若尾文子スレッドの誕生

若尾文子、大好きです。
彼女の活躍した日本映画黄金の６０年代についてみんな語ろうよ！

　　　　　　∧ ∧　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
〜′￣￣( ﾟДﾟ)＜ 「しとやかな獣」萌えー！
　UU￣￣　U U　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

色っぽかったよね。初めて見た時「女の中の女」って感じがした。映画は・・・だったけど、「安珍と清姫」の入浴シーンは萌え。

最後に出たのが竹取物語（’８７）らしいね。
今どんな顔してんだろ

>>1
若尾文子さんの全盛期は５０年代前半でしょ？

>>5
それまでは青春物なんかの、いわゆる“アイドル”だったのが、
61年の増村保造「妻は告白する」で大女優に開眼した、
ってのが日本映画史の中での評価ですね。
『刺青』や『雁の寺』は他の女優だったら、あれほどの傑作になったとは思えない。

ダンナがスケコマシ

>>7
川口浩？

違います。川口浩の奥さんは野添ひとみ。若尾さんの現在の旦那は建築家の黒川紀章です。

「花実のない森」綺麗だったなぁ･･
彼女の声も好き。品のある喋り方も大好き！

映画板来てえがったー。
こんなに若尾ファンがいるとは嬉しい限り。

>>5
＞若尾文子さんの全盛期は５０年代前半でしょ？

女優として開花したのは「通りすがり」さんの
言うように６０年代だと思うよ。まあ、人それぞれだろうけど。
５０年代初頭は全盛というか、溝口健二の映画に抜擢されて、
大物女優への確かな一歩を歩み始めた時期ですな。
「祇園囃子」とかって溝口映画にしてはもの足りないかも
しれないけれど、若尾文子を観るには最高の映画。
そりゃあもう可愛いいたらないのっ！　今のアイドル顔負けです。
（ちなみリアルタイムでは見てませんのであしからず）

>>6
＞『刺青』や『雁の寺』は他の女優だったら、
＞あれほどの傑作になったとは思えない。

激しく同意！　でも「刺青」は、彼女自身の談話によると、
「もうちょっとうまく演技できた」と反省もひとしおだそうです。
そういう向上心あってこそ、「女は二度生まれる」んですねえ。

あと彼女の映画を紹介してくれる方は、できれば、
監督などの詳しい情報も下さいな。レンタルで探しやすいので・・。

「刺青」の演技に反省してたのか本人。
言っちゃ悪いけど納得。ちょっと凄味が足らなかったからな

↑いや、本人としてはそれとは逆のことを言っていたんだけどね。
ああいう男をたぶらかすような女は、もっと「いい加減さ」を
強調して軽く演じきらなくてはならなかった、だとさ。

そうそう、若尾主演映画でベスト３って選べるかい？

１．祇園囃子（溝口）
２．女は二度生まれる（川島）
３．妻は告白する（増村）

ってなとこかなあ・・・。

　　　　┌―――┐
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　　　　　⊂========⊃ ＜
　　　　　疊　´　　｀　驫　　　＼純情篇に出てたね、確か。
　　　　　｜　´　　 ｀　平　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　／��　　_　　　ノ　＼
　　　｜｜　｜　　Ｖ 　｜ 　|
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　　　　 Ｑ| 　|￣￣￣ |　|´
　　　┌┐┬―――┴┤
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　　　└┘｜　　| ｜　 ｜
　　　　　　┴―┘└―┴

「夫が見た」は色っぽかったよなぁ。
田宮二郎の株買占めの話が若尾の色気でガタガタ崩れて
最後は悲惨、でも美しい。
それとは全く逆に明るくたくましい魅力の「青空娘」。
最近どっちもビデオになったよね。

うそっ、「青空娘」ビデオになったの！！
増村保造レトロスペクティブやってた時、
見落したんだよなあ。

明るい
「青空娘」
「祇園囃子」など

色っぽい
「しとやかな獣」
「雁の寺」
「夫は見た」など

どちらをやらせても、いいよねえ、若尾文子は！！

「祇園囃子」はどうしても「祇園の姉妹」の山田五十鈴の印象が強くて・・。
勿論、若尾さんは素晴らしい女優さんですが。

増村はいままとめてビデオになってきてるよ。
田舎娘がスチュワーデス目指す「美貌に罪あり」、
川口と結婚しない宣言しながら惹かれ合っていく「最高殊勲夫人」、
内容忘れたけど「爛」とか、増村・若尾コンビは全部見れる（ようになる）と思う。

今井正も意外に２本撮ってるね。
マリリンの生涯を翻案したような「砂糖菓子が壊れる時」もまあまあだけど、
「不信のとき」ってのが男にとって都合がいい女に思えつつ、したたかで面白かった。
ただし今井正が監督したから良かったというような内容じゃなかったけどね。

わおっ、みんな情報ありがとうっ！　（ ^_^）＼（^_^ ）よしよし
しかし、どんな凡作でも若尾文子が出ているだけで、
許せちゃうんだよねえ。
個人的には増村よりも川島雄三の描く若尾の方が
好きだったりする。

たくましい若尾もいいけど、したたかで弱い若尾もいいなぁ。

＞田舎娘がスチュワーデス目指す「美貌に罪あり」

「スッチー文子」かっ！　買いだな、こりゃ。
しかし、田舎娘ってとこが言いえて妙だよね。
昔、大映の永田社長に「お前は高ねの花ならぬ、低ねの花や」
って言われたのは有名な話。

＞どんな凡作でも若尾文子が出ているだけで、許せちゃうんだよねえ。

普通なら「何言ってんだボケ！」とでも言いたくなるけど、
若尾に関しては同意できるなぁ。
文春の文庫になってる日本映画ベスト１５０では女優ベスト１０に入ってたけど、
ほかのベスト１０入りした俳優、監督と違うのは、
なんと１５０本の中に若尾の出演作が１本もなかったこと（！！！）。
だから最初は何がいいの？って思ってたけど、
若尾文子はもっとたくさんいい映画があるってことを教えてくれたよ。
今の目で見てあんなに痺れる女優はいないと自分では思った。

＞なんと１５０本の中に若尾の出演作が１本もなかったこと（！！！）。

そう、これが若尾！！　そういう意味では歴代の大女優の
中でも異端なのだ。若尾の出ている映画を見終わったときは
必ずと言っていいほど、
「若尾じゃなくちゃ、できないな、こりゃ」
って思ってしまうから不思議である。
この気持ちは魔法にかかった奴にしかわかるまい。


＞今の目で見てあんなに痺れる女優はいないと自分では思った

いや、ほんとそうでね。中々、こういう女優は出てこないよ。
（あっ、いたら教えてね）本当に、貴重な女優です。
原節子もいいけど、彼女並にもっと評価されてもいいと思う。

この人いまもキレイだよなぁ。

こういう色気を持ってる女優って、いまはどこを見渡してもいないんじゃないかな。
なんつーか、ほとんど神々しいまでの色気だと思う。

なんか独占欲とか湧くのね、ホントに。
この女となら人生棒に振ってもいいって思わせる。
だから素人・三島由紀夫との共演を見ると無性に悔しくなる（藁

デビュー当時の話。事務所の人に「高値の花的な絶世の美女は山本富士子だから
君はそうだな、庶民派を売りにしていこう。」と言われたらしい。
そのことを本人は結構根に持っていたようだ。俺は若尾の方が好きだけどね。

十代の性典の話するといまだに怒るらしいしね。
でもあれ自体は他愛もない映画だったけど（ｗ

高嶺ね。ごめんごめん

日本の男はみんな若尾文子が好きという説あり。
色っぺ〜というか、エロチック。
声もそうだし、唇の形とか。

う、うぅ・・・（涙。
君たちとオフ会したいよぉ、まじで。
僕の周りには彼女の魅力を分かる奴がいないんだよぉ。

飲み会なんかで、「好みの女性のタイプは？」って
聞かれるたびに「若尾文子！」って即答するんだけど、
「誰それ？？」って言われ続けた人生なんだよぉ。

で、分かりやすい人の名前を言おうと思って、
最近の女優・アイドルなんかを物色したんだけど、
いないんだよぉー。若尾を超えるおなごが！！
黒川徽章のばか、ばか、ばかー。


ふー、すまん、正気に戻るよ。

>>27

あっ、「十代の性典」みたんだ、うらやましいなあ。

>>26

いや値段をつけても「高値」だろうからいいよ！

>>29

＞声もそうだし、唇の形とか

激しく同意！　確かにあの声、最高！
さあさあ、みなさん！　夜も更けてまいりました。

世の中には「絶対女優」という人種がいる。代表的な一人。
『妻は告白する』の目線の泳ぎっぷりと来たら、もう……。
ちなみに、個人的には関根（笑）恵子、藤純子、京マチ子なんかも、
「絶対女優」っす。南野陽子も、なれた筈だったのに……。
時代が悪かったか。

「絶対女優」か、いい言葉だ！！　使わせてもらうよ。
メモメモ・・。
しかし、「絶対女優」を生み出す（あるいは発掘する）環境って何だと思う？

だ〜か〜ら〜、川口浩とデキてたっつーのは公然の秘密だったんですよ、一時。

>>34

そうだったのか・・・、しらなかった・・・。

でも、黒川とも再婚だよね、確か。
俳優ではなく、どっかのエリート会社員かなんかだったと思うけど。

>>33
「芸能」という言葉に淫靡な、イケナイモノのような色合いが感じられる時代色。
そんな魑魅魍魎の世界に巣くう純粋な芸人としての調教師（監督）。

すなわち、昔の大映と溝口みたいなやつね。

なんでも夜８時以降は美容と健康の為に一切食べないらしいよ。
しかも寝る２時間前は水分もとらないってサ。かれこれ２０年近く続けてるって。
すごい人だね。

藤村志保みたいに、老け役で舞台からＴＶに
かえってくるかも。
　ぼくはやっぱり「赤い天使」。

明日５月３１日は京橋フィルムセンターで「雪之丞変化」（後日再上映あり）、
６月２〜４日は横浜黄金町シネマジャックで「氷点」、
ジャックは３月に増村特集で若尾とのコンビ作全部やったんだよね。

マイク水野が大好きらしいから、「シベ超３」か「４」で映画復帰するかもしれない。
でも作品には期待しないでね。

http://jmdb.club.ne.jp/person/p0162540.htm
あと定番の出演作リスト。
妖艶な若尾ももちろんいいけど、松竹で撮った「涙」なんかも凄くいい。
不幸な生い立ちの若尾が恋人と引き離され、見合い結婚で新しい幸せを目指すもの。
「野菊のごとき〜」みたいな過去を捨てきれない悲しい結末じゃなくて、
現実を見つめてゆっくりと幸せになろうとする姿がいじらしい。
初めて見たときはあまりにメロドラマチックな作品なのでさんざんコケにしたもんだし、
「青空娘」がブチ壊した叙情的な世界をまんまやってしまった作品だけど、
素直な気持ちで見るととてもいい作品だと思う（ビデオあり）。

>>39
＞藤村志保みたいに、老け役で舞台からＴＶにかえってくるかも。

今でも充分綺麗というか、女性なら誰もがあんな風に年を取りたいと思うだ
ろうけど、正直、「復帰」は望んでないなぁ。ただ、最近、なんかのCMに
出てなかったっけ？

>>40
＞明日５月３１日は京橋フィルムセンターで「雪之丞変化」

貴重な情報、サンクス！

>>41
＞マイク水野が大好きらしいから、「シベ超３」か「４」で映画復帰するかもしれない

あっ、なんかそれ、怖いもの見たさってやつで、いいかも（ｗ。
さっき「復帰」はいやだっていってたくせに・・・。
しかし、「映画ってほんとにいいもんですね！」のおやじと同じ趣味とは・・・。

>>42
＞不幸な生い立ちの若尾が恋人と引き離され、見合い結婚で新しい幸せを目指すもの。タイトル憶えてる？

ちなみに、若尾の画像って少ないよね。もしあるとこ知ってたら教えて！
と、こと若尾に関しては、恥も外聞も無く、「くれくれ君」になる
「若尾好き」なのであった。

＞４３
タイトルは「涙」ですって（笑
短いタイトルだからわかりづらかったかも。

「雪之丞変化」は１５：００から、一般４１０円、学生２５０円、
会場は４５分前。後日のは６月２７日１８：３０、７月２８日１６：００。
「氷点」は「ぴあ」で調べておくんなまし。ちなみに最終回割引き７００円。

会場　→　開場

あとさあ、全然関係ないけど、DVDでよく監督ごとのBOX SETって
見かけるけど、女優のBOX SETがあってもいいと思う
実はDVDまだ買ってないのだが、「若尾文子BOX」が出たら
有り金はたいて即効、買いだよ。
映画関係者の方、頼む！！

「増村保造ＶＳ若尾文子ＢＯＸ」だけでもいい。
大映さん、なんとかしておくれ！

「若尾文子大映BOX」ってのはどう？
溝口も川島もカバーできるし、これなら、権利上の問題も起こらない。
特に「限定版」（←マニアはこの言葉にめっぽう弱い）なら
絶対儲かる。コケても大損はしないだろうしね。
しかーし、コケないことは絶対保障する！

というわけで、大映関係の方、発売日を告知するレス待ってます！

ビデオやＤＶＤもいいけど、個人的には写真集もいいな。
原節子とか高峰秀子ってスチールとかブロマイドとか集めた立派なの出てるしね。
しかし昼間っから盛り上がってるなぁ（ｗ

マイク水野の映画に出るのだけは勘弁して欲しい。
というか、若尾さんがＯＫなどするはずもないか（笑）。

↑じゃあ、ガッツ石松の「チャンプ２」に出演ってのはどう？

＞４９
写真集いいねえ。若尾文子の写真集ってないんだよねえ、これがまた。
昔は出てたのかなあ？

溝口の「赤線地帯」好き。
あの映画に出てた女優の中では、若尾文子が一番良かった。

>>52

同意！
グラママスな京マチ子と対極的な若尾のあやうい色気がよかったね！
あの映画で溝口には演技面の指導かなり泣かされたようだけど、
そのへたウマとしか形容できないような演技がまた（・∀・）ｲｲ!! 。
女優として成熟する、ほんと一歩前って感じでさ。

しかし、若尾文子、泣かせてみたい・・・。

訂正：グラママス→グラマラス

　　--------∧ ∧ 　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
〜□□ □□ ( ﾟДﾟ)＜　お客さんどちらまで？
　 (Ｏ)----(O)U-U)　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　∧∧∩　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　(ﾟДﾟ)ﾉ　＜　グラマ島まで！
　(| 　|　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
〜| 　|
　∪∪

京マチ子との共演だったら小津安二郎の「浮草」もあるぜ！
川口浩なんか若尾文子の魅力ですぐメロメロになってたね。

＞明日５月３１日は京橋フィルムセンターで「雪之丞変化」

すまん、日付はあってるけど「明日」ではなかったわ。
予定入れた人ゴメンナサイ・・・・・。
ちなみにフィルムセンターの階段には若尾の「蛍火」のときのスチールが
ポスター大で飾ってあるので要チェックですな。

>>53
お前は顔つきが悪いとかそこまで言われたそうだね。

>>55

＞京マチ子との共演だったら小津安二郎の「浮草」もあるぜ！

見た見た！　もち、小津の映画ではマイ・ベスト１だ。

＞ちなみにフィルムセンターの階段には若尾の「蛍火」のときのスチールが
＞ポスター大で飾ってあるので要チェックですな。

こないだ初めて気付いてさ、どうやったら盗めるか、本気でしばらく考えた。
やっぱ、作業員の格好して、堂々と中に入らないとだめだね。
「ポスターの入れ替えでーす！」とかいいながらね。
でさあ、協力してくれない？

＞お前は顔つきが悪いとかそこまで言われたそうだね。

　　　　　　∧ ∧　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
〜′￣￣( ﾟДﾟ)＜　溝口ゴルァ！！
　UU￣￣　U U　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

今日、近くのレンタルビデオ屋行ったら
「妻二人」という若尾＆増村映画が新入荷されてた。
売れ線の映画しか入荷せんような店なのになぜだ？
店長、２ちゃんねらーか？？
だ・が・な！　「インビジブル」の横に置くなっ！！

というわけで、「妻二人」借りてきました。
観た人、感想きぼーん。

でもまだ観てないから、荒筋いっちゃ、やあよ。

実はコンビ作では「妻二人」のみ見逃した。
でもＴＳＵＴＡＹＡになった。「夫が見た」「赤い天使」も出てた。

名作の誉れ高い「赤い天使」見てないんだよなあ。
どこのツタヤ、それ？

渋谷だよ。ちなみに「涙」は置いてなかった。
新宿のほうがいいの揃ってるから今度見てこようかな。

やったーい。
実はツタヤの会員ではないのだ、
だが、これを機になるぞ！！
文子待ってろよ。

てなとこで、若尾映画ベスト５でも聞こうかな？
どないでっか？

『赤い天使』は観た後、夢に出てきたほどショックだった。

というわけで、
「今宵はここまでにしとうございます。」（ｂｙ　ＮＨＫ「武田信玄」）

涙、青空娘、夫が見た、雁の寺、女は２度生まれる

うーん偏ってるなぁ。「女経」なんかもよかったかな。
ＴＳＵＴＡＹＡだと「あなたと私の合言葉　さよなら、今日は」
「座頭市と用心棒」「瘋癲老人日記」とかたくさんあるよ。

>>63

くぅーーー。「赤い天使」、絶対みてやる！！

>>64

うぅっうぅぅぅぅぅ。「涙」と「青空娘」みてやる！！

＞「女経」なんかもよかったかな。

「耳を噛みたがる女」だよね。よかったね、
いい意味での軽さがあってね。テンポもいいし。
短編だから当然だけど。

ぼくぁ、どちらかという軽い映画に出てる若尾が好きでね、
だから、「青空娘」にはかなり期待しとるんですよ。

若尾文子の萌えーのシーンがある映画、誰か紹介してくれ。

http://www.daiei.tokuma.com/VIDEO2001/html/massy/index-j.html
増村ビデオ情報あったわさ

＞６６
岸田今日子とレズっぽくなる「卍」もいいけど、
「夫が見た」なんか官能的。萌えシーンっていうとどうだろ・・・。

増村ものは最近ビデオ化に拍車かかってるね。
うちは田舎なんで、ビデオ屋にも期待できないけど、
ここんとこCSのチャンネルNECOでかなり見たよ。
『涙』６月にやるし。

６７まんせー。
しかし、画像が拡大できんのは痛い。
充分常連なんだからコテハンつけようや。
「映画板」は回転は早くてすぐさがるけど、
まあ、マターリいきましょう。

>>66

「刺青」に半裸で刺青されるシーンがあるけど、
本人曰く、あれは違う人らしいしね。
「清作の妻」とか、「夫は見た」のオープニングとかかなあ。
あと、ガイシュツだけど、「しとやかな獣」は
独特の色気があって、ある種神秘的。

↓我ながら、いいサイト見つけました。有名かもしれんが。

http://www.asahi-net.or.jp/~ns8m-hgc/movie/WAKAOIDX.HTM

コ、コテハンっすか・・・。
こんなのでいいかいな（ｗ

７０のは検索で出るけどちゃんと見てないなぁ。
今見たらこんな文章発見。差し替えだろうけど萌えそう（ｺﾞｸﾘ

「安珍と清姫」
文子姫の大胆なヌードシーンも拝める贅沢なオマケもついて、大満足の娯楽作。

>>青空息子

ます、コテハン、藁タ。

＞文子姫の大胆なヌードシーンも拝める贅沢なオマケもついて、大満足の娯楽作。

まじっすか！　あーあーあーあー。神様ありがとうっ。

しかし、このサイトのコメントってすごいのあるね。

「女は二度生まれる」＝「社会派お色気ドラマ、といった感じ」

だってさ。川島雄三が墓から這い上がってこないことをねがう。
ぶるぶるぶる。

７０のサイトは要チェックかもな。
明日にでもまた見所を探ってやろう。

訂正：ます→まず

しかし、増村保造のビデオがこんなに出るなんて、
まんざらでもないね、今の業界も。
大映まんせー。しかし、DVD化されるまで待つべきかな。

それで結局、ビーチクが見える作品はあるのか？
作品はそれほど観ていませんが、若尾文子大好きです。
山本富士子と甲乙つけがたし。因みに俺は30代前半の映画好き。

でも、より愛しいのは「非行少女」の和泉雅子だったりして。
スレずれスマソ。

＞それで結局、ビーチクが見える作品はあるのか？

その率直な物言いに、敬礼！（/_・）

結局、この人って脱がなかったんじゃないかねえ、たしか。
「安珍と清姫」にヌードシーンがあるらしいから、それに期待かな。
ただ、それも青空息子が言うように差し替えだろうな。

まあ、他に知っとるやつがいるかもしれんけど。

なんか興奮して眠れんかったので（ほとんど、ビョーキ）、
「妻二人」を観た。

今更ながら、この映画（・∀・）ｲｲ!! 。
ただ、この映画の若尾はちょっと潔白すぎる気が・・・。
岡田茉莉子の演じる女を若尾にやってもらいたかったと
思うのはおれだけか。

そして、この映画、若尾が襲われるシーンがあるんだけど、
和服から肩が剥き出しになり、髪がほつれた文子に萌えー萌えー！
また純白のネグリジェ姿の文子が拝めるし
「抱いて」という甘い声も聞けます。そういう意味でもお奨めの一本！

大映時代の若尾文子主演映画の裸というか肌の露出シーンは
顔が見えてないのは全部吹替えです。
全裸の後姿とか(尻は見えんよ)へそとかね。
でもテレビだったか映画だったか知らないが一度だけヌードを見せた事は有るようです。

激しくスレずれ。
浜美枝も一度だけ、全裸ヌードになった作品があるらしい。
CSあたりで放映されないかなあ

＞７５
実は３１日のフィルムセンターのプログラムは、
先述の「雪之丞変化」（１５時）と「非行少女」（１８時半）です。
スレ内容とは全然違うけど、あれはﾏｼﾞで傑作だよね。
ダメ女が泣いて泣いて泣きまくってそれでも生きてくって話。

京マチ子なら「他人の顔」「華麗なる一族」「妖婆」でフルヌードだったと思う。
でも若尾は脱がなくても充分エロスを発散していたよなぁ。
もちろんヌード写真集でも出したら凄く綺麗だったろうけど。
もう少し早く生まれていれば日本映画史上の名作に出まくってたろうし、
遅ければ脱ぎまくっていたかもしれないし、
でも６０年代のプログラムピクチャー全盛だからこそ
あの魅力が開花したのかもしれないし、微妙だよなぁ。

http://www.oppori.net/omoide/newpage52.htm
画像発見。まあスチール集みたいなもんだけど。
http://home.att.ne.jp/sky/8888/movie7-10.htm
ここは女優ベスト１０．写真は１枚。

http://www.nifty.com/shinoyama/salon/w_asahi_html/asahi_79/40.html
７９年の若尾さん。
http://www.mayuko.co.jp/rekisi/img/18021.jpg
和服カレンダー

いろいろ探したけどあんまりいいのなかった。
探し方悪いんかも。

　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　 ∧ ∧　　＜　おい７８の言ってることは本当かい？
　　　　　　　　　（ﾟДﾟ ）＿_　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　 ／￣￣∪　∪ ／|
　　　／∧＿∧　　　／／|
　 ／_ （　´∀｀）＿／／ ┌─────────
　||￣（ 　　　 つ　||／　 ＜まず、タイトルを探さなくちゃナー。
　||　（_○_＿_)　　||　　　└─────────

やっぱり赤い天使。
雁の寺。

卍では岸田今日子に食われていたな。仕方ないか。

病院でスリップ姿になって麻酔（？）をかけられそうになる（実は罠）作品名が思いだせない。
若尾文子といえば着物姿とスリップ姿とすり込まれているぞ（ｗ

我が子晴信は・・

「ぼんち」にも入浴シーンが。京マチとイチャイチャ
しながら。それをのぞく雷蔵。

やあ、ちょっと遅い夕飯を食いながらのレスだ。
今宵もマターリと文子について語ろう。
まずは、

　∧⊂ヽ　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　(ﾟДﾟ)ﾉ　＜　画像を直リンしてくれた「青空息子」閣下に敬礼。
　(| 　|　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
〜| 　|
　∪∪

今日、新宿のツタヤ行って来たんだけど、
あるわ、あるわ。増村&若尾のビデオが何本も。
しかも、借りられまくっとったよ。
想像以上の人気だね。
残念ながら「赤い天使」は２本とも貸し出し中だった・・・。

で、「青空娘」と「最高殊勲夫婦」の２本を借りた。
ああ、今宵も文子で眠れない・・・、ドキュン！！

しかし前に言った「DVD若尾BOX」の実現は夢じゃないかもしれんな。
大映さん、もっとマニア心をくすぐらなくちゃだめよ。

「最高殊勲夫人」もけっこういいんだよなぁ。
川口が相変わらず生意気だけど。

いっつも思うけど、なんで恋仲になるのは川口なんだろうね？
社の方針とはいえ、他にいくらでも役者はいたはず。
はっきり言って、川口は役者としても中途半端だし
つりあわないよなぁ。

　

そりゃまさに親の七光りでしょ。
オヤジは川口松太郎、オフクロは三益愛子。
「くちづけ」だって両方関わってるしね。
しかも共演の野添ひとみも自分のものにしちゃうし。

>>85

＞卍では岸田今日子に食われていたな。仕方ないか。

激しく同意！　ムーミン岸田のおびえた目と震える声、
その圧倒的な存在感に完全にしてやられたね。

増村のレトロスペクティブのポスターは卍なんだけど、
そこでもムーミン岸田の存在感ってすごいんだよなあ。
部屋にしばらく貼ってたんだけど、電気消すと
ムーミンがぼぅーっと白く浮き上がってくるんではいだ（藁。

でも川口にも可哀相なところはある。
「炎上」の主役をやるはずが、社長に反対されてダメになった。
市川コンにとってもターニングポイントといわれる作品なので、
これに出ていればその後の川口の役者人生ももっと変わったかもしれない。
理由はわからないけど、なんで雷蔵ならＯＫだったんだろ。

>>93

＞オヤジは川口松太郎、オフクロは三益愛子。

そうだったのか！　詳しいなあ。
そういえば、同じ川口姓だな。
川口浩＝こぶ平だね。


＞しかも共演の野添ひとみも自分のものにしちゃうし

これは、あんま悔しくないけどね。
ただ、若尾とできてたっていうのが事実なら、
ぐやじぃーー。きぃーーー！！

>>95

＞でも川口にも可哀相なところはある。
＞「炎上」の主役をやるはずが、社長に反対されてダメになった。

社長って、永田？　でもえらいじゃん、川口の役者としての
資質を見抜いていたってことさ。
ただ単に雷蔵の方が客が入るからかもしれんが。

あるいは川口が「探検隊やりたいんです！」って直訴したのかも・・。

若尾も・・・いろいろと・・・、うーん、川口でなかっただけよしとするか。
野添はその後苦労したらしいしね。

ちなみに川口は弟（妹も？）もデビューしてる。
「さらば夏の光よ」で秋吉久美子と結婚するﾃﾞﾌﾞｦﾀみたいな奴。
主役の郷ひろみと三角関係みたいになるんだけどね。
まあ悲惨な結末だったけど、結構いい映画だよ。

＞若尾も・・・いろいろと・・・、うーん、川口でなかっただけよしとするか

え？　結婚が、ってこと？　でも、「いろいろと・・・」って何さ？
気になるなあ。誰かの性奴隷にでもなったの？　ぐふふ。
　

＞９７
うーん、川口も「満員電車」とかいいものはあったけどね。
「炎上」に関しては川口なら出来たかもって思うけど、
「地上」の貧乏学生なんてやっぱり似合わないし、難しいね。
雷蔵に関しては周囲が反対したのよ。時代劇のスターだし。
でもなぜか永田社長がＯＫしたんだって。不思議だねぇ。

＞９９
菅原ケンジとか雷蔵とかウワサになったらしいのよ。
女優として曲がり角のとき、若尾は失恋もしていたので、
なんの映画だったか、かなり気合を入れてやったらしい。
（「妻は告白する」とかかな？）
俺も記憶で書いてるから、知ってる人いたらどんどん突っ込んで欲しい。

でもいくら共演者とのスキャンダルがあったとしても、
この人の場合、女優としてはかなりプラスになってるんじゃないかな。
もっと評価の高い名女優はいるけど、若尾みたいな演技はできない。
もちろん増村あってのことだったとしても。

>>99

っていうかすごい詳しいな・・・。
邦画版[淀川長治]の誕生か？

しかし、その時どきの役者のプライベートを考慮にいれて
映画を見るとのいうのは反則かもしれんけど、
「この頃、若尾は失恋してたんだなあ」って思いながら
映画を見ると又たまらんものがあるかもな。

↑番号間違い。
青空息子に言ってるんだ。わかると思うけど。

＞もっと評価の高い名女優はいるけど、若尾みたいな演技はできない。

そういう意味でも、若尾の写真集は出して欲しいよなー。
ワイズ出版、頼む！！

ちなみに、この人って、昔は写真集出してたんかね。
なんか持ってる？

いや、いろいろ調べればけっこういろいろとわかるっす。
若尾というか邦画ファンだし。
でもいい映画見ると、たいていはコイツらデキてるよなぁと思ってしまう。
それくらいのめりこんで見れる作品っていいよなぁ。

＞１０５
昔はあったのかねぇ？ブロマイドがいいとこでしょ。
別冊太陽とかで女優特集とかあった気がするけど、
１，２枚載ってるんじゃないかな。
でも今なら実現しそうな気がするよ。

>>107

っていうかマジで今しかないでしょう。
だって、増村の映画がこれだけビデオ化されているんだもん。
ちょっと前までなら考えられなかったことだよね。

それと、７８のいうようにヌードになったというのが
本当なら、なんとしてでも見たいなあ。
みんなで一致団結して探さないかん！！　情報交換しよう。
エロパワーはいつの時代も絶大だ！！

ついでに知ったかぶりするなら、
若尾は長谷川一夫の楽屋を訪ねて女優志願したんだよね。
だから「雪之丞変化」なんか共演作ってだけでも嬉しくなる。
デビュー作は久我美子が急病になったため代役で運良く主演。

仙台にいたころ、若尾を遠目にマドンナ視してたのが井上ひさし。
ある日スクリーンで憧れの君に再会して驚いたらしい。
井上の自伝的小説「青葉茂れる」は映画にもなって、
秋吉がそのマドンナ役をやってた。

若尾の写真集、積極的にファンとまではいかなかったけど、
やっぱり一番好きといえばそうだし見てみたいね。
いまはレトロでスタイリッシュなのがもてはやされてるけど、
ヤクザの姉御とかサイケとか、分かりやすい分類じゃなく、
そんな枠に収まらない若尾の魅力を堪能したいもんだね。

なんかオレと青空とのチャット状態だけど（笑）、
ちゃんと映画の話してるからいいよね。

＞デビュー作は久我美子が急病になったため代役で運良く主演。

あ、これ知らなかったな。「十代の性典」だっけ？
でも、女優が急病で降りる場合って、大抵はその映画に出たくないと
いうのが本当のところらしいね。
実際、若尾も出演を「急病」でことわったことがあるらしい。
確か「任侠物」で、その代役が藤純子だったとかきいたよ。

あー、おれも明日「雪之丞変化」行けたら見よう。

＞ヤクザの姉御とかサイケとか、分かりやすい分類じゃなく、
＞そんな枠に収まらない若尾の魅力を堪能したいもんだね。

分かってらっしゃるじゃないですか！
今確かに昔の邦画って静かなブームだけど、それに関する本で
マニア心をくすぐる本って少ないんだよね。
昔の邦画ファンだけではなく、幅広い年齢層に受け入れられる
センスの良い本を作って欲しいものだ。

デビューは「死の街を逃れて」。もちろん見てない。
「十代の性典」は３作くらいあるらしいけど、
１作目は若尾は単なる明るい後輩かなんかだった気がする。
んでレイプされた（らしい）南田洋子がそのことを人に言えなくて、
教会で神にひざまづいて死ぬとかそんな内容だったと思う。
若尾がよっぽど嫌がってるってことは続編はもっとキワドイのかな。

http://www.soundphile.com/readymade/lab/COLUMBIA/SEVENGOD/SEVEN2.html
ピチカートファイブのアルバムで若尾の声が入ってるらしい。

4 大人になりましょう　LET'S BE ADULT
music...「あーら、いやだ。あたしそんな大人ぶった事って大嫌い」は
島耕二監督の大映作品「十代の性典」の若尾文子の台詞。

>>113

>若尾がよっぽど嫌がってるってことは続編はもっとキワドイのかな。

やっぱ時代じゃない？　知ってると思うけど「十代の性典」って
当時としてはかなりスキャンダラスな映画だったらしいしさ。
若尾としては女優としての理想みたいなものもそれなりに
あったろうし、単に自分の存在がセックス・シンボルとして
固定化されそうで怖かったんじゃない？
しかし、「十代の性典」３作もあったとはな・・。
出演作リストをちゃんと見とかんといかんな。

>>114

まんせー！！　こういうの好きだなあ！！
やっぱ、こうじゃなくっちゃな。買うぞーー！！

「青空娘」観た。素晴らしすぎる！！
スピーディーな展開といい、みずみずしく描かれた若尾といい、
こりゃ、若尾のマイ・ベスト５に入るな。
もう若尾の表情がほんと可愛い！　抱きしめたい！！

名匠の若尾起用第一作というのは、
それぞれの監督の個性が出ていて面白いね。

「祇園囃子」（溝口）
「女は二度生まれる」（川島）
「青空娘」（増村）

不思議と、みんなコメディタッチだな。

あと、エッチネタしては、腹違いの弟との格闘シーンで、
ブラ透けがありました（^_^）。
（って、おれ、こんなんばっか書いてんな）

俺もあの場面で弟になりたかったよ・・・（ﾜﾗ

若尾って結構、男に襲われたり、取っ組み合いを演じたりというシーンが多い。
上に乗っかかれて危機一髪ってやつ。

これから「若尾文子論」とか書く奴いたら、このことは必須事項だじょー。

> 十代の性典の話するといまだに怒るらしいしね。

エロ目的の映画ということに腹を立てているのなら、
若尾文子はブリジット・バルドークラスの超弩級大女優なので、
つまらない事は気にする必要なし、と本人に伝えたい。このスレの勢いを見よ。

> ただ、この映画の若尾はちょっと潔白すぎる気が・・・。
> 岡田茉莉子の演じる女を若尾にやってもらいたかったと
> 思うのはおれだけか。

で、他のまだ見ぬ文子が見たくなる…

「浮雲」観てみたいです。ツタヤには置いてませんよね？
どこのＶＩＤＥＯ屋で置いてますか？

「浮雲」って成瀬？　だとしたら、スレ違いだよ。あるいは小津の「浮草」と間違った？
いずれにせよ、どちらも超名作だからツタヤに置いてないわけないよ。
小さなレンタル屋でもおいてあると思うぞ。

「ぼんち」の若尾さんはどうよ？
芸者のぽん太の役だけど。

ちょっと前にテレ東深夜に若尾の映画連続してやってたよね。
それの従軍看護婦ものがなんか萌えた（苦笑
旧満州を舞台にしたやつ。
うちのカミさんも、若尾のよろめき演技は凄いって言うなー。
テレ東さんまたお願い！

>>121
「浮雲」だけでなく、東宝の成瀬作品は一般のレンタルには置いてないです。
通販オンリーのキネマ倶楽部というところから出てるだけです。
ただし都内なら高円寺、西荻窪のちょっとマニアックな店に置いてました。
あと、阿佐ヶ谷ラピュタという名画座で成瀬特集をやってますので、
浮雲も上映されますです。小津の「浮草」なら少し大手なら大抵置いてます。

>>123
「ぼんち」いいよね。ラストの女同士の入浴シーンばかり印象に残ってるけど。

>>124
「赤い天使」ですかね。両手なくした川津裕介をヤッちゃうんだよね。
萌え〜。

ところでこのスレの１って「若尾好き」さんなのかな。

＞両手なくした川津裕介をヤッちゃうんだよね。

川津裕介「と」ヤッちゃうでしたね。
っていうかレイプされるんだっけ？
随分前に観たので忘れた。

「雪之丞変化」と「非行少女（若尾と無関係）」見て来たよ。
共演の山本富士子が乾いたお色気出してるのに対し、
若尾は２回目に登場したときはもう「恥も外聞もいらないわ」なんてアクセル全開。
着物がはだけて肩が見えてるだけで生唾モノだったよなぁ。

そういや増村レトロスペクティブのパンフ（？）のインタビュー見たら
若尾が長谷川一夫の楽屋に押しかけたってのはデマだってね。
やっぱ資料が古いとダメやなぁ。。。

「絶対女優・若尾文子・狂同体」のみなさんこんばんは。
「文子は二度生まれる」を合言葉に今夜もマターリ語りましょう。

>>125
＞スレの１って「若尾好き」さんなのかな。

イエッサー。元々、おれは某音楽板の常連で、映画板に来たのは
このスレ立てる時が初めてだったんだ。で、映画板の雰囲気掴めんせいもあって、
「若尾スレ」なんて立てたらすぐ倉庫行きかなぁなんて思いながらも、
欲望には勝てず立てちゃったってわけ。で、その時は
コテハンもいらんやろうと思ってたんだよね。

>>124
＞ちょっと前にテレ東深夜に若尾の映画連続してやってたよね。
＞それの従軍看護婦ものがなんか萌えた（苦笑

青空の言うように「赤い天使」だね、それ。見てないけど。
今日もツタヤにいって来たんだが、また借りれんかった・・・。
早く返してね！！　文子のひとりじめはだめだよ。

>>127
＞若尾は２回目に登場したときはもう「恥も外聞もいらないわ」なんてアクセル全開。
＞着物がはだけて肩が見えてるだけで生唾モノだったよなぁ。

「雪之丞変化」結局、見れなかったよ。いいなぁ。
着物がはだけた文子タン、ハァハァ・・。

今日は「安珍と清姫」借りてきた。
それと例のピチカートのCD買ったよ。それについては、後に書こう。

ｷﾞｬｰ買ったのか。。。内容どうしようもなかったらヤヴァいな（ﾜﾗ
つーか某音楽板以外でもコテハン使ってるとこあるの？
知ってる奴だったりして。。。

114で挙げられてるピチカートのCDだけど、中々いいぞ。
１３００円と値段も手頃なのでお奨め！
それで質問なんだけど、若尾文子の台詞って例の
「あーら、いやだ。・・・」以外にもあると思うんだよね、
このCDを持っている人いたら教えてくれないかな？

以下に若尾文子の台詞だと思うものを書いてみるね。
(右側の数字は台詞が言われる時間。機種によって違うと思うけど）

0:44　「あーら、いやだ。あたしそんな大人ぶった事って大嫌い」
2:13　「なにさ、赤ん坊みたいに」
3:19　「快楽に近づくなかれ」
4:12　「大人なんか大嫌い！　不潔よ」

他にもあるかもしれないし、違う人の台詞を書いている恐れあり。

ちなみに、

5:50　「うーん、お父さんの結婚はね、余り愛情のない結婚だったんだよ」

というのは、「青空娘」の若尾の父親役の台詞。

ｵｫ!! なかなか良さそうだな。
ネタになるかも。。。。（ﾜﾗ

大映とか新東宝とかの女優スチール集なんか出てたけど、
目次もなくひたすらスチール並べてるんで、どこに若尾が出てるか
わからんかった。でも若尾の単独本も夢じゃないなと思った。

訂正：右側の数字←左側だったね、細かいけど

>>130
＞つーか某音楽板以外でもコテハン使ってるとこあるの？
＞知ってる奴だったりして。。。

いや、コテハンはこれが初めてだから、青空の言ってる奴とは
別人だと思うぞ。ちなみに実生活でも、青空みたく昔の邦画に
詳しい奴は身近にいない。
あっ、それで質問なんだけど「十代の性典」って
借りれるとこ知らない？

ピチカートって、市川の「黒い十人の女」がリバイバル上映された時
岸田今日子をゲストに迎えてCD作ってるよね。
メンバーに熱烈な邦画マニアがいるんだろうな。
だったら、今度は若尾文子をゲストの迎えて第二弾を作って欲しいよなあ。
こうして夢は膨らんでいく・・。

俺はスクリーンで見たからなぁ。
レンタル用に出てるのは聞いたことない。
検索かけたけどないんじゃない？
検索の過程で思い出したけど、
１作目の若尾はちょっとレズっぽかった。

市川雷蔵の声をサンプリングしたＣＤは聴いたことあるなぁ。
誰のか知らんけど。

あ、それと「最高殊勲夫人」はスラップスティック調で
なかなか笑えた。でも、オープニングとかおしゃれだし、
斬新なカメラワークなんかも随所にあって唸るとこも多かったな。
エロ度は低いけど（＾_＾）。

それと川口浩は確かに３流かもしれんが、
若尾の魅力と存在感をを消さないという意味では
絶妙な配役なのかもしれんと、考え直したよ。

>>136
＞１作目の若尾はちょっとレズっぽかった。

レズかぁ、それも又いいかもなぁ。グフフ。
相手は誰だったんだろうな。ムーミン岸田だったりして・・・。

川口は確かに最初は嫌だったけど、
増村映画でも映画界でも生き残れなかったし、
可愛いもんよと思うようになったよ。
若尾は出てないけど、増村なら「暖流」が面白い。
ビデオはないのかなぁ。

レズっぽいってのはなんか女同士でイチャイチャしてるような感じかな？
たしかテニスしてるシーンがあったような・・・、ウーム忘れた。

>140
＞若尾は出てないけど、増村なら「暖流」が面白い。

「暖流」かぁ、ビデオ見かけないなあ。今度、中野武蔵野館で
増村特集をやるらしく、そこで上映して欲しい映画の
リクエストを募ってるね。リクエストしてみるかな。

そういえば、「巨人と玩具」なんかも評価高いよね、
コメディタッチが好きなおれとしては非常に興味あるんだけど、
いつも借りようとしてやめちゃうんだよ、若尾が出てないから（藁。
で、どうだった？

http://www.daiei.tokuma.com/masumura/

増村保造レトロスペクティブのサイト。
定番だけど、一応貼っとこう。

「巨人と玩具」はまさにいま評価されるべき傑作だよなぁ。
各製菓会社のキャラメル新発売に向けた宣伝合戦の話だけど、
そのためにただのアホギャル（野添ひとみ）をスターにでっちあげたり、
オマケでつったり、初期の集大成といっていいけど、
登場人物に共感しにくいって言われたのかな？
まあかなり画期的な作品だけど、「暖流」はかつて名作があって、
それをパンク調にブチ壊したところがあって好きなんだよね。
ビートルズの「ＨＥＬＰ」をダムドがカバーしたのと似てる。

>>143

ああ、おれ、どっちかって言ったら、従来の映画スタイルをぶっ壊した増村が
見たいなあ。増村っていったら「妻は告白する」とか、どちらかというと
かちっとした映画が代表作になってるいるけど、
個人的にはいわゆる「佳作」といわれている作品の方が好きなんだよなあ。

助監時代に溝口の「重さ」と市川の「軽さ」を吸収して、
両方の特性を自分の映画で使い分けた人なんだろうね、多分。

東北地方のお住まいの方に朗報です。
福島フォーラムにて６/23〜29、増村特集があるので、是非この機会にお出かけください。
『巨人と玩具』『妻は告白する』『赤い天使』『痴人の愛』『第二の性』
『盲獣』『でんきくらげ』の７本が毎日時間をずらして上映されます。
今回は若尾含有率が低いのですが、客の入り次第で第二弾、第三弾の有無が決まるので、
若尾＆増村コンビをもっと見たい方は（オレもだけど）よろしくどうぞ。

『第二の性』は凄い面白かったね。

>>145

東北出身ではありませんが、応援しますよ。
こうやって、全国で増村＆若尾コンビの映画が盛り上げれば、
「若尾写真集」、「若尾文子DVD・BOX」、
「ピチカート・ファイブ featuring 若尾文子」
などが実現する確率も高くなりますからね。

増村って「スチュワーデス物語」とか赤いシリーズなんかの大映テレビやってたよね。
大映テレビの過剰演出は増村ゆずりなのかな（ﾜﾗ

ピチカートは小西さんが無類の映画好き。でも先日解散しましたあ〜。
『君も出世が出来る』の「アメリカでは」もカバーしてたね。

＞１４９
あの曲やってるのかぁ。知らなかった。

ちなみに「君も出世ができる」もフィルムセンターでやるなぁ。
６日の６時半。個人的にはちょっとノレなかったけど。。。

>>148
＞大映テレビの過剰演出は増村ゆずりなのかな（ﾜﾗ

それあるかもなあ。そういえば、堀ちえみ元気かなあ、どうでもいいけど（藁。

＞ピチカートは小西さんが無類の映画好き。でも先日解散しましたあ〜。

ガーン、知らんかった・・・。じゃあ、小西康陽に単独で頼むか。

大映テレビのネタが出てきたので、ここらで一発。
「姉さん、事件です！！」（ｂｙ　高嶋Jｒ.）

わたくし、本日、若尾文子のビーチク見てしまいました。
こんな時間だというのに（あるいはこんな時間だからか）、もう興奮して眠れません。

既出ではあるが、詳しい情報をお伝えしよう。
皆の衆、「安珍と清姫」の４６分頃を見よ！
これって正面からの撮影だし、顔もちゃんと映ってるから、
体だけすげ替えるっていうのは当時の技術水準を考えても無理だと思うぞ。
若尾文子協会としては、この映像を文子タンのヌードと断定する。

しかし、映画としては「後味の悪い映画スレ」に書き込みたいような
凡庸かつ苦笑してしまう映画だったな。

ただ、文子タンのヌードが見れる映画としては☆ミ凸ヽ(^-^) タイコバン！

>>148
>大映テレビの過剰演出は増村ゆずりなのかな（ﾜﾗ
つうか、増村、演出してたじゃん。

続けて「ぼんち」見た。今更だけど、傑作だね、これ。
「安珍と清姫」の後だっただけに、ひたすら唸った。
宮川一夫のカメラ、やっぱすごいわ。市川の色彩感覚もすごい。

若尾の演じるポン太にも萌えたナー。ピンク色の日本傘が
また良く似合うんだよね。だが、市川のなによりの功績は
若尾のうなじをなまめかしく撮ったこと。わかってるねぇ、コン！！
あと、噂の入浴シーンもいいねぇ、うん！

って、すっかり朝だ、やばっ！　ちょい寝とくか・・・。

山本冨士子のビーチクはどうなんでしょ？
今じゃすっかり妖怪化してしまって悲しいが
全盛期の美しさと来たらそりゃあもう！
大映は美女の巣窟だったのね

「温泉女医」（６４年　木村恵吾監督　大映）の惹句。

俄然！急患続出！若尾ちゃんの聴診器が聞いた温泉客の胸の中！

俺も若尾ちゃんの聴診器で胸の中を聞いてもらいたいよ。

当時って、監督も撮影所のスタッフも、職人ぞろいで作品に恵まれてるから、
どれ見ても面白いってとこが、役者にとってもプラスになってるから良いよね。

なんと！「安珍と清姫」のヌードってﾏｼﾞなのね。
そこまで正面からなら本物かどうかは問題じゃないね。
くそー、レンタルしてそこだけ見るか（ｗ

>>154
あの・・・、増村がやってたって一緒に書いてます・・・。
その後の大映テレビの基本路線を決めたって意味でし（ｗ

「安珍と清姫」って島監督なのね・・・。
「十代の性典」と同じ人やん。

若尾文子語録。

「憧れたか嫌悪されたかということでいえば、共感は得られなかったんじゃないかしら。
そりゃ『君の名は』みたいなわけにはいかないわよ。『卍』なんて女性同士の同性愛の世界でしょ。」

戦後の女性像の変遷の中で、自立していく女を演じる女優として、当時どのような意見を聞いたか？という質問に答えて。

皆さんは「瘋癲老人日記」をお忘れではないですか？
日本の足フェチ映画の最高傑作ですよね。
風呂場で若尾ﾀﾝの足指をべろべろナメまくり、
「汚いわねぇ！」となじられる山村聡、ｳﾗﾔﾏｼｲ・・・

↑でも、あの足、若尾の足じゃないような。

ピンク色の日本傘が日本一似合う女優ってだーれだ？

〜
　〜　　 　∧＿∧＿__　　　　／￣￣￣￣￣
　　　　 　（´∀｀　） / |　　　 ファイナルアンサー？
　 ~　⊂ へ　 ∩）/　.| 　　　　＼＿＿＿＿＿
　　　i'''（＿） i'''i￣,,,,,,/
　　　￣ （＿）||￣￣
　　　　　　　　　１００，０００ﾓﾅｰ
Ａ　岸田今日子　　　　　　　　 Ｂ　野添ひとみ
Ｃ　京マチ子　　　　　　　　　 Ｄ　若尾文子

「うーん・・・黒川紀章にライフ・ライン！」

ということで、今夜もやってまいりました！
「マターリ文子の会」開幕！！

>>156
＞山本冨士子のビーチクはどうなんでしょ？

うーん、最近は特に文子を中心に見てるからなあ、おれ。
お冨士さんのは見たことないなあ。でも、誰か知ってるかもよ。

>>157
＞「温泉女医」（６４年　木村恵吾監督　大映）

題名だけで萌えるナー。文子タンが女医ならわざと怪我しちゃうな。

>>162
＞皆さんは「瘋癲老人日記」をお忘れではないですか？

おー、そういや、あったねえ！
シャワーシーンは163の言うように、文子タンの足じゃないかも
しれんけど、入浴後の文子のおみ足に山村がすがり付くがシーン
が確かにあるよねえ。それに対して「ああ、きたならしいっ」とか
サドッ気のある文子が言うんだよな。よって、Ｍ夫君、必見の映画！
ただ、「安珍・・」と一緒で、エロ度が高い映画って
内容はあんまり期待できんけど・・。
しかーし、文子のおみ足を堪能する映画として殿堂入り決定！

今日は「日本橋」と「雪之丞変化」借りて来た。
昨夜みたく連続で見るとしんどいから今日はやめよう。

三島由紀夫原作の映画によく出てたね、『からっ風野郎』では競演もしてるね。

俺は叶順子も、若尾さんに劣らず好きです。×？

＞１６７
いいよね。若尾がいなければもっと活躍できたろうに。
ちょっと硬いイメージだったけどね。

私は青空息子さんのプロフィールが知りたいぞ。
煽りじゃなくて、単に興味本位で。

「ぼんち」「雪之丞変化」、
ため息出るほどの豪華キャスト。
大映っていい意味で贅沢。

＞１６９
おれ？ただの邦画好きだけど、
あんまり重箱の隅まではつついてないよ。
あくまで自分が楽しめる範囲で見てる程度。
マニアは洋画も含めてホントに死ぬほど見てるからね。
名画座もここ数年はそんなに頻繁に行ってないし。
某板で固定でスレもってるからリンク貼ってもいいけど。。。

プロフィールっていうか、無職の役立たずだね。
半年以上ゴロゴロ実家でスネかじってる。
蓄えももうすぐなくなるし、困ってるとこだよ。

若尾文子も良いが、全盛期の浅丘ルリ子の可憐さにも注目してね。
演技派に開眼した頃の、耽美的な彼女も含めて。

>>159 教官、申し訳ありません！

ふぅー、『雪之丞変化』見たぞー。えがったー！
名づけて、元祖必殺仕事人！！
しかし、「時代劇」なのに、バックにジャズ流す市川のセンスに脱帽。
このおじさん偉大だなあ、あっ、おれが言うまでもないか・・・。
１７０のいうように、長谷川一夫あり、山本冨士子ありのオールスターキャストで
サービス精神満点の素晴らしい映画でした。展開が速いのも、おれ好みだったな。

文子情報としては、すでに伝えられているように、着物がはだけた
文子タンの肩が色っぽいでしゅ。なんか、市川の撮る文子が一番綺麗に
見えるんだけど、これってほめすぎ？？

>>171
＞某板で固定でスレもってるからリンク貼ってもいいけど。。。

ご自由にどうぞ。で、できれば相互リンクにしてくれない？
いるかな、若尾ファン？

その他、叶順子、浅丘ルリ子といった名前もちらほらとでておりますが、
こんなスレでよければご自由に語ってくださいませ（^_^）。

「女経」もいいよね。
若尾文子×増村保造
山本富士子×市川崑
京マチ子×吉村公三郎
のオムニバス

>>176

うんうん！　若尾のパートは「耳を噛みたがる女」だね。
若尾の演技が変わったのは『妻は告白する』から、
っていうのが定説だけど、この作品からだという人もいるみたい。
たしかに、冨士子、マチ子の２大女優と負けず劣らずの貫禄を
早くも見せてるよね。ホステスという役柄のせいもあるけど
色っぽさも一段と増してるし。

映画の方も、軽みがあって増村・初期作品の系譜だよなあ。
あー、また見たくなってきた。

「ぼんち」で妾のぽん太が
本宅に挨拶に行くシーン萌え。
毛利菊枝×山田五十鈴の
これ以上ないくらいイヤミな大姑と姑を相手に
「月１０００円いただいてます」と
啖呵きるところ、最高。

>>178

激しく同意！！

＞「ぼんち」で妾のぽん太が
＞本宅に挨拶に行くシーン萌え。

おれ昨日みたんだけどさあ、なんていうか、脱いでもないのに
すごいエロいんだよねえ、なんでやろ？
ピンクの日傘、夢に出てくるかと思ったよ、ホントに。
市川にしてやられたって感じ。

＞これ以上ないくらいイヤミな大姑と姑を相手に
＞「月１０００円いただいてます」と
＞啖呵きるところ、最高。

それを盗み聞きしていた市川雷蔵が
「１２００円やっとるのに、２００円も安う言いよってからに・・」
というとこワラタ。

＞１７９
もう絶対こんな映画撮れないだろうね。
なんていうんだろうか、
出演者の間の取り方とか
戦前の船場の商家の雰囲気とか
リメイクしたとしても
今の役者は
時代背景とかの「空気」読めないもんね。
セリフ棒読みするだけで。

「ぼんち」はすべてが奥行きのある作品。

今がそうじゃないとは決して言わないけれど、
監督、俳優、スタッフのプロ意識が並大抵じゃなかったからでもあると思うよ。

日本映画が昔の大映にいたような素晴らしい女優達を
輩出できなくなった理由はなぜだろうね？

＞１８３
今の若い観客に文芸大作が受けないからさ。
流行ってるのって「リング」とか
「バトルロワイヤル」みたいなもんでしょ。

今の中高年が邦画を育てようとしないからさ。
若い頃に大映映画を見てたような情熱の炎が
消えてしまったからさ、生活に追われて。

今の映画のスタッフが
先輩から時代劇の雰囲気を
受け継がなかったからさ。
時代劇なんて彼らにとっては
つまんないもんね。

今の映画界に永田雄一みたいな
大プロデューサーがいないからさ。
偉いだけじゃなく、
教養に通じる観察眼があったもんね。
今のプロデューサーは
ベストセラーかどうか
メディアミックス戦略に乗るかどうかでしか
映画作らないもんね。

永田雅一の間違いではないのか？
通称ラッパ。確かオリオンズ（千葉ロッテの前身球団）も
持ってたんだよね。

観客が減ったことで映画産業が廃れた。
産業として栄えていた時は、多くの予算を懸けることが可能だったから、
多くの人材（スタッフ、役者等々）を自社で抱えて有能に育成する余裕があった。
それが成り立たなくなった、てことで撮影所システムがなくなったんでしょうな。
大映に限らず、ほかの映画会社もみんな、ね。

三島由紀夫が原作の「永すぎた春」観たーい。

>>127
>若尾は２回目に登場したときはもう「恥も外聞もいらないわ」なんてアクセル全開。
>着物がはだけて肩が見えてるだけで生唾モノだったよなぁ。

たしかに若尾ファンとしてはそれで嬉しいのだけど、配役合ってないわな。
あれは「雪之丞」が自分の敵討ちのために利用してしまった
世の中の事を何も知らない不幸で可憐な若い女でしょ?
山本富士子の方が光っていたな。

まあ、あれはあれで面白いけどさ。映画自体いいし。

山本はコメディエンヌだと光るね。実際「雪之丞」の役は一番好きだよ。
若尾のミスキャストは認めるけど、
若尾スレだけに特に作品的なことや共演者のことまで書かなかったんだけどね。
偉そうに語ってるとやっぱ突っ込まれるもんだね（ｗ

＞＞187

＞山本富士子の方が光っていたな。

でも何か、江戸っ子口調が今いち板についてないような気もする。
欲を言えばきりはないか。ただ、キャラ自体は好き。

雷蔵「・・・お前なまえなんちゅうねん」
若尾「うちどすかぁ、ポン太いいますねん」
　　　　　　　　　　　（「ぼんち」より）

真昼間から、こんにちは！　今日は楽しい日曜日、明日は悲しい月曜日、
鬱だ・・・。あっ、うちのコテハンどすかあ、「若尾好き」いいますねん。
よろしゅうおたの申します。

>>181-185

若尾が活躍していた頃、彼女は年に８、９回映画に出演していたという。
今考えたらすごい数だよね、単純計算でもだいたい４０日に１本は
新しい映画に出ていたことになる。つまり、185の言うように、それだけ映画が
多くの観客に支えられていたということだし、まさに一大「産業」だったといえる。
当時、代表的な娯楽だったろうからね。文学が面白くなくなったのも本が売れなく
なって優秀な人材が他分野（漫画など）に流れていったことが一因だと
言われているけど、映画でも同じことがいえるんでしょうなぁ。
特に、一人で出来る小説や漫画と違い、映画は一人では作れないものからだから、
他の創造的な仕事と比べても一番打撃を受けやすかった。

たが、われわれはただ感謝しようではないか！　若尾文子という絶世の美女が
映画が映画として成り立っていた時代に、名匠、職人と言われる監督や
スタッフに囲まれて、
男にのられて危機一髪だったり、僧侶に着物を脱がされたリ、
1200円でかこわれたり、老人に足ぺろぺろされたり、
むーみん岸田とレズったりしながらも、
いつも「青空さんこんにちは」だったということを！！
（ちょっと違うか・・・）

ええい、まぁよい！！　あるインタービューで
「お金を払って映画館に来てもらっている以上、
常に最高の仕事をしなくては申し訳ない」
と文子タンは言っていた。

これに尽きるのではないか。
「絶対女優」とは自分の仕事へのプロ意識に支えられた
高貴な化け物である。やっぱり、そういう人材を発掘・育成する
システムを再興しなくちゃナー。

なにはともあれ、今日も文子タン、ダンケ・シェーン！

ねえねえ、この「スタジオはてんやわんや」っていう短編映画観た人いる？
観た人いたら、感想きかせて！　ビデオ化はされてんのかな？

＞演芸大会では、山本富士子の歌、船越英二と高松英郎のコンビによる漫才、
＞川口浩（鉄琴）や川崎敬三（ドラム）による荒城の月をアレンジした
＞ジャズの演奏、雷蔵・一夫・新太郎共演による豪華な舞踊など、豪華絢爛。

などが見れるらしい。若尾はなにしてるんだろう？

http://www.asahi-net.or.jp/~ns8m-hgc/movie/WAKAO3.HTM#スタジオはてんやわんや

↑「スタジオはてんやわんや」解説。くそー、むっちゃ見たい！！

>>192
前にチャンネルNECOでやった時録ったけど、まだ見てないや。
今夜見たら感想書くよ。

>>193

それで結局どうだったの？　「スタジオはてんやわんや」の感想きぼーん。

若尾文子って映画と平行して当時のTVドラマにも出てたのかな？
NHKの大河ドラマくらいしか知らないけど。

>>193
その後、音沙汰ないが「通りすがりさん」は、
『スタジオはてんやわんや』を果たして観たのだろうか？
あまりの素晴らしさに寝込んだんじゃあるまいね。

>>186
＞三島由紀夫が原作の「永すぎた春」観たーい。

遅レスすまん。
前に『獣のたわむれ』を中野武蔵野館で見たよ。
「三島由紀夫映画特集」とかなんとかでね。
緊張感のある良い映画だったし、相変わらず文子も色っぽかった。
でも、なぜか『永すぎた春』は特集の中に無かったような気がする。
勘違いかもしれんが・・。なにはともあれ、おれも見たいなー。
レンタル屋とかで見つけたら、報告頼む。

ところで、「青空息子」は今いづこ？

今日は『傷だらけの山河』を借りて来た。
貧乏ゆえに、文子がめかけになってしまう聞くも哀れ、
話すも哀れの物語。

観終わったら感想書くよ。

ごめんごめん、見たよ。『スタジオは大騒ぎ』と『スタジオはてんやわんや』
これって、なんだろ？大映が勢いあった時のPR＆ファンサービス映画かな。
『大騒ぎ』がモノクロで東京のスタジオを案内する構成と後半、紅白歌合戦。
若尾ちゃんは最後に別撮りで、どっかのお庭でワンピース着てて、
「今日は用事が出来て出られなかった」とのこと。
『てんやわんや』はカラーだけど、黄色っぽいの。発色よくないカラー。
で、最初いきなり芝生の上で根上淳と若尾ちゃんが他の何人かと談笑してるとこに
カメラが入って行って、「お休みの日は何してるか？」とか訊いて、答えて。
「お片付けして、お買い物して、映画見て、美味しい物食べて･･･」とかなんとか。
その後、カメラは京都撮影所行って、隠し芸大会になるのでした。
製作が56、57年だから、まだアイドルの時代だよね。可愛いけど。素顔でもないしなあ。
まー、盆正月にでもオマケで付いてた映画なんでしょうな。当時を知る貴重な記録とゆーことで。

>>198
＞『大騒ぎ』がモノクロで東京のスタジオを案内する構成と後半、紅白歌合戦。
＞若尾ちゃんは最後に別撮りで、どっかのお庭でワンピース着てて、
＞「今日は用事が出来て出られなかった」とのこと。

くぅーー。観たい、観たい、文子タン、ハァハァ。

＞『てんやわんや』はカラーだけど、黄色っぽいの。発色よくないカラー。
＞で、最初いきなり芝生の上で根上淳と若尾ちゃんが他の何人かと談笑してるとこに
＞カメラが入って行って、「お休みの日は何してるか？」とか訊いて、答えて。
＞「お片付けして、お買い物して、映画見て、美味しい物食べて･･･」とかなんとか。

あー、もうだめ・・。頭クラクラしてきた。
そのビデオ、ダビングして売ってくれんか？
なんか方法ないかな？　考えてくれ、頼む！

今もNECOではやってないよねえ。一応、うちケーブル入るんだけど、
契約はしてない。今でもやってるんだったら、入ってもいいなあ。

>>199
じゃー、直メールくれたら考えましょうか。

あっそうだ。
この２本って「若尾文子・大映DVD BOX」のおまけにすればいいのだ！
って、一人で盛り上がってるぞ、おれ。
・・・鬱だ。

>>200
おー、ありがとう!!!
じゃあ、メールするよ！

>>197

「傷だらけの山河」の感想きぼーんぬ。
三島由紀夫といえば「花実のない森」は違うっけ？

「氷点」って渋谷のシネソサエティでもやるね。
６／９〜１１の朝１０時から９００円。

>>204

ダンケ！　みんなで行こうよ『氷点』。
やっぱ、文子タンはスクリーンでみなきゃね！

>>203

『傷だらけの山河』の感想はしばし待たれよ。昨夜観てたんだけど、
ちょっと長い映画なので中断した。今日、続きを観る予定。

そして、「通りすがり」さん、返メール、マンセー！
あなたとってもいい人ねー。これからもこのスレをよろぴくー。

６０年代初頭の若尾文子って、髪型によっては
「初期・ルパン三世シリーズ」の峰不二子に似てないか？

>>203

『傷だらけの山河』観たよ。
うーん、映画自体は社会派ドラマを見慣れてないせいもあるけど、
ドラマに起伏が乏しくて、はっきりいって退屈だった。
この内容で150分は長すぎるっ。
『氷点』って同じ山本監督だよね、そっちに期待。

で、文子嬢だけど、「定番」の白いネグリジェが色っぽかったなー。
清楚な人妻が色気むんむんの愛人になっていくさまはみごと。
それだけでも、見る価値はありです。

今回は『処刑の部屋』を借りて来た！
でも最近あんまり寝てないので今日は寝ます。ではでは・・・。

他のスレにばかり書き込んだので、自分のスレもあげとこう。
今日、『青空娘』のビデオを買おうと思ってさまよったんだけど、
邦画の廉価版ビデオを置いている店が少なくて、結局見つからなかった。
（まあ、インターネットでも買えるけどね）
誰か、東京で邦画の品揃えが素晴らしいところを
教えておくれ。安けりゃなお良い。ただし、レンタル落ちはいやナリー。
簡単な場所も教えてもらえると助かります。

誰も教えてくれんのかー！　ガオー。
いぢわる・・・。
『メトロポリタン』スレ立てた１みたいにすねてやる。

明日６/１０ BS-２で23時45分より川島雄三のドキュメンタリーがあるので、
記念にあげ。見逃さないように。
そのあとには「幕末太陽伝」と「雁の寺」もあるよ。
って、前にあった川島スレがみつからないのでここに書いてみました。

あぼーん

>>210
通りすがりさん、貴重な情報ありがとう！
しかし・・、我が家にはBSが入りません、（涙）。

それと、届いたビデオ観ました！
198のカキコが全てを言い尽くしているのでここでは内容を繰り返しませんが、
たとえほんの数分でも、文子タンが出ているだけで私には「宝物」です。
大切にします。ありがとうございました！

>>211
やっぱ映画板にもこういう奴はいるんだね、ちょい残念。
ランボーのこと何も知らない厨房だな。つまらん。
それとも、映画板だからスタローンのランボーか？

＞＞２１１

腐れ厨房、ランボー逝ってよし。

ドキュメンタリー観ました。
初めて川島監督の映像と声を見聞きして、感動。
もうそろそろ、雁の寺が始まります。

http://www.asahi-net.or.jp/~ns8m-hgc/movie/WAKAO2.HTM

「雁の寺」その他の若尾映画について解説。

「雁の寺」
なんであんなに棺桶が重いのか？

おい、火葬にはしないのか？
そのまま埋めちゃうのか。

そんなことより若尾文子色っぺー。
同じ水上勉原作、「越前竹人形」もよろしく。

ゆうべのBS-2『映画監督　川島雄三　サヨナラだけが人生だ』
ナレーションが若尾文子！
川島作品は大映の三本しか出てないんだけどね。（たぶん）　

>>219

＞ゆうべのBS-2『映画監督　川島雄三　サヨナラだけが人生だ』
＞ナレーションが若尾文子！

わぉ！　いいな、いいな！
また売って欲しいですけど、あんまり頼むのも「通りすがり」さんに
悪いしなぁ。（前回と同額でよければ喜んで払いますが・・・）

あぁ、もう少したったらテレビでも放送しないかなぁ。
もし良かったら簡単な内容を教えてくださいませ。


＞川島作品は大映の三本しか出てないんだけどね。（たぶん）

そうですね、一応、知らない人の為に欠いておくと。

『女は二度生まれる』
『雁の寺』
『しとやかな獣』

賛否両論あるにせよ、どれもが川島監督の才気を感じさせる名作。

『しとやかな獣』で若尾文子演じる悪女が「内的独白」するシーンが
ありますよね。それを文子が殺風景な階段を登る映像で表現した所なんか
クールで良かったなあ。

川島監督が演出する若尾文子についてみんな語ろう！
あっ、文子が出てないものでも可です。

「雁の寺」
いたいけな坊主をかわいそう、かわいそうと言いながらやっちゃうところがよかった。

>>221

あの後のことを想像すると・・・・・・。
ヌードがバァーンって出るよりやらしい。
癒し系のHだね、きっと。多分、あの坊主、童貞だろうしな。

昨日、BS-2「映画監督　川島雄三　サヨナラだけが人生だ」を
見たので、久しぶりにココに来てみると何とこんなスレが！

東京を離れて数年、若尾文子に飢えてます。スカパーでも見れる
けどやっぱフルスクリーンがいいわなぁ・・・。うらやましい。

ところでネットで発見したDVD情報を。
増村保造ＶＳ若尾文子
＜6月27日発売＞
TKBU-5053 卍 \4700
TKBU-5054 刺青 \4700
増村監督ＶＳその他
＜6月27日発売＞
TKBU-5055 痴人の愛 \4700
＜7月25日発売＞
TKBU-5056 くちづけ \4700
TKBU-5057 巨人と玩具 \4700
TKBU-5058 からっ風野郎 \4700
以上、DVD通販のページに出てたYO！

しまった！
「からっ風野郎」は若尾文子だったYO！
お詫びに背中の薪を燃やされに逝ってくる・・・。

「爛れ」出ねえかな。あと「妻二人」。

↓↓ LOOK!!　↓↓　全ての疑問解決サイト　↓↓
http://www.nifty.ne.jp/forum/fmvtheme/

>>81
そうだよな。本当に微妙というか絶妙というか・・・。
妖艶シーンといえば、みんながここで高く評価している以外のなら、
確か「濡れた二人」の後半部分に、雨でびしょぬれになるのがあった
と思う。なんとも妖しかった。

あと、初期の頃のかわいらしさもいいよね。
安らぎが伝わってくるよね。
銀幕に夢のある時代の、まさに「夢」。

今はもうおばあさんだろうけど、
｢祇園囃子｣の若尾文子は何気に可愛いと思った。
あんな子が現代にいたらいいな。

おぉっ、「青空息子」が消えたと思ったら、
「泥右衛門」なる新キャラが！！　まだまだいるぞ、若尾ファン！
背中の薪を燃やされて来たら、また戻って来いよ。
「マタ−リ文子の会」は常時開設中だ。

>>227
「名なしさん」こんばんは。

＞「濡れた二人」の後半部分に、雨でびしょぬれになるのがあったと思う。

なぬっ。そういえば、今日ツタヤに置いてあったなあ、借りればよかった・・。
でも、新作だからまだ高いんだよなあ。

初期の若尾はおれ大好きだよ。今日、ついに『青空娘』のビデオ買ってしまった。
白いブラウスに褐色のスカート、そしてポニーテール。まさに「夢」。

>>229
＞｢祇園囃子｣の若尾文子は何気に可愛いと思った。

何気どころか、無茶苦茶かわいいと思うぞ。
おれ、アイドルとか全然興味ないけど、
若尾文子がアイドルとしてデビューしたら、絶対ファンになってるなあ。

渋谷で「増村特集」やった時、若尾文子のトークショーがあったのだけど、
気品のある老婦人という感じで、ますますファンになったということも
ついでに付け加えておこう。

なにはともあれ、みなさん、同じ若尾ファンとしてこれからもよろしゅう。

『処刑の部屋』、折角借りてきたのに、今週は忙しくて結局見れんかった・・・。
今から返しにいくべきか、延滞料払ってでも今日観るべきか・・・。
観た人の感想きぼーん。

それにしても、買ってきた『青空娘』を観てしまった俺のばか、ばか。
いつでも見れるだろうが！

『処刑の部屋』観た。おかげで今日は延滞料さ。

で、この作品、原作者は今の都知事だったりする。
川口浩が裕次郎張りのナイスガイ（死語）を演じてます。
でも、やっぱり大根です（藁。

文子タンはといえば、薬飲まされて襲われてしまいます。キャー。
でも、そのシーンはあまり過激ではありません。時代のせいとはいえ、
うーん、残念。

映画も市川昆にしては、スピード感に欠けるんだよなあ。
当時としては斬新な映像だったらしいんだけど・・・。
私的には、時代の風化に耐えれらなかった映画というのが
悲しいかな、率直な感想でした。

若尾ネタは永遠に不滅です、アゲ

若尾文子っていつの頃からか上品な老婦人のやくしかやらないようになったよね。
いつまでも色っぽい悪女は出来ないのかな、やっぱり。
あとＴＶに活躍の場を移したからかな？

７０年代になると、若尾文子は映画出演が激減しますね。
まさに邦画の黄金時代と共に存在した女優さんです。
また、この人ほど、いわゆる巨匠級の監督に可愛がられた人も
いなかったですね。唯一出ていないのは黒澤映画くらいですからね。
TVドラマにそれ程出ていないのでは、と思うのですが？　

↑最近ではNHKの大河ドラマと野村証券のCMに出てたよ。

｢祇園囃子｣の舞妓姿の若尾文子は可愛いと思う。
撮影当時１９歳だった若尾文子と
現在１９歳の深キョンを比べたら、
やっぱり若尾文子の方が良いなぁ。
小津安二郎の｢浮草｣の時の若尾文子は
撮影当時２６歳だけれど、
現在２７歳の松嶋奈々子と比べたら、
若尾文子の方が色っぽい美人だと思うなぁ。

さすがに彼女並みの存在感を持った人が現在、皆無だとしても、
最近の女優・タレントで若尾文子に似てる人っているかな？

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　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　／
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　　　　 ∧∧　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　（,,ﾟДﾟ）y━~~ ＜そろそろ第二の若尾文子を発掘するか・・。
　　　　（つ目）　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿
TTTTTTTT|TTTTT
￣￣￣￣￣￣￣￣|
　大映京都　　　　 .|
　　　　　　　　　　　 |

似てる感じってのはいたとしても、
そのイメージを維持できる人ってなかなかいない。

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　　　||｜| ||｜| |｜||
　　　||｜|/| |∧|｜||　　　／￣￣￣￣￣￣
　　　||Φ|(ﾟ|-|ﾟ;)|Φ|| 　＜　　ぐすん｡｡｡
　　　||｜| ||｜| |｜||　　　＼＿＿＿＿＿＿
　　　￣￣￣￣￣￣

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　　　　∧⊂ヽ　　 ／￣￣￣￣￣￣￣
　　　　(ﾟДﾟ;)ﾉ　＜　というわけで、若尾文子監禁しました！
　　　　(| 　|　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿
　　　〜| 　|
　　　　∪∪

>>241

監禁はやめれ。文子はみんなのものだ。でもたまには、コピペも楽しいね。

>>237

激しく同意！　>>30でも書いたけど、おれは年齢的には深キョンや
松島奈々子のファンって言ってる方が自然なのに、
映画で若かりし頃の若尾文子を知ってしまったのが運のつき・・。
以後、東に「若尾映画」あれば駆け参じ、西に「文子トークショー」
あれば早朝から席取りに余念がないなどほとんど狂気の沙汰。
で、初めて見たのが映画館で見た『祇園囃子』なんだけど、
スクリーンを所狭しと駆け回る文子嬢の可愛いことといったら、
おれのくすんだ瞳に「キラキラ星ヒトツ住ミツイタ」
っつう感じだったよ。諸君、絶対女優とは「崇高」なのだ！

てなわけで、今回見た若尾映画は３本。

1.『好色一代男』(1961年　増村保造監督)

市川雷蔵主演の映画なんだけど、多くの女優陣にまじって、
若尾文子演じる夕霧太夫は一際美しい。「私を本当に喜ばせ
たかったら、私の体と同じ重さの金を頂戴」という台詞に代表される
悪女振りを発揮しております。映画の方は、増村映画にしては
緊張感に欠けますが、テンポがいいので退屈せずに楽しめると思います。


2.『あなたと私の合言葉 さようなら、こんにちは』(1959年　市川昆監督)

この映画は率直に言って小津映画のパロディかと思ってしまいました。
まぁ、一言でいえば、娘の結婚をめぐる家庭劇ですな。
ここでは全く色気を欠いた若尾文子に出会えます。
台詞もわざと棒読みさせられて、非常にクールな印象を与えます。
あと、眼鏡をかけた若尾文子を見たいという眼鏡フェチの方は
是非どうぞ。ただ「有楽町で会いましょう」を下敷きにした
テーマ音楽は「時代」を感じさせて少し閉口したけど。

3.『越前竹人形』(1963年　吉村公三郎監督)

傑作！　実は今回、一番期待していなかった映画なんだけど、
「ヤラレチマッタ」っつう感じです。結婚しても抱いて
くれない夫を前にした若尾文子の煩悶する姿が
色っぽいことと言ったら・・・。「沈黙のエロス」とは
まさにこのことをいうのでしょう。若尾文子が行水するシーンが
あるんだけど、すげ替えかナァ。しかし、当時30歳かぁ、
やっぱ松島奈々子より（・∀・）ｲｲ!! 。　

ずっと先だけど横浜シネマジャックで吉村公三郎特集あるからかかるかな。
９〜１０月ごろ。まあビデオも出てるけど。

通りすがりの者ですが、以前フィルムセンターで「偽大学生」ってのを
観た時、「いろっぺー女子大生だなー」と強く印象に残りました。
剥き出しじゃなくて一見凄く知的なのに、匂い立つ感じなんですよね。
昔はこんな女優さんがいたのかって感心しました。
（映画もすっげー面白かった。爆笑してしまった）

>>246

『偽大学生』は増村保造監督ですな。大江健三郎の原作。
ビデオが無いので見てません。しかし、「爆笑してしまった」って
いうのはどういうことなんでしょうか？　コメディじゃ無いと思うんだが。

あれ、ビデオ出てないっけ？

でも『偽大学生』は笑えるよ。バンザーイ

>>249

具体的にどういうところが笑えたの？説明きぼーん。
映画は大真面目なんだけど、自分的には笑えたってこと？

いや・・・、あれは悲喜劇というか、
コメディではないけど滑稽さがよく出ているというか。
とにかくバンザーイなんだよ。

>>251

つれづれなるままに、
「ぴあシネマクラブ・邦画篇」（藁）などをひも解いてみると、
「同年の『日本の夜と霧』（大島渚監督）にも共通する学生運動を
扱った問題作」とか書いてあったので、もっと重い映画かと思って
いたが・・・。まぁ、「重喜劇」というジャンルもあることだし、
笑えるのかもな。

い、いかん！　発作が！　見たくなってきた・・・。

確かに『日本の夜と霧』とソックリだよ。
でもニセ学生だからそのうちウソもバレるわな。
ひとりのキティ君が運動に参加して混乱に陥ったって感じ。
若尾はどうだったかな。

一応、「若尾文子スレッド」なので、
文子タン情報を是非頼むぞよ。

ファースト写真集はよかったよね、
ひなびた温泉地ロケで（はぁと

>>255

うそでしょ？　若尾文子って「写真集」出したことあんの？
ひなびた温泉ロケっていうのがまた妄想を掻き立てるナー。
ところで、その本どこで手に入れた？
思いっきり、「教えてくん」でスマン・・。

>>255

ガセネタか？　こと若尾文子のこととなると、
簡単に騙されそうなおれが怖い・・・。

まあ気持ちはわかる。「魔性の女」っていうのは正にこの人の為にあるような言葉。
↓ここにも一人、とりつかれた人がいるよ。題して「君は若尾文子を知っているか」。

http://www.swallowtail-web.com/jp/shinadon/eigada02.html

文子たんは周潤發のおっかけとして一部で有名。
だれか共演させてやれよ。

周潤發って誰だ？　聞いたことないぞ。

ちょうゆんふぁ

「十代の性典」とか「もだえ」とか、ようだまされたぞ。
責任とってくれ。

若尾文子が１０〜２０代の時の写真を見れるサイトってある？
沢口靖子が出てる｢竹取物語｣のおばさん顔の若尾文子しか知らん。
だからこの目で確かめるまでは皆が言ってる事が信じられません。
と言う訳でこのスレは写真が見つかるまで一時停止処分！

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝一時停止＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

>>263
写真あるぞ。一時停止は解除させてもらう。（ｗ
今から大元のサイトを紹介するぞ。ホレ。
http://www.daiei.tokuma.com/masumura/index.html
好きなの選んでチョ。簡単なストーリー付
−−−−−−−−これにてスレッド再開−−−−−−−−−

オォアンコール上映

>>264
たった一枚の横顔写真じゃ解りません。
｢祇園〜｣とか｢浮草｣の頃の顔が見たい。
と言う訳でこのスレは複数の正面写真が見つかるまで、一時停止処分とします。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝一時停止＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

石鹸のＣＭ萌え〜

>>266
もしや「上映作品解説」をクリ〜クしていないのか？（ｗ
洩れは１作品１枚ずつでも結構な枚数だと思うゾ。

>｢祇園〜｣とか｢浮草｣の頃の顔が見たい。
もちろん、２６６さんも自力で探しているんだよね？
じゃないと（以下判読不明）

>>266です。
探したけれど見つかりませんでした。
誰か熱狂的なファンの人で、
写真集をウェブに載せてる人いないのかな？
このままじゃ松嶋奈々子のファンになってしまいそうだ。

>>82は見た？

>>266です。
>>82を見ました。
でも結構年いってからの写真ばかりみたい。
当時で言えば推定年齢２８〜３０歳ぐらいですね。
現代なら余裕で藤あや子くらいの年齢に見える。
祇園囃子（１９歳）頃の写真はありませんか？

http://home.att.ne.jp/sky/8888/movie7-10.htm
↑
これの若尾文子は飯島直子に似ている。

渋谷ＴＳＵＴＡＹＡ行ったけどやっぱし「偽大学生」なかった。
そこかわり「スタジオはてんやわんや」見つけた。出てたのね。

>>266
http://www.daiei.tokuma.com/masumura/
のフィルモグラフィでどうだ、ｺﾞﾙｧ

けど、止まっている若尾より、喋ってる若尾がいいぞ。(動いている、ではない)
映画見なけりゃ、若尾萌え〜、の気持ちは一生わからんぞ。

２６６ってなんか勝手に仕切ってて偉そうだね。
なんでみんな相手してんのかわからん。

>>266

一応、ホストはおれなのね。
だから、「一時停止」はやめてね（^_^）。
若尾に取り付かれた人の気持ちが分からんらしいな・・・ヽ(`Д´）ノｺﾗｰ。
確かに、ファンじゃない人から見れば、
「こいつら、ちょっとドキュン入ってるんじゃないか」と思われても
仕方ない部分があるかもしれん。

し・か・し、だ！！！

まずは映画を観てくれ！
274の言うようように、若尾文子の声は最高に萌え萌えだぞ！
そして、『祇園囃子』におけるあのあどけない顔。
「プッチモニ」もびっくりさ！
特に、文子演じる「美代栄」が初めてお座敷デビューする時の
「髪結いの場面」をとくと見よ！

髪結い「男はんに惚れたりしたら商売になりまへんで」
文子　「うん・・・」
髪結い「ええ旦那はんがつくように一生懸命神さんに信心おしな」
文子　「おおきに・・・」

ああ、正に銀幕の夢・・・。「絶対女優」が誕生する瞬間に
今、君は立ちあっているのだよ。
そして、専務ハンが「東京に美代栄を連れて行ったる」って言った時の
文子タンの喜ぶ様の可愛いこと・・・（ﾟдﾟ）ｳﾏｰ。
この子のためなら、おれは何でもするぞ。

ここ、映画板でしょ？２６６さんはぜひとも映画を見ましょうね。
私は「ぼんち」をおすすめします。

>>266
で、皆さん年齢は幾つくらいなの？
さすがに１０代はいないだろうな。
多分映画研究会か大学の映画理論の講義（蓮見重彦とか）で、
偶々見てファンになった連中かな。
ステルスよりゼロ戦が好きと言うか、
スクーターよりべスパ好きと言うか、
所謂レトロファンなのね？

いや〜、みんな凄いな〜。
オレも隠れ若尾ファンでして、寝る前に
「文子ちゃんお休み〜」って言っちゃうぐらい
好きなのです。
そんな私のお勧めは絶対、『爛』です！
文子さんの気だるいエロス大爆発で、最高でした。
『千羽鶴』の病弱の文子もいい。
病名はずばり、愛欲！
ぜいぜい息を切らしながら男に抱かれるぞ。
話題の『偽大学生』には監禁されたジェリー藤尾の
糞尿を片づけるスカトロシーンあり。
『雁の寺』にもくみ取り便所のシーンがあったよね。
うふふ。昔の監督さん達はマジで偉いよね！
若尾様には関係ないけど『暖流』は大傑作です。
あと『美貌に罪あり』の若尾様の制服姿に惚れ惚れしちゃうけど、
ラストぐらいの勝新と山本富士子の現代舞踏シーンが圧倒的！
必見だよ。
オレも川島雄三の番組見たかったな〜。
地上波でもたのむぞ、ＮＨＫ！

>>279

早朝からなんというテンションの高さ（w。
若尾文子、恐るべし。
若尾タンが復活したら景気、回復したりして。

>>274で挙がってる「増村保造レトロスペクティブ」のホームページで、
「中野武蔵野ホール上映希望作品アンケート」ってありますよね？
アンコールで上映して欲しい「増村保造作品ベスト５」というやつですけど、
みなさん、何を上映して欲しいですか？よかったら、ここでも教えて下さい。

若尾文子って息子か娘っていたっけ？
もしくは孫とか・・・。

>>282
残念ながらいないと思う。黒川が種なしだったのだろうか？
娘を産んでおいてほしかったね。第二の若尾文子誕生ならず。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::／　　　　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::
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　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　−ー
　　　　 ∧∧　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　（,,ﾟДﾟ）y━~~ ＜若尾文子、処女かもな。
　　　　（つ目）　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿
TTTTTTTT|TTTTT
￣￣￣￣￣￣￣￣|
　大映東京　　　　 .|
　　　　　　　　　　　 |

最初の旦那との間にも出来なかったのかな。
まあ２年で離婚だったっけ？

知り尽くしてますよ・・・。
味わい尽くしてます。

「雁の寺」の小僧になりたい。

わしゃ三島雅夫の役になりたい

コロします

「キネマ旬報の日本女優ベストテン」

　１位　　　　原節子
２位　　　　山田五十鈴
３位　　　　高峰秀子
４位　　　　田中絹代
５位　　　　若尾文子
６位　　　　京マチ子
７位　　　　岸恵子
８位　　　　藤純子
９位　　　　香川京子
１０位　　　　吉永小百合

↑ズレちゃった、、、ゴメン。

「しとやかな獣」「赤い天使」「妻は告白する」がベスト３かな。

>>278
> 多分映画研究会か大学の映画理論の講義（蓮見重彦とか）で、
> 偶々見てファンになった連中かな。

ちょっと前はテレビ東京とかで、増村保造+若尾文子よくやってたよ。

私が昔『偽大学生』観たときは、フランス語字幕付きのプリントだった。
大井武蔵野だったかな？ACTだったかな？

僕はアメリカの大学で日本映画の授業を取った時に、
祇園囃子（英語タイトル“ＧＥＩＳＨＡ”）を見て若尾文子の存在を知った。
それまで現在の若尾文子と同一人物と思わなんだ。

今宵、我、大学時代の「さーくる」の先輩と日本酒などを飲す。
様々なる「酒の肴」を食せども、空腹おさまらず、帰途、「ampm」などに
立ち寄りて、「海老との茄子の辛口とまとすぱげてぃ」なる
伴天連の食すもの購買す。「２ちゃんねる」などに接続しつつ食してみるが、
味いまいちなり。「ampm」にはさらなる「精進」をつとに求むるなり・・。

つう訳で、返レスいきます。

>>279
「増村道」よ。そなたと固い握手を！
『爛』、『千羽鶴』 『偽大学生』 『暖流』、『美貌に罪あり』。
どれもおれが見て無い映画だ。その紹介文のテンションの高さから
いってただの映画ではなさそうだな。うーん、今宵も文子で眠れない。

>>281
まず、ビデオ化されてない映画のリクエストは必須だね。
文子は出ていないが評判のいい『暖流』。そして『偽大学生』。
それと、ビデオ持ってるけど『青空娘』は映画館で見たいなあ。
観客と笑いを共有したいのだ（これぞ、映画館の醍醐味！）。
で、後の２本は考え中・・・。

>>278

＞で、皆さん年齢は幾つくらいなの？
＞さすがに１０代はいないだろうな。

２０代だ。大学生ではないがな。

＞多分映画研究会か大学の映画理論の講義（蓮見重彦とか）で、
＞偶々見てファンになった連中かな。

「映画研究会」には所属してない。一般教養で「映画理論」の講義には
出ていたがな。しかし、講師は蓮見ではない。

＞ステルスよりゼロ戦が好きと言うか、
＞スクーターよりべスパ好きと言うか、
＞所謂レトロファンなのね？

「懐古趣味」ではないよ。少なくともおれには、
このスレで挙がってる映画がなによりも「リアル」なんよ。

>>290

吉永小百合が10位というのは、過大評価。
若尾文子が５位というのは、過小評価。

「空っ風野郎」すきです。
でも三島が好きなのではありません

「からっ風野郎」での三島さんちの由紀夫くんの棒読み最高！
若尾文子とからんでいる時の由紀夫くん、ちょっと痛々しいよね。

「祇園囃子」、「越前竹人形」、「ぼんち」はみんな、
天才カメラマン・宮川一夫の撮影。素晴らしい「才能」を
日本映画は亡くしたのだなあ、と今更ながら思う今日この頃。

>>219であがっている『映画監督　川島雄三　サヨナラだけが人生だ』は
地上波でも放映されると思うので、気づいた人は、絶対このスレで教えて下さいね。

ヨッシャ

若尾文子の出演作品は随分と観たけど、これはちょっとつまんなかったな、という
のが殆ど無かったような気がする。凡作を佳作にし、秀作を大傑作にしてしまう何か
が、やはり彼女にはあるのだろう。実際、藤村志保や山本富士子なんかは若尾以上に
贔屓の女優なんだけど（単に異性として見た場合の容姿の好みによるのだが…）特に
山本の方なんか、パッとしない作品がわりにあるし。
ついでながら、男優では市川雷蔵が、若尾と同じ様な演技者としてのパワーを持って
いるのではないかと思う。

藤村志保？どこかに画像ありますか？

>>305

画像は、ちょっと何処にあるか分からないけど、雷蔵と競演作多数、大魔神
シリーズの２作目なんかにも主演しているので、その辺をあたれば…。

そういえば、先程、若尾の出演作に駄作は無いと言うような事を書いたけど、
６年程前にヨコハマ・ニュース劇場という映画館で観た、若尾が
主演の「雪の喪章」という映画…競演が天知茂に中村玉緒、監督が三隅研次と
いう最高の布陣だったのだが、これは頂けなかったです。

>>299-300
「からっ風野郎」は船越英二のインテリ８９３もいい味だしてるよね。

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　　　　（,,ﾟДﾟ）y━~~ ＜「新忍びの者」「座頭市対用心棒」も忘れるな。
　　　　（つ目）　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿
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　大映京都　　　　 .|
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「若尾好き」よ！おれも固い握手だ。

前回のレスは、このスレッドの存在に興奮
してしまい、熱くなってスマンです。
前回のお勧め作品はビデオ、特集上映で必ず観れるよ。
必見！

オレは３０代。
大学では映画理論は残念ながら勉強できなかったし、
映研でもなかったね。

懐古趣味ではなくて、自分にとって面白いものに
貪欲で、その結果の１つとして、文子様に行き着いた
だけだな。
ビデオ屋の棚では親旧、映画１００年の歴史が平等に
並んでいるんだからね。

とにかく偏見なく、たくさんの映画を観ないと
勿体ない、勿体ない。

301よ、おれも同感だ！

みんな、ご機嫌うるわしゅう。
「若尾好き」です。早速だが、今回見た若尾映画は２本！

『初春狸御殿』（1959年　木村恵吾監督）
「和製ミュージカル」というのは初めて見たけど、想像以上に
面白かった。ストーリーは他愛もないけどね。
（あと、演歌がバックに流れたりするのはちと閉口した・・。）
しかし、この頃の可愛い文子タンを堪能しようというファンにとって
この映画はかなり重宝するだろう。文子タンはここで、
狸御殿の「きぬた姫」とやくざな狸を父に持つ純朴な娘「お黒」と
いう二役を見事に演じきっています。うーん、５９年にはもう、
「女優」としてほぼ完成の域に達しているね！
まあ、大映が乗りに乗ってた頃に作っただけあって、踊りのシーンなどは
贅の限りを尽くしていて、１レヴューとして率直に眺めれば、
中々楽しめますよ。日本傘をもって日舞を踊る文子タン、マンセー！

もう一本は、いくつかのレスで話題に上ってる『からっ風野郎』。
増村保造監督。1960年の制作。
三島家のユッキーこと、由紀夫ちゃんが８９３の二代目として
頑張っています。しかし、彼の演技に関してはノーコメントという
ことでお願いします（藁）。ただ、映画としては面白い！　お奨めです。

以下、「遊園地」で文子タンとユッキーが遊ぶ（？）というシーンより。

緑のカーディガンに、緑の手袋。青い電動木馬に乗った
文子タンが上下に揺れます。うーん、最高の場面だナー！
ギッコン、バットン、ギッコン、バットン・・・。

（邪道だが、おれ、思わず、巻き戻してもう１回観た）

ギッコン、バットン、ギッコン、バットン・・・。
ユッキー坊やと文子嬢、仲良く上下に揺れる、揺れる、揺れる。
いつもより、多めに揺れておりマース！

文子「何で、こんなところで落ち合うの？」
三島「俺は人目に付くとこは嫌えなんだ」

・・・おぃおぃ、ユッキー！　遊園地に来たのはいいが、
子供が乗る木馬に大の大人が二人で乗っちゃあ、目立ちすぎだろ！！

しかし、あの場面、文子の乗る木馬になりたいと
思った男はおれだけではあるまい。もっと正確に言うと、
文子に乗られたいと思った男は俺だけではあるまい。なあ、諸君！
あっ失礼、文子がまた木馬にお金を入れたものでな。
ギッコン、バットン、ギッコン、バットン・・・。

で、返レスを。

>>304
＞若尾文子の出演作品は随分と観たけど、これはちょっとつまんなかったな、という
＞のが殆ど無かったような気がする。

確かに、若尾出演作で凡作だった作品はほとんどないなぁ。
それだけ監督に恵まれたということもでもあるんだろうけど。
川島雄三は「若尾は僕が女にします」って大映の首脳陣の前で
豪語したらしいね。若尾のエロスは川島までも狂わせる・・・。

>>309
「増村道」、また来てくれてありがとう。

＞前回のレスは、このスレッドの存在に興奮
＞してしまい、熱くなってスマンです。

いや、熱さだけが取り柄のようなスレッドなのでどんどん頼む。

＞大学では映画理論は残念ながら勉強できなかったし、
＞映研でもなかったね。

映画理論といっても、おれの場合たいしたことないよ。
ただ、昔の映画を沢山観られるから取っていただけで・・。

＞とにかく偏見なく、たくさんの映画を観ないと
＞勿体ない、勿体ない。

激しく同意！　増村道よ、いつか杯を交わそうではないか！

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　　　　（,,ﾟДﾟ）y━~~ ＜時代劇と現代劇どっちの若尾が好きだ？
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　大映東京　　　　 .|
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若尾文子は最近映画に出演してるの？舞台とかじゃなくて。
｢竹取物語｣で観たのが最後だと思う。

７０年代に入ると、ぱったり出演本数が減るんだよ。
若尾自身の問題というよりは、大映が倒産したため。
８０年代は「竹取物語」一本だけだよ。

ただ今、帰宅・・。疲れたよー。はっきり言って、
「労働基準法」に反してると思うナー。

つうことで、正直はっきり逝って（藁）、『青空娘』のビデオに
入っていた「大映のアンケート葉書」に、
「若尾文子のDVD全集出してくれ」って要望だしといた。
みんなも大映ビデオ買ったら、一言頼むよ。

一人の声をみんなの声に！
つうことで、風呂入って寝る。
『氷点』借りて来たけど、観る気力なし。

寝る前に、ちょっと一言。

みんな持っているかもしれんが、
「映画監督　増村保造の世界」という本はかなり良い。

黒澤、溝口、市川といった日本映画の巨匠や
フェリー二、ビスコンティ、パゾリーニといったイタリア映画の
巨匠たちについて書かれた、増村の論文や
若尾文子や船越英二といった人々のインタービューなどが
盛りだくさん！　２年前に出たばかりだから、まだ本屋で
探せばあると思う（ワイズ出版）。かなり大きな本で
値段もそれなりだが（５７００円）、持っていて損はないと思うぞ。

うん、↑はいい本だよ。ワイズ出版は打率のいい会社だと思うな。
あっ、おれ関係者じゃないよ（藁）

ちっこい本は、もってる。でも、映画論が
延々と、なので途中で挫折。

あぼーん

320へ。それは山根貞夫さんの評論集のことかな？
ワイズのは記録、再録に徹した増村資料集だよ。
増村関係者へのインタビゥー多数でホント楽しいよ。
お勧め！

増村作品ってクールさにかけるところがあるけど、
川島監督の「しとやかな獣」はステキだった。
彼女のずるさも美しさも冴えてました。

川島作品は題もまた秀逸ですよね。
「しとやかな獣」、「女は二度生まれる」。
若尾は出ていないけど
「州崎パラダイス赤信号」とか。
もう、題を聞いただけで、面白そうで
見たくなってしまいます。

「しとやかな獣」の若尾文子さんは
とても色っぽいですよね！
今見ても、髪型なんかとても素敵だと思います。

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　　　　（,,ﾟДﾟ）y━~~ ＜三船スレによると「座等市対用心棒」は糞映画らしい
　　　　（つ目）　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿
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　大映京都　　　　 .|
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このスレッドの効果なのかはわからないけれど、
↓「Yahooオークション」の「若尾文子」関連の商品が倍増しているヨ。

http://search.auctions.yahoo.co.jp/search/auc?p=%BC%E3%C8%F8%CA%B8%BB%D2&alocale=0jp&acc=jp

でも、ビデオはどれも旧タイプの高いものばかり。
（１５０００円とかのやつね。）
古いタイプのビデオだと、
落札価格１５００円でも売れるかどうか？
それなのに、４８００円はないだろうよ。
出品者は「廉価版ビデオ」が出ていることを知らないのだろうか？

「座等市対用心棒」はスラップスティックコメディに近いからね。
自分ではけっこう面白いと思うけど、世紀の対決があのタッチじゃって人が多いのかな。
若尾は充分色っぽいけど、座頭市・用心棒ファンは確かにガッカリするかも。
なんにせよ岡本喜八色が強い。

『座頭市と用心棒』は、良いよ。オレは好き。
なんかここ（２ちゃんの映画板）じゃ、批判的な意見が多いのがすごく不思議。
まー、“世紀の対決”的なイベントみたいな側面はあるけどね、
そうそうほかにあの二人に並ぶキャラクターがいるわけじゃなし、
オリジナル「用心棒」と比べ過ぎても、楽しめないでしょ。
前にもあったけど、砂煙舞うなんとも殺伐とした雰囲気が、ペキンパーの映画みたい。
岡本喜八好き、特撮好きにはお馴染みの岸田森も出てるし（コワイ）、
若尾ちゃんもちょっと“熟”に入りかけでいいよ。うん。

真っ昼間から、こんにちは。
さぼって、い、いや、休憩して２チャン覗いてます。

若尾が西舘氏（＝前の夫）と離婚した時（1967年）に竹中労が
「週刊明星」かなんかでその原因を究明している記事を
最近読んだのだけど・・・。

�@若尾の月収と西舘氏の月収の落差があまりにもありすぎた。
　（なんでも若尾の月収は西舘氏の１０倍はあったらしい）
�A若尾が映画で肌を露出することに、西舘氏が耐えられなかった。
　（なかでも「赤い天使」が公開される時、西舘氏が激怒したと
　　当時報じられた。でもこれは大映の宣伝部がしかけたデマ。
　　今だったら、充分裁判沙汰だよね）

というところまでは、まあよくある話だと思うのだけど・・・。
問題は次。

�B若尾は当時、新劇の俳優N氏と不倫関係にあった。

と書いてあったのには、驚いた。
で、ここで質問。この新劇俳優Nって誰？
おれには皆目検討つかんのだよ。

と書いたところで、「あっ、仲代達也かな？」と思ったりもする。
でも、彼って新劇の俳優だったっけ？　　俳優の所属まではわからんナー。

>>320であがっている本は
山根貞夫著『増村保造　意志としてのエロス』（筑摩書房）だね。
持っているよ。で、この本、山根氏の「映画論」が主体なのだけど、
増村映画のスチール写真も豊富だし、山根氏と文子嬢の「インタービュー」
及び増村の「フィルモグラフィ」も掲載されていて、中々のものだと思う。

論文のタイトルを取ってみても、
「何があの若尾文子を動かしているか」とか
「なぜ若尾文子は愛を得られないか」など、
山根氏もまた若尾フェチであることを充分うかがわせる。

まあ、それは当然だから（藁）ともかくとして、
この本で、山根氏は増村の『ある弁明』という論文に増村映画を
読み解くポイントがあると見ている。
一言でいって、増村は日本映画における「情緒、誇張、環境」の描き方に
ついて不満を抱いており、自分の映画をそれらに対置しようとしている
らしいのだ。

簡単に内容を図解しよう。

　　　　　　　　それまでの日本映画　　　　 増村
「情緒」　　　　　　 ○　　　　　　　　　　×
「誇張」　　　　　　　×　　　　　　　　　　○
「環境」　　　　　　　○　　　　　　　　　　×

情緒＝それまで日本映画が得意としていた抑制された美をいう。
誇張＝奇矯かつ喜劇的でさえある人物を描くということ。
環境＝現実性、つまり映画という虚構空間の外部にあるもの。

とても大ざっぱなまとめ方なので、取りこぼしもあるが、
まあ、大体こんなところだと思う。
てなわけで、上の図解を眺めてみると「増村が単なるマニア受け映画では
なく、今なぜ受けているか」という秘密の一端を垣間見た気するのだが、
みなさんはどうか？
増村の理論が、彼の映画において実践できているかを含めて、
感想を聞きたいんだけど。

以上、「日本映画再生計画スレッド」などを読んで、
いつになく真面目になってしまった「若尾好き」でした。
チャン、チャン。

浅草のマルベル堂に行けば文子様のブロマイドを売っていますよ
プリントしてあるのは数種類だけどネガがら焼き増しもできる
ようで、３０種類以上あったと思う。スクリーンの彼女も美しい
けど、ブロマイドもたまらんわあ。売り上げNo1も納得！
これまとめて写真集にしてくれないかな。

増村保蔵って、イタリアに留学してたんだよね。
誰かの弟子だったのかな？どんな映画を評価してたんだろう？

>>331
俳優座養成所上がりだから新劇になるものと思われ。

>>334
マルベル堂はインターネットでも、プロマイド販売をしてるね。

http://www.hi-cara.com/mps/index.html

若尾文子のプロマイドは８１枚あるらしいけど、
一覧は今のところ準備中らしい。残念。

しかし、やっぱり写真集きぼーん。

最初の夫と離婚するときの
名セリフ。
必要のないものは夫でも捨てる。
ウチの母がいうには
若尾の実父が婿との不仲を苦に自殺したそうだ。
それで離婚、と。

>>333

これは市川にもあてはまるな。
実際、「からっ風野郎」と「処刑の部屋」は
なんとなく似てる。
主人公と若尾の関係とか、
ラストとか。
でも、増村は「処刑の部屋」で
市川の助監をしてたし、
弟子を自認してるから当たり前か。

>>327
例のオークション、またビデオの数が
増えているけど、
出品者は絶対このスレ見てると思う。
出品されているビデオがみんなこのスレで
最近話題になった映画ばかりだからだ。
なんと、『初春狸御殿』まである！
笑ってしまった。うーん、２ちゃんおそるべし。
次に出品されるのは『座頭市対用心棒』か？
実況は続く。
このスレッドを使って、値段交渉してみようか？

どうもこんばんは、「増村保造メーリングリスト」に誘われてしまった
若尾好きです。で、登録しちまったい！

>>338
＞最初の夫と離婚するときの
＞名セリフ。
＞必要のないものは夫でも捨てる。

ギャ−、まさに映画を地でいく悪女ぶりを発揮だね。
自立した女、若尾文子・・・。
しかし、どうも芸能ジャーナリズムっつうやつが
一枚かんでそうなのだが・・・。贔屓目かね。

＞ウチの母がいうには
＞若尾の実父が婿との不仲を苦に自殺したそうだ。
＞それで離婚、と。

自殺は事実だけど、原因は違うらしい。
若尾の父親はもともと病弱で、それをずっと苦にしてたらしいよ。
そして、亡くなったのが若尾の離婚と時期的に重なったまでのこと。
まあ、竹中にも「わがまま離婚」とかいって叩かれてたからなあ。

あぁ、でもおれは（自分から話題ふっといて言うのも何だが）、
映画という虚構空間における文子タンを
愛しているので、実はこんなことは半分どうでもいいのだ。

ただ、気になったのは新劇俳優N氏の存在さ。

オレも当然、登録したよ。
みんな、中野に集合だ〜！！！

「濡れた二人」購入、今日は「陸軍残虐物語」観たので、
明日見よっと。これには、長髪だけど深作物に出てる時
の北大路欣也は、ゴルゴ松本にそっくし。

わーい、早起きしちまったい！

>>342
そうだよナー。ファンなら当然だよナー。おれ、なんで今更、登録してんだろ？
あっ、そうそう、中野で「増村特集」する時、もし良かったら、
オフ会など催さない？　おれ、若尾ファンと飲んだことないからさ、
興味あってさ。もちろん、このスレが存続していたらの話だけどね。

>>343
ゴルゴ松本（藁 か・・・。
い、いかんっ、一度インプットされるとそういう目で見てしまう（藁。
映画中に北大路が人文字で、若尾文子『命』とか
作らんか、期待しつつドキドキしそうなおれ・・・。
しかし、初期の増村映画での若尾の相手役は川口浩だったのに、
この時期になると北大路か・・・。全然、タイプ違うな。

>>343
「濡れた二人」の見どころ、解説きぼーん。

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「女優人名辞典」を後ろから開かせる女、
若尾文子ファンのみなさん、こんばんは。
今宵も、回転の速い映画板に埋もれながらレスします。

んで、おれはついに、ケーブルTVを契約してしまった。
NHKの衛星劇場やチャンネルNECOがどうしても見たくてね。
だって、みんながうらやましいんだもん。

NWCOは２月に増村特集やったみたいだな、またやらないかナー。
あと、『涙』。これって、ビデオ置いてないんだよネー。やらないかナー。
てなわけで、これからはケーブルTV情報も頼むぜよ。

福島の皆さん（って、どれだけ見てるかな？）
いよいよ明日から、フォーラムで増村特集が始まります。
書いたのがだいぶ前なので、また書きます。
今回の上映は『巨人と玩具』『盲獣』『妻は告白する』『赤い天使』『痴人の愛』
『セックス･チェック　第二の性』『でんきくらげ』です。
詳細はこちら↓
http://forets-net.com/forum/
この機会にぜひ、若尾ちゃんのお姿をスクリーンで！

　　　　　　　　　　||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||
　　　　　　　　　　||　若尾文子を　　　 Λ_Λ　　いいですね。
　　　　　　　　　　||　スクリーンで　＼　(ﾟーﾟ*)
　　　　　　　　　　||＿＿＿＿＿＿＿＿⊂⊂ |
　　∧ ∧　　　 ∧ ∧　　　 ∧ ∧　　　 |￣￣￣￣|
　 (　　∧ ∧　(　　 ∧ ∧　(　　∧ ∧　|　　　　　　|
〜（＿(　　∧ ∧ __(　　∧ ∧__(　　 ∧ ∧￣￣￣
　　〜（＿(　　∧ ∧＿(　　∧ ∧＿(　　 ∧ ∧ 　は〜い、先生。
　　　　〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)
　　　　　　〜（＿__ﾉ　　〜（＿__ﾉ 　　〜（＿__ﾉ

竹中労著「芸能人別帳」購入、若尾の離婚
の事が書いてあり、＞３３０とほぼ，同じ
内容。ブルーになり、「濡れた二人」鑑賞
休止。

『濡れた二人』は素晴らしいよ。
何も休止せんでも、、、。
女優は多少スキャンダラスなくらいが
丁度いいのではないかと思う今日この頃。

ワォ！　こんなスレがあったとは！
昔、川島スレは見たことあったけど、若尾文子とはね。
感激っす！とりあえず、全部読ませていただきました。

都議会選挙の結果よりも
近所の「AM○M」で、「カル○ー」の遺伝子組み替えお菓子＝「じゃがりこ」が
堂々と売られていたことの方が気になった「若尾好き」です。

それはそうと『氷点』見たよ。いやー、なかなか面白かった。
登場人物の顔のアップの多用が非常に効果的でした。
ぴーんと張り詰めた緊張感もあり、展開もスピディー。

文子タンは主人公のお母さん役です。
６４年の映画なんだけど、この頃になると、奔放な女性よりも、
しっとりとした成熟した大人を演じることの方が多くなってきますな。

なにはともあれ、山本監督の底力をみせつけられる
お奨めの一本という感じでした。

>>353
「氷点」リメイクされるね。果たして前作を超えられるかな？

「赤線地帯」の若尾ちゃんはどうよ？
なんか京マチ子と違う意味で色っぽかった。

>>353

『氷点』、６４年制作ではなく、６６年につくられた映画でした。

「正直すまなかった」。

[濡れた二人」観ました。青い海（やや，緑）、舟（漁船）、人妻、
増村が田舎を撮ると、まるでイタリア映画のような、まったり感。
欣也のテカテカ七三頭も、なんかイタリアーノ。
若尾嬢は、グズグズの腐りかける直前の神戸牛のよう。最後、寝床
の準備している若尾嬢みて、欣也が腰引けるのも、納得、ガキには
無理。裸満載だけどほとんど、スタントなのが・・・。こんなに、
内容がないのに面白いとは。はぁ〜、さわりてぇ〜。

＞若尾嬢は、グズグズの腐りかける直前の神戸牛のよう。

すごい喩えだな（W。

裸満載か、見たいな。
「文子、文子」って頭の中で念仏唱えながら、
その裸を若尾ちゃんのだと自らに思い込ませる。

『涙』って松竹だったんですね。NECOは松竹やらないのかと思ってた。

松竹さーん、「涙」のビデオ出してくださーい。
「涙」に出演している若尾さんは写真で見たことがあるのですが、
とても、とても可愛いです。

「涙」は傑作です。松竹からビデオ、すでに出てます。東京にいれば
劇場で見る機会は少なくともこの５年で３度はあったはず。
それと誰か俺と若尾文子のブルマー姿がまぶしい「十代の性典」
について語りあえる猛者の若尾ファンはいないのか。

>>361

このスレもだいぶマタ−リとしてきたな。いい感じだ。

『涙』ってビデオ出てるのか・・・？　おれも知らんかった。
新宿のツタヤに置いてなかったぞ。どこにあるか情報くれ！

ツタヤという名前が出たので、ついでだからこの場を借りて言っておくが、
「新宿ツタヤ」の邦画コーナーのスタッフさんよー。

「美空ひばりコーナー」を作る暇があったら、
「若尾文子コーナー」を早く作らんかいっ！

集客力がアップすることをおれが保証する。


＞若尾文子のブルマー姿がまぶしい「十代の性典」

文子タンのブルマ見たいでちゅー。この映画こそ、ビデオ化きぼーん。

あっ、寝る前に質問。「十代の性典」ってカラーか？

「十代の性典」はリアルタイムで観た人にとって、若尾の代名詞ともいえる
映画だったらしいね。「若尾文子といえば、、、」みたいな。
でも、若尾本人はこの映画に出たことを後悔していた節がある。

ビデオ化は若尾が嫌がっているから出ないのかな？
そんなことないか。

>>362、364
「十代の性典」はキネマ倶楽部よりすでにビデオ化されている。劇場でも１９９６年に
東京では上映されている。「涙」は恵比寿のツタヤを当たってみろや。

ありがとうございます。
あなたも大分、若尾文子にイカれているようですな。
いえいえ、私もですが。

>>366
いえいえ、それほどでも・・・。俺は若尾のあの鼻にかかった「やあよ」（「いやよ」
じゃない）という声が好きだ。スケベ心をそそる。

「涙」ファンがこんないるとは、
日本も捨てたもんじゃないと思った。

若尾の声は俺も好き。
前レスであったピチカートの曲、俺も買おうかなあ。

＞＞３６８
同意。しかも、こういう「俳優スレ」に限って、「一行レス」のオンパレードで、
結果として糞スレになりがちだけど、みなさんのレスのは素晴らしい。
日本も捨てたものじゃないと思った。

ここで、若尾文子ヤフオク情報でーす。
「初春狸御殿」のビデオが売れる模様です。
なんと、４８００円也。
廉価版あるのに（ぼそっ）、、、。

若尾の「十代の性典」、エロいぞ。モトネタはイタリア映画「明日では遅い」だが
これをパクって川島雄三が松竹で「娘はかく抗議する」を監督。続いて大映が
「十代の性典」を南田洋子＆若尾で映画化、「続・十代の性典」「続々・十代の性典」
も若尾で製作されたが、川島作品を含むこの４本、全部教室での性教育のシーンから
始まるんだよね。最初は南田主演のこの大映のシリーズ、若尾の魅力で元祖・性典女優、
南田の影が薄くなり、主役は若尾へ。南田はクサって日活に移籍する。

「涙」は木下恵介門下の川頭義郎（俳優・川津祐介の兄）の傑作。ロケ地は木下の故郷浜松。
シナリオは木下の実妹楠田芳子、撮影は楠田の夫で、木下の義弟の楠田浩之、音楽は木下の
実弟の木下忠司。役者も若尾を大映から借りてきただけで、あとは木下の常連役者。でも、
木下の映画よりキザでモロ泣かせようとしない傑作。なお川頭は夭折したが、脚本楠田芳子との
コンビ作に佳作多し。それにしても「涙」のラストには何度見ても涙があ〜。

↑「木下の映画よりキザで」は「「キザではなく」の間違い。
鬱だ、寝よう。

「涙」は典型的な松竹メロドラマに見えて、実は凄くリアリティがあって奥深い。
はじめはバカにして笑って見ていたが、２回目に見直したときは素直に感動した。
この映画を見て泣くことを俺は恥じない。

おっ、３７４書いてるあいだに凄いレスが。
「涙」は松竹１００年祭でも上映されたけど、
パンフレット「キネマの世紀」では２ページ使って紹介されてるね。
飯場暮らしの兄（佐田啓二）やうらぶれた旅役者の父（明石潮）がいい味出してたよなぁ。
内容は「野菊の如き君なりき」に近いものがあるけど、
あれよりも全然「涙」のほうが好きだなぁ（少数派だろうけど）。
タマゴ型スコープも見づらいし（みんなはあれがイイと言うが）、
情に流されたセリフが多いし、いかにもメロドラマの結末だし。
でも有田紀子はよかった。

３７５続き

ちなみに「キネマの世紀」で「野菊」の解説は１ページ分。
編者はよくわかってるよ。
何が言いたいかっていうと、「涙」ももっと評価されるべき傑作ってこと。
「若尾好き」氏は買ってでも見たほうがいい。

>>375
いや、俺も絶対同意。少数意見といっても、結構増えてるよ｡
ここ何年か「涙」雑誌なんかで結構取り上げられてたしね｡
確か白井が言い出したんじゃなかったかな。
とにかくこんな泣ける映画ないよ。

若尾文子に魅せられた（かくいう私もですが）皆さんに乾杯。
私はこういうスレを待ってました。名スレです。

＞若尾好き氏
喜べ！！今日新宿ＴＳＵＴＡＹＡ行ったら「涙」あったよ。
「ラブストーリー」ってコーナーにアイドル系の映画なんかと一緒に並んでた。
しかも天井近く。あれじゃ古い邦画ファンは見逃すのも無理は無い。
細かい監督別もいいけど、年代、会社別のコーナーのほうがわかり易い映画って多いよね。

ちなみにビデオを買うなら新宿タワレコ１０Ｆにも置いてある。
あそこは書籍、ビデオともポイントがつくので、専門店で買うより割がいいかもしれん。
もちろん増村も置いてあるしね。

『十代の性典』キネマ倶楽部　商品番号９２４２　税込み６８２５円
Tel番号も良ければ書くけど。通販専門でレンタル禁止商品だからね。

今夜のおれ、涙・・・。

まず、>>379の情報によって『涙』のビデオが観れることに、涙。
次におれがいなくても、スレが自走してることに、涙。
しかも、みんなのレスが素晴らしいことに、涙。
最後に「名スレ」って言ってくれた>>378の言葉に、涙。
でも、実はおれが凄いからではなく、みんなが凄いから
「名スレ」って言ってくれたんだってことに、悔し涙（藁。

これもつきつめれば、若尾文子の魅力のなせる業という
ことになるのでしょうが、みなさんのレスには毎度のことながら、
勉強させてもらってます。
いやー、まだまだ日本も捨てたものじゃないと思った。

これからも、しょぼい知識しかない私を啓発してください、大兄諸氏よ！

>>380
電話番号も教えてください。でも大丈夫かな、ここにのせても？
個人の電話番号じゃないからいいか。しかし、このビデオちと高いなあ。

あっ、そうそう、後ねえ、文子たんは出ていないのだが
今日、邦画観たからここに書いとく。
まぁ、「今更・・・」と思われるだろうが『黒い十人の女』です。
真の傑作とはこんな映画のことをいうのだろうね。
「白黒映画の白眉」という賛辞に恥じない素晴らしいカメラワーク。
ことに白黒は画面構成が命となると思うけど、この映画に関しては
それが完璧。また、山本富士子は一際綺麗だし、中村玉緒も
「昔はこんなに可愛かったのね」てな感じ。
勝新には勿体ない、勿体ない。
ただ強いて不満を言えば、この映画に我が「若尾文子」嬢も出して
欲しかったなぁということ。
でも、この映画、配役もパーフェクトだからなぁ・・・。

ちなみに、主役の船越英二は最近好きな男優の一人だ。
矛盾した言い方になるけど、「軽いのに存在感がある」とでも
形容しようか。こういう「３枚目」を見事に演じられる俳優、
最近はいなくなったナー。

『黒い十人の女』か・・・。来週文芸座でやるんだよな。

タバコ咥えてニカッと笑う岸恵子に２票。

＞＞380
＞『十代の性典』キネマ倶楽部　商品番号９２４２　税込み６８２５円
＞Tel番号も良ければ書くけど。通販専門でレンタル禁止商品だからね

「キネマ倶楽部」って成瀬も出してるとこだっけ？
でも、なんでレンタル禁止なんだろ？バカ売れするビデオとはとても思えないが、、、。

>>69
> 「刺青」に半裸で刺青されるシーンがあるけど、
> 本人曰く、あれは違う人らしいしね。

映画美術とは何か 美術監督・西岡善信と巨匠たちとの仕事 山口猛編 平凡社より

「怪奇ものの挿絵が私のイメージでしたので、
京都在住の独立美術の西田真さんという画家にお願いしました。
それで、実際に体に描くわけですが、まさか若尾さんでやるわけにはいきませんから、
吹替えのヌードを使う。若尾さんの顔なしの全裸シーンの吹替えとして用意したのです。
若尾さんは吹き替えの女性に関しては、観客からは自分の裸身だと思われるので、
『私よりいいヌードの方にしてください。私がOK出来なかったら、吹き替えは撮らないでください。』
とうるさかった。若尾さん自身の胸も立派でしたから、胸がきれいな女性を探すのは、
今と違って大変でした。
この吹替えは結構重労働で、代役としての出番がとても多い。そのうち、
若尾さんと同じような感じの体になってきて、出来上がった映画を見ても、
どちらが若尾さんでどちらが吹き替えなのかは分からないほどです。

東宝はほとんどキネマ倶楽部なんだよな。
この板にも東宝スレあるけど。
でも「十代」は大映か。

>>385
> でも、なんでレンタル禁止なんだろ？バカ売れするビデオとはとても思えないが、、、。

バカ売れしないから、レンタル屋に出て本数が出なくなったら赤になるんでしょ。
たくさん作って置いておくと、資産とみなされて税金がかかるし。

CS/CATV放送+デジタルビデオ録画でこの先厳しい商売でしょうね。

船越英二！私も当然好きです！
増村では『暖流』『盲獣』がお勧め。
今の俳優に１番必要な、現代性を感じる、素敵な役者さんですね。
息子を見ると、悪いけど、俳優一代だと思いますな〜。
若尾好きよ、同感だぜ！

同じタイトルが他社で廉価版で出てたり、なんか腑に落ちないことも
あるキネマ倶楽部のTelは03-3965-5330で、受付時間が10:00〜12:30、
13:30〜18:00だそうです。終わるのが早いのに昼休みまでとってんじゃねーよ！
とツッコミたい気もしますが･･･。
だいぶ前はもっとふざけてて、１本１万で５本以上から、とかだったんですよ。
あと、タマに図書館の視聴覚に置いてあることもあるので要チェックです。

「十代の性典」はまだプリントがあるんだから、名画座で上映リクエスト希望を
出すのも手だぞ。五所平之助の「蛍火」の若尾も可憐でよかった。
あと若尾のエロ度満点の映画として「瘋癲老人日記」もあげたい。

船越英二は「安宅家の人々」で若くして白痴系の純粋な青年をやっているが、
いま見るともちろん笑える。

船越、あと『卍』がいいね。
まあ、英二のことはほどほどにして、
文子！文子！

悪い意味じゃなくて増村は谷崎に対して、豊田と違って真っ向勝負じゃなく
「エロス」一本を肥大化させることで立ち向かった印象があるよ。
「卍」も「刺青」もいわゆる文芸作にはなってなくて、しかも猛烈に面白い。
明らかにボディ・ダブルなのに、めちゃくちゃエッチだよね。
あれはやっぱり若尾文子の存在なくしては不可能だったよ。
同じ大映でも、安田道代だと下品すぎるし、山本富士子だと上品過ぎる。
やっぱり、若尾文子じゃなきゃ、ああはならないですよね。
あっけらかんとエッチっていうのかな。

おこんばんは。いつもながら、内容豊富なレス、サンクス。

>>386
しかし、藤本義一は『刺青』見て、文子タンとすげ替えを混同したらしく、
当時の週刊誌に「若尾文子も年には勝てない」とか書いたみたい。
それを見た文子タンは抗議したかったらしいが、
騒ぎを大きくするだけなので控えていたとのこと。

全く・・・
　　　　　　∧ ∧　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
〜′￣￣( ﾟДﾟ)＜　　　文子タンを困らせやがって、義一ゴルァ！
　UU￣￣　U U　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

>>394

＞同じ大映でも、安田道代だと下品すぎるし、山本富士子だと上品過ぎる。
＞やっぱり、若尾文子じゃなきゃ、ああはならないですよね。

激しく同意！　若尾文子より「上品」or「下品」な女優ってたくさんいるけれど、
彼女のように上品と下品の「狭間」に位置する女優って本当にいないよね。
だからこそ、若尾文子は今でも輝きが失われないのだし、何十年に一人出るか
出ないかの大女優なんだと思う。前レスでも書いたが、改めて思うと 大映の永田社長が
言ったという「ひくねの花」という形容は言いえて妙だったのかも・・・。

連続カキコですまないが、寝る前にどうしても言いたいことがある。
50-60年代の映画（＝以下「旧邦画」と略記）好きを
単なる「マニア」扱いする輩がいるがこれはどうか。
そういう輩は「旧邦画好き」が単に「懐古趣味」で、こうした映画を
観ているのだと思っているらしいが、悪いけど懐かしむ程、年取っちゃいないよ。
（あっ、これリアルタイムで見ていた人をバカにしている訳ではありません。
　そういう人はそれはそれで、羨ましい限りなのです。）
まぁ、何を言いたいのかと言えば、こうした「旧邦画」のファンが
年々増えているということで、同時にそれは、若年層のファンが
増加しているということでもある、ということ。
だから、「レトロ」という狭い枠組みを脱して今の作品と同列に並べて
きちんと評価すべきだと思う。
（音楽ではRemixといって旧作が正当に評価、再生産されているのに、
　映画ではその点がおざなりになる場合がままある。実際、「旧邦画」の
　台詞をもとに曲作ったピチカートにだしぬかれる始末だし・・。）

で、ビデオ会社にも声を大にして言いたいのだが、旧邦画ファン、
特に、若年層が喜ぶようなビデオ（or DVD）パッケージをつとに求む！
もっとも比較的最近の市川昆（←「こん」の正しい字が出ない）のビデオ
（『穴』とか『黒い十人の女』など）のパッケージはポップで良かった。
そういう意味では新しくビデオ化された増村映画のビデオパッケージも合格。しかしながら、古い大映のビデオのパッケージは×。
これでは、「レトロ・マニア」と言われても反論できないよー。よろぴくね！
時代的に古い映画だからといって「懐古趣味」で勝負してはダメよ。
合言葉は、あくまで「Cool&Beauty」(藁)ナノダー！
ほんじゃーねー。

＞３９８
崑は崑崙（こんろん）で出ますよ。
ブロードバンドが楽しみですね。
映画のライブラリーに古今東西のあらゆる作品を網羅してほしいものです。

３９４様。例えば川端康成の『千羽鶴』でも、オープニングは文芸作品の雰囲
気バリバリで、アリャと思ちゃうけど、文子様、登場シーンあたりから、川端
文学の変態性、愛欲的部分がいい感じに抽出された、まさに増村節全開になる
よね。増村は超インテリだから、どんな文豪の作品でも怖けず、原作に頼らず
まさに映画にしてくれる。すてきな監督だと思うよ。
３９７へは、まったくもって、同意！限られた時間、面白い作品が観たいだけ
だよ。確かに５０年代の東京の風景とかにグッときますけど、私が旧邦画に引
かれるのは、いい感じで気持ちいい、パワーを感じるから！それだけです。

３９４様。例えば川端康成の『千羽鶴』でも、オープニングは文芸作品の雰囲
気バリバリで、アリャと思ちゃうけど、文子様、登場シーンあたりから、川端
文学の変態性、愛欲的部分がいい感じに抽出された、まさに増村節全開になる
よね。増村は超インテリだから、どんな文豪の作品でも怖けず、原作に頼らず
まさに映画にしてくれる。すてきな監督だと思うよ。
３９７へは、まったくもって、同意！限られた時間、面白い作品が観たいだけ
だよ。確かに５０年代の東京の風景とかにグッときますけど、私が旧邦画に引
かれるのは、いい感じで気持ちいい、パワーを感じるから！それだけです。

今度、中野で増村映画やる時、若尾文子トークショー、
またやってくれないかな。渋谷の時みたいに。サイン欲しいよ〜。

まー、でも、ここ最近のニュープリントの大規模な回顧上映、つーことでは、
大映の営業は評価できると思うよ。だって、他社はたいしてやってないし。
今旬なのは清順くらいだけど、はたして地方まで来るかどうか･･･。

俺的には、市川崑の「処刑の部屋」の若尾もよかったなあ。
三隅研次の「女系系図」を三百人劇場の宮川一夫特集で見たけど、このときの若尾
がまた・・・。小林正樹の「からみ合い」に似た話なんだけど、「からみ合い」で
岸恵子が演じた役どころが若尾なのね。初期の作品で「チャタレー夫人は日本にも
いた」という作品、見たい！　どんな映画だろ。

「チャタレー夫人は日本にもいた」というロマンポルノ顔負けの題に興味津々。
最近、上映されたことあるのかな？
しかし、これが代表作にならなくて良かったね、若尾ちゃん（w。

今日、ツタヤ新宿店に行って来た。勿論、『涙』を借りにだ。
>>379のいう通りの場所に確かにあったよ。だが、借りられていた・・・。
俺、半泣きになりながら、「『涙』っていう映画、いつ借りられたんですか」
ってカウンターに聞いてみた。店員いわく「木曜日」だとのこと。

・・・・。
誰じゃーーーー！！！

このスレッド見ている者だったら、感想をカキコするように。
もうっ、わざわざ行ったんだからね、新宿。あー。
仕方ないから、『朱雀門』と『日本橋』借りてきたよ。
『日本橋』は近所のビデオ屋にも置いてあって、「前レス」で借りてきた旨を
書いたことがあったのだが、テープが古くなっていて結局、観れなかったのだ。
てなわけで、仕切りなおしです。
あー、でも『涙』観たいよー。お願いだから早く返してね。

あっ、そうそう。『座頭市と用心棒』観たよ。おれは「通りすがり」さんと
同じで、とても面白かった。ただ、三船スレで評判が悪いのもすごく
良く分かる。なんていうか、三船演じる「用心棒」の見せ場があまり
ないんだよねぇ。名高い三船の太刀廻りも、あまり凄くないし・・。
（黒澤と比べられたら、岡本喜八もたまらんだろうけどさ。）それに、
なんていうか、黒澤の『用心棒』における主人公より、こっちの方が
凡庸な人間として描かれているというか・・。黒澤映画に思い入れが
あると、やっぱり不満が残るだろう。一方で、座頭市は徹底してキレ者
なんだよなぁ、これが（藁。まぁ、「勝プロダクション」が出資してるし、
三船ほどの大物と共演するとなると、勝新も喰われないようにしなくてはならだろうからね。
許してあげましょうということで・・。

しかし、映画自体は、エンターテイメントとして、とても楽しめた。
ピストルを持った奴なんか出てきたりして、「あっ、『用心棒』で
いう仲代だ」と思ったのは俺だけではあるまい（役者は勿論、
ちがうけど）。後、二手に分かれて大勢で殺し合いをする893とか、
要するに黒澤の『用心棒』のパロディなんだよなぁ、この作品。

文子タンはこの頃になると、お顔もほっそりして、
妖しいエロスを漂わせております。オーラ出てますね、もう。
大女優の貫禄です。用心棒が抱きたくなるのもよくわかるぞ！

最後に、この映画、スラップスティック調なのに、
どこか重厚さがあるのは撮影の宮川一夫のおかげ。

主役じゃないけど「浮草」の寄る辺のない女役者の役もよかった。
ちょっと悪い女だけどしおらしいところがあって。
小津作品では「秋日和」の娘役の候補に一時名前があがっていたそう。

>>409
小津映画の中では、おれは『浮草』が勿論ベストワン。
でも、小津映画が好きな人って、『浮草』をあまり評価しないよね。

＞小津作品では「秋日和」の娘役の候補に一時名前があがっていたそう。

ほぅ〜、知らなかったよ。そういう興味で観てみるのもまたいいね。
でも、なんで立ち消えになったんだろう？　映画会社の関係だろうか。

＞４１０
司葉子の他社出演が危ぶまれてた時に若尾文子や有馬稲子の代役が検討されたんだとか。
結局当初の配役どおりになったけど。

小津作品に具象美の宮川カメラマンは合わないのかもしれない。
ステキな映画なんだけどなあ。

>>411

若尾文子、当時２６歳か。色っぽいよねぇー。
川口浩演じる座長の息子がいかれるのも無理ないわ。
遊びでもいいから、お願いしますってな感じだよ。

ちなみに、おれが持っている「ぴあシネマクラブ・日本映画篇」では
なぜか成瀬の『浮雲』の紹介に『浮草』の写真が使われていて藁える。
これ去年のだから、今年の版は訂正されているかもしれんがね。

うどんのCMにも使われてたけど、やっぱり浴衣がいい。
ちょっと汗ばんだぐらいのかんじで。

>>413
うどんのCMって一体・・・。
『浮草』の１シーンが、昔CMに使われたとでも？？
詳細きぼ〜ん。

＞４１４
関西エリアだけだったのかも。
たしか「ごんぶと」っていうカップ麺。
『浮草』の郵便局のシーンをうどん屋にみたてて、
若尾文子がスティーブン・セガールのうどん屋さん（！）に
えんぴつなめなめ「あんたにや」って手紙を渡したりしてた。

セガール「ウドン？ダレノブン？」
若尾「あんたにや。」だったかな。
う〜ん別のパターンもあったような。

>>409
前に雑誌で紹介されてて、見たかったんだけど、遭遇できなかったなあ、そのCM。

福島フォーラムでの増村特集が終了しました。たっぷり堪能しました。
以前、テレビでしか見たことのない作品が何本かあったんですけど、
劇場で観なきゃだめですな、印象が全然ちがいました。
『赤い天使』のなんと素晴らしいことか！
全国の看護婦養成学校では、必須で見せるべき大傑作ですね。
「生と性と死」と云う人間の本質をこれほどまでに鮮烈に描いた娯楽作品を私は他に知りません。
なんでこの映画が広く名作として知れ渡っていないのでしょう？
死と隣り合わせの戦場と云う極限状態、献身的な従軍看護婦、
“前線の軍医”を割りきることで医者である自分の自我を保とうとする男。
看護婦が性に前向きな姿勢を見せることが、
むしろ日本の女性には受けずに仏で評価された要因なのでしょうね。
これもまた、若尾文子と云う唯一無二の女優なくしては描くことの出来得なかった
映画であることは間違い無いでしょう。

小津ネタが続いているので、あえて「お早よう」(59)。

>>415-416
う〜む、そのCM知らんなあ。「ごんぶと」っていったら
業界最大手の某食品会社のインスタントだよね。
関西以外でこのCM見たことある人、手を挙げて〜！

なにはともあれ、『浮草』をまた観たくなってきた。
しかし、「若尾文子道」は険しく、遠いなぁ。

418を書いている間に、「通りすがり」さんからレスが！

>>417
＞劇場で観なきゃだめですな、印象が全然ちがいました。
＞『赤い天使』のなんと素晴らしいことか！

やっぱりね。実際、ビデオ化されてるけど、９月になれば東京でも
アンコール上映があるので、それまで観るの我慢してようかなって
思う今日この頃。でも、まあ観ちゃうかもしれないけど。

＞看護婦が性に前向きな姿勢を見せることが、
＞むしろ日本の女性には受けずに仏で評価された要因なのでしょうね。

同意！　性を描いた映画は数あれど「女性の立場から」というものは
当時、少なかったでしょうからね。

あと、>>397の私のカキコですが、別に大映を批判したわけではないのです。
実際、大映宣伝部のがんばりで、今こうやってビデオも観ることが出来る
わけですし。しかし、まぁ、ファンというものはいつの時代も欲望が尽きないと
いうか、わがままというか・・・。
ということで許してくださいな。

「涙」借りられてたのか・・・。
よくあんなとこから見つけたもんだ（ﾜﾗ
若尾好きは「男はつらいよ」はもう見たんだっけ？
あれもまあ楽しめるかな。

>>420
『男はつらいよ・純情篇』でしょ？
観てないんだよね、なぜか。
近所のレンタル屋にあるので、目にはするんだけど、
手に取った瞬間、

「いつでも観れる」→「今観なくてもいいか・・」

てな風に思考が流れる。でも、近い内に見まっさあ。

「卍」「刺青」「CHIJIN NO AI」DVD発売記念age

>>410
> でも、小津映画が好きな人って、『浮草』をあまり評価しないよね。

スタッフ違って、あまり小津的じゃないからでしょ。
嫌いなんじゃなくて、代表作とは言えない、って感じかな。

＞４２２
「浮草」よりも戦前の「浮草物語」のほうが味があるって意見が多いんじゃないかな。
「浮草」はどっちかというと乾いているし、何故に本人自らリメイクというか。。。

年寄りの昔話になってしまいますが、
「痴人の愛」も「赤い天使」もビデオ化されておらず、名画座でもかからない、状況だった
ことがあったんですよ。でも猛烈に観たかった。
テレビ東京で２作とも放映されて、当時はなんとか渇きは癒せたのですが、
今回劇場で観て、テレビ放映に際して、シネスコをトリミングしてたり、当然切ってる個所も多いし、
まあ、印象が違うのも当たり前っちゃー、当たり前なんですけどね。

シネスコはチョイとうざい。増村の作風にあまり合ってない。
「卍」で若尾がむやみやたらに首を横にし、のぞき込むように喋るのは、
16:9の画面比の影響もあるのかな？

それはそうと「妻は告白する」のDVD化求む。

>>425
＞「妻は告白する」のDVD化求む。

大丈夫！　おれが「若尾文子・大映DVD全集」の依頼出しといたから。
興奮して葉書書いたから、電波君と思われてるかもしれんが・・・（藁。

それはそうと、今回は宮川一夫の名前が頻出したので、
『黒い十人の女』を撮った小林節夫と共に、
彼らが撮った若尾映画を以下にリストアップ！

☆宮川一夫
『祇園囃子』（溝口）
『赤線地帯』（溝口）
『朱雀門』（森一生）
『浮草』（小津）
『ぼんち』（市川）
『越前竹人形』（吉村公三郎）
『刺青』（増村）
『座頭市と用心棒』（岡本喜八）

☆小林節夫
『あなたと私の合言葉　さようなら、こんにちは』（市川）
『妻は告白する』（増村）
『雪ノ丞変化』（市川）
『傷だらけの山河』（山本薩夫）
『卍』（増村）
『赤い天使』（増村）
『華岡清洲の妻』（増村）
『積木の箱』（増村）
『濡れた二人』（増村）
『不信のとき』（今井正）
『千羽鶴』（増村）
『竹取物語』（市川）

こうして並べてみると傑作揃いだね。(見てないのもあるけど)
取りこぼしはみなさんの方でフォローをお願いします。

↑「不信のとき」、観た人いる？
今井正の描く若尾文子はどんな感じなんだろう？

＞４２８
「不信のとき」は去年の川崎市民ミュージアムで今井正やってたから見たよ。
ただ、あれは今井作品とはいっても、別に社会派作品ではない。
不妊症の妻（岡田マリコ）とうまくいかなくてホステス若尾にうつつを抜かした田宮が、
いつの間にかしたたかな若尾にしてやられるといった感じで、女性上位の現在見るとなかなか面白い。
男にとって都合のいい女である前半（特に出産後の若尾のなんと優しい表情！）、
そしてそれをネタに田宮を窮地に追い詰める後半と、若尾の２面性が楽しめるし、
今井演出もなかなかツボを押さえていて笑わせてくれる。
まあ増村とか他の監督の撮るべき題材だったかもしれんので、
再評価はなかなかされづらいだろうね。

ちなみに今井はもうひとつ「砂糖菓子が壊れるとき」ってのを撮ってる。
これはモンローの伝記を若尾にやらせた話で、
「不信」に比べるとややダイジェストっぽい。
でもそこそこ楽しませてくれた気がする。

↓某サイトから引用。
まさかこんなんでビデオ出てないってことはないだろうけど（ﾜﾗ

有吉佐和子原作の「不信のとき」を映画化したときに、
主人公役の田宮二郎は愛人役の若尾文子や妻役の岡田茉莉子より
先に名を出せと言ったが聞き入れられず
所属していた大映という会社を辞める原因にまでなったらしい。

>>431

『座頭市と用心棒』で、「座頭市」より先に
「用心棒」の名前を出せと言わなかった三船を見習え！
しかし、『不信のとき』、ビデオ見かけたことない・・・。
　

主役なんだから田宮の要求は当然

"POCARI SWEAT"には、ローソンのシールが良く似合う。
てなわけで、テレホタイムにこんばんは。
忙しくて、借りてきた若尾映画が観れないよー。

>>433

そうか、田宮、主役か。主役は文子たんだと思っていたもので・・・。
しかし、田宮って、大映が倒産した後、どうなったん？
TVドラマにでも出まくったのかな？

まぁ、田宮のことはほどほどにして（新スレも立ってることだし・・）、
ここは若尾スレなので軌道修正しよう。

今日、ゲンスブールとB.B.のCDを聴いていて、
日本にもゲンスブールみたいな奴がいたらなぁと思った。
そしたら、文子たんの色っぽい歌声も記録されたのになぁ、ってね。

というわけで、若尾文子が歌を歌っている映画を探せ！
『女は二度生まれる』では謡曲かなんかをちょびっと歌ってたね。

↑確か、「青空娘」の最初のシーンで「蛍の光」を歌ってたな。
でも、あれは若尾一人じゃなくて同級生と歌うんだよね。

シネマ・スペースで「若尾文子の映画ファン」（日本語的には変ですが）
なるものを発見しました。
以下、このサイトより抜粋。

「若尾文子の映画 により多く高い点を付けた人 (コメンテータ)のランキング」
「若尾文子の映画 のファンが他にどんな映画に高い点を付けているかを
　ランキング。他の一般の人に比べて 若尾文子の映画 のファンに特に
　指示されている映画を相対値で選んでいます。」

http://cinema.media.iis.u-tokyo.ac.jp/fans.cgi?pid=6358

↑URLはこちらです。
このスレッドにはDEEPな若尾文子ファンが沢山いるようですので、
みなさん、どんどん投票しましょう！

＞ちなみに今井はもうひとつ「砂糖菓子が壊れるとき」ってのを撮ってる。
＞これはモンローの伝記を若尾にやらせた話で、
＞「不信」に比べるとややダイジェストっぽい。

モンロー＝若尾というのが、結びつかないような、、。
映画そのものではなく、この映画の「若尾ちゃん情報」を求ム。

ロゴが変わったね。でも、何でFOX？？？
誰か大映マークのロゴ作れ。

>>430 >>437
しかし、そのものずばり、渋谷実の「モンローのような女」もイタかったね。
大井武蔵野館のレイトショーでやったとき、主演の真理明美の夫の須川栄三
監督と娘さんが見に来られていて、「ひどい映画だねえ」と笑っていた。

>>430>>439
有名な下から吹き上げる風で、スカートがフワ−っていう場面、
あれあるのかな？

　

「砂糖菓子が壊れるとき」は随分前に見たからなぁ。
スカートがなんとかってんじゃなくて、
いろんな男と愛し合いながらついに本当の愛を得られず、
最後に受話器を持ったまま死んでたとか、
モンローの生涯を日本に置き換えた話だけど、
もう不幸な女ってのが決まりきってる感じがあって、
若尾的にはどうかな・・・、ちょっと思い出せん。

マタ−リしてきたね、このスレも。
若尾文子は永遠に不滅です、アゲ。

いやいや、これからオモロクなるよ。

田宮二郎は大映退社後、山本冨士子の時と同様に、永田ラッパの嫌がらせを受け
他社の映画に思うように出れなかった。
結局、これはその後68年に市川雷蔵が死ぬと、大スターは若尾と勝のみ
という事態になり、大映倒産につながる。
田宮はTVに進出し、大ヒット番組になるタイムショックの司会をやり、
70年代は松竹や東宝等の映画の他TVドラマでも活躍。

みなさん、お久しゅう。最近、「CINEMA　SPACE」の方に入り浸って
おりました「若尾好き」です（>>436参照）。
いやーみんなも登録して、若尾映画の寸評などを交わそうよ。
あっ、でも、このスレの存在価値がなくなるか・・・。
やっぱ、やめ！（藁

実は前回借りてきた『日本橋』と『朱雀門』は忙しくて観れなかったよ、残念。
しかーし、今日はなんと！　新宿ツタヤで『涙』を借りてきました。
やったー。ついでに、『巨人と玩具』借りてきたよ。文子たん出てないけど。
観たら、勿論、感想書くよ！　特に『涙』が楽しみだなー。

では、返レスなど。

>>445
＞永田ラッパの嫌がらせを受け
＞他社の映画に思うように出れなかった。

嫌がらせって、五社協定に逆らったから？　確か、山本富士子ってそれが
原因で、舞台の方で活躍するようになったんだよね。

＞田宮はTVに進出し、大ヒット番組になるタイムショックの司会をやり、

タイムショック！　懐かしいなあ。最近、復活したけど。
あれって、司会者は久米宏じゃなかったんだ・・・。
「ぴったしカンカン」（古っ）と勘違いしてるのかな、おれ？

>>447
>嫌がらせって、五社協定に逆らったから？

五社協定がそもそも会社に逆らって辞めた役者を映画五社がつるんで
起用しないようにしようっていう協定だから、
嫌がらせでも何でもなく、クビになった段階でもう他の映画会社には
出演できないんですよ。テレビがあった時代はまだいいほう、
50年代だったら、ドサまわりしか仕事がない。
田宮二郎の辞めた69年は、もうテレビのほうが勢いがあったし。
この頃の大映の最大のヒット作はハレンチグループ（南美川洋子、
渥美まり、水木正子、八代順子）の
「ある女子高医の記録　妊娠」ていうエロ映画もどきですからね。

>>448
＞五社協定がそもそも会社に逆らって辞めた役者を映画五社がつるんで
＞起用しないようにしようっていう協定だから

あっ、そうなんだ。恥ずかしながら勘違いしていた。
売れっ子を確保するために、自分の会社の映画以外には出るな
っていう協定かと思っていたよ。全然、逆なのね（藁。

しかし、邦画界もおバカな協定作るなあ。何があったにせよ、
役者に映画出れなくしたら、良い映画だって作れないでしょうが・・・。
お富士さーん、カムバッーーク！！(って、もう遅いよなあ。)
でも、田宮といい、お富士さんといい、なんで首になっちゃったの？
永田ラッパって、そんなにワンマンなん？

なにはともあれ、気を取り直して、『涙』でも観よう。

若尾さんとは関係無いが、最近、ワイズ出版から出ている日本映画
ポスター集に凝っていて、毎週１冊買い求めてしまってます。
増村作品は「大映映画篇�V昭和４０年代」に幾つか載ってました。
このスレに来ている人には今更な話でしょうが、若尾さん、やっぱ
綺麗やなあ。

個人的に、卍の時の、子悪魔的な若尾文子が、一番好きです。
子悪魔な日本映画って、ほかに知りませんか？
月曜日ののユカとか（加賀まり子だけど）、痴人の愛とか。

五社協定を最終的に粉砕したのは
石原プロ・三船プロ合作の「黒部の太陽」ね。
そういう意味でもあれは偉大な作品なのだ。
ビデオ出してよ〜。

五社協定って実際には存在しなかった。
あるんだ、って思わせることに意義があったらしい。

『涙』観た。うぅ、うぅっ。
おれの目からも、涙が・・。おかげで、眠れん。
オープニングで、「いかにもお涙頂戴」って感じの歌（なんと歌詞付き）が
出てきて、正直「あぁ、こういう映画って苦手だなぁ」って苦笑したのだが、
映画が進むにつれて、それが要所要所で流れる頃にはいい歌に聞こえてきた。
つまり、それくらい良い映画だったということ。
若尾演じる主人公の志津子一家のエピソードが少しづつ分かる構成になっていて、
それが説明的になってなくてとても良い。また、主人公の兄貴が
映画に幅を持たせていているね、特に船の場面。
ヒッチコックの『サイコ』並みのラストは口が裂けても言えんけど、
「そう来るか！」と思ったよ。本当に、素晴らしいラストだった。

いやー、知られざる傑作っていうのはこういう映画のことを
いうのだろう。邦画って本当に奥が深いナー。
しかし、川頭義郎にはもっと映画を撮っておいてもらいたかった。

なんか、興奮してうまくまとまらん（いつもか・・）ので、
後日、きちんと感想書きます。肝心の文子たんのこと書いてないし・・。
では、またすぐに！

あっ、上のレス（>>454)を読み返してみて誤解を招きそうなので補足。

＞ヒッチコックの『サイコ』並みのラスト

って書いたけど、これはそれくらい「トップシークレット」って
ことね。「内容」がじゃないよ。当たり前か・・・。

あと、この映画は「松竹映画」だけど、「大映」から若尾文子が
起用されて出来たんだね。「五社協定」を考え出した奴はこれ観て
反省しろ！

>>451

＞子悪魔な日本映画って、ほかに知りませんか？

『しとやかな獣』（川島雄三監督）なんてどうでしょうか？
この映画の若尾文子は小悪魔通り越して、限りなく悪魔に
近づいていますが・・・。しかし、この映画の若尾の色っぽさに
勝る女優は中々いないと思います。

ありがとう！さっそくしぶつたやで探してみます。（あるかな？）
Ｂ．Ｂがすきなので、日本の女優で子悪魔ちゃんができるのは、若尾文子と
加賀まり子ぐらいかな？と思っているので。京マチコの痴人の愛は、女の目から見ると
子悪魔ちゃんには、むりがあるよーに思われ．．．

しぶつたやじゃなくて
おめーがブタだろ！
ブタが来るなよ、スレが臭くなるから

なにがお気に召さなかったのでしょうか？
そーゆう事書くと、すっきりするのでしょうか？
カルシウムのんで、逝って下さい。

↑レス支離滅裂

あっ458じゃないですよ〜

>>女
マジメにツッコんでどうする。
４５８みたいなクソ野郎はからかって遊ぶに限るよ。
おい４５８。チンポいじりながら見てるか？
元気出せ。

ワイズのポスター集もいいけど、別冊太陽で、
ある写真家が撮った女優集めたようなのが出てて、若尾が２ページ載ってた。
あのシリーズで是非とも単独の若尾写真集出して欲しいもんだね。

＞若尾好き
＞主人公の兄貴が映画に幅を持たせていているね、特に船の場面。

ついに「涙」見たのね。おめでとう。
確かにあの映画は冒頭で「ウェッ！」って感じになるんだけど（藁）、
映画自体は若尾・石浜に寄りすぎず、設定や脇を固める役者を丁寧に描写していたね。
最初テレビで見たときなんて船の場面とかガンガンカットされてて、
単なるお涙頂戴ものに変わり果ててたよ。
ビデオはともかく、テレビ放映時のカットは本気で作品の評価を落すよなぁ。
「雁の寺」なんかも随分セリフとか切られてたし。
だったらはじめから裏日本が登場する映画なんかやるなとも思うんだけど。

>>457 等
「痴人の愛」は増村＆安田道代版のほうが、下世話で小悪魔度高し。
和製BBと云えば、“アンパンのヘソ”団玲子ですね。
とりあえずオススメなのは岡本喜八「殺人狂時代」とか、クレージー「大冒険」あたりかな。
いやいや、若尾スレなのに浮気っぽくてスマソ。

＞ビデオはともかく、テレビ放映時のカットは本気で作品の評価を落すよなぁ

ビデオで見るのはともかく、という意味です。
「スクリーンで見なければ映画は語れない」という方もいるので・・・。
ちょっと比較するのに無理がある例えですな（ｗ

「痴人の愛」の京マチ子版は最後女が馬になるっていう、
安田道代（増村）版とは全く逆の結末だよね。
増村のほうが原作通りなのかな？
とにかく「痴人の愛」は増村に限るとだけは言えるよなぁ。

船越パパがよかったね

おっ、ついに『涙』観たんだ！あれ確か浜松が舞台だよね。砂丘のシーンが
良いよね。ロングでポツンと歩く、二人を撮っていて、孤独感を表現しなが
ら、ベタベタせず、クールな感じでになっていましたっけ。船の上のシーン
も確かに絶品で、ゆっくりと流れるいなかの夏時間を上品に表現してた。
縁側で待ち続ける若尾さまが、かわいそうなんだよね。すいかやれよ！って
画面に言いたくなったよ。ラストは悲しいよね。まさに涙！

『涙』はインドで超大作ミュージカルに生まれ変わりました。
Hum Dil De Chuke Samn
http://www.indiaplaza.com/videostore/JapanDVD/index.shtml

>>447-449 >>452-453
五社協定について誤解されてる人が多いようなので……。
五社協定が施行されたのは、１９５３（昭和２８）年の日活の製作再開が原因。
戦時中の映画会社の統合によって映画製作から遠ざかっていた日活は、戦後、洋画の
配給やホテル経営などを行っていたが、製作再開の機会をうかがい、この年、再開を
宣言。既存の五社は日活側の人材引き抜きを警戒し、五社協定を発足。
これによって、俳優はもとより、撮影や美術、照明といった技術職も含めて
他社での仕事や人材の貸し借りを自由にさせない専属契約者の引き抜きが出来なくなった。
五社は日活にも協定の参加を求めたが、日活はこれを拒否。スターのいない日活は、
月岡夢路、三橋達也、大坂志郎らと五社の契約が切れるのを待って専属契約を結び、
技術者や助監督たちも各社から受け入れた。のちに日活も参加して六社協定となり、新東宝の倒産で再び五社協定に。
その後、協定だけはずっと残り、会社の垣根を越えた面白い顔合わせや企画の目を
無数につぶしてきたといえる。

>>470
ついでにわしも厨房どもに注を。
三國連太郎も松竹の専属社員でありながら、東宝の「戦国無頼」（５２）に松竹に
無断で出演。しかしこれは五社協定以前の話なので、三國は松竹を首になって東宝
と契約。松竹では鶴田浩二の独立、岸恵子、津島恵子の他社出演が相次ぎ、日活再開
にあたり、とくに松竹が引き抜きの標的になったので、五社協定を提案。かつては
松竹から人材を引き抜いていた東宝も乗り気になり、他社も連合し、五社協定設定
となるのである。
ところで三國は日活が再開すると、東宝との契約を反故にして日活作品「泥だらけの
青春」（５４）に東宝に無断で出演。五社協定違反俳優の第１号になる。これで三國は
五社から完全にボイコットになるが、その時点で五社協定外にある日活と契約する。
その後も東映と契約し、勝手に独立プロを興して東映を解雇されたりしているが、その
たびに基地外のふりをして記者会見に臨むなどして切り抜け、おそらく俺の知りうる限り
五社協定違反で唯一生き残った俳優だと思う。

>>454,468
川頭は、もちろん「涙」が最高作だが、「子供の眼」「青空よいつまでも」も泣けるぞ。
ビデオ化きぼ〜ん（というより俺だけ見てるから、ビデオにならずともよい（藁））

ワーイ（^_^）、レスがいっぱいだぁー。
うれぴぃーなぁー。ダンケ！

さっき、『涙』の感想書こうと思ってさあ、風呂の中で
「やっぱ砂丘の二人のシーンは外せないよなぁ」とか考えてたんだけど、
今、このスレ開いてみて・・・、「増村道」（>>468参照）に先を越された（藁。
やっぱ、見るとこ見てまんなぁ、旦那！

で、おれは文子たんに話を絞るけど、この映画では
彼女の「目」がいいなぁと思った。なんというか、台詞が無いシーンでも、
「目」だけで全てを語ってるんだよね、文子たん。
これって簡単なようで、凄いことだよなぁと単純に思った。
例えば、文子たん、重要なシーンで「鏡」に自分を映すよねぇ、
この時もポイントは「目」だと思わない？
（って、みんな分かってるに決まってるか・・・）

ネタバレになるからあんまり言えないけど、
２回（＝鏡に写すシーンの回数）の内、一方はひたすら哀しげなんだけど、
もう一方は優しさが入り混じった安らかな目になってる。
う〜ん、川頭の演出も大したものだが、それにきちんと応える、
文子たんもスゴイ！　大女優の片鱗を見ましたです、ハイ。
そういえば、この映画の題名の『涙』っていうのも、目に関わる言葉だね。

ワッ、>>472を書いている間に「五社協定」の詳しい説明が！
>>470ともども、とっても勉強になったよ、
しかし、「厨房」呼ばわりせんでも・・・。

>>462
＞別冊太陽で、 ある写真家が撮った女優集めたようなのが出てて、
＞若尾が２ページ載ってた。

見た、見た！　文子たんがオープンカーの中から「ニカッ」って
笑ってるやつだよね。当時のカメラマンのコメントがあって
「笑顔がすぐに作れる女優なので、移動で忙しい中でも彼女の写真は
　いいものが何枚も撮れた」って書いてたね。繰り返すが、写真集きぼ〜ん。

>>463
＞テレビ放映時のカットは本気で作品の評価を落すよなぁ。

『涙』のどこをカットするというだろうね。ヽ(`Д´）ノｺﾗｰ
全く、船のシーンというから驚きだ。
それがカットされたものだと気づかないで、その映画が嫌いに
なってる人って結構多いのではなかろうか？可哀相な映画チャン。

あと、小悪魔若尾情報で、最適な映画を思い出したので書いとくよ。
結構前に、既出だが、
『風癲老人日記』（木村恵吾・監督）。
これぞ、小悪魔・若尾文子が炸裂する超お奨め映画です。

　このスレ見てたら無性に観たくなりまして『赤い天使』のビデオ
買っちゃいました。で、観ました。
　手尺を懇願する軍人さんのシーンでおかしいやら悲しいやらで泣き
笑い。ギャグになりそうなところを若尾文子の真面目な演技が救い、
微妙な雰囲気を醸し出す名シーンになっていますねえ。
　それにつけても、国民党＋八路軍＋コレラ＋かっぱぎ・・・の４
点で畳みかけてくるとは・・脱帽。

ChannelNECOでみたよ

『巨人と玩具』観たよ。これ、すっごい面白かった！
おれの好きな初期の増村を代表する傑作。スピーディーな展開、
テンポ良く飛び交う会話、エネルギッシュな映像、どれをとっても◎。
火のつかないライターの映像を背景にして怪物的に発展していく
高度成長期の日本社会が巧みに描写されている。これって、おれが
言うまでもなく邦画史上、名高い場面らしいね。

開高健の原作も昔読んだけど、はっきり言ってそれ超えてるよなぁ。
また、企業間競争に翻弄される人間を、あの（藁）川口浩が好演してる！
『処刑の部屋』でワルを演じる川口には苦笑したが、こういう意志薄弱の
人間やらせたら天下一品だよなぁ、コイツ。ちょっとドキュン入ってる
高松英郎も良いし、なんといっても奔放な野添ひとみに一票。
早くも増村的「強い女」の典型がここにあります。

それと、主人公が勤めてる「ワールド・キャラメル社」の歌が俗っぽさを
醸し出していて、秀逸なんだよねぇ。歌詞書きたいけど、ネタバレに
なるので控えておこう。ってことで、「増村保造に駄作なし！」の神話に
また一歩前進した素晴らしい映画でした。
今回は若尾文子からちょっと外れたが、ご勘弁を。

「巨人と玩具」は、小野道子が鼻に
かかった声でたまらない。あとバー
にいるホステスたちも。

>>466
>「痴人の愛」の京マチ子版は最後女が馬になるっていう、
>安田道代（増村）版とは全く逆の結末だよね。
>増村のほうが原作通りなのかな？

谷崎の原作は男が馬になったりしないよ。
よって、増村版の方が忠実。

>>476
「巨人と玩具」いいですよね。
増村は、「妻は告白する」あたりから作風がらっと変わりますが
「巨人と玩具」の路線を突っ走ってもよかったのではないかとも思います。
もちろん、「妻は〜」以後の作品も大好きですがね。

この前、赤坂にある文子サマのマンション行ってきたよん。
黒川記章の前に一回結婚してるよね文子サマ。デザイナーらしいけど
詳細知ってる人いたらレスきぼん。

>>480
確か、「若尾好き」が前にレスしてたよ。探してみ。
でも前の旦那のこと、デザイナーじゃく、サラリーマンって書いてたような。

　去年、渋谷のユーロスペースで増村保造レトレスペクティブやってました。
初日に文子様のトークショーがあり、参加したのですがそれはもう年老いても
神々しい姿でした。そのトークのなかで、長谷川一夫に女優になりたいと志願
したエピソードは全くのマスコミによる捏造と言ってましたよ。
　

高円寺「オービス」
早稲田「名画座」
にはレンタル禁止のはずのキネマ倶楽部のビデオが
ワンサカありますぜ

>>469
>『涙』はインドで超大作ミュージカルに生まれ変わりました。
Hum Dil De Chuke Sanamでしょ、去年渋谷の東京映画祭で観たよ。
最高だったよ

>>483
しーっ！あんまり大きな声で言わないように。
だいぶ前だけど、下北沢のDORAMAでも結構いろいろ置いてあったけど、
すぐになくなった。
たぶん、みつかってクレームついて引っ込めたんだよ。

age

>>482

＞そのトークのなかで、長谷川一夫に女優になりたいと志願
＞したエピソードは全くのマスコミによる捏造と言ってましたよ。

確か、親戚か誰かが、彼女を推薦したんだよね、大映に。
もともと若尾ちゃん、お芝居に興味持っていたようだけど、
本来は「文学少女」だった、って対談で言ってた。
で、若尾ちゃんはめでたく当時の大映ニューフェイスの第５期に合格。
まあ、井上ひさしが『青葉繁れる』で書いているように
仙台でも評判の美人だったらしいからね。
ちなみに若尾文子の出身は山梨県。仙台は疎開先だそうです。

>>484
Hum Dil De Chuke Sanam
それって全国公開されないの？

全国公開されるはずだったんだけどね。
アメリカからＤＶＤを輸入した方が早いよ

agu

Hum Dil De Chuke Sanam ここで買えるよ
http://www.indiaplaza.com/videostore/JapanDVD/index.shtml

　『清作の妻』観ました。

　髪のほつれた若尾文子が異様に色っぽく、そのまま全編登場するのでドキ
ドキします。釘を拾ってから悲鳴があがるまでのシーンには、我を忘れて見
入りました。すごい緊張感です。ぜひＤＶＤを出してほしい。

それにしても、「あんたがいないとわたしは死んでしまうよ」なんて、
言われてみたいもんですなあ。

「花岡青洲の妻」好きだぁ。
若尾文子というよりは高峰秀子で、だったりするけど。

い、いかん・・・。
最近、忙しすぎる・・・。

でも、若尾文子の写真（というか映画チラシ）見てると、
癒されていくおれ・・・。

>>492
『清作の妻』は映画館で観たよ。すごい迫力だよねえ。
特に、釘を拾ったときの文子たんの表情が忘れられん。
で、ラストはほろりとさせられるよねえ。
映画館で、近くに座っている人たちのすすり泣きが聞こえてきたよ。

>>493
『華岡清洲の妻』は未見なんだよなあ。
これって、大映首脳陣の反対を押し切って、作ったらしいね。
きっと力作なんだろうなあ。近い内に見たいです。

今週は『男はつらいよ　純情篇』を観ます。
また感想書くよ。

じゃあ、よろぴく＆おやすみ。

＞↓センセイのニフの時代劇フォーラムのお友達、やおい系の時代劇好き漫画家の
＞中田雅喜氏（♀）のサイトはいかがでしょうか。「卍」や「刺青」は未見なのに
＞「若尾文子に色気や美しさを感じない」とか（別スレの若尾好きさん、怒ったれよ）、
＞発言がかなりイタイような……。
＞http://homepage1.nifty.com/bikenshi/

「評論って名乗ってなきゃ……４」というスレにあったカキコです。

↑「評論って名乗ってなきゃ……４」の何番目のレスか分かる？

華岡青洲の妻とか香華とか有吉佐和子原作の映画って面白いよね

＞４９７
「不信のとき」も・・・。

文子信者諸君！！我こそは文子第一信徒のユミコである。初登場だ。

文子からの直筆手紙を読み返すたびに、私は文子への愛を確認しないではいられない。

同志諸君！！我らは文子を愛する同胞だ。家族だ。初登場の私をどうか暖かく迎え入れてはくれないだろうか。

昨年の増村映画祭のトークショーの最前列で、神々しいばかりの彼女のオーラに圧倒されながらも、本人に直接花束を差し上げる事ができた。

しかし私の文子熱は醒めるどころか、今では幻覚症状がでるまでに至っている。目の前に、「大田夫人」が悶えているのだ！！

おかげで私の人生は大きな転機を迎えるに至った。大學の専攻をジャーナリズムから「文子学」に転向したのだ。私の周りの人間達の多くは、ジャーナリスト予備軍として大學を巣立っていったのに、今私は一人｢文子学」理論の構築に心血を注いでいるのだ。


再度申す！！文子を愛するものは皆友だ。仲間だ。これからも皆で手を携えて「文子」の栄光の時代を賛嘆し、それと同時に、彼女の未来を陰ながら応援しようではないか。

仙台（文子さんゆかりの地）在住です。
昨夜、清順プチ特集を上映中の映画館・フォーラムへ
『河内カルメン』を観に行ったら、なんといきなり増村レトロ版
『刺青』の予告が………!!!
（ハッキリ言って『河内』本編の何十倍もインパクトある予告…）
つーことは………、やるんダスな………！
これは、観るしかっ!!?

しっかし文子さんのあの気品漂うエロさ、一体ドコから………？

>>500
おー！仙台フォーラム「刺青」やるんですか？「卍」は？
福島でやんなかったんだよ〜。
客の入り次第で第２弾があるかと思ったんだけど…キツイみたい。
決まったら観に行こうっと。

「刺青」は８月１８日、９、１０月とフィルムセンターでもやるよ

「刺青」、見事な映像でしたけど
若尾文子が最初からかたぎの娘に見えなかったのが残念だった。
彼女ならつつましくしていても抑えかねる色香が漂ったでしょうに。
そしてそんな女であってこそ刺青の魔性も際立っただろうに、
ちょっとらしくない品の悪さを感じました。

山本冨士子スレはないの？

香川京子のスレでもいい。

東京の中野武蔵野で増村特集。
http://www.daiei.tokuma.com/masumura/

三原葉子のスレならもっといい。

「赤い天使」の看護婦コスプレ萌えー

若尾文子の最初の亭主って元プロ野球選手じゃなかったっけ、確か阪神の。
収入格差（無論若尾が多い）とか夫の暴力が原因で、若尾のほうが手切れ金を払って別れたと思った。

>>500
『河内カルメン』が『刺青』の予告編の何十分の一なんてあんまりや〜。
野川由美子はフリーだったから、清順のエログロ一歩手前の作品や東宝クレージー物にも出てたし、抵抗なくテレビに転身したから軽く見られがちだが若尾になど引けを取っとらんぞ。岸田今日子をまるで苦にしなかったお富士さん（『黒十』『暗夜行路』等で実証）とともに若尾より上位にランクされて然るべきや〜！・・・・・・冷静になれないので逝きます。

>>510
あくまで、あの時パッと観てのインパクトに限った話ですので………、
（『河内』の由美子たん、もちろん美しかったのは言うまでもなく）
ま、どうか落ちついて。


( ^‐^)_且~~ ｻｻ ｵﾁｬﾄﾞｳｿﾞ

>>511
グビグビ（ ^zD^）ウマー
　　　　　↑マムコラヴじゃないよ

>>509
島倉千代子と間違えてると思われ
文子さんは最初普通のサラリーマンと結婚したと思われ

デザイナーだったんじゃなかった？

手切れ金払ったのは有りだったような気もする。

>>510
＞岸田今日子をまるで苦にしなかったお富士さん
対岸田の戦績はともかく、若尾さんは他社出演が余り目立たないのがお富士さんに対するネガな面でしょう。
若尾さんって良ちゃんやカンちゃん、森雅之とは競演してるのかな？。

対岸田より対大辻伺郎で真価を問うべきだ。

>>500
> 昨夜、清順プチ特集を上映中の映画館・フォーラムへ
> 『河内カルメン』を観に行ったら、

スレ違いですまんが、清順+野川なら『春婦傅』がベストと思われ
『肉体の門』『悪太郎伝』(野川出ているのは「伝」ありだけ)も『河内カルメン』同様よい。

> 『刺青』の予告が………!!!
> （ハッキリ言って『河内』本編の何十倍もインパクトある予告…）

まあ、増村+若尾で『刺青』じゃあ、ちょと相手悪いかな。
万人向けではないが、インパクトは物凄いものがあるから。
納豆とか腐乳みたいなもん。とにかく>>500は増村を全部見るべき。

確かに小津の『彼岸花』をはじめお富士さんの他社出演作品は名作揃いだね。
でも『幻の馬』（雅一所有のダービー馬トキノミノルの伝記映画）に主演した若尾さんも大映社内的にはポイント高いんだぞー。
まあ、この二人は性典ものの『十代の誘惑』では先生と生徒だったし、高嶺・低嶺云々以前にライバルと呼ぶのが適切だったのか微妙なとこだけどね。

>>517
「若尾を喰った役者たち」になってきてるぞ。
で、俺的には伊達三郎

毛利菊枝『安珍と清姫』と江波杏子『女が愛して憎むとき』も完食。

俺が若尾を喰いたい！

若尾文子の最初の亭主の件、勘違いだったみたいで失礼しました。
しかし、なんでお千代さんと混同するかな、和服が多いことくらいしかないよな、欝だ。

>>522
「喰った」の意味が・・・・
あらぬ展開へ？

久々に映画板に来た「若尾好き」です。

「若尾スレ」はとっくに「倉庫行き」だろうと
諦め半分だったのだが、前よりディープになっとる（藁。
狂喜乱舞のおれ。（＾_＾） ニコッ
よーし、中野で増村特集やるときゃぁ、オフ会じゃー！
東北在住の「通りすがり」さんも来なさいね！

>>499
＞同志諸君！！我らは文子を愛する同胞だ。家族だ。
＞初登場の私をどうか暖かく迎え入れてはくれないだろうか。

おお、同士よ！！　なんか人民大会みたいだが、よく来たな。
同士ユミコには、我が同胞の絶大なる拍手の音が聞こえんのかね。
さあ、明日に向かって一緒に輪を作って唱和だ！
「若尾党」バンザイ！　「若尾文子」よ、永遠なれ！！

さて・・・。
『男はつらいよ　純情篇』観たよ。
で、これ、思ったより映像が良いのでまず驚いた。
ストーリー自体は永遠のお約束パターンなのだが、
若尾文子が出ているので幸せっす。
でも、文子たん、６０年代の頃に比べると痩せたナー。
実際のところ、文子たんの見所はあまり多くないんだよね。
最初は宮本信子が出てきたりして、そっちのエピソードもあるので
文子たんの登場まで少しやきもきした。まあ、でも第六作と
いうこともあり、寅さんを初めとする役者がエネルギッシュだし、
それが映画のパワーに直結していて、楽しめました。

つうわけで、また来ます。
みんなの若尾談義をまた読ませて下さいな。ではでは。

>>520
伊達三郎、本名がいい味。桜春太郎でっせ。ホンマ。

>>527
その名前じゃ寄席にしか出れませんな（Ｗ

>>516
カンちゃんとは共演してるよー。
上のほうのレスでさんざん話題に上ってますよ。

山本富士子との共演も捨て難いけど、
若尾文子といえば京マチ子との共演作も名作揃いだね。
「赤線地帯」とか「ぼんち」とか「浮草」とか。
京マチ子みたいな肉体派女優との共演は若尾の欠点を
補っているからかな。

背景変更に関する投票を行なっています。
　投票所はこちら。 不正利用を禁止するため、Proxyチェックを行なっています。
　IP串も排除いたします。
　　　　http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie&key=994175407&ls=50
　期間は２６日（木）00：00時終了までの１週間。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　清き１票を！

「戦国艶物語」なんて誰も知らんだろうな。お市の方に扮した若尾文子はめっちゃよかったぞ。
テレビだけど。

↑「戦国艶物語」の詳細きぼ〜ん。

もう随分前の話になるけど、昨日やっと「祇園囃子」見ました。
若尾文子カワイイ〜〜〜〜！！
でもこの頃でも、すでに声は魔性の声してますね〜。エロい！
っていうか、小暮実千代って何が良いのか分からない。

>>534
アゴがグイっとでてるとこ（ｗ

角梨枝子、杉葉子も顎で世に出たのか？。
「夏子の冒険」がカラー第一作だったらなあ・・・上映の機会も多かろうに。
原作（作者:からっ風野郎）が面白いから一度見たいんだよね。
杉の「結婚行進曲」は渋谷系に荒らされたからいらんけど。

>>534
＞若尾文子カワイイ〜〜〜〜！！
＞でもこの頃でも、すでに声は魔性の声してますね〜。エロい！

また『祇園囃子』の若尾文子の犠牲者が・・・。
同じ「あやたん」でも、松浦亜矢より若尾文子。
これ「定説」（古っ。

今週は『浮草』を久しぶりに観直すのさ〜。
でも、『十代の性典』を買おうかな〜、とも思っている今日この頃。

「あ〜ら、いやだ、あたし、そんな大人ぶったことなんか大きらい」
という台詞をエロ声でのたまうブルマの文子たん。

からっ風野郎原作の若尾出演作は
『永すぎた春』『獣の戯れ』くらいかな
『炎上（金閣寺）』の有為子は違ったっけ？

『炎上』に若尾文子は出てないよ。
ところで、『永すぎた春』ってビデオ出てる？

>>536

「夏子の冒険」は、もう完全な形でこの世の中に存在しないらしい。８５年に行われた
松竹百年記念上映会で調査したところ、ネガが１巻丸々なかったようだ。

やっぱ「戦国艶物語」、レアでしたか。７０年代半ばにＴＢＳだったかが放送していた
連続ドラマ。お市の方＝若尾文子、ねね＝岩下志麻、千姫＝星由里子が扮し、オムニバス風
に戦国の世を生きた女たちの悲劇を描いた作品。とにかく若尾、めっちゃよかった記憶がある。

もう１０年位前にＴＢＳで正月特番で、
長女＝若尾文子、次女＝大原麗子、三女＝浅野ゆう子の全セット撮影の
時代劇があったの知ってる人いる？
その頃は僕もまだ中学生で若尾文子の良さが分からなかったし、
浅野ゆう子が大っ嫌い＆ストーリー自体が面白くなかったせいで
あまりいい印象無いんだけど、今思い出すと見てみたいなぁ。
まあ作品的に最悪な出来だから、再放送の望みもないと思うけど。

>>540
欝！
「夏子、やっぱりsageて修道院に入る」

『浮草』見直した。
誰かが前レスで書いていたけど、
画面のどこかに必ず「赤」がある。
これがまた、「北野ブルー」ならぬ
「小津レッド」とでも名づけたいような
いい色なんだよね〜。

しかし、川口と若尾のキスシーン多すぎだぞヽ(`Д´）ノｺﾗｰ。

>>516
「涙」は松竹だけど良かった

>>543
「浮草」、床屋の娘の野添ひとみいいね。

先日、香港へ行って来た時、ＶＣＤで日本映画の名作が大安売りされて
いたので、８０枚程買って来た。店によって値段がマチマチなのだが、
おおよそ１枚平均３０香港ドル（４８０円弱）。若尾作品では、「祇園囃子」
「浮草」「赤線地帯」「好色一代男」「新忍びの者」などをゲット。
監督では何故か溝口作品が多く売り出されており、９タイトル買って来た。
「美亞」（ＭＥＩ　ＡＨ）という現地の会社から「日本映画文化シリーズ」
という企画で発売されているのだが、おそらく現在新規のリリースは停止
していると思われ、現在市中に流通しているものを手にすることしか
出来ない様子。
いずれにせよ、破格の値段で若尾作品を手にすることが出来、かなり満足
している。ただ、残念ながら増村作品は殆ど無い様子。このシリーズで
出ているのは大映のものが多いのだが。念入りに探せば、若尾作品はまだまだ
見つかる筈（市川雷蔵の「眠狂四郎」シリーズがあるくらいなのだから）。
字幕が中文で入っているが、画質等はまずまず。
９月に再度、香港へ行った際にまた店を漁って来ようと思っている。

＞若尾好き殿
貴殿にも激しく香港行きをお薦めする次第。

ＶＣＤは画質が悪すぎるなりよ
途中でディスクを入れ替えなきゃならんし

黒沢映画みたいに海外でDVD出てないかな

今、NHKの「人間大学」で、猪瀬直樹が太宰の「斜陽」を解説してる。
増村も「斜陽」を映画化したかったらしいね。もちろん、若尾主演で。
見たかったなあ。

>>546

時々、ヤフオクで見かけるね、それ。
通信販売とか、ないのかな？

>>509 >>513 >>514 >>515
若尾の最初の結婚相手ですが・・・
今年の６月に発売された、ちくま文庫の『芸能人別帳』(竹中労)に
離婚のいきさつが詳細に描かれてますよ。
この本は、'60年代の芸能ゴシップ記事を再録したものです。
まだ新刊なので、手にしやすいですよ。

増村レトロ、仙台での上映作品が出ました。

卍
刺青
妻は告白する
赤い天使

の４作品、８月25〜31日の１週間限定（ナヌ?!）とのこと。

昨夜は『刺青一代』（和泉雅子、キュート!!）観に行ったら
『卍』の予告に遭遇………ﾊｧﾊｧ

今から「浮草」を観るので、あげとく

中野武蔵野館の特集上映スケジュールができたね。

http://www.daiei.tokuma.com/masumura/

ビデオ化されてない『偽大学生』と『暖流』やるみたいでね、ヤター。
残念ながら、文子たんのトークショーはないみたいだけど、
青山真治×万田邦敏
白坂依志夫×北小路隆志
がトークするらしい。


それと、「アテネ・フランセ」でもやるみたい、増村特集。

http://boid.pobox.ne.jp/info/masumura_info.htm

こちらでは、以下の面々がトークショーするらしいよ。
稲川方人、井川耕一郎、荻野洋一、黒沢清、樋口泰人

本当に今が旬なんだねえ、増村って。

カイエ・ジャポン派のお調子モンが今ごろ尻馬に乗ってロクに見てもないのに騒いでるだけ。
樋口泰人なんかたぶん１本も増村を見てないぞ！ヴァカ！！

>>555
＞カイエ・ジャポン派のお調子モンが今ごろ尻馬に乗って
＞ロクに見てもないのに騒いでるだけ。

あっ、そうなんだ。
いや、おれ、ろくに知らないんだよね、この人たち。
（青山真治、白坂依志夫、黒沢清以外ね）
なんつうか、映画評論家という人種にはほとんど興味がありません。

青山真治（職業・講演業）は、そこらのボンクラ映画評論家よりタチが悪い。
阿部和重も同様。「マイ・ファッション」で書いていた「刺青」評、最低だった。

どうせ呼ぶなら今は亡き大井武蔵野の元支配人を呼んでくれ！
日本のカルト系、つーか面白い映画はここでほとんど見たんだ、オレは。
増村保造、中平康、鈴木清順、岡本喜八、市川崑、川島雄三、などなど。
最近になってようやく、配給会社（かな？）が大井武蔵野に追いついたとこさ。

逆に大井武蔵野の元支配人かスタッフが、そのあたりの配給会社へ
流れたってこともあり得るんじゃない？
だって腐っても武蔵野テアトル系列だし。

大井の元支配人はＯさんって、
今は蒲田のえとせとらレコードやってるんじゃなかったっけ？
雑誌のレコード珍盤特集でコメント寄せてたよ。

＞大井の元支配人は○さん
善○郎氏に伏せ字は必要なのかなｗ。
最終上映が『ヘアピンサーカス』なんて、筋金入りのアングラ邦画劇場の面目躍如だった。
個人的には『東京の休日』で脱力したかったけど（お別れ特集には入ってた）。
ところで、スタジオａｍｓの支配人だったおばちゃんは何してるのかな。

＞ところで、スタジオａｍｓの支配人だったおばちゃんは何してるのかな。

おばちゃんは知らんけど、あの劇場のプログラムは凄まじかった。
ほとんど自滅特攻バブルでポン型。

セゾン最盛期の徒花でしたな。

スタジオａｍｓ、女優特集もエラかったけど、印象深かったのは斎藤寅次郎特集かな。
あれだけ無駄に（失礼）質より量の監督作を集めた英断がうれしかったなあ。

＞５６１
○さんじゃなくて「オー」さんです。まあ伏字には違いないか（ｗ
でも大井の特集はホントに楽しかったよね。
えとせとらのサイト行ってたけど、あの人っぽいカラーが充満してて面白かったよ。
なんでもつボイノリオのＬＰが新品で大量に出てきたらしくて、
当時の価格で放出してた（凄ぇ！！）。
あの人がどこまで関わってるのかは明らかじゃないけど。

そういえば大井の増村特集のとき、レイトでは若尾特集やってたんだよ。
ああいう楽しみかたできる映画館がまた欲しいよね！！

そそ、そういうセンスが今のシネクラブやフィルムセンターには微塵もないのよねえ。
アテネフランセもクサレ稲川とか樋口とか荻野式（２本監督作あり。１本はつまらすぎて
オクラ）とか呼ぶのではなく、若尾文子が呼べなければ、川崎敬三ぐらい呼べちゅうの！

京マチコ独身８０周年記念スレ誕生

あげ

久しぶりにネットに接続。「名画座」の話になってるね。
いやー、みんな詳しいなあ。

>>566

＞若尾文子が呼べなければ、川崎敬三ぐらい呼べちゅうの

「中野武蔵野館」の「増村特集」のアンケートで
「ご要望があればお書きください」っていう項目があった。
迷わず、「若尾文子さんを呼んでください」って書いたのに、
受け入れられなかったよ、トホホ・・・。

誰か私を講演に呼んでくんないかな〜。

age

スタジオamsの支配人をしていた吉濱です。みなさん、元気？

>>572
本物ですか？

＞吉濱さま
料金システム萌えでございました。
森繁が見たくなくて三茶を２時間散策して再入場したこともございました。

「セックスチェック第二の性」観ました。四年ぶり
だけど面白かった。いま再リメイクするとしたら、
プッツン広末が最適。両性っぽくて。コーチは考え
つきません。無難にパンチドランカー赤井か。

＞５７５
あれって大映テレビでドラマ化されたよ。
雛形あき子と石田純一の「仮面の女」。
キムタク＆ミポリンのドラマの裏だったんで、
新聞では「雛形、美穂に体当たり」とか書かれてた。
「ストーカー」ほどじゃなかったけど、かなり笑えた。

>576
一話ぐらい観た記憶は、あるけど安田，雛形は
陸上選手まして両性にみえなくて・・・。
純一も、弱々しくて。コーチは改めて、佐藤？
なんだっけ三国の息子。あれがいい。

＞５７７
確かに石田純一は弱かったね。笑わせてくれたけど。
どうせ大映テレビなら松村雄基とか（ｗ
しかし「仮面の女」って、両足失った斉藤慶子が毎回石田の前に現れて、
「わたしの足を返して〜」とか、雛形が空港で働いてるとか、
モロに「スチュワーデス物語」してたよ（ｗ

そういえば赤井は「略奪愛・アブない女」で鈴木サリナと主演してたけど、
正直どちらもいまひとつだったなぁ。佐藤浩一はいいね。
って、いつのまにか増村からも離れてるし（ｗ

age

>>578
> モロに「スチュワーデス物語」してたよ（ｗ

周知の事と思いますが、増村保造は第1話の共同監督です。
第6,7,8,10,11,13,15,17,18,20.21.22,23話の脚本もやっています。
山口百恵の「赤い衝撃」の第1話、「赤い激流」の第1,2,12,20話の監督も。

第1話を担当している事から、その役割は分かると思います。

増村は「遊びじゃないのよ、この恋は」に至っては原作までやってますよね。
大映ドラマは増村が基本路線を確立したと言っていいのかまではわからないんですが、
「仮面の女」が「第二の性」と同じ内容だと知ったときはやっぱ嬉しかったですね。

現在、放送しているドラマを見て「漫画だ！」とか
「稚拙だ！」と評するひとは、多いと思うけど、
増村が生きていれば「まだまだ足りない！ネオリア
リズムだもっとやれ！脱げ！殴れ！」といってお蔵
入りするでしょう。悲しい・・・。

「黒の試走車」
増村ってやはりハードボイルドは無理みたいだね。
勝手が違うのか混乱してた。
「卍」なんかは自信満々なのに。

卍のＤＶＤ買いました

「<boid.net特別企画
　増村保造レトロスペクティブ>
　昨年末より全国各地で開催され、好評を博した新企画が東京に戻ってきた。
　今回は文化としての映画を紹介するアテネ・フランセならではのセレクションで、
　「親不孝通り」、「ぐれん隊純情派」「不敵な男」「うるさい妹たち」と、
　隠れた名作が４本揃う。

　８月１７日、１８日　一般：1300円　場所：アテネ・フランセ文化センター」

以上、「ぴあ」より転載。
しかし、どれもそそられるというか内容の掴みにくいタイトルだなぁ。
特に「うるさい妹たち」。
ともかく、おれは行けないので見にいった人は感想をこのスレに必ず書くように。

久しぶりに覗いてみれば、若尾板から増村板になっていた・・・。

若尾好きさんまで増村情報書いてるし（ｗ
でもけっこうこのスレいいよね。

>>587

＞＞若尾好きさんまで増村情報書いてるし

いや、もうすぐ中野で「増村特集」も始まるしさ、なんかソワソワしてんだよね。
スクリーンで文子タンを見るのは久しぶりだからさ。
『青空娘』上映中に興奮してスクリーンに突進しないように
自制せんといかんなぁー、とか不安もあるんだけどね。

＞＞でもけっこうこのスレいいよね。

一時期と比べて、最近はマタ−リして来たけど、もうすぐ６００！
若尾ファンの皆さん、マンセー。増村特集の折には感想よろぴく。

さぁ、そろそろ、おれも新しい若尾映画をまた観ないとナー。
今まで書いてきた映画以外でなんかお奨めある？
一応『新・忍びの者』でも観ようかなぁとか思ってるんだけど。

＞「新・忍びの者」
３日前、テアトル梅田で観て来た。若尾は淀君を演じているが、驚くほど
出番が少なく、少し残念でした。

増村がこの世に存在しなければ、若尾の魅力半減。
若尾がいなければ、増村も仕事がしづらい時代だったろう。

>>589

＞「新・忍びの者」
＞３日前、テアトル梅田で観て来た。若尾は淀君を演じているが、驚くほど
＞出番が少なく、少し残念でした。

えっ、それはまことか。てっきり、秀吉にあーされたり、こーされたりという
シーンが満載だろうと想像をたくましくしていたとこなのだが・・・。

>>590

＞増村がこの世に存在しなければ、若尾の魅力半減。
＞若尾がいなければ、増村も仕事がしづらい時代だったろう。

半分、同意。というのも、どの監督が若尾の魅力を最大限に引き出したかという
点で、おれはそれが増村だとは即答できんからだ。例えば、『祇園囃子』の
文子たんの魅力はミニモニとフカキョンがユニットを組んでも叶うまい。
で、「叶う」といえば叶姉妹だが、『女は二度生まれる』と『浮草』は
彼女達をはるかに凌駕する文子嬢が存在するではないか(ﾟдﾟ)ｳﾏｰ 。
一体、若尾文子が発するこのフェロモンは何なのか？　永遠ノ謎ダ。
『青空娘』など初期のものを除いて、増村の描く若尾文子には
「軽さ」が欠けている。しかし、この軽さは若尾の魅力には
必要不可欠だったのではないかと思ったりもする。だって、『ぼんち』のポン太が
なんであんなに魅力的なのかわからないんだも〜ん。

>>552
の仙台での上映ラインナップに、

『最高殊勲夫人』

が追加され、合計５本となった模様。

『日本橋』う〜ん泉鏡花なら文子より富士子だね。
『天守物語』を山本富士子の富姫で撮ってほしかった。
玉三郎も演じてるけど歌舞伎のユーモアのせいか
鏡花の清冽な世界が濁ってしまっていたし。

「氷点２００１」見たけど、映画のほうがいいね。
ゆう子も頑張っているけど、なんか可笑しくなって
怖くない。

>>593

『日本橋』、そういえば観てないなあ。近くのビデオ屋に置いてあったんだんだけど、
ビデオ壊れててさあ。若尾文子は水上勉もの（『雁の寺』『越前竹人形』）と相性が
いいよね。欲望に抗いながらも結局は翻弄される、ってパターンが良く似合うのかな。
で、芸者を演じても妙になまめかしい。そう、存在が「情欲」そのものなんだよね。
それに比べて、お富士さんは上品だナー。同じ「なまめかしさ」でも漢字で書きたいね、
「艶かしい」って。『私は二歳』で普通の主婦を演じたりしててもやはり気品が漂って
るよ。台詞に抑揚があってさ。だから、お富士さんが鏡花ものに似合うのはよく分かる。
若尾はどちらかというと谷崎潤一郎派だもんね。ちなみに、水上勉を谷崎はよく
読んでたみたい。どちらも、男女の性愛を扱うという点で共通点があるからだろうね。

>>594

決して、ドラマを馬鹿にするわけではないけど、映画からドラマへの
リメイクで成功した作品って聞かないね。やっぱ、金と時間、スタッフの質などの
違いかな？

age

>>592
まだ確定ではないようなので（>>552の４本のみの可能性も）、
それだけ一応。

↑いや、「増村保造メーリングリスト」によると、
『最高殊勲夫人』もしっかりやるらしいよ。
しかし、この佳作が選ばれた理由は何だろう？

>>595
そういえば『鍵』のとき市川崑がヒロインを京マチ子にするか
山本富士子にするか直接谷崎に相談したら、
「自分は京のファンだがこの役は山本富士子の方が合っていると思う」
と言われたらしい。
どうも山本にも若尾にも淫靡なものが潜んでいるみたい。
二人とも谷崎作品のヒロインの典型かも。

『卍』の若尾の大阪言葉はさすが濃密な味わいでした。

>>599

確かに、京マチ子はカラッとしているというか、ストレートなエロだな。
西洋人体型だからだろうか、それともあの心持ち明るい声のせいだろうか。
昔の邦画は当然のことながらSEXシーンがカットされているものだけど、
若尾とかお富士さんでそれやられると、その後の場面の想像（or妄想）が
ふくらんでかえってヤラシイんだよね。京マチ子も『雨月物語』で
森雅之とお風呂でいちゃいちゃ、その声だけが聞こえるシーンがあったが
何故かそんなにイヤらしくない。
しかし、あれが若尾だったらと思うと・・・。
あぁ、想像するだけで恐ろしい。

とかなんとか、書いている内に６００達成！

板が『火垂るの墓』に占拠された感がありますが、
戦争映画では若尾文子主演『赤い天使』もよろしく。

「増村保造メーリングリスト」で、ミスメールが送信されてきた。
なんか人の悪口が書いてあった。送った人、大丈夫かねえ。
最初ウィルスが送られて来たのかと思ってかなりびびった。

>>598
未見で言うのもアレですが、番組全体としてヘビーになりすぎぬようバランスをとるため、
パンフ本（買いました！）であらましを読んだ印象からすると比較的ライトに感じる
『最高殊勲夫人』をセレクトしたようにも感じられますね……。

↑ご想像通り、初期増村はライトですよ〜。
市川崑の影響モロで、モダンです。他の４作品しか見たことがないなら、
「えっ、これが増村？」と目を疑うこと必定。

>>591
> 例えば、『祇園囃子』の文子たんの魅力は(以下略)

小林信彦「読書中毒」からの孫引きになるけど、
川本三郎「君美(うる)わしく」文春文庫によると、
溝口監督が木暮実千代を見ながら、若尾文子に、
「官能的だろう。」
「女優っていうのはね、芝居なんかできなくたっていい。
官能的でさえあれば女優っていうのは価値があるんだ。」
と言った、ということです。

木暮実千代と若尾文子がそうめんを食べるシーンに
萌え〜なのは、わたしだけでしょうか？
ああ、そうめんになって、ちゅるちゅる吸われたい（ｗ。

age

若尾文子って結構、正統派の役が多いよね。
山本富士子は「雪之丞変化」でコメディエンヌに徹してたけど、
若尾文子はそういうのが少ないような気がします。
観客のイメージに忠実だったといえば、それまでだけど、変化も欲しいよね。
というわけで、「えっ、若尾文子がこんな役を？」って
いう映画があったら教えてください。

「えっ、こんな役を？」が本流になったのかも。

確かに、増村の描く若尾文子はどこか狂ってるな。

>>608
「東京おにぎり娘」（６１）と「女めくら物語」（６５）。

>>611

おおっ、すごいタイトルだ！！
しかし、「東京おにぎり娘」って、一体・・・（汗。

おお、まだあったのか、この板。
夏房が板を乱立させるからどんどんお気に入りの板が倉庫入りする
中で健闘しとるじゃないか。よってage。

>>613

数々の「旧邦画スレ」が倉庫入りする中で、なんとかね。
せめて、「増村保造レトロスペクティブ」が中野で始まるまでは
生き残って欲しいのぉ〜。
もし、レトロスペクティブが始まったら、おれは映画を観た後、
新宿の「どん底」（＝三島由紀夫行きつけの店）という飲み屋で
ハヤシライスなんかを食ったりして、おもむろに「文子ターン！」と叫び、
ただただ飲み続けるのさ。「邦画の黄金時代に乾杯！」ってね。
ちなみに、おれはミシマ、ミシマとよく書くが、決して「ウヨク」じゃ
ないのでご心配なく。（って、心配してる奴なんかいないか・・・）

ところで、>>611 で挙がってる映画、かなり気になる。
見たのなら感想きぼ〜ん！

つーか、タイトルが「基地外不楽」なみにやばいと思われ

遅れて飛び出てジャジャジャジャーンの新参者です。
数ある映画板の中でここがいちばん面白いね。ほんとのマニアが集まってるってのが
嬉しい。

某誌によると三島由紀夫の若尾評は、
「若尾文子は自分の小説に出てくるような女優じゃない。
普通の男性としての部分で心の安らぐ、そんないちごミルクのような女性だ」
とのことです。
わりと初期のイメージかな？

>>614
「どん底」ってまだあるのね。中野でご一緒してから、「どん底」へご一緒させて
くれなきゃ（ちょい鼻にかかった調子で）や〜よ。

三島でミルクといえば『金閣寺』の母乳抹茶オレやね。

>>616

＞＞遅れて飛び出てジャジャジャジャーン

「はくしょん大魔王」か、なつかしい。あくびちゃん萌え。

＞＞数ある映画板の中でここがいちばん面白いね。
＞＞ほんとのマニアが集まってるってのが嬉しい。

謙遜ではなく、おれ以外の奴がすごい。そして、今もマニアの心を
くすぐり続ける若尾文子はもっとすごい。まさに、菩薩だ。

>>617

＞＞三島由紀夫の若尾評は「（中略）いちごミルクのような女性」

小説家にしては比喩が稚拙だが（藁）、617が指摘している通り、
アイドル時代の文子たんを指しているのだろう。単純に、彼女を見ると甘酸っぱい
感じを抱くという意味だろうか？　それとも当時「いちごミルク」は
かなり高級な食べ物だったろうから、なかなか手に届かないという意味か？

>>618

＞＞中野でご一緒してから、「どん底」へご一緒させて
＞＞くれなきゃ（ちょい鼻にかかった調子で）や〜よ。

「どん底」は、モチ！まだあるよ。
おれごときでよれければ、是非一緒に行こう！　そして、飲み、語ろう。
若尾だ、若尾だ、ワッショイ、ワッショイ！

苺みるくというＡＶ女優とは無関係なの？

「東京おにぎり娘」のレスをつけたのは私です。「オパーイ・イン・クラシック」も
倉庫入りしたが、ここにはがんばってもらいたい。

さて。
キネ旬だか近代映画だかコピーしか残っていないので判然としないが、
１９５６年の映画雑誌で、「ファンレターの研究　若尾文子の場合」と
題する社会心理研究所の８ページにわたるレポートが掲載されている。
この年、若尾にきた年賀状４万２０００通、５５年では１か月平均
２９５５通のファンレターが届いたという。
まだ若尾といえば「赤線地帯」に出たばかりで、まだ代表作を持たない頃。
その結果、まず入場者のアンケートでは、
年齢別では２０〜２４歳が１９歳以下よりやや多く、全体のファンの４割を占める。
男女比では「祇園囃子」「千両肌」の二本立てでは、女性６６％、男性３４％だった
のに「珠はくだけず」「いろは囃子」では逆転して、女性３５％、男性６５％になる。

しかしファンレターは圧倒的に女性が多いのだ。以下、引用。
「一般的に、どのスターに対してもファンレターは女性が多いが、彼女の場合は、
その傾向が、特に顕著である。ファンレターの年齢別では９割が十代の若い人達で、
したがって職業では、中、高校生、お店に勤めている小僧さんなどである。（略）
都会ばかりでなく、小都市、町、村などの比率が高いところを見ても、
彼女が「六百万人の顔」といわれる、大衆性がはっきりする」

これを見ても”性典女優”として若い男性に人気があったことが間違いだということが
分かる。
このレポートには実際のファンレターも多数掲載されているから改めてレスをする。
それまで倉庫行き阻止。
頼んだぞ、「若尾好き」！

>>622
へー、そうなんだ。
ラブレターつーより、憧れのお姉さまへ、て手紙が多かったってことか。
ま、時代を考えれば、男子が女にうつつを抜かすな、的風潮もまだあったのかも。

続き

「拝啓　御免下さい。若尾さん元気で映画界に活躍しておられますか。僕は貴女のファンで
高校二年です。貴女の出演なさる映画を見ているといてもたってもいられません。
僕は貴女の写真を前にして勉強して居ます。僕は高校を卒業して東京に出て、中野無線に入って
無線通信士になるつもりです。貴女の知っておられる良い女性が、おられましたらその人の住所
を御知らせ下さい。僕は貴女の様な女性が好きなのですから貴女の御世話して下さった人ならば
東京に出て結婚迄ゴールイン致します。御願いです」（広島県・高田郡・男）

いまごろどうしているんだろ、この人。

続々。

「貴女はひきょうです。実にひきょうな人だと思います。（略）映画狂だった私もあなたみたいな俳優が
出てからすっかり映画がきらいになりました。又、ひとつ奇怪きわまることを。それは「名星」×月号の
特集若尾文子グラフの中に、身長、体重、などを計ったのが書いてありますね。そのところにウエストが
５４センチだなんて書いてありますが、まったく仰天せざるをえません。貴女は大嘘つきです。人には分
からないなんて思っているのではないのですか？　我々にはなんでも分かるんですよ。大勢の者がみつめ
ているのですからね。伊東絹子さんみたいな日本一のスタイルの良い人でもウエストは５６センチあるのに。
二人が並んだらとてもおもしろい結果が生まれますわ、月とスッポンみたいに。又、貴女がちんどん屋のよ
うに見えて滑稽でしょう。化けの皮がはがれてね。貴女がいくらそのような嘘をついても私達はすぐに見抜
きますのよ。今、私達のクラス、反若尾でにぎわっています。貴女のファンなんか一人もいませんのよ。その
おつもりでね。これに対してきっときっと返事下さい。いつまでも待っていますからね。放っておいたり
しても駄目です。あなたが人間であるなら返事を下さい。では和製グレース・ケリー様お元気でさよなら」
（福岡県・女・高校生）

う〜む。嫉妬は恐い恐い。いまごろどうしているんだろ、この人。

新。

「拝啓　僕は今年の×月工業学校に合格しました。だが、工業学校に行くようになってから、小遣い
（お金）も親から貰いにくくなって、なにか消極的になり請求をできません。この×月中に
僕は三回もあなたの映画を見に行きました。×月は月一回行っただけです。もう僕は行けなくなりま
した。そこで、僕は、あつかましいことを言うようですが（例えば、阪急バスに勤務していると社員
証がある。それを持っていると映画は無料でご覧できます）、このような証明書がほしいのです。
（この事は誰にも言わないで下さい。こんなこと言ったのは若尾文子さんが初めてです）
だが、決して無理は言ってません。「できれば欲しい」「できなければ無理は言いません」、又、できて
もできなくても、あなたのブロマイドは忘れないで同封してお送り下さい。なぜ、僕が無理をいうと言い
ますと、僕はあなたの大ファンだからです。「無理が通ると道路が引っ込む」と言いますが、できれば是非
「大阪市中」の映画を見ることのできる大映の社員証のようなものを、ブロマイドと一緒に同封して下さい」
（大阪市・男・１５歳）

いつの時代もアフォはいるもんですね。「無理が通れば道路が引っ込む」ってあなたねえ（藁
いまごろどうしているんだろ、この人。

続新。

「お願い　緑春の候と成りました。其の後若尾お姉さんお元気ですか。僕は元気です。
僕は十八歳の青年です。若尾さんの大ファンです。突然こんな手紙差し上げて申し訳
ありません。友人はみんなカメラを持っているのです。僕は家が貧しくて、カメラを
買って貰えないんです。それで突然ですが、カメラを買うのに今少しお金が足らない
のですみませんが、お金を送って下さい。無理をいってすみませんが、どうかお願い
致します。僕はカメラが欲しくて欲しくてたまりません。若尾さん是非お願いします」
（岡山県・都窪郡・男）

あのな〜。若尾のファンはアフォばっかしか。どうしもようもないな、これ。
いまごろどうしているんだろ、この人。

＞若尾のファンはアフォばっかしか。

この人の場合、「魅力」という言葉では収まりきらず「（電波を誘き
寄せる）磁力」というものがオーラとして立ち込めているんでしょなあ。

＞パイパニックさん
凄すぎる・・・（激藁　というか長文ご苦労さまです。感謝！！

一瞬ネタっぽい感じもしたけど（失礼！）、俺は信じるなー。
思いつくだけでも、美空ひばりが好きなあまり塩酸かけた少女とか、
美保純がポルノ出ていた頃ザーメン送ってくるファンがいたとか、
（これは美保純に限ったことじゃないと思うが・・・）
車からファンに手を振った尾藤イサオの指にしゃぶりついたギャルとか、
電波ってホントに今に始まったことじゃないよね。

いや〜、貴重な情報をありがとうございます。ﾏｼﾞで面白いわこれ。

そうそう、前にも貼ったけど、東京・京橋のフィルムセンターで、
週末は若尾作品が上映されるので、再度告知。
ここは４５分前会場だし、夏休み、土曜日ってことで混むかもわからないので、
出かけるときは要注意。もっともみんな一度は見てると思うけど。

8／18（土）1:00pm
9／11（火）3:00pm
10／11（木）6:30pm

刺青
（86分・35mm・カラー）
白い肌一面に彫られた巨大な女郎蜘蛛に操られるように魔性をあらわにしていく娘、お艶（若尾文子）。増村保造にとっては「卍」（64）に次ぐ谷崎文学の映画化で、「刺青（しせい）」に「お艶殺し」がミックスされている。刺青師に刺され血に染まったお艶の背中に女郎蜘蛛がうごめくクライマックスの迫力は圧倒的。
'66（大映京都）(監)増村保造(原)谷崎潤一郎(脚)新藤兼人(撮)宮川一夫(美)西岡善信(音)鏑木創(編)菅沼完二(出)若尾文子、長谷川明男、山本学、佐藤慶、須賀不二男、内田朝雄、藤原礼子、毛利菊枝、南部彰三、木村玄、藤川準、橘公子
http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2001-08-10/nittei.html

>パイパニックさん、面白れー、面白すぎる。
>>623は全面撤回ですな。

続々新。

「拝啓　文子様お元気ですか。私は貴女の大ファンですがお手紙を出すのは今日が
初めてですの。こうして書いていてもなんだか手が震えてしまうのよ。こんなことを
書くのは恥ずかしいのですけど、私のこと若尾文子に似ているってどこに行ってもい
われますのよ。時々間違われる時もあるの。電車に乗っていると、じろじろと人に見
られるわ。でも貴女に似ているといわれるだけでも私は天にものぼるようなうれしさ
でした。それに私あなたの真似ばかりするものだからよけいに似るかも知れないわ。
第一に頭、服装みな同じようにしてます。だから今は私のあだなはとうとう若尾文子
になってしまったの。美容院へ行くと若尾さんが来たなんて言われますのよ。おほほ」
（東京都・豊島区・女・十八歳）

「おほほ」ってあんたねえ。本当なら会ってみたいが・・・。
いまごろどうしているんだろ、この人。

＞６３２
あはははははははははははは！！！
まだあったのか。これも激ワラ！！
素晴らしすぎる。

パイパニックよ、ベリー、ベリーサンクス！
「オパーイ・イン・クラシックムービー」には何度がレスしたが、
倉庫入りか・・・。う〜ん残念。

しかし、我々の先輩はアフォばっかだな。

>>626 , >>627
＞＞できれば是非「大阪市中」の映画を見ることのできる
＞＞大映の社員証のようなものを、ブロマイドと一緒に同封して下さい」

＞＞カメラを買うのに今少しお金が足らないのですみませんが、
＞＞お金を送って下さい。

ギャハハハハハハハハハハハハハ！！
激藁し過ぎて涙が出た。

文子タン、読んだのかなぁ。ファンレター全部は読んでないにしても、
「キネ旬」に載ったやつくらいは、目を通してるだろうなぁ。
それにしても、２ｃｈの電波くん達も真っ青だな、こいつら。

つうか、彼ら２ちゃんねらーの元祖だね。きっと人気者になったことでしょう。
違う意味で（藁。

パイパニックさん、面白すぎです。
俳優板を分離せよとの声が「映画自治スレッド」で高まる中、
勇気を持ってあげさせて頂きます。
分離派は、１からきちんと読んで下さい。
でも分離させられたら「若尾好き」さん泣くだろうなー。

完結篇

「ファンレターの分析を通じて、若尾文子の魅力と、そのファン心理を調べてきたが、若尾
文子へのファンレターは、お姉さまに呼びかけるような純情なものが多い。その家族状態や、
本人の生活は、裕福ではなく貧しく幸福でないことが強調されている。これは一種のポーズ
かもしれないが、いくら控えめにみたとしても、やはりこれらの貧しい人達から信頼され慕
われている若尾文子の人間的な魅力の中には庶民の生活と、かたく結びついている幅広い強
さと、健康さがある。大映の企業の中から計画的に創り出されたとはいえ、何といっても、
若尾文子自身の中に、自然にそなわった大衆性がひそんでいるのである。（略）彼女は今「赤
線地帯」で、ガラリと役柄の変わった娼婦を演じているが、こうした役をファンたちは不安気に
見守っている」

さて、若尾文子はこのあと、川島、増村の作品で女優開眼となるわけだが、ここに採録したアフォ
のファンたちはどんな感慨を抱いたか興味深いものである。

「若尾好き」さんにお知らせ。

「映画自治スレッド」での話し合いで、「俳優とアニメのタイトルのスレは
分離すべきでは」との意見が盛り上がっております。
（※詳しくは「自治スレ」351から401までを参照。ちなみに、この351というのは私です。）
ですが、若尾スレ（あるいは「邦画俳優名のスレ」）は逃げ場もないし、
いいのではないかという意見もちらほらありました。
（若尾スレが好きだという意見もありましたよ、読んでもらえればわかりますが。）
しかし、やはり俳優名でスレを立てるのはよろしくない、とのことです。
最悪の場合でも、すぐに削除されることはないと思いますが、
いずれこうした意見が大勢を占めるかもしれませんので、
（今後に関わることですが）もし、このスレのパート２などが出来る時は、
必ず映画に関連のあるスレのタイトルをつけてくださいませ。

以上、おせっかいかもしれませんが、報告まで。

↑「若尾好き」さんに向けて書いたものなので、sageで書きましたが、
常連の方を問わず、他の方の意見も聞きたいのでやっぱりあげることにします。

それならＡＶ板は全部分離となっちまうぜ。若尾板、優秀板だから擁護！

中野の増村特集まで生き残ったら、抽選で「十代の性典」のビデオを進呈しようかと思案中。

とにかく、このスレだけはみんなで協力して、気が付いたらあげなくてはいかんね。

>>637
＞＞俳優名でスレを立てるのはよろしくない、とのことです。

なるほど・・・。最近、ますます回転が速くなったし、一頃話が出ていた、
「映画板分割依頼」というやつもぽしゃったみたいだから、
既成の板に分離できるものは分離しようという意見が出てもおかしくはない。
しかし、「映画自治スレ」で言われているように「俳優板」や「芸能板」に
行って「若尾文子」でスレ立てても、みんなに「誰それ？」って思われて
放置されるのがオチ。
それにおれは、あくまで映画に出てる若尾が語りたいのだ！
時々、興奮して脱線するけどね（藁。

まあ、タイトルの問題なら、次に立てる時（そんな時が来ればの話だが）、
変えましょう。「若尾文子の出ている映画のスレッド」に変えろという意見が
「自治スレ」で出てたけど、それじゃあ、ちょっと芸がない。
というわけで、若尾文子にちなみ、なおかつ映画板にふさわしいと
思うスレのタイトルぼしゅ〜ん。

>>640
＞＞中野の増村特集まで生き残ったら、
＞＞抽選で「十代の性典」のビデオを進呈しようかと思案中。

パイパニックよ、それは本当か！　しかし、抽選ってどうやって？

＞６４２
このままで良い。よって、あげておく。

>>643

このままで良いって、このスレのタイトルのこと？
う〜ん・・・。
まあ、新スレは今すぐ立つ訳ではないから、
しばらく動向を見守りましょう。

色々な意見があるだろうけど、
一応、「若尾スレ」の名称は引き続き募集ということでお願いします。

抽選のいい方法ないかな？

>>645
＞＞抽選のいい方法ないかな？

新スレのタイトル決めた奴とかどう？
出尽くしたところで、投票してさ。
あっ、でも重複投票を防ぐ方法が分からん（藁。

じゃあ、パイパニックが若尾文子に関する
むっちゃ難しいクイズ出してさ、それを一番最初に
解いた奴ってのはどう？　そのクイズが簡単だと、
早いもの勝ちにみたいになっちゃって、面白くないからね。

あるいは・・・
もし、パイパニックが中野のオフ会に来てくれるんだったら、
話は早い。単純にくじびきか、じゃんけんでいいからね。

抽選はビンゴでいいよ。

そうするかな。じゃ、2本ぐらいでいいかな、ダビングは。

>>648
「そうするかな」って、どの問いかけに対する返答なんだろう？
ビンゴなのだろうか？　でも、誰が持って来るの？

「月よりの使者」や「幻の馬」もあるよ。

で、苺みるくってAV女優は無関係なの？

♪丸くてちっちゃくて三角だあ、サクマのいちごミルク！

>>650
＞＞「月よりの使者」や「幻の馬」もあるよ。

なんか、貴重なビデオいっぱい持ってるんだね。
「十代の性典」と共に売ってくれない？
などという話をおおっぴらにしてしまうおれ・・・。

では増村上映期間中か、その前に俺と逢瀬を楽しむか。苦しゅうないぞ。

>>654

急がしくて上映前はとても無理。
上映期間中なら大丈夫だ。じゃあ、オフ会で会おう。
他にも若尾映画で珍しいと思うやつをダビングしといてもらうと、
嬉しいな。このスレで感想書けるし・・・。でも、安くしてね（はーと）。

しかし、コテハン、簡略化されたなあ（藁。

そういえば、オフ会の話、全然決めてないや。
みんなどうやって会ったりしてるんだろ？

昔、某板のオフ会で、「新宿駅の南口（or 北口）の改札前で、
うまい棒を持って立っていること」というのがあったが、
これには藁タ。おれは初めから行く気がなかったので
行かなかったが・・・。
しかし、手にうまい棒を持った集団っていったい・・・。

で、「若尾オフ会」だが、集合場所は「中野武蔵野館」前だとして、
目印は何にしようか？　「苺ミルク」にしようか（藁）。
何かいい案ない？

しかし、実際、人来るのかなあ？

「しとやかな獣」のときの髪型で集合。

>>657
じゃ、俺は「しとやかな獣（”けだもの”と読む）」の小沢昭一の格好で。

じゃ、俺は「あなたと私の合言葉 さよなら、今日は」みたいな眼鏡をかけて。

じゃあ、おれは「妻は告白する」みたく、ずぶ濡れで。

・・って、みんな遊ぶなよう。藁タけど。

じゃ、俺は「傷だらけの山河」の空港で見送るシーンの衣装で。

「雁の寺」の和尚ファッションで。．．．おれ、大阪だから行けそうに
ないッス（泣

雁がいいひん、雁がいいひん。

海外では増村の再評価が始まっているようだが、同時代的には西ドイツが最も早く増村を評価した。
ただし、深夜テレビでいつも放映されているエロい映画として。かなりマニアックなファンに支持さ
れていた模様。
続いてフランス。カイエ・デュ・シネマでは、まずシルヴァ・ピエルが「痴人の愛」と「赤い天使」を
引き合いにして、増村＝若尾コンビについてスタンバーグ＝ディートリッヒのコンビと比較しながら、
増村作品に見られる“去勢”について論じている。「赤い天使」の従軍看護婦の格好やモルヒネは、
スタンバーグの「間諜Ｘ57」や「モロッコ」のシルクハット、レインコートに相当すると解釈している。
そして切断こそ増村の主題であり、それは現代日本が抱える問題からの切断であるという。
「痴人の愛」はフランスでは「日本の牝猫」の題名で公開。マックス・テシエはバーナード・ショーの戯曲
「ピグマリオン」との類似性を指摘している。はい、「ピグマリオン」は「マイ・フェア・レディ」の原型
ですね。そうかなあ。

さて、カイエによると、「青空娘」は「ヨーコ嬢と青空」の題名で西ドイツで1968年に放送されたのが最初で、
「卍」は「マンジ・恋人たち」の題名で1964年に劇場公開。「黒の超特急」はフランクフルトのアジア映画祭で
上映され、「フィルム・クリティック」65年５月号に批評が掲載されている。「氷壁」は65年のベルリン映画祭
出品作。ドイツでは「痴人の愛」は「ナオミ・飽くことを知らぬ女」という題で公開、興行的には惨敗している。
一方、フランスで最も高く評価された増村＝若尾映画は「赤い天使」だが、とくにベルナール・エイゼンシッツ
（「ニコラス・レイ」を書いた人）が当時の構造主義の言葉を用いてわけわからん言葉で絶賛しているのが目立つ。
彼も増村＝若尾コンビにスタンバーグ＝ディートリッヒコンビをダブらせている。
マックス・テシエは「シネマ69」69年６月号で「赤い天使」を絶賛。増村のエロスと戦争の描き方に言及しながら、
若尾文子の美しさを手放しで激賞している。

などと今日はアカデミックにまとめてみました。

パさん、ビギナー相手にまた知識を披瀝してますね（ニヤッ）。

>>664

最初、コピペ荒らしかと思ったぞ（藁。

＞＞カイエによると、「青空娘」は「ヨーコ嬢と青空」の題名で

主人公はヨーコじゃなくて、有子なのになぁ。
ドイツ人が発音でない音じゃないし、おかしいナー。
翻訳家がそう言っているように聞こえたのかな？
しかし、増村がフランスでうけたのは知っていたが、
西ドイツが最初とはね。
ニュージャーマンシネマとかにも影響与えとるんかね。

＞＞フランスで最も高く評価された増村＝若尾映画は「赤い天使」だが、
＞＞とくにベルナール・エイゼンシッツ （「ニコラス・レイ」を書いた人）が
＞＞当時の構造主義の言葉を用いてわけわからん言葉で絶賛しているのが目立つ。

アカデミックでもいいから、詳細きぼ〜ん。

でさあ、「パ」って「パイパニック」？
もしそうだったら、次はどうなるんだ？　おまえのコテハン（ニヤッ）。

>>663

ネタバレ禁止条例発令！

ちくま文庫から出たばかりの竹中労の著作に若尾の昔の記事が出ている。
芸能ネタであんましおもしろくもないけど、いちおう

「おとなの特選街」の今月号、藤木ＴＤＣ氏の連載によると・・・

１９７１年大映が発表したラインナップにあった幻の企画として、
“若尾文子主演の文芸ポルノ「四角関係」”とゆうのがある。
わあ、見たかった・・・

やはりこのスレ、面白れえ。ａｇｅ

>>669

残念ながら既出っす。「わがまま離婚」っつうやつでしょ？

>>669

しかし、俺も見たかったぁー「四角関係」。
つうわけで勝手にキャストを考〜案。

若尾文子と船越英二、彼ら冷え切った夫婦の隣に越してきた、
田宮二郎、そしてその娘、緑摩子。
大映スター総出演の乱交パーティーの扉が今開かれる・・・。
特別出演：山本富士子、永田雅一（藁）

以下、シナリオぼしゅ〜ん。
　

上のやつ、番号間違えた。
>>668 だった。
鬱ダ氏脳。
でもその前にオフ会やろう。

「刺青」DVD購入。
予告編再生を選んで再生すると
一瞬ノイズ画面が表示される。
これって不良？

「ひょうてん」もＤＶＤでるんですね。
微妙だな〜こないだ見たばっかしだし。

若尾文子とか、増村でもいいけど、予告編集のDVDって出ないかな。
前に雷蔵のビデオは出てたけど。

６７５に大賛成！
先日ビデオで｢清作の妻｣観直したけど、また泣いてしまったよ。
いまさらだけど、若尾様、田村兄、名演だね。
今の俳優に表現できないことばかりでした。
さあ皆、中野武蔵野ホールに集合だ！
泣こう！

このスレが消えるのか
このスレが・・・

仙台で特集上映開始（年配のお客さんも多い模様。うれしいですね…）記念age

オレも全５作品、制覇するつもりです。

うむ、これが最期か・・・。
サクラの紋章＊＊＊＊＊＊

えーい、そこをどけぃ、そこをどけぃ！
アップ・アップ・バル〜ンに対抗して、
アップ・アップ若尾さまのお通りだ〜い！！

へっへ〜い。

京都映画祭（９月２３日〜３０日）にて「蛍火」（５８／五所平之助）上映。若尾文子が入浴中に湯船を
飛び出して愛しい沖田総司を追いかける必見のシーンあり。それでもって作品も格調高い名作。

若尾祭りin仙台、盛況のうち開催中でございます（金曜まで）。
ここまでオレが観たのは『赤い天使』『最高殊勲夫人』『刺青』
（まだ『妻は告白する』と『卍』が残ってる………）。
なんというか………、軽い明朗娯楽篇『最高殊勲夫人』はともかく
（船越英二マンセー！　サントラ原版が磨耗してるのか、音楽が殆ど
聞きとれず、ラッシュフィルムの映写を観てるみたいだったが）、
描写がどうのこうのではなく、18禁でも足りないような濃厚さ！
『刺青』のＳＭ？シーンじゃ、思わず勃っちゃいましたし（爆
どんなに着込んでも、そこには匂い立つエロがあるのみの文子たん。
もう、オレをどうにでもしてくれよぉ……とか、思っちゃったです（猛爆
そういう意味では、往年の文子たんにアホな手紙を送りつけてきた
ファンのみなさんと、オレもたいして変わらないのかもな、などと。

さて、
９〜10月には別の劇場で、さらに11月には今回の劇場で再び、
いずれも別プロによる増村特集in仙台、が予定されております。
９〜10月、セントラル劇場土曜レイトにてのラインナップは、
以下の通りとなっております
（文子たんの作品がないのでsage）。

９／22　盲獣
９／29　女体
10／６　でんきくらげ
10／13　遊び
10／20　(ｾｸｰｽ...もとい、)セックス・チェック　第二の性

>>683（付記）
清楚な内に眠る、なにものか。
もちろんそれは、文子たんひとりでは出せなかったであろうもの。
増村監督との、まさにこれらは共同作業の成果なのだな。

このスレの「倉庫逝き」が先か？
２ちゃんの「閉鎖」が先か？
それが問題だ。

まあ、おれたちの２ちゃんねるは映画館のロビーなんだよね。
本来は。
いつ閉鎖されるか判らないから、こんなこと書くけど、
オレは若尾好きがこんなにいてマジうれしかったぜ！
ではでは。

アヤコ、アヤコ、どうしてあなたはアヤコなの？

＞687

＞いつ閉鎖されるか判らないから、こんなこと書くけど、
＞オレは若尾好きがこんなにいてマジうれしかったぜ！

ああ、それはおれも同じだナー。
繰り返しになるけど、本当にこのスレを立てて良かったと思うよ。
全国の若尾文子ファンのみなさまに心からのサンクスを。

中野で会おう！
武蔵野館であなたの隣に座っているのは
２ちゃんねらーかもしれない・・・フフ。

仙台での特集上映全５本、制覇して、参りました。
このうち、とりわけ『刺青』『妻は告白する』の文子たんの姿は、
永遠にわたくしの脳裏に刻まれた、と、そう確信しています。


映画板きっての優良スレに、心から感謝。

『男はつらいよ』のあと『竹取物語』までずい分ブランクがあったけど、
若尾文子はその間にインタビューに答えて、
「映画でしたいと思うことことは全てし尽くした。今後はもう出るつもり
はない。他の俳優に比べると自分は会社に冷遇されて来たけど、結局最後
まで大映に残ったのは私だった」というふうな話をしていた。
四十代の女ざかりの若尾を映画で見られなかったのは残念だけど、
５０年代、６０年代の女優生活はきっと悔いのないものだったんだろうね。

夫が見た！　　　何を？

>>691
『妻は告白する』＝ツマコク（?!）じゃ、家政婦が見てたね、実に……（ﾜﾗ


「家政婦は見た！」シリーズも、一応大映テレビ作品。
まぁ、それほど大映テレビっぽくはないし、近年、全体にその色は目立たなく
なりつつある、そんな傾向にあるけど（『セックス・チェック第二の性』の
ＴＶリメイク？　「仮面の女」とか、それ系の番組がないわけではないが）。

ただ今回、５本観て、増村氏がいわゆる「大映テレビ的なるもの」の祖
（少なくともそのひとり）である、ということを、確信しました。

>692
昔の馬渕晴子と江波杏子の区別が･･･。（ｗ

川崎敬三の夫はなんも見てないような･･･？
ただ岸田今日子は怖すぎ！

いや〜、大映映画のように、このスレもしぶとく生き残ってるねぇ。
２ちゃんにもがんばってほしいものだよ（←ちびまる子風）。

>>690

＞＞若尾文子はその間にインタビューに答えて、
＞＞「映画でしたいと思うことことは全てし尽くした。今後はもう出るつもり
＞＞はない。他の俳優に比べると自分は会社に冷遇されて来たけど、（略）

えっ、冷遇？　どういうことだろう？　文子たん、他の俳優に比べて
給料が安かったりしたのかなあ？　そういえば何かで読んだけど、
一度、雷蔵が文子たんに「しゃぶしゃぶ」をご馳走したことがあったそうな。
で、その時文子たんが「おいしい、おいしい(ﾟдﾟ)」とあまりに喜ぶもんで、
「もっと前からいろいろとご馳走してあげれば良かった」と雷蔵は後悔した
らしいよ。

それだけ文子たんが喜んだというのは、当時、大映首脳部から
食事にも誘われなかったということかね。

何はともあれ、中野で文子たんと会えるまで、あと５日だ〜い（＾_＾）。

いよいよこのスレも終息に向かっているようだけど、ほんといろんな意味で勉強させて
もらいました。
今後の増村＝若尾作品鑑賞がますます楽しくなりそうです。

>>694
大映は「グランプリ女優」の京マチ子や「ミス日本」の山本富士子は
やはり大切にしてたんだとか。
二人に比べると若尾文子はわりと便利に使われてたんだと思う。
でもそんな作品の中に面白いものが沢山あったから
結局はよかったけれど。

今の２ちゃんの状況ってダイニチ映配？

>>698
うーむ………。
そうでなきゃ、新東宝か……（鬱

じゃあ、このスレは『悪名尼』だったのかなぁ・・・。

いや、「蜘蛛の湯女」でしょう。

中野の「若尾＆増村映画上映」まで、
いよいよカウントダウンですが、
みなさん、２ちゃんの転送量のことを考えて、
静かに、しかしながら熱く語っていきましょうね。

さあ、みんな中野武蔵野ホールに集合だ！
しかし、２ちゃんねるがまだ存在してるなんて、奇跡かもね。
それじゃ、みんなの感想を愉しみにしています。

若尾文子の話をするとウチの親父はﾊｧﾊｧいいます（ｗ

まさかあんたもﾊｧﾊｧしながら話しているんじゃあ…

ところで、元宣伝マンの書いた鈴木和年「ある映画人の定年」朝日文庫によると、
『低嶺の花』は、一年後に入って来た山本冨士子の騒がれ振りに比べ、
自分の境遇に悲観して落ち込み気味の若尾を励ますため、
「タイプは違うが同じくらい大切に思っている。(byラッパ)」ということなんだね。

それを聞いて涙を流したらしいが、
鈴木曰く、それは大切に思ってくれている事に感激しての事で、
それゆえ死に物狂いで期待に答えようと頑張った、との事。

しかし今や、意味は違うけど「高嶺の花」ですな〜。
増村DVD化は喜ばしいが、若尾DVD化も忘れんでくれ〜。> 大映

今日初めて、若尾＆増村の「清作の妻」を中野武蔵野館で見ました。
若尾文子の妖艶な美しさには圧倒されましたが、しかし、その粘り
つくようなウエットさには（このスレッドで言うのは勇気がいりますが）
ちょっと疲れました。若尾文子の魅力は伝統的な日本女性の像を完璧に
演じきったところにあるのではないかと思いました。完璧に美しいんだけども
伝統的な日本人女性像を壊すような新しさはないと思ったりします。

>>705

>>完璧に美しいんだけども
>>伝統的な日本人女性像を壊すような新しさはないと思ったりします。

う〜ん、要は「演出」の問題だと思ったりもするのだが。
ドライな文子たんが観たいのなら、『しとやかな獣』（川島雄三監督）
がやはり白眉です。でも、増村だって前期（『妻は告白する』以前）の作品なら、
負けていませんよ〜。『青空娘』みましょう、あと『最高殊勲夫人』ね。
（『美貌に罪あり』もあるけど、未見）

さあ、おれも明日からいよいよ中野だー！

（文子たんと関係ない増村ネタなのでsageますが、）
『陸軍中野学校』第１作、
チーム内における恋模様のない「スチュワーデス物語」（？）で、
ちょとﾋﾞｸｰﾘ!
で、雷蔵の婚約者・小川真由美が元雇い主宅を訪ねる場面じゃ、
やっぱり家政婦は見てるし（ﾜﾗ

しかし、どうなるかわかっていてもドキドキする展開が見事でした。
そしてあのパセティクな感じは、きっと雷蔵だけのものでしょう。

あ。
そういえば『刺青』でも、刺青師の山本学が、ことあるごとに
物陰にひそんで、まるで宇津井健のごとく………??!（w