★千と千尋の神隠し 其の16☆

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57名無シネマさん
>>47
その湧き水の水をすくって飲む千尋。
そのとたん、トンネルの向こうでのことが鮮やかに思い出される。
そして、はっと気付いて湧き水を覗き込むと、そこには千尋の顔ではなく、見覚えのある少年の顔が映っていた…
そのことが信じられず、しばらく呆然とする千尋。しかし、やがて口を開き、
「ハク…約束守ってくれて、ありがとう」とつぶやき、目から涙が落ちる。
その落ちた涙のせいか、ハクが少し微笑んだように見えた次の瞬間、水面ににわかに波が立ち、大量の水が噴出してくる。
思わず腕で顔を覆う千尋。やがて水の噴出がやみ、霧のように残る中、そっと前を見た千尋の目に入ったもの。
「……ハク………」「………千尋………」
なんて感じにするんじゃないか?