【偏向】朝日新聞ってナンデ評判悪いの?3版【売国】

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681可愛い奥様
●新聞不信/中国にべったりの「朝日」の罪 ◆週刊文春九月九日号

 馬立誠という名前に見覚えがあったので読むと、「人民日報」の元論説委員だった。
二年程前に中国政府の反日政策を批判した、勇気ある男である。過去の歴史にこだわって
日本を悪者視するのはよくないと、馬は「対日新思考外交」を説き、当然の事だが当局に
沈黙されたのであった。
 当時その馬の論文を載せた中国の独立系隔月刊誌「戦略と管理」が、今度は、北朝鮮批判
論文を掲載し、再び中国政府の手によって弾圧されたという(「産経」八月二十八日)。
 記事によると今回「戦略と管理」に掲載された天津社会科学院研究員の論文は、中国の
対北朝鮮政策を批判した。「中国の支持と経済援助に全く感謝しようとしない」北朝鮮を
「中国が全面的に指示する道義的責任はない」と、対北朝鮮外交の見直しを求めている。
 当たり前の「言論」だが、中国政府・共産党はこれを弾圧した。雑誌の店頭販売を禁止、
在庫も没収した。共産党による一党独裁の国だから、そういうことができる。
 同じ中国の外務省は、東京都教育委員会が来春から都立一貫教育校の教科書に扶桑社の
歴史教科書を採用したことを咎める声明を出した。
 歴史を正しく理解していないというのだが、明らかな日本への内政干渉である。
 ところが「朝日」は中国の意向をそっくり呑んで「教科書採決-東京の教育が心配だ」と
社説(八月二十七日)を書き、中国の尻馬に乗った。
 社説が言いたいのは「新しい歴史教科書を作る会」とその意見を聞く石原新太郎東京都知事
と扶桑社の背後の産経新聞者はケシカラン、である。期せずして中国共産党の要求を忠実に
復唱している。
 さすが「朝日」、北京の観衆が日本サッカーをブーイングしても、その「反日」をいたずらに
過大視するのはよくないと弁護した新聞である。だが中国内部の経済の自由化は、不可避的に
思考の自由へと発展する。金正日を大事にするのはおかしいと、当局を批判する言論が出て来る。
 すでに「反日」で十三億人をまとめようとするのは間違いじゃないかという人がいた。自由に
考えれば当然の疑問である。「朝日」は中国の自由の言論を無視し、あくまでも弾圧者・中国共産
党べったりでいくつもりなのか?