますが、何とかその場を取り繕っていた
ようです。しかし、そんなアイマイな態度をとりつづけるわけに
はいきません。1週間後、私と弥生は勇気を奮って、中原さんに正直
な気持ちを打ち明け、謝りました。そして、私達2人はオープンな交
際を始めたのです。それは平成6年12月3日のことで、今でもよく記
憶しています。
弥生の私宛の手紙は、その3日後から始まりました。
20可愛い奥様:2007/06/01(金) 19:12:53 ID:M+ohTFGs0
21人の弁護士に懲戒請求を求める ---光市母子殺害事件---
http://www34.atwiki.jp/tyokai-seikyuu/
21可愛い奥様:2007/06/01(金) 19:13:27 ID:RPQNIxL20
「天国からのラブレター」107〜108ページより

きのう由佳里よりスゴイことを聞いた。去年の7月頃、なかが
けいchanとまきchanと、しほchanと一緒にのみに言った時の
ことらしいんだけど、私と洋の文句を言いながら飲んでたらしく
て、メチャクチャ酒を飲んで、だんだん目がすわってきて、様子
がおかしくなってきたんで、けいchan達は「もう飲ませんほう
がいいね」とか言っていたら、店員さんが「救急車、呼びましょう
か?」って言って、なかは救急車で運ばれていたらしい。なかの方は
と言えば、記憶ナシの状態で、目が覚めたら、朝、病院にいたら
しい。
7月っていったら、もう洋と付き合って、ずいぶんたった時のことな
ので、改めて怖いなと思う。きっと、けいchan達や、ゆか、雅美
ちゃんには、自分の非は言わずに、私と洋の文句ばかり言って
るんだろうね。
「彼を取られたほうにも悪いとこはあるのにね。それに高原くんの
話はするのに、モッチンの話になるとイヤな顔して、自己中よ。
時々文句言いたくなる時ある。でもなかちゃんは自分の悪いと
こ認めんよね」と由佳里が言ってた。由佳里は本当に第三者の目
から、あのことを見てくれているので、すごく嬉しく思った。