日本映画再生計画

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1名無しシネマさん
ほかのスレッドでも「邦画はつまらない」とか、いろいろ書かれてますが、
もっと建設的な意見を語りましょうよ。
「つまらないか、つまるか」なんて議論ではなくて、ではどうやったら面白くなるのか
皆さん、面白い日本映画が出来るか、意見を言ってください。
2名無シネマさん:2001/06/08(金) 20:26
邦画って妙にあざといことやって逆に失敗している感あるなぁ
ほんとに自分が撮りたいものを自覚せよ。
3名無シネマさん:2001/06/08(金) 20:59
age
4キム・テグワン:2001/06/09(土) 02:18
 はじめまして。「息もできない長いKISS」という映画を作ったキム・テグワンと申します。在日ですので、この映画は日本映画ということになります。
 実は日本映画にはすばらしい映画がたくさんあります。世界の映画祭で賞をたくさん取ってますので、それは客観的事実といえましょう。しかし、それでも日本映画はつまらないと言われる。それはハリウッドと比較されるからです。
 私は日本映画を音楽に例えると「演歌」に例えられるのではないかと考えています。音楽市場のポジショニングでいうと、表現として「演歌」は日本独自の(東アジア性という専門的意見は無視して言いますが)表現としてすばらしいのですが、現代人の一般の好みという観点から考えると、演歌よりロックやポップスの方が好まれるに決まっています。
 日本の音楽シーンも、20年ほど前には「日本人にロックは出来るか?」ということが論じられておりました。その結果は、j-popとして、質は別にして、たくさんの支持を受けるようになりました。
 私は、日本映画も、早くj=popのように、一般の方々がノれるような映画を作らないと支持を得られないと思っております。そう思って作ったのが拙作「息もできない長いKISS」です。この作品はロッテルダム映画祭やモントリオール、台北、マンハイムなど、たくさんの映画祭で公開して、好評を得ました。世界の映画人と話したのですが、とくに文化的な水位の違いを感じませんでした。
 私の国である韓国映画や香港映画が、日本映画を越えているのではないかという意見が最近出てきてますが、映画の質は別にして、ポテンシャリティでいうと、そうなってきている気がします。これは私見ですが、日本の映画は体温が冷たいです。本当に、今、求められているものは、もっと体温より熱いものではないでしょうか。冷たい映画は一部の人しか満足しないと思います。

 またハリウッドのストーリー工学は、次のような構造になっています。
 冒頭10分以内に主人公の境遇が紹介され、主人公がある目的を持ち、それを遂行するまでのストーリー、という構造です。基本的には、この構造に準じた映画でなければ、映画はヒットしません。しかし、日本映画で、こんな単純な物語構造の映画は、ほとんど見あたりません。
 作家映画で優れたものは多いのですが、一般の人がハラハラしたり、ドキドキしたり、そういうことを目指す映画があまりに少ないです。私は、そういうことを目指しますし、他の日本の監督も目指した方がいいと思っています。
5名無シネマさん:2001/06/09(土) 02:19
長過ぎ
6キムテグ:2001/06/09(土) 02:23
 ごめんなさい。長すぎましたか。
7名無シネマさん:2001/06/09(土) 02:26
名スレの予感。
たたき題としてCが出てきたことだし、問題を明確化しましょう。

@まずあなたのいう日本映画というのは具体的にどういう映画の
ことをいっているのでしょうか? タイトルでも年代でもかまいません。

A日本映画は「冷たい」という表現はあいまいだと思います。
こちらの方も具体的にどういうことでしょう?

B最後にはらはらどきどきというのは、ハリウッド映画に準じないと
達成できないものでしょうか?

以上3点をお答え願いたい。
8名無シネマさん:2001/06/09(土) 02:35
日本映画は世界市場を主眼として作られないので、予算が掛けられない。必ず利益を出さないといけないのでアイデアストーリーで勝負に出られない。5社協定に見られるように、面白い映画を作るよりメンツの方が大事

 そこいらが解決しないことにはダメです。
9名無シネマさん:2001/06/09(土) 02:38
もっと方向性を徹底的に固めて欲しい。

妙に最後お涙頂戴要素とかに入れすぎ。
「破線のマリス」のラストはガッカリした。
「カオス」の雑な構成も物語を分かり難くしてるだけ。
10名無シネマさん:2001/06/09(土) 02:49
どうやってもこの種のスレッドは「邦画ってなぜつまらないのか」と同じだと思うのだが。。。
11名無シネマさん:2001/06/09(土) 04:19
テレビドラマみたいに、メインのプロットに直接関係の無い
場面が多すぎる。その時急に思いついて、何となくいい感じが
したので入れときました。。。みたいな感じの監督の自己満足
カットとかシーンはやめて欲しい。とにかく資金も無いのに
一流の芸術気取りで、しかも一般受けも狙ってるますみたいな
中途半端なものがおおすぎる。その行きつく先はただヲタク的
こだわりを随所にちらつかせて自分で満足して終わってるような、
ゴミのような作品。

とにかく、堅固で理路整然として明確な構成感がない。ハリウッド
の名作を見習うべきだと思う。ハリウッドなら辻褄を無理やりにでも
論理的に整えようとする傾向があるけど、邦画はいい加減で曖昧過ぎる
情緒を仄めかしつつ、しかもそのほうが高級感や深みが出るでしょう
みたいな勘違いプロットが多い。(ごまかすな!)

それが、日本の文化なんだよ!とか言うひとがいるとすれば、大間違い
としか答え様が無い。文化も伝統も変わるんだよ!「文化」も「伝統」も
変化を経てこそ生き延びることができるものなんだよ。昔そのまま、
なんてだいたい嘘なんです。

曖昧な情緒を愛でるのが日本的美学だ、あるいはヨーロッパの「高級感」だ、
などと理解してるバカな人達はもう時代遅れ。とにかく明確で明瞭で
はっきり理屈が通ってて、無駄なシーンが無くて、キッチリした映画を
つくって欲しい。

俳優が役を演じる俳優でしかないような、ストーリーのいい映画が見たい。
俳優の不安定でいい加減な曖昧な魅力を頼りにしただけのスター映画は
見たくない。
12名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:11
だからさ、テレビもそうだけどタブーが多いんだよ。
例えば在日や部落差別や新興宗教の問題を縦糸にしつつ娯楽にするとか。
ありきたりな題材じゃみんな喰い飽きてるんだよ。
今までやったことない分野に足踏み入れないとね。
13名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:21
>>11

おまえの言っていることに大体賛成だけど、1つ言っておくとな、
昔の邦画はほんとかっちとした作りだったよ。
俗にいう50−60年代の黄金時代な。

今の邦画はそうした遺産を全く忘れている。
だけど、昔に戻れなんておもっちゃいないよ。
そんなこと大体無理なんだし。
ただなあ、少しは学べよ先人に!

それと観客も観客だ、たけしとか黒沢清とかで騒ぐなといいたい。
あいつら、昔だったら、3流どころか監督にもなれてねえ。
まあ、それぐらい邦画は末期症状ってこった。

14名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:26
確かに、作ってる奴に限って昔の映画見ないんだなこれが。
なんでだろう?
絶対かなわないと思わされるのがイヤなのかな?
でもスタジオシステムのきっちりしてた時代と、
どこも自主に毛の生えた程度の現場を比較しても意味がないと思われ。
15名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:31
>確かに、作ってる奴に限って昔の映画見ないんだなこれが。

そんなド素人監督に金出す、映画会社に乾杯!
せめて宮川一夫の撮った映画からカメラワークぐらい学べよ!
16名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:35
フィルムセンターで毎年、ベテラン監督とかに講習受ける企画があるじゃん。
あれって全部で三日程度なんだけど、効果とかあるの?>行った人
17名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:37
アニメの現場は三日でもアニメーターにてきめんの効果が出るが、
実写はどうかね。特撮とかも効果があると思うけどね<ベテランの講習
18名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:39
黒沢清みたいな中途半端な中堅に金出すくらいなら、
逝きのいい若手見つけてきてそいつに撮らせてみればいいのに。

とかこういうのは煽り以外の何物にもならないんだろうけど。。。
19名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:42
日本映画にも産業的成功が必要だよ。でないと勃興なんかするもんか。
「踊る」とか「ホワイトアウト」「もののけ」ぐらいじゃねーの?
やっぱり輸出できる映画を作る必要がある。
一号の段階でアメリカ人呼んできて映画を見せて、感想を訊くようなハリウッドスタイルにするべきだよ
20名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:45
ちゅうか、みんなアニメをばかにしてるが、
アニメも方がよっぽどましじゃん、今の邦画にくらべたら。

一応、いっておくがおれはアニヲタじゃないぜ。

まあ、それぐらい邦画は末期症状ってこった。

21名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:46
あと、映画作ってる奴に限ってハリウッド物を小馬鹿にしている。
確かにスター主義や脚本の陳腐さをあげつらうのは結構だが、
技術スタッフに関しては世界最高の人材が集まってるんだぜ〜と言い返したかった。
22名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:53
プライド高いんだよな、また、そいつらにへんに賞をあげたりするから
ますます勘違いするし。
23名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:55
animeでも駄目は駄目。
スプリガンとかスプリガンとかスブリガンは全然だめだろ?
そんな感じ。animeは実写と違って話を作り替えるのが難しいからなぁ、あーいうバカ話が生まれる確率はアニメの方が高いと思うが>>20
24名無シネマさん:2001/06/09(土) 05:59
日本は監督が何でもやりすぎだよな。
もっと権力を委譲しなきゃ。
25名無シネマさん:2001/06/09(土) 06:02
>>23

>スプリガンとかスプリガンとかスブリガンは全然だめだろ?

悪いがおまえの言ってることが全然わからん。
26名無シネマさん:2001/06/09(土) 06:03
大友とか大友とか大友は全然駄目<anime
27名無シネマさん:2001/06/09(土) 06:09
阪本順治に金出して映画撮らせろ。
借金ばっかり作ってるぞ。
28名無シネマさん:2001/06/09(土) 06:10
監督って権力無いよぉ?黒沢みたいなのは世界の例外だよ。
目的意識を全員で共有させ統率していくリーダーが監督で、
ただの権力者は現場から共感されずにそっぽむかれる。
大いなる調停者であるのさ<監督
29名無シネマさん:2001/06/09(土) 06:12
今の邦画よりは大友の方がまし。
30名無シネマさん:2001/06/09(土) 06:20
>>23
俺はよくわかるぞ!!
31名無シネマさん:2001/06/09(土) 06:23
今の日本映画を見る人は、
神社に賽銭入れる人と同じ。
32名無シネマさん:2001/06/09(土) 06:29
同じじゃねぇよ。神社の方はごりやくがあるもん(ワラ

まぁ、「いつか良い作品造ってね〜」 的な支払いって気はするよな
33名無シネマさん:2001/06/09(土) 07:08
邦画が好きな奴は田舎者が多い。
都会に幻想もっている奴ってこと。
34名無シネマさん:2001/06/09(土) 07:11
最近の「東京映画」ブームもその一環だよな。
ロケーションボックスだとか言ってる事は確かに好影響だけど
35名無シネマさん:2001/06/09(土) 07:58
海外で注目集める日本映画 作り手の姿勢が共感得る
勝田友巳(学芸部)
http://www.mainichi.co.jp/eye/kishanome/200106/07.html
36名無シネマさん:2001/06/09(土) 08:01
>>23
どうでもいいが何故アニメをわざわざanimeとする?
カタカナ変換のやり方しらんのか(藁
キーボードの上方のF7もしくはふつうに変換おせばできるぞ?
気取ってanimeなんてしてるつもりならアホと思われるだけだから
やめとけや。
Are you understand?
37名無シネマさん:2001/06/09(土) 09:24
当たり前の事だけど、邦画って、風景がウチの近所と殆ど変わらないから、
映像で「わぁ〜、きれい〜!!」って言わせる事が出来ないんだよな。
それに、他のスレにもあったけど、俳優達の台詞が聞き取りにくくて、何言ってるのかわからない。
共通語で話している筈なのに、なぜ?
38名無シネマさん:2001/06/09(土) 09:42
そういった日常の風景に郷愁を感じることもあるのです
日本映画って私小説(死語)みたいなところあるかな
39名無シネマさん:2001/06/09(土) 09:57
確かに、アニメの方に才能が固まっているのは間違いないと思う。

先日、『人狼-JIN ROH-』みて改めてそう思った。
40名無シネマさん:2001/06/09(土) 10:01
下らない反戦思想が日本映画をダメにして来たと思う。
「プライド」みたいに、やろうとおもえばできるんだよ。
41名無シネマさん:2001/06/09(土) 10:23
「プライド」観たけど まあまあだな
42キム・テグワン:2001/06/09(土) 16:35
 映画は時代と共に変化します。
 編集、カッティングのリズムは特にそうです。
 映画祭などで世界の映画を見ますと、たいてい世界の映画のリズムにはある共通性があります。50年代のアメリカ映画には似ていなくて、ニューシネマを経た、リズミカルな(フツーの)米映画と共通のたたずまいです。
 (これは物語構造のことではなく、映像のリズムについて言ってます)

 ところが日本の映画にはそれがないのです。これが世界から支持される
点でもあり、また日本の一般の方から忌避される点でもあります。
 具体的に言うと、画の終わりというのがセリフ終わりになっています。役者がセリフを言い終わって「カット!」となる訳で、そこが編集点になります。これでは映像のリズムもへったくれもないというのが、今の日本映画です。だぶらせて撮っていけば、解消されるのですが、現場に余裕がないと言うより監督にその意識がないものだから、POPSが作れないということになるのです。

 このスレのご意見の大半は、その通りだと思いました。一人の作り手として、肝に銘じていきたいと思います。

 さて、7番の方からご質問がありましたのでお答えします。

 @ ← 私の記号では、こうなってますので
  私が問題にしている日本映画というのは、スタジオが崩壊したあとの、この20年くらいの映画を指しています。それまでは日本映画はハリウッドを模倣していましたので、ウェルメイドな傑作も多かったのです。そんなのではく、日本独自の現実を直視する映画を!ということでATGが現れ、(私は大好きなのですが)その功罪の罪の部分が今を引きずっているように思います。もちろん個々には例外がありますよ。
 総体的にお聞き下さい。

 A 「冷たい」は、あいまいな比喩ですが、他にいい言葉が浮かびませ 
  ん。
   ロングで長回しを多用する、が最大の特徴ですが、それだけに限りま 
  せんし。
   作家の精神性の問題もありますし。市川準、是枝裕和、黒沢清、青山
  真治、北野武、冷たい映画を作る監督を挙げれば切りがありません。阪
  本順治や三池崇史ですら、冷たい映画を作っていると思ってます。
    例外的に、深作欣二や原田真人やサブ、岩井俊二がいるくらいです
  かね。
   10年ほど前に韓国に住んでいる時に、ある映画ファンと日本の大衆
  文化解禁について話したのですが、その人が「でも韓国人は今の日本映
  画はカットが長すぎて見ないと思います」と言ったのが印象的でした。
  当時の韓国映画は日本と同じようにつまらないのが多かったんですが
  ね(笑)
    私は韓国でヒットするものは、たいてい、世界のどこでもヒットす
  るのではないかと思っていて、それが製作の指標になっています。

 B  ドキドキはらはらは、ハリウッドに準じないと達成できないという
   ことは、ありません。実際、私は黒沢清の「CURE」はものすごい緊
  迫感で見ました。でもあの映画の興業成績が振るわなかったのは私も
  ショックでした。
   
 私の主張するストーリーのハリウッドメソッドは、一般の方にヒットする映画を作るために、なるだけ失敗率を下げるための、基本的な手法だと解釈しています。
 傑作を作るのではなく、駄作を如何に減らすのかが、日本映画の再生に必要で、そのために産業基盤として再健させなければいけないのです。
 一応、申し上げておくと、日本はこんな状態でも産業としてはヨーロッパ諸国よりましなのです。絶対、再生できると思っています。

 結局、また長くなってしまいました。すみません。
 
43名無シネマさん:2001/06/09(土) 16:52
体温が低い(作中人物と距離を置いた)映画が多いのは、
監督が人生経験の少ない映画ヲタで、
他人の人生(キャラクター)を内側から構築することが出来ないから。
スカしているように見せかけて、自分の薄っぺらさを誤魔化しているだけ。
44名無シネマさん:2001/06/09(土) 16:58
>42
そうかな?
世界の多くの映画に共通のリズムがあるというのは何となくわかる
けど、それは本当に全面的な物なのかな?
たとえば香港のアクション映画のリズムはいかにアメリカが真似し
ても独特の物があると思う。
韓国映画も例えば「シュリ」の様に意識してハリウッドスタイルで
作ってるのはともかく、イ・チャンドンやホ・ジノのリズムはむし
ろ日本映画よりもスローじゃない?
台湾のエドワード・ヤンあたりはどうなの?
台詞の終わりが画の終わりっていうのも、確かに多くはそうかもし
れないけど、すべてではないよね。
それが観客と映画を隔てるものだろうか?
韓国の人の「でも韓国人は今の日本画はカットが長すぎて見ないと
思います」というのも、では何故イ・チャンドンの「ペパーミント
キャンディ」は観客に支持され、上映拡大運動まで起きたのか。
観客と映画を隔てているものは別にあるような気がしてならないの
ですけど。
個人的には日本映画からは作り手が何を語りたいのか伝わってこな
い、テーマ性の希薄さが一番気になります。
一応、僕も映画屋の端くれです。

45名無シネマさん:2001/06/09(土) 17:06
>個人的には日本映画からは作り手が何を語りたいのか伝わってこな >い、テーマ性の希薄さが一番気になります。

この部分に激しく同意します。
最近見た邦画で一番心に響いたのはバトロワでした。
細かな点では確かに古くさかったりリアルでない所もあるのです
が、作者の伝えたいテーマはしっかり伝わってきて、それに心を
打たれたのです。
俺は割と邦画を見る方だと思いますが、つまらないと感じる邦画
(に限りませんが)はたいてい「いったいこの人は何が言いたい
のだろな〜」ともやもやした感覚を抱きます。
作者の中でのテーマの未整理、そしてテーマを表現できるだけの
脚本力のなさが一番の問題ではないですか?


46名無シネマさん:2001/06/09(土) 17:23
最近の日本映画を観てて一番イヤなのは、強烈なメッセージも無く、
オシャレの延長や、偽のアバンギャルドさを多大に孕んでいる点に在る。
最近の日本映画(単館モノ)は、その典型である(特に北野、中野等)

映像技術は高いかも知れないが、中身(シナリオ、メッセージ性)はスカスカのカラカラ
47キム・テグワン:2001/06/09(土) 17:35
 >44
 仰るとおり。傑作であるならば、世界共通の映像のリズムなんて関係ないんです。
 同じことを書きますが、私の主張はマス・カルチャーのメインストリームの「基本」であって、日本映画はそこから外れすぎているのではないかという主張なのです。例外的傑作は世界でもたくさんありますし、私の主張がハリウッドの文化帝国主義的でもあることは重々承知です。それでも、やらないといけないのだと言ってるのです。

 今回は短くしてみました。
4844:2001/06/09(土) 17:49
>47
単純に面白くするだけなら確かにハリウッドの方法論に沿った、マニュアル的な映画作りは有効だと思う。
どうすれば面白いのかが解らない作り手が多すぎるから。
でも同時に作家がテーマを持って、それを表現できる技術、いや逆
に言えばテーマを持った作家が映画を撮れるような環境整備が必要
なのでは。
ハリウッド映画でも本当に面白いなと思う物は、それがとってつけ
たような物でも、必ずこれがテーマなんだなと観客に伝わるように
なっている。
作り手の思いを受け取ったという感覚が、観客の満足感につながる
のではないだろうか。
僕的にはどんなに面白く撮ってあったとしても、中身がスッカラカ
ンでは満足度は低いんですが、どうでしょう。
49名無シネマさん:2001/06/09(土) 17:57
コメディアン上がりや、TVの本書き、PVやってたヤツなんかがハバ利かせてる様じゃ
当分良い物は出てこない>日本映画

怪獣映画と釣りバカでお茶を濁すのが精一杯(藁
50名無シネマさん:2001/06/09(土) 18:02
俺も面白い映画作りにはメソッドが必要というキムさんの言うことはよく判
る。
同時に作り手のテーマ性とそれを表現する技術が必要という44さんももっ
ともだと思う。
テーマって言うのは言ってみれば作り手の心だよね。
メソッドは技術だし。
つまり邦画に必要なのは技術と心だ!という実に古典的な回答になるんじゃな
いの。
この二つを兼ね備えた人が少ないというのが現状だとすると、映画を作りたい
という人は内的にテーマは持っているだろうか、やはりそれを伝える技術じゃ
ないかな。
ハリウッドメソッドかどうかは別として、お話作りの基本が出来てないって事
でしょ。
51名無シネマさん:2001/06/09(土) 18:11
「面白がらせる、楽しませる」って事は、
価値がないのか…。

見終わって、いい気分になる映画って
駄目なのか?、
52名無シネマさん:2001/06/09(土) 18:12
たかが映画を作れるというだけの奴に
安い説教されるくらいなら、
本気で楽しませてもらいたいと思う今日この頃。
53名無シネマさん:2001/06/10(日) 01:36
テーマと説教は違うべ。
54名無シネマさん:2001/06/10(日) 21:42
日本映画は低予算の作品を作りすぎた為に小粒になった。

私は、160億円という過大なまでに豊富な予算を投入した
ファイナルファンタジーに期待します。

邦画予算の20〜30本分を一気に投入したのだから
どの程度の内容に仕上がっているのか期待しています
55名無シネマさん:2001/06/10(日) 21:45
>>54
そういう思考が頭の悪さだと思うのだが。
56名無シネマさん:2001/06/10(日) 21:58
>>55

いや、期待をする気持ちは俺にもある
わからないでもない
57名無シネマさん:2001/06/10(日) 21:58
>54
「クライシス2050」についてはどう思うね?
受信料50億の大作で、べっちょ哲也とかヘストンがでてるぞ。
58名無シネマさん:2001/06/10(日) 22:07
相互リンク

■新しい日本の時代劇を真剣に考えるスレ■
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie&key=988379919&ls=50
59名無シネマさん:2001/06/11(月) 02:48
>>42

>私が問題にしている日本映画というのは、スタジオが崩壊したあとの、
>この20年くらいの映画を指しています。それまでは日本映画はハリウッドを
>模倣していましたので、ウェルメイドな傑作も多かったのです。

これは間違い。溝口のどこかハリウッド?
それに黒澤明は逆にハリウッドが模倣したんだよ。

あなたは単なるハリウッド崇拝者ですね。
しかし、問題はハリウッド的な映画を
日本に移し変えることだけでは解決しないと思うよ。

60名無シネマさん:2001/06/11(月) 06:31
>59
42は溝口はハリウッドなんて言っていないが?
何処を読んでいるのだ?

それはともかく42の邦画は体温が冷たいというのは感覚的に判るな。
なんかその世界を突き放して見てるような作品が多い。
作り手が主役のキャラに感情移入してないんじゃないかなっていうか。
だから見てるほうも何か妙に客観的になっちゃっうし、今ひとつ入って
いけないんだよな。
肝心の所ですぐに観念的な世界に逃げちゃうし。
結局何が言いたいのだ!って作品が多いよ。
61名無シネマさん:2001/06/11(月) 06:49
キャスティングにも問題あると思うぞ
安いテレビドラマ俳優をつかうな
脚本自体が良くてもキャストが悪くてドッチラケ
逆に脚本がダメでもキャストが良いから面白いなんて事は無い
それとアイドルのプロモーション映画作ってるヤツ氏ね

それと不思議なんだけどCG処理を何故アメリカに依頼する?
下請けの殆どは日本だぞ
なぜ無駄な中間手数料を払ってわざわざ・・・
日本でやらせた方が打ち合わせも早いし
やすくすむのに・・・・
ハクをつけるため、なんてクソな理由じゃなさそうだし
62名無シネマさん:2001/06/11(月) 06:52
CG処理をアメリカに依頼なんてしてないと思うが?
なんの作品の話だ?
63名無シネマさん:2001/06/11(月) 07:02
邦画がイマイチなせいか
今は「銀幕のスター」が一人もいないね
テレビの人気者はたくさんいるのに
64名無シネマさん:2001/06/11(月) 10:18
>54
あれはアメリカ映画だけど。
65名無シネマさん:2001/06/11(月) 10:45
>>59
黒澤はもちろん溝口もハリウッドの模倣はしてますよ。
66名無シネマさん:2001/06/11(月) 11:10
そうだね。
この頃の日本映画はプチハリウッド的な構造を持っていたし、影響を受けてい
ない作家を捜す方が難しい。
溝口は模倣というか、積極的に表現技法を取り込んでいる。
小津・・は独特だけど、この人もハリウッド映画は大好きだったみたいだか
ら、見えないところで影響をうけているかも。
67名無シネマさん:2001/06/12(火) 01:40
金が無くて大がかりな映画が作れないのは
仕方がないとして・・・・・
脚本くらいはちゃんと練ってくれよ
適当に雰囲気だけで誤魔化すのはもういいかげんやめろ
68名無シネマさん:2001/06/12(火) 02:23
みんな文句言ってないで作れ。
これは煽りじゃないぜ。

才能も以外に、数こなさないと上達しないと思われ。
69名無シネマさん:2001/06/12(火) 02:28
日本映画って基本的にマニアックな素材が多いと思うよ、
若いアベックが見に行けるような映画って無いじゃん。
「ゴジラ」とか「ほたる」なんか彼女をさそえないよ。
70名無シネマさん:2001/06/12(火) 02:35
観客を無視した、娯楽を作る才能の無いオナニー監督とプロデューサーばかり!
こハリウッドより好きなもの撮らせてもらえてると思う。
向こうは客がつまらんと言うようなものが作れないシステムになってるから。
71若尾好き:2001/06/12(火) 02:38
>>63
>邦画がイマイチなせいか
>今は「銀幕のスター」が一人もいないね
>テレビの人気者はたくさんいるのに

激しく同意! 映画がだめになったせいか、良い俳優が育たなくなったね。
俳優の字に「大」が付く寸前が一番おいしいのに、
その醍醐味も味わえなくなってしまった・・・。
きちんと演技指導できる監督がいなくなってしまったこともその一因。

でも、スター性のある俳優を起用するだけで、良い映画をつくれないことは
重々承知しているよ。ただ、昔の俳優の演技力や存在感は、
今の俳優のそれの比ではないし、そうした一種独特の貫禄は良い映画を作る
上での必要条件だと思う。

良い映画は、監督と俳優の共犯関係が作り上げる一級の犯罪である。
21世紀にそうした共犯関係組むのは誰と誰か?
72名無シネマさん:2001/06/12(火) 02:43
全部CGにするしかないね、俳優も女優も日本にはいない
バカタレントの2世3世の支配する同族会社だからね日本の芸能界って
才能のあるヤッらは見切りをつけてやめちゃうよ。
73名無シネマさん:2001/06/12(火) 03:15
今年観た日本映画。
「ブラザー」
「回路」
「サトラレ」
「ユリイカ」
「クレヨンしんちゃん」
「バンパイアハンターD」
個人的にはどれも結構面白くて当たりが続いてるんで
最近邦画よく観るようになったよ。

明日は「みんなの家」を見に行こうかな。
74名無シネマさん:2001/06/12(火) 03:16
↑幸せな奴だな
75名無シネマさん:2001/06/12(火) 04:23
73の全部見たけど。
サトラレとクレシン以外はつまらなかった。
76>75:2001/06/12(火) 04:38
ヴァンパイアハンターDも面白くなかったと?

77名無シネマさん:2001/06/12(火) 04:40
つまんなかったよ。
78>70:2001/06/12(火) 06:59
向こうは客がつまらんと言うようなものが>
作れないシステムになってるから。>

まあこれはヒット作が生まれやすいのと同時に
ヨーロッパの連中がハリウッド映画をバカにする
要因でもあるけどな。
79名無シネマさん:2001/06/12(火) 07:09
>>78
その範疇からも外れて、
もはやマニアックなだけの世界になってる邦画。
80名無シネマさん:2001/06/12(火) 07:11
もはや伝統芸能の域に達していると思われ
81>79:2001/06/12(火) 07:14
もはやマニアックなだけの世界になってる邦画。>

予算の問題でそうならざるを得なく
なっちゃってんじゃないの?邦画は。
あ、でもハリウッド映画は低予算B級でも
面白いのいっぱいあるしなー・・この差は何だろ?
82原因の推察:2001/06/12(火) 07:25
1)俳優(女優)の絶対量
2)演劇学校、監督養成の場所が、ほぼ皆無
3)安穏とした大衆意識
4)映画に対する舞台演劇の稚拙さ(奇抜さを追求するのみで、重みも権威も無い)
5)旧態依然な業界構造(無能な配給会社)
6)予算捻出(銀行融資、スポンサー等)の難しさ
83名無シネマさん:2001/06/12(火) 07:28
ゴジラは、そのうち人形浄瑠璃みたいになるんだろうな(藁
人間国宝とか出たりして・・・
84名無シネマさん:2001/06/12(火) 12:47
東宝をワーナーブラザースに買ってもらおう。
古い体質の経営者はどんどん追い出そう。
ちゃんとマーケティングできる人たちを雇おう。
85名無シネマさん:2001/06/12(火) 13:31
ろくに映画製作に関わった事の無い人(ミュージシャンや小説家)が映画監督するから
出来た映画もろくなものにならない。
ついでに言えば、批評家は批評だけしてれはいいんであって、
「映画を撮ろう!」なんて馬鹿げた考えは持つべきではない。
86名無シネマさん:2001/06/12(火) 13:36
「いちげんさん」よかった
87名無シネマさん:2001/06/12(火) 15:02
>85
それは人によるのではないか?
大筋は同意するが、十把一絡げにするのは暴論だよ。
異業種監督がいなければ、日本映画史を飾った多くの名作が無かった事になる
よ。
映画評論家出身の監督と言ったって、マイク水野もいればトリュフォーだって
いるわけだから。
原田真人も評論家出だけど、良い映画撮ってると思うが。
88名無シネマさん:2001/06/12(火) 16:56
作家性がなさすぎる日本作品。日本の観客はあまりにもアメリカ的な映画を
唯一の映画と思いこんでしまった。オナニー映画をもよばれてしまう作家性
のある映画。つまらないオナニーさえしなければいいのだと思う。マーケット
的にも、作家映画は需要は大きい。
例えば例は悪いが、つんくタウン。おばかなテレビ人間が偶然作ったラブジュース
(いいとは思わないが作家性作品)が認められても、未だに作家を育てようとせず
モー娘映画を作ろうとしている。なぜ、こんな製作陣、観客になってしまった
んだろう。
テーマのある作品は、テーマを語るべき作家に掛かっています。
まあ、企画通らないんだろうな、、、、、、オナニー映画という一言で、、
作家性って、一歩間違えると、くだらない映画になるけど、その辺りを
コントロールするプロデューサー不在ってことなのかな、、、
89名無シネマさん:2001/06/12(火) 17:10
>88
映画にたまたま出来たなんて物はないよ。
90名無シネマさん:2001/06/12(火) 17:12
ハリウッドで他国並びに自国の映画をリメイクする事が多々あるが、
これと同じ事を日本でやってみた場合果たしてどれだけの物が作れ
るのか興味がある、ハリウッドでも成功した例もあれば失敗した例
もあるでしょう
映画ファンから度々日本映画は他の映画をパクっている等言われる
事もあります、だからこそ初めからリメイクとして製作して貰った
方が気が楽です(w
作品としてはリメイクを担当する監督によって大きくイメージが変
わる物も有るでしょう、それは結局監督の特色が良く見える瞬間だ
と思います

無意味とか言われるかもしれないが、これも又一つの商業映画だと
考えます
91名無シネマさん:2001/06/13(水) 00:50
悲しいがこのままでは日本映画はアングラ化してゆくと思う。
これを打開していくには映画界(映画に関係する芸能界、教育機関等も
含む)構造改革が必要です。

たとえば、こんなところを変えてゆく。

●出資者と製作者の意識改革(ビジネス性の確立)
●国民にエンターテイメントとしての打ちだし
●配給会社の権利に見合う責務
●ターゲットを明確にした企画
●制作現場における閉鎖的体質
●監督の理論的指導力の強化
●コンプリェーションボンドを取得できる制作状況
●俳優・スタッフの契約形態の改善
●劇場側の経営努力
●経済的プロデューサーの育成
●脚本家のギャランティー見直し
等、挙げればきりがないが簡単に挙げてみた。
せめてこれぐらい変えないとダメだと思う。
92名無シネマさん:2001/06/13(水) 00:53
とりあえず国立大学に映画科作ろうか。
9391:2001/06/13(水) 00:55
それ賛成!
94名無シネマさん:2001/06/13(水) 00:56
●監督の理論的指導力の強化

↑これは特に重要だね。増村しかり、大島しかり
昔の監督はみんな映画についての優れた論文書きでもあったからな。
批評家とはまた違ったタイプのね。
95名無シネマさん:2001/06/13(水) 00:58
今はアホ監督が無数にいて、金がもったいない。
そいつらに10本映画つくらせるくらいなら、
その10本分の金で、優秀なやつに1本映画をつくらせた方がまし。
96名無シネマさん:2001/06/13(水) 00:59
>>66
小津ほどハリウッド映画を研究し、
その影響を受けた映画監督は珍しいはずだが・・・
97名無シネマさん:2001/06/13(水) 01:00
ま、映画はハリウッド映画を見なさい!ってこと。やっぱ向こうは映画が産業として文化として生きているは。
去年ハリウッドいってそう思った。
でもたまには日本の稚拙な映画も見たくなる。もう邦画は見ない!とそのときおもうけど、また見るのだな、これが。
98若尾好き:2001/06/13(水) 01:03
>>96

確か、J・フォードの『駅馬車』が公開された当時、
「これを見ない奴は馬鹿だ」って言ったらしいね。
99名無シネマさん:2001/06/13(水) 01:03
ハリウッドが凄いのは認めるけど邦画にも良い映画はあるよ。
邦画には問題は確かに色々問題あるけど全否定する人はいくらなんでも滅茶苦茶だよ。
ハリウッドを盲目的に崇拝するのも同じ。
100名無シネマさん:2001/06/13(水) 01:07
しっかし97みたいな極論って人を不愉快にさせるのね。
ハリウッドをどうこう言いたいわけじゃないけど、
あんたそれ自慢?っつう感じ。
なんか感じ悪。あたしもかな・・・。鬱だ死脳。
101若尾好き:2001/06/13(水) 01:07
>>99

一応、スレのタイトルは「再生計画」なんだし、
邦画全否定派ではないのでは・・・?
というか、「邦画どうしちゃったんだよぉ」って思いつつ
レスしていると思うのだが、違うのかな?
過去レスをちゃんと確認してみるか・・・。
10291:2001/06/13(水) 01:12
金を出す人たちも日本映画製作者としての意識をもってもらいたい。
税金対策だけで投資して転がすだけでは日本映画の為にならないよ。
シビアに行かないと。海外の投資家はしっかりしてるもの。
103若尾好き:2001/06/13(水) 01:19
>>102

やっぱ、プロデューサーの資質は問われるよね。
おれのスレでもそういう話になったことあるけど、
例えば、「大映」の永田というプロデューサーは
単なる投資家ではなくて教養も持ち合わせていたからなぁ。
そして、日本映画を世界に認めさせようという野心も
持ち合わせていた。同じ金持ちでも、今とは大分違うもんだよ。
104名無シネマさん:2001/06/13(水) 01:39
こういう話題にこそエメエセ出てこいよ。
一応プロなんだろ。
積極的に意見言ってよ。
10591:2001/06/13(水) 01:54
日本にも優秀(?)な投資家いるけど、今は、海外の作品ばかり。
この人はと思うと、親会社から出向してる証券マンや商社マンで、どう
しても一般経済の感覚で勝負してるよね。職種が違うから、この人達を
責められないけど。

映画はエンターティメントであり、創作芸術であり、興行だと思うから
トータルな臭覚が必要だと思う。早くそうゆう人たちが出てきてほしい。
106名無シネマさん:2001/06/13(水) 06:02
97は何しにハリウッド逝ったの?
107名無シネマさん:2001/06/13(水) 06:02
age
108名無シネマさん:2001/06/13(水) 09:19
唯一救いといえば、今の日本の観客は良質の日本映画に餓えていて、潜在市場はあるのではということ。
心の琴線に触れる程表現のわかる日本語の台詞と、日本の文化背景で描かれた作品を観たいと思ってると思うなあ。
でも今の邦画より洋画の方が共感できるというのが悲しい。
109名無シネマさん:2001/06/13(水) 18:14
なんだかんだ、仙頭さんには頑張って欲しい
110オレオレ:2001/06/13(水) 18:22
仙頭さんには頑張って欲しい(「熊楠」とかね)とは思うが
娯楽映画サイドには入ってこないほうがいい気もする。
111名無シネマさん:2001/06/13(水) 18:24
112名無シネマさん:2001/06/13(水) 18:35
110>>リングとか?
11391:2001/06/13(水) 18:55
仙頭さんのようなプロデューサースタイルは日本映画に希望を与え
たよね。鉄屋から衛星放送入って、精力的行動で世界映画祭を渡り歩
き、鋭い営業手腕で資金を集め、徹底した現場管理をして芸術性の高い
作品を生み出してきたよね。

ただ彼の創作力には、疑問をもちます。実務に関したら尊敬したい人です。
114名無シネマさん:2001/06/13(水) 21:35
仙頭さんは何か創ったの?

彼は映画は監督のモノでなく、俺(プロデューサー)のもの
というわりには、監督の作家性が評価されていますよね?
11591:2001/06/14(木) 01:07
表現がわかりづらくて申し訳ない。

彼の創作力=「死国」での共同脚本ことを指しています。

仙頭さんは、監督のチョイスもプロデューサーの大切な仕事と考え
ているらしいです。このシステムでは成功していると思います
116新秩序:2001/06/14(木) 01:16
仙頭は海外の映画祭で評価されるノウハウを知り尽くし
実践してる山師的人物
彼のプロデューススタイルが流行したら
日本映画は確実に破綻するね

>日本映画に希望を与えたよね。
そこに希望はないよ
117名無シネマさん:2001/06/14(木) 01:21
仙頭プロデュースの映画って最近コケまくってるような気がする。
正直、経営やばそう。
118仙頭P再生計画:2001/06/14(木) 04:36
>>116
>仙頭は海外の映画祭で評価されるノウハウを知り尽くし
>実践してる山師的人物
>彼のプロデューススタイルが流行したら
>日本映画は確実に破綻するね

同感(河瀬ルートが大きかったんだろうね)。

>>117
最近だけではないと思われ。それにしても「ゴジョー」……。
日本のメジャーでこの人の映画を全国興行にかける会社、もう無いね。
ヨーロッパにおける国産映画の低いシェアを考えたら、日本も
いずれそうなってしまうという危険性がこの人にはある。

「女優霊」をシリーズ化して、貯金する(というか借金を
返す)ほうがいいな、この人は。
ギ○ガとか喜んで出資してくれると思うよ(藁
119名無シネマさん:2001/06/15(金) 17:56
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  ミミ彡ミミミ彡彡ミミミミ
,,彡彡彡ミミミ彡彡彡彡彡彡
ミミ彡彡゙゙゙゙゙""""""""ヾ彡彡彡
ミミ彡゙         ミミ彡彡
ミミ彡゙ _    _   ミミミ彡
ミミ彡 '´ ̄ヽ  '´ ̄` ,|ミミ彡
ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡
 彡|     |       |ミ彡
 彡|   ´-し`)  /|ミ|ミ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ゞ|     、,!     |ソ  < 変えます!日本の映画
   ヽ '´ ̄ ̄ ̄`ノ /     \________
    ,.|\、    ' /|、
 ̄ ̄| `\.`──'´/ | ̄ ̄`
    \ ~\,,/~  /
     \/▽\/
120名無シネマさん:2001/06/15(金) 20:54
=、
  ミミ彡ミミミ彡彡ミミミミ
,,彡彡彡ミミミ彡彡彡彡彡彡
ミミ彡彡゙゙゙゙゙""""""""ヾ彡彡彡
ミミ彡゙         ミミ彡彡
ミミ彡゙ _    _   ミミミ彡
ミミ彡 '´ ̄ヽ  '´ ̄` ,|ミミ彡
ミミ彡 (●)' 〈(●) .|ミミ彡
 彡|     |       |ミ彡
 彡|   ´-し`)  /|ミ|ミ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ゞ|     、,!     |ソ  < それは民主党が3年以上前から主張していた事です!
   ヽ '´ ̄ ̄ ̄`ノ /     \________
    ,.|\、    ' /|、
 ̄ ̄| `\.`──'´/ | ̄ ̄`
    \ ~\,,/~  /
     \/▽\/
121名無シネマさん:2001/06/19(火) 06:05
122名無シネマさん:2001/06/19(火) 08:51
ナムコ・日活が「新映像都市」っていうのを作るんだってよ。
前、新聞に載ってた。
123しろーと:2001/06/20(水) 08:09
あくまでエンタメを基軸にやってくれ。
でも、あくのある映画もみたいので90%はエンタメ系、10%くらいは
作家性、芸術性なりを意識した映画つくってくれ。
もちろん、エンタメを意識しながら作家性、芸術性を出してくれるなら
最高さ。

映画は商売なんだ。かね払って見てる人がいるんだ。
もっと、観客のほうを向いてくれ。今年は割りと向いてたよ。
124どしろーと:2001/06/20(水) 08:20
レンタル屋にいくと、洋画はだいたい主演俳優別に作品が並んでいるので
「見たい作品を探しやすい」
どしろーとやみーはーは俳優で映画を見る見ないを決めるのだ。
だけど邦画は監督別にならんでいるじゃない?
監督が主演俳優よりも有名な作品ばかりではあかんと思います。
みーはー動員なくして興行は成り立たない。
プロ野球でも同じか(^_^;) 監督が一番有名人なチームはおもろくない。
125名無シネマさん:2001/06/20(水) 10:06
大変素朴な質問なんですけど、
「初恋のきた道」ってどういう点が優れているの?
ストーリーなんか単純きわまりないのに。
仮にあーゆー映画を日本でつくったとしたら、
果たしてヒットするんでしょうか?
それとも「つまらん!!」と批判れるのでしょうか?
126名無シネマさん:2001/06/20(水) 11:14
微妙。
あれって、こっちが勝手もってる「片田舎の中国」のイメージが重要だし
あれのロケを東北なり北海道に移しちゃったら
「イモくせ〜奴らの恋の話」って評価になりかねん。
外国だから気にならない違和感ってのがどうしても出てきちゃう。
イランの兄貴が妹のために頑張る映画?(うろ覚え)だって
日本でやったら子供を使ったアザトイとかなっちゃうかもね。

でも、優れてる点はある。両方とも汚いくらいに純粋さとか純朴さで
責めてるし、テンポも悪くない。
独特な世界観、感性なんていってないで子供を使った感動のお話を。
無意味な暴力より片田舎の恋物語をって事を学んで欲しいね。
127名無シネマさん:2001/06/20(水) 19:58
そもそも日本人は映画に何を求めているんでしょうね。
128名無シネマさん:2001/06/20(水) 20:20
洋画とかの大作に行く方は完全にイベント的な物を求めてる
感じはするけど…もう少し商業的なエンタ指向も映画の中に
入れて欲しい。今年は個人的に邦画かなりイケてると思うし、
作家性重視も結構なんだけど、作ってる側は映画祭に
奔放して現状は単館上映って形が未だに。今は東京に住んでるけど
地方では見る機会もきっかけも全く無かった。
129名無シネマさん:2001/06/28(木) 23:43
130名無シネマさん:2001/06/28(木) 23:58
Vシネのほうが今は活気づいてるよ。

かつての映画黄金時代の趣。
131名無シネマさん:2001/07/02(月) 03:16
>>130
同感。よっぽど期待できる。
132名無シネマさん:2001/07/06(金) 00:34
133ミスター:2001/07/06(金) 15:32
>>13
同意
賄賂で賞獲ったたけしを無理やり誉めてるマスコミをどうにかしてほしいね
134名無シネマさん:2001/07/11(水) 14:01
ChannelNECOを観よう
135名無シネマさん:2001/07/11(水) 14:03
誰でも良いから「リメンバー(映画)パールハーバー」を日本で作れ!
136名無シネマさん:2001/07/11(水) 23:52
ミニチュアで(笑)
137名無シネマさん:2001/07/12(木) 11:25
>Vシネのほうが今は活気づいてるよ。
>かつての映画黄金時代の趣。

なわけないじゃん。小さいなマーケットで安心しているだけ。
138名無シネマさん:2001/07/12(木) 11:34
最優先事項「日本アカデミー賞解散」
139名無シネマさん:2001/07/12(木) 11:49
日本の映画人はハリウッドとか香港とか、インドでもいいけど
海外に出て大きなマーケットで向こうの映画人と競争するべき
だと思うよ。
140名無シネマさん:2001/07/12(木) 11:54
英語がネック
英語が出来なきゃ売り込み出来ない
141名無シネマさん
サスペンス映画でカッコいいの作ってよ