FBI、北朝鮮のスパイ容疑者を逮捕!
韓国系米国人の男、95年から監視
【ロサンゼルス5日共同】米連邦捜査局(FBI)は5日、北朝鮮のために米国で情報活動をしていたとして、スパイ容疑などで韓国系米国人の男(59)を逮捕、訴追したと発表した。FBIは男の監視を1995年から続けていた。
調べでは、男は97年から2000年にかけて、北朝鮮の指示に基づき機密情報などを入手、北朝鮮側に報告しようとした疑い。
さらに、北朝鮮のスパイ養成のため勧誘行為をしていたほか、2000年4月には妻と一緒に1万ドル(約120万円)を超える現金を米国に持ち込もうと計画。ロサンゼルス国際空港で税務当局に虚偽の申告をした疑いが持たれている。
FBIは男が米国で入手した機密情報の内容を明らかにしていない。
男はロサンゼルス近郊に住んでいた。
全国の警察のコンピューターシステムに、世界各地からインターネットを通じて
大量のアクセスを繰り返すなどの攻撃が、昨年10−12月の3カ月間に
約5万8000件あったことが6日、サイバー(電脳)テロに対応する警察庁の
技術支援部隊「サイバーフォース」の監視で分かった。初めて監視をした昨年
7−9月より約7000件増加した。イスラエル経由の攻撃はほぼすべてが準備行為で、
韓国からは約8割が乗っ取りを狙っていた。