1 :
おたかさん:
2 :
可愛い奥様:02/03/28 17:03 ID:ij3jb7Uh
おかたさん。
3 :
可愛い奥様:02/03/28 17:03 ID:2+dbPQ6A
おばかさん
4 :
可愛い奥様:02/03/28 17:05 ID:ij3jb7Uh
おちびさん。
5 :
可愛い奥様:02/03/28 17:05 ID:+NlMDnQ3
85さん。続きはこっちでお願いね。できればsageて地下で。
6 :
可愛い奥様:02/03/28 17:38 ID:HEs7U+0D
7 :
可愛い奥様:02/03/28 17:40 ID:ij3jb7Uh
おけいはん
8 :
可愛い奥様:02/03/28 18:51 ID:xcOu6QCi
おてもやん
9 :
可愛い奥様:02/03/28 20:30 ID:+NlMDnQ3
こっち。
10 :
85 ◆CsaLZaXI :02/03/28 23:38 ID:exBnTAsk
では、明日からはこちらの教室を使用することにします。
とりあえず、主権概念の続きをザッと話しておきます。
主権の意味は3つあります。
1、国家権力そのもの
2、国家権力の属性としての最高独立性
3、国政についての最高決定権
(つづく)
では、「国家権力そのもの」という意味での「主権」とはいかなるものなのか。
それは一言で言えば「統治権」であります。
すなわち「立法権・行政権・司法権」をまとめた「統治権」と同じ意味であります。
(つづく)
では、2番目の「国家権力の属性としての最高独立性」とはいかなるものでしょうか。
これは「国内にあっては最高の権力をもっており、対外的にも一独立国家として
独立している」という意味であります。
つまり「日本は独立国家なのだから内政干渉してもらっては困る」という意味での
「主権」であります。
(つづく)
3番目の「国政についての最高決定権」という場合の主権の意味は
「誰が政治のあり方を最終的に決めるのか」ということです。
「国民主権」という場合の「主権」はこの3番目の意味での「主権」であります。
(つづく)
国民主権というのはまさにこの「誰が国の政治のあり方を最終的に決めるのか。
それは国民が決めるのだ」という仕組みのことにほかなりません。
当たり前のことですが、これが当たり前になったのはつい最近のことなのです。
時代を遡ればこの最終決定権が天皇や将軍、欧州においては王や教皇にあり
国民にはなかったのです。
それを現行の日本国憲法では「国民にある」と規定したのであります。
(つづく)
では国民が最終的な決定権を持つとして、それをどのようなシステムで
運営していくのか。どのような仕組みを採れば国民が最終的に決定して
いることになるのか。
(つづく)
国民が国政の最終的な決定権者であるのなら、国民すべてで話し合って
決めればいいではないか、ということになります。
これが国民の総意になるはずだということは普通に考えればその通りでありましょう。
(つづく)
しかしそれは現実的には不可能であります。
法案を審議するたびに国民全員で審議していては迅速な決定などは
到底不可能でしょう。
(つづく)
そこで憲法は「代表民主制」という方式をとって、選挙で選ばれた者が代表者として
集まって、その代表者たちの話し合いによって審議して決めようということにしました。
その代表者たちの話し合いの結果を「国民全体の話し合いの結果と同視する」という
ことにしたのであります。
(つづく)
代表者たちの話し合いの結果を「国民全体の話し合いの結果と同視する」ということに
したのですから、その代表者選びをしっかりと行わないことには、そもそも「同視」できない
ことになります。
だからこそ、それを同視できるものにしようとして、選挙制度がコロコロと変わるわけで
あります。
(つづく)
つまり「選挙」というものが国民主権というシステムにとっては、大変重要な意味を
持つのであります。
(つづく)
この「選挙」。投票するのは我々国民(有権者)であります。
ではこの国民はどのような判断に基づいて投票をするのでありましょうか?
(つづく)
次回はこの続きから進めますので予習を怠らないよう心がけてください。
(つづく)
24 :
可愛い奥様:02/03/29 06:44 ID:gclwC+sV
ナゲーヨ
25 :
可愛い奥様:02/03/29 07:05 ID:GWFmzgya
おい、煽りはどうした。
つまんねぇぞゴルァ!
26 :
可愛い奥様:02/03/30 08:59 ID:ZzFlox0Y
おまたさん
27 :
土井 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:18 ID:l9fOnmuy
有権者は常にマスメディアを通じて政党や政府の情報を目の当たりにして
おるのであります。
(つづく)
28 :
土井 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:21 ID:l9fOnmuy
国民は代表者を選ぶ際に「この人を選ぶと国政はどうなるのか」
「この人はどんな党に所属していて、どのような政策を掲げている人
なのだろうか」を意識しなければなりません。その判断材料として、
マスメディアが提供する情報を用いることになります。
(つづく)
29 :
土井 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:24 ID:l9fOnmuy
時の権力者であれば誰しも自分を批判する意見を封じ込めようとするものです。
それは歴史が証明するところであります。
(つづく)
30 :
土井 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:27 ID:l9fOnmuy
もしもマスメディアが時の権力者によって圧力を受け、正しい情報を
国民に知らせることができないとなると、どのような事態になるのでしょう。
国民は選挙に際して誤った(時の権力者に好都合な)情報を元に代表者を
選ぶことになってしまいます。
(つづく)
31 :
土井 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:29 ID:l9fOnmuy
それに「世論」というものも形成されなくなります。
誤った情報によって世論が完全に権力者の操作に陥ってしまい
実質的に「専制君主制」と変わらないものになってしまいます。
(つづく)
32 :
土井 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:31 ID:l9fOnmuy
そこで「表現行為に規制を設けるべきではない」という仕組みが必要に
なってくるわけであります。
(つづく)
33 :
土井 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:32 ID:l9fOnmuy
日本国憲法はその原則を21条で明確に定めました。
(つづく)
34 :
可愛い奥様:02/03/30 23:33 ID:ltC57Y5u
おにぎりワッショイ!!おにぎりワッショイ!!
\\ おにぎりワッショイ!!おにぎりワッショイ!! //
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ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) ) ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_) (_)し' し(_) (_)_)
35 :
土 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:33 ID:l9fOnmuy
憲法で定めたということは、どういう意味でしょうか?
それは「下位の規範はすべて憲法を守らなければならない」
ということを意味します。
(つづく)
36 :
土 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:35 ID:l9fOnmuy
つまり、憲法に違反するような法律を国会が作った場合には
裁判所がそれを「憲法違反だ」ということで「無効」にできるわけです。
(つづく)
37 :
土 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:37 ID:l9fOnmuy
先ほど申しました理由で重視されている「表現の自由」も憲法21条で
保障されている権利であります。
従ってその趣旨に反する法律を国会で制定してもそれは憲法違反という
ことになりそうです。
(つづく)
38 :
可愛い奥様:02/03/30 23:39 ID:ltC57Y5u
もう!ウザイ!自己板行け!!!
,-― ー 、
/ヽ ヾヽ
/ 人( ヽ\、ヽゝ
.| ノ ⌒,, ⌒,,`l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| / (o) (o) | /
/ヽ | ー ー | < 本当は1条から8条はなくしたい
| 6`l ` , 、 | \
ヽ_ヽ 、_(、 _,)_/ \_______
\ ヽ UUUUU
)\_ `―'/
憲法について言えば、私はいま「護憲派」と言われているわけですが、本当のことを言えば、1条から8条はいらないと思っています。
天皇制を廃止しろとずっと言っています。
天皇制を廃止する、女が総理大臣になる、安保を廃棄する、この3つで日本は大きく舵を切れると10年前にテレビで言ったのです。
めちゃくちゃ、右翼の攻撃がありました。
いまでも、私はそう思っているのです。はっきりと、それを国会の中でも言い切っているのです。ところが、そう言い切る議員は少ないのです。
「それなら、あなたは天皇制があった方がいいと思っているのか」と言うと、
「いや、もういらんな」と。「言えよ」と言っても言わないのです。びくびくして。そういう時代をずっと引きずってきていると思うのです。
ですから、本当は1条から8条はカットして、日本国憲法は9条から始め、天皇は伊勢にでも行ってもらって、特殊法人か何かになってもらう。
財団法人でも宗教法人でもいいけど。
そして、皇居をセントラルパークにし、アジア平和記念館とかをつくり、アジアの留学生を呼ぶという計画を立てているのですが、賛同者は少ないのです。国会の中では。
それで、そういう話をすると、自由党の平野という議員なんかは走ってきて、「あんたどこの生まれや」と聞きます。「生まれは奈良の吉野の山奥で、育ったのは大阪やねん」と言うと、
「そんな奈良の人間で、天皇制やめとけいうやつおるんか」と。「ごろごろおるぞ」と言い返しました。
それくらい不思議がられるほど、そういうことはタブーになっています。
39 :
土 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:39 ID:l9fOnmuy
ここまで見てくると、一見、「なんだ。表現の自由って無制限に絶対的に
認められるんだね」と思えます。ところがそうではないのであります。
(つづく)
40 :
土 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:41 ID:l9fOnmuy
では、なぜ表現の自由は絶対的ではないのでしょうか。
それは次回にお話するとして、今日は表現の自由が認められるに至った
もう1つの理由について少しだけお話したいと思います。
(つづく)
41 :
土 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:42 ID:l9fOnmuy
それは「自己実現」というものであります。
これも憲法の基本理念である「個人の尊厳」という条項から
導かれる理念であります。
(つづく)
42 :
土 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:46 ID:l9fOnmuy
この「自己実現」に奉仕するものとして「表現の自由」は重要である、
という説明がなされます。つまり、自分の考えを公にすることによって
自らを発展させていく、ということであります。
それがすなわち個人の尊厳につながるというわけであります。
憲法はそれまでも手厚く保障しているのであります。
(つづく)
43 :
土 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:49 ID:l9fOnmuy
以上の理由から表現の自由というのは憲法上の重要な権利となっております。
この権利が保障されているかぎり、政府が間違った政治を行っても、世論と
選挙を通じて、国民によって政治を是正することができるのであります。
しかし、この表現の自由が壊されてしまうと、世論と選挙を通じて国民が
政治を是正することそのものが困難になってしまいます。
だからこそ表現の自由は手厚く保護されるのであります。
(つづく)
44 :
土 ◆CsaLZaXI :02/03/30 23:51 ID:l9fOnmuy
次回は「ではなぜそのように重要な権利であるはずの表現の自由が
絶対的に自由というわけではないのか?」について講義してみたいと
思います。予習を怠らないよう心がけてください。
(今日はここまで)
45 :
可愛い奥様:02/04/08 22:19 ID:PtO2gkXJ
今、ピンチなんじゃないの?おたかさん。どうするんだろう?
46 :
可愛い奥様:
ああ、土井たかこのことだったのか