【全員】ﾃﾛ国家_北朝鮮を語るPart57【奪還】

>>322さんの紹介されてたサイトのURL>>318に投稿してきました。
>>322さん、勝手に使ってしまってすみません。
それと、これも一緒に。
これは知らない方もいるかもしれないのでここにも張ります。


★保存版★ 泣ける話＠極東板 Part2
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/asia/1050134993/
：1 ：03/04/13 02:41 ID:i1+V8PpV
インドネシアのティモール島。１９４2年当時インドネシアは
オランダの植民地であった。
同年十二月、日本軍東ティモール上陸。前年上陸していた連合軍
（英､豪）と衝突する。
約一年で日本軍はティモールを占領した。
しかし約一年後、連合軍の巻き返しにより日本軍は敗北する。
豪軍はティモール島が日本軍のオーストラリア進行の足がかりになると
恐れていた。
1945年8月１５日、終戦。日本軍の敗戦後インドネシアを再び植民地に
するために オランダはティモール島に戻ってくる。
オランダはたった九日間で日本軍に敗れ撤退していた。
しかしインドネシアでは日本軍の占領下で欧国からの独立精神が
育っていた。
オランダは九日間しか戦わずもっとも被害が少なかった国にもかかわらず
戦犯裁判で戦勝国中最も多い236人の日本将兵を処刑に処した。
ティモール島西部、クーパン収容所ではオランダ軍による虐待が続いた。
しかし虐待されている日本人達が「捕虜虐待」の容疑をかけられ
戦犯裁判で処刑されていった。
オランダの戦犯裁判は昭和２２年７月３０日、
（〜２３年　７月２５日閉廷）。

続き

前田利貴陸軍大尉も身に覚えのない「現地人拷問致死」で死刑判決を受けた。
前田利貴陸軍大尉。３１歳。加賀の前田利家の子孫で華族の長男。
法学士で馬術のオリンピック候補だった。
オランダは彼の育ちのよさを妬みはじめから殺すつもりだったらしい。
原住民は彼のことを一貫して有利な証言をし
「前田は曲がったことの嫌いな真っ直ぐな人間だ。
善人であるから何とか助けてください。」と訴えた。
前田大尉は弟妹にこう書き残した。
「如何（いか）に兄を極悪人なりと軍法会議で決定しても一般の声は
善人なりと言ふ。 之れ丈（これだけ）でも充分ではないか。」

処刑の前日前田大尉は「最後の希望」を検事にこう伝えた。

　1、目隠しをせぬこと。
　2、手を縛らぬこと。
　3、国家奉唱、陛下の万歳三唱。
　4、古武士の髪に香をたき込んだのに習ひ香水１ビン。
　（之は死体を処理する物に対する私個人の心づかいであります）
　5、遺書、遺髪の送附。
　　
　　以上全部承認。

前田大尉は一緒に処刑される穴井兵長とこんな会話を交わした。

前田　「穴井君､左のポケットの上に白布で丸く縫い付けましたか？」
穴井　「はい、明るいうちに縫い付けておきました。」
前田　「白い丸が心臓のところにあたる。
　　　　　明日は早いから目標をつけて置かぬと弾が当たりそこなったら
　　　　　長く苦しむだけだからね。発つ時は毛布にくるんでもらうのです。
　　　　　砂や石が直接顔に当たってちょっと考えるといやな気がするからね。」

　前田大尉の遺書は次に記す。

10 ：3（終） ：03/04/13 02:45 ID:i1+V8PpV
　
　当日私の決心は、自動車から下りたら、
　裁判長ならびに立会者に微笑と共に挙手の礼をし、
　最後に遺留品として眼鏡を渡し、
　それから日本の方を向いて、
　脱帽最敬礼、国家奉唱、
　両陛下万歳三唱、
　合唱して海行かばの上の句を唱え、
　下の句を奉唱し、
　此の世をば銃声と共に「はい佐様なら」と
　言ふ順序に行くつもりです。
　私の様な凡人に
　死の直前に歌が唱えるかどうか、
　之が最後の難問題だと思ひます。
　皆様に対し遺留品として
　糸、針、古新聞、本（馬来語）、マッチ､
　其の他手拭、歯ぶらし、衣類、
　なんでも申出に応じます。

　前田
翌朝早朝二人は書置きどうりの態度を貫いた。
大きな声で唄い、二人でなにか言葉を交わして笑い声をあげた。
直後、銃声が響いた。
この堂々たる最期を目のあたりにして以来、収容所内での虐待がぴたりと止んだ。
クーパンではその後前田大尉に倣って3人の死刑囚が毅然として死んでいった。


以上です。長文スマソです。