【本当は】既女的韓国談義part106【寒流】

このエントリーをはてなブックマークに追加
218可愛い奥様
たぶん無理でしょう。全くそんなこと考えたことも無かったでしょうから >>214

ソメイヨシノについて遺伝子解析がどうだこうだ以前のダーウィン段階でも分かる
反論ネタを一つ。

ソメイヨシノは
a)不稔性が高い(稔性が低い) = 種子が出来にくい
b)少しは出来た種子も発芽率が低い = 子を残しにくい親の組み合わせ
c)わずかに発芽して生まれた子も、見た目ですらわかる形質のばらつきが大きい

このどれも、割と近い世代で、比較的離れた系統間での交雑が行われたことを
示唆しています。

(a)について、もしミカンと桜というように「全くの別種」での交配で子が出来たとしても
その子は、さらに子を残す(種子を作る)ことはできないでしょう。レオポンやライガーが
全く子を作れないのと同じです。
ソメイヨシノはさすがに桜同士の交配なので、そこまで極端ではありませんが、
しかし種子が出来る確率が(ヤマザクラとかに比べると)低いです。
(b)も(a)と同じことです。

(c)からやはり、割と異なる親同士からごちゃ混ぜで形質を受け継ぎ、そしてそれが
世代を重ねるうちでの淘汰の試練を受けていないことを示しています。

つまり、分子生物学以前の園芸/農学的判断でも、とてもじゃないけど、一つの種と
して確立したもの(=原種)とは言えません。
原種といえないものの「自生地」など、お笑い話以外の何でもありません。

なお、ソメイヨシノの子の形質のばらつきが大きいということは、その中から良さそうな
ものを選抜することで新品種を(比較的)得やすいということで、アメリカに送った
ソメイヨシノからあちらで作られた新品種としてこういうのがあります。
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~simone/rosa/jflo/j_akebono.htm