FF映画について秋までマターリと語るスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
884コンテンツ
恐ろしいまでの自己完結のシナリオで
映画自体の出来栄えに自信満々。
そのために致命的ともいえる宣伝戦略をとっているSと
せっかく日劇チェーンでかける映画だというのに
歴史的な大コケにおびえる
というか、とっくにラッシュアワー2に
重心を置き換えてFFなんて知らーんのG

漏れもまさかここまでひどいとは思わなかった。
コンテンツ産業という意味では
非常にSのとった冒険路線には
さすがはベンチャー、という感じで拍手していた。
大体、ゲームで稼いだお金を上手いこと費消しないと
殆ど税金で持っていかれるわけだから
アメリカに法人作って、映画制作にジャブジャブと
お金をつぎ込んだのは悪い選択ではない。
コケたって、そこそこ取り返す方法はいくらでもあるわけだし、
今後10年のことを考えたら、CGで全編映画を作るというのは
抱え込んでいる技術者集団のスキルアップという意味では
まずい投資ではない。教育するためだけを目的に金を注ぎこんだって
若い技術者がそんなにレベルアップするものではない。
というか、ボーっとしていたら軒並み引き抜かれるわ。
それよりも優秀な人材をSの放牧地の中に囲い込んで
生産性を求めずに好きなことを、壮大な目標の下取り組ませるというのは
なかなかしたたかだなあ、とは思う。
実際に細かいレベルでの場面場面のCGの使い方は実践で覚えるしかないんだから
今回のFFで取り組んだ実績には高い価値がある。
つくったものと言うよりは、創っていく過程に価値がある。
それで、評価していたし、実際に見てみて技術的にはかなり良かっただけに
見る価値ありという判断だった。
今後の映画をいろいろと見ていく上でも、今回のCGをスクリーン上で見ておくのと
見ていないのとでは、映像技術を語る上でも欠かせないという気はする。
一般観衆が見るという意味では、個人の趣味の好き好きで判断すればよいことで
何も無いが、
映画ヲタを自覚する人であるならば、見ておいたほうがいいと思う。
そういう気持ちでした。

それにしてもこの宣伝の仕方は全く気に入らない。