1 :
名無シネマさん:
なぜなんでしょうか?
クーブリック作品の中でも屈指のすさまじく美しい作品だと思います。
黒澤明も評価してるし。
なぜなんでしょうか?
2 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 19:54
ビリー・ワイルダーは酷評しているね。
3 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 19:56
興行的にも失敗で、クーブリックもたいそう落ち込んでいたとか。
4 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:05
評価は高いでしょう?
興行が成功したのはシャイニングだけじゃなかったかな
原作が凄くおもしろいらしい。
そのおもしろさが出てないってことかな。
でもキューブリックはいつもそうだよなあ。
5 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:05
俺は好きだけど、人気低いの分かる気がする。
盛り上がりに欠けると思う。
6 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:06
7 :
名無シネマさん :2001/06/25(月) 20:07
>>3 「クーブリック」 だせえ・・・
知ったかちゃん?
8 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:16
ジョン・オルコットの撮影技法ばかり語られるがピカレスク映画として
たいへん良く出来てる。ライアン・オニールも良い。キューブリック作品
の役者は無表情、無機質演技がはまった時、断然光って見える。
9 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:17
キューブリックの作品て、好きな奴以外から見たら退屈かも?
10 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:18
音楽が秀逸。
当時作曲されたものを中心に使われている。
サントラ盤は見つけたら即ゲット!
11 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:33
>>7 昔は日本語表記が「クーブリック」とか「カブリック」だったのだよ
厨房君♪
12 :
TY:2001/06/25(月) 20:34
内容うんぬんよりもキューブリックの映像美の
集大成じゃない?細かいセットや光の具合など。
キューブリックファンならハマるんじゃないかな?
13 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:35
外国人の発音を聞けばクーブリックと聞こえるね。
14 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:36
>>11惜しかった!
「バリー・リンドン」から日本語表記が「キューブリック」になったのです。
15 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:36
日本でいう国宝級の絵画や建物を使ってさすがのキューブリックも湿疹ができたらしい。
16 :
名無シネマさん :2001/06/25(月) 20:38
>>11 それが「知ったかぶり」って言われてるんじゃない?
17 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:38
ハリーとトント?
18 :
名無シネマさん :2001/06/25(月) 20:41
19 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:42
クューブリックでどう?
20 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:44
>>11 氏ね旬が「カブリック」とか「クーブリック」とか書いてたら
激怒して「オレはキューブリックじゃ!ボケェ」って、自ら
電話かけてきたっていうじゃん。
あんた、呪われて氏ぬよ。まあ、どうでもいいけどさ。
21 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 20:47
答えは俺が見てないからだ。
22 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:07
バリーの連れ子の決闘のときの情けない顔。。。
プッ!
敗れたバリーのほうがかっこよかった。
23 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:08
あそこは数少ない盛り上がりるシーンだね。
それでもあんまり盛り上がってないけど
24 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:08
正味の話みんなは好き?この映画。
25 :
名無シネマさん :2001/06/25(月) 21:23
>>24 オレはキューブリック作品のなかでは一番好きだな
26 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:27
27 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:28
28 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:32
俺はあの二巻セットのビデオをまばたきする間も惜しんで必至で見たな。
いやぁーーー美しい映画だ。
黒澤明が誉めたのも分かる。でもえらそうだね、KUROSAWA
29 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:33
30 :
名無シネマさん :2001/06/25(月) 21:35
前に買ったDVD、今から観直そっと。
31 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:39
好き。「絵画」がうごいてる!
32 :
スラーグ:2001/06/25(月) 21:39
もちろん好き。この映画は21世紀には再評価される完璧な映画と思っていた。
今観ると、当時30代のライアンオニールが冒頭で17歳を演ずるのはやはり
無理が・・・。
33 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:42
>>31 >「絵画」が動いてる
その表現に激しく同意!
34 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:44
>>1 やっぱり
いい映画≠売れる映画
ってのはすごく残念ですね。
35 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:45
DVDで欲しい映画の一つだね
36 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:46
メインテーマ(サラバンド)好き。
この曲、風の谷のナウシカでパクってなかった?
37 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:49
ちょっと退屈。確かに画面は綺麗だけど。
決闘は面白い。
38 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:50
黒沢明がほめてたって知らなかったけど、
「乱」って「バリーリンドン」に似てると思ってたよ。
美しい画面や、人間への視点とか。
39 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 21:52
絵は確かにものすごくきれいだ。でもストーリーがだめでしょ。
クーブリックはああいう文藝っぽいのは出来ない人。
40 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 22:21
バリーリンドンはじめて観たのって、それこそ厨房の時だったけど、
すごく綺麗でおもしろい映画だったって憶えてる
3時間ぐらいの映画おわって
夏の暑い日射しの下に出て来た時、
顔がシワシワになってるような気がしたもんね
あれって、タイムマシンみたいな映画だったなー
42 :
名無シネマさん:2001/06/26(火) 14:29
age
43 :
名無シネマさん:2001/06/26(火) 14:57
テーマ曲の「サラバンド」って
チェンバロで原曲を聞くとそんなに悲愴じゃないのね。
あとヴィヴァルディのチェロ協奏曲(ピエール・フルニエだあ)
これもビルスマなんかより映画のがいい。
バッハのチェンバロ2台の協奏曲はなんとリヒターじゃあ。
って別にクラヲタじゃないんだど。
この映画に限らずキューブリックの映画で
聞いた演奏が刷り込まれちゃうんだよ。
44 :
名無シネマさん:2001/06/26(火) 15:10
サントラ良いよね。昨夜このスレあがってから聞いてるよ。
持ってるのはLPなんだけどCDも出てるのかな?
折れは輸入盤CDを愛聴しとります。
ヘンデルの「サラバンド」、
ティンパニ独奏ってのもすごいもんがありますな。
先日久しぶりに通して観て
スパイとして送り込まれた先で
朝食を食べてる人物の紹介シーン
シュバリエ・ド・バリバリ
名前といいあのメイクといい
なぜか可笑しいのは折れがドキュソなのか……。
46 :
44:2001/06/26(火) 16:03
>>45 サラバンドは「貴族達の間で流行した3拍子の威厳のあるダンス」と説明があったけど
もしティンパニ独奏で踊ったらガリオン船みたいになりそう。(笑
CDさがして聴いてみますね。
47 :
名無シネマさん:2001/06/26(火) 16:30
クイン大尉の顔にワイングラスを投げつけるシーン。
どうやって撮ったの?
マジでぶつけたのか、俳優の顔面に?
48 :
名無シネマさん:2001/06/26(火) 16:46
こんなに主人公への思い入れのない映画も珍しいと感じました。人間の半生の実験報告書のようです。
キューブリック映画で主人公は「もの」なのでしょう。
(『突撃』『スパルタカス』は別ね)
キューブリック作品のなかでは
比較的「人間」あつかいされてる方ではないかと……。
50 :
名無シネマさん:2001/06/26(火) 17:54
厨房の時ロードショーで見たが、マリサ=ベレンソンの入浴シーンで水中に漂う黒いモヤモヤに当時の厨房達は興奮したものだ。
今じゃ考えられないね。
51 :
名無シネマさん:2001/06/26(火) 19:53
>>50 そういうのつけると帰ってやらしくなるよね。
「時計仕掛け〜」のときはそれを逆手に使ったわけだけど。
52 :
名無シネマさん:2001/06/26(火) 20:13
この映画ってたしかクソ文部省特選だったよなあ
2001年もそうだった....
一方で、時計じかけもアイズワイドシャットも撮ったのか。
芸域広いかったのね、この人。
53 :
名無シネマさん:2001/06/26(火) 20:22
>>51 逆手に使った、、、ってキューブリックが黒いモヤモヤ前提で撮ったってことですか?
詳しく知りたい!です。
54 :
名無シネマさん:2001/06/26(火) 20:39
>>53たしか初公開時には局部が★で隠されて、それがかえってポップな雰囲気を出していた、と聞いた。
55 :
ななしねま:2001/06/26(火) 20:57
ライフル構えた軍隊に、正面から行進してゆく場面とか。鮫みたいな顔した地位の高い貴族が、遠慮なくカモられて博打の師匠を睨み付ける場面とか。戦闘シーンや博打シーン、決闘シーンなんかが笑える。蓮實重彦先生も笑劇として高く評価していた。
56 :
ななしねま:2001/06/26(火) 21:00
そー言えばサラバンドですよ。「風の谷のナウシカ」のラストで流れた曲、あのオームの肉角がナウシカの遺体を持ち上げる場面。サラバンドの一節を引用していたような気がしませんか。
57 :
53:2001/06/26(火) 21:03
>>51 ありがと。ということは、日本(と同じような処理をする国)だけの話なんですね、、。
58 :
50:2001/06/26(火) 22:21
>>51,53,57
あー、言い方が中途半端でごめんね。
初公開時から無修正だったのです。
お湯の中にヒジキが漂っているような感じ......。
59 :
53:2001/06/26(火) 22:44
60 :
荒らしだよ☆:2001/06/30(土) 03:05
この映画大好きだ
何で人気ないのかな?間違いなく傑作だと思うんだけどね
批評家たちももっと褒め称えてもいいと思うんだが誉めてるやつあんまりいないな
>>38 乱は似てるね やたらにダイナミックだけど
バリーが軍隊に入って上半身裸で喧嘩するシーン
ファイトクラブ見たときに真っ先に思い出した
61 :
S:2001/06/30(土) 12:15
バリーとLady Lynndonが賭博場の外に涼みにいってキスをするシーンに
流れている音楽は最高!
シューベルトだったかな。
彼女が’涼みに言ってくるわ’といって出て行くのに色気を感じたね。
漏れも好き。
自身はすぐ飽きるタイプなのだが、あの、ともすれば退屈しそうな性質の
古式な内容とストーリーを最初から最後まですっぱりと、見せきる技法は
素晴らしかった。と思う。
人生ってほんとに苦いもんだな、と思った映画だった。
63 :
名無シネマさん:2001/06/30(土) 17:47
評論家陣の「バリー〜」評を教えて。
64 :
蓮實重彦:2001/06/30(土) 19:21
>>63 「「嗚呼! 花の応援団」に比較されるべき、荒唐無稽なコメディとして」
「私は「バリー・リンドン」を観て、正確に三十七回笑った」
65 :
必ずでる話題。:2001/06/30(土) 21:29
ローソクの明かりだけで撮影!がまだだね。
ドルビーサウンド(時計仕掛け)、各種特撮(2001)、ステディカム(シャイニング)
なんかはその後映画に使用され発展したけど、この明るいカメラを使用した映画ってあるのかな?
66 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 04:53
「蜜の味」(未見)にも出てるマーレイ・メルビン扮する
ラント牧師はモノホンのオカマですか?
あの人が出てなかったらこの映画何度も見てないと思う。
終盤、このラント牧師が馬車の中で浮かべる薄笑いに
すげー存在感あると思うんですけど。
この映画の全てが集約されてると書いてる人がいて、言い得て妙
と思った。
サントラも、こないだ渋谷のHMVで買ったしね。
フリードリッヒ大王の軍隊映画として世界史板でも、おら宣伝した。
ま、エメリッヒ「パトリオット」も黒澤明「乱」もボンダルチュク「ワーテルロー」
も、一緒に見る人だから。あたしゃ(笑)
68 :
66:2001/07/01(日) 05:44
ありゃりゃ文章メチャクチャになっちゃぅた。訂正。
ラント牧師すげー存在感あると思うんですけど。
終盤、このラント牧師が馬車の中で浮かべる薄笑いに
この映画の全てが集約されてると書いてる人がいて、言い得て妙
と思った。
69 :
:2001/07/01(日) 06:44
>>65 >ローソクの明かりだけで撮影!がまだだね。
NASA開発のスティール用のレンズ(f0.7)をカメラの
マウントを改造して取り付けて、増感処理。
篠田正浩監督がキューブリックにこのレンズのことを
問い合わせたら「よかったら貸してあげますよ」と
返事をくれたみたい。
70 :
:2001/07/01(日) 06:48
キャプテン・クインの人、2001年でロシアの科学者
やってたな〜(@宇宙ステーション)
71 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 12:52
俺もバリー・リンドンが一番好きだが、やはり、公開された順番が評判につながら
なかったのではないか。博士…、2001年、機械オレ、そしてバリー・リンドン
ではギャップが有り過ぎた。しかし、日本公開時から誉めている批評家も結構いた
し、しばらく前にも、おすぎかピーコのどっちかが、2001年よりこっち、と書
いていた。
但し、やはりアメリカなどでは、きれいなだけと評判がもう1つ。ここらが再評価
されないと人気アップは難しい。でも、人気がないおかげで、俺は昔、アメリカの
古本屋で、パリーリンドン写真集(宣伝資料か?)をただ同然で手に入れてお宝に
している。
72 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 13:02
おれもドナルド・リチーの本読んで、「生身の人間使った操り人形の芝居」ということで
2回目に見たとき圧倒された。
まあ、キューブリックの映画ってどれも「操り人形」ぽいんだけどね。
やっぱり「バリー」が極めつけなのだろう。
あと、玄人筋に人気あるみたいで、1992年のNHK大河「信長」は
「バリー」と同じコンセプトで作ったらしい。
放映途中で「照明が暗すぎる」とかの苦情がきたぐらいで、総集編ビデオで
少し近い雰囲気が味わえる。
73 :
↑:2001/07/01(日) 16:57
>>72 たしかに初期は、おおっ!てくらいに暗かった。
途中の回から、急に画面が明るくなっちゃったんだよね。
当時、ガッカリしたよ<信長
74 :
名無シネマさん:2001/07/02(月) 09:40
悪人も善人も今は皆同じ墓の中・・・
>>39 名前:名無シネマさん 投稿日:2001/06/25(月) 21:52
絵は確かにものすごくきれいだ。でもストーリーがだめでしょ。
クーブリックはああいう文藝っぽいのは出来ない人。
76 :
名無シネマさん:2001/07/03(火) 10:07
いい映画あげ
77 :
名無シネマさん:2001/07/03(火) 10:19
絵画を元にしていると思われるカットの元ネタきぼーん
78 :
名無シネマさん:2001/07/03(火) 10:24
ほんとは「ナポレオン」が撮りたかったんだけど。
頓挫して。
「バリ〜」で鬱憤晴らし。らしい。
79 :
名無シネマさん:2001/07/05(木) 00:13
時計仕掛けと同じ監督ってのが凄いよな。
80 :
名無シネマさん:2001/07/05(木) 00:21
ナポレオンを取るために金稼ぎの理由で
軽く撮ったのが『時計じかけ』だったって
聞いた事あるけどどうなんだろ・・・
81 :
マシー:2001/07/05(木) 00:24
,〜((((((((〜〜、
( _(((((((((_ )
|/ ~^^\)/^^~ヽ|
| _ 《 _ |
(|-(_//_)-(_//_)-|)
| 厶、 |
\ |||||||||||| / <どうすれば人気戻るかな?
\_______/
______.ノ L (⌒)
//::::::::|-、 ,-/::::::ノ ~.レ-r┐
/ /:::::::::::| /:::::ノ__ | .| ト、
| /:::::::::::::::| 〈 ̄ `-Lλ_レ′
レ::::::::::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐′
83 :
名無シネマさん:2001/07/05(木) 00:50
>>80 それ聞いたことある。
そういやアイズワイドシャットも・・・
84 :
名無シネマさん:2001/07/05(木) 10:19
だいたいの情報はダゲレオ出版の「キューブリック」で分かりますよ。
85 :
名無シネマさん:2001/07/07(土) 22:59
sageるなぁ!!
86 :
名無シネマさん:2001/07/09(月) 03:34
>>83 そう!AIホントに作って欲しかった!
スピルバーグが作るって逝ったとき殺意を覚えたよ
87 :
名無シネマさん:2001/07/09(月) 03:36
でもキューブリックはETに嫉妬してたらしい。。。
88 :
名無シネマさん:2001/07/09(月) 17:28
>>87 キューブリックも興行成績は大事なのか・・・。
ところでキューブリックて株が好きだったらしいよ。意外と俗物。
89 :
名無シネマさん:2001/07/09(月) 18:27
まだ、観てないけど、これは是非観るべき映画なのかな?
キューブリックでは最近2001年宇宙の旅、アイズワイドシャット
もうちょい前ではロリータを観たよ。もっと前なら、シャイニング、
時計仕掛けのオレンジという事になるが、まだキューブリックものは
それだけしか観ていないんだ。
90 :
名無シネマさん:2001/07/09(月) 22:05
ラント牧師についてですけど、あのキャラは絶対にリンドン夫人と秘密の関係にあったと思います。
賭博のシーンでもなんかもうイチャイチャしちゃってるし、レドモンドの母が夫人から離れろと言ったときにカンカンに怒っていたし・・・。
そんなわけで夫人をめぐってレドモンドを最も敵視していたのはラント牧師だった。だからラストの微笑が意味を持ってくるのだと思います。
91 :
名無シネマさん:2001/07/09(月) 23:15
サウスパークの新作ビデオ見てたら何故か行き成り「アイズワイドシャット」の予告が流れたのでビックリした
何で今頃?と思ったら、「日本史上初!キューブリック作品の日本語吹き替え版が遂に発売決定!!」って出てき
た、そう言えばDVDにも吹き替えは無かったよな
結構いっぱい見たんだけどクーブリックって「2001年…」以外に筋書きの面白い
のってないじゃん、よくよく考えると。内容より絵で勝負なんだね。
93 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 00:03
utukusii
94 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 15:27
>>92 映画は筋書きだとかストーリーだとか文学的視点で捉えるるべきでないと思う。
95 :
名無シネマさん :2001/07/10(火) 15:33
幼稚な受け売りクン、再び登場。 なぜかsageで。
96 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 15:58
映画体験の希薄な人には、キューブリックは難しすぎるだろう。
映画についての文章や、演劇的なシナリオを読むだけでは、
キューブリックはおろか、イタリア映画すら理解できない。
伊太野郎SAGE!!
98 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 16:10
イタ公と呼ぶのが正しいage!!
99 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 18:48
自然光のみの撮影は
トリュフォーの「野生の少年」が最初だったらしいです。
(キャメラはネストール・アルメンドロス)
「バリー・リンドン」は「蝋燭の灯」といい、アルメンドロス
の撮影をかなり意識しているのでは、
なんてトリュフォーも言ってました。
100 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 19:15
しかし、映画ってのも曖昧なものだよな。
キューブリックの作品自体、そこまで大したもんでもないのに
圧倒的な絵(このセンスは評価できるが)に抽象的表現を混ぜると
何故か傑作だの、芸術だの呼ばれてしまうんだよな。
2001年〜も今見ると未来考証が陳腐。
ラストは逃げたね。
101 :
ななしねま:2001/07/10(火) 20:21
アルメンドロスいいよねー。「天国の日々」もほとんどアルメンドロスの良さではなかったかと思う。
>>100 2001年になって、未来考証もねぇだろが
この映画は好きだよ。
ポンニチに西洋時代絵巻は分かるまい。
104 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 20:32
なぜ人気低い?ビリー・バンバン!
105 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 20:38
正直「ビリー・バンバンじゃないと駄目」って要素が無いのが
痛いね。
絵だよ、ゑ。
>>103 なにいってんだよ。西洋でも人気ねぇよ。
西洋っていう地域区分がいかにもドキュンで好感度。
109 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 22:53
痴品棒女
110 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 23:44
111 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 01:19
評価できるのは絵の美しさだけ?だと。
映画は絵がすべてなんだよヴォケ
そこんとこ分かってない厨房が多すぎるな
112 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 02:04
映画を沢山観なきゃ、映像言語は読めなかろう。キューブリックを否定する
奴は、虫けらの視点しか持っていないという事だ。映画に限定しての話だが。
>>111 絵が全てっつうなら、セリフもストーリーも音楽すら必要無いってこったよなぁ。
不思議な鑑賞の仕方をする人もいるもんだ。
>>112 全てを否定はしないけど、そんな特殊な文化なら、
一部で楽しんでれば、ってだけ。
興行成績?もちろん、関係無いんだろう。
114 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 02:28
>>113 ストーリーの概念が文章と映像では既にズレがある。音楽も観賞用と
映像用とでは異なる。演劇と映画もボクシングとキックボクシングが似て
非なる物といえる。君は映画に分かり易さだけを求めているのだろう。
それは映画の一部の性質に過ぎない。
結局キューブリックはエンタメのない独り善がり映画なんだよ。
わかったふりのヘタレヲタが持ち上げてるだけ。
116 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 03:35
baka115kusai
117 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 03:39
お前等ピカソの絵が分かるのか!と一般人に尋ねてNOと答えが返ってくる。
キューブリックの映画もそんな感じなのに、映画好き(一般人)に聞くと
なぜか「分かる」というシッタカ野郎が溢れてるんだよな。
118 :
名無シネマさん :2001/07/11(水) 03:39
■■■
>>111=113=115 の放置プレイ開始■■■
>>112 >虫けらの視点しか持っていないという事だ。
虫けらの視点=Worm Viewとは、加藤泰やラス・メイヤーが好んで多用する
極端な煽りのアングルのことなり。
120 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 04:56
>>117 面白い。「嫌い」と言えば良いだけの話を、理解できない事で正当化している。
その上で、閉じた価値観を広めようと努力している。君は美味しい奴だ。
しかしアニヲタって、どうして不条理やシュールな映画に
拒否反応示すかなあ。
庵野への怒りを、世界が認める巨匠に振られてもねえ。
キューちゃん、コマッチャウ。
123 :
名無シネマさん :2001/07/11(水) 19:26
素直に自分には芸術的感性が欠如してるって認めればいいのに。
自分の失敗をなんでも陰謀のせいにするキチ害と同じ臭いがする。
124 :
名無シネマさん:2001/07/13(金) 13:38
ベレンソンの入浴中、ゴメンネのキスシーンは私の中ではNO.1キスシーンです!
ほんっと美しい横顔です!日本人では、あーわいかん!
ストーリーは淡々としてたけど、退屈しなかったなぁ〜
125 :
名無シネマさん:2001/07/13(金) 14:00
>>123 センスのないゴミクズと同等の価値しかないアニヲタに
なにを言っも無駄。クズ共は放置でいきましょう。
126 :
名無シネマさん:2001/07/14(土) 00:10
キューブリックの映画は観る人を選びます
選ばれなかった人は自分に合った映画を探しましょう
127 :
名無シネマさん:2001/07/16(月) 22:10
これ見たいんだけどねえ
128 :
名無シネマさん:2001/07/16(月) 22:40
キューブリック映画としては
皆さんのBESTどれくらいに入る作品なんですか?これ。
129 :
名無シネマさん:2001/07/16(月) 23:05
BEST3には入るね・・・
130 :
荒らしだよ☆:2001/07/17(火) 00:32
ベスト3にはいる
んでもってオールタイムベスト11にも入る
131 :
名無シネマさん:2001/07/17(火) 00:35
ほんと綺麗な映画だったよね。
蝋燭の灯りの効果が存分に入ってる。
132 :
名無シネマさん:2001/07/17(火) 00:50
「Women of Ireland」が胸に響きます
133 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 02:45
DVD持っているんだがまだ見ていません
134 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 04:13
>>20 違うでしょ。キューブリックという表記に対し、クーブリックだと
文句を言ったのよ。だから、「フルメタル・ジャケット」当時の
表記はクーブリック。
でも、日本ではキューブリックで浸透していたから、結局、
キューブリックに戻ったの。
135 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 04:22
さっき、見たよ。
映像綺麗だったよ。衣装も豪華。音楽もよし。長いのに退屈しなかったし。
でも正直つまんなかった。しょうもないありがちな人生見せられただけのような。
俳優はみんなブチャイクだし。
136 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 04:49
あーそういえば俺もDVDBOX買ったのに、
随分後になるまでコレ観なかったなぁ。
映画自体は良いけど、やっぱ地味過ぎだね。
>>135 >しょうもないありがちな人生見せられただけのような。
それがこの映画の狙いでしょ。
まあ、その狙いにノれないというのも、よく分かります。
138 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 10:18
キューブリックで一番好きなのは「バリーリンドン」というのは、
フェリーニで一番好きなのは「カサノバ」というノリに近いかな?
139 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 10:20
ラストってどんなんだったっけ‥‥。
片足切られてお母さんと一緒に追放されて、
奥さんが、金くださいの用紙にサインして‥‥
その後、何かシーンがあったっけ?
ラストシーンがイマイチ思い出せないというのは
自分にとってはかなり致命的。
140 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 13:14
>>138 「カサノバ」はマイフェイバリットフィルムだ!
「バリー・リンドン」は‥‥昔見たけど内容すっかり忘れたよ。
141 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 16:40
142 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 17:32
ラストはナレーションによる解説でオシマイ。だよ。
ナレーションのところだけ抜粋すれば、ライアン・オニールが
出ているシーンを見なくても筋がわかる映画。
143 :
名無シネマさん:2001/07/19(木) 01:07
人気が低いのは妥当な評価。
144 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 06:51
この映画の完成度が判らない人には「トムジョーンズの華麗な冒険」の方が
お奨めかな?
お子様向けの映画じゃにから、低評価は止むを得ないか。
ヨーロッパに憧れたけど、ヨーロッパにはなりきれなかった
米国映画だな。
146 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 08:37
出来はいいけど見所ない映画だよね。
質問です。
どうして「バリー・リンドン」が好きな人は傲慢なのですか?
148 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 09:07
絵画的映像美でいえば、ビスコンティに遠く及ばない
149 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 17:30
評価が低い理由
@やっぱり、脚本が今ひとつという感じは否めない。
Aキューブリックは「博士」「2001年」「時計じかけ」と近未来もので評価を獲得してきたので、この題材には違和感がある。
評価が低いのはこれが原因でしょう。
映像に関しては、とても好きな映画だけどね。
150 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 19:59
>>148 同意。貴族の出る豪華絢爛モノなら圧倒的にヴィスコンティが上。
>>149 そういや、キューブリックって自分で脚本書けない人なんだよな。
脚本家としての才能はないと自分で自分に見切りをつけていたそうな。
自分としては、役者に魅力のない映画、という印象あります。
151 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 21:07
>>150 自分で脚本を書いたら物語に対して客観的になれなくなるかららしい。
152 :
::2001/07/23(月) 18:24
age
153 :
名無シネマさん:2001/07/24(火) 17:00
ピカソ、その凄さ、絵をみればわかるだろう。
キューブリックの映像美、映画を観ればわかるだろう。
言葉にするのは難しいけれど。
もって生まれた感性で、直感的に、簡単にわかるだろう。
大体「2001年宇宙の旅」が、わからないと
言う人が理解できない。1回みても、大体、人類の進化の
話だとわからないか。ねって。
一般のひとへ。
154 :
名無シネマさん:2001/07/26(木) 03:33
<a href="../test/read.cgi?bbs=movie&key=993466443&st=138&to=138&nofirst=true" target="_blank">
>>138</a> <br>
僕はまさしくそのケースなので、かなり納得です。
知人には退屈な映画と言われてるけど。
155 :
名無シネマさん:
>ヨーロッパに憧れたけど、ヨーロッパにはなりきれなかった
「バリーリンドン」は正真正銘アメリカ映画で、隠しテーマもアメリカ人気質。
で、監督の意図に反してウケなかったのでキューブリックは慌ててオバケ映画を。