903 :
「コンクリ事件を吠える」テープ起こし 1:
ホモ勝@TBSラジオ・ストリーム「コンクリ事件を吠える」
http://age.tubo.80.kg/age02/img001/1607.mp3 勝谷氏 GJ!…つー事で、聞き取れる範囲で文章に起こしてみました。
途中、あまりの早口に聞き取れないところは割愛しましたが、これで文意は通っていると思われます。
明らかな間違いがありましたら、添削よろすこ!
以下、K=勝谷誠彦氏、P=番組パーソナリティと略します。
K「例の綾瀬でですね、今から15年前にですね。いわゆる【女子高生コンクリート詰め殺人事件】ってのがありましたですよね」
P「これねー、いつころでしたっけ?」
K「昭和63年です。15年まえですね」
P「ちょうどバブルの全盛期の頃に起きたコンクリート詰め殺人…これ、前代未聞でしたよね」
K「40日間にわたってですね女子高生を缶詰めにして、強姦・暴行を繰り返した挙句、最後は殺してコンクリートづめにして埋めた、という…
4人の実行犯が逮捕されたんですが、全部少年ですよね。少年だからって事で名前も一切出さなかったんですよ。
だけど、僕当時週刊文春の記者だったんですけど、調べれば調べるほど、これはもう鬼畜と言うしかない犯行なんですよね」
K「その、いわゆる犯人というか、この男がですねー」
P「またやったってことですか?」
K「またやったんです!中の一人がですね、また似たような…今度は男なんですが、『俺の女を奪っただろ?』と、まったくの言いがかりなんですけど、
そういう暴行を重ねて逮捕されたわけなんですけど…それが連れ込んだ先が自分の母親のスナックの中で、暴行を繰り返した、と。
前のコンクリート詰めのときも、犯人の一人の親の家に連れてって、自分の家に女の子40日も閉じ込めて…親が気がつかないわけねえだろ?というんだけれども」
P「そうですよねー!」
904 :
「コンクリ事件を吠える」テープ起こし 2:04/07/08 03:51 ID:gc0juqPt
K「そこで暴行を繰り返して…親は結局捕まりませんでしたけどね。まったく同じなんですよ、何も直ってない、何が更生だって」
P「これと、いわゆる有罪判決で…ええっと、どのぐらい入ってたんですか?」
K「ええとね、10年近く入ってたんですね。出てきて今5年くらいなんですけども」
P「出てきて5年…」
K「出てきてですね、えーと…」
P「じゃあ、10年は入ってないんですね?」
K「10年近く、です。15年前で、出てきて5年ですから…で、こいつがですね、出てきてずっと近所のスナックとかでね、
そのときの犯行の様子を自慢して歩いてた」
P「はぁーー(呆)」
K「自慢してる奴がいるっていうのは、実はネットの掲示板とかに前から書かれてたんですけど、まさか!と皆思うでしょ?」
P「ええ、ええ」
K「今回捕まって初めて、それがホントだったということが判った訳なんですね。
それで、これを15年前、実は僕は週刊文春で、日本で始めて少年の名前を書く実名報道というのをやった、それの張本人なんですよ、僕がここにいるってのはね」
P「あの週間文春の実名報道、これはいわば勝谷さんが…」
K「そうです。報道記者というアレで、これはね編集長の原田さんが…軽くとは言いません、熟慮の結果(苦笑)決めて」
P「これでいこうと」
K「彼は編集長ですから、『勝谷、頼んだぞ』と、ぽんと肩をたたかれて、で、僕が書いた、と。
そうすると、出たあと…テレビの番組から何から…もう、そしゃたいへんな人権派の先生方がずらりと並んで、呼び出されて、そこで糾弾されるわけですよ。
そのときに原田編集長が矢面に立つかと思いきや…『勝谷、たのんだよ』ポン!と」
P「ええ?」
K「目の前に少年法をポンと投げられて『勉強しておけ』と」
両者「あっははは(爆笑)」
K「それであたしはずいぶん勉強しましたよ〜」
P「なんか丸投げ的な…」
K「小泉サン的な(苦笑)」
P「小泉サン的な(苦笑)」
905 :
「コンクリ事件を吠える」テープ起こし 3:04/07/08 03:53 ID:gc0juqPt
K「だけどね、そのときも『絶対彼らは更生するんだから、こういう風に名前出すのはよくない』と人権派の弁護士の論理です」
K「今回捕まった『神作譲(かんさく・ゆずる)』という『じょう』という男のですね…これ実は名前変わってるんですよ」
P「あ、そうなんですか?」
K「これ上手にですね…このシステムについては、また他のメディアでも書くと思うんですけど、非常に不可解な変え方で名前変えてる。
母親の姓とかそういうのでもないんです」
P「ほーーう?」
K「これもまた、ちょっとね人権派の方々の、あっと驚くような事があるんですけども…名前変えてるんです。
当時は、これもう書いてもいいんだっておもって『小倉』って名前書いたんですよ。だけど『絶対更生するから』っていうから、
僕らは『あ、そうですか』ってきいたんですね、人権派の言い分を。
ちなみに…この『小倉』についてた弁護士が、その後オウムで有名になった伊藤芳郎弁護士ですよ」
P「ああ!そうなんですか?」
K「人権派の弁護士側で、僕そのこと知らなくて…彼、僕の灘での同級生なんですよね。
同窓会のこととかで自宅に連絡しても、なんで電話に出ねぇのかな?と思ってたら」
P「そうか、あの人、灘高だったんだ」
K「実はそういうことで。でもこのときにはオウムのことは終わってたから、出てきてくれるようになって…
今でもすごくいい奴だから仲良いんですけど。だから『ちょっと訊きたいんだけど、あんたどうすんの、これ?』って」
P「はーー」
K「まあだから、逆に言うと彼ら弁護士だって被害者ですよ。彼は信じたわけですからね」
P「うーーん」
906 :
「コンクリ事件を吠える」テープ起こし 4:04/07/08 03:55 ID:gc0juqPt
K「彼が書いたものを見ても、ホントにこいつは悔い改めてるって言ってるから。
そしたら、今回この週間文春の記事…これ明日売りの週間文春なんですけど」
P「あー、これ明日の…」
K「その中で僕も当時実名報道した記者としての責任を書いているんで、読んでいただきたいんですが、
こん中でも何度も言ってるけどこの少年『神作』って奴は『ム所のなかでは、こういう風に行動すれば模範囚として出やすい』
というような事も、現実にベラベラしゃべっているわけですよ」
P「…なるほどねえ…」
K「当時の人権派の弁護士の先生たち『これがあなたたちが救おうとした少年の、野獣の正体ですよ』と」
P「…はぁ…」
K「日本と言う国はね、そういうときに遡って責任を、ほんとみんな取らないんですよね」
P「うーん、そうですよねえ…」
K「今回の彼に対してはね、謝罪と制裁をって盛んに言うんだけどね、自分たちの、己の過去にやった仕事についてはね、ホントにね謝罪してない。
こういう人権派のね…『人権屋』ってオレ言うんです、人権屋の連中はね『どうすんのか?』と訊い
てみたいですよ」
P「うーん。基本的にだってこれ、更生制度自体もうはっきり言って機能してないんですよね?」
K「機能してないですね」
P「確実なそういう証拠がないと…」
K「これアメリカなんかでは婦女暴行の場合はもう、顔と名前を晒して、あるいは特殊なマンションに住ませたりするじゃないですか」
P「ええ」
K「で、町で『あの人はそういう人だよ、残念ながら』と。で、子供たちを近づけないわけですよ」
P「そうですね」
907 :
「コンクリ事件を吠える」テープ起こし 5:04/07/08 03:57 ID:gc0juqPt
K「そういうの、まったく機能してない。もうひとつ驚くべきは、このことを書いたのは実は新聞では、一応最初は産経新聞だけなんですよね。なぜか?
今書くと、どうしてもこれ当時のコンクリート犯だって書かざるを得ないじゃないですか。そうするとその人間が当時少年だったことを…その名前がばれてしまうからと」
P「えー!?」
K「遡っていかれるってんで、朝日新聞などは一行も書いてない」
P「はっはー、なるほど!」
K「何なんだ、このマスコミは!?と。だから、この放送を聞いている人は幸せですよ。朝日新聞だけ読んでいる人には、このことはわからない」
K「あー、わかんない」
P「綾瀬にああいう強姦魔が徘徊していたってことを知らないわけでしょ?危ないじゃないですか!」
P「うえー、危ない…」
K「あなた方のお嬢さんが、そこを歩いて学校に行っているわけですよ?
そこに奴が出てきて、ああいうことを自慢しながらのし歩いているって。社会の安全保障上もね、やっぱりひとつ考えなきゃ」
P「これはほんとに…たとえば綾瀬の条例かなんかでもって、ねえ。たとえば前科のある人間が出てきてこうこうって、名前を公表すべきだとか…
ふつう、アメリカみたいな条例が必要なとこって出てきますわね」
K「そうです。だから人間てのは書いたものを…今回、大宅文庫から週刊文春の編集が全部取り寄せてくれたんだけど…
あのころ散々いろんな人間が、あたしや原田さんのことを散々罵倒して書きやがって…全部いま名前チェックしてるから、これからたっぷりかわいがって…」
P「いやー!テンション上がってますねー(笑)」
K「いやいやいや…(笑)そのうち逆襲することもあるかな」
P「復讐の鬼と燃えていると…(笑)」
K「んなことはありません!(笑)」
P「いや、でもねそれはね、チェックしないとだめですよ」
K「まさに。この国はそれやらないから駄目なんですよ」
P「やっぱ、そこのしつこさって大事ですよね。えー、明日発売の週刊文春、28ページ以降をお読みください!
ということで、水曜日は、コラムニストの勝谷誠彦さんでした〜!」