韓国船で韓国人ら11人が集団密航 -手引きしていた韓国人船長と乗組員ら逮捕
23日、富山港に停泊中の韓国籍の貨物船「ジャンウオン1(2628トン)」=金永天(キムヨンジュン)船長
ら10人乗り組み を伏木海上保安部が立ち入り検査したところ、倉庫から9人、二等航海士の船室から
1人、あとから船内浴室にいた韓国人1人の男女計11人の密航者を発見、入管難民法違反容疑で、
韓国人の「田奉元(47歳)」容疑者ら全員を24日までに逮捕した。
密航者の国籍は韓国人4人、タイ4人、バングラデシュ1人、中国1人、ナウル1人。
また、密航の手助けをして密航者に金(日本円で200万円から400万円)要求していた韓国人船長の
「金永天(キムヨンジュン、46歳)」容疑者ら韓国人5人、ミャンマー人4人の乗組員計9人を26日、出入
国管理法違反容疑で逮捕。
事件後行方をくらました、密航事件の中心人物とみられる韓国人コック長「金永敏(47歳)」容疑者を同
容疑で逮捕状を取り行方を追っている。
なお、日本への密入国は組織的に行なわれているとみて、伏木海保と富山北署は韓国内にある密航
のあっせん組織の解明を進めている。