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可愛い奥様:
ソニーとサムスンの話。2004年12月15日日本経済新聞から抜粋
ソニーとサムスン 特許相互解放 紛争避け開発集中 汎用技術独占難しく
ソニーとサムソン電子は十四日、デジタル機器や部品の開発に使う特許にかかわる広範囲な
クロスライセンス契約を結んだ。アナログ機器に比べ、デジタル機器の開発には多種多様な
技術が必要で特許関連の訴訟リスクや研究開発費にの負担が膨らんでいる。ソニーは、特許
技術でも世界トップ級になったサムスンと汎用技術を相互に解放し、先端分野の技術開発に
集中する。
契約の対象は家電製品などを商品化する際の基本となる「汎用技術特許」で、半導体製造
、データ圧縮、製品規格など幅広い。(略)最終製品の競争力に直結する「差異化技術特許」
以外は相互に使うことが出来る。
両者の技術特許を米国登録件数で見ると、ソニーが約一万三千件、サムスンが約一万千件
(ともに累計)。ソニーの場合、そのうち先端分野の六%は対象から除く。