新教育の森:横浜市教委、教育ビジョン公表 素案「責務は人づくり」 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20060819ddlk14040520000c.html ◇市民から意見募集
横浜市教育委員会は、今後10年間を展望して同市の目指す教育を示した「横浜教育ビジョ
ン(素案)」を公表し、市民から意見を9月15日まで募集している。市教委は同月下旬にも
市民の意見を参考にした「横浜教育ビジョン」を策定。同ビジョンを実現するため、5カ
年の具体的な工程表「推進プログラム」を今年度中に作成する。
ビジョン素案によると、横浜市の教育の責務は「人づくり」。「自らの人生を切り拓(ひ
ら)き、創(つく)り上げることができる市民力・創造力を兼ね備えた未来を担う横浜市民
を育成」することを目指す。そのために「三つの基本」(幅広い知識と教養、豊かな情操
と道徳心、健やかな体)と「二つの横浜らしさ」(公共心と社会参画意識、国際社会へ寄与
する開かれた心)を重視するという。
「横浜教育ビジョン(素案)」は各区役所や市民情報センターで配布しており、市教委のホ
ームページでも閲覧できる。素案の冊子に付いているはがき、ファクス(045・663・3118)
かメール(ky-box@city.yokohama.jp)で受け付ける。市教委教育政策課(045・671・3243)。
【鈴木一生】
毎日新聞 2006年8月19日