(・∀・)(・∀・)奥様リレー小説(・∀・)(・∀・)
1 :
可愛い奥様:
はじまりはじまり〜♪
2 :
可愛い奥様:02/02/01 18:18 ID:8tQChrsd
確か・・・アレは・・・
3 :
可愛い奥様:02/02/01 18:18 ID:YiWsPW59
本日、2をゲット致します!イエイ!
4 :
可愛い奥様:02/02/01 18:19 ID:cqAa+hyq
5 :
可愛い奥様:02/02/01 18:19 ID:TZWpQ2+W
と 遅れをとって恥をかいた日の事だった。
6 :
可愛い奥様:02/02/01 18:20 ID:8tQChrsd
電話のベルで飛び起きた・・・
7 :
可愛い奥様:02/02/01 18:21 ID:lkjV52IR
あれは・・・15年前の冬だった。
8 :
可愛い奥様:02/02/01 18:21 ID:FSweyhpK
る〜るるる〜
9 :
可愛い奥様:02/02/01 18:22 ID:8tQChrsd
「も、、もしもし?」
10 :
可愛い奥様:02/02/01 18:22 ID:f/Uok/tl
つながってねーよっ!
11 :
可愛い奥様:02/02/01 18:22 ID:qKZ3h0U7
理沙はいつものように朝食を終えると、自分の食器を洗っていた・・・
12 :
可愛い奥様:02/02/01 18:22 ID:lkjV52IR
「誰だかわかる?」
13 :
可愛い奥様:02/02/01 18:22 ID:XUBy2cN4
「なんだ〜電話かと思ったら由紀さおりが歌ってるのか」
14 :
xp ◆WAxATHCQ :02/02/01 18:22 ID:b4M3lTsV
電話から聞こえる懐かしい声、 あなたは!
15 :
可愛い奥様:02/02/01 18:23 ID:qKZ3h0U7
(全然ダメやんけっ!)
16 :
可愛い奥様:02/02/01 18:23 ID:lWkopZVz
「ファントムなのね!」
早くてついていかれん.....挫折
18 :
可愛い奥様:02/02/01 18:24 ID:7uDubXAe
「もしもし、あたしリカよ」
19 :
可愛い奥様:02/02/01 18:25 ID:8tQChrsd
「リカ???リカなの?」
20 :
可愛い奥様:02/02/01 18:25 ID:qKZ3h0U7
「お前本当にリカか?」
21 :
可愛い奥様:02/02/01 18:25 ID:8tQChrsd
『そうよ、リカよ・・・覚えててくれて嬉しいわ』
22 :
可愛い奥様:02/02/01 18:26 ID:XUBy2cN4
この主婦は、かつて多重人格性障害と診断を受けたのであった。
23 :
可愛い奥様:02/02/01 18:26 ID:FSweyhpK
理沙は考えた
24 :
可愛い奥様:02/02/01 18:26 ID:7uDubXAe
「今ハワイなのー」
25 :
可愛い奥様:02/02/01 18:27 ID:uFTcPF31
「わたしリーカーリーカちゃん」
26 :
可愛い奥様:02/02/01 18:27 ID:7uDubXAe
・・・と一人妄想に耽っては、一人きりのリビングで溜息を付く節子であった。
27 :
可愛い奥様:02/02/01 18:27 ID:lWkopZVz
全ては夢だった。
28 :
可愛い奥様:02/02/01 18:27 ID:f/Uok/tl
私の中に違う誰かが・・・こわいっ
29 :
可愛い奥様:02/02/01 18:28 ID:8tQChrsd
節子はいつも嫁いだ5人の娘のことで悩んでいた
30 :
可愛い奥様:02/02/01 18:28 ID:lWkopZVz
「こんにちはー、宅急便ですーーー」
玄関で声がした。
31 :
可愛い奥様:02/02/01 18:28 ID:7uDubXAe
「お父さん、ちょっとお醤油取って頂戴」
32 :
可愛い奥様:02/02/01 18:29 ID:TZWpQ2+W
,、 ,、
,.(*゚ー゚)ッ、
イ~U U~|>'
お届け物デース
33 :
可愛い奥様:02/02/01 18:29 ID:8tQChrsd
リカからの電話と理沙からの電話と5人の娘の悩み事で
宅急便が来たことに気付いていない節子だった
34 :
可愛い奥様:02/02/01 18:30 ID:FSweyhpK
「しぃちゃんを注文した覚えはないんだけど・・・」
35 :
可愛い奥様:02/02/01 18:31 ID:XUBy2cN4
また、精神分裂症との診断もくだされたことがあり、
時々幻聴や幻覚が見えるのであった。
36 :
可愛い奥様:02/02/01 18:31 ID:7uDubXAe
「あぁ、早くお迎えが来ないかしら」
37 :
可愛い奥様:02/02/01 18:32 ID:8tQChrsd
と、、、その時!!!!!
38 :
可愛い奥様:02/02/01 18:32 ID:LepuoUzd
「う、気持ち悪い」
39 :
可愛い奥様:02/02/01 18:32 ID:f/Uok/tl
しぃはハワイにいる娘葉子から送られたものだった
40 :
可愛い奥様:02/02/01 18:32 ID:3Wn5NAGe
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!
41 :
可愛い奥様:02/02/01 18:32 ID:XUBy2cN4
「小さな小さな小人さん〜赤いベストに赤い靴〜
いつも素敵にダンスする〜」
42 :
可愛い奥様:02/02/01 18:33 ID:uFTcPF31
激ワラエル!
43 :
可愛い奥様:02/02/01 18:33 ID:8tQChrsd
おげぇぇーーーーー
ハッ も、もしや・・・
44 :
可愛い奥様:02/02/01 18:34 ID:FSweyhpK
月のものがない・・・
45 :
可愛い奥様:02/02/01 18:34 ID:XUBy2cN4
「小人さんがお口から出てきた〜」
46 :
可愛い奥様:02/02/01 18:34 ID:8tQChrsd
)ドキドキ
47 :
可愛い奥様:02/02/01 18:36 ID:lWkopZVz
「どすん」
振動と共に、大変大きな音が台所の方から聞こえた。
48 :
可愛い奥様:02/02/01 18:36 ID:LepuoUzd
昨日お稲荷さん食べ過ぎたかしら・・・
49 :
可愛い奥様:02/02/01 18:37 ID:TZWpQ2+W
,、|,、
(f⌒i
U j.|
UJ
:
‐=‐
死のうと思ったが、しくじって落ちたのだ。
50 :
可愛い奥様:02/02/01 18:39 ID:XUBy2cN4
「駄目じゃないのおばあちゃん!また首吊って!嫌がらせもいい加減にしてくださいよ!」
51 :
可愛い奥様:02/02/01 18:40 ID:3Wn5NAGe
「すまないねぇ。もう生きていても楽しくないんだよ・・・」
52 :
可愛い奥様:02/02/01 18:40 ID:3uglWf/0
姑は少し痴呆が入っていて時折狂言自殺を図る。
53 :
可愛い奥様:02/02/01 18:41 ID:3eJj2yfi
54 :
みく:02/02/01 18:41 ID:zwnkevgi
頭にきたのでストレス発散のため、ボクシングジムに通うことにした。
55 :
可愛い奥様:02/02/01 18:42 ID:XUBy2cN4
私は義母が嫌いだ。老人特有の匂い、顔つき、その全てが私の神経を逆撫でする。
56 :
可愛い奥様:02/02/01 18:42 ID:3Wn5NAGe
姑をこき下ろすスレになりそうだ。
57 :
可愛い奥様:02/02/01 18:43 ID:3uglWf/0
ボクシングジムは家から10分とかからない。
58 :
可愛い奥様:02/02/01 18:46 ID:FSweyhpK
そのジムの名はガチンコファイトクラブという
59 :
可愛い奥様:02/02/01 18:47 ID:3uglWf/0
ここで鍛えて、姑を・・・。
60 :
可愛い奥様:02/02/01 18:47 ID:f/Uok/tl
節子は姑への憎しみを込めて、思い切りサンドバッグを叩き続けた。
61 :
可愛い奥様:02/02/01 18:48 ID:TZWpQ2+W
∠-‐ "二_=`: .'´;" 'rァ _( )
/ .-‐  ̄ "´ ‘´ | '^ ^i
/ イ0 ブ .ハJ
| ハ ヽ / ノ
// | |_ //l (
` ┘ └┘ `ー' し′
いつかこんな風に…
62 :
可愛い奥様:02/02/01 18:48 ID:FSweyhpK
妄想する節子であった
63 :
可愛い奥様:02/02/01 18:48 ID:lWkopZVz
近頃そのジムも、やらせが発覚し、閉鎖寸前であった。
64 :
可愛い奥様:02/02/01 18:50 ID:LI8+rN/H
えええ??? 年会費振り込んだばかりなのに!
65 :
可愛い奥様:02/02/01 18:50 ID:3Wn5NAGe
「いつか・・・いつか・・・この手で姑を・・・」
66 :
可愛い奥様:02/02/01 18:51 ID:f/Uok/tl
「おう、がんばっとるのう節子」
67 :
可愛い奥様:02/02/01 18:51 ID:LepuoUzd
しかもその年会費は姑のへそくりを使い込んだのであった
68 :
可愛い奥様:02/02/01 18:52 ID:lWkopZVz
ずざーーー69
69 :
可愛い奥様:02/02/01 18:52 ID:3Wn5NAGe
「なんでやねん!」
70 :
みく:02/02/01 18:52 ID:zwnkevgi
そして、ボクシングジムで練習していたWBA世界バンタム級チャンピオンを
間違ってスパーで倒してしまった。
71 :
可愛い奥様:02/02/01 18:52 ID:lWkopZVz
「しまったわ!はやまった!」節子は反省しきりであった。
72 :
可愛い奥様:02/02/01 18:52 ID:LI8+rN/H
「閉鎖についてのお知らせ」と「振込証書」を見合わせて愕然とする節子
73 :
可愛い奥様:02/02/01 18:55 ID:8tQChrsd
大吉は何も言えずにただただ料理に打ち込んでいた
74 :
可愛い奥様:02/02/01 18:56 ID:LepuoUzd
わ、わたおに?
75 :
可愛い奥様:02/02/01 18:56 ID:LI8+rN/H
「あら?秀二さん」
ボクシングジムにいる節子に声をかけたのは
節子の5歳年上の不倫相手だった。
76 :
みく:02/02/01 18:57 ID:zwnkevgi
怪我を負ったチャンピオンに慰謝料を払うことになった節子は金を稼ぐ為にプロボクサーになる。
77 :
可愛い奥様:02/02/01 18:59 ID:3uglWf/0
女性の割りに、体格は良い節子だった。
78 :
可愛い奥様:02/02/01 18:59 ID:8tQChrsd
節子はベンちゃんとも関係を持っていたのだが
それが姑の知るところとなったのだった。
79 :
可愛い奥様:02/02/01 19:00 ID:q4Htauki
初戦の相手は片岡鶴太郎の長男であった。
80 :
可愛い奥様:02/02/01 19:00 ID:f/Uok/tl
今は不倫してる暇なんて無いわ、この借金を一日でも早く返さなきゃ・・・
81 :
みく:02/02/01 19:01 ID:zwnkevgi
しかし、階級別のボクシングでは現在の130Kgから45Kgにまで
体重を落とさなくてはならないのであった。
82 :
可愛い奥様:02/02/01 19:02 ID:2OAMMNBt
「まあ、おかくらのお母さんもいい年して!」と五月にいやみを忘れないキミであった。
83 :
可愛い奥様:02/02/01 19:02 ID:LepuoUzd
節子はプロボクサーとして戦いながらも、夫と秀二とベンちゃんとの間で
揺れ動き、借金のことまで考えて、てんてこまいであった
84 :
可愛い奥様:02/02/01 19:03 ID:q4Htauki
初戦の相手は、片岡鶴太郎の長男であった。
父親似の、目と鼻の感じ・・・。
85 :
可愛い奥様:02/02/01 19:04 ID:f/Uok/tl
試合当日は、もちろん鶴太郎本人がセコンドについていた。
86 :
可愛い奥様:02/02/01 19:04 ID:TZWpQ2+W
mf'''''、二''';ー - 、.__
,.;:'"” `ー、ー、 \
,.゙'、 ` ` ヽ,
ノ,ィ ' ̄ \,\, \.l
/ へ、__、 \ヽ__,,ス } >,`j
} 'ー',r、__ ー─ ヽヽ __) _/iil
{ f 、 \\~ \_ミ、, . ヽミトコ!'
''、 l _:;;.._ヽ l l ,,,='',,,,,_ ゙ヽ.jリノ
ヽ!'ヘ;ぅ'>. ヽ ソ;^ー''~ ゙レ!
゙、 " :. ,l'
' , .: ,〉 ,!ヽ-ァ、,_
\ ゙ ‐:.'' ..__,, / y'  ゙̄`ー―
,___\'^;:;;‐;'' ,. ' /
 ̄~ / 'ヽ, __,./ /
I, ! r'
l ト /j
l l、 _//
l i!;;';'ナi_,/
節子さん、何もあなたが戦わなくても…
旦那さんと別れてくれれば、借金は僕が何とかしますから…
リングサイドで秀二が言った。
87 :
可愛い奥様:02/02/01 19:05 ID:8tQChrsd
しかも義姉の小姑 森光子からも借金をしていたのだった。
88 :
みく:02/02/01 19:05 ID:zwnkevgi
そしてダイエットをするために、今、ビューティコロシアムに出演している
タカノユリの話に耳を傾ける。
TVに話かけながら・・・。
89 :
可愛い奥様:02/02/01 19:05 ID:LepuoUzd
あまりのおもしろい顔に、戦う意欲をそがれる節子であった
90 :
これまでのあらすじ@:02/02/01 19:06 ID:LI8+rN/H
主婦、節子は、かつて多重人格性障害と診断を受けたのであった。
いつも嫁いだ5人の娘のことで悩んでいた
リカからの電話と理沙からの電話と5人の娘の悩み事で
宅急便が来たことに気付いていない節子だった
また、精神分裂症との診断もくだされたことがあり、
時々幻聴や幻覚が見えるのであった。
生きていても楽しくないと言う痴呆が入った姑は
時折狂言自殺を図る。
頭にきたのでストレス発散のため、家から10分の
ボクシングジム「ガチンコファイトクラブ」に通い出した
近頃そのジムも、やらせが発覚し、閉鎖寸前であった。
しかもその年会費は姑のへそくりを使い込んだのであった
そして、ボクシングジムで練習していたWBA世界バンタム級チャンピオンを
間違ってスパーで倒してしまった。
91 :
可愛い奥様:02/02/01 19:09 ID:3uglWf/0
(この話、どう決着つくのだろう・・・・。)
92 :
可愛い奥様:02/02/01 19:10 ID:LI8+rN/H
節子「129.5kgか・・・・。もっと・・・もっと体をしぼらなきゃ!!」
焦る節子。
93 :
これまでのあらすじA:02/02/01 19:30 ID:FSweyhpK
姑のへそくりの使い込みの返済と
怪我を負ったチャンピオンに慰謝料を払うことになった節子は
金を稼ぐ為にプロボクサーになる事を決意する。
節子はプロボクサーとして戦いながらも、夫と不倫相手の秀二と
ベンちゃんとの間で 揺れ動き、借金のことまで考えて、てんてこまいであった
初戦の相手は、片岡鶴太郎の長男であった。
しかし、階級別のボクシングでは現在の130Kgから45Kgにまで
体重を落とさなくてはならないと焦る節子であった。
94 :
可愛い奥様:02/02/01 19:39 ID:q4Htauki
ここで節子の長女、3月生まれの弥生のことを話さなければなるまい。
95 :
可愛い奥様:02/02/01 19:42 ID:f/Uok/tl
「これがあれば、痩せられるかも・・・」
節子は、アブトロニックからマイクロダイエット、サウナスーツまで、
数々のダイエット用品を通販で買いまくったため、借金はみるみるうちに
膨れ上がっていった。
96 :
可愛い奥様:02/02/01 19:43 ID:LI8+rN/H
下の4人の妹が次々に嫁ぎ、最後に結婚した長女節子の相手は18歳の
男子校生だった。
97 :
可愛い奥様:02/02/01 19:43 ID:3Wn5NAGe
「ああ・・・あの人の胸の中に飛び込めたらどんなにいいか・・・」
98 :
1:02/02/01 21:33 ID:qKZ3h0U7
(このスレの面倒臭さは、最初から読まなくちゃいけないところにある。しかし、かなり笑える。)
99 :
可愛い奥様:02/02/01 21:37 ID:xPyWS0gU
(“渡る世間は鬼ばかり”モードに入り始めた、と思うのは私だけでしょうか・・)
100 :
768:02/02/01 21:39 ID:JyEgMWHd
減量のランニング中、節子は喫茶店の前で立ち止まった。
夫が女といる。
101 :
可愛い奥様:02/02/01 21:44 ID:LepuoUzd
さっきまでこうなったら脂肪吸引しかないかなと思っていた節子だが
今は目の前の夫と女のことで頭がいっぱいだった
102 :
1:02/02/01 21:45 ID:qKZ3h0U7
(わ!これまでのあらずじを書いてくれている人がいる!ごめそ!本当は
私の仕事なのに!助かるじょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。)
103 :
可愛い奥様:02/02/01 21:46 ID:f/Uok/tl
アレは誰?
今まで大吉に限って浮気などないと信じて疑わなかった節子はかなり動揺していた・・・
104 :
1:02/02/01 21:46 ID:qKZ3h0U7
「だ、誰なのよ、あの女は・・・。」
105 :
可愛い奥様:02/02/01 21:48 ID:JyEgMWHd
一つだけ確かな事は、女が自分より若いという事だった。
106 :
可愛い奥様:02/02/01 21:49 ID:LepuoUzd
「あの女、よく見ればリカじゃない!」
107 :
可愛い奥様:02/02/01 21:50 ID:f/Uok/tl
じゃあ、今までのリカの電話は・・・大吉宛だったの?
108 :
可愛い奥様:02/02/01 21:52 ID:J3/My8iX
そのとき、戦国武将が馬に乗って、節子の目の前に現れた。
109 :
可愛い奥様:02/02/01 21:54 ID:JyEgMWHd
「もしかして…あなたは武田信玄?」
110 :
可愛い奥様:02/02/01 21:55 ID:f/Uok/tl
「いかにも。そなたは節子じゃな。」
111 :
直人:02/02/01 21:56 ID:NA6Fobqs
「直人だYO!」
112 :
可愛い奥様:02/02/01 21:56 ID:LepuoUzd
節子は動揺のあまり幻覚を見ているのであろうか?それとも・・・
113 :
可愛い奥様:02/02/01 21:58 ID:rAYA86FU
信玄と思った相手は実は京唄子だったことを知り愕然とする節子
114 :
可愛い奥様:02/02/01 21:59 ID:qKZ3h0U7
幻覚は多重人格者の日常茶飯事なので、気にしないことにした。
115 :
96:02/02/01 22:01 ID:LI8+rN/H
キャー!ゴバク・・・ 長女節子→長女弥生
デモナンカベツノハナシデモリアガッテルカラーイイカー
>>1 ワタシモメチャメチャーワラッタヨー!!オモシロクテー
116 :
可愛い奥様:02/02/01 22:03 ID:f/Uok/tl
それより、今は大吉に真実を確かめなければ・・・
117 :
可愛い奥様:02/02/01 22:05 ID:LI8+rN/H
そのとき、節子の携帯に電話がはいった。
狂言自殺が趣味の姑からだった。
「節子さん・・・」
118 :
可愛い奥様:02/02/01 22:05 ID:LepuoUzd
節子は喫茶店から出てきた二人の後をつけることにした
119 :
可愛い奥様:02/02/01 22:06 ID:qKZ3h0U7
節子は、他の客にまぎれて、店内へ入った。鼓動が早まっていった。
120 :
119:02/02/01 22:07 ID:qKZ3h0U7
(遅かった!)
121 :
可愛い奥様:02/02/01 22:08 ID:qKZ3h0U7
二人は親しげに、時折、耳元で何かをささやき合っている。
122 :
可愛い奥様:02/02/01 22:11 ID:f/Uok/tl
「お母さん、今忙しいんで切ります!」
節子は携帯の電源をオフにした。
123 :
可愛い奥様:02/02/01 22:13 ID:J3/My8iX
二人は、「メニュー100品全部食べきり」に挑戦しているのであった。
124 :
可愛い奥様:02/02/01 22:14 ID:qKZ3h0U7
あ、あの女は、TVに出ている大食いのチャンプ・・・確か名前は・・・
125 :
可愛い奥様:02/02/01 22:15 ID:LI8+rN/H
130→45kgへの減量のためのランニング中の節子は
首にタオルを巻き、ジャージ姿。
それでもあたまのなかは二人のことでいっぱいだった。
126 :
可愛い奥様:02/02/01 22:18 ID:LepuoUzd
「メニュー100品全部食べきり」を断念した2人は店を出て、タクシーに乗り込んだ
127 :
可愛い奥様:02/02/01 22:24 ID:XUBy2cN4
「お、追わなくちゃ!あのタクシーを!」節子は猛然と走り出した。
128 :
可愛い奥様:02/02/01 22:25 ID:m7LmCY3+
えっ?!女はリカじゃなくって赤坂だったの・・・?!
これも又幻覚なのかと困惑する節子であった。
その時節子の背後から・・・
129 :
可愛い奥様:02/02/01 22:25 ID:f/Uok/tl
「追いかけなきゃ!」
節子も後を追おうとタクシーを捜したが、なかなか見つからない。
節子は走り出した。
130 :
可愛い奥様:02/02/01 22:26 ID:XUBy2cN4
節子の目には、タクシーの中でイチャつく夫と赤坂の姿が・・・。
131 :
可愛い奥様:02/02/01 22:27 ID:m7LmCY3+
(スゴイ!!偶然同じ内容?127さんと129さんはケコーンするべきだ)
132 :
可愛い奥様:02/02/01 22:27 ID:XUBy2cN4
(まあ、ありがちなストーリー展開っつーことですな)
133 :
可愛い奥様:02/02/01 22:28 ID:LI8+rN/H
後ろから声をかけてきたのはセイン・カミュだった。
「チョトイイデスカー」
134 :
可愛い奥様:02/02/01 22:29 ID:f/Uok/tl
「クソー、許せない!!2人とも!!」
節子はますますスピードアップした
135 :
可愛い奥様:02/02/01 22:30 ID:XUBy2cN4
節子は、巨体を揺らし汗だくになりながら懸命にに走った。
136 :
可愛い奥様:02/02/01 22:31 ID:LepuoUzd
目にも止まらぬ速さだったため、それを見ていた忍者が節子をスカウトした。
その忍者の名は、セイン・カミュ!
137 :
可愛い奥様:02/02/01 22:31 ID:J3/My8iX
先ほどの戦国武将がタクシーを追う。
「節子殿、安心召されー」
138 :
可愛い奥様:02/02/01 22:31 ID:oTPOX2Bt
セインも走った
139 :
可愛い奥様:02/02/01 22:32 ID:XUBy2cN4
「チョトマッテクラサイー」
140 :
可愛い奥様:02/02/01 22:33 ID:LI8+rN/H
タクシーを追う節子。節子を追う戦国武将とセインカミュー。
141 :
可愛い奥様:02/02/01 22:35 ID:XUBy2cN4
「ぬぉ〜〜〜〜〜くぉいつらいったい何者だ〜〜〜っ!」
バックミラーを見て恐怖におののくタクシー運転手。
142 :
可愛い奥様:02/02/01 22:37 ID:J3/My8iX
恐怖が頂点に達したタクシー運転手は、
タクシーに格納してあった翼を出し、空を飛んだ。
143 :
可愛い奥様:02/02/01 22:38 ID:f/Uok/tl
「はっアレは節子!」
大吉は慌てた。「節子って誰なの大ちゃん?」不思議そうに問い掛ける尊子。
144 :
可愛い奥様:02/02/01 22:38 ID:XUBy2cN4
「シュタッ!シャキーンッ!ゴゴゴゴゴゴーーーー」
145 :
可愛い奥様:02/02/01 22:52 ID:f/Uok/tl
「ああっそんなぁ〜」ボー然と空を見上げるしかない節子であった・・・
146 :
可愛い奥様:02/02/01 22:52 ID:m7LmCY3+
不思議そうな顔した尊子(そんし)の口周りは食べカスとよだれで汚かったが、
大吉はそんな尊子が愛しいのであった。
しかし、今はそんな事考えている暇などなかった・・・
節子がものすごい勢いで迫ってきている!
147 :
可愛い奥様:02/02/01 22:57 ID:ZnVDC2Pu
と、あれよあれよという間に、節子はいきおいあまってかタクシーを追い越していった。
しかし止まらない。
148 :
可愛い奥様:02/02/01 22:58 ID:VzkXarc6
「兄ちゃん、なんで蛍すぐ死んでしまうん?」節子は聞いた。
149 :
可愛い奥様:02/02/01 23:00 ID:f/Uok/tl
「正直申し上げまして、不安はあります」と節子は言い切った。
150 :
可愛い奥様:02/02/01 23:03 ID:MdpcXVGe
と、突然尊子が口を押さえた。嘔吐の前兆だ。
「よし、泥だんごでも食らうがよい!」
無理やりだんごを押し込むと、尊子は悶絶した。
151 :
可愛い奥様:02/02/01 23:03 ID:LI8+rN/H
「ど・・・どうしたんだ節子。そんなジャージ姿で」
152 :
可愛い奥様:02/02/01 23:06 ID:LepuoUzd
「そうだ、ジョギングの途中だったんだわ」節子はふと我に帰った
153 :
可愛い奥様:02/02/01 23:06 ID:f/Uok/tl
尊子に泥団子を押し込んだのは、まぎれもなく武田信玄であった。
154 :
可愛い奥様:02/02/01 23:10 ID:Xvk5GcAh
「ありがとう信玄!」節子は武田信玄にお礼を言うと、タクシーの
前に立ちはだかってタクシーを止めた。
「ちょっとあなた!!」
155 :
可愛い奥様:02/02/01 23:12 ID:sANHdcdx
=15分間の休憩です。=
バーラウンジには、冷えたワインがご用意してございます。
ごゆるりと。
156 :
可愛い奥様:02/02/01 23:14 ID:m7LmCY3+
(ふぅ〜 ちょっと休憩しようかな。
マスター、ロゼある?いいね、このラウンジ 気に入ったよ。)
157 :
可愛い奥様:02/02/01 23:18 ID:LepuoUzd
(大吉の相手の名前って、尊子?リカ?赤坂?それとも同一人物?混乱してきた…)
158 :
可愛い奥様:02/02/01 23:19 ID:f/Uok/tl
今のところ、尊子では・・・
159 :
可愛い奥様:02/02/01 23:20 ID:LepuoUzd
160 :
可愛い奥様:02/02/01 23:21 ID:m7LmCY3+
(>157 赤坂尊子は大食いチャンピオンのおばちゃん。
リカなのか尊子なのかは今のところまとまっていませんね〜)
161 :
160:02/02/01 23:22 ID:m7LmCY3+
(ゴメソ 158さんとかぶっちゃいました。
今のところ尊子が有力ですね。死んではいないと思われる・・・)
162 :
可愛い奥様:02/02/01 23:23 ID:LI8+rN/H
げらーーー!!(w
赤坂さんの名前って尊子だったんだ。笑 気付かなかった・・・。
あかちゃかちゃん大好きでいつも応援してたよ。
マスター、野菜スティックが欲しいわ。
163 :
可愛い奥様:02/02/01 23:24 ID:f/Uok/tl
(節子を追ってきているはずのセインのことも気になります・・・)
164 :
可愛い奥様:02/02/01 23:24 ID:LepuoUzd
>>161 (赤坂と尊子は同一人物なのね。了解です。)
165 :
160:02/02/01 23:25 ID:m7LmCY3+
(ちなみに尊子(そんこ)ではなく(とうこ)ですけどね。
マスター
>>162さんに野菜スティック出してあげて。私につけといてね)
166 :
162:02/02/01 23:30 ID:LI8+rN/H
>>165 ありがとー。やさしいわね。
トコロデー、タクシーがトブバメンハ チトビクーリナ テンカイー ダトオモタヨー
167 :
160:02/02/01 23:31 ID:m7LmCY3+
さ、そろそろ休憩タイムは終わるわYO
皆さん準備はよろしくって?
168 :
可愛い奥様:02/02/01 23:39 ID:f/Uok/tl
(うーん残念、旦那が帰ってくるので落ちます。明日どんな展開になってるか
楽しみ!皆さん頑張ってくださーい!)
169 :
可愛い奥様:02/02/01 23:59 ID:LepuoUzd
(お風呂入って戻って来たら、もうみんないないのね。寂しいけど寝ます。おやすみ〜)
170 :
可愛い奥様:02/02/02 07:53 ID:o+gpwSlB
(唐突な話の展開も時には面白いけれど、
前の書き込みをリレーしないと滅茶苦茶になっちゃうよー)
171 :
可愛い奥様:02/02/02 08:35 ID:sk5nmtOQ
>>165 (マジレススマソ。尊子はとうこ≠ナはなくたかこ≠ニ呼びます)
野菜スティックのツケよろしく。
172 :
165:02/02/02 09:27 ID:VrOU+7H1
)ガクガク ブルブル ずっと”とうこ”だと思ってました・・・
知ったかぶってゴメンナサイ ゴメンナサイ
173 :
可愛い奥様:02/02/02 12:22 ID:veQm9TYz
(いきなり始めてみます)
節子は忍者セインのおかげで、空を飛ぶタクシーに追いつくことができた。
さらに武田信玄のおかげで尊子を悶絶させることができた。
2人に感謝しつつも今はそれどころではない。
節子は覚えたてのワン・ツーを大吉に仕掛けた。
174 :
可愛い奥様:02/02/02 14:42 ID:SZ7Tohub
覚えたての割りに
ワン・ツーは大吉に命中した。
175 :
可愛い奥様:02/02/02 14:56 ID:u7/4n5hC
「やった!竹原コーチに教えてもらったワン・ツーが通用した!」喜ぶ節子。
「お見事!節子殿!」「ワァオ!セツコサン、ベリーパワフルデスネー!イッツパーフェクトパンチデース!」
信玄とセインも拍手を送った。しかし、喜びは束の間だった。
悶絶していたはずの尊子が、むくっと起き上がったのである。
176 :
可愛い奥様:02/02/02 15:23 ID:veQm9TYz
尊子の口の端には、まだ先程の泥団子がついていて、なんとも見るに耐えない姿であった。
節子は恐ろしさのあまり目を見開いたが、次の瞬間には大声で笑い出してしまった。
尊子はなぜ笑われているのか、わからないようだ。
177 :
可愛い奥様:02/02/02 15:36 ID:o7sIi92G
「泥…」
尊子は落ち着きはらった様子で口元をぬぐった。
「何がそんなにおかしいのかしら」
178 :
可愛い奥様:02/02/02 15:52 ID:u7/4n5hC
「大ちゃん、大ちゃん、しっかりして」
尊子は白目をむいて気絶している大吉に呼びかけた。
「あなた誰?なんでこんなひどい事するのよ」
節子は尊子に睨みつけられ、笑うのを止めた。
「あんたこそ誰なのよ?私は大吉の妻よ!」
179 :
可愛い奥様:02/02/02 17:51 ID:mb/OSBB0
「ええっ!なんですって???大ちゃん結婚していたなんて聞いてなかった!」
信じられないといった表情で、尊子は大吉を呆然と見つめていた。
しかし、キッと節子を睨み返す。
180 :
可愛い奥様:02/02/02 18:02 ID:4UOjZckE
その緊迫した空気にいたたまれず、大吉は大ちゃん音頭を踊りだした。
181 :
可愛い奥様:02/02/02 18:43 ID:9kCLTCWe
と、その時再び携帯が鳴った。節子の娘からだった。
「ばばあが…ばばあが又やりやがった!」
「えぇーっ、また吊ったの?」
節子は踊り狂う大吉を右ストレートで殴りつけ、電話を握り締めた。
182 :
可愛い奥様:02/02/02 18:48 ID:o7sIi92G
すると、節子の口元にある小さなホクロから
絹のような細い糸が伸び出した。
まるで生き物のように大ちゃんの踊りに合わせて
するすると伸び続けるのだ。
183 :
可愛い奥様:02/02/02 19:09 ID:8rzUHmI/
「ギャアァァァァァァァァッ!!!!!」
184 :
可愛い奥様:02/02/02 19:11 ID:SZ7Tohub
(オ、オカルトになってきたよお・・・。)
185 :
可愛い奥様:02/02/03 23:57 ID:B85WLKps
尊子は腰を抜かし失禁してしまった。
「アワワワワワ・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 」
186 :
可愛い奥様:02/02/04 00:23 ID:xhX6drN7
し・しかしその失禁したものがアメーバのようなかたちになって
節子に襲い掛かってきた。
誰がこんなことを想像したであろう。これぞ地獄絵図である。
187 :
可愛い奥様:02/02/04 01:02 ID:T7bBFa7X
恐怖のあまり逃げ出す事すら忘れ、
じりじりと近づいてくる不気味な塊
催眠術にでもかかったかのように視線がはずせない。
それはまるで呼吸をしているかのようにかすかに波打っている。
188 :
可愛い奥様:02/02/04 01:05 ID:EqlrmXBZ
そしてそれは、静かに節子を包み込みはじめた
189 :
可愛い奥様:02/02/04 02:27 ID:QhYvEUNd
透明の粘膜と絹糸に包まれ、節子は静かに目を閉じ・・息絶えていく・・
「節子ォォォッ」大吉の雄叫びが、響き渡る。
不気味なものに覆われた節子の体に、すがりつく大吉・・・
「ダイチャンハ、ワタシガイナイトダメネ」
不意に聞こえた懐かしい声に顔を上げる大吉。
「お・・お姉ちゃん?」
節子の傍らに立っていたのは、紛れもないハワイ帰りのタマコであった。
190 :
可愛い奥様:02/02/04 10:25 ID:uvhseh+g
ちょっと名乗ったばかりに、
すっかりここが「わたおに」の世界に変わってしまっていることに
申し訳ない思いでいっぱいの節子であったが
薄れ行く意識の中で、小姑タマコへの積年の恨みがこみ上げてきて
再び拳を握ってみるのであった。
191 :
みく:02/02/04 13:00 ID:TC2h/KBy
気が付くと節子はベットにいた。
傍らにいたのは節子の長女なつきが産んだ孫の健太だった。
「おばあちゃん。大丈夫?」
「健ちゃん。ここはどこ?」
「中野精神科病院第2病棟404号室だよ。」
節子は健太の4才児らしからぬ返答に一瞬驚いたが、やがて真っ白な病室の壁を
無気力に、そしてぼんやりと眺めはじめた。
192 :
みく:02/02/04 13:11 ID:TC2h/KBy
(そう・・・わたしは精神病にかかって・・・。
ということは、いままでのことはすべて妄想?)
そのときドアのノック音が自己整理をする節子をふいに現実へと戻した。
「節子。気が付いたのか?」
入ってくるなり節子を気遣う夫大吉の声に節子は安堵の表情を見せた。
しかし、次の瞬間、節子の表情は曇った。
大吉の後から尊子が入室して来たからである。
193 :
みく:02/02/04 13:24 ID:TC2h/KBy
大吉はおもむろに切り出した。
「こんな時にこんなこというのも非常識かと悩んだんだが・・・・。」
しぶる大吉の背中を尊子が肘でこづいた。
「俺は尊子と結婚しようと思う。だから節子。別れてくれ。」
194 :
可愛い奥様:02/02/04 13:40 ID:C+jiVOCG
「そんなことが、許される道理がないでしょう・・?」
拳を震わせながら節子が言った。
195 :
可愛い奥様:02/02/04 13:42 ID:1VODq5Sa
外は冷たい雨・・・。
節子の頬にも冷たい一筋の雨が流れていった。
196 :
可愛い奥様:02/02/04 13:45 ID:uvhseh+g
節子には、ちょっと生意気だけど可愛いクリクリ坊主だった真が
最近ドラマやCMなどでしゃばり過ぎなのではないかと言う心配があった。
「このままでは真は確実に干されてしまうわ!!」
「いくらなんでも、CDはやり過ぎだったわ真...」
197 :
みく:02/02/04 13:46 ID:TC2h/KBy
それからのことはよく覚えていない。
ただひとつ覚えているのは大吉が持参した離婚届を破り捨てたことだけ。
「わたしにはまだ秀二さんがいる。あの人ならきっとわたしを受け止めてくれるはず。」
早速、節子は秀二に電話をかけたが、話中であった。
止むを得ず、Eメールで今すぐ会いたい旨を伝える。
しかし、思いもよらず、メールはすぐに返信されてきた。
「このババァ!まだ俺と恋仲だと妄想してるのか!?
誰が既婚の娘が5人もいる72歳の130キロと付き合うかゴラァ!!( ゚Д゚)」
節子は自殺を決意した・・・・。
198 :
みく:02/02/04 13:49 ID:TC2h/KBy
あと、よろしく〜。
199 :
可愛い奥様:02/02/04 13:50 ID:nbW9schf
「そういえば私、和泉流の節子って嫌な女と同じ名前なんだわ。
ウッツ〜。でも私はセッチーほど下品じゃなくてよ。」
200 :
可愛い奥様:02/02/04 14:02 ID:5Io8ys9x
「そう、私は亀井静香になんて似ていないし・・・そうそう、だいたい
五月蝿い人に限って“静”って字のつく名前なのよ。なぜかしら?」
(200・・・)
202 :
可愛い奥様:02/02/04 14:06 ID:b6rYxW1g
節子は妄想を繰り返し、目の前の現実から必死に逃げようとしているのであった。
203 :
可愛い奥様:02/02/04 14:29 ID:SfObk3sY
大吉は節子の入院する病院を振り返り
40に手が届く歳には到底見えない尊子の
つややかな頬をそっとさわりながら呟いた。
「精神病での離婚は認められる。大丈夫。
節子が精神病と思い込むのもあと少しだ」
204 :
可愛い奥様:02/02/04 14:32 ID:qsQW1LW1
尊子は思った。「ああ、お腹がすいた・・・」
205 :
可愛い奥様:02/02/04 14:46 ID:b6rYxW1g
病院を出る大吉・尊子と入れ替わるように、節子の病室へと向かう
1人の男がいた。節子のもう1人の不倫相手である、ベンちゃんだった。
206 :
可愛い奥様:02/02/04 14:50 ID:0MIkuTPJ
そう呟くと近くにあったcoco壱番に入り、1300gカレーを注文するのであった。
「お客様、失礼ですが、既に完食されておりますので、20分以内でタダにはなりませんがよろしいでしょうか?」
店員のわざとらしいまでの笑顔に、尊子はふっとため息をもらす。
「ええ・・」(私も面がわれたものね・・・)そう心の中で漏らすと腹の虫を鳴らす尊子であった。
207 :
可愛い奥様:02/02/04 14:52 ID:0MIkuTPJ
俺は・・何故ベンなんだ?自問自答を繰り返すベン。
苗字は?名前は・・そう名前は、たしか勉。
病室の前で頭をかかえるベン。俺は俺は・・・いったい何なんだ?
208 :
可愛い奥様:02/02/04 14:54 ID:uvhseh+g
ベンはハチマキ頭に想像をめぐらせた。
「そうだ。本当はオレは勉ではなくベンジャミン、外人なんだ!!」
209 :
可愛い奥様:02/02/04 14:57 ID:0MIkuTPJ
「そうだ!外人なんだ・・・」うわごとのように呟くと往年の名馬
ハイセイコウの実況を再現しながら、病院を後にするベンであった。
210 :
可愛い奥様:02/02/04 15:02 ID:kjBkHVDu
眼鏡落とさないように食べよう、と尊子は思った。
211 :
可愛い奥様:02/02/04 15:19 ID:b6rYxW1g
カレーを綺麗に平らげて、いつも携帯している砂糖水のボトルを口にすると、
まだ食べ足りていない事に尊子は気が付いた。
「どうしよう・・・カレーもう一杯おかわりしようかな。それとも、焼肉食べ放題の
お店に行こうかしら」
212 :
可愛い奥様:02/02/04 15:21 ID:uvhseh+g
...と、どこからともなく漂ってきたソースの香りが尊子の鼻をくすぐった。
213 :
可愛い奥様:02/02/04 16:14 ID:vxvZrWUh
銀だこだった・・・
214 :
可愛い奥様:02/02/04 16:15 ID:VNhAmjlJ
「腹減ってねーな・・・それにしても暇すぎる〜」
215 :
可愛い奥様:02/02/04 16:17 ID:nIxIWJDD
尊子は考えた。
「私はもしや、イライザ?」
216 :
可愛い奥様:02/02/04 16:25 ID:r3XNTITI
銀だこの列に並ぶ尊子。3つ・・いや4つにしよう。
数分後に列の先頭にようやくたどりつく。
「すみません・・5つ」並んでいる間に気が変わった尊子であった。
「すぐお召し上がりになりますか?」
店員が言うや否や恥らうようにうなずく尊子。
店員は、ソースを丁寧に塗って「マヨネーズは?」
「わさび2つ、からし、梅、ゴマね」慣れた調子で答える尊子。
春の日差しのような笑顔を尊子に投げかけ「美味しく召し上がれますように」
呪文のように店員が言う。
たこ焼の包みを受け取るとそばにあったベンチでおもむろに包みを開く。
ソースのツンとした香りが鼻をつく。
これよ・・これだったのね・・そう心の中で呟きながらまだ湯気の立つたこ焼
をガツガツと食べ始めた。
数分後・・5つの空になった舟を見ながら尊子は思った。
また、マヨネーズつけるの忘れちゃった・・肩をすくめると持っていたバックに
5つのマヨネーズを忍ばせるのであった。
217 :
可愛い奥様:02/02/04 16:33 ID:b6rYxW1g
「ああ、幸せ。この幸せな気分に浸りたくて、私は大食いがやめられないのよね」
満足そうに深くため息をつく尊子。
「でもやっぱり、女としての幸せも味わいたい。そうよ、大ちゃんのこと、愛している。
こんなに大食いな女でも、笑ったりひいたりせずに、受け入れてくれたのは彼だけだったわ。
・・・やっぱり私には大ちゃんしかいない。」
218 :
可愛い奥様:02/02/04 16:35 ID:VNhAmjlJ
「でも弘明君も好きなのよね。私って気が多いわー」
219 :
可愛い奥様:02/02/04 16:40 ID:nIxIWJDD
と言いつつ、京たこを目指す尊子であった。
220 :
可愛い奥様:02/02/04 16:54 ID:CgHiKOv0
でも・・・ふと足を止める尊子。
やっぱり京たこはやめよう・・とくるりと振り向く。
振り返ると、アイツが笑いながら立っていた。
「あ、あなた・・・・」尊子の顔からみるみる血の気が引いていく。
221 :
可愛い奥様:02/02/04 17:14 ID:b6rYxW1g
「あなたは、泥団子を無理やり私の口に押し込んだ・・・」
「いかにも。武田信玄じゃ。」
222 :
可愛い奥様:02/02/04 17:36 ID:32l/T2ju
「し・・信玄餅!」
そう叫ぶと山梨行きの列車に飛び乗った。
223 :
可愛い奥様:02/02/04 17:49 ID:QyJIYSjd
「待て!尊子殿!!」
225 :
可愛い奥様:02/02/04 18:33 ID:5tfNIJgo
かつて結婚を誓った相手は
「エンゲル係数がすごいことになりそうでこわひ。。」と言って
尊子の前から去っていった。
・・・でも岡倉のお店があれば、いくらでも食べられるだろう。
尊子はそれが嬉しかった。でもタキさんが嫌味を言うかしら?
226 :
可愛い奥様:02/02/04 19:23 ID:ojRWFpXc
そうか!岡倉へ行こう。山梨行きの電車を降りると東京方面に乗り換える。
信玄がついてくるが気にせず、勇んでいく尊子。
はて?・・・尊子は電車の中で呟く。
岡倉ってどこの駅?尊子はまた頭をかかえるのであった。
227 :
これまでのあらすじ@:02/02/04 19:26 ID:b4cEoiGH
主婦、節子は、かつて多重人格性障害と診断を受けたのであった。
いつも嫁いだ5人の娘のことで悩んでいた
リカからの電話と理沙からの電話と5人の娘の悩み事で
宅急便が来たことに気付いていない節子だった
また、精神分裂症との診断もくだされたことがあり、時々幻聴や幻覚が見えるのであった。
生きていても楽しくないと言う痴呆が入った姑は時折狂言自殺を図る。
頭にきたのでストレス発散のため、家から10分のボクシングジム
「ガチンコファイトクラブ」に通い出した。
姑のへそくりを使い込んで年会費を支払ったジムは、
やらせが発覚し、閉鎖寸前であった。
そして、ボクシングジムで練習していたWBA世界バンタム級チャンピオンを
間違ってスパーで倒してしまった。
228 :
これまでのあらすじA:02/02/04 19:26 ID:b4cEoiGH
姑のへそくりの使い込みの返済と
怪我を負ったチャンピオンに慰謝料を払うことになった節子は
金を稼ぐ為にプロボクサーになる事を決意する。
節子はプロボクサーとして戦いながらも、夫と不倫相手の秀二と
ベンちゃんとの間で 揺れ動き、借金のことまで考えて、てんてこまいであった
初戦の相手は、片岡鶴太郎の長男であった。
しかし、階級別のボクシングでは現在の130Kgから45Kgにまで
体重を落とさなくてはならないと焦る節子であった。
229 :
これまでのあらすじB:02/02/04 19:27 ID:b4cEoiGH
通販のダイエット用品にも手を出し、節子の借金は膨れる一方。
減量のランニング中に、夫と女を喫茶店前で見かける。
最終手段であろう脂肪吸引よりも、目の前の二人の事で頭いっぱい。
戦国武将武田信玄の幻覚を見るのも忘れない節子。おんなは尊子であった。
店から出て、タクシーを乗り込む二人を追いかけた。節子に声をかけてきた
セイン・カミュと戦国武将と共に。やがて追いついた節子は夫、大吉に
覚えたてのワン・ツーをかけ見事に命中させた。
自分は大吉の妻と言う節子を信じられない尊子。緊迫した雰囲気。
緊迫ムードに耐えきれず、大ちゃん音頭を踊る大吉の頬に
右ストレートをかまし、姑が首を吊ったとの娘からの携帯にも
対応する節子。なんとも忙しい。
節子の口元から絹のような糸が飛び出し、尊子は失禁。
やがてそれは節子を包み、節子は気が薄れていく。
薄れゆく意識の中でも、小姑への昔年の恨みは忘れない。
節子にすがり泣く大吉の耳に届いた懐かしい声は、
ハワイ帰りのタマコのものであった。
230 :
これまでのあらすじC:02/02/04 19:29 ID:b4cEoiGH
節子の長女、なつきの息子健太(4歳)の声で目が覚めた節子は
中野精神科病院第2病棟404号室にいた。
「気がついたか?」気遣う声と共に入室してきた大吉の後ろには尊子。
大吉は彼女と結婚するから別れてくれと節子に言った。
外は冷たい雨。節子の頬にも一筋の雨。
大吉が持参した離婚届を破り捨てた節子は秀二に電話をかけた。
しかし話し中。メールを送ると、直ぐに返信が。
「このババァ!まだ俺と恋仲だと妄想してるのか!?
誰が既婚の娘が5人もいる72歳の130キロと付き合うかゴラァ!!( ゚Д゚)」
節子は自殺を決意した・・・・。
・・・妄想を繰り返し、目の前の現実から逃げようとする節子。
大吉は病院を後にし、尊子の手を引いた。
彼の思惑は、節子自身をを精神病と思わせ離婚し、尊子と結婚する為だった。
231 :
これまでのあらすじD:02/02/04 19:55 ID:b4cEoiGH
病院を出る大吉・尊子と入れ違いに、節子のもう一人の
不倫相手ベンちゃんが節子の病室へ向かう。
病室の前で自分は何故ベンなのか自問自答を繰り返すベンちゃん。
「そうだ。本当はオレは勉ではなくベンジャミン、外人なんだ!!
外人なんだ・・・」うわごとのように呟くと往年の名馬
ハイセイコウの実況を再現しながら、病院を後にするベンであった。
尊子は思った。「おなか空いた・・・」呟きざまcoco壱番に入る。
完食ただ食いを狙っていたが、面割れしかも以前完食済で無理だった。
空腹に勝てず、1300gカレーを注文し綺麗に平らげる。
めがねを落とさないよう気をつける尊子。
携帯している砂糖水のペットボトルを口にし、店を出る。
今度は銀だこのソースの香りにつられた。慣れた口調で注文し
5つ舟を店頭のベンチで平らげる。
マヨネーズをつけるのをまた忘れた尊子だった。
大食いを心底愛し、女として大ちゃんを愛しながら宏明君にも
気が向いている尊子。
ふと、後ろに笑顔でたたずむ信玄に指されるように、信玄餅を求めて
山梨行きの電車に飛び乗る。
でも岡倉のお店があれば、いくらでも食べれる・・・。タキさんが
嫌みを言うかもしれないけど。尊子の後を追う信玄。
岡倉を目指し、山梨方面の電車を東京行きに乗り換える尊子。
しかし尊子は岡倉が何処の駅かは知らなかった。
232 :
可愛い奥様:02/02/04 19:58 ID:tpTUPmQO
はじめてこのスレ見たけど、あらすじだけでもう爆笑!!
233 :
可愛い奥様:02/02/04 20:05 ID:7UaQBScJ
あらすじ書いてくださった方!プロですか?
その文才に脱帽!この小説をまとめられるあなたに、次回直木賞を!
234 :
可愛い奥様:02/02/04 20:05 ID:ojRWFpXc
とにかく大吉に連絡を取ろう・・尊子は携帯のメモリから大吉を探す。
受話器の向こうから「ハイ?岡倉でございます・・」憎きタキの声が聞こえる。
「あ、あの・・大吉さんは?」全て言い終わることなく
「旦那さまは河岸に行っておりますっ! ガチャ・・」
はぁ・・尊子はため息をつき、携帯を切った。
トントン・・誰かが尊子の肩を叩く。
「あの・・車内での携帯電話のご利用はおやめください」おどおどとした
JR職員であった・・・。
235 :
可愛い奥様:02/02/04 20:08 ID:7UaQBScJ
(あら・・・この人・・・。)節子は心の中でつぶやいた。
236 :
可愛い奥様:02/02/04 20:09 ID:7UaQBScJ
もとい、(あら・・・この人・・・。)尊子は心の中でつぶやいた。(ゴメソ)
>>232 爆笑サンキス!頑張った(w甲斐あったよー
でも原文の方が倍笑えるよ。お暇なとき1から読んでみてね。
>>233 過大評価ありがと!でもプロじゃないよ。こんだけで30分近くも
かかったアフォですわ。原文の方はめちゃくちゃ面白いから、
縮めるのは断腸の思いでした(w
さて、続きをお楽しみ下さいませ・・・・
238 :
あらすじ ありがとう(涙):02/02/04 20:58 ID:briC3n6c
この人・・鼻毛が出てるわ。尊子は心の中でほくそえんだ。
きょとんとした顔のJR職員はその場を立ち去る。
「あの・・私をお忘れではありませんか?」信玄が申し訳なさそうに声をかける。
せっかくの幸せな気分を害された尊子は、ちっと舌打ちをして、ペットボトルの
砂糖水を口に含んだ。
そして、信玄をきっと睨みつけると、顔にめがけて吹きかける。
口から吹き出たそれは、ネットリとしたアメーバー状になり信玄の顔を包みこむ。
「ど・・毒霧・・うぅっ・・」信玄の呻き声と重い鎧が倒れる音が車内に響いた。
239 :
可愛い奥様:02/02/04 21:45 ID:b6rYxW1g
「ふぅ、まったくうっとうしいったら!」
毒霧を吹き付けられた信玄は、ピクピクと痙攣しながら倒れこんでいる。
そうだ、あの節子って女、「竹原コーチに教えてもらったワン・ツーが通用した」
とか言ってたっけ・・・
「そうよ、あそこに行けば、岡倉の住所がわかるかもしれない!」
列車が東京駅に着くと、尊子はタクシーをひろった。
「運転手さん、ガチンコファイトクラブまで!急いで!」
240 :
可愛い奥様:02/02/04 21:48 ID:b4cEoiGH
しかし、運転手はガチンコファイトクラブの場所を知らなかった。
「すみません・・・今日初出勤なんです」
241 :
可愛い奥様:02/02/04 22:24 ID:7UaQBScJ
「なんですって、チッ!使えない男ねっ!これでもくらえ!」といって
おもむろに尻を上げると、密閉した車内で強烈な屁を三連発した。
242 :
可愛い奥様:02/02/04 22:35 ID:UJpiJ+kv
連日大量の食物を消化している尊子の腸内のガスは
特別スゴイものだった。
243 :
可愛い奥様:02/02/04 22:35 ID:vj5nPCn2
「ぬぅぉぉおぉぉぉおお・・・」
運転手は悶絶したもののあっけなく息絶えた。
244 :
可愛い奥様:02/02/04 22:36 ID:VNhAmjlJ
「ああ・・・良いにおひ・・・」
245 :
可愛い奥様:02/02/04 22:37 ID:vj5nPCn2
尊子は自分の香りに酔いしれた。
246 :
可愛い奥様:02/02/04 22:47 ID:7UaQBScJ
ハッ!酔っているヒマはないんだったわ!
尊子は後部座席を降りると、運転席に回り、息絶えたドライバーを
引きづり降ろし、送迎のランプを立てた。そして、思い切り
アクセルを踏む。
247 :
あらすじ ありがとう(涙):02/02/04 23:19 ID:9gd9uTcY
しばらくアクセルを踏みつづけると、尻のあたりに違和感を覚えた。
まさか・・・漏らした?キーーーッ、急ブレーキをかけると、路地裏に
向かいトイレのありそうな場所を探した。
私が漏糞するなんて・・あの放屁で・・?・・尊子の気が焦る。
すすぼけたビルを見つけると、一目散にトイレに向かった。
ふぅ・・処理を済ませたあと、勢いよく脱糞した尊子の顔は晴れ晴れし
ていた。
「バカヤローーーッやめちまえ!」迫力のある男の声がドアを突き抜けて
聞こえてくる。恐る恐るガラス張りのドアに額をつけると2人の男が
顔を突き合わせ何か言い合いをしている。
ガラス窓をふと見上げる・・「ガチンコファイトクラブ」
安っぽい赤のステッカーでそう書いてあった。
ここだわ・・尊子は自分の嗅覚におののきながらもドアの取っ手を握った。
248 :
可愛い奥様:02/02/04 23:27 ID:b4cEoiGH
その頃大吉は「節子、離婚届に判押してくれたかなぁ」と思いながら
ヨシノーヤの店先にいた。稲ガキメンバアと白バイのやりとりを横目に見つつ、
昼食の為店に入る。ランチタイムで混雑しており、待っていた
アユミックス・ハマサーキも「カウンターの人、お代わりしないでくださ〜い。
あ!今つゆだくって言ったよ。どう思う?平和だよね〜」と御機嫌斜め。
大吉の後ろに並んでいたのは、不倫カップルの栗原晴海と古林健太郎だった。
249 :
可愛い奥様:02/02/04 23:38 ID:7UaQBScJ
ふと客席に目をやると、ゴルゴとメガゴルゴがコの字テーブルの向かいに
座っていた。大吉は心の中で(古っ・・・。)と呟いた。
ちょうど、稲ガキメンバアが車を急発進させ、白バイの婦人警官をひき殺しているところだった。
250 :
可愛い奥様:02/02/04 23:39 ID:VNhAmjlJ
( ´,_ゝ`)プッ
251 :
可愛い奥様:02/02/05 00:18 ID:XlBR7OJE
そしてその現場を一緒に目撃していた栗原晴海の
頭からは今まさにスズメが飛び立とうとしていた・・・
252 :
キャスト:02/02/05 00:49 ID:qx8vv7Z9
節子
かつて多重人格障害と診断を受けよく妄想に浸る。また、精神分裂症との
判断も下されたことがあり時々幻聴や幻覚も見える。
姑が嫌いでボクシングジム「ガチンコクラブ」に通っている
借金を稼ぐ傍ら130→45kgに減量中
只今(202時点)訳ありで精神病棟に入院中。5人の既婚の娘がいる。
尊子
TVちゃんぴよん大食い選手権優勝者、あかちゃか尊子。読みは「たかこ」
大食いを認めてくれる不倫相手の大吉が大好きだが、宏明君の事も気になる。
大食いの為、ペットボトルに砂糖水を携帯している。
節子の姑
痴呆が入っていて時折狂言自殺を図る。
大吉
節子の夫。尊子と不倫中で、尊子と結婚を考えている。
秀二
節子の5歳年上の不倫相手
ベンちゃん
節子のもう一人の不倫相手。外人らしい。
戦国武将 武田信玄
尊子に泥団子を食らわせ節子を助けたり、尊子と行動を共にしたり意味不明。
253 :
252:02/02/05 00:51 ID:qx8vv7Z9
そうそう、キャスト書くの忘れてた。
そりではお休みー。
254 :
あらすじ ありがとう(涙):02/02/05 01:14 ID:TpQTEzJw
稲垣メンバアが車に立てこもる。大吉は外の喧騒には全く興味がなかった。
ただ、後ろの不倫カップルのイチャツキに猛烈な嫌悪感を覚え、ゆっくり
振り向いた。栗原の頭から、小さく羽を広げ、まさに今飛び立とうとして
いるスズメが一羽いる。
小さく柔らかいスズメに釘付けになる大吉。何て珍しい毛色だ・・・
吸い寄せられるようにスズメに近づく。
日本野鳥の会に所属し、かつてスズメ馬鹿の異名までとった大吉の瞳は
少年のようにキラキラと輝く。右手をスズメに伸ばすと、NHK紅白の
赤板を数えた日が昨日の事のように思い出される。
もう少し・・あと少し・・大吉の手はあと一歩でスズメに届こうとして
いた。
255 :
可愛い奥様:02/02/05 01:30 ID:TpQTEzJw
いや、待てよ。大吉の手が止まる。
目をこすってよく見てみると、栗原だと思っていたのは来日中のウンスクだった。
ウンスクは、もう一度日本で一発あてたいと「すずめの涙2」を発売したばかりである。
近所のラドン温泉で営業後、衣装のままでヨシノーヤにお忍びしていたのだ。
頭にはマスコットのスズメのチュン太くんが揺れていた。
なーんだ。ウンスクだったか。隣にいるのはマネージャーかな?
微笑ましい顔で、ウンスクを見つめると暖かいものがこみ上げる大吉であった。
256 :
ヒマだよ〜:02/02/05 01:36 ID:TpQTEzJw
「チロチロミルンチャナイヨ!」ウンスクは罵声をあげた。
ウンスクの顔は鬼瓦のよう。
さーっと血の気が引き、肩をすくめる大吉。
「あい、すいません。宜しかったらお先に」そういうと順番を譲り、へつらう大吉。
「ニホンチン、イイトコアルヨ」 ウンスクもまんざらではない顔で素直に大吉の前へ移動した。
257 :
可愛い奥様:02/02/05 07:39 ID:cl0UB76C
「それにつけても金の欲しさよ」と・・・
258 :
可愛い奥様:02/02/05 10:58 ID:YpRYgn3A
ヨシノーヤに並ぶ大吉にようやく順番が回ってきた頃、入院中の節子は、ちょうど食事を
終えた頃だった。
「ハァ、やっぱり病院食って、不味いし量が少なすぎるわ。まあ、そのおかげで
少しはダイエットできたみたいだけど」
「失礼します、奥様」そこへ、風呂敷包みを抱えたタキが入ってきた。
「お加減いかがですか?」「タキさん、いつも悪いわね」
「いえいえ、洗濯物を持ってまいりました。あと、これは差し入れ。」
タキは、重箱を差し出した。中には、色鮮やかなちらし寿司や煮物が詰められていた。
「うわぁ、おいしそう!!ありがとうタキさん、ちょうどお腹すいてたのよ・・・
早速頂くわ!」
嬉しそうに料理をぱくつく節子。
「・・・奥様、昨日あの女から、電話がございましたのよ!」
259 :
可愛い奥様:02/02/05 11:13 ID:uoPo/tFc
「こ、この煮物は!食べたこともない味だわ!」
突然、節子は低く唸るような声をあげた。
260 :
可愛い奥様:02/02/05 11:25 ID:uoPo/tFc
「まさか、ど、毒?」
そこには病室で苦しさのあまり床に転がり落ち、
そしてのたうち回る節子の有様を見て
不気味な表情でほくそ笑むタキの姿があった。
タキと大吉は実は裏でつながっていたのだ。
261 :
可愛い奥様:02/02/05 11:29 ID:qQhvtXwy
>251
ワラタ
262 :
可愛い奥様:02/02/05 11:52 ID:X6EwunQU
ところが大食いでならした節子の腹は、多少の毒ではびくつかない。
「うっうう..」
5分程のたうちまわったが、その後はあら不思議。
「これ、美味しいわ!」
そう、節子は病院食しか口にしていなかったために、
本来ならは吹き飛ばす程の毒牙に、一瞬負けそうになった。
だか、やはり節子の腹は強かった。
ちょうどその頃、大吉はウンスクにつれられて、とあるカラオケボックスに。
まさかこの後『すずめの涙2』を覚えさせられる羽目になるとは...!!!
263 :
可愛い奥様:02/02/05 12:48 ID:YpRYgn3A
ただでさえ歌うのは得意じゃないのに、無理やりウンスクにカラオケに連れて来られた
大吉は、どうやってこの場から逃げようか考えていた。
その時、大吉の携帯がなった。「もしもし、ああタキさん。どうだった?うまくいった?」
「エエ、それが旦那様・・・あんなものじゃ効きゃあしませんわよっ!
もりもり食べて、かえって元気になったくらいで・・・」
「そうか・・・また別の手を考えないとな」
264 :
可愛い奥様:02/02/05 13:07 ID:dOw19HrA
「まぁいい・・・そんなことよりタキさん・・・」
「何でしょうか・・・?旦那・・・?」
「ふふ、わかっておるくせに。いつもの部屋で・・いいだろう?」
タキは頬を赤く染め「もう、悪い人・・・」と吐息交じりに言った。
265 :
可愛い奥様:02/02/05 14:49 ID:BJwLCceN
(おお!初の濡れ場だぞ!)
266 :
可愛い奥様:02/02/05 15:00 ID:JbpJisbG
ウンスクからやっとの思いで逃げ出した大吉は、
”いつもの部屋”を予約し、独りタキを待っていた。
ふう...タキの奴遅いな...とためいき混じりに
ヨシノーヤで買ったものの食べそびれていた牛丼の袋をあけた。
蓋にはウンスクの残り羽が。
「よし...タキが来る前にひとりで先にやってみるか...」
牛丼には手をつけず、すっと立ち上がった大吉は、
手にもったリモコンを押し、マシンに向かって送信した。
すると美しい音色が聴こえてきた。
そう、そのイントロは『すすめの涙2』。
覚え立てほやほやの歌もいいもんだ、と、
おきにいりのカラオケボックスのいつもの部屋で、タキを待てずに
歌いはじめる大吉であった。
牛丼は蓋を開けられることもなく、そっと大吉を見守っていた...。
その頃、タキはさっとシャワーを浴びたあと、
念入りにうがいをしていた。
267 :
みく:02/02/05 17:10 ID:6BAYfvpn
そのとき節子は病室のテレビでボクシングの試合を見ていた。
(やっぱりわたしにはボクシングしかないわ。)
節子は病室を飛び出しロードワークへ出た。
このまま、ただ老いて死んでいくのはイヤ。節子が今望むことは唯ひとつ「生きがい」。
そう、生きがいだけであった。
そうしてボクシングに生きがいを見いだしはじめた矢先、節子はランニング中に
偶然ホテルから出てくる大吉とタキを目撃した。
「!!!!」
節子は物凄い形相で大吉に近づくと胸倉をつかみ、叫んだ。
「わたし、絶対別れないわよ。地獄の底まで付きまとってやる〜〜〜!!!」
268 :
みく:02/02/05 17:10 ID:6BAYfvpn
午前2時。中野精神科病院第2病棟404号室。
泣き疲れた節子は深い眠りについていた。
カツン カツン
面会時間はとうにすぎている深夜の病院に不審な足音。
足音は404号室のドアの前で止まった。
男は手袋をはめて病室に入ると130キロの巨漢老女の首を絞めた。
「お前が悪いんだ。お前さえいなければ・・・。」
男の正体は大吉であった。
269 :
みく:02/02/05 17:11 ID:6BAYfvpn
翌日の夕刊、精神病院から失踪した老女の記事が社会面に載った。
ただ、それはごくごく小さな記事で誰も気にとめることはなかった。
大吉のもとにも警察が何度か訪問したが、最終的に警察が出した見解は
一精神病者の病院脱走というものであった。
節子の亡き骸は東京湾に葬られていた。
大吉はこの世に完全犯罪があることを身を持って知った。
270 :
みく:02/02/05 17:11 ID:6BAYfvpn
尊子との挙式の前日、大吉の家には長女のなつきが息子の健太を連れて
遊びに来ていた。
家が近いこともあり、健太は3日に一度は一人で大吉の家に遊びに来るのであった。
目的はポケモンカードを買うためのこづかいを貰うためである。
健太は節子によくなついていたため、もし、節子の所在について訊かれても
親戚一同で失踪のことは隠すことに決めていたのだが、不思議と健太から
節子の不在を問われることはなかった。
大吉も初めは違和感を感じていたが、やがて気にしなくなっていった。
271 :
みく:02/02/05 17:12 ID:6BAYfvpn
大吉はなつきが手洗いに立つのを見計らって、いつも通り健太に50円を手渡した。
「お母さんには内緒だぞ。」
健太は仮面ライダークウガの財布にすばやく50円をしまいこんだ。
いよいよ、なつきと健太が帰る時となって、玄関まで見送りに来た大吉に健太は
ぽつりと言った。
「ねぇ、おじいちゃん?」
「なんだ?」
その時、なつきの携帯が鳴り、なつきは一足先に外へと出た。
「おじいちゃんとおばあちゃんって、とっても仲がいいんだね。」
「?????」
「だって、おじいちゃんはいつもおばあちゃんをおんぶしてるでしょ?」
・
・
・
挙式を挙げる前に尊子は未亡人となった。
翌日、夫大吉が自宅のベットで変死体として発見されたためである。
272 :
可愛い奥様:02/02/05 17:23 ID:ZsxzDMuR
読んでたら鬱
273 :
可愛い奥様:02/02/05 17:36 ID:BJwLCceN
そこで節子は飛び起きた。全身に汗をかいていた。肩で息をしていた。
「な、なんて夢だったのかしら。昼間、あんなことがあったせいね。」
時計の針は3時をさしていた。廊下に響く、巡回の看護婦の足音に
身体を小刻みに震わす、節子。
274 :
可愛い奥様:02/02/05 19:10 ID:YpRYgn3A
「こんな所、一日も早く出なくちゃ!そうよ、私には大事な試合も控えている。
まずはそれに勝つ事だわ!!」
決意を新たにした節子は、病院内でのロードワークを欠かさず、食事も病院食で
我慢したおかげで、体重を130キロから65キロまで落とす事に成功した。
「あと半分・・・何としてでも減らしてみせるわ!」
275 :
可愛い奥様:02/02/06 03:47 ID:MunMwriF
汗にまみれた体で、ガチンコファイトクラブの扉を開く節子。
「よう、やっとやる気になったか・・?」
出迎えたのは竹原コーチだった。
「片岡鶴太郎の長男との試合だがな・・2月10日に決まったよ。」
息を飲む節子。
「でな、お前のリングネームだけど・・Hill Warehouse 節子ってどうだ?」
「Hill Warehouse・・節子?それってどういう意味でしょうか?」
節子は、不安そうに竹原の顔を見つめた。
276 :
可愛い奥様:02/02/06 03:51 ID:O4X7WbPr
(長すぎて読むのだるい・・・)
277 :
可愛い奥様:02/02/06 04:04 ID:+j4tD6Iu
>>276 だるいのなら読まずに寝た方が・・心配です。
278 :
可愛い奥様:02/02/06 12:00 ID:T8vejoAL
「それって、そのまんま苗字じゃないすか、竹原さん・・・」
たまたま撮影に来ていた太一が突っ込んだ。
「そうじゃ。勇利アルバチャコフみたいでかっこええじゃろ」
それとはちょっと意味が違うような・・・と太一は思ったが、黙っていた。
「まあ、そういうことだから、気い引き締めてがんばれよ!」
そうよ、私はHill Warehouse 節子。プロボクサーよ!
だんだんとテンションが高くなっていくのを感じ、思わず武者震いをする、節子だった。
279 :
可愛い奥様:02/02/06 14:49 ID:JApOzmd5
と、その時!
節子の前に、あの4期生問題児・梅原が立ちはだかった。
そしてこの後、予想だにしない事態がっ!!!!!
280 :
可愛い奥様:02/02/06 20:42 ID:UgN7LPbi
それは以下に述べるように、凄まじく強烈なものであった。
281 :
可愛い奥様:02/02/06 20:44 ID:UgN7LPbi
(誰か続きを書いてYO!・・・・・ボソボソ)
282 :
可愛い奥様:02/02/06 20:58 ID:O4X7WbPr
「ギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
283 :
可愛い奥様:02/02/06 21:02 ID:UgN7LPbi
断末魔の叫びのような声があたりを襲った。
そして、
284 :
可愛い奥様:02/02/06 21:09 ID:UgN7LPbi
「グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」
285 :
可愛い奥様:02/02/06 21:11 ID:O4X7WbPr
突如どこからともなく唸るような苦しいような声が聞こえた。
286 :
可愛い奥様:02/02/06 21:12 ID:wLbXuSA4
「はっ!・・・血だ・・・」
287 :
可愛い奥様:02/02/06 21:14 ID:UgN7LPbi
驚き、そして恐怖に慄く節子。
「アラ、いけない!西洋弟切草の時間だワ。」
節子は胸元からセントジョーンズワートの錠剤を取り出し、
そして水も使わずに一気にそれを飲み干した。
288 :
可愛い奥様:02/02/06 21:17 ID:OAOmGl8z
彼のお尻からはおびただしい量の鮮血が溢れ出しているではないか!
289 :
可愛い奥様:02/02/06 21:18 ID:O4X7WbPr
「・・・痔?」
290 :
可愛い奥様:02/02/06 21:20 ID:HPYamGNB
一瞬の後、観衆にどよめきが起こった。
節子の足下にうずくまる梅原。彼の尻からゆっくりと流れる
まだ暖かい血液が、マットに吸い込まれてゆく。
両手にネギを持ち、仁王立ちで梅原を見下ろす節子。
全身から黒煙のごとき炎が渦を巻き、立ち昇っている。
何事も無かったかのように、セントジョーンズワートの錠剤を飲み下し
傍らの買い物かごを持ち直す。
左手は・・・・メニューを考えるときのポーズ・・そう、ほほに
軽く添えている。
291 :
可愛い奥様:02/02/06 21:22 ID:OAOmGl8z
梅原はそのほほにそえた手を乱暴に!血で濡れた手で包み込んだ!
そして一言・・・・・・
292 :
可愛い奥様:02/02/06 21:23 ID:UgN7LPbi
「アィイイイイイイイイイイイイーーーーーーーーーン」
293 :
可愛い奥様:02/02/06 21:23 ID:HPYamGNB
「オマエモナー」
294 :
可愛い奥様:02/02/06 21:24 ID:O4X7WbPr
「あっいや・・・」
295 :
可愛い奥様:02/02/06 21:24 ID:UgN7LPbi
「がちょーん」
296 :
可愛い奥様:02/02/06 21:25 ID:UgN7LPbi
一言で終わるはずもなかった。
297 :
可愛い奥様:02/02/06 21:26 ID:HPYamGNB
意味不明な会話を交わしながらも、心通じ合う超人二人。
※梅原がパーティーに加わった!
298 :
可愛い奥様:02/02/06 21:27 ID:OAOmGl8z
おびただしい支離滅裂な言葉が他人の口のようにしゃべり出す・・・
俺は、俺は・・・バカかぁぁ?
299 :
可愛い奥様:02/02/06 21:27 ID:UgN7LPbi
梅原は元・遊び人から悟りをひらいて賢者になった!
300 :
可愛い奥様:02/02/06 21:27 ID:O4X7WbPr
「あぁ・・・なんて素晴らしい・・・」
301 :
可愛い奥様:02/02/06 21:28 ID:AXkjahF0
レベルアップ!
302 :
可愛い奥様:02/02/06 21:28 ID:UgN7LPbi
「やっぱ東京電話よ!」と節子は叫んだ。
303 :
可愛い奥様:02/02/06 21:29 ID:UgN7LPbi
「ぶはははははは!!!」
突然、梅原が豪快に笑い出した。
304 :
可愛い奥様:02/02/06 21:29 ID:HPYamGNB
その時、会場のどよめきに混じってかすかな歌声が・・・
あれは・・・
305 :
可愛い奥様:02/02/06 21:30 ID:UgN7LPbi
ウンスクか?いや違う・・・・・。
306 :
可愛い奥様:02/02/06 21:32 ID:AXkjahF0
ボーイ=ジョージ?
307 :
可愛い奥様:02/02/06 21:33 ID:UgN7LPbi
と、そこへ顔立ちの濃い平井賢がクネクネしながら登場した。
308 :
可愛い奥様:02/02/06 21:34 ID:HPYamGNB
一糸乱れぬ見事なセンターパーツ、そしてハイソックス。
あれは幼い頃に見た幻・・・
節子は思い出そうとするが、その度に激しい痛みが体を貫く!
歌声は徐々にはっきりと聞こえてくる。
「おっかのうえ〜 ひぃなげしぃの〜 はぁなぁにぃ〜〜ん」
!!!!!平井賢だ!
(ダメ・・・笑いすぎた・・・一旦休みマッスル)スマソ〜
310 :
可愛い奥様:02/02/06 21:43 ID:O4X7WbPr
「や〜きいも〜いも、おいしい〜やきいもだ〜よ〜」
311 :
可愛い奥様:02/02/06 21:44 ID:OAOmGl8z
平井は微妙に震えている!
ま、まさか!ここでクソをたれる気かぁぁぁ!?
そういえば、やや尻を突きだして歌っているぞ!
312 :
可愛い奥様:02/02/06 21:51 ID:HPYamGNB
ハッ!(゜ロ゜;)
やきいも屋の声に、思わず禁じ手の顔文字を使ってしまう節子であった。
そんな彼女にひなげしの花束を差し出す平井賢。
微妙に尻が震えているのは、履き慣れないハイソックスの為か。
自分を失いそうになりながらも、梅原に肩を支えられ、節子が
立ち去ろうとしたその時!
313 :
可愛い奥様:02/02/06 22:36 ID:T8vejoAL
やきいもの屋台の影から、奴が現れた。
やきいもを両手にかかえ、むしゃぶり食いながら節子のほうへ歩いてきたのは、
まぎれもなく、尊子であった。
314 :
可愛い奥様:02/02/06 23:18 ID:UgN7LPbi
「修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ
修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ
修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ」
尊子は、低い声で念仏のように謎の言葉を唱えながら
やきいもを手にしつつも、じりじりと凄い形相で
呆然と立ちすくす節子につめ寄ってきたのであった!
315 :
可愛い奥様:02/02/06 23:20 ID:O4X7WbPr
「あなたね?私の大事な人に手を出す泥棒猫は」
316 :
可愛い奥様:02/02/06 23:21 ID:UgN7LPbi
「ぎゃふん」
と、尊子は思いがけない科白を節子にはき捨てた。
317 :
可愛い奥様:02/02/06 23:23 ID:UgN7LPbi
「泥棒猫でぇ〜す♪にゃ〜ん ゴロゴロ」
尊子の次の行動は驚くべきものであった。それは・・・!
318 :
可愛い奥様:02/02/06 23:25 ID:O4X7WbPr
「な、何てことだ・・・猫になっている!!!!!」
319 :
可愛い奥様:02/02/06 23:25 ID:UgN7LPbi
「尊子・・・恐ろしい子・・・・。」
節子は白目をむいた。
320 :
可愛い奥様:02/02/06 23:30 ID:T8vejoAL
(マヤスレになってる・・・)
321 :
可愛い奥様:02/02/06 23:31 ID:DaySQ4Ta
ふと、気がつくと
節子の髪の毛が、縦ロールになっているではないか。
322 :
可愛い奥様:02/02/06 23:32 ID:UgN7LPbi
「お客さん、やきいも食べるの?食べないの?
ぼ〜やぼやしてるといっちゃ〜うよ〜ほっかほか〜のっいしや〜きおいもっ
いっしやっきぃ〜おいもぉ〜のぉ〜じかん〜だよっ」
そうだ、今はいしやきいもの時間なのだ。節子は我に帰った。
323 :
可愛い奥様:02/02/06 23:38 ID:T8vejoAL
次の瞬間、節子はテーブルを前にして座っていた。
目の前には山と詰まれた焼いもが。そして隣には、同じようにやきいもを前にして、
尊子も座っている。
「制限時間は1時間。たくさんやきいもを食べた方が、チャンピオンです。」
焼いも型のマイクを持った中村ゆうじが、アナウンスした。
「それでは、用意スタートッ」
324 :
可愛い奥様:02/02/06 23:38 ID:GSsvT8xd
そんな節子をビルの窓から見下ろす男が一人・・・。
40代とおぼしきサングラスの男・・・その名は中島らも。
325 :
可愛い奥様:02/02/06 23:40 ID:UgN7LPbi
こうしてはいられない!
何と節子は尊子に負けじと、
梅原より手渡された「大福」にかぶりついたのであった。
せっかくの減量も元の木阿弥となってしまうのか。
どうなる?節子!
326 :
可愛い奥様:02/02/06 23:45 ID:UgN7LPbi
目の前にある山積みのやきいもを食べなくてはならないのに
好物の大福に先に手を出してしまう、いじ汚い節子。
女の意地が勝つのか、それとも?
次回、請うご期待!(寝マッスル)
327 :
可愛い奥様:02/02/07 01:48 ID:jsvFLCUM
賢者になった梅原は、ついでに悟りも開きライフスペースに入信するのであった。
そして、何度も何度も節子にシャクティパットを繰り返すのであった。
328 :
可愛い奥様:02/02/07 01:59 ID:nWlutnu1
「いけない。何をしているの?私ったら・・・」梅原のシャクティパットに
より、我に返る節子。
イモよ。とにかくイモなのよ・・・大福に目もくれず、無心にイモを喉の
奥に押し込んでいく。時々喉に詰まらせ、苦しそうに水を飲む節子。
節子を横目で見ながら、悠々とイモを食べる尊子。
時折、ペットボトルの砂糖水を口に含ませ、不敵な笑みまで浮かべている。
その姿は、まさに大食いの女王といった風格である。
329 :
可愛い奥様:02/02/07 04:36 ID:viWLNpP0
「何やっとんじゃ!?Hill Warehouse 節子!」竹原の激が飛ぶ。
もそもそとしたイモの食感に苦戦をしている節子。
「目の前の敵と戦わんでどうするんじゃ!」竹原の瞳がギラギラと節子を見つめる。
そうよ・・・私はHill Warehouse 節子。戦うのよ・・・
節子の目つきが鋭く光った。湧き上がる歓声。
イモ・・・それは大食いの中でも最も難しいとされる食材。
その高いハードルを、今飛び越えようとしている節子であった。
330 :
可愛い奥様:02/02/07 13:35 ID:OeDQovkO
何とか戦闘意欲を高め、決死の勢いで咀嚼を繰り返す節子であったが、
ふとあることに気が付いて青ざめた。
「しまったわ! 『ガスピタン』持ってくるのを忘れてしまったわ!」
そう、何を隠そう節子は「お腹にガスが溜まりやすい体質」なのだった。
イモ・・・。そう、それはオナラの元・ガスの元。
喉に詰め込んだイモの塊に苦しみ、もがきながらも
節子はドラッグストアを探すため街に出た。
331 :
可愛い奥様:02/02/07 17:57 ID:njVQ/wQP
「あ・・・もうダメ・・・」
332 :
可愛い奥様:02/02/08 02:30 ID:A0TX3ErW
「ボ フ ッ ! !」
ドラッグストアに行こうと思って腰を浮かせたその瞬間…
節子の尻から、猛烈な爆発音が連続して響き渡った。
「ボフッ…ボッボボ…ブボ、ブボボボボボ!!!」
「ぐ、ぐおおおおおお!!!ど、毒ガス……ぐはぁ(吐血)」
当然、節子の隣にいた尊子へとメタンガスが波状攻撃を仕掛けた!
尊子はあまりの臭さに口からやきいもと血を吐いてぶっ倒れる。
「やった…邪悪なシャクティパットにも、私の毒ガス攻撃は勝ったわ!
ぐあっっははははああああ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
高らかに下品な哄笑を響かせる節子であったが、ライバル尊子が
倒れているだけでなく、周囲の竹原コーチと梅原までもが
あまりの臭さに悶絶していた…。
もともと便秘症の節子であったが、その溜めに溜めたガスが暴発したのだ。
そして、そのガスの放出がきっかけとなって、猛烈な便意が彼女を襲った!
「ううう…で、出るわああああ〜〜〜〜…今のうちよおお!!」
彼女は嬉々としてトイレに走り、至福の時を過ごしたのだった…
、
335 :
可愛い奥様:02/02/08 13:10 ID:DJlpnKT7
しかしその歓びも束の間、節子は焦りのどん底に陥ることになる。
そう、ブツがでかすぎて流れない・・・
その巨大な物体は黒々と便器の奥に突き刺さり、水流程度では
びくともしないのであった。
「どうしよう・・・」
336 :
可愛い奥様:02/02/08 13:18 ID:VdCqdwQm
とりあえずそれはほっとくことにして、節子は出るものが出た
喜びにまかせて会場へ戻った。
「なんか身体が軽いわぁ…せめて、1sでも減ってりゃいいんだけどよぉ…」
体重計に乗ると、節子の目ににわかには信じがたい数字が映った。
「な……なにいいいい!ほ、ほんとなのか、これはぁ!!!」
その体重計は、まさしく「45s」を指していた。
そういえば、鏡に映る節子の頬はこけ、便秘でふくらんだ腹もぺったんこに
なっている。
「こ…これで、奴と…奴と戦える…!!」
節子は軽く幕の内一歩のデンプシーロールを彷彿とさせる動きを見せた。
337 :
可愛い奥様:02/02/08 13:28 ID:VdCqdwQm
そういえば一歩くんて、ダイナマイトなモノを持ってるのよねぇ…
あそこは世界チャンピオン…な、ん、て♪くす♪
でもね、私は宮田くん萌え〜なのよねぇ…
カウンターにもしびれるわぁ…ヴォルグもステキよねぇ…
節子は70を越えて、二次コンなのだった…
338 :
みく:02/02/08 18:33 ID:ZdiWhaS9
>>279 (今さらだけど梅原じゃなくて梅宮でしょ!
もう梅原ってことで進んでるけど。)
天の声が聞こえた
339 :
可愛い奥様:02/02/08 18:35 ID:p27miM9Q
(わ゙ーーーーー。
>>279です。全然気付いてなかった。ヴァカだ私...)
340 :
可愛い奥様:02/02/09 01:05 ID:LtE1nBHW
気にすんな!続き続き!! まさに神のおぼし召しであった・・・
341 :
可愛い奥様:02/02/09 02:19 ID:rOojVqXa
いよいよ節子のリングデビューの日が迫ってきた。
節子は相手となる片岡鶴太郎の息子を一目確かめようと、
草津の「片岡鶴太郎美術館」へ行く事を決意した。
節子「ああ、今日は長い1日だった・・・とりあえず家に帰ろう。」
342 :
可愛い奥様:02/02/09 04:49 ID:BlNsC/q+
家路を急ぐ節子。
そこで節子の携帯電話の音がなる・・・
♪チャラチャッチャラ、チャララ〜(氷川きよしの着メロ
大吉からである・・・
「今更なんの用かしら・・・」いぶかしげになりながらも電話にでる節子。
343 :
可愛い奥様:02/02/10 01:21 ID:h7YjmNNG
大吉「節子か・・・?」久しぶりに聞く大吉の声。
節子「ええ・・・」
大吉「私はね・・母さんと別れたくないんだよ・・・」
節子「どういうことですか・・・?」
大吉「尊子に・・脅されているんだ・・あいつは・・・」
そこまで、言うと電話はプツっと切れた。
あの人が・・・危ない・・・節子はあてもなくひたすら走りつづけた。
344 :
可愛い奥様:02/02/10 02:13 ID:DGEAkYUu
走り続ける節子の前に立ちはだかる黒い影が。
ボボロフスキーであった。懐かしい顔がそこにいた。
「セツコ キミハ カワッタネ。」
そう言いながら涙をこぼした。
345 :
可愛い奥様:02/02/10 03:20 ID:y9PGTqPK
(おかしい・・・。笑いましたよ。)
346 :
可愛い奥様:02/02/10 12:10 ID:/xkqV8eE
(誰か、続きを・・・ボボロフスキーって誰ですか?)
347 :
可愛い奥様:02/02/10 17:21 ID:gEF1xNf1
「ボボ・・・」と、節子は呟いた。
348 :
可愛い奥様:02/02/10 17:31 ID:hhLbmbB4
ボボ・・・何処かで聞いたことが・・・
あっ!思い出した!
熊本弁で「性交」の事だった。
349 :
可愛い奥様:02/02/10 17:34 ID:sWsM9+p/
「ボボブラジル」とはサンバの後の激しいホニャララのことである。
350 :
可愛い奥様:02/02/11 20:21 ID:HyTGsG+i
「ボボ、私のどこが変わったっていうの?教えてヨ!」
節子はわなわなと震えながらボボロフスキーの両腕を掴み、
彼を潤んだ目で見つめ返した。
すると、何ということであろうか!
351 :
可愛い奥様:02/02/11 20:50 ID:fzJhBV3h
両腕を掴んだはずのボボが消えた。。。
節子は我が眼を疑った。そしてあることを思い出した。
「そうだわ、ボボはいつもこうだった。多分・・・あそこね。」
そして節子は数歩き、満開に咲く梅の木を見上げた。
「セツコ キミハ ヤッパリ オボエテイテ クレタンダネ。」
ボボは少しはにかみながら微笑んだ。
352 :
可愛い奥様:02/02/11 20:55 ID:fzJhBV3h
(注:ボボは梅の木の上にいます。言葉が足りなくてスマソ)
353 :
可愛い奥様:02/02/11 21:00 ID:HyTGsG+i
(梅の木・・・またマヤスレになりそうな気配・・・)ワラタヨ
354 :
可愛い奥様:02/02/11 21:14 ID:HyTGsG+i
「セツコ キミハ 紅梅 ナンダヨ
アカイ アカイ ウメノキ ノ ヨウセイ ナンダヨ
チャント オボエテテ クレテルヨネ」
ボボロフスキーの一言で節子はきらきらと輝く梅の木の妖精になってしまっていた。
うす紅色の柔らかく美しい衣に身を包む節子。
「きれい・・・・・。これ、私なの?」
甘くせつない思いで夢心地となっていたその瞬間、驚くべき事態が!
気が付くと節子は蒲生4丁目の交差点にいた…。
「こんなハズカシイ地名の所には居られない」
356 :
可愛い奥様:02/02/11 21:26 ID:HyTGsG+i
すると次の瞬間、節子は蒲田4丁目の派出所前にいた。
「お巡りさん!助けて下さい!もう少し、せめてもう少しだけ
ハイソな雰囲気の地名に移動したいのですが。贅沢を言うつもりもありません。
ただ、今の私はウメの妖精なものでしてその・・・。」
357 :
可愛い奥様:02/02/12 06:30 ID:H4Y2237W
「ハァ・・・」お巡りさんは困惑した。
358 :
可愛い奥様:02/02/12 06:43 ID:5EcAsAW+
おーっと!?突然腰を激しく動かし踊りだした節子!
あ、あの動きは・・・?
そうか・・・あれは・・・「ランバダ」だ!!
359 :
可愛い奥様:02/02/12 07:00 ID:/u1GfwPE
節子は踊りながら、ホットサンドを食べ始めた。
>>355 (なんで「がもよん」やねん!!ワラワラ。御近所さんだね〜)
361 :
可愛い奥様:02/02/12 10:28 ID:q2tWtxVX
♪チャ〜ララララ、ラララララララララ〜♪
激しく腰を振りながら踊り、なおかつホットサンドのとろけたチーズが
口の端にはみ出ている節子を見た警官は、身の危険を感じ始めていた。
「もしもし、本部応答願います!挙動不審の女1名ハケーン!
ホットサンドを食べながら踊り狂っております!至急応援を・・・」
362 :
可愛い奥様:02/02/12 14:01 ID:5w0BbEvi
機動隊が節子を取り囲む。
憑かれたように、踊り狂う節子・・・
にじり寄る機動隊。リーダーが部下に耳打ちをする。
「手ごわそうだな・・フォーメーションDでいくぞ!」
「はっ!了解です。」
363 :
可愛い奥様:02/02/12 14:11 ID:kaAt+Vju
節子は踊るのをやめ、警官をにらみつけてつぶやいた。
364 :
可愛い奥様:02/02/12 14:12 ID:cRaN9gQp
「カルメ」
365 :
可愛い奥様:02/02/12 16:29 ID:oZ/Byz/1
な、何だコイツ!!
366 :
可愛い奥様:02/02/12 21:10 ID:NSglsMMw
その時、節子の意識が遠のいた。
冷たいアスファルトに倒れこんでいく。
「捕獲だ!」機動隊が次々と節子の手足を押さえ込んでいく。
367 :
可愛い奥様:02/02/12 21:11 ID:/advNhr0
そのとき、節子の背後からよさこいさよこが登場!
368 :
よさこいさよこ:02/02/12 21:23 ID:1DdflZ1P
「…さよこさん?」
節子は呼びかけた。
「その永作博美似の美貌…嗚呼!何てことでしょう!さよこさんね!」
節子の頬を大粒の涙が零れ落ちた。
天使のような微笑でさよこは呟いた。
「節子さん?アタシがさよこ…よさこいさよこよ?」
369 :
可愛い奥様:02/02/12 22:39 ID:Zk7uDSyM
多くの機動隊に押さえ込まれ、なつかしい顔
よさこいさよこの天使のような微笑みに
感動し涙を流しながらも、
手にしたホットサンドは離さない節子だった。
370 :
可愛い奥様:02/02/12 23:13 ID:2ZbToOUS
「さよこさん、これあなたに・・もう冷めちゃったけど」
節子はさよこにホットサンドを差し出した。
こんな物をさよこが受け取ってくれるのだろうか、節子は
自分が何かおかしな事をしているのではないかと、急に不安になった。
371 :
可愛い奥様:02/02/12 23:15 ID:4cNxJ872
「ありがとう。節子さんにも、これどうぞ・・・。」
さよこは節子に冷めたチーズ入りのホットドッグを手渡した。
「いえそんな・・・受け取るわけにはいきませんわ。」
手にしたホットドッグをさよこに押し返す節子。
と、その時!
372 :
可愛い奥様:02/02/12 23:20 ID:/advNhr0
節子は、ホットサンドをマイクにし
中島みゆきの歌を口ずさみながら、よさこいさよこを
じっとみつめた。
「何歌ってるのよ、今すぐアタシとにげるのよ!節子!」
とさよこは叫ぶ。
「でも、私もう終わりなのよ」と節子。
373 :
可愛い奥様:02/02/12 23:24 ID:4cNxJ872
「まだ終わりなんかじゃないわ!
節子、アタシと一緒にキンキ大学を卒業しましょうよ!」
叫ぶさよこであった。しかしそれも空しく周囲に響き渡るだけであった。
「いちに!さよこ!にいに!さよこ!」
節子はそんなさよこに恐れを抱き行く宛もないまま
一目散にその場から逃げ出した。
374 :
可愛い奥様:02/02/12 23:31 ID:/advNhr0
節子は学生時代は優等生であったため、
「キンキダイガク…。」どうして私が、と自分に問うた。
そう節子とさよこは、女子高時代の同級生だったのだ。
もちろん、節子は御茶ノ水か奈良女子に行くというのは
だれもが予想していたことなのだ。
一方のさよこというと…。
375 :
可愛い奥様:02/02/12 23:53 ID:qETXKwXE
さよこは、校内では、いわゆる問題児扱いされていた。
そんなさよこにもある日、友人ができた。それが節子である。
節子は、誰とでも隔たり無く付き合うことができた。
学校からの帰り道にさよこが、年下の不良グループにからまれている
ところを、節子が助けたのである。
376 :
可愛い奥様:02/02/13 00:35 ID:91PtRB//
「ちょっと、あなたたち何してるの」
377 :
可愛い奥様:02/02/13 00:38 ID:rrYBMKMu
「邪魔すんな、節子。お前も痛い目にあいたいのか」
378 :
可愛い奥様:02/02/13 00:42 ID:UKo8Nwi+
さよこ「なによ」、ほんわかわかこさんに、きてもらうから!」
節子「さよこさん…かばってくれてありがとう。でも、私、実はウチュウジンなの」
379 :
可愛い奥様:02/02/13 00:46 ID:ajVG8hSe
そこで節子が目にした光景とは想像を絶するものだった。
なんとさよこが、輪姦されていたのだ!
性の知識がまだ浅かったさよこには理由がわからず、ただ
男たちにチヤホヤされているのだと、勘違いしていたのである。
380 :
可愛い奥様:02/02/13 01:15 ID:YP549ind
そこに一人の男の声が響く・・・
「ゴルァ!!そこでなにしとんじゃー!!」
「やべぇ、岡倉さんだ!逃げろ!」慌てて逃げていく不良達。
「大丈夫ですか、お嬢さん方。もう大丈夫ですよ。」
これが若き日の大吉と節子の初対面であった。
381 :
ウンコ:02/02/13 01:16 ID:UKo8Nwi+
大吉に向かって、節子とさよこは言った。
「ワレワレハウチュウジンデアル」
382 :
可愛い奥様:02/02/13 01:19 ID:91PtRB//
ナニソレ
383 :
ウンコ:02/02/13 01:20 ID:UKo8Nwi+
という、大吉に対して、さよこは言った。
「これがわかるか?」
節子は泣きながら訴えた。
「私、夫を肩車したいんです!」
384 :
可愛い奥様:02/02/13 03:00 ID:91PtRB//
肩車?!
385 :
可愛い奥様:02/02/13 03:02 ID:JzcOZkQl
「おい!弥七!」
「そりゃ風車・・・」(汗
辺りは静まりかえった。
386 :
可愛い奥様:02/02/13 10:45 ID:O0UdKEzt
その時どこからともなく節子の夫、直人が現れ節子の肩に手を置いた。
「節子、ここにいたのか?肩車しておくれ」
387 :
可愛い奥様:02/02/13 13:28 ID:gVFJPOJP
「え…?本当に?」
節子は喜びよりも信じられない気持ちでいっぱいだった。
388 :
可愛い奥様:02/02/13 13:34 ID:QiDXGZc9
なぜなら節子には人にいえない過去があったから。
あれは3年前の大相撲新弟子検査の日だった。
389 :
可愛い奥様:02/02/13 13:36 ID:gVFJPOJP
身長が3cm足りず悩んだ節子は、
髪の中に
ホットサンド(コンビーフ入り)を挟み込む作戦に出た。
それは危険な賭けだった…
390 :
可愛い奥様:02/02/13 13:37 ID:gbErsNwK
身長が足りない…
節子の息子、太助が新弟子検査を受けるのだが
あと7ミリ基準に満たないのであった
391 :
業務放送:02/02/13 13:50 ID:CICBRTfN
・・・タダイマ アラスジノツズキヲ セイサクチュウ・・・ ユウガタマデニハ ウプシマス・・・
392 :
キャスト:02/02/13 15:09 ID:CICBRTfN
節子
かつて多重人格障害と診断を受けよく妄想に浸る。また、精神分裂症との
判断も下されたことがあり時々幻聴や幻覚も見える。
姑が嫌いでボクシングジム「ガチンコクラブ」に通っている
借金を稼ぐ傍ら130→45kgに減量中
只今(202時点)訳ありで精神病棟に入院後、減量に成功した。
5人の既婚の娘がいる。
尊子
TVちゃんぴよん大食い選手権優勝者、あかちゃか尊子。読みは「たかこ」
大食いを認めてくれる不倫相手の大吉が大好きだが、宏明君の事も気になる。
大食いの為、ペットボトルに砂糖水を携帯している。
節子の姑
痴呆が入っていて時折狂言自殺を図る。
大吉
節子の夫。尊子と不倫中で、尊子と結婚を考えている。
秀二
節子の5歳年上の不倫相手
ベンちゃん
節子のもう一人の不倫相手。外人らしい。
戦国武将 武田信玄
尊子に泥団子を食らわせ節子を助けたり、尊子と行動を共にしたり意味不明。
列車の中で尊子の毒霧に倒される。
信玄餅を求め、岡倉の店を目指す尊子。
大吉との連絡が取れず、着いてきてる信玄に毒霧を吹き付け憂さ晴らし。
節子が言っていた竹原コーチの元に行けば岡倉の住所が解るかもしれないと
東京駅でタクシーを拾いガチンコファイトクラブを目指した。
場所を知らない運転手にも呆れ果て、強烈な屁を3連発お見舞いするのも忘れない。
タクシーを奪い取ったが、生理現象に勝てずとあるビルの中へ。
落ち着いてみてみるとそこがガチンコファイトクラブだった。
その頃大吉はヨシノーヤにいた。
店先で白バイをひき殺し連行される稲ガキメンバアには興味がない。
大吉の後ろに並ぶ栗原晴海の頭から、雀が飛び立とうとしている。
日本野鳥の会での、スズメ馬鹿の異名が蘇る。
後ろにいたのは、実は「すずめの涙2」を発売し来日中のウンスクだった。
無理矢理カラオケに誘われる大吉。
一方精神病棟に入院中の節子は、味気ない病院食でダイエットに成功して
いたが、タキが差し入れに持ってきたちらし寿司や煮ものには勝てなかった。
その差し入れには毒が入っており、5分程のたうち回るが
「あら、美味しいわ」と自前の強い腹をうならせた。
その夜、長いなが〜い夢を見るが、決意新たにロードワークをこなし、
体重を130から65kgにまで落とした。
タキと大吉は裏で繋がっていた。タキは毒殺失敗を伝え、カラオケボックス
から抜け出した大吉と共に“いつもの部屋へ”。
タキのシャワーとうがいを待つ間、大吉はお持ち帰りした牛丼を横に
覚え立ての「雀の涙」を練習していた。
395 :
途中訂正:02/02/13 17:02 ID:tkBhHwip
「雀の涙」→「すずめの涙2」 ゴメソ
節子はガチンコファイトクラブに戻り、竹原コーチから
「Hill Warehouse 節子」というリングネームを受け取り、改めて
プロとして気を引き締める節子だった。
その時4期生問題児・梅原が立ちはだかり、呻いたかと思うと
尻からおびただしい鮮血を流した。 大丈夫か、梅原。
マイペースな節子は「西洋音切草」の時間だと言いセントジョーンズワートの錠剤を
飲む。高速の展開に負けず、二人は心を通わせいつしか仲間になっていた。
次の瞬間「おっかのうえ〜 ひぃなげしぃの〜 はぁなぁにぃ〜〜ん」
という歌と共に顔立ちの濃い平井賢が登場。
かすかに聞こえてくる焼き芋屋に心躍らせる節子。
彼女にひなげしの花束を差し出す平井賢。
焼き芋屋の屋台の影から、焼き芋を両手に抱えた尊子が現れた。
中村ユージのマイクを合図に、なんと焼き芋大食い選手権が始まる。
ついでに出された好物の大福を我慢し、芋を口に押し込む節子。
砂糖水を口に含みながら、余裕で食べていく尊子。
竹原コーチの激を背に、尊子に張り合うが「ガスピタン」の携帯を忘れた
節子は芋を喉に詰まらせながらドラッグストアを目指そうと思い立つ。
席を立った瞬間、猛烈な爆発音と共に強烈なメタンガスが隣の尊子を襲う。
口から焼き芋。そして吐血。竹原コーチと梅原も倒れる。
便意に襲われた節子は、トイレへ目指す。大きすぎて洗浄出来ないのを
そのままに、会場に戻ると体重は45kgに減っていた。
ようやく、初戦相手・片岡鶴太郎の息子との対戦権を得た節子。
リングデビューの日が迫り、参考に「片岡鶴太郎美術館」へ行く決意を
するが、疲労回復のためいったん家路につく。
途中、大吉から「実は尊子に脅されている」と連絡が入る。
梅の木の上から、節子を見るボボロフスキー。彼の一言で、節子はきらきらと輝く
梅の木の妖精に変身。
激しく腰を振るランバダを踊つつ、ホットサンドを食べる節子。
節子の挙動不審に集まった機動隊に押さえられるが、なんとそこで背後から
よさこいよさこが登場。優しい笑みに涙しつつ、節子はさよこに
食べかけの冷めたホットサンドを差し出す。
お返しに、さよこは節子に冷めたチーズ入りのホットドッグを差し出す。
お互いの葛藤・・・キンキ大学卒業への想い・・・。
「いちに!さよこ!にいに!さよこ!」
節子はそんなさよこに恐れを抱き行く宛もないまま、一目散にその場から
逃げ出した。
398 :
あらすじすごいね:02/02/13 23:21 ID:OsHmH6Ag
(お疲れさん!)
399 :
あらすじすごいね:02/02/13 23:25 ID:OsHmH6Ag
7mmだったら・・節子の瞳の奥があやしく光った。
そして、持っていたモンキースパナでおもむろに太助を殴りつけた。
400 :
可愛い奥様:02/02/13 23:26 ID:yhwbH6Pe
(あらすじお疲れ様です!)
401 :
可愛い奥様:02/02/13 23:26 ID:H8MxiXSR
「お疲れさん?茶持って来い!チャー!!こっちは喉かわいてんだ。
地の文でマターリしてんじゃねぇ!」
節子は心穏やかな様子ではなくなった。
402 :
可愛い奥様:02/02/13 23:29 ID:Hld/o3xx
390の続きネ・・
「7ミリ・・・たかが7ミリ、されど7ミリ、オカダミリ・・」
節子はつぶやいた。
・・とその時
403 :
可愛い奥様:02/02/13 23:30 ID:MuWw/KmE
「だから、マターリしてんじゃねぇ!」
節子はさらに心穏やかな様子ではなくなった。
404 :
可愛い奥様:02/02/13 23:32 ID:yhwbH6Pe
その時、玄関のチャイムが鳴った。
「さがわ急便でーす!」
さわやかなセールスドライバーが、荷物を届けに来た。
「あら、さつま揚げがこんなに・・・神田川先生かしら?」
405 :
可愛い奥様:02/02/13 23:34 ID:MuWw/KmE
「さつま揚げだけに、『age〜!!』」
ドライバーは叫んだ。
406 :
可愛い奥様:02/02/13 23:35 ID:gbErsNwK
「食べきれないからホームレスの炊き出しに
もって行こう、うーん私ってボランティアだわ」と節子は思った
407 :
可愛い奥様:02/02/13 23:37 ID:w47R3+tG
「はっでもお礼状書かなきゃいけないんだっけ・・・一枚くらい
かじっとこう」
節子はさつま揚げを取り出すと一口囓った。
408 :
可愛い奥様:02/02/13 23:38 ID:CYw7QTfW
マヨネーズつけたら美味しいよね? さつま揚げ・・・
冷蔵庫に向かう節子。
409 :
可愛い奥様:02/02/13 23:40 ID:wiEkPkq1
節子は、自分がホームレスだった頃を思い出した。
かつて自分は彼らと同じ境遇にいたのだ。
いわば彼らは私の分身でもある。
『ぼろを着ても心は錦とはよく言ったものね・・・・』
410 :
可愛い奥様:02/02/13 23:53 ID:qUaih4fu
節子は洞窟の中で生活していた頃を懐かしんだ。
ドロップがなくなると、中にお湯を入れて飲むほどの貧しかったのだから。
西宮に移り住んだ後も親戚から疎まれ、洞窟に移り住んで兄と生活した日々は楽しかった。
411 :
可愛い奥様:02/02/14 00:23 ID:GMwD/P07
「兄ちゃん、これどうぞ」
ってドロ団子渡したっけ・・・
暑い夏だったわ・・・
412 :
あらすじすごいね:02/02/14 00:28 ID:Zn+1VigE
「びんぼくさっ」節子は鼻くそをほじった。
413 :
可愛い奥様:02/02/14 00:40 ID:6rDnUh3o
そんな回想にふけっていた節子は、はっと我に返った。
「い〜しや〜き〜イモ!おイモ・だ・よ〜♪」と
甘いイモの香りと共におじさんの呼び声が後ろから聞こえてきた。
振り返ると、紅顔の美少年が自転車で石焼イモの屋台を牽いて
こちらに向かってきていた。
414 :
可愛い奥様:02/02/14 00:41 ID:t71uNScZ
「睾丸の美少年w」
節子は良からぬ妄想を抱いてしまった。
415 :
可愛い奥様:02/02/14 00:56 ID:6rDnUh3o
「おイモ7個頂戴な。」節子は美少年の股間を見つめながら言った。
「はい、7個ね!」美少年は白い歯をキラリと輝かせ笑顔でイモを紙袋に詰めた。
その間、節子は一時も股間から目をそらさなかった。
美少年は、腰をひねってその視線を避けながら、イモを手渡した。
「おつりはいらないわ。」節子は股間をみつめながら代金を渡した。
「どうも!」美少年はニコリと笑い、自転車に飛び乗って去っていった。
416 :
可愛い奥様:02/02/14 12:59 ID:Lu0GBPFF
「ああ、こんなことしているヒマなんてないわ」
3年前自分の元から相撲の世界へと巣立って行った息子、
太助が十両昇進をかけた一番を見に
両国国技館へと急がねばならなかったのだ。
急いで身支度を整え、タクシーに乗り込んだ…
417 :
名無しさん:02/02/14 13:04 ID:r/fOMtnJ
ここは暇人ばかりだぜ。ァフォか?小説書く暇があッたら 台所の床でも磨けや。
もしくはボランテァで近所の川にゴミ拾いに往けよ。暇人ども。
418 :
可愛い奥様:02/02/14 15:41 ID:KkP4XBXX
>416の続き
両国国技館に到着した節子は、升席に座り相撲が始まるのホットサンドと
石焼イモを食べながら待っていた。
419 :
可愛い奥様:02/02/14 15:57 ID:n5SJLvfX
茶屋の男衆から土産一式の大袋をもらった節子は
血沸き肉踊る思いでほくそえむのであった
420 :
可愛い奥様:02/02/14 16:00 ID:Dis8HR4l
席に着いた節子は、思わず、はっと驚いた。
この席は、NHKの相撲中継に自分が映るではないか!!
421 :
可愛い奥様:02/02/14 16:01 ID:jmUeeaai
「どすこいっ!ごっつぁんですっ!」
423 :
可愛い奥様:02/02/14 21:56 ID:RsbP4Aqp
力士達が話しかけてくる。
「ところで、あなたはどこの部屋の方で…?」
衝撃が走った。
いくら最近太り気味とはいえ、力士に間違えられたのだ。
ヘルスメーターが回りきって使い物にならなくなって以来気にはしていたが、
…もうマワシをつけるほどの代物になっていたのだ。
424 :
可愛い奥様:02/02/14 22:36 ID:M+YNTUIJ
打ちのめされている節子を、さらなる衝撃が襲った。
帰宅して2chに繋いだ節子の目に、「ホモの力士ってコワーイと思う人の数→(89)」の
スレッドが飛び込んできた。
まさかと思って読んでみた。
「こんにちは!モデルを目指しながら焼き芋屋をしています。今日、怖い思いをしました。
力士のお客さんに声をかけられたんですが、その人は僕の股間をジロジロと眺めて
ニヤニヤ笑っていたんです。気のせいかと思ったんですが、やっぱりその力士は
ホモだったんじゃないかと、未だに背筋が寒い思いです。
男の世界の相撲業界には、ホモって案外多いんでしょうかねぇ?」
付いたレスはどれも「キモイ」「不気味」などと罵っていた。
・・・間違いない・。昼間のあの焼き芋屋の少年がたてたスレッドだ。
過酷な現実が節子の身に迫っていた。
425 :
可愛い奥様:02/02/14 23:07 ID:4hYzggL9
「どうしたらええのん?どうしたらええのん?どうしたらええのん?」
眼は血走り、興奮のあまり白目の血管が内出血し始めた節子。
血豆いっぱいの眼球をパチパチとしばたきながら、なぜかその足は
駅前の雀荘へ向かっているのだった。
現実逃避か、節子。
・・・いや、違う。
その脳裏には、いつぞやの美少年の股間がフラッシュしていた。
「なんぼじゃ?なんぼじゃ?なんぼでいいんじゃ?」
求めてやまない、しかし自分の年齢と財力ではとうてい届きそうにない
ものを、節子はいっぱし稼いで現実のものにしようとしたかったのだ。
「嗚呼・・・こんなに血迷ってしまうなんて!・・・」
次々に浮かんでは消え、浮かんでは消える、七色のハレーション。
無意識に屁を放ちその硫黄の様な異臭に、思わず目尻を下げる節子。
426 :
名無しさん:02/02/14 23:11 ID:DeKDl2p7
アフォか 暇人
427 :
可愛い奥様:02/02/14 23:18 ID:4hYzggL9
・・・・と、自問自答する恍惚とした表情の節子であった。
428 :
可愛い奥様:02/02/14 23:22 ID:M+YNTUIJ
雀荘で圧勝してしまった節子。
「た、頼む。給料全部持っていかれたら母ちゃんにどつかれる〜!!」と
泣きじゃくる初老の紳士の悲痛な叫びを背に受け、雀荘を後にした。
429 :
可愛い奥様:02/02/14 23:34 ID:jmUeeaai
「ズバボンッ!!!」
430 :
可愛い奥様:02/02/15 01:44 ID:CvYfTcGO
地響きのするような屁を一発かました節子は、その衝撃に自分でも驚き
一度立ち去った雀荘に戻って扉をこっそり開けた。
初老の紳士は、毒ガス攻撃にそのまま意識を失い、他の客も呻き声をあ
げて、床に倒れこんでいるではないか!ただならぬ空気を感じた節子。
「また、損害賠償求められちゃう!」節子は一目散にその場を去った。
ちゃうねん。うちは悪くないねん・・心の中で呟やきながら、節子の頬を
熱い涙が伝った。
431 :
可愛い奥様:02/02/15 02:23 ID:zZMgjWTQ
嗚呼罪深き女よ、節子・・・。
「自分で自分が分からなくなってきた・・・これからどうして生きていったら
いいの・・・教えて、尊子・・・今こそあなたの助言が欲しいと思ったことは
なかった・・・うぅっ尊子尊子・・・赤阪尊子!!」
路上で泣き伏す巨体の上にすっと陰が射し、泥まみれになった顔を上げると
そこには夢にまで見た尊子の姿があったのだ。
「・・・・・氷砂糖水を持って、福井の海岸へ行きなさい・・・・・」
そう告げると、彼女は姿を消した。
早速、節子は福井へ飛んだ。
道中、そこは真っ暗な日本海・・・・・
海岸出て思いっきり息を吸い込むと、何だかあの睾丸美少年の甘い笑顔が
「さあ節子、こっちにお出で、光を見つめて僕の胸に飛び込んでお出でよ」
と語りかけてくるような気がした。
もう、どうなってもいい。ピュアな節子を見て欲しいの・・・・。
年甲斐にもなく顔を紅顔させ、身をくねらせると節子は海面のうっすらとした
光へダイヴした。
・・・・・・節子は黒い潜水艦に導かれ、北の某国に渡ったのであった。
これから又、彼女の愛に満ちた人生は新たな幕を開ける。
432 :
可愛い奥様:02/02/15 03:31 ID:BHiHcDUK
潜水艦内では異国の言葉が交わされていた。
「艦長!不気味な生物が海面に浮かんでいます。」
「不気味な生物だと?」潜望鏡をのぞく艦長。
「トドの死体じゃないのか?」
「こ、こんな所にトドの死体ですか??・・」
艦内の騒ぎを他所に、節子は凍るような海水につかりながら
星空を眺めていた。
「ああ・・このまま死んでしまったら、どうなるかしら。
どこかの島に死体が流れ着くのかしら・・。私を発見した人はなんていうかしら。。。
力士の死体が漂着・・・なんて三面記事に載ったりして・・フフフ・・」
ゆらりゆらりと波に揺られながら、節子は遠い目をして笑った。
「艦長!!あれは人間です!笑っています!!間違いないです!」
「な・・・なにを???もしやスパイか??」
「とりあえず、撃ちますか?」
「そ、そうだな、とりあえず、撃っとけ!」
どっかーーーーーーーーん!!!
魚雷が節子に向かって発射された。
ゴボゴボゴボゴボゴボゴボーーーーーーーー!!!
魚雷は真っ直ぐ節子に向かっていた。
節子は、波間に身をまかせながらある種のエクスタシーを
感じ始めていた。
手がそっと自分の股間に伸びている。
と、その時!!!
434 :
可愛い奥様:02/02/15 11:17 ID:v1T+ak58
ムネオが笑っていた。
435 :
可愛い奥様:02/02/15 11:19 ID:1HdTgMXa
秘書官「ムネオ様、何をそこで笑ってらっしゃるのですか?
ムネオハウスの皆様がお待ちです。」
436 :
可愛い奥様:02/02/15 12:26 ID:I87JdJUg
「おお、この力士級体格なら北方4島やシベリアでも堪えられるに違いない」
ムネオの中に節子をムネオハウスの管理人にしようと言う考えがよぎった。
しかし魚雷はまっすぐ節子の方へ向かっている…
さっそくムネオは首相官邸&野中へ連絡。
対魚雷砲をぶちかまし彼女を救った。
「どこのどなたか存じませんが、命を助けてくださって有難うございます。」
437 :
可愛い奥様:02/02/15 12:49 ID:go3yKhup
節子は気がつくとムネオハウスの中にある簡易ベットの中にいた。
節子はこれまでにない幸福感を味わっていた。
そう、節子の隣には、ムネオがイビキをかいてぐっすりとねむているのだ。
昨夜の情事のことをふと思い出しポッと顔が赤くなる節子。
438 :
可愛い奥様:02/02/15 13:25 ID:Epr+j4d5
その光景は壮観だった。
悲壮感ではない、壮観だ。
形容するならば、ジュゴンと小泣きじじいの水面のダンス・・。
泣き疲れた小泣きじじいを、ジュゴンが暖かく包み込んで眠っている・・・。
ジュゴ・・いや、節子は思った。
「久々に女だという事を思い出したのだわ。ダイエットしてみようかしら・・
昔の私に戻れるかしら。身も心も・・・」
439 :
可愛い奥様:02/02/15 13:27 ID:lP9wY4qm
節子は低インシュリンダイエットの本を買いに
町へ出かけた。
440 :
可愛い奥様:02/02/15 15:50 ID:MD+eznsP
数日後、某女性週刊誌に節子とムネオの
不倫写真が掲載された。
一報節子は、報道陣に追いかけられるムネオの事など忘れ、
低インシュリンダイエットに励んでいた。
441 :
可愛い奥様:02/02/15 15:51 ID:St+EoIpn
その時ムネオ号に乗ったムネオは息を呑んだ。
え??あれは!
442 :
可愛い奥様:02/02/15 16:25 ID:lOALv7gP
車窓の外には、坂田利夫と楽しそうに腕を組む節子の姿が見えた。
「オッオ、俺の居ぬ間に、あんな間男とヌケヌケ笑っておってからに、
コ、ココ、コンチクショー!!」
バーン!!!!と車から飛び出すと、ムネオは利夫に飛びかかった。
ムネオVS利夫の壮絶な殴り合い。
「ケンカはやめて〜時間を止めて〜〜私〜のためぇ〜にあらそ〜わないで〜」
口ずさむ節子。
・・・・・・その一部始終がワイドショーで生放送され、国民の笑いを誘った。
「ドッチガドッチダカ、ワカンネーナー」
443 :
可愛い奥様:02/02/15 21:18 ID:gxLPmkPX
それは、それは、ダイエットに励む節子であった。
ただ一つ、気にかかることがある。
「来るものがこない・・・。」
ということだった。ダイエットのし過ぎで、生理が来ないのだろうと、
節子は思っていた。いや正確にいうと、そう願い、信じ込んでいたのである。
ダイエットのせいだと・・・・・。
ある日、節子がTVをつけたその画面には、これでもかとムネオの顔がアップ
で映されていた。
ムネオさん・・・もしかして。。。節子がポツリとつぶやく。
そのムネオの顔を見た瞬間、節子は、産婦人科へ行くことを決意した。
444 :
可愛い奥様:02/02/15 22:14 ID:nRCNSoD5
息せき切って節子は尋ねた。
「それで、先生。わたくしはやっぱり妊」
「アンタ更年期だよ」
速攻、産婦人科医が答えた。
445 :
可愛い奥様:02/02/15 22:15 ID:2eXgHlQb
(>444ワロタ!)
446 :
可愛い奥様:02/02/15 23:36 ID:lP9wY4qm
女性ホルモンを注射され、薬をもらって病院を後にした節子の
目の前に、1台の黒塗りのハイヤーが停まっていた。
ウインドウが開き、中からムネヲが現れた。
節子は、車に駆け寄った。
ムネヲはにっこりと微笑み、こう言った。
「いかようにも、証言させて頂きます。」
447 :
可愛い奥様:02/02/16 00:21 ID:Lg3AyfNm
「愛してるの・・・・愛してるのよ、ムネヲォォゥ!!!!」
大声で叫ぶと、節子は小柄なムネオを背負い、猛然と走り出した。
「憎いほどあなたを愛してしまったわムネオ、あなたを拉致監禁したいほどに・・・」
「を、俺をどこへつれていく気だっ」
448 :
可愛い奥様:02/02/16 00:43 ID:P+kwiiDh
ダイエットに成功し、スレンダーになった節子だったが
小柄なムネオをかついで走るのはわけもなかった。
その姿は全国のワイドショーに生中継された。
すっかり時の人になってしまった節子。
格好のムネオたたきの材料として、連日カメラに追いかけられるようになってしまった。
449 :
可愛い奥様:02/02/16 00:45 ID:2+SBKSa4
そして、節子もムネヲと一緒に参考人招致の場へ引き出されてしまう。
450 :
可愛い奥様:02/02/16 08:56 ID:8ka/Kt6Y
国会は騒然としていた。
「スズキムネオ君」
参考人としての尋問が始まった。
節子はムネオと手をつないで、マイクの前に立った。
451 :
可愛い奥様:02/02/16 08:59 ID:ndwLskSZ
小刻みに震えるムネヲの手。
その震えが意味するものを、節子は痛いほど感じていた。
452 :
可愛い奥様:02/02/16 09:02 ID:dDm1j2Vd
えー、静かに!静かにしてくれ!話すから!!
自分に注がれる非難の罵声、嘲笑、冷たい目。
ムネオはこれほどまで注目を浴びたことはなかった。
興奮しているのが自分でもわかる。鼓動が激しくなっている。
ムネオは節子の手を強く握った。
節子はムネオを促した。
(さあ、ぶちまけるのよ。いくわよ)
453 :
可愛い奥様:02/02/16 09:06 ID:u4Uin1Bq
激しいヤジの嵐は留まるところを知らない。
「なんだ!その女は!愛人か!2号か!3号か!ムネヲ号か!」
454 :
可愛い奥様:02/02/16 14:09 ID:8ka/Kt6Y
その時節子はヤジを飛ばす辻元議員につかみかかり、投げ飛ばした。
「総理、総理・・・」ガクッ・・・辻元議員は失神した。
塩爺はその様子を見て、裸踊りを始めていた。
小泉総理も今まさにフリちんになろうと、パンツを脱ぎ始めていた。
455 :
可愛い奥様:02/02/16 14:25 ID:sU35uGcm
叫び、喚き、踊り狂う人々。議場はまさに地獄絵図と化していた。
失禁、そして脱糞の果てか、あたりに異臭が充満している。
「ぬはははははははーーーーーーー!」
まるで何者かに憑依されたかのように、ムネヲが笑った。
その背後には、不気味な死者の影がゆらいでいる。
「あ!あれは中川一郎先生では!?」
456 :
可愛い奥様:02/02/16 14:28 ID:rw9cCN/R
「もう、みんな、やめてええええ!!!!」
節子の雄たけびが響きわたった。
「ムネオ先生は、悪くないの!私が外務省の重家さんに圧力をかけたの、
NGOの大西さんが憎かったのよ!」
457 :
可愛い奥様:02/02/16 15:50 ID:Rf/KK45P
「うるせー!!!!」
「うるせーーー!!!」
「何なんだ、お前は何者なんだーーーー!?」
「答えんか、デヴー!」
政治的な関心より今は皆、節子そのものに興味があるようだった。
満を持して、ムネオがマイクに口を近づけた。
ぷつぷつと脂汗がにじんだ口元。
「皆さん、この女はですネ(尻上がりに発音)?」
458 :
可愛い奥様:02/02/16 16:36 ID:8ka/Kt6Y
「あいつを追い出せ!!」
「デブ女と坂田を追い出せ!」
「捕まえろ!」
激しく追い出せコールが響いている中、警備員が節子とムネオを
羽交い絞めにした。
459 :
可愛い奥様:02/02/16 17:04 ID:Rf/KK45P
警備員の腕を振りほどこうともがきながら、節子ははっと
息子の太助が十両昇進したんだったかどうか、気になってしょうがなくなった。
国技館に見に行ったにも関わらず、すっかり睾丸もとい紅顔の美少年の
妄想以降、正気を失っていた節子・・・・
気が付いたら、坂田と共に国会にいた・・・・
「いっ、いやん!ぼろは着てても心は錦なんて言ってたアタシったら、
何を血迷ってこんな・・・・そうだ、大吉さんの元に戻りたい。
戻らなきゃ!!!」
節子は馬鹿力で、坂田を激しくシャクティパッドし、懐かしいあの家へと
駆け出していた。
ふらふらながらも意外と早いスピードで、節子のあとを憑いていく坂田。
ガラッ!
「あ、あなたーっ、節子ですっ、帰ってきましたよ〜!!!」
460 :
可愛い奥様:02/02/16 17:16 ID:jUx7FHv/
が、そこはもぬけのからだった。
461 :
可愛い奥様:02/02/16 17:44 ID:dDm1j2Vd
節子は懐かしいような、なんともいえない気持ちで
しーんと静まり返った部屋に入った。
(いつから歯車が狂ってしまったんだろう)
懐かしささえ感じられる匂い。
台所には空のお櫃が転がっていた。
太助・・・
そして寝室へ。「あかん、あかんで、節子」
坂田が粘っこい笑顔で躊躇している。もうどうでもいい。
寝室のドアを開いた節子。
なんとそこには・・・!!!
462 :
可愛い奥様:02/02/16 17:49 ID:+b9rt8c4
ムネオと坂田が裸で立っていた
463 :
可愛い奥様:02/02/16 21:17 ID:8ka/Kt6Y
「こっちおいで〜な〜、あんた馬鹿ね〜、ホホホ〜」
坂田がじんじろりん踊りをしながら歩いてくる。
「逃げてると言われるのは、いかんともしがたい」
ムネオも頭を左右に振って歩いてくる。
節子は後ずさった。
じりじりと二人は歩いてくる。
464 :
可愛い奥様:02/02/16 21:23 ID:VLsCw1s6
追い込まれる節子、とその前に現れたのは
暗殺されたはずの中川一郎だった
驚愕のムネヲは・・・
465 :
可愛い奥様:02/02/16 23:27 ID:8ka/Kt6Y
その場に立ち尽くすムネオ。ブルブル震えている。
「今だわ!!!」
アホの坂田を横抱きにして、一目散に駆け出す節子。
「な、な、なにす〜んのお〜〜」坂田は節子に抱かれてうっとりしながら
つぶやいた。小1時間ばかり節子の腕の中で眠る坂田。
42.195kmは走っただろうか。坂田を降ろして節子はこう言った。
「もう大丈夫よ。ここは私が借りているから」
そこは、関西ミートセンターの倉庫だった。
466 :
可愛い奥様:02/02/16 23:40 ID:dDm1j2Vd
ギーーーーッ
ミートセンターの重い低温倉庫の扉を開く。
そこでは坂田の想像だにしなかった人物が待っていた。
「ご、五郎はん・・・!」
コメディーbP時代の相方、前田五郎であった。
五郎は全裸で鎖につながれていた。尻には太いボルトが挿入されている。
全身に暴行を受けたのであろう赤黒い傷が痛々しい。
五郎はぽつり、ぽつりと話しはじめた。
「利夫はん、わしが悪かったんや・・・」
467 :
可愛い奥様:02/02/16 23:50 ID:VLsCw1s6
今すべての謎が前田五郎の口から
語られようとしていた。
468 :
可愛い奥様:02/02/17 07:30 ID:WnotP3qr
節子は前田五郎の鎖を解いてやりながら
「さあ五郎、お肉がいっぱいあるから食べましょ。話はその後で」
ポータブルコンロに火を点け、鉄板焼きの準備を始める節子。
(かた、ブロック、国産)と書いたラベルを剥ぎ取り、
肉をどんどん焼く節子。あたりは煙と良い匂いに包まれている。
アホの坂田、節子、尻にボルトを挿したままの五郎はむさぼり喰った。
「おいしいやん、おいしいやん」
節子は鼻水を流し、玉のような汗をかきながら24kgの肉を
たいらげていた。アホの坂田がその時こう言った。
「五郎はん、尻栓を抜かな苦しいやろ」
確かにそうだ。一体いつから挿入されているのだろう。
五郎の体を節子はしげしげと眺めた。
化膿しかかっているドス黒い下腹部。
それは異常なほど膨れ上がっていた。もう苦痛も感じないのか・・
「わてが外したる。」
坂田が五郎の尻に手をかけたその時・・・!!!
470 :
可愛い奥様:02/02/17 08:04 ID:WnotP3qr
ドドドドズボバ――――――ン!!!!!!!!!!!
ガラガラガラガラガラ・・・・・・
471 :
可愛い奥様:02/02/18 09:35 ID:U7/HT+bG
爆発音とともに3人は意識を失い、あたりには強烈な悪臭が立ち込めていた。
3、40分程して節子は意識を取り戻し、自分の上に覆いかぶさっている
アホの坂田を脇へどけた。前田五郎の姿はどこにもなかった。
節子はフラフラしながら、入口の重い扉を開けて外に出た。
「そうだわ、こんな事をしていられない」
「あの人の所へ行かなきゃ」と言うやいなや、全速力で走りだした。
走りながら、また空腹である自分に気が付く節子。
マクドナルドの看板が遠くに見える。
「いらっしゃいませ〜、お持ち帰りですかあ〜」
節子はカウンターに歩み寄りこう言った。
472 :
可愛い奥様:02/02/18 11:11 ID:LtDthOft
「スマイルください!」
473 :
可愛い奥様:02/02/18 11:18 ID:/z3S2Xp0
まるで春の陽だまりのような、ありったけのスマイルをたたえながら、
店員は言った。
「ご一緒にポテトもいかがですかぁ?」
474 :
夜の2 ◆EFXw250. :02/02/18 18:17 ID:7H6khwik
カウンターの節子。
背後に男が立っていた。
空腹の節子に周囲を意識する余裕はない。
節子の丸く厚い肩に手が伸びた。
振り向いた節子に男はこう言った。
「探しましたよ」
節子は息も止まらんばかりに驚愕して声も出なかった。
「ど・・どうして・ここに・・・」
475 :
可愛い奥様:02/02/18 18:24 ID:0FK/rEjf
「おたくの若奥さんが、教えてくれたんですよ」
476 :
:02/02/18 18:28 ID:CJoYZA8o
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
477 :
可愛い奥様:02/02/18 18:38 ID:U7/HT+bG
・・・と、マクドナルドの店員は言った。
店長が飛び出してきて、そのうつろな目の店員を連れて行った。
節子とその謎の男は、カウンターの前で熱く抱擁し、唇を重ね合った。
478 :
可愛い奥様:02/02/18 21:02 ID:y5F3zGRX
その謎の男の名前は・・・
479 :
可愛い奥様:02/02/19 04:39 ID:Qd0nz/jB
ファンファン大佐?
480 :
可愛い奥様:02/02/19 10:13 ID:SWmte89L
・・・の真似をした船越栄一郎だった。
481 :
可愛い奥様:02/02/19 10:47 ID:vAE0gukh
娘の元恋人を寝取ったのか節子よ?
そう、節子とはそういう女だったのだ。
「葉子...アンタには悪いけど私ゃ太郎さんが好きだったのよ...ずっとね」
節子は太郎の腕に抱かれながら、心の中で葉子に語りかけた。
「つくづく、男運のない子よねぇ...」
482 :
可愛い奥様:02/02/19 11:10 ID:LWWN4Dv6
「でもね、節子さん、みんなそうやって大人になって行くんですよ」
「さあ、朝御飯でもこしらえましょう」
とタキがつぶやいた。。。
そんな女達を後目に大吉は勉ちゃんと一緒に
市場へ買い出しに出かけていく。
483 :
可愛い奥様:02/02/19 11:29 ID:+SRz6iqP
大吉「勉ちゃん、それはそうと、こしらえるって普段使う言葉かい?」
勉ちゃん「お、親方!それは禁句でっしゃろ?」
大吉「ははは・・立派になったな。勉ちゃん・・」
眩しいものを見るように、目を細める大吉。
大吉「もう、勉ちゃんも立派な橋田ファミリーなんだな」
ぼそっと呟いた大吉は、世代交代の日が近づいてきていることを
ひしひしと感じるのであった。
484 :
可愛い奥様:02/02/19 11:34 ID:61wa5wfe
勉「親方、今日はええ鯛が入りよって、仕入れていいですか?」
大吉「勉ちゃん、今の時期鯛はダメだよ。」
勉「この時期にこの鯛ですよ?こんなええ鯛仕入れない道理がないでしょう?」
わざとらしく「道理」を入れて話す勉に、大吉はいささか閉口気味であった。
485 :
可愛い奥様:02/02/19 12:54 ID:vAE0gukh
そこで大吉は、橋田常套句を使って言い返した。
「親方に向かってエラそうな口をきくって法はないだろうよ、勉ちゃん」
486 :
可愛い奥様:02/02/19 13:05 ID:ouGjAVd9
ぶすっと鈍い音とともに・・・
487 :
可愛い奥様:02/02/19 13:07 ID:LWWN4Dv6
「ちょっと岡倉さん、いてまっか〜」
ワテダスがぶすっとした顔でドスドスと上がり込んでくる。
488 :
可愛い奥様:02/02/20 00:17 ID:rtc3RMCM
ワテダスってわてかえ?
キョウタコがしたり顔。
489 :
可愛い奥様:02/02/20 15:10 ID:m6OWRCmc
「ワテダスはわてだす!いかがなもんかなと!」とムネオが言った。
湯でダコの様に真っ赤になって参考人答弁をしている。
その頃、大吉と節子は仲直りする為、とある家を尋ねていた。
490 :
可愛い奥様:02/02/20 16:08 ID:OGJSEtpg
「ピンポーン」
「はあ〜い、ただいま〜」
大吉と節子が向かったのは、目白の田中邸である。
「真紀子さんはいらっしゃいますか?」
「奥様はただいま、ムネヲさんとご一緒に国会へ。。。」
「。。。」
言葉を失う二人であった。
491 :
可愛い奥様:02/02/20 23:01 ID:RT/m7CU7
・・・・という、夢を見た節子。
真紀子とムネオが連れだって、国会へ行ったのは夢の出来事なのに、
思わず痛烈なジェーラシィーにかられる節子であった。
「オイ、着いたぞ節子。ま〜たお前は居眠りこいてたな〜、
ホラ、寝てる間にできちまったぞ。サッポロ一番」
大吉と顔を見合わせて笑いながら、ベンちゃんが言った。
492 :
可愛い奥様:02/02/20 23:56 ID:/5zW+P7A
「サッポロ一番って野菜に合いますよね〜」突然隣にいた保坂尚輝が大吉に話し掛けた。
そして保坂は胸の内ポケットからおもむろに「メリット」を取り出すと
大吉に差し出して、こう言った。
「新・家族シャンプー」。
保坂のそばには、いつの間にか高岡早紀が座っていた。
「私にメリットをどうしろと言うのだ...」大吉は絶句している。
494 :
可愛い奥様:02/02/21 11:28 ID:KEK52Cvs
「陰毛ってカタいですよねー。僕なんかすぐゴシゴシ洗っちゃう
けど」保坂は股間をゴシゴシし始めた。
495 :
可愛い奥様:02/02/21 13:06 ID:zZQ/im/+
「陰毛ってほら、縮れてるでしょ?からまないのが嬉すぃ」
早紀も保坂の股間をゴシゴシしている。
「す、すごい泡立ちだ・・・」大吉も思わず手を伸ばしかけた。
「大吉さんは私の陰毛をゴシゴシしてっ」
早紀は大吉の手を取って、自分の股間に持っていった。
いつのまにか早紀はパンツを脱いでいた。
保坂はまだゴシゴシしている。
497 :
可愛い奥様:02/02/21 16:13 ID:c2tvAkAF
そこへ真紀子が涙ぐみながら現れた!
498 :
可愛い奥様:02/02/21 16:14 ID:QDDxl2DV
「ひ、ひどいわ!ミニなんて私には無理よ!」
499 :
ヨシリータ:02/02/21 17:03 ID:9eLiGXqi
ミニにタコッ!
500 :
可愛い奥様:02/02/21 18:20 ID:GCG9J7pC
田代まさしが真紀子の風呂場を覗いている。
501 :
可愛い奥様:02/02/21 18:28 ID:svuKOeHh
また「男だ」と思ったのでさっさと逃げる田代。
502 :
可愛い奥様:02/02/22 01:57 ID:A78Bqfeb
そんな田代を大きな影がさえぎった。
「なやみむよ〜 あなたの〜髪きっと生えてく〜る♪」
劈くような大音量に耳をふさぐ田代であったがアッコは
おかまいなしに歌い続けた。
503 :
可愛い奥様:02/02/22 02:00 ID:Bv10exee
嫁と子供とを同伴した柳葉はその様子を嬉々として見物している
504 :
可愛い奥様:02/02/22 02:10 ID:A78Bqfeb
打ち上げで大量に酒を飲んでいた柳葉は、既に赤ら顔だった。
505 :
可愛い奥様:02/02/22 02:15 ID:0rV3wtgs
そんな柳葉を恨めしそうに見つめている、地縛霊・三原じゅん子&コアラ夫婦・・・
506 :
可愛い奥様:02/02/22 15:59 ID:/QQt9gQf
「それはそうと、そろそろすすいだらどうだい?家族シャンプー・・・」
喉から絞り出すような声で、ようやっと大吉は口を開いた。
507 :
可愛い奥様:02/02/22 16:07 ID:tohXcIoh
保坂と早紀は、泡だらけの股間にシャワーを当ててすすいだ。
すると、早紀の股間からある物が飛び出していた!!!!!
なんと早紀の股間から飛び出していたのは
あのストーカー・渡部アツローの頭部であった。
「海・・・そんなに僕のことが好きなんだね・・・」
アツローが早紀の股間からつぶやく。
509 :
可愛い奥様:02/02/22 17:18 ID:nxj5rKq/
福山が手を巧妙に動かしながら・・篤郎を取り出す。
「ぬわんだぁこいつはおれのほぷがかっこいい」と福山がつぶやく
そこへリカコがパパママリバティにのってやってきた。
510 :
可愛い奥様:02/02/22 18:15 ID:/QQt9gQf
「ったくしょうのない奴らだよねぇ」といいながら
リカコは芸能人一族郎党をリバティの中に押し込め、連れ去っていった・・
・・・・・アッコを残して・・・・。
「ウォウウォウ〜なやみむよ〜!あなたの〜髪きっと生えてく〜るゥゥ!!」
場の雰囲気をまったく読めず、相変わらずリーヴを熱唱し続けるアッコ・・・・。
さらに松崎シゲルが登場。
曲はもちろん「愛のメモリー」。
511 :
可愛い奥様:02/02/22 18:23 ID:5/kR4cc4
「ケッ・・・どいつもこいつも声がでかいだけじゃねぇか!
歌ってーのはこうやって歌うもんだ!」
と北島さぶちゃんが登場した。
512 :
可愛い奥様:02/02/22 21:29 ID:U1rk03Cf
それも自分の競走馬に乗って、松崎は馬を見るなり早々と退散!
しかしアッコはわき目も触れず、歌い続けていた。
さぶちゃんが、「オーイアッコ!」と声を掛けたと同時に
馬が暴走し始め、勢いよくアッコに向かっていくでわないか
事の様子に気付いたあっこは、
513 :
可愛い奥様:02/02/22 21:31 ID:hIoDiGa5
節子をむんずとつかまえた。
514 :
可愛い奥様:02/02/23 00:18 ID:RPW8CGaj
骨粗鬆症の節子の体がバキバキと音を立てて崩れていった。
515 :
可愛い奥様:02/02/23 13:13 ID:zgEI3MMe
それはレプリカント節子の誕生だった。
和田あっこは、ミンチに成るまで節子に叩きつけられた。
516 :
可愛い奥様:02/02/24 01:00 ID:P5yrP90u
(>515アノウ、レプリカントッテナニ?)
517 :
可愛い奥様:02/02/24 22:59 ID:GvopCZtC
(
>>516 レプリカ=複写、複製、生き写しって意味だから
よってレプリカント=クローン人間では?よく分からないけど)
518 :
可愛い奥様:02/02/25 13:37 ID:60KeLwBY
あっこはまた入院した・・今度の病院は、セントヨハネ病院
519 :
可愛い奥様:02/02/25 18:08 ID:+wrzeX5E
節子は意気揚々と歩き出した。
殺しても死なない節子。
鼻くそをほじりながら、アルプスの少女ハイジを歌っている。
520 :
可愛い奥様:02/02/25 18:38 ID:UWLzlWSm
そして節子は鼻くそを嫁にくっつけた。
521 :
可愛い奥様:02/02/25 18:40 ID:qyEvl7Jp
嫁は
「あらまだここあったんだ〜♪」
と楽しそうに書き込んだ。
522 :
可愛い奥様:02/02/25 19:04 ID:c16osxLv
(>all 煽りも楽しく書き込むスレに育ってきました(ワラ
523 :
可愛い奥様:02/02/25 19:49 ID:pPS5f9wY
でも節子は気づいた。
自分には息子はいないので嫁などいるわけないことを。
じゃあは私は、鼻くそを誰にくっつけたのか・・・。
節子はそう考えながらいった旅先で突然死んでしまうのであった。
つづく
524 :
可愛い奥様:02/02/25 19:53 ID:ZdrU9s6f
節子は兼ねがね菊はやめてね 菊だけは嫌ぁ〜〜〜!!
と言っていたので
祭壇は白いチューリップで埋め尽くされる予定だ
突然の死に見舞われた悲しみと
陽気なチューリップとのコントラストで
参列者の悲しみをより一層煽る事になるだらう
525 :
可愛い奥様:02/02/25 19:58 ID:ejB9bZPp
葬式はスガコが取り仕切ることになった。
526 :
可愛い奥様:02/02/25 20:00 ID:pPS5f9wY
しぇつこ〜と、叫びながら大泣きする大吉。
そのそばで、こんな事でもないとみんな集まれないもんね〜!とほざく能天気な長子と、問題ばっかおこす姉妹。大吉はそんな娘にこれからも振り回されるのであった。
そのとき!!
タキの目がキラリ〜ンと光る。
何かをたくらんでいる。
その一瞬のタキの表情を、ベンジャミン・・・もとい勉ちゃんは見逃さなかった。
528 :
可愛い奥様:02/02/26 05:11 ID:2hRPPUSg
そして、恋人であるワテダスに告げ口をする勉ちゃん。
529 :
可愛い奥様:02/02/26 07:45 ID:A+JV1JVo
「へぇっ!?ほんまでっか?」
530 :
可愛い奥様:02/02/26 07:59 ID:E47O2xmU
棺桶からむっくりと起き上がる節子。
「はあ〜〜〜、よう〜寝たわ〜〜〜」
(ま、、、まだ続いてたんだ。どこまで読んだっけ、、
えっと、空飛ぶタクシーが出てきた辺りから読みなおさなくちゃ・・・ワクワク)
532 :
531:02/02/26 08:22 ID:gZpk+qE8
(旬の人「ムネヲ」も登場しているのね〜)
533 :
可愛い奥様:02/02/27 03:34 ID:gqiSv9MK
死んでも死なない節子は、大きくのびのびと
のびをした。そして周りの人々の唖然としている
雰囲気をものともせず「よっこらしょ」と棺を
またいだ。
534 :
可愛い奥様:02/02/27 15:16 ID:Ye95ed0x
「体重計は裏の納戸でしたっけ?タキさん」
「アナタ、ガチンコファイトクラブの件どうなりました?
ジムの領収書はちゃんととっといてありますかしら」
「葉子あんた最近うわついてるよ、ホントに。
仕事の方しっかりがんばんなさいよ」
535 :
可愛い奥様:02/02/27 23:28 ID:Y0rNTiY0
「やだね」
536 :
可愛い奥様:02/02/27 23:30 ID:AOLP2jOe
・・・。
そしてもう1回言った。
"やだねったらやだね"
537 :
可愛い奥様:02/02/28 01:45 ID:7dVWW5M3
「僕のことお呼びですか」とそこへ氷川きよしが
体重計をもって現れた。そして、
538 :
可愛い奥様:02/02/28 11:40 ID:AMxQWQqV
節子は氷川きよしを押し倒した。
「きよしちゃ〜ん、好きやね〜〜ん!!」
「や、や、やめてーーー!」
ぶちゅーーーーー!!!!
和泉元彌が横で狂言を踊っている。
羽野晶紀は破水している。
539 :
夜の2 ◆T.NIght2 :02/02/28 13:36 ID:vXTvGcPG
「くっさめ くっさーめー」
和泉元彌の大声に我にかえった節子は
羽野晶紀に気付いた。「大変だわ」
節子の下で氷川きよしが「ズンズン ズンドコ・・・」とうめいた。
きよしの声に節子は再び狂ったようにきよしに襲い掛かった。
540 :
可愛い奥様:02/02/28 16:55 ID:q/D4X7C8
そのときであった!
541 :
可愛い奥様:02/02/28 21:55 ID:7dVWW5M3
きよしが、がばっと起きあがり
「大変だ
今日の午後1時から福岡でコンサートか゛あるんだった。
こんなことしている場合ではない。」と言うと、遅刻したばかりの
もとやが、大丈夫2時間位といって、
542 :
可愛い奥様:02/02/28 21:59 ID:IOhvdfFa
破水してしまった新妻アキをよそ目に
お姉ちゃんたちとキヨシの荷造りを手伝う姿を
情けなさそうに見守る大吉と節子であった。
543 :
可愛い奥様:02/03/01 09:12 ID:YDrFBvaO
「も、もとやしゃん・・う、産まれるウ!」
晶紀がうめいている。
元彌はまだ荷造りしながら、ズンドコズンドコと歌って
素知らぬ顔。
節子は、晶紀の破水している水で顔を洗っている。
大吉は股間にじっと見入っていた。
544 :
可愛い奥様:02/03/01 21:14 ID:KLK5TQk0
そこに元彌ママが現れた。
指にはいつもどおり飴玉のような指輪が光っている。
545 :
可愛い奥様:02/03/01 21:33 ID:EycClL7P
「2時間くらいの遅刻は、宗家にとってはなんてことありません!」
と、自らトークショーで場をつなぐママ。
首には飴玉のような真珠が食い込んでいた。
546 :
可愛い奥様:02/03/01 21:36 ID:+FFRZoaX
真珠と言えばあれでしょー!
ママは真珠の誘惑にはかてないのでした。はぁーん!
547 :
可愛い奥様:02/03/01 22:18 ID:YDrFBvaO
飴玉のような真珠を亀井ママは節子に投げつけた。
548 :
可愛い奥様:02/03/01 22:24 ID:sVT4CcwE
床に叩き付けられた真珠。
その真珠をくわえたポチは、雨の中、新宿方面へと消えていった・・・
549 :
可愛い奥様:02/03/01 22:29 ID:EycClL7P
新宿は〜港町〜はぐれものたちが〜と、
森進一の歌声が聞こえるなか、
国立国際医療センターの橋本元総理を見舞いにきた
ムネオの黒塗りの車が通りを横切っていった。
550 :
可愛い奥様:02/03/01 22:32 ID:t239iCFk
東儀秀樹と市川染五郎に支えられて、元彌がやっと
ママの元に到着した。
551 :
可愛い奥様:02/03/02 00:17 ID:YM68MteU
「女の子生まれたら名前どうしよう?」
552 :
可愛い奥様:02/03/02 00:21 ID:799lW7s6
「これからは、狂言もインターナショナルでないと!
『パシュミナ』がいいわ!」姉が発言した。
「『和泉 パシュミナ』」節子がつぶたいた。
553 :
可愛い奥様:02/03/02 00:23 ID:YM68MteU
そこへムネヲが走ってきた。
どうやら姉のパシュミナに興味を持ったらしい。
小さな体で一生懸命パシュミナの裾に手を伸ばしている。
554 :
可愛い奥様:02/03/02 06:36 ID:35tWVsp6
そして「このバシュミナの趣味は、いかがなものかと」
と言って、ムネヲはモトヤ姉からひっぺがして、
555 :
可愛い奥様:02/03/02 09:34 ID:fnR9h71K
自分の頭に巻きつけてアフリカンダンスをコンゴ人秘書と踊り狂う宗男であった。
556 :
可愛い奥様:02/03/02 09:41 ID:SyLQ9pt8
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙゙̄\
( スズキムネオデシタッ !! )
\ / ::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.... . .
`―――――v――――――'´ :::::::::::::ε3:::::::::::::::::::::::::::::::: :..
,,--ー‐--、 ! / ..:.:::::::ε3:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. .::.:. ..
. /,ゞ,、= ,、ヾ ヽ n,_、グッ!! ::::::::::::::::::::::::::::.. ..:⌒;;) ):::::::::::::::::::::::::::::::::..
|!6j ;)^<。。>^(;l' /ノミ).:.:..:::...:..::::::::::::::::::::::::.. (⌒;::丿;ノ゙".:::ε3.::.::::::::::....:.:...
ヾ 〈 !!冫/ /\/ ..:::..:::...:::::..::::::::::::::::: (__;ノ " .::...::::.:::::::::::::::::::::::::.:..:.. .
. \__▽_/、/// ..: .:: ::::::::::..::::....::. ____|_| ::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:...
//;◇;ヾ / :.:. :: :.:: : /,、= ,、\ ::..::.:::..:::..
/ \;〈〉;/ イ | ;)^<。。>^(; | <ムネオハウスデシタッ!!
\_< ヽ8 | ,,,、、,,,、____,,,、、,,,、__|ヾ. 〈 !!冫/ |__,,,、、,,,、_
彡ノ--;‐‐-┤ (☆) ,,,、、,,,、___、""゙"゙ ̄"゙゙"゙" _,,,、、,,,,、
(☆) / /\. |,,,、、,,,ヽ|〃____,,,、、,,,、____,,,、、,,(☆)
ヽ|〃 |___| |___| ^~^ (☆) ヽ|〃 _,,,、 、,,、、,,,、,、,、、
^~^ /_ノ ヽ_),、、,,,、____,,,、、,,,、ヽ|〃__,、、,,, ^~^_,,,、、,,,、
,、、,,,、____,,,、、,,,、____,,,、、,,,、,,、、,,,、,、,、、^~^_,,,、、,,,、,,、、,,,、,、,、、_,,,、、,,,、,,、、,,,、,、,、、
557 :
可愛い奥様:02/03/02 17:44 ID:YM68MteU
そしてサザエさんのエンディングのようにイラストのムネオハウスに入っていくムネオ…
それを見ていた節子は、
558 :
可愛い奥様:02/03/03 04:01 ID:j0ZxNh3E
「ムネオはハウスに入ったし、きよしは福岡に行ったし
あら!!そういえば、私生き返ったんだったわ。
早く帰らなくちゃ」
559 :
可愛い奥様:02/03/03 06:47 ID:miyol00w
「あり?どこへ帰るんだっけ?っていうか・・おいどんは誰っすか??」節子は記憶喪失になってしまった。
560 :
可愛い奥様:02/03/03 10:23 ID:MOLB/zxL
お尻をポリポリ掻きながら思案している節子。
そこへシャンプーを持った福山雅治がやって来てこう言った。
「帰り道一緒だね?」手をぷるぷる震わせている。
節子はにっこり微笑み、
561 :
可愛い奥様:02/03/03 12:13 ID:SodPV0/u
「よくできたヅラですねぇ」福山の頭をグリグリなでまわした。
福山がヅラだという噂だけは覚えていた節子であった。
562 :
可愛い奥様:02/03/03 14:23 ID:j0ZxNh3E
「ヅラなんてどうでもいいよ。節子、シャンプーして
あげようか?」と言って節子の手をとって
563 :
可愛い奥様:02/03/03 14:57 ID:mfN5GXwY
股間に導く福山。
564 :
可愛い奥様:02/03/03 16:59 ID:kZWKY3Wb
「ひーっ けだもの!!」
565 :
可愛い奥様:02/03/03 19:38 ID:j0ZxNh3E
節子の叫び声を聞きつけた大吉、おったまげて、
「おい!!人の女房になんてことするんだ!!!」と
566 :
可愛い奥様:02/03/03 20:23 ID:a7qZ+hy0
福山を背負い投げした。
福山の指に光っていたフクヤマリッジリングが地面に叩き付けられた瞬間
外れ、悲しげに転がっていった。
呼吸を整える大吉。 口からでた言葉は・・・
567 :
可愛い奥様:02/03/03 23:25 ID:Ec2BxbXb
「私にも触らしてくれや」と福山の股間を弄る大吉。
568 :
可愛い奥様:02/03/04 01:27 ID:lOxxfV13
(>567
ウワーンツマンナイヨ)
569 :
可愛い奥様:02/03/04 08:17 ID:8euXmUsV
その時、ワテダスがものすごい勢いで
大吉に突進してきた。
570 :
可愛い奥様:02/03/04 08:51 ID:XTZCio14
福山はその隙に、節子を背負い走りに走った。
節子は福山の背中で静かに寝息をたてていた。
ワテダスは、大吉をなぎ倒し馬乗りになっている。
「節子、ここなら安心だ」
福山は自宅に節子を連れてきてそう言った。
節子は目を覚ましこう言った。
571 :
可愛い奥様:02/03/04 16:25 ID:8euXmUsV
「ここはどこ?私は節子よ。」
572 :
可愛い奥様:02/03/05 11:25 ID:jqJi/2/K
節子は福山の顔をしげしげと眺めた。
福山は「僕、2chで福山ってキモイってスレたてられて、
へこんでるんだ」と言った。
「僕より藤木の方がキモイよね?ね?」と、節子に問うた。
節子は、
573 :
可愛い奥様:02/03/05 12:11 ID:fcduqFTx
藤木直人がパーマ頭じゃなければねえ・・・と思ったが、
574 :
可愛い奥様:02/03/05 12:14 ID:6F0tJE5F
「どれどれ、みてみるわ。あらあらほんと!!
とりあえず、シャンプー持って手をぶるぶるするのを
止めてみたらどうかしらねぇ?」
「おい!節子、福山の部屋でなんで2chしてるんだ」
と大吉。
575 :
可愛い奥様:02/03/05 12:17 ID:FDMefJOK
「だって藤木よりもキモイの探さなきゃいけないんですもの」
と2chしまくる節子。
やがて芸能板にさしかかったとき、
「あ、あらこの人。。。激しくキモイわ!」
その画像はオーザック河村だった。
576 :
可愛い奥様:02/03/05 16:08 ID:jqJi/2/K
節子は2chにはまってしまった。
色々な板を覗いて書き込んでいる。
節子のコテハンは・・・
577 :
可愛い奥様:02/03/05 17:23 ID:6F0tJE5F
しないで、とりあえず通りすがりでいく事にしている。
「何かいいHNないかしら?」
そこへ、激しくキモイオーザック河村とよみがえれアイアンシェフ加賀が
現れて、
578 :
可愛い奥様:02/03/06 10:04 ID:v8wc0R+s
松山千春まで現れた!
「♪なにもない〜こ〜と〜が〜しあわせなの〜に〜〜♪」
激しく頭をテカらせて節子の前にやって来た。
579 :
可愛い奥様:02/03/06 10:06 ID:MCsdVygm
千春は「せっかくいい曲を作ったのに
ハウスがつまんないCMに使うもんだから
CM板で激しくたたかれたんだよぉ」
と節子に訴え始めた
580 :
可愛い奥様:02/03/06 12:31 ID:UfPdNcPU
「オーザック河村がキモイということは、わたしもキモイと
いうことになってしまうんてすよ」とアイアンシェフ加賀も
節子に訴えている。福山邸は俄か節子の悩み相談室となりつつあり、
581 :
可愛い奥様:02/03/06 13:48 ID:gcE5xxA4
混乱を極めたが、節子は諭す様にこう言った。
「キモイだとか、曲がどうだとか、そんな事はどうでもよろしい。
それよりもせっかく福山、千春、加賀の3人が揃っているのだから
やるべき事はひとつですよ。」
節子は割烹着のポケットからキッチン鋏みを取り出すと
突然アイアンシェフ加賀の髪の毛、特に襟足を念入りに切り始めた。
「さあ、福山、千春これをお使いなさい。」 慈愛に満ちた笑顔でそう言った。
忘れ去られたオーザック河村は、部屋の隅で一人寂しく菓子を食べていた。
582 :
可愛い奥様:02/03/06 13:52 ID:tqMROhp8
Oーザック河村、その菓子をのどに詰まらせ一言・・・・
583 :
可愛い奥様:02/03/06 13:54 ID:hBByTcES
「イモ感アーーーーップ!!とぉーーーーーっ!」
584 :
可愛い奥様:02/03/06 14:03 ID:v8wc0R+s
節子、福山、千春、加賀は全く無視の状態であった。
オーザック河村は、まだ気が付いていない。
ひとり踊り続けている。
「さあさ、みんなごはんにしましょ」
節子は炬燵の上に料理を並べている。
585 :
可愛い奥様:02/03/06 14:41 ID:hBByTcES
炬燵の横には道場六三郎直伝の
毛筆のお品書きが置かれていた。
その様子を窓から見ていた、田中康夫が一言・・・
586 :
可愛い奥様:02/03/06 16:26 ID:UfPdNcPU
「ガラス張りの福山邸か。こうして中で何が行われているのか
全てOPENにするのは大切なことだ」そして、
587 :
可愛い奥様:02/03/06 17:11 ID:hkCvdc10
道場のお品書きに目を留めると
『そうだ、今度俺のラ・マンのスッチーと銀座六さん亭に行こう。
そして、その後のクリスタルな夜の事をぺログリ日記に書くのだ』と心に決めた
康夫は窓辺にそっと、折れ曲がった名詞とヤッシー君を残し、福山邸を後にした。
すると、それを発見したキモイオーザック河村は、
588 :
可愛い奥様:02/03/06 21:21 ID:tqMROhp8
おもわずヤッシ−君のバーベキューをしてしまった。名刺はトイレットペーパー代わりに。ヤッシ−君の肉は思いのほか固い、そして名刺も言わずもがなトイレットペーパーにするにはちと固すぎる。
589 :
可愛い奥様:02/03/06 21:46 ID:4X5byuRV
「ヤッシー君の肉は、本当に国産なのか?」疑問を抱いたオーザック河村は
関西ミートセンターへ向かった。
590 :
可愛い奥様:02/03/06 21:49 ID:SbnfOv1P
ちょうどオーザックと入れ違いに藤木が福山邸を訪ねてきた。
591 :
可愛い奥様:02/03/06 22:20 ID:v8wc0R+s
「♪ちょっとしん〜ぱ〜い♪」
藤木はギター片手に歌いながらやって来た。
節子と福山、そして千春は仲良く鍋を囲んでいる最中。
藤木は彼らの近くへ来てこう言った。
592 :
可愛い奥様:02/03/06 22:34 ID:NLXGAzPo
キングオブキモイ、まさにキモイ界の御大登場に一同恐れおののいた。
が、さすが千春「お前が藤木か。お前な、キモイって噂足寄まで届いてるべや。
お前の目随分離れてるな、アレだな、うちの馬のアオと同じ目だわ。」
福山は心の中で『いいぞ千春、節子も加賀も何か言ってやれ!』とほくそえんだ。
593 :
可愛い奥様:02/03/06 23:00 ID:NLXGAzPo
藤木は彼らの近くへ来てこう言った。
「福山くん、2chの君のキモスレ伸びてるね」
594 :
可愛い奥様:02/03/06 23:04 ID:UH/8xSDS
「それにお前はすきっ歯だ!」
千春は言ってはいけない一言を藤木にあびせてしまった。
唖然となる節子と加賀。。。
595 :
可愛い奥様:02/03/07 06:54 ID:N3eFZPtT
そこへ関西ミートセンターからオーザック河村が戻って来た。
ああこれですきっ歯発言の件はうやむやになるわ、節子は
ほっとした。しかしこれでキモイ界大御所3人がそろって
しまったことに気づいて、眩暈をおこして倒れてしまった。
すると、
596 :
可愛い奥様:02/03/07 07:50 ID:S2g8BpoQ
福山、河村、藤木のキングオブキモイ3人集は節子が倒れて
いる横で、お互いをののしり始めた。
仕方がないので、千春と加賀が節子をベッドまで運ぼうとした。
しかし節子の身体は重く、ありったけの力を出しても2人で
運ぶのは無理であった。
その時、背後から薔薇のかほりと共にガクトが現れた!!!!
597 :
可愛い奥様:02/03/07 09:36 ID:vSRI0sQt
ガクトはガクッと倒れこんだ。
598 :
可愛い奥様:02/03/07 09:56 ID:mzRl5e7d
大吉は思わずガクトに座布団を10000000スガコ差し出した
599 :
可愛い奥様:02/03/07 10:34 ID:4X89rMYk
「ヨシ、ウケた!今度の味覚糖のCMはこれでいこう!」 ガクトは
倒れた拍子に割れてしまった股間のカップを気にしつつそう思った。
そこへ『キモイさん、いらっしゃ〜い!』の集会があると聞きつけた人物が!
「我こそは」としゃしゃり出たのは、ゴージャス松野だった。
600 :
可愛い奥様:02/03/07 10:55 ID:ZQ97OaZ9
/⌒'´ \
/ \
/ /⌒\ \
( ( \ }
| ) \ l
L i' , ‐‐--、 , ‐ゝ、_ l
{`ヽ, l _/(●>、 ; /●ゝ{'
.l( Y .; ; |
l`ー、, ,. (Y )ヽ、 )
V l ''~ ~` '~ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゝ、| -、‐'^ ^'ーr' ノ < 一緒にプロレスやろうよ♪
\ ゝ--''´;,/ .... \ ______________
\\__ノ'
601 :
可愛い奥様:02/03/07 13:32 ID:aR5LsjxE
しかし誰一人としてゴージャスに気が付くものはいない。
無視されたと勘違いしたゴージャスは腹を立て、
あらかじめ用意しておいたリポビタンDのビンに入ったガソリンを口に含んだ。
しかし、勢い余ってガソリンを飲み込んでしまった!!
ゴージャスは激しくむせて涙目になりながら一言、
602 :
可愛い奥様:02/03/07 13:47 ID:4twbs8XW
「まるで地獄絵図のようです・・・」
603 :
可愛い奥様:02/03/07 14:06 ID:S2g8BpoQ
ゴージャス松野は、大神源太に弟子入りしようと警察へ向かった。
残されたキングオブキモイ3人は、節子を尻目に、やれ
「すきっ歯め!」「ズラだろ!ズラ!」「ちんこちいせえ!」
などと言い争っていた。
ガクトはその横でせっせと、股間のカップを修理していた。
千春と加賀は2chを覗いて、「煽り煽られスレ」にカキコ
していた。
604 :
可愛い奥様:02/03/07 14:10 ID:iO3qltTz
「何だか気分が…」キモあたりした加賀は「俺、タイムショックの時間だから」
と、帰る事にした。 その時福山のヅラコレクションから2個程失敬した。
中山ヒデと北野先生にプレゼントする為だ。意外に共演者思いの加賀であった。
一方、目を覚ました節子は
605 :
可愛い奥様:02/03/07 14:15 ID:N3eFZPtT
「あら、私どうしたのかしら?なんだかガソリンとバラのかほりがするわ。
なんだか吐きそう・・・・」
606 :
可愛い奥様:02/03/07 14:47 ID:CQWWOAzR
うげーっと白いモヤを吐く節子。
そのモヤが一塊になって、何やら人型になりあやしげに呻きだした!
「私を忘れてない?」
その声は紛れもなく尊子だった。
607 :
可愛い奥様:02/03/07 14:49 ID:afmRYLGK
「ぽ、ぽるたーがいすと・・?」
608 :
可愛い奥様:02/03/07 15:23 ID:T0zQojK4
尊子はとりあえず炬燵の上の鍋を食べ尽くした。
一息つくと辺りを見回し「何?いい男がいっぱい!!」
尊子は鍋の湯気で、眼鏡はおろか心の目まで曇ってしまったのだ。
609 :
可愛い奥様:02/03/07 15:52 ID:yPDi0Uzq
「尊子!!」
大吉は叫んだ。
「今日は越後の大食い母ちゃんとフードバトルの予定では・・・?」
尊子は大吉の言葉には耳を傾けず、
まずは藤木の目の間に口を近づけた。
610 :
可愛い奥様:02/03/07 16:02 ID:dskm4ncQ
あんたあのピンクのパンツ本当にいいと思っているの?
611 :
可愛い奥様:02/03/07 17:05 ID:PYqw15Y/
そう言うと、口からペッとちくわぶを飛ばし見事藤木に命中。
「思った通り目の間はちくわ一本分」 次に福山の頭にピュっとつゆを吹いた
「アチッ」「こんな少量でも熱がってる…やはり地肌がスケスケ」
尊子はこの調子で河村、ガクトの所にもキモさ確認に向かった。
「それでいい。」大吉は尊子の心の目が開いた事に安堵した。
そして尊子との再バトルに備え、シャドーボクシングに余念がない節子であった。
612 :
可愛い奥様:02/03/07 17:47 ID:N3eFZPtT
「それでいい」大吉はシャドーボクシングに励む節子にも安堵した。
しかし何より大吉はゴージャス松野が福山邸から去ったことが
嬉しかったのだ。でもふと辺りを見回すと、
613 :
可愛い奥様:02/03/07 17:59 ID:J/c94vpC
その時、節子の携帯がなった。
ガチンコファイトクラブの竹原コーチからだ。
「おい! Hill Warehouse 節子! なにふらふら遊んでやがんだ!
おまえのリングデビューは明日だろうが!初戦相手・片岡つるたろの息子
について、戦略の最終調整するから今すぐファイトクラブまで戻ってこい!」
ぶつ! とケータイは切れた・・・。
614 :
可愛い奥様:02/03/07 20:07 ID:d3cVJrQX
「コーチ…つるたろの絵をうちのトイレに飾りたいのですが…」
いまだコパの風水に夢中な節子は携帯電話に向かってつぶやくのであった。
「どっこいしょっと…」節子は立ち上がる。
615 :
可愛い奥様:02/03/07 22:11 ID:w2/v79lQ
すると、背後からポン!と節子の肩を叩く者が・・・。
デムパ少年のプロデューサーがアイマスクを持って節子に近づいてきた。
「話は全部聞きました。今からわたしについてきますか?」
リングデビューは明日・・・。
どうする、節子?
616 :
可愛い奥様:02/03/07 22:13 ID:N3eFZPtT
どっこいしょ。千春も立ちあがった。そして
「ムネオの件で色々たたかれそうなんで、そろそろ
足寄に帰るべ」と
617 :
616:02/03/07 22:16 ID:N3eFZPtT
>615
ごめんなさい。この後616はなかったことにしてください。
618 :
可愛い奥様:02/03/07 23:14 ID:/YkbOzFg
「よっこい庄一」ガクトも立ち上がったが、ずれたカップを元に戻しただけだった
節子は迷った「でも私はHill Warehouse 節子 やはり行かなくては!」
とりあえずTプロデューサーも一緒に行く事に。何故かチュ―ヤんも着いて来た。
シュッ シュッシュッ!ロードワークを兼ねて走っていると、向こうからタイソンが
襲いかかって来た。節子は竹原仕込のワンツーを繰り出す!…KOだった。
節子は食いちぎったタイソンの耳を、散歩中の柳葉の犬にくれてやった。
「何デボクモ一緒ニ…」チュ―ヤンを従えた節子はファイトクラブに着いた。
「久しぶりじゃのー、明日は試合じゃけー扱くけのー」懐かしい竹原の声がした
619 :
可愛い奥様:02/03/08 05:55 ID:6IoFLnWc
ああ!なんて暖かい言葉、声なのかしら。キモイづくしだった
今までが嘘のようだわ、と節子は一人喜びに浸っていた。
すると
620 :
可愛い奥様:02/03/08 12:10 ID:Q10+UXX+
竹原は「まずはランニングから始めるけ〜オイ、松村!」
節子は松村を背負ってのランニングを命じられた。 背中の松村は
「何だよ、中尾だよ」「金太郎〜」「僕はイソップなんかじゃない!」と物真似。
「あんちゃんは小雪の事が〜」節子が「似てねー」と振り向くと
いつの間にか本物の福山に入れ替わっていた!!
621 :
可愛い奥様:02/03/08 12:42 ID:4OILZxPp
「のどあめ・・どのあめ・・・」節子が「似てないったら!福山!」
と言いながら振り向くと、いつの間にか本物のガクトに入れ替わっていた!!
622 :
可愛い奥様:02/03/08 13:29 ID:6IoFLnWc
「福山に帰り道に声をかけられたあの時から
私はキモイから逃れられない運命だったのだわ。
でもバラのよいかほりがするわ」
623 :
可愛い奥様:02/03/08 13:38 ID:19cgGMfp
しかし「ガクトだけにカクトーだ、節子!!」と叫んだガクトは
「穴ザーーーワーーーーーールド!!」
と節子に強烈な指カンチョウをお見舞いした。
624 :
可愛い奥様:02/03/08 13:42 ID:6IoFLnWc
「福山に帰り道で声をかけられた時から、だったわ
亡くなったり、記憶喪失になったり、眩暈で倒れたりしたもんだから
おかしな日本語になってしまったわ」
625 :
可愛い奥様:02/03/08 13:49 ID:6IoFLnWc
と、強烈な指カンチョウをくらいながらも
節子はそんなことを考えていた。
626 :
可愛い奥様:02/03/08 15:51 ID:lKYLu4pT
と、その時、「ボキッ」という鈍い音が臀部付近から聞こえ、
ガクトの顔に苦悶の色が浮かんだ。
節子の肛門に突き刺さったままのガクトの指が折れたのだ。
「だてに竹原のもとでトレーニングをしているわけじゃないのよ。
わたしの肛門の締りのよさをなめてもらっちゃ困るわ。
ピアノで鍛えた指の1本や2本、
へし折ることなんてお茶の子さいさいなの。」
節子は表情を変えずに捨てセリフを吐くと、
ガクトを背中から降ろし、再び走り始めた。
「骨折・・・セツ子だけに・・・」うなだれるガクトに
お詫びも込めて座布団を100000ヤマダ進呈する大吉であった。
628 :
可愛い奥様:02/03/08 16:50 ID:4OILZxPp
ランニングしながら強烈な竹原仕込みのジャブを繰り出す節子。
走りに走って息があがってきた。
「はあ・・はあ・・はあ・・・・」
節子は近くのベンチに腰掛けようとした。
ふと見るとベンチにスポーツドリンクを持って立っている
尊子が目に入った。
「あんたも飲む?」尊子は節子に聞いた。
柔らかな光が尊子を包んでいた。
ちょっと照れたように微笑む尊子、その時君は、確かに天使だった。
愛しいと思った。抱きしめたいと思った。
節子はフッと肩の力が抜けるのを感じた。
「・・・ありがとう。いただくわ、ゴクゴクゴク…ぶはっっ何これっ?!!」
スポーツドリンクは、尊子特製すずらん印の砂糖水だったのだ!
630 :
可愛い奥様:02/03/09 10:40 ID:U2QFNCaG
「あたしはこれをがぶ飲みしながら、日夜胃袋を
広げているんだよ。すずらん印にも随分お世話になっているのさ」
と尊子。そのとき
631 :
可愛い奥様:02/03/09 10:47 ID:MqJRe6jR
尊子はゲエエエエッッ!!!と、広げすぎた胃袋から
ある物体を吐き出した。
ネバネバした胃液と吐物にまみれたその物体は!!!
なんと、
632 :
可愛い奥様:02/03/09 12:31 ID:kl3BKAEG
窪塚洋介だった! 時空の歪みで尊子の胃袋に漂流したらしい。
「な、ない!僕のヅラ、知らないナリか?!アレがないと…」
「とりあえずコレをお使いなさい」節子は割烹着に入っていた
味噌汁用のワカメを、窪塚の頭に乗っけてやった。「有難うナリ〜」
その夜頭にワカメを乗せ、晴れやかにアカデミー賞を受賞する窪塚の姿があった。
一方、
633 :
可愛い奥様:02/03/09 14:04 ID:b3h+NPnr
くぼーずかの隣ではリョコ ヨネクウラがむき出しの足を惜しげもなく披露している。
634 :
業務放送:02/03/09 14:06 ID:b3h+NPnr
ゲイノー人の名前はなるべくアテ名や簡単な変形でお願いします。
635 :
可愛い奥様:02/03/09 14:27 ID:U2QFNCaG
尊子はその様子をTVで観ながら
「くぼーずかの頭に乗っけてやったワカメはやっぱり
乾燥ワカメにしなくてよかった。受賞中にすべり落ちて
ツルになってしまうのは頂けないもの」
636 :
可愛い奥様:02/03/10 11:04 ID:HlTZ/zkX
と一人つぶやいたとたん、ライトでカラカラに乾いてしまった
ワカメがすべり落ちてしまった。
637 :
可愛い奥様:02/03/10 15:16 ID:oQ3njR1/
坊主頭の窪塚は放っておいて、尊子は節子を促し
トレーニングに集中させた。
すると、急に尊子がしゃがんで苦しみ出した。
「あ・・あたまが割れそうに・・い・・痛いのよオオオオーーー!!!」
節子はまた何か出てくるんじゃないかと身構えた。
と、その時!!!
638 :
可愛い奥様:02/03/10 16:58 ID:rKm3vtH2
真っ二つに割れた頭の中から「GOです!!」
GOひろみはボストンマラソン仕込みの足で、節子のロードワークに付き合った。
そして、「いいか、節子。そこはワン・ツーじゃないんだ!
1・2・サンバ!ここでジャブだ、2・2・サンバ!!ここでストレート!!」
GOの指導はしばらく続いたが、その時けたたましいサイレンの音が。
「あ!ウチの方角だ、♪アチチ アチ 燃えてるんだろ〜か〜?」
GOは、ジャケットを大げさにはおり去って行った・・・・・・
一方、
639 :
可愛い奥様:02/03/10 16:59 ID:HlTZ/zkX
「どうした!!尊子!節子、ここはまかせてトレーニングを
続けるんだ。いいからまかせろ!!」と大吉。
「そんなこと言っても、また何かが出てきたらどうするの?」
640 :
639:02/03/10 17:02 ID:HlTZ/zkX
ないものとしてください。638から続けてください。
641 :
可愛い奥様:02/03/10 20:39 ID:HlTZ/zkX
節子は唐突にGOひろみに取り残されてしまい
ごめんなかぁーったことにして、とひろみに詫びて欲しい
と激しく憤っていた。すると
642 :
可愛い奥様:02/03/10 20:49 ID:2qxMq7hK
節子は頭が真っ二つに割れて死んでいる尊子に気づいた
644 :
可愛い奥様:02/03/10 22:25 ID:+2LMsmMA
しかし節子は慌てなかった。
流れた血液の代わりにすずらん印の砂糖水を注入した。
そして割烹着から携帯用裁縫セットを取り出すと
パックリ割れた頭を丁寧に縫い合わせた。 まつり縫いだった。
興に乗った節子は、バラの刺繍まで施した。
そして、目を覚ました尊子は
645 :
可愛い奥様:02/03/11 02:48 ID:vCXRjBhk
「あ〜ビクーリした!」尊子の頬に赤みがさしてきた。
「尊子さん・・・」節子は尊子の体を優しく抱き上げた。
雪解け間近なのか?いいのか・・・節子よ。
二人のわだかまりが消えかけようとしていたその時だった!
646 :
ヨシリータ:02/03/11 04:29 ID:Qtsz/Wdw
「くはぁ!!」
尊子が、節子の顔目掛けて、エクトプラズマを吐き出した!!
647 :
可愛い奥様:02/03/11 08:14 ID:XZVFn3TP
「1.2サンバ!2.2サンバ!!」
節子はGOひろみ仕込みの華麗なステップで
尊子の攻撃をすんなりとかわした。
「ありがとう。GO。」
先ほどまでの憤りの念はどこかに飛んでいった。
「それでいい。」
戻ってきた大吉が言った。
648 :
可愛い奥様:02/03/11 08:52 ID:r8ZxMZ4o
「それでいいんだ、節子」
「ふぇーっくしょん!!くしょん!!」
節子は花粉症だったのた。
649 :
可愛い奥様:02/03/11 10:24 ID:fTzHdM9B
花粉症に加え最近はちょっと腋臭も気になる節子。さて、その治療法は?
650 :
可愛い奥様:02/03/11 10:56 ID:2U3178ig
治療などムルアカ秘書の精液で治ると節子は信じていた。
そんなものはどうでもいいと考えていた。
愛するムネオが国会でいじめられているのに
大きな胸を痛めていた。
「ああアアアーーー、ムネオオオオオオーーーーーーー!!!」
鼻水と汗にまみれた顔で節子は号泣した。
尊子は、鼻糞をほじっている。
651 :
可愛い奥様:02/03/11 12:25 ID:d1QvxT7E
すると、尊子の鼻の穴から高田ジュンジーが飛び出した。
「奥さん、コレを一度お試し下さい。さあ、早く!」
節子は手渡されたジョイで、自分の脇を軽く洗った。
「軽く洗っただけなのに匂いが取れてる〜」「本当、キュッキュッって音がするわ!」
尊子も感心して見入った。 節子は喜びのあまりムネオの事は忘れてしまった。
高田は「除菌もできるんです」と心のこもらない笑顔で去って行った。
652 :
可愛い奥様:02/03/11 13:09 ID:r8ZxMZ4o
「はっ!たいへん、たいへん。すずらん印の砂糖水飲んでおかなくちゃ
胃袋が縮んでしまう。あんたの腋臭に気を取られてすっかり忘れるところ
だったよ」
ところが、すずらん印の砂糖が切れているではないか。
653 :
可愛い奥様:02/03/11 14:34 ID:fTzHdM9B
あっ!あった!スプーン印のやつが!
654 :
可愛い奥様:02/03/11 14:55 ID:GGD09vPH
「でも、スプーン印じゃ甘さがたりないわ・・・あっ、コレがいいわ!」
尊子は、顔も声も態度も甘い“さとうタマーオ”を家に持ち帰った。
「コレを風呂の水に漬けて置けば、さぞかし甘い砂糖水ができるわ♪」
尊子は呑気に、払い下げのウエディングケーキを食べながらその時を待った。
「そろそろかしら♪」 が、その間に節子は密かにスリ替えていた・・・
風呂に浸かっていたのは、お塩マナーブだったのだ!!
655 :
可愛い奥様:02/03/11 16:46 ID:1fD7qcUz
そうとは気がつかない尊子は、
バスタブに駆け寄るや否や、一気にズズーッと口いっぱいに水を含んだ。
そして次の瞬間、すさまじい勢いでお塩マナーブ水を噴出した。
「しょっぱーい!!」
さらに、お塩マナーブ水は「ビューネ攻撃!」
といって尊子に執拗に攻撃を繰り返した。
塩分のとり過ぎによる高血圧とビューネ攻撃で
尊子は瀕死の状態になってしまった。
「せ・・・・節子さん。あなたは良いライバルだった・・・。グォ・・・。」
656 :
可愛い奥様:02/03/11 16:52 ID:r8ZxMZ4o
「尊子さんしっかりして!!!さとうタマーオよ。分かる?
あなたの命の水の代理なのよ!!」
なおもビューネ攻撃を続けるお塩マナーブ。
ヲモシロスギ・・・ ワラワラ
シカシ カイセツノ ツヅキヲ カクノガ ケコウ メンドイ・・・。 タメスギタ ナア。
>657さん、頑張ってまとめてみて。
659 :
可愛い奥様:02/03/11 19:03 ID:hHIvAaIR
「このままじゃ尊子さんが・・・こうなったら私が!」
さとうタマーオはビキニの乳を寄せ、潤んだ瞳で小首を20°かしげた!
「あどけない顔に熟したカラダ攻撃ーーーーーーーー!!!うふっ」
「うおぉぉぉ・・・それだけはぁぁ・・・」 お塩は排水溝に吸い込まれていった。
お塩は安倍ナッチー同様のブリブリタイプに弱かったのだ・・・
660 :
可愛い奥様:02/03/11 22:20 ID:gttGrohB
尊子は蘇った。 空腹感に襲われた。 体が甘味を欲していた。
だから“さとうタマーオ”を飲み込んだ! 命の恩人なのに……
その時、
661 :
可愛い奥様:02/03/11 22:23 ID:X5Ti1wtZ
(゚д゚)ウマー
662 :
可愛い奥様:02/03/11 22:31 ID:r8ZxMZ4o
「うぷっ!気持ちわるい。げっ!!なにかしら?つ、つわりぃ?」
尊子の腹部は早くもかすかにふっくらとしていた。
663 :
可愛い奥様:02/03/12 08:48 ID:dLPR7Xca
尊子は激しく嘔吐した。
尊子の体の中で糖分だけは吸収されたのか、
顔も声も態度も甘ったるくないタマーオが尊子の口から飛び出した!
な、なんとタマーオはタマーオでも、ナカムラタマーオに変化したようだ。
傍らには天国に行ったはずの勝シンを連れて・・・。
ナカムラタマーオは尊子を見つけると一言、
664 :
可愛い奥様:02/03/12 09:12 ID:LSTIthV5
「尊子はんおはよう。どうどすか、これから朝の散歩にでも
行きまへんか?」
665 :
可愛い奥様:02/03/12 09:28 ID:fBjQIj12
尊子は、「あんた行きなさいよ」と節子に言った。
節子は「行っても良いけんどさ、あんたお尻からなんか出てるよ」
尊子は、「ええええええっっっっ!!!!!」と言いながら
振り向くと何と肛門からある人物の頭が出ていた!!!!
その人物とはっっ!!!!!
666 :
可愛い奥様:02/03/12 12:42 ID:LSTIthV5
「団地でバンゴ!!」
うどスズーキがひょっこり頭をだしていた。
「きゃーっ!!!」節子は驚きのあまり尊子の中に押しもどしてしまった。
「あんたなにすんのよっ!」尊子は激昂して、
667 :
666:02/03/12 19:38 ID:LSTIthV5
うどスズーキを、うどちゃんに訂正します。
大して変わり映えしませんけど。
668 :
可愛い奥様:02/03/12 20:30 ID:RFjFsaRj
尊子は激昂して、先程出てきた勝シンを差し向けた!!
「ぬおぉぉぉ」見事な剣さばきでパックリ割れた節子の頭、
そこから飛び出す船木!「グサッ」勝シンの額にスキー板がヒットした!!
それを見て「ブフォフォフォ」と能天気に笑い転げるナカムラタマーオ。
「サーンマはんに見せたろ♪」と勝シンを連れ去った。船木は尊子の眉毛を整えていた。
うどちゃんは胃の中で尊子の食べた物を推理していた・・・
頭がパックリ割れた節子は、
669 :
可愛い奥様:02/03/12 21:28 ID:LSTIthV5
携帯用裁縫セットを割烹着から取り出して、パックリ割れた
自分の頭をまつり縫いし始めた。
「まつり縫い終わったわ。これでよし!あらあら、その眉毛は
ヘンよ」
と尊子の眉毛を整え直す、節子。
670 :
可愛い奥様:02/03/12 23:04 ID:fBjQIj12
しかし尊子の眉毛はボーボーに生えていた為、修復不可能であった。
節子は割烹着からはさみを取り出し、尊子の眉毛を切り出した。
ジョキジョキジョキジョキ・・・・・
す、すると眉毛の中から何かが飛び出した!!!!!!
671 :
可愛い奥様:02/03/13 07:36 ID:5Wza/6LE
竹原だった!!
672 :
可愛い奥様:02/03/13 08:15 ID:wA+pCQ1Z
「節子、お前何しとるんや?」
尊子の眉毛から飛び出した竹原はそう言って
節子の割烹着を剥ぎ取った。
割烹着の下には何も着ていない節子。
「きゃあああっ」
673 :
可愛い奥様:02/03/13 09:11 ID:NA7z8nfH
「きゃああっ」と叫びたいのは竹原の方だった。
節子の裸はどうみても男としか思えないのだった。
674 :
可愛い奥様:02/03/13 10:13 ID:+vOdTCT5
「あんた可哀想に。トレーニングのし過ぎさ。ほら
あたしの服、貸してあげるから着な」と尊子。
そして
675 :
可愛い奥様:02/03/13 15:55 ID:cos1n/pX
服を見ると「これ、ウチのお父さんの和服じゃないのッ!あんたって人は!!」
節子は怒りながらも大吉の着物を羽織った。 そして、尊子にパンチを
浴びせようとした瞬間、節子は何故かテーブルの串団子を手に取った。
「な、なに?」団子を鼻に詰めながら節子は振り返った。
なんと着物の背中には山田タカーオが!! 「私の背中で二人羽織しないでよ!!」
節子に一括された山田は、尊子の下にあった座布団を引っぺがして立ち去った。
体勢を崩し竹原に倒れこむ尊子。「おっと、危ないのぉ〜」
尊子は竹原の腕の中でドキドキしていた・・・もしや、恋?
676 :
可愛い奥様:02/03/13 18:58 ID:wA+pCQ1Z
そう、尊子は竹原を愛し始めていた。
最近見合いで破談になった尊子にとって、竹原は良い獲物・・
いや、もとい良い相手だった。
677 :
可愛い奥様:02/03/13 19:38 ID:+vOdTCT5
竹原の腕の中にいる尊子を見つめる大吉。
「わたしは尊子を責める事が出来る立場ではない。でも・・・・。」
678 :
可愛い奥様:02/03/14 11:46 ID:LCZzu6Fh
「あ゛ーお腹がすいたわ」
大吉は尊子のその一言で我に返った。もうすぐ昼食の時間になろうと
していた。
679 :
可愛い奥様:02/03/14 12:23 ID:lco2lC9K
それでも大吉は尊子を引き寄せ様とした。が、凄い勢いで尊子が転がってきた。
竹原がケリを入れたのだ!「いつまでくっついとんのじゃーー!! オマエ
ウチのイタリアンレストランで、材料まで食べ尽くしたそうじゃのー、
おかげで国分タイーチ君が食い損ねたやろーが!!」
そこへいつの間にか現れた国分「そうだよ、そうだよ! 一緒に行った山口なんか
ハラ減りすぎてダッシュ村の八木橋食っちゃったんだぞ!!」
二人は口々に尊子を責め立てた。 その時、
680 :
可愛い奥様:02/03/14 17:52 ID:LCZzu6Fh
「うるさいね。今日はTVチャンピオン大食い日本縦断最強新人戦が
あるんだよ。こんなことしてる場合じゃないんだよ、あたしは」
と尊子。竹原を愛しはじめていたことなど、すっ飛んでしまったかのようだ。
すると、
681 :
可愛い奥様:02/03/14 17:56 ID:WJIpTMDi
竹原は「これでも食うとけやあっ!!!」と、節子の腹の肉を
掴んだ。しかし竹原の大きな手でも掴めないほど、節子の腹は
脂肪でタプンタプンだった。
(´-`).。oO(このスレ読みたいけどすごい量だしなぁ・・・)
683 :
可愛い奥様:02/03/14 23:04 ID:8tBRYZt+
と、傍観者の682がつぶやいたところ
竹原 「それでも全部読んどけやあっ!!!」
節子 「脂肪がすごい量だって?ふざけんなゴルァ!!!」
尊子 「これですごい量?もっと大量にメシ食わせろやあっ!!!」
一斉に責められた682は、全部読んでこのスレに参加する事を心に誓った。
それはさて置き、
684 :
可愛い奥様:02/03/15 00:01 ID:kTshxxTH
節子のデビュー戦の対戦相手、片岡ツルタロの息子は
練習を終え、明日に備えて父のツルタロと話し合っていた。
ツルタロはなぜかラメの入った上着を着てしかめっ面をしていた。
頭にはバンダナが巻かれ、右手にはマイクを握っている。
「マッチでーす!」
唐突にこう一言叫ぶと、煮えたぎったおでんを一気食いし始めた。
+
+ + +
+
. / ̄\ +. ∧_∧アハハハ +
ノリカエセヨー( ´∀`) (´∀` )
(つ つ (つ つ■
. + ( ヽノ ( ヽノ +
し(_) し(_) 〜〜CM中〜〜
686 :
可愛い奥様:02/03/15 11:12 ID:FqfvdzBc
煮えたぎったおでんをいっき食いしているツルタロを見つめる
節子。「私はずっと大吉の妻の節子のつもりだった。けど
大きな手でも掴めないほど腹に脂肪がついているってことは・・・・・。」
「節子ママなのかしら?それとも太っただけなの?答えてっ!!ツルタロ」
687 :
可愛い奥様:02/03/15 11:17 ID:NS4pYzKN
「イズーミ節子になるんだ!」ツルタロは口からがんもどきを飛ばしながら
叫んだ。その様子を見ていた尊子は、ツルタロの煮えたぎったおでんを
24秒でたいらげてしまっていた。
688 :
可愛い奥様:02/03/15 12:34 ID:FqfvdzBc
「もっともって来なさいよ」煮えたぎったおでんを完食して
鼻水をたらしている尊子。
「ありがとう!ツルタロ。これですっきりしたわ」とイズーミ節子。
すると、
689 :
可愛い奥様:02/03/15 13:21 ID:3lh8cyI8
「今日から私はイズーミ節子!」と叫び、尊子の眼鏡を奪い取った。
そしてツルタロのエキスパンダーのバネを外し、眼鏡のチェーンにした。
ネックレスは大ぶりの数珠、指輪はチュッパチャプス。棒を丸く折って節子サイズにした
「これで完璧だわ!!」
すると、
690 :
可愛い奥様:02/03/15 13:21 ID:Djn+umVt
691 :
可愛い奥様:02/03/15 13:37 ID:R81MFHXT
馬鹿だなあんたたち・・・
ほーんと主婦って暇なのね。
と煽ってみる。
692 :
可愛い奥様:02/03/15 13:39 ID:xsS0nljl
と、その時!!!
693 :
可愛い奥様:02/03/15 13:49 ID:q3ruMfXX
かゆいのぉー。
694 :
可愛い奥様:02/03/15 13:50 ID:6ikED0Qw
ウサマビソラディソが来た。
695 :
可愛い奥様:02/03/15 13:50 ID:0TebgyoK
一同は690と691をボコボコにした。
そして、何事も無かったかの様に節子は聞いた。
「どうかしら? この格好」
696 :
可愛い奥様:02/03/15 13:51 ID:6ikED0Qw
「にあうじゃないか」
羽野亜紀が言った。
ナイフを持っていた。。
697 :
可愛い奥様:02/03/15 13:52 ID:q3ruMfXX
だから、「かゆいのぉー。」節子は痒くて痒くて仕方ない。
698 :
可愛い奥様:02/03/15 13:53 ID:6ikED0Qw
一方、ウサマビソラィソはウンコを催す。
699 :
可愛い奥様:02/03/15 13:54 ID:6ikED0Qw
今はイスラム法でウンコをしてはいけない月である。
ビソラディソの額からは脂汗が・・
700 :
可愛い奥様:02/03/15 13:55 ID:6ikED0Qw
節子は亜紀に言った。
「あたしのモトヤをかえせ・・・」
701 :
可愛い奥様:02/03/15 13:59 ID:N/wJ3Lrm
ビィソラディソの額から出た脂汗がたまって、モトヤになった。
702 :
可愛い奥様:02/03/15 14:03 ID:/3ghUJ9G
ビソラディソのたまりにたまったウンコは彼の腸で
うずめいていた。ビソラディソの肛門から1_にゅるっ
としたものが出てきた。
703 :
可愛い奥様:02/03/15 14:05 ID:/3ghUJ9G
「オゥッ!!!」
ビソラディソは思わず叫ぶ。
704 :
可愛い奥様:02/03/15 14:08 ID:7dX8t6bS
節子は急なモトヤの出現に焦る。
「なにをなさってるの。モトヤ。あなたは大事な
お稽古があるでしょう。」
「お母様、亜紀をこれ以上苛めるのはやめて下さい」
「何を言っているの?お母様は何もしていないじゃない。
亜紀さんがナイフを持ってお母様を殺そうとしているのよ」
705 :
可愛い奥様:02/03/15 14:08 ID:N/wJ3Lrm
「ちょうど、味噌汁を飲みたかったんだ。」と言って、台所に1ミリのにゅるを持っていった。
706 :
可愛い奥様:02/03/15 14:10 ID:7dX8t6bS
ビソラディソはその光景を見ながらも
自分の犯した罪に対して悩んでいた。
「1_ウンコもらしちゃたーよ。」
707 :
可愛い奥様:02/03/15 14:11 ID:N/wJ3Lrm
それは心の中で思っただけで、あくまで味噌と言い張った。
708 :
可愛い奥様:02/03/15 14:12 ID:7dX8t6bS
ビソラディソの糞意は止まることは無い。
かれこれ28日ウンコをしていないのだ。
「やばい。。このままでは全て出てしまうかもしれない・・」
709 :
可愛い奥様:02/03/15 14:15 ID:7dX8t6bS
急な展開だが、節子は死んだ。
ビソラディソのたった1_のウンコの悪臭のゆえに、だ。
710 :
可愛い奥様:02/03/15 14:24 ID:v4PaN+mY
「お母様!!!」
モトヤと亜紀はさけんだ。
「どうしてこんなことに!!」
しかし亜紀の本音は、
「らっきーぴょん♪」
711 :
可愛い奥様:02/03/15 14:25 ID:v4PaN+mY
ビソラディソは、というともはや正常に立っていることさえ
困難になっていた。
「ウンコしたーぃよ。ママン。。」
712 :
可愛い奥様:02/03/15 14:26 ID:v4PaN+mY
意識さえ遠のいていたその時、彼が来た。
鈴木ムネヲだった。
713 :
可愛い奥様:02/03/15 14:32 ID:D8JZv+9W
「どうしましたか?ビソラディソ君。わたしは出来ることはなんでも
したいと思っている。これだけは明確にさせて
戴きたい。」
714 :
可愛い奥様:02/03/15 14:34 ID:D8JZv+9W
「おめー今離党会見してるはずじゃねーか!ムネヲ!」
ビソラディソは言った。
715 :
可愛い奥様:02/03/15 14:55 ID:FqfvdzBc
「おほほほほっ!私は殺しても死なない、死んでも死なない
節子だったことを、お忘れのようね」
とウンコタレ・ラディンを張り倒し、遥か彼方へ投げ飛ばした。
ふと、ムネヲに気がついて
716 :
可愛い奥様:02/03/15 15:02 ID:NS4pYzKN
「ム、ム、ムネヲちゅわ〜〜〜〜〜ん」と、節子は猫なで声
を発した。ちっちゃなちっちゃなムネヲは、節子に抱きしめられた。
骨も折れんばかりに抱きしめた。
ミニモニムネヲは、「ぐげごごごぐがががが・・・・」と、
717 :
可愛い奥様:02/03/15 15:12 ID:o6V4d+/Q
投げ飛ばされたビソラディソの張り詰めた
緊張がすっかり緩んでしまい、ラディソの肛門も開いて
しまった。そして次の瞬間
びーーーぎゃるぎゅるぶりぶりぶりーーーーーーー!!!!
28日分のウンコが発射された。
718 :
可愛い奥様:02/03/15 15:13 ID:o6V4d+/Q
ムネヲは抱きしめられたのと自民党離脱の気の緩みで
死んでしまった。
719 :
可愛い奥様:02/03/15 15:13 ID:NS4pYzKN
同時中継になってるよ。↑
720 :
可愛い奥様:02/03/15 15:15 ID:0MwJ8NMh
「あらやだ!!ムネヲちゃん?どうしちゃったの??」
節子はムネヲのほおをパチンと叩いたが反応がない。
「どうしよう。あたくしが殺しちゃったの??」
721 :
可愛い奥様:02/03/15 15:19 ID:VnT0QQ/t
その頃ロスアンジェルスで意味不明の死者が続出して
いた。FBIの調査によるとなんらかの中毒らしい。
数日後大きな見出しが新聞を飾った。
「新たな生物テロか?ウンコ菌で死者続出」
722 :
可愛い奥様:02/03/15 15:21 ID:VnT0QQ/t
事実は簡単に明らかになった。
ラディソのウンコジェットは超自然的に
ロスアンジェルスまで届いたのである。
ウンコはしても無駄にはしない。。。
さすがである。
723 :
可愛い奥様:02/03/15 16:00 ID:FqfvdzBc
「ムネヲちゃん!ムネヲちゃんっ!しっかりしてっ!」
節子はムネヲをえいやっと背負い投げした。
「あら、目が開いたわっ!」節子の背負い投げが効いたようである。
724 :
可愛い奥様:02/03/15 16:03 ID:dJCSAF+K
しかしそう思ったのもつかの間。
ムネヲは「むねんじゃ〜〜」
と言ってこの世を去った。
725 :
可愛い奥様:02/03/15 16:04 ID:dJCSAF+K
節子は焦った。
「これ(ムネヲ)、どうかしなくっちゃ。
シャベルはどこかしら?」
726 :
可愛い奥様:02/03/15 16:08 ID:d2qCaQr3
「えっさほりゃーさっさーっと♪」
節子は穴掘りをはじめた。お嬢育ちの節子は穴を
掘るのはもちろん初めて。
「うっふ〜ンフ〜ン♪」
当初の目的も忘れてすっかり楽しんでいる。気がつくと1メートル
60センチも掘っておりとうに節子の身長を抜いた。
「あらあら、そろそろいいかしら?」
727 :
可愛い奥様:02/03/15 16:30 ID:FqfvdzBc
ウワーン!!誰かが死んじゃって埋めちゃうのはイヤダヨー
728 :
可愛い奥様:02/03/15 16:31 ID:ZV7uA3T6
節子は正気に戻り上のように考えた。
729 :
可愛い奥様:02/03/15 16:32 ID:bKk9Nlnu
今日も自分磨きに専念するぞー!
/ ̄ ̄ ̄ヽ
<■□■> ヽ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |
/ ヽ |
/ ̄ ̄ \ ) |
/ ヽ ヾ |
_|从从从从从从从从从|~⌒) |
( | へ /ヽ ヾ6) |
(__| < ●> <●> |_)ノ从
| ノ /
| (● ●) / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ( ) / < イオナ・・私は美しい。
| ⊂⌒⌒⊃ /
| ヾ二ノ
ヽ ノ
\__/
730 :
可愛い奥様:02/03/15 16:33 ID:ZV7uA3T6
CMでした。
731 :
可愛い奥様:02/03/15 16:35 ID:NS4pYzKN
その1メートル60センチもある穴で小1時間眠る節子。
ムネヲの遺体を放っぽり出したまま・・・
節子の夢の中に木村タクーヤが出てきた。
732 :
可愛い奥様:02/03/15 16:36 ID:ZV7uA3T6
「静香とはやっていけない。心美はかわいいけど・・
節子さん・・どうしたらいい?」
733 :
可愛い奥様:02/03/15 16:43 ID:JDN2U6Sk
「節子さん、なんて素敵な人なんだ・・・僕が
求めていたのは・・・節子さん・・」
タク-ヤが顔を近づけてきた。
734 :
可愛い奥様:02/03/15 16:53 ID:FqfvdzBc
「はっ!」目醒める節子。「あんた、ここでなにやってんのよ」
節子の頭上1メートル60センチのところに、尊子の顔があった。
735 :
可愛い奥様:02/03/15 17:18 ID:mNr3Im/h
「マボロシ・・・・だったの・・・?」
736 :
可愛い奥様:02/03/15 20:55 ID:3oUsVc1G
タクーヤもムネヲもラディソ もモトヤも、全てマボロシだったのだ!
思えばツルタロの「イズーミ節子になるんだ!」という一言から節子は変になったのだ。
「あいつ催眠術使ったのね、卑怯者め!明日の試合は絶対勝つわ!!」
「ちょっと、いつまでソコに居る気?さ、行くよ」
節子と尊子はファイトクラブに向かって走って行った。
737 :
可愛い奥様:02/03/15 21:42 ID:FqfvdzBc
「ああ、今までのことが全てマボロシでほんとによかった。
さあ尊子、いくわよ!!」
738 :
可愛い奥様:02/03/15 21:49 ID:FqfvdzBc
「あらそうね、タクーヤの夢はあとちょっとだったから
惜しいことをしたわね。」そして
739 :
可愛い奥様:02/03/15 21:51 ID:7YV4EA+M
どうしよう、モンペに穴が開いたよ。タクーヤの夢を見ていて
きずかなかったわ。
隣に居た章子は咳払いを一つした。
740 :
可愛い奥様:02/03/15 22:37 ID:NS4pYzKN
咳払いした章子は、何事もなく去っていった。
一方節子と尊子は、おチンコファイトクラブに戻って来ていた。
「何しとったんじゃ、節子よ〜〜」竹原は節子に言い放った。
竹原を見て頬をポッと桜色に染める尊子。
節子は、「すんませんでした!ツルタロに催眠術かけられてしもて、
えらいこってした」と、関西弁で返事した。
竹原は、
741 :
可愛い奥様:02/03/15 22:44 ID:MwvQITld
突然ですが臨時ニュースです。
このスレおもしろすぎ!!!
742 :
可愛い奥様:02/03/16 00:36 ID:C4wNYruR
「オマエ、いつのまに関西弁に…まさか店の勉ちゃんとデキとるんか?!!」
「竹原コーチ、ち、違います!」節子が否定すると横から尊子が
「アンタ、嘘つくんじゃないよ!竹原さん、こんな女クビにしたらどう?」
激昂した節子は「だまれ、これでも喰らえ!ブフォフォフォフォォーー!!」と
穴の開いたモンペの尻から強烈な屁をぶっ放した。
それは竜巻となり尊子を空高く運んで行った。
「千春に貰った足寄産のイモが効いたわ」と節子が呟いた。 その時、
743 :
可愛い奥様:02/03/16 09:22 ID:Y58Z4/Xt
香水のむせ返る様な匂いと共に、高笑いが聞こえてきた。
「おっほっほっほほほ〜、ごめんあさぁせ。片腹が痛ぉございますわ!」
なんとデビー夫人であった。
「そんなパンチじゃ、効きませんことよ。おほほほほ」
節子は香水の匂いで頭がクラクラしていた。
デビー夫人は、節子に「あたくしがお相手してさしあげますわ。ほほほ」
と言いながら、節子のタプンタプンの腹に一撃をいれた!!!
「おーーーほっほっほっ。とりゃあーーー!!!!」
香水を撒き散らし、蹴りをいれるデビー夫人。
744 :
可愛い奥様:02/03/16 10:09 ID:elHXlOmJ
どすん!!
「あらいやだ、あたくしとしたことが。おーーーほっほっほっ」
まわし蹴りをしようとして、尻餅をつくデビー夫人。
そして
745 :
可愛い奥様:02/03/16 10:19 ID:R1qC4aoU
気を取り直し、もう一度ケリを入れた!!
アイスピックの様に尖ったハイヒールが節子の腹にめり込んだ。
「くっっ、こうなったら…」節子は懐からパンプスを取り出した。
なんと、それはGOに貰ったユリーエのパンプスだった!!
「うおりゃぁぁーー!!」節子は腹といわず顔といわずメチャクチャに殴打した!
「なんて殺傷力かしら!!ユリーエのパンプス恐るべし…」
一瞬ひるんだデビー夫人だったが、
746 :
可愛い奥様:02/03/16 10:38 ID:elHXlOmJ
ひるんた゛隙に、節子はデビー夫人の塩沢ときのような
頭にげんこをした。
747 :
可愛い奥様:02/03/16 11:13 ID:24Nl6fdg
げんこをくらったデビー夫人の頭髪がベリッとはがれた。
「うぬう・・・デビー、ズラだったとは・・・」
がくぜんとする節子であった。
748 :
可愛い奥様:02/03/16 13:53 ID:elHXlOmJ
「きゃーっ!なにをなさるの!お返しなさいっ」
ズラを取り返そうとするデビー。節子の手からひったくった
その時、ズラはぽーんと飛んですぽっと竹原の頭に納まって
しまった。すると
749 :
可愛い奥様:02/03/16 14:02 ID:f9HjGyNO
「OH!デビーノヅラガ…」恋人のアラーンがデビー夫人に代わりのヅラを渡した。
早速それを被るデビー夫人。 しかし、節子が速攻でこう言った。
「あんた、それパーンチョ伊東のヅラだよ、しかもズレてるし」
デビー夫人は烈火の如く怒った!しかしそれ以上に怒っていたのは竹原だった!!
750 :
可愛い奥様:02/03/16 14:12 ID:Y58Z4/Xt
「これはわしのもんじゃけえ」
と言って、デビー夫人のズラをかぶったまま竹原はシャドーボクシング
を始めた。
「んまっ!あたくしの大切なものを!許しませんわ。爺や!爺や!
ちょっとこっちに来てちょうだいな!」
デビー夫人は、みのモンータを呼んだ。
「奥さん、何か用ですかい?」黒光りした顔のエロじじいが
やって来た。
751 :
可愛い奥様:02/03/16 14:17 ID:eVR05wBz
いきなり、みのとデビーは、がっちゅん☆を
おっぱじめた。
752 :
可愛い奥様:02/03/16 14:18 ID:jDs/nMUV
「おまえら、ええ度胸しとるのー。」
デビーのズラをかぶったままの竹原は、わなわなとコブシを握り締めていた。
とそこへ愛弟子、梅宮が「竹原さん、やめてください!」と泣きながら止めに入った。
753 :
可愛い奥様:02/03/16 15:43 ID:4akCRTwX
そしてウサマビソラディソも戻ってきた。
754 :
可愛い奥様:02/03/16 16:40 ID:ID2zgBZb
ラディソはデビーに強い恨みを持っていた。
以前「愛する二人別れる二人」に出演した時
そのDQNぶりをデビーに激しく罵られた過去があったのだ!!
只ならぬ気配に、梅宮は泣きながらムッシュのヅラをラディソに被せた!
対峙するパンチョのヅラを被ったデビー、デビーのヅラを被った竹原、
ユリーエの靴を持った節子、黒光りしたみの・・・その時
755 :
可愛い奥様:02/03/16 17:07 ID:Y58Z4/Xt
「ザ・ジャッジ!!!」黒光りしたみのが叫んだ。
「もういいっすよ!」梅宮も叫んだ。
「いい加減にして欲しいですわ!」デビー夫人も唸る。
「もうええんかいのお」竹原は呟く。
「あんたら、ごちゃごちゃうるさいねん!わてがまとめて
倒したるわ!」節子はまた関西弁になっていた。
756 :
可愛い奥様:02/03/16 17:44 ID:elHXlOmJ
「まあまあ皆さん落ち着いて。ところでデビさんわたしの
ズラ、返してもらいますよ」パンチョが現れた。そしてデビのズラを
剥いだ。「節子はん、なに関西弁で興奮してはるんどすか?」
ワテダスも、ひょっこり顔を出した。
757 :
可愛い奥様:02/03/16 18:39 ID:wIHku0tc
と、そこへ、デビータンの天敵
コメンテーター、酒井がやって来た。
「パラサイト、、、ですね。。」
758 :
可愛い奥様:02/03/16 23:26 ID:v4f1FObD
「おーーほっほっほっ!あなたこそホモじゃありませんこと?俳優の川・・・」
「デビーさん、その発言は・・・」そう嗜めたのはスーパーひとし君だった。
意外にマッチョなひとし君に羽交い絞めにされ、デビーは帰って行った。
ひとし君と一緒に現れた市川シンイーチも「酒井さん、いつも地味なスーツですね。
僕のハデ柄セーター差し上げますから、さ、行きましょう。」と立ち去った。
759 :
可愛い奥様:02/03/17 00:22 ID:jPrIQas2
と、そこへ死んだと思われていたムネオが泣きじゃくりながら竹原に
「ワタスィはですね、はめられたんだと思いましてですね・・・」
と鼻水たらしながら訴えようとすると、「つべこべうるさいんじゃ!負け犬はだまっとけ!」
と痛烈なパンチをくらった。
すると、おやじダンサーズを引き連れたパパイヤ鈴木がステップを踏みながら、
「ボクのおじさんに手をだす〜な♪」と言うとムネオにパパイヤアフロズラをかぶせ、
「ムネオおじさん、涙なんかふいてサ、国会議員なんか辞めておやじダンサーズの一員になんなよ♪」
と言った。するとムネオは・・・
760 :
Ψ(|| | ・ロ'|| ) Ψハレホレ ◆vnDJmG.6 :02/03/17 00:54 ID:MfVd+khB
「いやね、自分はですね、フラワーダンサーズに献金を貰っていましてね」
と、現ゆずで活躍中の山口率いるフラワーダンサーズの回想シーンに入った。
そう、あれは5年前、ロンブーにいたぶられながらも、独自の芸を確立していった
山口たちに自分はどれほどお世話になったことだろう。
「関西・・・足寄」
愛があれば土地の差なんて。
761 :
可愛い奥様:02/03/17 05:29 ID:x5KKiGZF
沈んでいるムネヲを横目に節子は鼻くそをほじった。
思いのほかでかい鼻くそを指先につけ、誇らしそうに見つめている。
762 :
可愛い奥様:02/03/17 07:52 ID:4oeQDLHb
「ぺたっ」節子は鼻くそをムネヲの禿げた頭にくっつけた。
「な、何をするんですかあっっ!!」ムネヲは本性を現し
節子を殴り、足蹴にした。
763 :
可愛い奥様:02/03/17 08:36 ID:zI4ANp8K
「わたすぃはもう自民党やめているんだ。
どうにでもなっていいんだ。」
ムネヲはつぶやいた。
ムネヲは旅に出る。もうこの日本には私を引き止めるものはない。
行き先はパリ、シャルル・ド・ゴール空港におりたった。
ムネヲはコンドルド広場へ向かう。
罪なき罪で断頭台の露と消えたマリー・アントワネットに
自分の姿を重ね合わせているムネヲだった。
765 :
可愛い奥様:02/03/17 09:28 ID:o3MHEk/H
足蹴にされてひっくり返ったままのせつこをパパイーヤ鈴木が
優しく抱き起こした。
「さあ、一緒に踊ろう」と手を取り、オヤージダンサーズの
輪の中へ入って行った。
766 :
可愛い奥様:02/03/17 09:31 ID:NjFjJY4Y
一方、残された節子は清々していた。
「ムネオを愛した事など遠い昔、あんな落ちぶれた男尊子にでもくれてやるわ!
ん?尊子?そういえば姿が見えないわ、どうしたのかしら?」
その時、
767 :
可愛い奥様:02/03/17 10:34 ID:MspWKv4q
尊子はいつのまにか酒井といい雰囲気になっていた。
768 :
可愛い奥様:02/03/17 12:09 ID:VuxNOpib
と思っていたのは尊子だけで、酒井は一言こう言った。
「尊子さん、あなたはテレ東のパラサイトです。」
相変わらずソフトな口調でキツイ事を言う男だった・・・いや、オカマ?
酒井のねっとりとした視線は竹原に注がれていた・・・
769 :
可愛い奥様:02/03/17 13:08 ID:o3MHEk/H
「あなた、鍛え込んだ素晴らしいこぶしをお持ちですね」
竹原は「あたりまえじゃ、ゴルア!」
すると尊子は、
770 :
765:02/03/17 14:06 ID:o3MHEk/H
なしにしてください。
771 :
可愛い奥様:02/03/17 15:50 ID:jCCzhUNV
尊子の「なしにしてください」発言を「ナニしてください」と聞き違えた酒井は
「なんて下品な・・・そんなに私と竹原さんの××が見たいのですか?では・・・」
「何しとるんじゃーー!お前はパパイヤと踊ってりゃええんじゃーー!!」
酒井はオヤジダンサーズの一員になった。そして視線はパパイヤの腰使いに・・・
772 :
770:02/03/17 17:17 ID:o3MHEk/H
>771
>>765をないものとしてください、という意味でしたが、
ついでに770を生かして頂きまして、ありがとうございます。
773 :
可愛い奥様:02/03/17 23:29 ID:3UrC+QbI
「キュ、キュートです・・・」
酒井は頬を赤らめパパイヤのステップを食い入るように見つめていた。
尊子はとてもお腹がすいていた。
「なにか食べ物はないかすィら?」
774 :
771:02/03/18 01:22 ID:agli8mUB
「あんなところに美味しそうな桃が!!」 が、それはパパイヤのお尻だった。
今にも食いつきそうな勢いの尊子!酒井も別の意味で食い入る様に見つめていた!
パパイヤは自分の尻を巡って、これほど熱い火花が散らされてるのも知らず
クイックイッと腰を入れ、キュートな尻を振り回していた・・・
775 :
可愛い奥様:02/03/18 02:05 ID:ukrhvgie
パパイヤは、じぶんのキュートな尻が多くの人々をどれ程
魅了するのか自覚していないのだった。尻を振り回し、踊り続ける
パパイヤ。罪作りな男である。いつの間にか、ムネヲを愛したことなど
忘れ去った節子までも、パパイヤのキュートな振り回される尻に
見入っていた。
たまらず、酒井が遂に…
777 :
可愛い奥様:02/03/18 08:31 ID:iZQSklNe
しかし節子はパパイヤの尻と自分の尻を見比べて、自分の方が大きい
と自覚していた。まるでコニシーキの様な節子の尻。
あっちこっちに汚い吹き出物が出ている節子の尻を、尊子は見入っていた。
「あんたその尻、何とかしなさいよ!」
ヤスリを持った尊子は、節子の尻をむんずと捕まえた。
778 :
可愛い奥様:02/03/18 11:56 ID:tOymXz/Y
そしてヤスリの目の粗い方で節子のオデキを削っていった。
「ギャーー!!」「我慢しな!私のタカーノユリ仕込みのテクで綺麗にしてやるから」
ピカピカの尻になった節子は喜んだ。「有難う、尊子。今まで誤解してたわ・・・」
「いいんだよ。それよりアンタに似合うTバック買っておいたよ、穿いてみな!」
喜んで穿く節子。が、それはマワシだった!しかも“節子山”のネーム入り・・・
779 :
可愛い奥様:02/03/18 13:10 ID:ukrhvgie
「アンタなかなか似合うじゃないの。どれ、シコふんでみな」尊子。
どすこいどーんっ!どすこいどーんっ!
「残念だけど、あなたはダンサーより相撲取りになるのが似合っているね」と
パパイーヤ。うなずくおやじたち。
780 :
可愛い奥様:02/03/18 13:26 ID:iZQSklNe
そう、節子は体重168kgの立派な身体を持て余していた。
「あんた、新弟子検査に一発合格だよ!」尊子は言った。
節子は褒め言葉だと錯覚して、頬を桜色に染めて照れていた。
「尊子ちゃんに褒められたわ。うれしいわ。あたし、相撲部屋に
弟子入りしようかなあ。ボクサー辞めて」
781 :
可愛い奥様:02/03/18 15:30 ID:hO72RebV
すると竹原が「何寝惚けた事ほざいとんじゃーー!こうしてくれるわーー!!!」
竹原は節子のマワシを思いっきり引っ張った。
「あ〜れ〜〜〜!!」節子はクルクル回り続けた。 すると、
782 :
可愛い奥様:02/03/18 17:47 ID:DHg6UVm7
節子はくるりくるりとまわり続けておいしそうなバターになりました。
783 :
可愛い奥様:02/03/18 19:46 ID:ukrhvgie
んなこたぁありません。
クルクル回り続けるうちに、ちょうどいい具合に身体が絞り込まれた。
それを見て尊子は「アンタ、やせたね。どうする、相撲部屋入門の件は?」
すると、
784 :
可愛い奥様:02/03/18 22:17 ID:MDh31ZLY
「でも、竹原コーチが・・・」 「節子、おまえはそんなに相撲をやりたいんか?!」
そう言うと、竹原はイキナリ節子の頭にコブシを叩きつけた!!
「コーチ、やはり許してくれないんですね・・・」「節子、鏡を良く見ろ。」
なんと!タンコブが盛り上がり、節子の身長は入門合格ラインに達していた!!
「これがワシからのはなむけじゃ・・・」竹原は静かに去って行った。
「さ、節子そうと決まれば行くよ!」「ええ、竹原コーチの為にも頑張るわ!!」
尊子と節子は一路相撲部屋を目指して走った!
目指した先はフターゴヤマ部屋だった・・・・・・
785 :
可愛い奥様:02/03/18 22:19 ID:JPXofltJ
でもそこに憲子はおらず、景子が女将になって部屋を仕切っていた。
786 :
可愛い奥様:02/03/19 00:17 ID:a4vcVOfx
「入門させてくださいッ!!」尊子、節子は声をそろえて言った。
景子はチラリとふたりを見ると、あきれたように
「あんたたち、バカじゃないの。女はねー、入門なんかできないんだよ!この私だって土俵にゃあげてもらえないっつーのにばかも休み休み言いな!」
と言いながら塩をまいた。
「さ、早く帰っとくれ!」
ふたりはあまりの景子の言葉にオイオイ泣きだした。
」
787 :
可愛い奥様:02/03/19 01:36 ID:9od+u7tT
そこへ親方が現れた。「いいじゃないか。俺が入門を許す!」
憲子と別れて以来、親方は寂しかった。 それに節子は元小料理屋の女将と聞く
節子ならあの生意気な景子に対抗できるかも…良く食う尊子も将来有望だ…
親方がそんな思案にくれていると、景子が怒鳴った。
「親方、早くチャンコ作りなさいよ!アンタ達も入門したんだから手伝うのよ!」
威張りくさった景子の目は輝いていた。ブランドアクセサリーはもっと輝いていた。
788 :
可愛い奥様:02/03/19 03:32 ID:QEO0xZHX
「早く本場のちゃんこ、食べたいわ。」と尊子。
「そうねえ、いいかげんお腹すいたわねぇ」節子も腹ペコだった。
そんな呑気な二人をよそに、地元商店街は、節子、尊子の入門に
湧き返っていた。歓迎の紅白饅頭も発売し始めていた。
789 :
可愛い奥様:02/03/19 11:08 ID:QEO0xZHX
「ちょっとアンタ、セツーコママがタレントデビューで
セツーコの部屋で人生相談だってよ」
尊子は心中穏やかではなかった。なぜ尊子の部屋でなくセツーコの部屋なのか・・・。
その隣では、そんな尊子の気持ちを知るよしもなく、節子がマワシを
しめ直していた。慣れていないので、なかなかうまくいかない。そして、
790 :
可愛い奥様:02/03/19 13:38 ID:z9K0kHR6
困っていると、景子がやってきて無言でしめ直してくれた。
「あら、思ってたよりいい人みたい」節子がそう思った瞬間、「痛っっ!!」
まわしの中に針が仕込まれていたのだ!!
どうやら先程横綱と親しげに会話していたのが気に入らなかったらしい。
すると、
791 :
可愛い奥様:02/03/19 13:39 ID:BGdmwygU
「さ、さすが景子。あなどれないわ!」
792 :
可愛い奥様:02/03/19 20:52 ID:9EZIkIOF
ある時景子が言った。「節子さん、私が髷を結ってあげる。」
器用に結い上げる景子。 が、出来た頭は篠原トモーエヘアーだった!!
しかも変なヘアアクセサリー付き&びん付け油はサラダ油だった・・・
「景子さん!いい加減にしてよ!!この前の針だってあなたの仕業でしょ?!」
「何のこと〜♪ 違いますヨ〜、横綱からも言って下さいヨォォ〜」
相変わらず見え透いたウソをつく景子。 話しを振られた横綱は、
793 :
可愛い奥様:02/03/19 22:33 ID:hHZlDQ23
「似合ってるから、良いんじゃないっすか」と横綱は節子を慰めた。
その気になった節子は、土俵に立ち股割りを始めた。
それを見ていた尊子に景子は、「ほら、あんたも何やってんのよ!」
と言いながらマワシを器用に尊子に着け始めた。
「あたしも力士なのか!」尊子は叫んだが、遅かった。
髷はソフトクリームの様な形に結い上げられ、土俵に立ちすくむ尊子。
横綱は、「んじゃ、しこ名を決めんといかんな。2人とも」
794 :
可愛い奥様:02/03/20 00:01 ID:IwQbm/Dp
「しこ名なんかいらないわい!」節子はおもむろに立ち上がると
横綱を張り手攻めにした。
795 :
可愛い奥様:02/03/20 00:04 ID:ZO4alXIu
「お前はすでに死んでいる」
796 :
可愛い奥様:02/03/20 00:06 ID:6V1vNsba
「ヒデブ」
797 :
可愛い奥様:02/03/20 00:13 ID:IVxZko4h
「非デブ山にすれば良いんじゃない?」景子は言った。
798 :
可愛い奥様:02/03/20 01:24 ID:8PmLglA1
「非デブ山・・・なんてステ〜キなしこ名なのかしら。景子さん、感謝するわ。あなたってやっぱりいい人だったのね。」
と節子は景子に手をさしのべた。
「きったない手でさわんじゃないよ!ミューズで殺菌してからにしとくれ!」
景子は節子を罵倒した。すると、ついに節子もキレた。
「こ、これだから・・・これだから近頃の嫁はなってないのよ!!最低でも10年は嫁として夫の言う事だけきいていればいいの!私が嫁に来た頃はねえ・・・」
「うるせー、ヴァヴァがだまっとけ!」と景子の張り手が節子に炸裂した。
「キー!!なんですって〜!」
節子もメガネを放り投げると景子のむなぐらをつかんだ。
「ち、ちょっと、まちなさいよ。私のしこ名はどうなるのよ。私だって素敵なしこ名がほすぃわよ!」
尊子は叫んだ。
799 :
可愛い奥様:02/03/20 05:34 ID:ptT1RElM
「ち、ちょっとまちなさいよ!私は誰なのよ?モトーヤママなの、
節子なの、どっちなのさっ!!」
景子に張り手されたり、尊子の素敵なしこ名を考えてやる場合
じゃない、と節子は激昂していた。
すると景子は勝ち誇ったように節子に吐き捨てた。
「あなた自分の顔、鏡でごらんになったことある?
良く見ると亀井静香にそっくりよ!!!!!」
801 :
可愛い奥様:02/03/20 13:16 ID:wSzdGQ1k
節子は鏡を取り出し自分の顔を凝視した。
「あら本当、ゾウリムシみたいな輪郭がソックリ!」 「その静香じゃネーヨ!」
「ああ、風呂好きなトコが似てるのね」 「違ーう!お前はのび太の想い人か!」
怒った景子は節子のまわしを剥ぎ取った。「キャー!のび太さんのエッチ!!」
節子は自分が亀井似だと認めたくなかった・・・しかし、
802 :
可愛い奥様:02/03/20 13:18 ID:0aPmWzP6
下半身は正直だった。
803 :
可愛い奥様:02/03/20 13:32 ID:ptT1RElM
「しかたがないわ、もうこうなったら観念して認めるしか
ないようね。」
「ちょっとアンタたちっ!あたしの素敵なしこ名はどうしたのさっ!!
それにいつになったら、昼飯たべられるのさっ!」
尊子はすっぽんぽんの節子のことなど、これっぽっちも思い遣って
いないのだった。「素敵なしこ名と昼飯よーーーっ!!」
尊子は絶叫した。すると、
804 :
可愛い奥様:02/03/20 15:10 ID:IVxZko4h
「鼻水の海でどう?」景子は尊子に言い放った。
805 :
可愛い奥様:02/03/20 15:48 ID:tsv/PdBb
「そんなのヤダよ」 「じゃあヨダレ海は?」 「それなら鼻水の海の方がマシ」
尊子の四股名は“鼻水の海”に決まった。
そして昼飯は勿論ちゃんこだった。「うわ〜美味しそう!」空腹だった尊子は
横綱の分まで食べてしまった!顔は湯気のせいか、四股名の通り鼻水の海だった。
チョット タノワダイ
ホンヤデ TVチャンピウオーン オオグイセンシュケーンノホン ミツケタ
アカチャカ タカコタン バチーリ ノッテンノ。
ハツトウジョウヨリモ ヤハリ フケタネ
シカシ ダイスキダ TVチャンピウオーン
キョミアッタラ ミテミテネ デハ・・・
807 :
可愛い奥様:02/03/21 02:19 ID:i5xcpNT+
「あら、誰かしら?今TVチャンピオンがどーの、大食い選手権がどーのとか聞こえたような気がしたんだけど・・・。お腹がイパーイで幻聴が聞こえたのかしら。」
と尊子は首をかしげた。すると景子が
「そんな事よりもアンタ、鼻水ふきなさいよ。メガネもずり落ちてるし、見てられないわ。」
と眉をひそめた。すると尊子はおもむろに
「こうしてくれるわっ!!」
と景子のゴージャスなワンピースに顔をよせ、鼻水をふいた。
808 :
可愛い奥様:02/03/21 05:33 ID:0F1J9IXj
「なんてことするのっ!」と景子が尊子に張り手をしようとした。
尊子は、すっとそれをよけて「ふっ、あまいね。あんたごときに
あたしが張り手されるとでも思ってるのかい。」
景子のゴージャスなワンピースはがびがびになっていた。
「あー又腹減った。もっとちゃんこ持ってきな」
809 :
脚本家:02/03/21 08:28 ID:tYpaqTrJ
景子はアメリカ留学が決まり、
尊子は父の仕事の関係でパリに住むことになり、
これでこのドラマは終わりました。
810 :
可愛い奥様:02/03/21 08:42 ID:0R1oTeAO
・・・と、通りすがりがつぶやき去っていった。
節子は台所で尊子の為に、80人分のちゃんこ鍋を作ってやっていた。
「ええ〜〜、たったそんだけエ〜〜〜」尊子はどこまでも我が儘だった。
がびがびのワンピースを着た景子は、
811 :
可愛い奥様:02/03/21 08:44 ID:0F1J9IXj
>1
おしまいですかー?続けてはだめ?
812 :
可愛い奥様:02/03/21 08:47 ID:0F1J9IXj
続いていたのね。
813 :
可愛い奥様:02/03/21 09:07 ID:0F1J9IXj
すっぽんぽんのままの節子に、がびがびのワンピースを
脱いで、着せてやった。
その時、中村ユウジーがやって来て
「アカーサカさん、今日も調子がいいようですね」
と言って、
814 :
可愛い奥様:02/03/21 12:17 ID:4yDGWkSj
意味も無く“壁”のパントマイムをしながら話しかけた。
尊子はその壁を叩き壊すパントマイムをしながら答えた。
「まあね、それよりヨシターケに言っといてよ。牧場の牛、美味かったって」
「OK、じゃ今日の選手権お待ちしてます」ユウジーはムーンウォ−クで立ち去った。
一方、節子は「こんながびがびのワンピース着れないわよ!鼻糞つきじゃない!」
「しょうがないわね。じゃあ、まわし締めなさいよ。手伝うわ」
景子は節子のまわしをグイグイ締めた。尻の割れ目にキツーク食い込むように・・・
景子は、節子が痔持ちなのを知っていたのだ!!
815 :
脚本家:02/03/21 15:05 ID:0ul9+cTK
節子もボストンに転勤になりました。
816 :
可愛い奥様:02/03/21 15:38 ID:DofQc+j6
楽しかった時は過ぎていく・・・
節子はボストンで痔の手術を受け帰国した。
そして景子に「お土産買ってきたわ。あなたの好きなブランド物よ」
「まあ〜何かしら♪どれどれ・・・ん?何で明太子なのよ!!」
「福さ屋の明太子なのよ?嫌なら白い恋人する?」 「どこがボストン土産よ!」
尊子は二人が喧嘩している隙に、明太子でご飯を30杯食べた。
「他に明太子は・・・あ、あった!」 それはハナーダマサールの唇だった!!
マサールの唇に吸い付く尊子。しかし、女好きのマサールは満更でもなかった。
818 :
脚本家 :02/03/21 23:23 ID:mQmsaPNn
まさるは山梨に転校した。
819 :
可愛い奥様:02/03/22 00:20 ID:ne6dDxBQ
マサールは山梨で高校生に混じりスクールライフを満喫していたが、居所を探していた妻、美恵子が子供達を引き連れて山梨までやってきた。
「アンタ、探したわよ!こんな所だ高校生活をエンジョイしていたなんて・・・。私は一人で子育てしていたっていうのに!さ、とっとと家へ帰るわよ!」
マサールは
「いやだ!!帰るもんか!ぼくちんは17才の高校生なんだ〜!」
と床に寝転がり、足をバタバタさせて泣き叫んだ。
820 :
可愛い奥様:02/03/22 02:30 ID:AFzx8/oL
そう、17歳の時に角界入りしたマサールは、山梨で失われた青春を謳歌していたのだ。
葡萄狩りをした時は童心に返り、懐かしい遠足を思い出した。
が、桃を見た時はつい、銀座のおネエちゃんのケツを思い浮かべるマサールだった。
「さ、とっとと家に帰るわよ!」美恵子の声が現実に引き戻した。
「ウルセー!これでもくらえー!」マサールはアメフト仕込みのタックルをかました!
821 :
774:02/03/22 02:31 ID:TxzO5qdZ
其の時 ひらめいた。我々人間が牛や豚、鶏などの獣肉を食べる事は間違っている。魚を食べる
事も間違っている。牛や豚、鶏などの動物は我々人間のコンパニオン・
アニマル(共生者)であって、決して食べる対象ではない。肉食は身体に
著しく害を及ぼす。我々人間が完全なベジタリアンになるならば我々の
健康は百パーセント保証されるのである。我々人間は果実や野菜を食べて
生きていくのが最も自然なのである。しかし現実を見ると、我々人間は
当然の事であるが如く、肉を食べ、自ら健康を損ねている。肉食時の便や、
屁は強烈に嫌悪すべき悪臭を放つ。これは肉食そのものに対する我々への
警告であって、肉食はしてはならないということを示唆しているのである。
我々日本人は即刻、肉食を止めてベジタリアンにならなければならない。
古来日本では、仏教の戒めにより肉食を禁じてきた時期があった。しかし
ペリー来航後、明治期の文明開化により我が国には「すき焼き」などの米英
の慣習が伝わった。本格的に肉を食べるようになったのはそれからである。
魚肉食を止めよ。
822 :
可愛い奥様:02/03/22 07:22 ID:kbqDyGwl
けれど魚肉食を止めてしまうと、この先の自分の人生が
味気ないものになってしまうなあ、どうしたらいいのだろうか
と逡巡するマサールであった。その隣ではタックルをかまされたミエーコ
が仰向けにぶっ倒れたまま、痛くて痛くてめそめそ泣いていた。
823 :
可愛い奥様:02/03/22 11:36 ID:bHO+ePXg
「アミーゴ、どうしたんだい?」現れたのは帰省中のナカータヒデだった。
ミエーコはナカータにときめいた。『夫と違ってオシャレだしお金も沢山持ってそう・・・』
ミエーコはぶりっ子全開でナカータを落としにかかった。 しかし辟易したナカータは
思わずミエーコを蹴ってマサールにスルーパスを送った。 マサールも思わずシュート!!
子供達もラッパを鳴らし歓喜した! 満足気なナカータは「アディオス」と立ち去った。
824 :
可愛い奥様:02/03/22 14:57 ID:kbqDyGwl
「ママーおしっこしたいよぅ。」
その言葉で、はっ!!と我に返るミエーコ。
825 :
可愛い奥様:02/03/22 22:57 ID:BVDLbbHt
「はっ!!私はいったい何をしていたのかしら。」とミエーコは子供の手を引き帰っていった。
あとに残されたマサール・・・
827 :
可愛い奥様:02/03/23 00:58 ID:UCStIZZs
美少年カワイイ!だけど年取りャみなオヤジ。とマサールは
思った。「男は度胸だっ!!」
マサールは叫んだ。そして、
828 :
可愛い奥様:02/03/23 01:54 ID:GmI9wPh9
少年の顔を良く見るとカワイイ俊一だった!
スポーツマン同士意気投合したマサールは「こたえてちょーだい」の出演が決まった。
当日マルーシアの隣に並ぶマサール。 その日の特集は「困った夫」、VTRが流された。
4人も子供を作っておきながら浮気三昧、安定した職を捨てアメフト修行。
それもパッとせず今は田舎に放浪中・・・・・・明らかにマサールの事だった。
スタジオではマルーシアらが口々に「バッカじゃな〜いこの夫」「信じらんな〜い」
マサールの小鼻は最大級に膨らんでいた。怒りの証である。
『ミエーコめ、よくも・・・』マサールは思わずカメラにむかって
829 :
可愛い奥様:02/03/23 17:14 ID:8YGLc13z
「オレは腐ったみかんなんかじゃねぇっ!」
「俺は相撲界で国民のアイドルだったんだ。
弟思いのすばらしい兄と呼ばれてたんだゾ。わかったぞ、みんな
俺の偉大さをひがんでるんだな!!」
831 :
可愛い奥様:02/03/23 22:50 ID:HFeGv+rG
「ひがんでねーよ!氏ね!」
832 :
可愛い奥様:02/03/23 23:19 ID:vLouCWUx
とマルーシアに罵倒されたマサールは
「ウエェン、ママ〜、ママ〜!!」
と泣きながらTVカメラに向かって憲子ママンに呼びかけた。
すると、偶然隣のスタジオでみのもんーたのクイズミリオネアに出演するため、
楽屋でTVを見ていた憲子ママンは
「んまあ!私のマサールになんてことを・・・」
憲子はすぐさま『こたえてちょうだい』のスタジオへ乗り込もうとして、
「いけないわっ!メイクを忘れるとこだったわ。」
と化粧を念入りにやりはじめた。
833 :
可愛い奥様:02/03/24 07:35 ID:+D7LBqaM
「あら、アイラインが上手く描けないわ。もうっ!!私の美しさを
最大限にメイクで引き出さないといけないのに。ちっ!」
あくまでも、どこまでも、ハテナ?チョットチガウンデナイカイ?なのであった。
「お腹もすいたわねぇ」
834 :
可愛い奥様:02/03/25 02:41 ID:0xLbFYt0
「演歌の花道の舞台稽古、とっくに始まってるんだけど。ここでナニ
やってるの?」
プロデューサー・ツンークが直々に呼びにやって来た。異例のことである。
「あらっ!!たいへんっ!!まあっ!どうしましょう!!」
わたしのマーサルのことなど、一瞬ですっとんだママであった。
835 :
可愛い奥様:02/03/25 12:02 ID:anmGpBP1
「あらっ!た〜いへん、お着物を忘れてしまったわ!あなた、今すぐ持ってきてちょうだい!」
と付き人に命令した。すると付き人は
「いいかげんにしろ。いつもいつも無理いいやがって!これからは節子の付き人になるから、さよなら!」
と藁っていいともにレギュラー決定した節子のもとへ逝ってしまった。
836 :
可愛い奥様:02/03/25 12:38 ID:uU7HDX8s
おひるやーすみはうきうきうをっちん♪
藁ともが始まった。
837 :
可愛い奥様:02/03/26 04:27 ID:0v2utnUZ
「あら、こちらが私の付き人のかた?」
ここに辿り着くまで、いつも、時にはけんかしたり、泣いたり笑ったり
鼻水垂らして唐突に現れたりしていた、尊子のことを思い出していた。
すると、節子は、自分があたたかいものに包まれているような不思議な
気持ちになっていくのを感じていた。
「あなたでなくて、尊子ちゃんがいいわ」
838 :
可愛い奥様:02/03/26 04:28 ID:3nteJAc3
839 :
可愛い奥様:02/03/26 04:52 ID:0v2utnUZ
「あら、こんな時間にブツブツしちゃってごめんなさい」
節子は、このことをとうに知っていたのである。ただ、使用
したことがないので、協力したくてもできないのだ。
「誰かいないかしら?」
840 :
可愛い奥様:02/03/26 09:55 ID:cX+D2qcZ
「私は迷っています」
辻元キヨーミ議員が節子のまえに現れた。
涙と鼻水で顔はぐしゃぐしゃになっていた。
「節子はん、あたし辞職したくないねん。みんなあたしを苛めるねん」
節子はそれを聞いて怒りが込み上げた。
「あなた、新人は10年黙ってろといつもいってるでしょ!」
清美は
「わて、ついしゃべってしまうんです〜」
と、ますます泣き叫んだ。
842 :
可愛い奥様:02/03/26 14:53 ID:D+7na4Be
「辻元は最低だな。」
843 :
可愛い奥様:02/03/26 15:31 ID:7YdQtIP+
∧_∧ ∧_∧
( ´∀` ) ( ´∀` )
⊂ ⊃ ⊂ ⊃
|⌒I、| | |⌒I
(_). | ∧_∧ ∧_∧ | ´(_)
(_) ( ´∀` ) ( ´∀` ) (_)
⊂ ⊃ ⊂ ⊃
|⌒I、| | |⌒I
(_). | | ´(_)
(_) ∧_∧__ (_)
(∀` )
( > >
/ /\ \
(__) (__)
♪れっつぎょ
うぉんちゅーしーまいへー
あーのにのねぇー
そーちゅなごろなしっまいなろうぇ〜
わーなわーなちゅーどんちゅ びーちゅ くぅー
てぃんく なずろびわび がっとぅどぅー
おーごーた(べりとぅぎゃざとぅ)
よーでーまい(ふぉえばうぃんざ まーってぃ)
844 :
可愛い奥様:02/03/26 16:03 ID:sfQxXnR7
節子と尊子は辻元のことは忘れてしまう為にも景気付けに武富士踊りを踊るがどうしてもその体形ゆえレオタードが食い込んで食い込んで仕方ない。そこで2人は股をかきかき、
845 :
業務放送:02/03/26 16:18 ID:rOkLpOvF
あらすじ入りまーす
主婦・節子は歩きながら同級生・さよこの事を思い出していた。
和姦されていたさよこを助けに入ったのが夫・大吉だったっけ・・。
そして回想にふける。
3年前の大相撲新弟子検査の日、息子・太助の身長が7ミリ足りなかった事に対して
「7ミリ・・・たかが7ミリ、されど7ミリ、オカダミリ・・」
と呟いたなあ・・・。
家に着くと、カンダーガワ先生からさつま揚げが届いていた。
お礼状を書く為に一枚かじる節子。食べきれないものは
ホムレスの炊き出しにと思いつく。
再び回想にふける。ホームレスだった頃の思い出。
洞窟に暮らしたっけ。ドロップ缶に水入れて飲んだり
兄にドロ団子渡したり。二人の生活は楽しかったわ・・。
我に返ると石焼き芋屋の声が耳に入った。屋台を自転車で引く紅顔の少年に対し
「睾丸の美少年w」とよからぬ妄想を抱きつつ焼き芋を7個買った。
3年前相撲の世界へ旅立た息子・太助の十両昇進をかけた
一番を見に両国国技館へタクシーを走らせる節子。
枡席にちゃっかり座り、ホットサンドと石焼き芋を食べながら待つ。
力士に間違われたショックを抱えつつ帰宅。
2ちゃんでホモの焼き芋少年が立てたスレを見つけてしまう。
美少年の股間をフラッシュさせつつ、ふらふらと駅前の雀荘へ向かう。
圧勝後、泣きじゃくる初老の紳士の叫びを聞き流し、
石焼き芋による地響きのような屁をかましながら
一度立ち去った雀荘に戻って扉をこっそり開けた。
初老の紳士は、毒ガス攻撃にそのまま意識を失い、他の客も呻き声を
あげ床に倒れこんでいるのを、ただならぬ空気を感じた節子。
「また、損害賠償求められちゃう!」節子は一目散にその場を去った。
ちゃうねん。うちは悪くないねん・・
心の中で呟やきながら、節子の頬を熱い涙が伝った。
罪深き女よ・・・。自信を失い掛けた節子は、貴子のアドバイスに従い
氷砂糖水を持って福井の海岸を目指した。
睾丸美少年の幻想につられ、海へダイブ。
黒い潜水艦が節子をスパイと間違え、魚雷を撃つ。
間髪節子を助けたのは、不気味な笑いのムネオだった。
ムネオハウスのムネオのベットで目覚めた節子は、
「女」を意識し低インシュリンダイエットの本を買い、
再びダイエットに励む日々。 ところが月のものが来ない。
TV画面をみ、ムネオのアップに頬赤らめつつ産婦人科へ行く。
息せき切って節子は尋ねた。
「それで、先生。わたくしはやっぱり妊」
「アンタ更年期だよ」
速攻、産婦人科医が答えた。
ホルモン注射を受け薬を手に病院を後にすると、黒いハイヤーからムネオが現れた。
ムネオを愛した事で時の人となった節子は参考人拉致の場へ引き出される。
国会は騒然としていた。ムネオには激しいヤジが飛び、
節子はツジーモト議員を投げ飛ばす。シオジーは裸踊りをしコイーズミはパンツを脱ごうとしている。
阿鼻叫喚。地獄絵図。
「ムネオ先生は悪くない!」と叫ぶ節子。脂汗を浮かべ、マイクを取るムネオ。
「皆さん、この女はですネ(尻上がりに発音)?」
警備員に羽交い締めにされ、懐かしい我が家と夫・大吉、息子・太助が
恋しくなり一目散に家へ戻る。
が、そこは物抜けのからだった。何故か裸のムネオとサカタが立っている。
立ちつくすムネオはぶるぶると震えている。サカタを横抱きにし、節子は
逃げ出した。42.195kmを小一時間程で走り、逃げた先は関西ミートセンターの倉庫だった。
そこにはサカタの元相方・前田ゴロウが鎖に繋がれていた。
鎖を解いてやり、ポータブルコンロで鉄板焼きを始めた節子たち。
「かた・ブロック・国産」ラベルの肉はとても美味だった。
ゴロウの尻栓を抜いてやろうとサカタが手を掛けた時、爆発音が起こった。
意識を取り戻すとゴロウは居ない。
こんな事をしている暇は無いと走り出す節子は、空腹によりマックへ行く。
スマイルを求めるのを忘れない。
カウンターで思いも寄らない男から声を掛けられた節子は、熱く抱擁し唇を重ねた。
ファンファン大佐の真似をした船越エイチローと。
一方大吉は勉ちゃんと買い出しに出かける。橋田常套句も忘れていない。
家に戻った節子は、大吉と目白の田中邸を訪れていた。
マキーコとムネオが連れだって国会へ行く夢を車の中で見ながら。
フォサカ夫妻に家族シャンプーでゴシゴシ・・・
「ミニは無理よ!」とマキーコは涙ぐみ
たしろマシャシはマキーコの風呂場を覗き男だと思い逃げる。
「なやみむよ〜」と唄うアッコに、見物する妻子供連れのギバっち。
泡を濯ぐ為にシャワーをすると、サキの股間からストーカー・渡部アツローが
飛び出していた。フクヤマがアツローを引っ張り出すと、リカコが
パパママリバティに乗ってやってきた。
リバティに芸能人一族野党を押し込み、一掃する。変わらず唄うアッコ。
現れた競走馬にバキバキにされた節子は、レプリカント節子でアッコを
叩き付けミンチにし、病院送り後、意気揚々と歩き出した。
節子
かつて多重人格障害と診断を受けよく妄想に浸る。また、精神分裂症との
判断も下されたことがあり時々幻聴や幻覚も見える。
姑が嫌いでボクシングジム「ガチンコクラブ」に通っている
借金を稼ぐ傍ら130→45kgに見事減量し、初戦に備えて
トレーニングしているが・・・?
尊子
TVちゃんぴよん大食い選手権優勝者、あかちゃか尊子。読みは「たかこ」
大食いを認めてくれる不倫相手の大吉が大好きだが、宏明君の事も気になる。
大食いの為、ペットボトルに砂糖水を携帯している。
大吉
節子の夫。尊子と不倫中で、尊子と結婚を考えている。
856 :
業務放送:02/03/26 16:41 ID:rOkLpOvF
途中までしか出来なかった。 ゴメヨー ご飯時間なので落ちますわ。
>>844の続き
・・・二人は皮膚科へ向かった。
武富士をマスターすべく、レオタードに馴れる為には湿疹を治さねばならない。
857 :
途中訂正:02/03/26 16:47 ID:rOkLpOvF
>>851 貴子→尊子 マタ マチガエタ・・・ ウトゥ
鼻くそを誰につけたかと、考え事をしながら旅先で突然死んでしまう節子。
祭壇には節子の好きな白いチューリップが飾られた。
スガコは葬式を取り仕切っている。
脳天気な長子と問題姉妹に囲まれ、大泣きする大吉はとても可哀想だった。
企みの光を瞳に宿したタキを見逃さず、勉ちゃんはワテダスに告げ口をした。
その時「よく寝た」と棺桶から節子が起き上がった。
人々の唖然とする目を余所に、棺をまたぐと平然とタキや葉子と会話を始めた。
その会話を聞きつけ、氷川キヨウシ登場。節子はキヨウシを押し倒した。
和泉モトウヤは横で狂言を踊っている。
羽野アキは破水している。
キヨウシはコンサートの事を思い出し焦る。
モトウヤは「遅刻くらい大丈夫」と言いながら
破水してしまったアキをよそ目に
シスターズとキヨウシの荷造りをズンドコ節を唄いながら手伝った。
「産まれる!」と呻くアキには素知らぬ顔のモトウヤ。
節子はアキの破水した水で顔を洗っている。
大吉は股間をじっと見入っていた。
そこへモトウヤママ登場。相変わらず装飾が激しいママ。
モトウヤは「女の子だったら名前はどうしよう?」と問うと
「これからは狂言もインターナショナルでないと」
『パシュミナ』がいいわ!」と発言する姉。
「和泉 パシュミナ」とつぶやく節子。
さらにムネオが登場。姉のパシュミナに興味を持ち
引っぺがすと頭に巻き付けて、アフリカンダンスをコンゴ人秘書と
踊り狂いながらサザエさんのエンディングのように
ムネオハウスへ戻っていった。
ムネオはハウスに戻ったし、キヨウシは福岡へ。
節子は「生き返ったんだから帰らなくちゃ!」と思い立つが
何処に帰って良いのかわからない。記憶喪失に落ちるのであった。
お尻をかきながら思案している節子の所に
福山マサハールが「帰り道一緒だね?シャンプーしてあげようか?」
と登場する。節子の手を股間に導くが叫ばれ、
叫び声を聞きつけて来た大吉に背負い投げされるマサハール。
ワテダスがもの凄い勢いで大吉に突進してきた隙を狙い
マサハールは節子を背負って走った。
節子を自宅に連れてきたマサハールは、「福山キモイ」スレを立てられ
落ち込んでいると相談する。
2chを始めてしまった。追ってきた大吉にもくれず。
芸能板で見つけた激しくキモイ画像はオーザック河村だった。
オーザック河村とアイアンシェフ加賀、それに松山チハールまで現れ
悩みが飛ぶ。なんだか福山邸は節子の相談室と化してしまった。
「ごはんにしましょ」と炬燵に料理を並べる。炬燵の横には
道場ロクザブロウのお品書きがあった。
福山邸の外には田中ヤスオの姿が。折れ曲がった名刺とヤッシー君を残し去る。
ヤッシー君の肉をバーベキュウにしたオーザック河村は、
この肉は本当に国産なのかと疑問を抱き関西ミートセンターへ向かった。
「ラララララッ♪」
∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( ´∀`)
⊂ つ⊂ つ
.人 Y 人 Y
し'(_) し'(_)
「ラララララッ♪」
∧_∧ ∧_∧
(・∀・ ) (´∀` )
⊂、 つ⊂、 つ
Y 人 Y 人
(_)'J (_)'J
「ラーラ〜ラ〜ラーラーラー♪」
∧_∧ ∧_∧
( ・∀・ ) ( ´∀` )
( つ⊂ ) ( つ⊂ )
ヽ ( ノ ヽ ( ノ
(_)し' (_)し'
「ラーラララーラーラーラーラーー♪」
∧_∧ ∧_∧
∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩
〉 _ノ 〉 _ノ
ノ ノ ノ ノ ノ ノ
し´(_) し´(_)
オーザックと入れ違いにギタアを引きながら藤木登場。
河村も戻り、キモイ界大御所3人を目にした節子は目眩で倒れる。
互いを罵り合うキングオブキモイを余所にガクットも登場。
キモイさん集会を聞きつけ現れたのはゴウジャス松野。
タイムショックの時間を思い出し、福山のズラコレクションから2つほど失敬する加賀。
目を覚ました節子が、気分悪さに吐き出した白いもやからは
「わたしを忘れてない?」と尊子が登場した。
炬燵の上の鍋を食べ尽くし、キモイ男確認を始める。
節子は尊子とのバトルに備えシャドーボクシングを始めるが、
ケータイにかかってきた竹原コーチの声に我に帰る。
ロードワーク中で出会ったタイソンを一発でかまして、
ガチンコファイトクラブへ戻った。
松村を背負ってのランニングを課せられる。物まねし続ける松村。
振り向くといつの間にか福山やガクットに変わっており、
キモイ地獄から抜けられない節子。
一人になりランニングを続ける節子に、砂糖水を差し出す尊子。
ネバネバした液体を吐き出し、くぼづーかが現れた。
ヅラが無いと焦る彼に、味噌汁用わかめを差し出す節子。
節子はトレーニングに戻ろうとするが、今度は尊子の割れた頭から
GOひろみが現れた。「1・2・サンバ!2・2・サンバ!」と
節子のトレーニングに付き合うが、火事を見つけると去っていってしまった。
ひろみに取り残された節子は、尊子の頭に砂糖水を流し込み
割れた頭を裁縫セットを使ってまつり縫いした。バラの刺繍までつけてあげた。
目が覚めた尊子は節子に攻撃するがかわされる。
国会でのムネオいじめに涙する節子だか、
高田に手渡されたジョイで腋臭を洗浄したらすっかりムネオの事は
忘れていた。
すずらん印の砂糖水を切らした尊子はスプーン印よりも甘い
さとうタマーオを家に持ち帰った。
風呂に浸け砂糖水を作るはずだったが、節子がお塩マナーブにすり替えていた。気づかず口にし吐き出す尊子。ビューネ攻撃をしてくるお塩。
瀕死の状態になった尊子を助けるべくさとうタマーオは
あどけない攻撃でお塩を排水溝へ追いやった。
蘇った尊子はタマーオを口にするが激しく嘔吐する。
オウトシーン バッカリナ キガスル・・・
勝シンを連れたナカムラタマーオが現れ、麻の散歩に誘う。
尊子のおしりからうどちゃんが出てきたが、節子により押し戻される。
激怒した尊子は節子に勝シンを差し向け、節子の頭が割れる。
アタマモ ヨクワレル キガスル・・・
船木が飛び出し、スキー板が勝シンに刺さる。ナカムラタマーオは
勝シンをサーンマに見せると連れ去り、船木は尊子の眉を整える
自分の頭をまつり縫いで治した節子。
尊子の眉毛から竹原が飛び出し「なにしとるんだ」と節子の
割烹着をはぎ取った。節子に大吉の和服を差し出す尊子。
複雑な人間バトルが・・・
一方、節子のデビュー戦の対戦相手、片岡ツルタロの息子は
マッチの真似をしながら,おでんを一気食いしていた。
大吉の妻の節子ではなく、節子ママなのかしら!と困惑を
始める節子だが、イズーミ節子になれとのアドバイスに吹っ切れる。
眼鏡を着け数珠をし、指輪はチュッパチャップス。
アキは似合うじゃないかとナイフを持っている。
ウサマビソラヂィソの額から出た脂汗が変形し登場したモトウヤは
アキをかばう。
ンコしたいビソラヂィソの意識が遠のく。離党会見中のムネオ登場。
ンコタレを投げ飛ばし節子はムネオを抱きしめる。気を失うムネオだが
節子の背負い投げで目が覚める。しかし、ムネオはこの世を去った。
ムネオの為穴を掘るが、埋めちゃうのはいやかもと思い直す。
掘った1m60の穴で小一時間眠る節子。木村タクーヤの夢を見ていた。
尊子の声で目が覚める。タクーヤもムネヲもラディソ もモトヤも、全てマボロシだった
事に築いた節子は尊子と共にファイトクラブへ向かった。
相変わらず「なにやっとんじゃ!」と起こる竹原に関西弁で返す節子。
勉ちゃんとデキテルのではないかと疑いを掛けられ、弁解すると尊子が口を出す。
激怒した節子はもんぺに開いた穴から強烈な屁を出し尊子を空へ追いやった。
香水を香らせ、デビィ婦人登場。アイスピックのようなハイヒールで
節子に挑む。節子対デビィ。婦人のヅラが竹原に飛び、ズラをした
竹原は自分のものだとそのままシャドーボクシングを始めた。
懐かしいキャラ達が戻ってきて、果てしないバトルは続く。
死んだはずのムネオも戻り、鼻水たらしながら訴えるが
日本に未練は無いとパリに飛び、コンコルド広場の断頭台で
マルイアントワネットを自分に重ねるのだった。
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/⌒ヽ) < <<764まで行ってイヤになった。
〜(___ ) \_______
''" ""''"" "''
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/⌒ヽ) < <<長いあらすじはウザイ・・・鬱だ。逝こう。
〜(___ ) \_______
''" ""''"" "''
>>844の続き
・・・二人は皮膚科へ向かった。
武富士をマスターすべく、レオタードに馴れる為には湿疹を治さねばならない。
871 :
可愛い奥様:02/03/27 00:59 ID:55uWiyll
皮膚科に着くと、ケーシー高峰がでてきて、
「治すには痩せる事が一番!」
と言われたので、タカーノユリの元へふたりは逝ったのだった。
872 :
可愛い奥様:02/03/27 09:59 ID:ahIjfmTr
ID:rOkLpOvFさん!お疲れ〜〜!!ありがとう!
思い切りワラタよ。ご苦労さん。
873 :
可愛い奥様:02/03/27 10:38 ID:SklSNl8c
ID:rOkLpOvFさん
最高!ありがと!
874 :
可愛い奥様:02/03/27 15:11 ID:3JPEmwNA
「私達二人をずっと温かく見守ってくださっているrOkLpOvFさんに
感謝しなくちゃいけないわ」
二人は、なんとしてもレオタードを着られる体になるんだと
決意もあらたに、タカーノユリのもとへと急いだ。
「ああっ!尻の湿疹が痛痒いわっ!」尊子が往来で叫んだ。
レスありがとー。笑ってくれたようで嬉しいよー。
でも読み直したら、漢字変換違いが山のように・・・(w
独断と偏見で続き書かせてもらいます。
節子、どうなるの〜?
876 :
可愛い奥様:02/03/27 16:07 ID:FQr5NcZc
タカーノユリーのおかげで無事に痩せ、
ケイシイ高峯の元で湿疹を治した節子と尊子。
また借金を作ったと頭を抱える節子の横で、鼻をほじりながら
たこ焼きを食う尊子だった。
次の大食い選手権の事を考えながら。
877 :
可愛い奥様:02/03/27 16:08 ID:FQr5NcZc
片岡ツルタロの長男とのタイトルマッチがついにやってきた。
節子の初戦日でもある。
「こいつを倒せば・・・その先の道が開ける」
もろもろの借金返済や慰謝料の為に、プロボクサーを決意した節子。
「ガチンコファイトクラブ」で竹原コーチにしごかれ、いろんな人に
出会い強くなった。
878 :
可愛い奥様:02/03/27 16:09 ID:FQr5NcZc
秀二・ベンちゃん・武将信玄・タキ・ムネオ・キングオブキモイ3人集
デブイ婦人・華やかなゲイノウの方々・・。
そして大吉、尊子・・・!
わたしが産まれたスレを立てた後に消えたやる気のない
>>1、
最後に、育ててくれたキジョの皆さん・・・。
客席には今まで節子が出会った皆が顔を揃えていた。
何故か、少年が片隅でテディベアを制作していた。
人が多いので「子供欲しいと思えすか?」とインタビューしている
キジョもいる。
879 :
可愛い奥様:02/03/27 16:10 ID:FQr5NcZc
いろいろな事があった。本当に。死んだり生き返ったり
嘔吐したり・・頭をまつり縫いしたり・・ボストンで痔を治したり
ムネオを愛したり。
濡れ場シーンが無かったのが唯一の心残りだけど。
今までのことが走馬燈のように駆けめぐる。
熱い思いを胸に秘め、リングシューズの紐をきつく結んだ。
ゴングが用意された。
続かないと思われたスレもあと残り100ちょっとだ。
華麗なクライマックスを見せて欲しい・・・。
さあ頑張れ! Hill Warehouse 節子!
880 :
可愛い奥様:02/03/27 16:39 ID:s+0RWTIE
節子はグローブをつけると控え室のイスから立ち上がり、
ゆっくりとリングにむかって歩き始めた。
881 :
可愛い奥様:02/03/27 17:06 ID:3JPEmwNA
「アンタ、頑張るんだよ」
リングにむかって歩き始めた節子を、尊子がひしっと抱きしめた。
(ああ、鼻水が髪についちゃったわ。尊子ちゃんはほんとに、ハナタレ
なのね)
882 :
可愛い奥様:02/03/27 17:10 ID:3JPEmwNA
と、節子は尊子の、はなみずがびがびには困ったもんだわと
思いながらも、とても愛おしく感じていた。
883 :
可愛い奥様:02/03/27 17:13 ID:ahIjfmTr
尊子の鼻水を付けガビガビになってしまった節子の髪。
気を取り直してリングへ向かった。
「がんばれよ〜〜!!!」
「せつこおおおお〜〜〜!!」
「子供欲しいと思えすかあああ〜〜」
観客席から歓声が聞こえてきた。
884 :
可愛い奥様:02/03/27 17:25 ID:ipS8ybEe
尊子は鼻水を出しながら節子に顔を近づけ
「私の鼻水〜〜〜!!!飲んで〜〜〜!!せつこぉ〜〜」と
絶叫した。
悶絶する節子、
885 :
可愛い奥様:02/03/27 19:02 ID:+JAfowYP
「鼻水が止まらないの?しょうがないわね・・・」
節子は得意の裁縫で、尊子の鼻の穴にボタンを縫い付けてやった。
「これなら息もできるでしょ?」「ありがとう節子」尊子はフガフガ礼を言った。
再びリングに向かう節子。 その時、客席のGOが叫んだ!
「僕の教えた1・2サンバ 2・2サンバを忘れるなよ!ジャピャ〜ン!!」
竹原も負けじとプロらしい的確なアドバイスを送った!
「これも忘れるな! モトヤのように舞い、ママのように刺す!!」
886 :
可愛い奥様:02/03/27 19:04 ID:0K5va5cG
「内角を狙い、えぐり込むように打つべし!打つべし!」
竹原は梅宮とのセクシャルな関係を節子に気付かれまいと
必死だった。。
887 :
可愛い奥様:02/03/27 20:01 ID:3JPEmwNA
「節子、大丈夫だよ。僕がキミのはなみずガビガビ頭は、シャンプー
してあげるよ。髪の心配は無用だよ」
いつの間にか、フクーヤマも声援をおくっていた。
「ああ、またキモイだわ。でもありがとーうっ!!」
888 :
可愛い奥様:02/03/27 21:52 ID:l5O+S4ZC
「セツ子だけにセッ近戦でいけェ!負けたらガクトだけにガクッとするぞォォ!」
クールなガクトも思わず叫んだ。 しかし、隣にいたゴージャス松野は
「ボクシングより一緒にプロレスしましょう!」と叫んで皆から袋叩きにされた。
そんな時にもキジョは叫ぶ! 何度でも!!
「子供欲しいと思えすかあぁぁぁ〜〜〜〜〜」
889 :
可愛い奥様:02/03/27 22:09 ID:FQr5NcZc
節子は思った。
「ダメよ、ホントに悩んでいるヒトもいるんだから。さ、集中しなきゃ」
ラウンドガール・ノリーカが「車は賢く売らなきゃね☆」と言いながら
ボードをかかげ、そしてゴングが鳴った。
いくわよぉぉぉ!!
節子が先手を取った。
ツルタロの息子は昨日のおでん一気食いで動きが鈍い・・・!
890 :
可愛い奥様:02/03/27 23:13 ID:0hj99T90
ツルタロの息子はおでん一気食いのせいで舌をやけどし、
マウスピースを入れるのが大変だったらしく、
口元がコモーリのおばチャマのようだった。
「勝てる、これなら勝てる・・・。」
1ラウンドが終了した時点で節子はすでに勝利を確信していた。
「節子〜。その調子じゃけー、どんどん攻めていけー。」
竹原の言葉に頷こうとしたとき、
節子の目に信じられない光景が目に入ってきた。
ツルタロ息子のパンツから何かがはみだしている・・・。
891 :
可愛い奥様:02/03/27 23:17 ID:ahIjfmTr
それは小さな小さな波平だった。
ζ
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/||| ⌒ ⌒ ||||
||||| (・) (・) |||||
6|----◯⌒○----|9 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|/ _|||||||_\| < はみ出てゴメン・・・
\ \_/ / \_____
\____/
節子は波平に一瞬たじろいだ!
その時、
892 :
可愛い奥様:02/03/27 23:23 ID:0hj99T90
背後に双子の海平が見え隠れしているのに気が付いた。
「サザエさんと言えば、お隣の浜さんちの犬の名前が思い出せないわ・・・。」
ぼんやりと考えているうちに、第二ラウンド開始を告げるゴングが鳴った。
893 :
可愛い奥様:02/03/27 23:35 ID:tDajeFNw
その時、節子は絶頂を迎えた。
「ウ"〜〜〜ッツ!!イエス!!」
894 :
可愛い奥様:02/03/28 00:12 ID:vpGQ+eKp
「節子〜〜!なにやってんじゃ〜!わしの教えた通りにやれば勝てるっ〜〜んじゃ!」
と竹原は叫んだ。
その横にはぴたりと寄り添う梅宮も見守っている。
節子は、はっ!とわれに返りパンチを打った。
「1,2サンバ、2,2サンバ」リズミカルにくりだされるパンチ。
しかしその時、またしてもツルタロ−息子の股間の波平が、
895 :
可愛い奥様:02/03/28 00:21 ID:gfH/va4H
ζ
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
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||||| (・) (・) |||||
6|----◯⌒○----|9 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|/ _|||||||_\| < ロード・オン・ザ・インコ。
\ \_/ / \_____
\____/
896 :
可愛い奥様:02/03/28 00:22 ID:l8GApd3L
ドライヤーで髪を整えている。
たよりなくそよそよと揺れる1本の毛・・・。
あんなヘアスタイルもたまにはいいかもしれない、
ヘアメイクのサカマキさんなら、あれを何と命名するのだろう?
今度、サカマキさんのサロンに行ったら試してみよう、
と節子は思った。
と、その時、
897 :
可愛い奥様:02/03/28 00:22 ID:A3Jiu/ul
「おぉ〜〜〜ぅ!」竹原は叫んだ。
なんと試合中に竹原の急所をガチンコの梅宮がフェラーリをしていたのだ。
「竹原サン…(゚д゚)ハァハァ・・・僕もう我慢できないよ・…」
それを見ていた節子は再び頂点へ。
898 :
可愛い奥様:02/03/28 00:25 ID:k/4u7ixb
ツルタロの息子のパンツから、波平と海平が引っ切り無しに話し掛けてくる。
「母さんや、お茶をくれ」 「三河屋のサブとは本当に何もないんだろうな?」
節子は著しく集中力を欠き、無数のパンチを浴びてしまった。
その時、客席から現れたガクトが己のファールカップを波平と海平にかぶせた!
「ありがとう、これで集中できるわ」再びファイトを燃やす節子。
899 :
可愛い奥様:02/03/28 00:33 ID:gfH/va4H
しかし、節子はまた妄想を見ていた。
物語のラストって、必ず空港よね・・・。わたしは愛しの君を残し、
格好良く旅立つの。
協会での結婚式や、あの人の子供を宿す・・・
それともリカちゃんみたいにハンカチ結ぼうかしら。セクスしよって
ヤムグチ智子みたいに「セーナー」って叫ぶのも良いわね。
叫ぶなら「しにまっしぇ〜ん」も捨てがたいわ・・・
節子よ、我に返れ。これはトレンデイどらまではない。
パンチが飛んでくるぞ!
900 :
可愛い奥様:02/03/28 01:07 ID:vpGQ+eKp
バゴ〜ン!!
おもいきりストレートパンチをくらった節子。
鼻血もふきだしてあまりの痛さに
「も〜、いやよぉおおお〜!」
と泣き出す節子。
すると、観客席から尊子が
「ここで負けたらダメよ!ムネヲも応援にかけつけてくれたわ!」
尊子も泣いていた。
そこへ、
「どうしたら子供ほしいと思えすかぁぁ〜〜!」
またしても聞こえてくる、歓声・・・
901 :
可愛い奥様:02/03/28 03:49 ID:VeveD3GV
そして物語はクライマックスを迎える。
902 :
可愛い奥様:02/03/28 05:53 ID:03qubFb2
「どうしたら子供ほしいと思えすかぁぁ〜〜!」
オーザックカワムーラも節子の応援に駆けつけて来た。オーザックは実は
以前から一度大声でこれを叫んでみたかったのである。
903 :
可愛い奥様:02/03/28 06:29 ID:03qubFb2
ムネヲはいきなりリング上に、たたたっと駆け上がった。
「わたしの愛する節子さんにですね、ストレートパンチをくらわすのは
いかがなものかとっ!!」
と、ツルタロの息子を足蹴にした。
904 :
可愛い奥様:02/03/28 08:05 ID:l8GApd3L
すると、どこからともなく議員バッジが飛んで来て、
ムネヲの額にぺしっと当たった。
「何を言うんですか、この疑惑の総合商社が!!」
キヨミがピンクのサファリジャケットを着て乱入してきた。
「ついでに辞職するか、ゴルァ!!」
「ああ、キヨミさんはこれでなくっちゃ。」
キヨミに勇気をもらった節子は、気を取り直して試合に集中した。
キヨミとムネヲはカトウを道連れにしてリングから消えていった。
905 :
可愛い奥様:02/03/28 08:26 ID:ij3jb7Uh
「このスレはあと100足らずなんだわ!頑張らなきゃ!」
節子は、マウスピースをくわえ直しファイティングポーズを取った。
ツルタロ息子のジャブが唸る。
節子の左ストレートが炸裂!
観客席から大きなどよめきが起こる。
竹原は梅宮に顔射していた。
キングオブキモイ3人集もコブシを振り上げ節子を応援している。
ガクトは薔薇の花に囲まれ、のど飴を舐めている。
節子は、「今だわ!!!!!」
バシッ!ゴンッ!ビシッ!続けてジャブをツルタロ息子に命中させた。
906 :
可愛い奥様:02/03/28 11:26 ID:Ky0WlqSO
ツルタロが息子に叫ぶ!
「大丈夫かっ?瞼切ったのかっ?」 「チョ、チョッチュネー」
「このままでは息子がやられる!こうなったら・・・」
ツルタロは伝家の宝刀、アツアツおでんを節子に向かって投げつけた!!
907 :
可愛い奥様:02/03/28 12:08 ID:1UmQ/8Ha
あちーちーあちーっ!! ちくわぶをほおばりながら節子はひざまづいた。
なんていう変速技なのかしら。強敵だわ。
でも、無様に負けるわけにはいかない・・・。
長いからとスレを読まずに立ち去った奥様もいるのよ。
何より、一度でも書き込みをして下さったキジョのみなさんの為にも・・!
そういえば今日は生協の宅配が届く日だったわね。
家に帰ったら、鳥ハム入りホットサンドでさよこと乾杯したい。
でも、みたいに燃え尽きて灰になるのも素敵だわ。
・・・なーんてね。ふふ・・・
908 :
可愛い奥様:02/03/28 13:00 ID:03qubFb2
「ついにあたしの出番だね。アンタ、あたしにまかせなっ!」
尊子はそう叫ぶと24秒でアツアツおでんを、しかも飛んでくるやつを
完食した。
「ありがとう!!尊子ちゃん」「昼飯がわりだよ。さっ、いきな」
節子は再び身構えた。その時、
909 :
可愛い奥様:02/03/28 15:25 ID:8FJbLQGB
ツルタロJrの鋭い右フックが節子の顔面をとらえた! 朦朧とする節子・・・
客席の景子がゲキを飛ばす。「節子ー、相撲技を使うのよぉぉ!!」
「はっ!私も一度は“非デブ山”を名乗った女、こうなったら・・・」 節子は
“クルクル舞の海”で攻撃をかわした! フターゴヤマとは全く関係のない技だった。
節子は華麗に舞った。そのステップはパパイヤとモトヤが程好くブレンドされていた。
ツルタロJrが怯んだところに攻撃した!突っ張り!突っ張り!突っ張り!突っ張り!
910 :
可愛い奥様:02/03/28 16:19 ID:03qubFb2
「どうしたら子供ほしいと思えすかぁぁ〜〜!!」
「あんたっ!!負けるんじゃないよ」
そして、大吉もやっと駆けつけて来た。
「張り手はどうしたっ、節子張り手はどうしたっ!!」
911 :
可愛い奥様:02/03/28 16:29 ID:ij3jb7Uh
パン!パン!パン!
節子の素早い張り手が飛んだ!
ツルタロJrは、ひっくり返った。
パンパンと言う音を聞きつけた叶姉妹が
「あ〜ら、わたくし達のこと、お呼びになりました?」
と、観客席から節子に問うた。
「うるさいんじゃ〜!!ぼけえ〜〜!!!!」
節子は叶姉妹にも張り手をして、再度ツルタロJrに向かった。
912 :
可愛い奥様:02/03/28 16:50 ID:1LdvVUC7
!!? おケツ打った!!
913 :
可愛い奥様:02/03/28 19:23 ID:03qubFb2
「まあっ!全身全霊をかけて手入れしているこの、ゴージャス・バディに
なんてことさるのっ!!」
「ああっ!プリプリキュッのわたくし達の尻がっ。」
914 :
可愛い奥様:02/03/29 00:20 ID:Kg8+1uS7
「あざになってたらしょうちしませんわ!!」
怒る叶姉妹。
節子は勝ち誇ったように
「ふん、どうせ全身整形美人なんでしょ、私や尊子のように素で勝負なさいよ!」
と、そこへデヴィもリングに駆け上がり、
「子供ほしいと思えすかぁぁ〜〜!!私も整形なら誰にも負けませんわ!」
と人差し指を高々と上げながら叫んだ。
観客席にはいつのまにか山梨の高校生、マサールも見守っている。
915 :
可愛い奥様:02/03/29 02:49 ID:/OYRdO5+
「なんですってえぇぇ?!」 叶姉妹の全身は怒りで震えていた。
中でも美香の乳はぶるんぶるん震えていた。それを食い入る様に見つめるマサール。
その時、人差し指を高々と上げたデヴィが叫んだ!
「1、2、三瓶ですっ!!」
916 :
可愛い奥様:02/03/29 07:56 ID:rn3+3ux2
「2、2サンバ!あーはははははっ!」
と、ヒローミGOがデヴィに続いた。
917 :
可愛い奥様:02/03/29 08:05 ID:YIMgJ7ev
節子はそんなバカな観客席を放っておいて、気合を入れた。
「つ、シパーフ、かゆうま、宇摩田老おおおおおお!!!!!!」
あらためてツルタロJrに向かって、リングに進んだ。
観客の既女達は、大歓声を送っている。
918 :
可愛い奥様:02/03/29 09:34 ID:Nblq2ANg
「子供ほしいと思えすかぁぁ〜〜!!」
既女たちのコールがやまない中、節子はそれに答えるように大きくうなずいた。
そして、ツルタロJrめがけて痛烈なパーンチ!!
崩れるようにマットに倒れ込むツルタロJr。
919 :
可愛い奥様:02/03/29 09:44 ID:rn3+3ux2
「子供ほしいと思えすかぁぁ〜〜!!」
「あんたっ!とどめのパンチだよっ!!」
920 :
可愛い奥様:02/03/29 11:17 ID:I3ymR7ah
ばっこぉぉぉ〜〜〜ん!!
ツルタロJrは起きあがれなかった。
節子は乱れた髪をかき上げ、言った。
「終わったわ。 あなた、無理に起きあがらなくていいのよ。」
そして観客席をむいて叫んだ。
「思えすか思えすかってウザイわよ!!本当に悩んでるヒトもいるんだから!
わかった? わかったら拍手!わたしは勝ったのよ!」
・・・一瞬会場は静まりかえり、そしてだんだん拍手が沸き上がってきた。
しかし!節子の後ろでツルタロJrが・・・!
921 :
可愛い奥様:02/03/29 11:24 ID:zMXvDdHE
「飛ビマス、飛ビマス!」と叫んで大きくジャーーーンプ!!そして、
922 :
可愛い奥様:02/03/29 11:30 ID:YIMgJ7ev
節子のタプンタプンの腹に痛恨の一撃!!!!!
「ボヨヨヨヨ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!」
ドサッッ・・・・
そしてツルタロJrは力尽きてリング上で失神した。
節子は何食わぬ顔で鼻くそをほじっている。
923 :
可愛い奥様:02/03/29 13:43 ID:rn3+3ux2
「アンタが鼻くそほじっちゃだめじゃないのさ。あたしだよ、
鼻くそほじるのは」
と尊子も隣で、鼻くそをほじり始めた。
924 :
可愛い奥様:02/03/29 13:45 ID:CCg/LUMQ
「もう。終わりにしない?
この小説も・・・」
925 :
可愛い奥様:02/03/29 15:21 ID:9xaiLzXJ
Love is over....
悲しいけれど・・終わりにしよう・・・
きりがないから・・・・
Love is over が流れてきた。
「もう、やめましょう。こんな無意味な戦い・・」
926 :
可愛い奥様:02/03/29 15:27 ID:YIMgJ7ev
「そうね、あと74で1000だもんね。」
と、節子は尊子に言った。
二人は互いに肩車をし合った。
「既女の皆さんに挨拶しなくてはね」尊子もそう言った。
二人とも憑きものが落ちたように、マターリマターリしていた。
927 :
可愛い奥様:02/03/29 15:28 ID:9xaiLzXJ
そこにムネヲが戻ってきた。
「節子!!やっぱり俺は、節子じゃなきゃ
だめなんだ!」
928 :
可愛い奥様:02/03/29 15:31 ID:isYhfS3a
「私たちは幸せでしたぁ〜〜!!明日からはふつーの熟女になりますぅ〜〜!!」
そういうなり二人は抱き合いオイオイ泣き崩れた。
ムネヲも泣きながら拍手を送っている。
竹原も花束を渡そうとリングに駆け上がってきた。
929 :
可愛い奥様:02/03/29 15:33 ID:9xaiLzXJ
そしてムネヲもリングに上がった。
「節子・・・」
「ムネヲさん・・」
そして、二人はくちづけを交わした。
930 :
可愛い奥様:02/03/29 15:36 ID:YIMgJ7ev
大吉は二人のくちづけを横目にしながら、尊子に駆け寄り
抱きしめディープキスをした。
しかし尊子は涙と鼻水でぐしゃぐしゃだったので、大吉は
吐きそうになったが我慢した。
ムネヲと節子はいんぐりもんぐりしている。
931 :
可愛い奥様:02/03/29 15:42 ID:9xaiLzXJ
「結局、これが、わたしたちの目指していた
道なのね・・・」
節子はつぶやいた。
「もう何も恐れないわ。わたしはこれからムネヲを愛して
行く。」
932 :
可愛い奥様:02/03/29 15:48 ID:GbL++uLn
「もうすぐこのスレも終わってしまうの? そ、そんな・・・」
今まで節子や尊子、その他大勢を暖かく見守ってきた人たち、そして
その登場人物たちに命を吹き込んだ常連の既女はショックを隠しきれなかった・・・
ある者は卒倒し救急車で運ばれ、ある者は怪しげな新興宗教に救いを求めた。
933 :
可愛い奥様:02/03/29 15:53 ID:9xaiLzXJ
「みんな私達のことを見守っていてくれたのね。。。」
尊子が言う。大吉は彼女の唇を離れると吐いた。
おええええーーーーーーーぇぇぇっ!!!!!
934 :
可愛い奥様:02/03/29 15:54 ID:isYhfS3a
「終わってしまったら、これから何を生きがいに生きていくのよぉ〜〜!」
と泣き叫ぶ既女達。
走馬灯のようにかけめぐる登場人物たち。
「このまま終わってもいいと思えすかぁぁ〜〜!!」
叫ぶ既女・・・
935 :
可愛い奥様:02/03/29 15:55 ID:9xaiLzXJ
「大丈夫よ。新しいネタ考えてるし。
今度は大恋愛物にするわよ。」
1が言った。
936 :
可愛い奥様:02/03/29 15:56 ID:EsCvpTss
その時!彼女の前に現れたのは10年前にわかれた恋人だった・・・
937 :
可愛い奥様:02/03/29 15:57 ID:bXive4KE
「もう、新しい展開は無しです。
936になってるんだから。」
節子がそう言うと936で現れた恋人は去っていった。
938 :
可愛い奥様:02/03/29 16:00 ID:YIMgJ7ev
「いやよ〜〜〜〜!!!!」
既女達は号泣していた。
スレ立てるだけ立ててどっか行ってしまった1を憎んだが
もうあとの祭りだった。
「パ、パ、パート2をですね(語尾尻上がり)」
ムネヲがつぶやいた。
既女達は一斉にゴクリと唾を飲み込み、次の言葉を待った。
939 :
可愛い奥様:02/03/29 16:01 ID:bXive4KE
「つくろう!」
「私はずぃみんとうを離れました!
今度わたすぃはパート2を立ててそこの党首となります。」
ムネヲは叫んだ。
940 :
可愛い奥様:02/03/29 16:08 ID:YIMgJ7ev
「やったーーーー!!!」
「パート2が出来るのねーーー!!」
「高温期のみなさま〜〜〜」
「つぶやけーーーーーー!!」
「おながい様ーーーー!!」
既女達は口々に叫んで喜びを全身全霊で表現していた。
941 :
可愛い奥様:02/03/29 16:10 ID:r8z2kzRU
「ありがとう!ムネヲ!!」
「ムネヲもいいとこあるじゃない!!」
既女達の中から自然と拍手がおこり、
「ムネヲ!ムネヲ!」
とコールが止まない。
中には感激のあまり日の丸の旗を振りながら泣いている既女もいる。
942 :
可愛い奥様:02/03/29 16:27 ID:EsCvpTss
響き渡る歓声の中、ムネヲはあの記者会見の時とは違う、本当に心からの
涙を流したのだった。「私は、私はぁーーーーっ・・・!」万感の思いが
ムネヲの中を駆け巡り、涙はとめどなく溢れ出す。「私はみなさんの為に
自分の命をかけて次スレを立てる所存でありますっっっ!」
943 :
可愛い奥様:02/03/29 16:29 ID:ikX4HLkl
もろもろの借金返済や慰謝料の為に、プロボクサーを決意した節子は、
熱戦の末、ついに初戦突破を果たした。
これからプロボクサーとして活躍するだろう。いや、活躍して欲しい。
物語を見守ったキジョの為に。死にものぐるいで稼ぐのだ。
節子の物語は、このスレが1001を迎えた時に永遠になるだろう。
もし、似たような物語スレが立ち上がったとしても、
それはまた別の話だ。
ああ、なんて感動なクライマックスなんだろう。
淀川ナガハールも目を潤ませている。こはたのあっちゃんも踊っている。
944 :
可愛い奥様:02/03/29 16:40 ID:EsCvpTss
キングオブキモイ3人組も肩組み合って嬉しげに揺れている。
945 :
可愛い奥様:02/03/29 16:42 ID:YIMgJ7ev
ガクトは相変わらず股間のカップの修理をしながら、
のど飴をなめていた。しかし、目から光る熱い涙を
既女達は見逃さなかった。
946 :
可愛い奥様:02/03/29 16:45 ID:GbL++uLn
オリンピックの日の丸おじさんも現れ、旗を振り上げ歓喜した。
GOもひろみ節を効かせて国家斉唱。 会場は静寂に包まれた。
涙を流して聞き入る既女たち。右手は自然に己の胸に・・・
マサールだけは叶姉妹の胸に手を伸ばし、思いっきりゲンコをくらっていた。
947 :
パート2は新ストーリーですか?:02/03/29 16:48 ID:EsCvpTss
しかし平穏な日々は長くは続かない・・・まるで悪魔に見入られたとでも
言う他ない、節子という女はその情熱ゆえにこれからも様々な苦難に
直面していくのである・・・
948 :
可愛い奥様:02/03/29 16:51 ID:YIMgJ7ev
「いいのよ、パート2は新ストーリーなんだから」
節子は安心した顔で尊子と共に鼻くそをほじっていた。
949 :
可愛い奥様:02/03/29 17:32 ID:rn3+3ux2
「あ゛ーおなかすいた。そろそろ夕飯の時間だよ」
「節子、はなみずガビガビ頭のシャンプーしてあげるよ」
鼻くそほじっていた節子は、頭をさわって
「あらら、コリャがびがびだわ。ひとつ、フクーヤマ頼むわ」
950 :
可愛い奥様:02/03/29 17:52 ID:YIMgJ7ev
「あと50だよ、節子」
フクーヤマは、そう言いながら節子の髪をシャンプーしてやった。
「誰が50才やあっっっっ!!!!」とハゲシク誤解した節子は
フクーヤマを投げ飛ばし、また鼻くそをほじり出した。
951 :
可愛い奥様:02/03/29 18:05 ID:ALJYq2Sh
その時節子は目が覚めた。
全て夢だったのか・・・。
952 :
可愛い奥様:02/03/29 18:18 ID:fYs14S5S
「あら?ムネヲは?尊子は?みんなどこへいってしまったの?」
節子は「メガネメガネ」とやっさんの物まねをしながら枕もとのメガネをはめた。
953 :
可愛い奥様:02/03/29 18:19 ID:7JHwIPv9
「なんだ・・夢だったのか・・疲れたでしかし」
節子はやすしのモノマネする自分にしばし酔いしれた。
954 :
可愛い奥様:02/03/29 18:34 ID:5aeupzh6
「さてと、シャワーでもあびるか、と」
と言いながら、股間をまさぐる節子だった。
955 :
可愛い奥様:02/03/29 18:38 ID:7JHwIPv9
「たまらん〜たまらん〜たまらんぜ〜
たまらん〜こけたら〜みなこけた〜」と歌いながら
シャワーを浴びようとしたら設定温度が75℃に!
956 :
可愛い奥様:02/03/29 18:41 ID:SwV57hwh
「んぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜0ロ0!!!」
全身真っ赤になったまま急いで水を浴びた。
そのまま倒れるようにお風呂場から出たものの
痛くて痛くて拭けない・・・・
「デニ〜〜〜〜〜〜ルォ!!!」叫ぶ節子であった。
その時!!
957 :
可愛い奥様:02/03/29 19:24 ID:rn3+3ux2
「セツコサーン、ダイジョブデスカ?ヤケドシタラ、ワタシガクスリ、ヌッテアゲマス」
とハリウッド・スター・デニーロが唐突に風呂場に入って来た。
全身真っ赤の素っ裸の節子は、絶句して、すっぽんぽんのまま
デニーロと向いあって立ちすくむのであった。
すると、
958 :
可愛い奥様:02/03/29 21:44 ID:euVpREjX
デニ−ロだと思っていたのはデニ−ロ似の佐川急便の兄ちゃんだった。
「どうしてここに?!」
「・・・鍵が開いていたもので。」
「奥さん、以前から貴女が・・」
959 :
可愛い奥様:02/03/29 21:58 ID:YIMgJ7ev
そう言うと佐川兄ちゃんは節子のタプンタプンに太った身体に
まんべんなく軟膏をペタペタ塗り始めた。
「はやや〜〜〜、ヤケドの痛みが消えていったわ」
節子は素っ裸の身体に真っ白な軟膏を塗ってもらい、まるで
巨大な大福餅のようになっていた。
「さあ!これでよし!じゃね、奥さん。毎度有りー」
佐川兄ちゃんは爽やかに立ち去った。
960 :
可愛い奥様:02/03/29 22:03 ID:euVpREjX
「以前から・・何だったんだろう・・?」節子は
大きな顔を真っ赤にしていた。
「オクテなのね( ´,_ゝ`) プ」
と、その時、節子は家賃の振り込みをしに行かなくては行けない事に
気付いた。せっかく佐川の兄ちゃんに軟膏を塗ってもらったのに・・。
961 :
可愛い奥様:02/03/29 23:00 ID:rn3+3ux2
「服をこの状態じゃ着れないわ。いいや大福もちが振込みに
来たと、どうせ人は気にしやしないわ」
と、大福餅状態で、銀行にむかった。今ごろ大福餅になっていて
あと40後は大丈夫なのかと、不安になる大福節子であった。
962 :
1からのお願い:02/03/29 23:11 ID:YAfaMN/A
奥様リレーは1スレ1話です。1000の方が完結させてください。
奥様リレー2では、また別のストーリーでお願いいたします。
それでは、続きをどうぞ。
963 :
可愛い奥様:02/03/29 23:19 ID:YIMgJ7ev
ズシン、ズシン、ズシン・・
「ママー、大福餅が歩いてるよ〜〜〜」
「見ちゃダメ!知らん顔しなさい!!」
「はい、ママ・・・」
節子は大福餅のままで、往来を闊歩していた。
「え〜と、郵便局、郵便局・・・あったわ!」
節子は郵便局のATMを軟膏でベタベタのヌルヌルにしながら
振込みを終えた。
春らしいそよ風が節子の白い巨体を吹き抜けていった。
964 :
可愛い奥様:02/03/29 23:28 ID:zZ6qrE+w
そこに突然の雨
>>962 マジでここの1?
ここまで行った感想を聞かせてよ(w
966 :
可愛い奥様:02/03/29 23:57 ID:rKzGRMsY
節子は雨に打たれた。
「みんな・・・私を愛してくれたみんな・・・
ありがとう・・・。わたしは、旅立ちます。」
隅田川に立った節子は飛び込もうとする。
そこにムネヲが・・
「節子、行くときは僕も一緒さ。」
967 :
可愛い奥様:02/03/29 23:59 ID:zZ6qrE+w
「私も一緒ですよ、ムネオさん。お母さんだと思ってください」辻本が言った
968 :
可愛い奥様:02/03/30 00:00 ID:H5lQbZ0a
「辻本先生。あなた、これは全国の2ちゃんヲッチャーが見てる
んです。そういう言葉は控えていただきたい。」
969 :
可愛い奥様:02/03/30 00:20 ID:LKrbmc/V
「嘘つき・・ずっと一緒だって言ったじゃない!!」清美は泣きじゃくった。
「辻本先生、どうして嘘つきだとかそういう事が言えるのか!撤回して頂きたい!」
ムネオと辻本のやりとりに完全に節子は置いて行かれた。
970 :
可愛い奥様:02/03/30 00:42 ID:SDp90E7z
雨で難航が流れ落ち、大福餅から戻った節子は家に帰ろうと想った。
鳥ハムを使ってホットサンドを作ろう。
美味しいコーヒーもたてよう。
のんびりしよう。
だって、わたしはキジョだから。
971 :
可愛い奥様:02/03/30 00:44 ID:E7tkzSUl
節子は気を取り直初めての恋人、ニカウに会いに行くことにした。
「そう・・・私を女にしてくてたのはあの人だった・・・」
成田に急ぐ節子の目に飛び込んできたものがいた
「あ!!あなたは・・」「せ・・・節子」
目を潤ませて熱いまなざしで節子を見つめるその男。
「・・・お久しぶりね、ルー」
かつて大恋愛の末結婚目前であったルー・大柴がそこには立っていた。
「何をしてるんだい?お茶でもどぅ?チュゲザーしようぜ!!」
「ええ・・・変わらないわね」
「いや、変わってないのはおまえだ!節子!!!!」
そう言うとルーは節子の手をとり昭和記念公園まで連れていった。
「さ!いくぞ!!!」
ボンボンボン!タッタッタ!!ボボンボン!!
汗を飛び散らせ、一心不乱に和太鼓を打ち続ける二人。
「おかーさん、何してるの?あの人たち」
「しっ!行くわよ」
節子は打った!手が腱鞘炎になるまで打った!!
972 :
難航→軟膏 ゴメソ:02/03/30 00:44 ID:SDp90E7z
歩き出す節子の後ろで、キヨーミとムネオの影が重なった。
973 :
可愛い奥様:02/03/30 00:47 ID:LKrbmc/V
数日後、節子のもとに一通のエアメールが届いた。
ニカウからだった。
その内容は衝撃的なものだった。
節子がずっとニカウだと思っていた男は、ムネオの私設秘書
ムルアカ君だったのだ・・。
974 :
可愛い奥様:02/03/30 00:58 ID:9CqIwfTS
「なんてことなの・・・。今までニカウだと信じていたのに、あんまりよぉぉ〜〜!!私の青春返せぇぇ〜〜!!」
悲しみに打ちひしがれる節子。
そこへ仲良く手をつないでキヨミ&ムネヲがスキップしながら
「疑惑のデパートルンルンルン♪疑惑の商社ムネヲらんらんらん♪」
と歌っている。
「あんたのしわざね!!キーッ!よくもだましてくれたわね!ムルアカだったなんて。」
と叫ぶ節子。
975 :
可愛い奥様:02/03/30 01:02 ID:R4Ful7bY
節子の手には包丁が。
976 :
可愛い奥様:02/03/30 01:04 ID:LKrbmc/V
清美の口には出刃が
977 :
可愛い奥様:02/03/30 01:11 ID:E7tkzSUl
「私はそんなつもりじゃ・・ム・・ムネヲ!何か言ってやって!!」
「ぅおおっ!清見!?わ・・分かった!き・・君!そんな事しても北方領土は帰ってこんよ!!」
「いらね〜んだよおぅ!どおぅ〜でもいいんだよおぅ!!もう行った事も見たことね〜島なんかよぅ!」
「せ・・節子!何てこと言うんだ!私があれ程頑張ってロシアと話し合いはもちろん北海道の方たちみなさんに・・あっ!!!」
節子達の前に馬鹿でかい大きな男が逆光を浴びてこちらに向かって来た。
「拳士郎!!」
「うぉぉぉりぅやぁぁ!!」
「ひぃ」
「アタタタタタタタタタたーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
「な・・何をする・・うっ・・ヴ・・ヴァルォオオーー!」
「お前えはもう、死んでいる」
「ひでぶっ」
とうとうムネヲは死んだ。
残された清美と節子は拳士郎を見つめていた。
「ユリア・・」
が、そのまま拳士郎は何もなかったように二人を背に言ってしまった。
978 :
可愛い奥様:02/03/30 01:12 ID:LKrbmc/V
と思ったらただの出歯だった。片手に赤旗新聞を握り締め
辻本が清美に襲いかかった。
979 :
可愛い奥様:02/03/30 01:17 ID:MR/uq9ky
971 名前:可愛い奥様 :02/03/30 00:44 ID:E7tkzSUl
977 名前:可愛い奥様 :02/03/30 01:11 ID:E7tkzSUl
↑長いだけですごいつまんにゃい。
980 :
ID:E7tkzSUl :02/03/30 01:20 ID:E7tkzSUl
シュマン(TT)
981 :
可愛い奥様:02/03/30 01:25 ID:bfQrGkJD
>980
どんまい。
>982
続きからどうぞ
982 :
可愛い奥様:02/03/30 01:28 ID:9CqIwfTS
辻本が清美に襲いかっかったってあんた、自分で自分を襲うのかいっ!!
とキヨミは心の中で思った。
「そんな事できると思えすかぁぁ〜〜!!」
歯を剥き出しにして吠えるキヨミ・・・
983 :
可愛い奥様:02/03/30 01:33 ID:azyh/EIn
と、その時思いもしない展開が〜
984 :
可愛い奥様:02/03/30 01:40 ID:JU0lq43X
壊れ始めた辻本、どうしたら清美に襲いかかれるのかを
考えすぎてノイローゼに・・・。
記者会見を開き、辻本を辞めることを表明。
「ムネオさんにも辞めてもらいます」とまたしても意味不明の発言。
985 :
可愛い奥様:02/03/30 01:56 ID:gzUmqaRs
「こんな時でも お腹が空く・・・あぁ、カレーが食いたい。」
986 :
可愛い奥様:02/03/30 04:40 ID:ubJkQlvh
「こんな時間に目がさめちゃって、歳のせいねぇ。尊子ちゃん
さっきあぁ、カレーが食いたいとか言ってなかったかしら?」
しかし、尊子の返事はなく、気配もない。節子は不安になった。
そして叫んだ、近所迷惑もかえりみずに。
987 :
可愛い奥様:02/03/30 06:12 ID:h25ePTaP
辻元41歳 色気では扇のババアに負けるけど
アタシのほうが若さでまけまへんで〜
みてよこんなに歯茎もピンク色よっ!
だけど
選挙できっと返り咲くわ
テレビ局を使って あたしが出たら視聴率がとれるんだから
社民党もアタシを邪険にすると秘密をばらされるんだから
一連托生よ
宗男「いや それがですよ辻元先生 今あなたをだすと
テレビ局は肩をもったとたたかれますからなあ 楽観するのは
いかがなものか ははは」
加藤コーイチ「僕ちん東大でのエリートなのにどうして
辞職しなきゃいけないわけ?ひどいわひどいわん」
中川智子社民党議員「みなさん聞いてください私の初体験のお話ですが・・」
公明党「それはいかんざき!!」
988 :
可愛い奥様:02/03/30 08:24 ID:ltC57Y5u
わけのわからない辻元、加藤、ムネヲ達を放っておいて
スタコラサッサと節子は自宅に帰りついた。
「雨で軟膏も洗い流せたし、ヤケドも治ったわ」とつぶやいて、
尊子にメールをしようとPCを開いた。
「
[email protected] 確かこんなアドレスだったわね」
カタカタカタ・・・・メールを打ち始める・・・
989 :
可愛い奥様:02/03/30 08:32 ID:ltC57Y5u
********************************
尊子ちゃん、カレーうどん食べる時は鼻水に気をつけてね(^_^;)
私は、もうじきこのスレが終わるので寂しいわ(ToT)/~~~
by 節子
********************************
「これで良いわ。送信、えいっ」カチッ!
メール送信後、節子は2ちゃんも覗いて見ようとクリックした。
カチッカチッ!
990 :
可愛い奥様:02/03/30 08:39 ID:RrAtSLsy
not found
そこにはそう書かれているだけだった・・・
991 :
可愛い奥様:02/03/30 08:44 ID:ltC57Y5u
「あら?おかしいわね。私の大好きな既女さん達が待っててくれてる
はずよ」
「もう一回!えいっ!」
カチッ!!
992 :
可愛い奥様:02/03/30 08:48 ID:vB4qIvpp
そこへ大吉が
「節子ー、コーヒーが入ったぞ。 お茶の時間だ。」
993 :
可愛い奥様:02/03/30 08:51 ID:RrAtSLsy
「ちょっと待ってくださいな。
もうすぐ1000なんですよ。
1000ゲトズサをしなきゃならないんですよ。」
節子は大吉に少しだけ甘えた声で答えた。
994 :
可愛い奥様:02/03/30 08:52 ID:ltC57Y5u
節子と大吉のほのぼのした夫婦生活が戻ってきた。
995 :
可愛い奥様:02/03/30 08:52 ID:vB4qIvpp
何言ってんだ、おまえの好きな鳥ハム入りホットサンドが
焼きたてだというのに・・・
結局最後はこれか、と大吉は苦笑いしながらため息をついた。
996 :
可愛い奥様:02/03/30 08:53 ID:KbFBbsD7
すでに独立し、各々の家庭を持つ5人の娘達も集まってきた。
997 :
可愛い奥様:02/03/30 08:54 ID:RrAtSLsy
「節子、もう既婚女性板とやらはいいのかね?」
大吉はコーヒーを啜る節子に尋ねた。
節子は少し考えてから、顔を上げてにっこり微笑んだ。
「ええ、」
998 :
可愛い奥様:02/03/30 08:54 ID:vB4qIvpp
さようならみなさん、楽しかったわ・・・ と、節子。
999 :
可愛い奥様:02/03/30 08:55 ID:vB4qIvpp
でも最後に・・・・・
1000 :
可愛い奥様:02/03/30 08:56 ID:RrAtSLsy
節子は家族を一人一人見つめながら言った。
「1000げとずさー」
1001 :
1001:
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