1 :
名無シネマさん:
昭和20年7月26日:
鈴木貫太郎首相(笠智衆)、ポツダム宣言の対応について記者会見。
記者団の執拗な追及をかわして「回答する必要を認めません」と言った。
それが海外に配信されると「黙殺」「拒否」と受け取られ、
終に運命の8月6日を迎えるのであった。
日本の政治・歴史ドラマ不朽の名作「日本のいちばん長い日」を
映画の時間と現在の時間をシンクロさせながら語ってくだされ。
※8月15日を超えたら「小説吉田学校」スレに移行する予定。
あははははははははッ!!(・▽・)
3 :
名無シネマさん:2001/07/26(木) 06:44
岡本喜八は昭和20年当時どこにいたんだろう?
4 :
名無シネマさん:2001/07/26(木) 07:02
軍人の三船敏郎が切腹するシーンを見て濡れちゃった。
5 :
加藤あい:2001/07/26(木) 07:04
/⌒ヽ⌒ヽ
Y
八 ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( __//. ヽ,, ,) / こんばんわ!
丶1 八. !/ \_____
ζ, 八. j
i 丿 、 j
| 八 |
| ! i 、 |
| i し " i '|
|ノ ( i i|
( '~ヽ ! ‖
│ i ‖
| ! ||
| │ |
| | | |
| | | |
| ! | |
| | ‖
/ ヾ
/ ヽ
この映画を抹殺したいサヨ厨が一人紛れ込んでいると思われ。
8 :
名無シネマしさん:2001/07/27(金) 03:19
おお、こういうスレがいつのまに?
もったいないからアゲよう。
ものの本には昭和天皇が役者が扮して映像に登場した最初の作品とあるな?
天皇が登場する時のものものしい演出とかもそういう時代だからなんだろうなあ。
あと俺的にはどっちかっていうと右翼な方だと思うけど、この映画スゲエ好き。
作者は旧軍も当時の政治家も大嫌いなんだろうけど、あまりに気合いれて演出
しているせいで、逆に軍人がムチャクチャカッコ良くて立派に描かれてしまって
いる(笑い)。
岡本喜八自身は左翼よりの人間なはずで、作品としての出来はさておき、
こういう映画になってしまった事に内心忸怩たるものがあるかと思うけど、
喜八さんに聞いてみたいね。
9 :
名無しを消しちゃえ:2001/07/27(金) 03:37
>>8 その忸怩たる思いが「これではイカン」とばかりに、監督に「肉弾」を
作らせた。しかも自主制作で。落とし前の付け方、見事やね。
でも、この年(昭和42年)は、盗宝系で最も興行成績のよかった
「日本のいちばん長い日」と、最も不入りだった「殺人狂時代」の両方を
撮ってるんだよな。しかも、どっちも代表作。極端な人だよね、
10 :
名無シネマしさん:2001/07/27(金) 04:28
「殺人狂時代」と同じ年か!
WOWOWで観たけど、あれは今にして思うと早すぎた傑作だよなあ。
でも不入りというのも分るよ。
日本ではブラック・コメディはヒットしないからねえ。
「日本の…」はビデオでしか観てないんで、映画館でもう一度みたいね。
去年だったかラピュタ阿佐ヶ谷でやったらしいけど、近所なのに観逃した。
ニュー・プリントでロードショー公開とか無理?
昔大ヒットしたんなら今リバイバルしてもそこそこヒットするんでないか
と、思うんだが。
11 :
大日本名無し調節審議会:2001/07/27(金) 16:36
>>10 >>9です。「殺人狂時代」は前年に完成してたけど、盗宝カラーとは相容れない
ものができてしまったために、「水準以下である」との理由で、首脳部から
オクラ入りとされ、この年の2月にひっそりと公開された。「日本のいちばん
長い日」は当初、小林正樹監督で進められていたが、完全主義が災いして準備に
時間をかけすぎ、遅々として進まず。で、岡本監督に白羽の矢が立ったが、監督は
「日本の〜」を仮想的として、「肉弾」の脚本を書いていたというから皮肉やね。
12 :
名無シネマさん:2001/07/27(金) 16:43
確か小林桂樹の徳川侍従長を見て
宮内庁の入江相政が「似てない」って岡本喜八に言ったら
「そっくりショーやってんじゃねえんだ」と怒鳴り散らした
エピソードは有名。
13 :
名無シネマさん:2001/07/27(金) 16:46
岡本喜八にとって不本意な作品ほど燃える天本英世ってどうよ?
14 :
大日本名無し調節審議会:2001/07/27(金) 16:53
この映画と同じ、盗宝創立35周年作品の一本、成瀬巳喜男監督の
「乱れ雲」に、主人公の加山雄三の上司役で出演している中丸忠雄に
注目。なぜか、ビジネスマンらしからぬ坊主頭に違和感あり。これは
たぶん、「日本のいちばん長い日」で丸刈りにした髪の毛が、
まだ伸びてなかったんだね。
15 :
:2001/07/27(金) 18:21
□ □
_| ̄|_ / ̄└―‐┐
| | / ┌┐ ┌ __
 ̄| | ̄ └‐┘ / / |_ _| ___
| ̄|. | | | ̄| / / _| |_ | |
 ̄ .  ̄  ̄  ̄ ̄ |___|  ̄ ̄
mm __‐⊂⊃‐__
| 川 | ⊂ l ⊃
| | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
L__」 | | ∩_∩ | |
| | | | ⊂___⊃ | |
| | |L__―――――_」|
| L____/\_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/\
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
| | ∩ | \
L____| ∈三 \_| |
| ∈三 | |
| \|____/
| |
16 :
名無シネマさん:2001/07/27(金) 19:25
みんなよく知ってるなあ!
でも当時としても東宝中心にオールスター集めたキヤストの豪華さは大したもん
だな、やっぱ。
今こういう映画撮ろうとしても役者を拘束できないから、不可能だろうね。
ドラマでみんな忙しいからね。
>>12 それいったら昭和天皇なんか全然似てないよ。
そっくりだったら逆の意味でヤバかったかもしれんけど(w。
17 :
名無シネマさん:2001/07/28(土) 13:34
あれって明治100年記念を翌年に控えていたから、豪華キャストが実現
したんじゃなかったでしたっけ?
木下恵介が東宝で撮った「懐かしき笛や太鼓」の予告を当時見ていたら
「明治100年記念」ってのがデカデカと出ていた記憶があるんだけど。
18 :
大日本名無し調節委員会:2001/07/29(日) 02:45
>>10 >映画館でもう一度みたいね。
朗報。横浜黄金町のシネマジャックで8月5日から、「最後の特攻隊」と2本立てで
上映されるよ。あと、「殺人狂時代」もフィルムセンターで8月から上映される。
>>12 >昭和天皇なんか全然似てないよ。
でも、この映画では手のアップや背面、ロングショットとか、天皇をはっきり描く
描写はしていないから、似てるも似てないもないと思うが。ちなみに当時の
宣伝では、そればかり似興味が集中することを避けてか、天皇役を松本幸四郎(先代)
が演じていることは、特に強調せず。同じ8・15シリーズ「激動の昭和史 軍閥」
ではもっとはっきり描かれている。
>>16 >今こういう映画撮ろうとしても役者を拘束できないから、不可能だろうね。
それ以前に、役者がいないから無理、無理。御大三船クラスはもちろんのこと、
血管もブチ切れよとばかりに絶叫する黒沢年男や天本英世、ニヒルな中丸忠雄、
果てはテロ集団を呆然と見送る表情が忘れがたい歩哨の小川安三に至るまで、
この映画は、実に「いい顔」の見本市みたいではある。今、こんな役者達が
いますか。
>>17 >明治100年記念を翌年に控えていたから、豪華キャストが実現
その点もあったと思うが、やはりこの年の10本以上あった盗宝創立35周年作品
の主力作品という面でしょう。藤本真澄と田中友幸という2大プロデューサーが
共同製作していることからも、力の入れ方がわかる。ちなみに二人の共同製作は
「日本誕生」「世界大戦争」「忠臣蔵」「五十万人の遺産」、そして本作の5本しか
ない。文字通りの超大作であったわけです。
19 :
名無シネマさん:2001/07/29(日) 02:46
天皇マンセーあげ
20 :
大日本名無し調節審議会:2001/07/30(月) 10:53
今日も暑いぞ! 背中一面にびっしょり汗をかきながら、自転車のペダルを必死に
こぐ黒沢年男age。
盗宝伝統、円谷流のミニチュア特撮が嫌いな岡本監督のこだわりはこの作品にも。
航空機や軍艦のシーンで、普通の盗宝戦記映画ならミニチュアで済ますところを、
当時の記録フィルムを使用。厚木航空基地の窓から見える飛行機でさえも、
記録フィルムを合成してる。よっぽど、ミニチュアが嫌いなりね。
21 :
名無シネマさん:2001/07/30(月) 21:16
もうすぐ横浜シネマジャックで上映するね
22 :
中田氏:2001/07/30(月) 22:18
黒沢年男のキレタ演技が笑いを誘う・・
23 :
名無シネマしさん:2001/07/30(月) 23:06
>>20 ラストの地球儀はミニチュアでは?
あそこで、ガクっと腰砕け。
佐藤慶のナレーションはいいんだけどな。
>>22 横浜かあ、むりだなあ、せめて都内なら行けるのに。
あとDVDってやっぱむりなんだろうね?
東宝ってほんと駄目企業。
24 :
名無シネマさん:2001/07/31(火) 00:05
同じ岡本喜八監督作品「沖縄決戦」に出てくる
高高度から見た沖縄の島々のシーンも
多分ミニチュア(マット画?)だけど素晴らしい出来だ。
かなり鬱入る内容だがこれも劇場で見てみたい。
25 :
大日本名無し調節審議会:2001/07/31(火) 01:37
>>23 オープニングの北半球もマット画だけど、まあ、本編のドラマと関係ないし、
ちなみに、ナレーターは仲代達矢。
>>24 「ブルークリスマス」の別スレでも書いたけど、「沖縄決戦」は、本当に特撮
(中野昭慶)の出番が少ない。沖縄本島の全景は確かにいいが、米軍機の爆撃を
俯瞰で見せるショットでは、すぐに「米軍機〇〇機」とテロップを被せてしまった。
さらに、戦艦大和の出撃と撃沈の場面では、記録フィルムっぽくセピア調であっさりと
描き、ミニチュア特撮のカタルシスは全く感じられない。やっぱり、この人は
ミニチュアが嫌いなんだよ。
26 :
名無シネマしさん:2001/07/31(火) 20:05
>>25 ナレーター仲代だっけか?
俺てっきり佐藤慶だとばかり思ってた。
それにしてもイマイチ盛りあがらないのは、観てる人が少ないせいか?
カキコしてんの、俺もふくめ数人みたいだし…。
あれほどの傑作を観ずして映画ファンを名乗るなかれ!
といいたいところだけどな、ビデオ屋にもあまりないしなあ(笑)。
27 :
名無シネマさん:2001/07/31(火) 23:42
これ最初に見たときは何も知らなくて
「よくこんな危ないストーリー思いつくよなあ」
なんて考えてたよ…
NHKなら「あの屈辱は忘れない!」とかいって
毎年この時期に放送してくれんかな。
28 :
名無シネマさん:2001/07/31(火) 23:46
うん、今時こんな映画観る奴いねーよ。
老人の想い出話みたい。
大学の映画サークルにだっていねぇですよ。
29 :
大日本名無し調節審議会:2001/08/01(水) 01:32
>>28 はいはい、夏休み厨房はとっとと帰ってね。だから、今どきの大学の映画サークルは
駄目なんだね。老人の想い出話でもなんでもいいが、まず観てから批判しろや。
古ーい話だし、歴史的な背景に興味はないかもしれんが、この映画は重厚な
サスペンスとして観れば第一級品だよ。「黒い画集 あるサラリーマンの証言」
「砂の器」など、推理映画の傑作を数多く手がけている橋本忍の脚本の緻密さ、
多彩な登場人物を混乱させることなく見事に描きわけ、最後まで緊迫感を
持続させる岡本喜八の映像テクニック。玉音盤をめぐる争奪戦としてみれば、
実にスリリングで、それこそ今ごろのハリウッド映画に負けない、ボリューム
とスケール感を持った傑作だ。
30 :
名無シネマしさん:2001/08/01(水) 10:05
>大学の映画サークルにだっていねぇですよ。
言い切っちゃうところがスゴイが(笑)この傑作を観てないことを、恥かしい
とも残念とも思わないところがなんともはや…。
こういうバカ大学生が映画館にどっと詰めかけて「パール・ハーバー」みたい
な映画がヒットしてるんだろうか?
31 :
名無シネマさん:2001/08/01(水) 10:54
今の若いのは邦画みてないんだよなあ。 喜八つったらレストランを想像するよ、多分。
32 :
大日本名無し調節審議会:2001/08/01(水) 18:44
ageていくぞ。岡本監督は演出を引き受けるに当たって、現場での作業がスムーズに
いくよう、全カットの画コンテを描いて撮影に臨んだ。盗宝系の監督はコンテ主義の
人が多く、岡本監督も普段から重要なシーンでは画コンテを描いていたが、全カットを
描いたのはこの映画だけ。監督が好きな白土三平の影響がわかる画で、なかなか楽しい。
この画コンテ集は一冊にまとめられ、後に「描いちゃ消し」という書名で出版された。
これを見ると、森師団長暗殺の切れ味鋭いモンタージュとか、全編ほとんど監督の
演出プランどおりに撮られていることがよくわかる。
33 :
:2001/08/01(水) 18:49
この映画は、海外配給されたことはないだろ、多分。
日本人にしか理解されないような内容だよね。
34 :
:2001/08/01(水) 18:52
原作の本と映画との相違点はあるの?
35 :
名無シネマさん:2001/08/01(水) 18:52
もうあと2千万!もうあと2千万の特攻を出せば
必ず!
36 :
名無シネマさん:2001/08/01(水) 18:53
割腹
37 :
大日本名無し調節審議会:2001/08/01(水) 19:10
>>33 60年代は、ロスやサンフランシスコなどに、日系人向けに日本映画を紹介する
盗宝の劇場があって、そういったところで小規模上映されたかもしれないが。
一般公開されたとは知らないし、海外の映画祭でも上映されてないと思うね。
まあ、内容が内容だけに、海外の観客には理解しにくいんじゃないの。
>>34 大宅壮一の膨大な情報量のノンフィクションを、映画的に時間軸を整理し、
うまくまとめてある。映画化に当たってさらに再取材しているが、
この時点では関係者に存命の人も多く、ぼかしている個所もあった模様。
>>35 二本柳寛の絶叫、ゾッとするね。
>>36 むふーーーっ、むふーーーっ!むふ、むふ、むふ!ふんぬ、ふ、ふ!
38 :
名無シネマさん:2001/08/01(水) 23:40
>>37 原作は最近(といっても2、3年前か)半藤一利氏の改訂版が出てます。
>>34 細かい点は忘れましたが、改訂版を読んだ限りでは相違点はなかったです。
自分が驚いたのはラスト近く、「サイドカーと馬」以降の出来事も
どうやら史実どうりだったことですね。
それから今年の春?にTBS系列でこの事件の特番をやってた記憶があります。
39 :
大伴ビル司:2001/08/03(金) 04:15
こういう傑作をお手軽に観れる環境が無いことが、邦画にダメなイメージを与えてる元凶なのだろう。
DVDで浸透宝のアレな戦争映画が山のようにリリースされているというのに、御大盗宝の動きはあまりにも鈍い。
売れるものしかラインナップしたくないんなら、「遊撃戦」みたいに喜八シリーズ出してるキングレコードに版権売ってしまえ。映画は観られてこそ価値があるのだ。
でもDVDが発売されても、モノクロの邦画とかバカ大学生君は絶対観ないだろーなー。
40 :
大日本名無し調節審議会 :2001/08/03(金) 14:25
今日も暑いぞ。明日から横浜シネマ・ジャックで上映記念age。
>>38 >原作は最近(といっても2、3年前か)半藤一利氏の改訂版が出てます。
30年くらい経って、ようやく半藤氏の名義になったんですよね。やはり、
当時は大宅壮一のネームバリューは絶大なものがあったんですな。
>「サイドカーと馬」以降の出来事も どうやら史実どうりだったことですね。
最後まで徹底抗戦を主張していた厚木航空基地の小園大佐(田崎潤)が持病の
マラリアで錯乱状態となったあと、部下たちが稼働全機でいずこかへと飛び去った
とか、佐々木大尉(天本英世)率いる横浜警備隊の学生たちは騒乱罪で逮捕されたが
大尉は時効までの14年間を逃亡したとか、8月15日以降も驚くべきエピソードが
たくさんありますね。
>>39 禿しく尿意! 大手の邦画旧作のDVD化には、著作権の問題が絡んでいて
なかなか難しい。新盗宝の場合は権利関係があやふやだから、各社ともどさくさ紛れに
出しているのです。盗宝はその点、実にシビアだからなあ。算盤勘定に合わないのは
出したくないんでしょう。出すとしても、この会社の標準価格は6000円ですよ。
映画ファンのニーズを全く分かっていない会社は氏ね。
「ビル司、覗け!」
41 :
名無シネマしさん:2001/08/04(土) 15:32
もう一度観たいのでDVD欲しいんだけどなあ、多分無理だろうなあ。
いまさらLDっつうのもアレだし。
第一プレミアついてて高そうだ。
一番ダメなのは日本の映画会社がDVDに今だに消極的な事よ。
松竹は小津映画を一向にDVD化しないし、東宝は黒澤も喜八も全然だし。
高くても出してくれればまだいいのよ。
文句をいっても手に入るから。
高ければレンタルするテもあるし。
出て無いものは幾ら出しても手に入れようがない。
42 :
名無シネマさん:2001/08/07(火) 01:05
海軍大将の山村聡が良かった。
43 :
名無シネマさん:2001/08/07(火) 03:18
ついに広島に原爆が投下されました。
そろそろ話が転がってきます。
8月14日までもう少し。
みなさん盛り上げてまいりましょう。
44 :
名無シネマさん:2001/08/07(火) 12:44
うへへ、濃いレスばかりで何や肩身が狭いなぁ(笑)。
しかしCSだCATVだといろいろチャンネルが増えたのだから
毎年恒例でこの映画をオンエアするところが出てきてもいいと思うのだが。
45 :
陸軍省・畑中少佐:2001/08/07(火) 13:12
>>43 ダメです。絶対に戦争は終わらせません。頑張りますよ、我々は。
最後の一兵まで、戦って散る事こそ、この戦争の本義と心得ます。
46 :
名無シネマさん:2001/08/08(水) 04:47
ソ連が参戦してきました。
どうする日本。
日本のいちばん長い日まであと6日。あと6日しかないのだ。
47 :
名無シネマさん:2001/08/08(水) 04:59
あのタイトルが出るまでリール約1本分使ってる演出が好きだ。
48 :
名無シネマさん:2001/08/08(水) 08:24
日曜日に横浜で観てきた。
夕方の時間で観客の入りは30%ぐらいだった。
前にビデオで観ていたが、やっぱりスクリーンで観ると迫力があった!
しかし、俺の前で観ていたババァ2人組みが、すげ〜ウザかった!
上映中お喋りはするし、途中で出て行きやがった!
ババァ!逝ってよし!
49 :
工房:2001/08/08(水) 08:35
ああ・・226とこの映画で勉強しよう。
50 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 04:07
>>49 あと「激動の昭和史・軍閥」と「激動の昭和史・沖縄決戦」も観よう。
勉強になります。いやぁ映画って本当にいいものですね。
51 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 04:36
22歳国境監視兵です。
ここ二三日国境のとこのソ連軍の動きが活発なんで、速報板に
書き込んだら
「夏厨逝って良し!by東条英機」
っていうレスが返ってきて、誰も信じてくれないんです。
どーしたらいいんだろう。
52 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 05:41
>>50 沖縄決戦は既に廃盤でわ?
「ビルマの竪琴」「ひめゆりの塔」「プライド」もあるでよ。
おまけに「ハリマオ」も(藁
53 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 05:53
>>51 40歳居残り関東軍師団長です。
オレなんか「ソ連は満州侵攻準備終了」ってスレ立てようと思ったら
「ERROR:スレッド立てすぎです」って出っ放しだYo。
今日はじめてスレというのを立てたのに。
54 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 05:59
「激動の昭和史・東京裁判」をお忘れなく。
いろいろあると思うけど、本物の迫力は違う。
嶋田繁太郎と東郷茂徳が争う「恐喝発言」とか、
貴重なフィルムの宝庫。
これに比べると「プライド」なんて主観入りまくりのお涙頂戴駄作
に見えてしまう。
55 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 06:05
そりゃ本物にはかなわんよな。裁判なんてもんじゃないが。
戦勝国による戦勝国の戦勝国の為の復讐劇だがな(藁
56 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 06:15
「東京裁判」で何度見ても泣けるのは、廣田弘毅の死刑判決の
場面なんだよね。夫人は夫の判決が死刑と出るのを予想して、前夜
に自殺。死刑判決を受けた廣田は傍聴席の二人の娘に手を振るところで
白フェード。
文官で、軍人嫌いだった廣田にしてみりゃ、靖国神社に祭られる
なんてもってのほかじゃないかと思うけど。
57 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 06:18
今、合祀とか戦犯を分けるの分けないのって議論してるけどさ
あれって重要なことなん?
58 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 06:27
地下壕で最高戦争指導会議とかやってるうちに、長崎にも原爆を落とされちゃったから、さあ大変。
会議は紛糾するも容易に結論は出ず、最終的に御前会議での陛下の御言葉。
「戦争の継続は我が民族の滅亡。速やかに終結せしめたい」
大変だ。戦争が終わってしまう。日本の負けだ。
いいのか?畑中少佐。
日本のいちばん長い日まであと5日。
59 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 06:32
本土決戦で最後の一人まで徹底抗戦しませう
60 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 06:35
東宝8・15シリーズってどの辺までを言うの?
『連合艦隊』?『零戦燃ゆ』?
61 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 06:54
シリーズは「激動の昭和史・沖縄決戦」で終わりだったと思う。
最初、最終作は「東京裁判」になるはずで、「軍閥」のパンフの
最終ページでもそう予告されていたんだけど、市ヶ谷の法廷を
再現するとか海外からのキャストをどうするかで難航し、制作が
頓挫した。「沖縄決戦」はその代わりとして急遽制作が決定したんじゃ
なかったかなあ、たしか。
「軍閥」のプログラムは結構傑作で、何で8.15シリーズに
「日本海大海戦」が入っているんだというのが子供心に不思議でした。
62 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 07:04
>>61 レスありがとうございます。
『零戦燃ゆ』…八百八十年働かなければ買えない零式戦をお国から
タダで貰えるのだぞ!(だっけ?)の台詞好き(w
63 :
名無シネマさん:2001/08/09(木) 07:35
去年の暮れに、煽られて文芸坐まで見に行ったんだよねぇ。
最高戦争指導会議で、政府側の視点がもう少し欲しかったけど、
ややこしくなるだろうし、これは構成上仕方なかったのかな。
それにしても、三船敏郎の切腹シーンは凄かった。
64 :
大日本名無し調節審議会:2001/08/09(木) 08:12
>>60-62
確かに「東京裁判」が流れた後。「沖縄決戦」が制作された。「沖縄決戦」の翌年の
8・15シリーズには「東京大空襲」が企画に上がっていたが、予算がかかりすぎる、
非戦闘員が主人公にした悲劇的な物語が暗いなどの理由で、企画は頓挫(廣沢栄の
脚本が残されています)。本来は別の単独企画だった今井正監督の「海軍特別年少兵」
を急遽、8・15シリーズに昇格。オールスターによるスペクタクルが売りだった
それまでのシリーズと違うのは当然で、ノースターの地味な小品だった。
このあとも色々と企画は上っていたようだが、邦画界の斜陽はますます酷くなり、
シリーズも終了。ちなみに「連合艦隊」「零戦燃ゆ」では、久しぶりに
8・15シリーズと銘打っていた。
昨夜、LD見た・・・DVDで出してほしいね、ディスク交換めんどうだ。
もう映画内時間と重なってるんだな。
この映画だと擬似実況スレできそう。
67 :
名無シネマさん:2001/08/10(金) 05:18
日本政府はついに条件付きで、ポツダム宣言受諾の電報を連合国側に発信。
阿南陸相は佐官以上全員に経過を報告、今後いかなる事態になろうと軽率に決起することのないよう強く戒めた。
そのことを受けた心ない一部の陸軍関係者の手により、阿南陸相の個人HPのBBSに誹謗中傷レスや荒らし行為が相次ぎ、最後には閉鎖に追い込まれるのであった。
日本のいちばん長い日まであと4日。
68 :
名無シネマしさん:2001/08/10(金) 07:44
しかし64くんはすごいねえ、クソSFやスプラッター・ファンだったら感心しない
けど、この手の映画だと偉く見えるから不思議だ(笑)。
あんまし濃すぎて歯が立たん。
あと四日だからがんばってくれ。
終戦の日は小泉さんの決断も気になるしな。
69 :
東郷茂徳(おすぎ):2001/08/10(金) 07:52
ちょっと、松本さん。何よ、あんた。
あれほどアタシが「subject to」の一文は修正液で消しておきなさい
って言ったのに、消えてないじゃないのよ。
おかげで閣議で恥かいちゃったじゃないの。
あの阿南っていう陸軍大臣ですか?私、会ったことがないから何方か
わかりませんけど、天皇の地位について再照会してほしいって口臭
まきちらして怒鳴られちゃったわよ。
ほんと、いやーねー。軍閥閣僚ってのは。
ちょっと、松本君。私に質問するフリして、いちいち触らないで
くださいよ。ほんと、ナレナレしい。
70 :
名無シネマしさん:2001/08/11(土) 01:54
↑面白い、わはは。
モノマネじゃねえと喜八っつあんが吼えたというけど、この映画よく調べてるよな?
たとえば、鈴木総理役の笠知衆がしきりに耳に手をやるけど、実際に鈴木さんて
耳が悪かったそうだ。
伝記を読んで初めて知ったよ。
そういう意味でもいい仕事してるねえ、喜八っつあん。
71 :
名無シネマさん:2001/08/11(土) 04:07
今日は何も無いのであった。
日本のいちばん長い日まであと3日。
72 :
名無シネマさん:2001/08/11(土) 04:12
映像は持ってないけど、佐藤勝のサントラ集は持ってる。
「日本海大海戦」「連合艦隊山本五十六」とかとのカップリング。
いいぞ。
73 :
名無シネマさん:2001/08/11(土) 14:45
軍服の前をはだけた高橋悦史がカコイイネェ。
・・げ、東郷外相って宮口精二だったのか。気が付かなかった・・鬱氏(皇居前で)
74 :
名無シネマさん:2001/08/11(土) 23:33
天本英世が叫びまくる凄い映画だ。
75 :
名無シネマさん:
日本の条件付きポツダム宣言受諾に対する連合国側の回答は、天皇及び日本国政府は連合国側指令官に゛subject to”するというものであった。
この゛subject to”を隷属すると解釈した佐官達に突き上げられた阿南陸相と、制限下におくと解釈する東郷外相との間で意見が対立、またまた御前会議が開かれる事となった。
閣議の後、退場しようとする東郷外相をつかまえた大西軍令部次長は「もうあと二千万!二千万の特攻を出せば必ず勝てます!」と詰めより周囲を大弱りさせるのであった。
日本のいちばん長い日まであと2日。